リコリス・リコイルは原作漫画がないオリジナルアニメ？コミカライズ版や小説情報を紹介

「リコリコ」の公式略称で親しまれている「リコリス・リコイル」は、2022年に放映されたテレビアニメの中でも高評価されているといわれています。同作品のファンの間で関心事になっているのは、原作作品の有無だとのことです。この記事では、「リコリス・リコイル」の原作について考察します。同作品の原作者や、原作漫画と原作小説の有無について、更に最終回あらすじなどを取り上げていきますのでご覧ください。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、BS11やTOKYO MXなどの衛星放送と地上波で、2022年7月から同年9月まで放映されました。2022年11月現在、Prime Videoやdアニメストア、更にNetflixなど多くの動画配信サービスで観ることができます（有料）。また、同作品はブルーレイとDVD化されていることでも知られています。円盤は現在まで3巻まで発売中で、今後2023年2月までに全6巻が発売される予定です。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」の舞台は現代日本で、東京を中心に描いています。同作品における日本は、世界一の治安の良さで高評価されており、それに貢献しているのが「Direct Attack（DA）」と呼ばれる治安維持組織でした。「DA」の存在は一般市民には極秘とされており、同組織は「リコリス」という少女暗殺者たちを多数養成して送り込んでいるのです。リコリスが犯罪者を暗殺することで、治安が守られているのでした。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、ガンアクションを主体にしながら、百合要素がほのかに散りばめられた世界観とストーリーで人気があるとのことです。また、同作品のファンは、最初に誰が原作者なのかについて関心を持っていたといわれています。この章では、「リコリス・リコイル」の原作者について調査していきます。併せて、同作品の漫画版や小説版にもスポットを当てていきます。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、原作漫画や原作小説の存在しないオリジナルテレビアニメ作品です。近年、オリジナルテレビアニメは珍しいといわれており、近い年代に放映された同形式の作品に「オッドタクシー」があります。同作品の原作者に名を連ねているのは、Spider Lilyです。彼岸花の英訳であるこの単語は、原作者そのものを表しているのではなく、「リコリス・リコイル」という作品のモチーフだといわれています。

それでは、同作品の原作者は誰なのでしょうか？その答えがスタッフロールにあるのではないかと推察されていて、原案者にアサウラの名前があります。アサウラはライトノベル執筆を中心に活躍している小説家で、「ベン・トー」や「デスニードラウンド」などがヒット作です。また、「異端狩り」などの漫画原作を行っているので、実質的な「リコリス・リコイル」の原作者はアサウラではないかと推察されているのです。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」が、原作者のいるオリジナルテレビアニメ作品であることが判明しました。同作品はいくつかのメディアミックスが行われて、人気と知名度を高めているといわれています。同作品の漫画版は2種類あり、そのうちの一つがコミカライズ版です。コミカライズ版は原作者がSpider Lily表記で、作画を備前やすのりが担当しています。月刊コミックフラッパー2022年10月号より連載がスタートしました。

コミカライズ版は連載が始まって間もないので、コミックスは未発売であり刊行情報が注目されているとのことです。もう一つの漫画版は、スピンオフ作品「リコリス・リコイル リコレクト」です。原作は、コミカライズ版と同じくSpider Lilyで、作画は阿部かなりが担当しています。スピンオフ漫画の内容は、錦木千束と井ノ上たきなの喫茶リコリコにおける日常生活が描かれています。こちらはComic Walkerに連載中で未単行本化です。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」の小説版は、「リコリス・リコイル Ordinary Days」というタイトルです。小説版には、原案と監修に原作者Spider Lilyがクレジットされていて、ストーリーはアサウラが執筆しています。イラストを担当したのは、同作品のキャラクターデザインを手がけたいみぎむるです。いみぎむるは漫画家とイラストレーターを兼務しており、「この美術部には問題がある!」のヒット作で有名です。

• 閉じ行く人生にスイーツを
• ガンファイトとコーヒーと千束の赤いアレ
• Takina’s cooking
• リコリコ・オブ・ザ・デッド
• ご注文は？

「リコリス・リコイル」の小説版は、2022年9月9日に電撃文庫レーベルより書き下ろし形式で全1巻が発売されました。上記した全5章から小説版が成り立っていて、こちらでもテレビアニメには入り切らなかった喫茶リコリコの様子が描かれています。このように、小説版はテレビアニメ版を補完するようなストーリー展開であることから、副読本的位置付けで高評価されています。累計発行部数25万部を突破した大ヒット作です。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、原作媒体を持たないオリジナルテレビアニメ作品です。メディアミックスの効果もあり多くのファンを獲得したといわれています。同作品のファンの間では、スタッフが話題になったといわれています。また、早くも2期の制作と放映を待ち望んでいるファンが、多くいるとのことです。この章では、「リコリス・リコイル」のスタッフを監督中心に紹介しながら、同作品の鬱アニメ説にも触れます。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」の監督を務めたのは、同作のシリーズ構成も担当している足立慎吾です。足立慎吾は、年齢非公開で誕生日は7月5日、大阪府出身です。彼の妻は、アニメーターの飯塚晴子です。かつては、夫婦ともどもXEBECに所属していましたが、2022年11月現在二人ともフリーランスで活動しています。足立慎吾は、長らくアニメーターや作画監督として活躍しており、「リコリス・リコイル」が初監督作です。

• ソードアートオンラインシリーズ（キャラクターデザイン・総作画監督他）
• WORKING!!シリーズ（キャラクターデザイン・総作画監督他）
• 流星のロックマンシリーズ（キャラクターデザイン他）
• シャーマンキング（OP原画）
• 交響詩篇エウレカセブン（第16話原画）

アニメーターとしての足立慎吾は、大学卒業後の1996年にテレビアニメ「機動戦艦ナデシコ」でデビューを果たしました。その後、「ロックマンエグゼ」の第9話で作画監督としてもデビューしました。作画崩壊が激しいと批判された、「魔法先生ネギま!」を立て直したことで注目を浴びたといわれています。足立慎吾のアニメーター、作画監督としての代表作品は上記の通りで、多くの大ヒット作品に携わっていることで知られています。

「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、2022年7月2日から同年9月24日まで全13話が放映されました。13話は所謂1クールに相当します。かつてのテレビアニメ作品は2クールが一般的で、ヒット作品となると4クールを突破することも当たり前だとされていました。現在のアニメ界は働き方改革が進んでいることで、過酷だと評された労働環境も改善されており、1クール若しくは2クールの制作体系が標準だといわれています。

2022年放映作品の中でも、群を抜いて評価が高いといわれるテレビアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、放映期間中に実は鬱アニメではないかという噂が出ました。その理由は、主人公の錦木千束と井ノ上たきなが暗殺者という危険な職業をしていることにあります。また、ストーリー展開や演出が暗いこともしばしば見受けられたのも、噂を大きくした原因だといわれているのです。同作品はどのような結末だっだのでしょうか？

オリジナルテレビアニメ作品の秀作といわれる「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、謎や伏線の多いストーリーで反響を呼んだといわれています。特に、ファンの間でストーリー内の関心が高かったのは、裏切り者がいるのかについてと最終回だとのことです。この章では、「リコリス・リコイル」の裏切り者と最終回についてネタバレを交えて紹介していきます。

「リコリス・リコイル」のストーリー展開の中で、最も注目されていたといわれているのが裏切り者の存在でした。ファンの間では、主人公の錦木千束が裏切り者なのではないかと推察されていました。聖書におけると裏切り者、ユダを思わせる12にまつわる彼女の逸話がいくつか出てきたことが、その根拠とされています。しかし、最終回を観た方にはわかると思いますが、錦木千束は最後まで裏切り者になることはありませんでした。

ここでは、「リコリス・リコイル」の最終回を紹介していきます。錦木千束と井ノ上たきなは、真島の拘束に成功するも、リコリスの存在を世間に知られてしまうという代償を受けました。それでも、リコリスの存続が決定し、二人が現場を引き上げようとした刹那に、真島が彼女たちを急襲します。錦木千束と真島が再び対峙すると、彼はスマホのカウントダウンをONにして、延空木が崩壊する時間を予告してみせるのです。

春川フキはエレベーターの中DAに救援を求めますが、真島が延空木内を停電にすることでそれを阻止しました。錦木千束と真島の死闘は続きますが、彼の人工心臓は不調を訴えます。戦いながらも休憩する二人には、立場や思想こそ違うものの、「大事なものを守りたい」という共通項がありました。物語は、ミカと吉松シンジのドラマが展開されて、再度錦木千束と真島の戦いへと場面が移ります。勝ったのはどちらでしょうか？

勝負を制したのは、錦木千束でした。真島は彼女に撃たれて死亡し、延空木の外に放り出された錦木千束は井ノ上たきなに救助されました。延空木も崩壊せずに済み、政府はこの事件を5億円かけたセレモニーと発表することで闇に葬りました。錦木千束と井ノ上たきなは、数ヶ月後に宮古島で再会しました。その後、二人はハワイへ行き、喫茶店を経営しながら依頼人のトラブル解決の仕事をしているのです。

この章では、人気と注目を集めたテレビアニメ作品「リコリス・リコイル（リコリコ）」に関するTwitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。同作品はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは「リコリス・リコイル」の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の全13話を一気に観て、見慣れた風景が沢山出てきて嬉しかったとつぶやいています。また、一気観だったので長めの映画を観たような感覚になって、面白い作品は時間が経つのを忘れるので良いという感想も持っています。

同じく、「リコリス・リコイル」の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品はストーリーが面白いのはもちろん、OPの映像と曲がとてもかっこいいとつぶやいています。また、推しキャラクターがクルミであることもつぶやいています。

こちらは映画ファンでアニメファンであることを自称している方のツイートです。アニメも映画も観始めて完走する作品があまりないとのことで、「リコリス・リコイル」はその中でも最後までちゃんと観た作品だとのことです。2022年に最後まで観たアニメは、同作品だけだとつぶやいています。

この記事では、「リコリス・リコイル（リコリコ）」の原作並びに原作者を中心に特集してきました。「リコリス・リコイル」は評価が高いオリジナルテレビアニメ作品なので、この機会に是非一度ご覧ください。