【リコリス・リコイル】ミカはDAの元訓練教官!吉松との関係や足の怪我の秘密とは?

リコリス・リコイルの中で、喫茶リコリコの店主として登場するのがミカです。元DAの訓練教官でもあり、主人公である千束(ちとせ)にとっては父親的な存在でもある黒人男性キャラクターです。この記事では、リコリス・リコイルのミカについて、リコリス・リコイル作中でも意味深な吉松との関係や足の秘密、リコリス・リコイルにおける声優情報などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【リコリス・リコイル】ミカはDAの元訓練教官!吉松との関係や足の怪我の秘密とは?のイメージ

目次

  1. リコリス・リコイルのミカとは?
  2. リコリス・リコイルのミカはDAの元訓練教官!活躍を紹介
  3. リコリス・リコイルのミカと吉松シンジの関係
  4. リコリス・リコイルのミカの足の怪我の秘密や能力
  5. リコリス・リコイルのミカと関係するその他キャラ
  6. リコリス・リコイルのミカのアニメ声優
  7. リコリス・リコイルのミカに関する感想や評価
  8. リコリス・リコイルのミカまとめ

リコリス・リコイルのミカとは?

リコリス・リコイル作中において、千束(ちとせ)を支える存在として登場するのがミカです。この記事では、ミカについてまとめて紹介していきます。

リコリス・リコイル(リコリコ)の作品情報

リコリス・リコイル(リコリコ)の概要

ミカが活躍するリコリス・リコイル(通称リコリコ)は、2022年7月から1クールのアニメとして放送された原作を持たないオリジナルアニメです。製作は2005年に作られ、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』『僕だけがいない街』『86-エイティシックス-』『ヲタクに恋は難しい』などのアニメ化を担当したことで知られる、株式会社A-1Picturesの作品になっています。

監督を足立慎吾さん、原案をアサウラさん、キャラクターデザインをいみぎむるさんが手掛けています。リコリス・リコイル(リコリコ)は、オリジナルアニメとして製作がスタートしています。しかし、アニメ放送から高い人気を獲得し、メディアミックス展開も積極的に行われています。漫画化や小説化、世界観を生かした演劇化、カードゲーム化など幅広いメディア展開が見られる作品です。

リコリス・リコイル(リコリコ)のあらすじ

世界一の治安の良さで知られる日本、その治安の良さの裏には一般市民は知らない秘密の治安維持組織『DA』の存在がありました。DAのエージェントであったたきなは、命令違反を理由に本部から左遷されることになります。彼女の左遷先、喫茶リコリコには看板娘として知られ歴代最強のリコリスと呼ばれる、錦木千束がいました。物語の舞台となる喫茶リコリコの店主として登場したのが、この記事で紹介するミカです。

ミカのプロフィール

ミカは、喫茶リコリコの店主として登場する黒人男性です。見た目は褐色の肌に縮毛を長く垂らししており、口ひげも生やした温和な風防が特徴的です。主人公である千束(ちとせ)にとっては父親的な存在であり、DAの元訓練教官です。現在は喫茶リコリコの店主をしながら、DAからの仕事を千束(ちとせ)にこなさせる現場指揮官としての側面も持っているキャラクターです。

長らく喫茶リコリコの店主をしているため、コーヒーを入れるのが得意になっています。また、少しでもお店を流行らせるためにスイーツ作りにも精を出すなど、喫茶店の店主としても活躍するキャラクターになっています。その他、明らかになっているプロフィールとしては、年齢は48歳で誕生日は7月13日、血液型はO型であることが明らかになっています。

オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」公式サイト

リコリス・リコイルのミカはDAの元訓練教官!活躍を紹介

活躍①DAからのスカウトを受けて訓練教官になる

ミカは、元々どこかの国の警備会社で裏仕事を担う部署で働いていました。警備会社とはいいつつも実態は民間軍事会社に近かったと考えられており、後のサイレント・ジンをパートナーにして仕事をしていました。余談ですが、この時期にできた人脈を現在でも利用しているような場面もあります。

ある時、DAからスカウトを受ける形で日本に来日し、訓練教官として指導に当たるようになります。当初こそリコリス達に対する入れ込みは薄かったものの、孤児の少女達を引き取り育てる形式に少しずつ入れ込むようになります。訓練教官としても優秀だったのか、教え子だった千束とは親子のような関係になっている以外にもフキにも近況を気にされたりしています。

活躍②喫茶店リコリコのマスターになる

その後、詳しい経緯は不明ながらもDAの訓練教官を辞めて、「半分以上千束(ちとせ)のため」として千束を共に喫茶リコリコを立ち上げることになります。喫茶リコリコはDAにとっては、左遷先として扱われている支部であることを理解しながらも腐らずに仕事をしています。

喫茶リコリコの設立自体も、当初はDAにも許されたものではなかったようで、刺客部隊を差し向けられるなどした過去があります。最終的には、ミカがDAの司令官である楠木と交渉し、支部の端くれとして認められた組織です。交渉の末か、リコリスである千束の援助という形で、喫茶リコリコの活動資金も得ています。普段は喫茶店として営業しながらも、必要に応じてリコリスとしても動くことになります。

ミカの訓練教官としての信用と千束(ちとせ)の実力で、存続が許されている組織だったのです。その後、平然とDAを非難するミズキを加えて3人で営業していました。そして、リコリス・リコイル作中で左遷される形でたきなが加わり、護衛依頼からの匿う形でクルミが加わることになったのです。5人になってからも、時折DAから寄せられる依頼に応える形で仕事をしています。

千束の実力から頼られてはいますが、元々DAが秘密主義ということも相まって、仕事に関わる情報であっても教えられないなどする側面も持っています。実際、リコリス・リコイル作中では1話で描かれた銃取引の際に、本部がハッキングを受けたことを喫茶リコリコ側は長らく知らされていませんでした。ミカ達もそこはある程度諦めていたりもしますが、本来あるべき本部と支部の関係にはない状態になっています。

活躍③旅立ち

喫茶リコリコの常連の1人としてお店に訪れていたのが、吉松です。吉松はアラン機関のメンバーであり、千束(ちとせ)をミカに託した存在でもありました。しかし、吉松が見込んだ殺しの才能を活かそうとしない千束に、様々な画策をすることになります。その結果として、千束はアラン機関から支援された人工心臓を故障させられてしまい、残りの寿命が2ヶ月となってしまうのでした。

自身の寿命のことを知った千束(ちとせ)は、身辺整理を始めます。たきなは、千束の人工心臓の情報を求めてDA本部に復帰していき、ミズキとクルミも千束に促される形で日本国外に旅立っていくのです。そうして残ったのが、千束とミカだけでした。喫茶リコリコの閉店準備を進める中、ミカは千束に晴れ着を渡してこれまで隠していたことを伝えます。

ミカは吉松と旧知の仲であり、千束を託された際に『千束の殺しの才能を開花させる』という約束を交わしていていました。しかし、千束が吉松に救われたことで不殺主義を唱え、それを自身の希望としていることを知ります。本当のことを言えなくなり、板挟みになっていたことなどを明かしました。懺悔するように伝えたミカに対し、千束は自身に道を選ばせてくれたことを感謝し、ミカと吉松こそ自身の父親であると語るのでした。

その頃、東京では真島による大規模なテロが発生していました。そして、千束は真島の仲間であるロボ太から吉松の拉致を知らされ、邪魔をしないように脅迫電話を受けることになったのです。そこで千束は、ミカの思いを聞いた上で、吉松からも直接話を聞きたいとして吉松救助に向けて動くことを決意します。ミカは最後まで支えるべく戦場へと向かうのでした。

活躍④新しい人工心臓と未来

千束は、真島をなんとか退けて吉松を救出します。吉松は千束が生き残るための心臓は、吉松自身が装着していることを伝え自ら勝ち取るように言うのですが、これを千束は拒否するのでした。最後まで非殺主義を辞めない千束に絶望した吉松は、部下の姫蒲に支えられながらその場を去ろうとします。そこに姿を見せたのがミカでした。

ミカは、姫蒲を造作もなくあしらうと吉松に拳銃を向けます。ミカは吉松との真の別れを悟り、吉松を撃ち殺すと人工心臓を奪っていきます。しかし、これ自体は吉松自身が望んでいたことでもありました。吉松は千束宛のメッセージカードを残していたのです。そのメッセージカードには、「自分の死が君の新しい人生の始まりだ」という内容が書かれていました。

その内容を確認したミカはこの手紙を処分すると、千束には「吉松の傷はフェイクであり、実はアタッシュケースの中に心臓は入っていた」と伝えて千束に手術を受けさせるのでした。これにより千束は生存し、新しい未来を手に入れることになったのでした。その後は、千束の思いつきに従って喫茶リコリコの面々でハワイに渡り、移動販売車形式の喫茶リコリコを再開しています。さらに現地でも、リコリスとしての仕事も受けていたりします。

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リコリス・リコイルのミカと吉松シンジの関係

吉松シンジのプロフィール

ここまで紹介したように、ミカというキャラクターに大きく関わりを持っているのが吉松シンジです。吉松シンジはアラン機関のメンバーであり、ウォールナットやロボ太、真島などを動かすなどリコリス・リコイル作中の黒幕といえる存在です。明るい髪色と柔らかく丁寧な喋り方は、品のあるミステリアスな雰囲気を醸し出すキャラクターになっています。

ロボ太や真島に指示を出し、黒幕として暗躍します。しかし、本来はアラン機関に禁止されている「支援した者への接触」のルールを破ってまで、喫茶リコリコに客として来訪しています。千束(ちとせ)にも「吉さん」と呼ばれて、常連客として認知されるなど、どこか掴みどころのない性格をしています。

ミカと吉松シンジの関係

ミカと吉松シンジは、吉松がDAに在籍していた当時の千束を見出したことをきっかけに知り合います。2人の関係は一時、公私共にお互いにとって唯一無二ともいえる関係にまでなっていました。しかし、アラン機関として千束を支援したことで、接触禁止のルールから吉松がミカの元を去っていったのです。旧知の仲であることは変わっておらず、リコリス・リコイル作中でもお客として喫茶リコリコを訪れたり夜のバーで会っていたりします。

ちなみに、ミカと吉松シンジは共に男性ですが、描写から同性愛者だった可能性も示唆されています。しかし、2人を繋いだ千束への考えの違いから、最終的には決別することになりました。足の怪我がフェイクであることは、吉松にも最後に相対するまで知らせていませんでした。余談ですが、吉松の方もミカと深い関係を構築しながらも、どちらかといえばそれを利用していた節もあります。

ミカと吉松の千束に対しての思い

千束はミカのことを本当の父のように思っていますが、もう1人の父として認識していたのが命の恩人である吉松でした。千束に対し、ミカと吉松も「私達2人の娘」として認識していますが、2人の親としての千束への接し方には明確な違いがあります。それは吉松が基本的に真実しか言わないのに対し、ミカは必要であれば千束に対しても嘘をつくことです。

また、吉松はどちらかといえば自分の理想を千束に押し付けているタイプであるのに対し、ミカは千束の思いを優先して考えるなどの違いがあります。これらの考え方の違いが、結果的に両者が仲違いするきっかけになっています。ただ、ミカも吉松もお互いの考えを尊重はしており、ミカは最後に吉松を撃ち殺す際にも涙を流しながら発砲していました。

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リコリス・リコイルのミカの足の怪我の秘密や能力

ミカの足の怪我の秘密

ミカの大きな特徴の1つが、足が悪く杖を付いていることにあります。そのため、リコリスの仕事をサポートする際も運転や動かなくて良い狙撃、監視などを担当しています。足に負担のかからない範囲内で、できることをサポートする形を取っています。しかし、実はこの足の怪我自体がフェイクであったことが、最終回にネタバレされています。

最終回にて、ミカは吉松と相対し姫蒲と交戦した際に明らかにしました。これには、旧知の仲であった吉松も驚いたほどです。実際の所、足の怪我の秘密が描写されたのはこのシーンと、その後にクルミに指摘された時だけです。そのためm実際の所は全く足は悪くないのか、怪我は本当であるものの、一定時間であれば本気を出せる程度の後遺症なのかは不明であるとされています。

ミカが足の怪我を演じ続けている理由

ミカが、なぜ足の怪我を演じるようになったのか、リコリス・リコイル作中では明らかになっていません。しかし、ファンの間でミカが足の怪我を演じ始めた理由は、「DAの訓練教官を辞めて千束を共にいるためだったのではないか」とも考察されています。秘密組織であるDAに足の怪我がウソだとバレれば、訓練教官として引き戻される可能性があるでしょう。そのため、足の怪我を演じ続けていたのではないかとされているのです。

それならば、喫茶リコリコにいる間は隠す必要はない可能性もあります。しかし、実際ウォールナット救出作戦でもそうだったように、千束には演技はさせられません。また、不意に訪ねられた場合などに備えて、「普段から足の怪我をしていることにしていたのではないか」と考察されています。

また、最終話において千束の延命が成功した後も、足の怪我について明かさない理由を考察しましょう。その理由として、吉松を殺したことを悟られないためではないかとも考察されています。クルミ以外は足の怪我の真実に気づいていないため、足の悪いミカが吉松を殺したとは考えづらくするためなのではないかとされているのです。

最終的に分かり合うことはできなかったとはいえ、千束にとって吉松は命の恩人であり、もう1人の父親であることに変わりはありません。ミカが嘘を付く場合、基本的には周囲、特に千束を悲しませないためが多いでしょう。吉松の命を奪ったとはせず、行方不明にしておくことが千束にとってよいことだと、判断したのではないかとも考察されています。

ミカの能力や実力

現在は第一線を退いているミカですが、元々は警備会社で実戦経験を豊富に積んだベテランで、その実力は非常に高いです。千束や真島のような特筆するべき能力を持っているわけではありませんが、長年の経験がそのまま生きているタイプです。上記でも紹介したように、普段は足を怪我して見せて実力は隠していますが、知識や技術は健在であることを示すシーンもあります。

足の怪我がフェイクであると明かした姫蒲との戦闘シーンでは、蹴りとショットガンを立て続けに食らわせて無力化するなどしています。姫蒲は、ファーストリコリスと遜色ない戦闘能力を持っていることが明らかになっています。ミカは必然的にファーストリコリスと同等か、それ以上の戦闘能力を持っているキャラクターであるといえるのです。

リコリス・リコイルのストーリー原案を担当したアサウラさんいわく、現役時代には「イケイケの戦争屋さん」だったという過去も持っていることが明らかにされています。銃火器の扱いにも幅広く精通しているようで、リコリス・リコイル作中だけでも1話でレミントンM700、7話にて1911、最終回となる13話にてケルテックKSGを使用しています。

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リコリス・リコイルのミカと関係するその他キャラ

関係するキャラ①錦木千束

ミカと親子のような関係でありつつも、ミカを様々な意味で悩ませるキャラクターが錦木千束です。歴代最強といわれるファーストリコリスであり、喫茶リコリコの看板娘でもあります。DAの訓練教官をしていた頃からの教え子であり、千束の殺しの才能を信じて支援した吉松から「自分とミカのつながりの証」として託された存在でもありました。

吉松の願いをよそに、救われた命から「不殺主義」を貫き、それをサポートしていました。しかし、同時に吉松からの願いを叶えられず、真実を告げないことに恐れを抱いていました。最終的には、千束の思いをしっかりと受け止めています。長年成長を見守ってきただけあって本当の娘のように扱っており、喫茶リコリコの閉店話が出た時には彼女に晴れ着を着せるなどしています。

関係するキャラ②井ノ上たきな

千束と共に喫茶リコリコを支えるリコリスとして、面倒を見ることになったのが井ノ上たきなです。年長者という立場からアドバイスをしようとは試みるものの、真面目で融通の利かないたきなに頭を抱えることが多くなっています。元々そこまで口数が多い方ではないミカは、たきなに適切な言葉でアドバイスをすることができず、後になって後悔するのが1つの流れになっています。

関係するキャラ③中原ミズキ

喫茶リコリコの店主と従業員という関係にあるのが、中原ミズキです。ダラけ癖のあるミズキを注意することも多い一方で、足が悪いミカに変わって店が混み合った場合には積極的に動くなどしています。また、喫茶リコリコにおいて唯一大人同士の関係性でもあるため、時折晩酌がてら2人で語らうようなシーンも見られました。

ミズキの「DAは気持ち悪い組織だ」という意見を否定も肯定もせずに、一つの意見として受け入れるなど大人同士故の関係性も多いです。また、足が悪く移動には難のあるミカに変わってDAの仕事では、動く必要のある仕事を何でも屋的サポーターとして活躍してもらうことも多くなっています。その範囲は非常に広く、ヘリコプターすらも操縦するなどしていました。

関係するキャラ④サイレント・ジン

DAの訓練教官になる前は、とある国の警備会社にいたミカですが、その時の相棒的な存在だったのが現在のサイレント・ジンです。サイレント・ジンも警備会社を退職しており、現在はフリーの殺し屋をしています。リコリス・リコイル本編では、依頼を受けた暗殺のターゲットである松下を殺す側と護衛依頼を受けて、松下を守る側として再会することになります。その後は、喫茶リコリコにも何度か顔を出しているシーンがありました。

元々、5年程相棒的な関係にあったミカでも聞いたことがない程に口数が少なく、それが「サイレント・ジン」という異名にも繋がっています。しかし、喫茶リコリコに来店した際には、ミカの質問に口数多めに答えるなどしています。ミカに対しては友情も感じていたようで、ミカが足を悪くしているのを気にかける場面も描かれています。

関係するキャラ⑤クルミ

最初は護衛対象として出会い、その後は喫茶リコリコで匿う形になったのがクルミです。ミカは卓越した知見で物事を見るクルミのことを一目置いているような言動が多く、時折敢えてクルミではなく「天下のウォールナット」と呼ぶなどしています。実際に、リコリスとしての仕事を受ける際には、クルミに指示を任せているシーンもあるほどです。

その一方で、喫茶リコリコで開催されるボードゲーム大会に参加する姿には、見た目通りで年相応な印象も感じています。「リアルで人と触れ合いながら遊ぶアナログゲームのほうが彼女にとって特別に感じるんだろう」と、感性の違いを感じ取る様子なども描かれています。

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リコリス・リコイルのミカのアニメ声優

さかき孝輔のプロフィール

アニメリコリス・リコイルにおいて、ミカ役の声優を担当したのが、さかき孝輔さんです。元々は俳優として舞台やテレビ、映画などで活躍していましたが、声優としては吹き替え声優としても活動していました。吹き替え声優として数多の作品に出演していましたが、主にヴィニー・ジョーンズさんやレイ・リオッタさんの吹き替えを持ち役としていました。2014年頃から、アニメ声優としても活躍するようになります。

アニメ声優としては傍役の壮年~老年の男性キャラを演じることが多く、リコリス・リコイルのミカ役のような主要といえるキャラはリコリス・リコイルが初でした。ちなみに、リコリス・リコイルで演じたミカについてはインタビューにおいて、「娘たちに突っ込まれる昭和のお父さん像」と「母性のような包容力」を併せ持ったキャラクターであると捉えていることを明かしています。

さかき孝輔の主な出演作品や演じたキャラ

さかき孝輔さんが、これまでに声優として演じてきたアニメキャラクターとしては、『ルパン三世PART6』のセリム役、『デュエル・マスターズ!!』のオケツ団長役、『メガロボクス』のゲットー蜂矢役他、『アイドルメモリーズ』の片岡宗一郎役、『トリアージX』の麻生伸一役、『バジリスク~桜花忍法帖~』の諸雪枯葉役、『波よ聞いてくれ』の鼓田信役などを演じています。

吹き替え声優としても幅広い作品に出演しており、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』『ブラックアダム』などのDCエクステンデッド・ユニバース作品、『デアデビル』『ルーク・ケイジ』などのMarvelドラマシリーズ作品、『トランスフォーマー/最後の騎士王』『ドラキュラZERO』『バトルフロント』などに吹き替え声優として出演しています。

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リコリス・リコイルのミカに関する感想や評価

ここからは、既にリコリス・リコイルを視聴した人のミカに関しての感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。ミカは、リコリス・リコイルの主要なキャラクターの中で数少ない男性キャラクターですが、「キャラクターデザインが非常によい」という声が多くなっています。女の子が圧倒的に多い作品にいて、邪魔にならない男性キャラクターになっているのがよいとする声が多いです。

その上に、黒人男性でありながら普段の喫茶リコリコでは和装をしていたり、吉松と会うシーンではビシッとジャケットで決めていたりします。要所要所でギャップを見せるため、「程よくインパクトを残してくれた」とする声も多くなっています。

リコリス・リコイルは、基本的に女の子が目立つ百合アニメなだけに、「ミカと吉松の関係の匂わせには驚いた」という声も多くなっています。2人ともが大人の男性の色気があるキャラクターだっただけに、そういう関係が描かれたことに「驚いた」とする感想も多くなっています。リコリス・リコイル作中でもそう描かれていたように、楠木司令官との関係性が深いと考えていたファンもいたため、その関係性には驚いたとする感想も多いです。

そして、ミカと吉松の関係性が深いと描かれれば描かれる程、足が悪いとフェイクを入れていたことにも驚いたとする声も多くなっています。ミカのプロフェッショナルさを示すものでもあり、「例え吉松のように深い関係があるものに対して、気づかれなかったのは凄い」とする声も多くなっています。

また、ミカは特に吉松と千束との関係性が深く描かれていただけに、両者の思いの板挟みになっています。「もっとそういう場面を強く押し出して欲しかった」とする声も見られます。吉松が客として喫茶リコリコを来店した際にも、思い悩んでいる様子は見せておらず、「悩みを吐露するシーンが唐突に見えた」という声もあるためです。

千束と吉松の板挟みという立ち位置こそが、ミカの存在意義だったのではないのかという捉え方をした視聴者もいます。「少しの表情や仕草などからでも感じさせるものが、もっと欲しかった」とする声もあります。主要なキャラクターではありながらも、スポットの当たり方が局所的だったため、そういった意味では「不遇なキャラクターだった」という声もある程です。

「シリアスパートではどうしても不遇だった」とする声もある一方で、喫茶リコリコでの日常パートでは「ハードボイルドでカッコいい」とする声も多くあがりました。「喫茶リコリコに通ってみたい」という声もある程になっています。「黒人男性でありながら、和服を着こなしている所がよい」という声も多いです。リコリス・リコイル作中でも触れられている、「ミカのコーヒーを飲んでみたい」とする声も見られます。

アニメリコリス・リコイルにおいて、ミカ役の声優を担当したさかき孝輔さんに関しては、非常に好評な感想が多くなっています。さかき孝輔さんは、普段あまり多くのアニメに声優として出演しているわけではないだけに、アニメを中心に視聴している人にとっては聞き馴染みこそない声優だったとされています。しかし、さかき孝輔の声質は、「ミカのキャラクター性に見事にハマっていた」という声が多いです。

千束に気持ちを吐露するシーンは、特に「声優がさかき孝輔さんで良かった」と言われる名シーンになっています。普段は落ち着いた男性キャラクターなだけに、感情が籠もった名演技だったとする声も多いです。リコリス・リコイルは原作を持たない作品のため、声優のイメージの先入観がないこともあり、「ミカの声優がさかき孝輔さんで良かった」とする声も多いです。

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リコリス・リコイルのミカまとめ

リコリス・リコイルのミカは落ち着いた雰囲気の黒人男性で、主人公である千束にとっては父親のような存在です。問題児が多い喫茶リコリコをしっかり支えていて、父性と母性を兼ね備えたキャラクターであるともいわれています。足の怪我で最前線からは退きながらもその実力は折り紙付きで、足の怪我も嘘であったことが明らかになるなど、衝撃も多かったキャラクターになっています。

また、女の子が多いリコリス・リコイルにおいて、吉松と共にハードボイルドな雰囲気を醸し出したのもポイントでしょう。同性愛者的な関係にまで至っていたことも示唆されるなど、強い個性を持ったキャラクターになっています。声優を務めたさかき孝輔さんも名演技といわれ、より人気が上がっているキャラクターです。まだリコリス・リコイルを視聴していない人は、ミカに注目しながら視聴することをおすすめします。

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