【チェンソーマン】幽霊の悪魔（ゴースト）の能力は？早川アキとのタバコシーンとは？

『チェンソーマン』のゴーストとは一部にて登場する幽霊の悪魔で、公安対魔特異4課に所属するデビルハンターの姫野と契約している悪魔です。姫野は右目を代償とし、ゴーストの右腕の能力を使うことができます。そんな『チェンソーマン』のゴーストについて深堀りをして、紹介します。

作中に置けるチェンソーとは、電動鋸であるチェンソーを指すものであり、本来チェンソーとは木の伐採などに使われる工具ですが、ホラー映画などでは殺人鬼が使う凶器としても知られています。

『チェンソーマン』は、藤本タツキ先生による日本の漫画作品で、週刊少年ジャンプにて絶大な人気を誇っています。２０２２年の10月からはアニメも放送されており、様々な漫画賞を獲得するなど、今やアニメ好きで知らない人はいないほどの大人気作品です。この作品は血や肉塊が飛び散るハードなバトルシーンも多く、衝撃的な展開が特徴なため、ダークファンタジーや、サスペンスホラーに分類されています。

作者である藤本先生も公式インタビューにて、スプラッター映画で知られる原題『ザ・テキサス・チェーンソー・マサカー（悪魔のいけにえ）』から最も影響を受けた作品だと語る作品で、本作でも恐怖は作品における重要な要素となっており、恐怖映画のパロディやオマージュも多く取り入れられてる作品です。

『チェンソーマン』は悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界で、少年デンジは死んだ父親の借金を返すべく、チェンソーの悪魔であるポチタと共に、悪魔を駆除するデビルハンターとして極貧生活をしながら生計を立てていました。しかし借金はいくら働いても減る様子はなく、ごく普通の生活を夢見ながら、叶うはずもない夢と諦めていました。

ある日デンジは仕事の貰い先でもあり、借金先でもあるヤクザに仕事だと呼び出され、行ってみるとそれは全くの嘘であり、ゾンビの悪魔の罠にはめられ殺害されてしまいます。しかしポチタが心臓になることで復活し、チェンソーの悪魔になる能力を手に入れたデンジはその能力を使って周りのヤクザを一掃しました。

そして、現場に駆けつけた公安のデビルハンターであるマキマに導かれるまま、その身を管理されることになります。そして東京の公安本部へ移ったデンジは、マキマの命令で先輩の早川アキと、デンジのバディとして選出された血の魔人であるパワーと同居することとなりました。

公安ではかつて7分の間に110万人を殺したという銃の悪魔の討伐を掲げており、デンジは仲間達と共に様々な敵と戦いを繰り広げ、やがてデンジは悪魔でありながら人々の為に戦い続ける姿が話題を呼び、次第にはヒーローとして扱われることになります。

幽霊の悪魔であるゴーストとは、公安対魔特異4 課であるデビルハンター姫野の契約している悪魔であり、右目を代償とすることで幽霊の悪魔であるゴーストの右手の能力を使うことが可能です。姫野の死後契約が切れた後姫野のバディであった早川アキに殺害され、地獄に堕ちました。その後の動向は不明です。

通常時は幽霊らしく透明ですが、右手を出現させ、拳に付いている口で会話することも可能です。あまり幽霊のイメージではありませんが、怪力が能力の特徴で、作中では握るだけで永遠の悪魔の肉をえぐっています。

姫野が全てを捧げた際は全身が出現し、顔は常に笑顔の髪が長い女性で、首が大量の花になっており、その下は大量の腕で体を支えています。幽霊の悪魔は姫野曰く、自分に恐怖心を持たない相手のことは認識できないのが弱点だということが分かっています。

ここでは『チェンソーマン』の強さや能力について紹介していきます。幽霊の悪魔であるゴーストの能力は、怪力なことで有名ですが、契約していたデヒビルハンターである姫野が早くも死んでしまったこともあり、あまり活躍の場がなく、弱いと思われがちです。

しかし本当に幽霊の悪魔であるゴーストは無能と呼ばれる程弱い悪魔だったのでしょうか。そこで、ここではゴーストが無能だと言われる理由や能力を深堀りして紹介していきます。

幽霊の悪魔と呼ばれるゴーストは、人間が抱く幽霊に対する恐怖心を具現化して描いた悪魔です。全体像は、マーガレットに似ている花で体中が覆われていて、他の契約者が居るためなのか、蜘蛛のように長い手がたくさんあります。髪は長い黒髪で、顔は目と口が弧を描くように縫い合わされているため、微笑むような表情に見えるのが特徴的です。

そして主要となる能力は怪力です。相手に見えることなく、物理で攻撃を受けることもない腕を契約者に貸すことができます。使える腕の力を使い、片手だけでパワーの首をいとも簡単に締めるシーンがありました。代償として全てを捧げると最大限の能力を使うことができるようになります。

姫野は全身を捧げることで最後は一度だけ幽霊の悪魔・ゴーストの全身を召喚して戦うことができましたが、その後は消滅してしまいました。姫野は奥の手は隠してあると発言しています。弱いと言われる幽霊の悪魔・ゴーストですが、まだ詳細不明の隠された能力があるのかもしれません。

悪魔として弱いと言われる幽霊の悪魔・ゴーストですが、23話より後のサムライソードとの戦いではそのイメージを覆しています。姫野とデンジが攻撃で撃たれ、召喚された狐もサムライソードを前に地に伏してしまいました。そんな絶体絶命の中、カースを用いることで、サムライソードを一度倒すことができ、姫野はパワーから治療を受けることになります。

しかし、その場にいつの間にか現れた敵のデビルハンター・沢渡の手によって、サムライソードは復活させられてしまいます。真の力で攻めてくるサムライソードの攻撃によって、早川アキはバランスを崩して倒れますが、デビルハンターのスーツは頑丈に作られているため、即死は免れました。

姫野は血の魔人であるパワーに、自分の治療はいいからアキを助けてほしいと頼みました。しかし、パワーはサムライソードの力を恐れ、自分が彼よりも強くないと判断したため、姫の願いを断ってしまいます。すると、姫野は自身の全てを幽霊の悪魔・ゴーストに捧げる決意をし、幽霊の悪魔・ゴーストの「全て」を使用する権利を得る契約を交わしました。すると、ゴーストはニヤリと笑い、それに応えました。

その時、ついにゴーストの全体像が判明しました。ゴーストは複数の手が足のように使われており、肩のように見える場所には多くの花が咲いています。頭は長髪の黒髪で、目と口は弧を描くように縫い合わされているというなんとも不気味な姿でした。身体の大きさはサムライソードと比べて大きいといえるでしょう。そして、いくつもの腕がサムライソードの身体を攻撃し始めると、その反動なのか姫野の身体がその都度消える現象が起こります。

サムライソードもゴーストに負けずと、ゴーストの腕を攻撃して斬りつけますが、段々と劣勢に変化し、沢渡に助けを求めます。そんな中で姫野はバディである早川アキに、アキくんは死なないでと声をかけました。その声に振り向いて姫野を見つめるアキを見つめながら私が死んだ時に泣いてほしいことを伝えます。

しかし、サムライソードが助けを求めたことで、沢渡が契約している蛇の悪魔が丸呑みの命令を受け、その蛇によってゴーストの身体はほとんど飲み込まれてしまうのでした。これにより、姫野は体が完全に消滅し、死亡してしまいます。そのため、ゴーストはサムライソードよりも弱いのか強いのかという問題については、サムライソードを追い詰める強さはあるので、一概に弱いとは言えないのではないでしょうか。

各所で弱いと言われる幽霊の悪魔ゴーストですが、公安対魔特異4課である姫野は、バディの早川アキを助ける為に、自分の全てを捧げ、ゴーストの全ての能力を使えるようにすることで、サムライソードと戦いました。しかし本当に姫野はゴーストに全てを捧げたのでしょうか。ここでは姫野の死亡シーンや、姫野がゴーストに全てを捧げた理由を深堀りして紹介していきます。

姫野が死亡したシーンがあるのはコミックス3巻の25話にて収録されています。姫野はサムライソードに銃で撃たれ、致命傷を負ってしまいます。事の始まりは姫野のバディであった早川アキとその部下のデンジと、デンジのバディであるパワーと共に中華料理店にてラーメンを食べている場面から始まります。

すると、隣の席のおじさんがそんなまずいラーメンをよく食えるなと話しかけてきました。このおじさんが実はサムライソードであり、デンジがチェンソーマンの力を手に入れた際に殺害したヤクザのおじいさんの孫であったことが判明します。

そしてその恨みを晴らす為もあるのか銃の悪魔がデンジの心臓を欲しがっていると銃を向けて来たのです。その際にデンジは頭を、アキは腕を、姫野は胸を撃たれてしまいます。パワーだけが姫野の影に隠れて銃撃を回避し、反撃します。アキも致命傷ではなかった為臨戦体制に入りますが、振り返った先で姫野が致命傷を負って倒れていたのです。

姫野が倒れたことに動揺するアキでしたが、すぐにパワーに姫野の血を止めるように頼んだ後、釘のような剣を手にし、敵と対峙するのでした。アキは敵の反撃を巧みに交わしながら、釘のような剣を打ち込んでいきます。それを三回打ち込むと、呪いの悪魔の能力が発動し、見事撃破するのでした。

しかし、そこに敵勢力の頭である沢渡が登場し、彼女の謎の能力によってサムライソードは復活してしまいました。アキが再び対峙しますが、本気を出したサムライソードの斬撃にやられてしまいます。それを見ていた姫野は自分が契約しているゴーストの悪魔に助けを求めますが、ゴーストは沢渡を恐れ、それを拒みます。

そこで姫野は自分の全てをゴーストの悪魔に捧げることでゴーストの全ての能力を使わせてもらう契約を交わしたのです。右手だけでは気持ち弱い能力であっても、ゴーストの全てであればそれよりは強い能力を使えると考えての行動でした。そして、アキを助けるためにゴーストはサムライソードに襲い掛かるのでした。

姫野の全てを使ったかいもあり、幽霊の悪魔ゴーストはサムライソードに対し攻勢をかけていきました。しかしそれと同時に姫野の右腕、更に左腕と順に消えていってしまうのでした。このシーンは姫野のアキへの想いがとても溢れていてなんとも切なく悲しいシーンになっております。

姫野の全てを使ったかいもあり、幽霊の悪魔ゴーストはサムライソードに対し攻勢をかけていきました。しかしそれと同時に姫野の右腕、更に左腕と順に消えていってしまうのでした。このシーンは姫野のアキへの想いがとても溢れていてなんとも切なく悲しいシーンになっております。

弱いと言われる幽霊の悪魔であるゴーストですが、姫野はそんな弱いと言われる幽霊の悪魔ゴーストに全てを捧げてまでその能力を使いました。それはサムライソードに殺されそうになってしまった早川アキを助けるためでした。では何故そこまでして早川アキを助けようとしたのでしょうか。それは姫野の過去にあるとされています。

それは姫野のバディは危険と隣り合わせの職業であるデビルハンターであることもあり、悪魔との戦いで命を落とす者も多く、早川アキで六人目だったのです。そのため早川アキが姫野のバディになった際にはこれ以上バディが死ぬことは嫌だからこそ、そう簡単には死なないでと伝えていました。

そして、早川アキとバディになり共に過ごしていく中で、長い付き合いになりそうだからと早川アキに自分の吸っていたタバコを勧めます。最初こそタバコは吸わないと拒んでいた早川アキでしたが、あまりにも姫野が勧める為、一本だけという約束でタバコを受け取りました。そして早川アキはその日から姫野の吸っているタバコを吸い続けるのでした。

そしてそれからは一緒にタバコを吸う二人のシーンが作中でも多く存在するなど、仲の良い様子が伺えました。そんなこともあり、姫野は早川アキに恋心を抱くまでに至ったことを作中でも言う程の仲になっていました。部下であるデンジにどこが好きなのか問われた際には顔と即答する程、早川アキに対する想いが強いことが感じられます。

そのため、早川アキを助けるために全てを捧げることができたのだと考えられます。そして全てを捧げ早川アキを救った際には早川アキに対して、アキくんは生きてねと伝えています。そして誰かが命を落とした際泣くことができる早川アキに対して、自分が死ぬときもアキくんに泣いてほしかったと伝えています。

ここまで『チェンソーマン』に登場している幽霊の悪魔ゴーストが弱いと言われる理由や、姫野の死について紹介してきましたが、ここからは姫野の契約していた悪魔である幽霊の悪魔ゴーストと、姫野のバディであった早川アキと戦うシーンがあります。

そしてそのシーンで幽霊の悪魔であるゴーストは早川アキに一本のタバコを差し出します。そのタバコには英語で気楽に復讐をと書いてありました。そのシーンがいわゆるタバコシーンと呼ばれるものです。ここではそのタバコシーンについても深堀りして紹介していきます。

ゴーストに首を締め上げられ、体を持ち上げられてしまい、沢渡からも殺害の命令を受け絶対絶命な状況下にあった早川アキでしたが、姫野との回想シーンが終わる頃には、四つん這いにはなっていたものの、意識はある状態でした。

そして、アキが前を向くと、アキを手放した幽霊の悪魔であるゴーストは1本だけ細い腕を前に突き出していました。その腕には細い棒状のものが握られています。手が開かれ、そこにあったのは白い1本のタバコでした。

アキがそのタバコを受けとると、そこには気楽に復讐との文字が英語が書いてありました。それを見たアキは武器を持って立ち上がると、ゴーストの手の間をくぐり抜けて行くのでした。その光景と動く気すらも感じられないゴーストに沢渡は驚きを隠せない様子でした。

幽霊の悪魔であるゴーストには目がない為恐怖心を見るのだ生前姫野が言っていたことをアキは思い出したのです。そのため今の早川アキに恐怖心はなくなっていました。そしてそのままゴーストの体を駆け登ると、姫野先輩へ自分ももうすぐ行くと姫野への想いをつぶやきながらゴーストの首を落としたのでした。

その時沢渡は蛇の悪魔の能力を使おうとしましたが、いつの間にか背後にまわっていたコベニが刃物を沢渡の首に当てていたため動けないでいました。そんなコベニにアキがどうして公安に残ったのか聞くとコベニはもうすぐでボーナスが出るからだと応え、ゴースト編は幕を閉じたのでした。

幽霊の悪魔・ゴーストは、姫野が亡くなった後、蛇の悪魔と契約している沢渡アカネに使役されることになりました。そんな幽霊の悪魔・ゴーストが、アカネの敵である早川アキに何故タバコを渡すという行為をしたのでしょうか。その理由は幽霊の悪魔であるゴーストと姫野の契約にあると言われています。その理由を詳しく紹介します。

幽霊の悪魔であるゴーストが、早川アキにタバコを渡してきた理由は、姫野の意識がまだゴーストの中に残っていたからだと考察できます。その根拠は姫野が亡くなった後の行動にあると言われています。姫野は幽霊の悪魔・ゴーストに全てを捧げたことで、サムライソードに猛攻を仕掛け追い詰めました。

しかし蛇の悪魔と契約している沢渡アカネの指示により、蛇の悪魔に幽霊の悪魔であるゴーストは丸呑みにされてしまい、結果姫野の身体は完全に消滅してしまいました。消滅してしまったということはつまり死を現していると考えられています。しかしその後幽霊の悪魔の手が動き、倒れているデンジのスターターロープを引っ張ったのです。

そのことから、実は姫野は幽霊の悪魔・ゴーストに憑依している可能性があるのではないかと考えられています。そのため、その行動はデンジにアキを守らせようとしたのではないかと考察できるのです。姫野は命を落としてしまいましたが、幽霊になったと解釈すると、アキにタバコを渡したのも納得ができるでしょう。

各所で弱いと語られている幽霊の悪魔であるゴーストですが、もし本当にこのような使い方をできているのであれば、そこまで弱いと言われるほどの能力ではないといえるのではないでしょうか。

ここまでチェンソーマンに出てくる幽霊の悪魔であるゴーストが弱いと言われる理由や、姫野と早川アキの関係などを紹介してきましたが、ここでは姫野は実は生きているのではないかと言われる理由や考察について紹介していきます

各所で弱いと言われる幽霊の悪魔であるゴーストですが、その本当の能力はわかっていないものも多く、本当の実力は今わかっているものよりも強いのかもしれません。そんな幽霊の悪魔であるゴーストの能力が姫野の復活にも関係しているのではないかと考えられているようです。ここでは姫野の復活に関する考察を深堀りして紹介していきます。

幽霊の悪魔であるゴーストは、結果的には蛇の悪魔に丸呑みにされてしまい、戦いには敗北してしまいましたが、既に姫野の身体は幽霊の悪魔と最大限まで契約をしたため、全て消滅してしまい、その場には衣服と眼帯のみが残されていたのでした。

そのことから誰がどう見ても姫野の死は明らかなものに思いますが、遺体が無かったために、姫野はまだ生きていると生存説を信じる声もあるのだそうです。しかし、『チェンソーマン』の作品においての悪魔との契約は何よりも重いため、幽霊の悪魔に対して自分の身体を全部捧げると契約した姫野は、間違いなく喰われてしまっていると言えます。

幽霊の悪魔であるゴーストは、『チェンソーマン』の世界では弱いと言われがちですが、悪魔は悪魔なのでそういう場面を見ると安易に弱いとは言えないのではないでしょうか。

姫野が生きているのではないかという考察で次に言われているのが、姫野は生まれ変わっているのではないかという考察です。この考察がされている理由としては、『チェンソーマン』の世界では、悪魔が人間の体を利用して生き返っているということがある為このような考察がされています。

しかし、この考察においても、生まれ変わることができるのは悪魔であるから可能なのであって、人間が悪魔を利用して生まれ変わることができるのかについては考察の域を超えてはいません。

そして人間である姫野は生まれ変わって復活するのではないかという考察もされているようです。しかしこちらの姫野復活説についても、人間である姫野が生まれ変わることはないという意見もあり、可能性としては低いのではないかと言われています。

では姫野の復活はあるのでしょうか。現在の情報からすると姫野が復活する可能性はないと言えます。その理由として姫野は戦闘能力を悪魔に依存していただけの、ただの人間であり、悪魔のような復活する理由や目的が全く存在しない為です。『チェンソーマン』の作中では、命に対する価値観が非常にシビアに描かれているため、キャラクター補正や、主人公補正といったものが全く働かない世界になっています。

そのため姫野が復活することはないと言えるでしょう。ただ、『チェンソーマン』の第二部などで幽霊の悪魔ゴーストが復活することがあった時、姫野の面影があるという可能性はあるのではないかとも言われているようです。そのため、この先の展開にもまだまだ目が離せないと言えるでしょう。

ここまで姫野の死後についてや復活説を紹介してきましたが、ここからは姫野のこれまでの活躍や、性格についても紹介していきます。姫野はこれまでの情報からもとても強く仲間想いな様子が伺えますが、どのような活躍があったのでしょうか。ここでは早川アキとの関係についても紹介していきます。

ここでは場面ごとに姫野の活躍をまとめて紹介していきます。姫野は公安対魔特異4課として、これまで様々な活躍をしています。そして姫野はこれまでに5人ものバディをデビルハンターとしての任務で亡くしています。そのためバディが死ぬということをとても恐れているという心の優しい一面も持っている女性です。そんな姫野の活躍をまとめています。

姫野の師匠である岸辺の紹介で、早川アキとバディを組むことになりました。姫野はこれまでに五人もバディをデビルハンターの任務で亡くしており、口癖のようにアキくんは死なないでと伝えていました。そして、長い付き合いになりそうだからと早川アキにタバコを勧めた張本人でもあります。

そして、早川アキと共に対魔2課に所属しており、対魔特異4課に所属することになったようです。ちなみに姫野の歴代のバディについては19話にて、佐原、木ノ内、昂、佐々木と名前のみ明かされていますが、早川アキが六人目ということなので、名前が明かされてはいませんがもう一人いたということがわかります。そして、姫野はバディが死ぬことでその遺族や恋人に逆恨みをされてしまうことも多々あったと作中で語っています。
　

デビルハンターの任務にて、森野ホテルを探索中、8階に閉じ込められてしまった対魔特異4課一行。新人の荒井とコベニが徐々に精神を壊していく中、姫野は至って平然とした態度でいました。

敵相手である永遠の悪魔にデンジを殺して差し出せば残りのメンバーは無事に解放するという契約を提案してきましたが、バディである早川アキがその提案を受けないと言うとそれに同調して契約を受けない派にまわります。

しかしアキがどうしようもなくなったら刀を使うと言うと、考えを一転し、そうなったらデンジを殺して永遠の悪魔との契約を受ける派にまわるなど、何よりも早川アキが大事であるという様子を見せたのでした。コベニや荒井の恐怖心により、永遠の悪魔が巨大化してしまい、ついに早川アキは刀を使うことを選ぼうとします。

すると、姫野は幽霊の悪魔ゴーストの能力を使い、早川アキを拘束することで刀を使おうとすることを止めました。そうしている間に荒井がデンジを取り捕まえ、コベニの殺意によって包丁が振り下ろされました。しかし、危機に陥ったデンジを救ったのは、ゴーストの拘束を振り払った早川アキでしたが、デンジを守って脇腹を刺されてしまいます。
 

姫野はアキの脇腹から垂れる血を見て死を連想させてしまい、取り乱してしまいました。すると、遂にデンジは永遠の悪魔の中に飛び込む決意を固めます。デンジはチェンソーマンの姿になることで永遠の悪魔を斬りつづけることで、

永遠の悪魔が死にたくなるまで痛めつけることで自殺をさせるという戦法をとったのです。それを見た姫野もゴーストの右手の能力を使い、デンジをサポートし、無事に永遠の悪魔を討伐することに成功しました。

姫野とそのバディである早川アキ、その部下であるデンジとデンジのバディであるパワーの四人で中華料理店にて昼食をとっていると、突如として銃撃に遭ってしまい、姫野は胸部を撃たれてしまいました。早川アキの命令によってパワーが姫野の止血をするものの、姫野はもう自分が助からないことを悟ります。

そして姫野は自身が契約をしている幽霊の悪魔ゴーストに自分の全てを捧げることで幽霊の悪魔ゴーストの能力全てを使い、サムライソードに戦いを挑みます。しかし、襲撃犯の一人である沢渡アカネの契約する蛇の悪魔によって幽霊の悪魔ゴーストのほとんどを丸呑みされてしまい、消えてしまうのでした。

そして、幽霊の悪魔ゴーストと連動するような形で幽霊の悪魔ゴーストに全てを捧げた姫野も早川アキの目の前で消えてしまいました。

姫野の性格について紹介していきます。姫野の性格の特徴としてはスキンシップが多いことです。男女性別問わず、距離が近く、スキンシップが多いのが特徴です。作中でも、他の登場人物と密着している様子が多く描写されています。森野ホテルへの出勤の際にも、部下である東山コベニの肩を抱き胸を触っている描写もあります。

戦闘以外では、天真爛漫で自由奔放なキャラクターということが分かるでしょう。飲み会の席では後輩にエロい言動で絡み、からかうという場面も印象的です。普段からスキンシップの多い姫野ですが、お酒の席では心の距離も近くなってしまうようです。そして姫野はバディである早川アキを一途に想っているようです。その一方でアキは上司であるマキマのことが好きなようです。

共に修羅場を抜けてきたバディという関係以外に、格好よくて、真面目で優しい一人の男性として好意を抱いている様子が作中でも伺えます。姫野は早川アキに危険と隣り合わせなデビルハンターを辞めてほしいと思っていますが、自分一人ではどうすることもできずにいるという状況なようです。

永遠の悪魔との戦闘では、力を使うかわりに寿命が縮む能力を早川アキが使おうとするのを止め、それを使うぐらいならデンジが代わりに死んでほしいと頼ま場面もありました。そして姫野は酔うとキス魔になるという一面もあります。

公安対魔4課の中でも一段と明るい姫野ですが、酒癖が非常に悪いです。酒を飲むとテンションが上がり、クレイジーだと思われる言動もしばしば見られています。飲み会の席では新人が殉職したと聞くと、いきなり大声で念仏を唱え出すという場面もありました。

ここまで幽霊の悪魔ゴーストの能力や、契約者である姫野のの性格などを紹介してきましたが、ここからは幽霊の悪魔ゴーストに関する評価や感想をまとめましたのでそれを紹介していきます。

幽霊の悪魔ゴーストのキャラクターデザインは独特な見た目をしています。幽霊の悪魔ゴーストには足がなく、足の代わりに、たくさんの腕で体を支えており、胴体の部分はたくさんの花で覆われています。この花は亡くなった人への手向けの花を現しているように見えます。そしてこの幽霊の悪魔ゴーストの顔が笑顔のように見える為、恐ろしさを感じると共に切なくなる見た目をしています。

サムライソードとの戦いにて、早川アキが危機的状況に陥った際、姫野は幽霊の悪魔ゴーストに自身の全てを捧げることで幽霊の悪魔ゴーストの全ての能力を使い、サムライソードを追い詰めるシーン。姫野の願いを聞き入れた際、幽霊の悪魔ゴーストの手の口の表情の変化が記憶に残ったという方も多いのではないでしょうか。無数の手が相手に襲い掛かるシーンのアクションアニメーションはとても素晴らしいものでした。
 

『チェンソーマン』に登場する幽霊の悪魔ゴーストが、早川アキに一本のタバコを差し出すシーン。この場面はバディである早川アキを救う為、自身の全てを幽霊の悪魔ゴーストに差し出した姫野の強いが具現化した形だと言われています。

その後の一面花の道を歩く場面にしても、黄泉の国のような演出が映画のようだと言われています。そのことからも、少年ジャンプに於いて藤本タツキは唯一無二の漫画家だと言えるでしょう。

この記事では、『チェンソーマン』にて登場する幽霊の悪魔ゴーストの能力や、早川アキとのタバコシーンについての紹介をしてきました。姫野は天真爛漫でクレイジーな一面もありますが、早川アキに対する想いの強さや信念の強さもあることがわかりました。この記事で姫野や幽霊の悪魔ゴーストに興味を持って頂けた方は『チェンソーマン』の漫画やアニメもチェックしてみてください。