【リコリス・リコイル】 アニメ最終回のあらすじ・感想ネタバレ！心臓の謎や伏線を考察

オリジナルアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」はDAという組織で日本の治安を秘密裏に守るリコリスの少女と、それを取り巻く事件を描いた作品で、2022年夏アニメと放送され大きな話題になりました。本作の監督はアニメ「ソードアート・オンライン」や「ガリレイドンナ」などのキャラクターデザインを担当した足立慎吾さんで、初監督作品として制作されました。

また、キャラクターがかわいいという感想が多い「リコリス・リコイル（リコリコ）」のキャラクターデザインは、アニメ化もされた「この美術部には問題がある！」の作者であるいみぎむるさんが担当しています。そしてストーリー原案のアサギリさんは「ベン・トー」などの作者としても知られていて、「リコリス・リコイル（リコリコ）」のライトノベル版も担当しました。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」のあらすじを紹介します。日本が世界屈指の治安の良さで知られる世界が舞台で、その治安はDAと呼ばれる組織が秘密裏に犯罪者を処理しています。そんなDAのエージェントであるリコリスのなかで、最高のファーストリコリスと呼ばれる錦木千束は、表向きは喫茶リコリコで働いてました。そこに左遷されてきたセカンドリコリスの井ノ上たきながやってきて2人の物語がはじまります。

ここからはアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回あらすじネタバレを紹介します。まずは、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」最終回Aパートのあらすじネタバレです。アニメ最終回のアバンパートでは、真島の銃弾によって倒れてしまったサクラをエリカが急降下するエレベーターの中で必死に手当てし、隊長のフキが本部に救援を呼ぶシーンが描かれました。

最終回のAパートは、「リコリス・リコイル（リコリコ）」の主人公の1人である錦木千束が真島と1対1で対峙するシーンからスタートしました。ここで真島は戦闘をしながらスマホのカウントダウンをはじめ、「この延空木が崩れるときだ」という予告をします。さらに、真島の策略により延空木が停電をしてしまいました。このとき、エレベーターの中にいた楠木は予備電力へ切り替えてエレベーターを下降させるように指示します。

しかし、フキはエレベーターで上昇して千束と戦闘をしている真島を捕らえると食い下がりました。ですが、このままでは真島に撃たれたサクラが危険な状態にあることを理解しているので、どうすべきか判断に悩みます。そこに声をかけたのがアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」のもう1人の主人公の井ノ上たきなでした。

たきなは逡巡しているフキへ「今、千束を救えるのは私で、サクラを救えるのはあなたです。今回も私たちで決めましょう」と声をかけました。そしてたきなは千束のもとへ向かうために梯子で上の階を目指し、それを見送るフキは「千束を頼む」とたきなの姿を見ながらつぶやきます。一方そのころ、真島と千束の戦いに大きな変化が現れます。それは、このタイミングで千束の人工心臓の調子が悪くなり動けなくなったことでした。

真島にとっては大きなチャンスとなるこのタイミングで、彼は思いもよらぬ行動をとります。真島は自動販売機を破壊してジュースをとり、それを千束に渡しながら「休憩だ」と告げました。千束はそのジュースを受け取り天敵の真島とともに座り語ります。自然の秩序を取り戻すことに腐心する真島と、現在の幸せを維持することを目的にする千束という相反する考えの2人の戦いはいったん休憩です。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」最終回Aパートのあらすじネタバレを続けます。千束と真島の戦いや、たきなたちのエレベーター以外でも戦闘が起きていました。それは、吉松シンジとその部下の姫蒲が逃避しているところへ表向きは喫茶リコリコのオーナーであるミカが現れたところからはじまります。ミカは「そいつが千束を襲った女か」と言い、持っていた杖で姫蒲を攻撃し圧倒します。

シンジはミカが足を悪くしているため杖を使っていると思っていたため驚き、そんなシンジへミカは「戦士は全てを見せないものだ…愛する者には特にな」と告げました。ミカがシンジを信頼していたことがわかるセリフだとされています。そしてミカはシンジに改良型の心臓がシンジの胸の中にあるんだろうと問うと、シンジは「千束は信じなかったぞ」と返答しました。

しかし、千束よりもシンジとの付き合いが長く関係性が深かったミカは「…シンジは嘘を言わない」と涙を流しながら彼に銃口を向けます。場面はまた千束と真島の戦いへと移ります。千束は真島にカウントダウンを止めるようにといいますが、真島は当然のように拒否しました。そして真島はDAのやり方は不自然で世界の秩序を壊している、俺は自然の秩序を守っていると語りだします。

千束はそれに対して、「あんたですら、自分を正しいと思ってるのね…ホントの悪は映画の中だけ、か」と答えました。真島はだから映画は面白い、現実はいい人同士が殴り合うくそったれな世界だと言い放ちます。そしてまた休憩をはさんで戦闘を再開した千束と真島は、スマホを奪い合いました。その死闘の末、スマホが下へ落下し千束はそれを必死に追い、そんな千束に真島は銃弾を叩き込みます。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」最終回Aパートのあらすじネタバレを続けます。絶体絶命の千束のもとへ救世主がやってきました。それはエレベーターから梯子で千束のもとを目指していたたきなです。たきなの叫びを聞いた千束は力を振り絞り真島の胸ぐらをつかみ、すり鉢状の底へ一緒に身を投げました。真島に銃弾を叩き込む千束に対して恐怖した真島は、顔面に弾丸を受けて外へ放り出されます。

千束も落下していきますが、たきながワイヤーガンで千束を絡めとり危機一髪で救い出しました。そのときスマホのカウントダウンがリミットを迎え爆発したかと思いきや、それは爆弾ではなくて打ち上げ花火でした。ワイヤーに吊り下げられながらそれを見た千束は「ふざけやがって…」とあきれたように呟きます。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回Bパートのあらすじネタバレを紹介します。最終回Bパートでは、延空木事件から5か月後が舞台になっています。延空木の事件を表ざたにしたくない東京都知事は、あの事件を5億円かけたセレモニーだと公表しました。また、延空木の事件で大怪我を負ったサクラは回復していて、フキとともに喫茶リコリコへ赴きます。

喫茶リコリコの中にはミカがいて、フキはたきなの所在を尋ねると「仕事だ…」という返事が返ってきます。そして沖縄に場面が変わり、宮古島へ飛行機で向かうたきなが登場します。たきなが宮古島を目指した理由は、とある店で働いている千束に会うためでした。千束と再会したたきなは、ミカから預かったという小箱を手渡しました。千束がそれを開けると、中に入っていたのはバースデーカードとアラン機関のペンダントです。

この箱が人工心臓と一緒に入っていたとたきなに伝えられた千束は、あきれたように「ヨシさん…、フツー入れないよね」と言い、たきなも「フツーは」と返答しました。そして、千束はペンダントを海に投げ捨ててたきなにこれから何をしようと問いかけ、たきなは諦めてたことから始めてみたらどうですかと答えます。そして千束はたきなに「いいねーそれ！いくぞ相棒！」と明るく答えました。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回エピローグのあらすじネタバレを紹介します。今度の場面は沖縄ではなく海外です。千束は楠木からの電話を受けていますが、明るく「残念ながら仕事を受けられません！なぜなら、いまハワイだから！」と断っていました。そこへ外国人の依頼人が訪れます。千束は明るく「アーユーイン・トラブル？」と挨拶をして終了しました。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回のあらすじネタバレに続いて、最終回で大きなキーワードになった人工心臓の謎についてネタバレ考察していきます。最終回のあらすじネタバレで紹介した通り、吉松シンジは新しい人工心臓を所持している人物ですが、その正体は何者なのでしょうか？喫茶リコリコの常連として通っている吉松シンジは、アラン機関の構成員であることが判明しています。

そして千束の人工心臓はこのシンジが埋め込んだものだとされています。千束が最強のファーストリコリスと呼ばれるきっかけとなったのは、千束が7歳のときに起きた旧電波塔事件です。この事件を7歳の千束がテロリストを殲滅しましたが、このときに一度命を失ったのではないかと言われています。そしてそんな千束をアラン機関のシンジが人工心臓を提供して延命しました。

アラン機関の目的はスポーツや文学などをはじめ、あらゆる分野の天才を発掘し支援することで、シンジは千束の「人を殺す能力」に注目して延命したという説が有力なようです。そんなシンジの人物像ですが、「アラン機関の思想の元、才能を世界に届けたい」という強い思いが行動原理であることは間違いないとされています。それは作中でもアラン機関の一員として行動していることからわかります。

また、シンジはただアラン機関のためだけを目的にしているわけではないと考察されています。それは千束との関係です。千束をアラン機関の目的と合致する対象だと見出し支援したシンジですが、千束をアラン機関の道具ではなく実の娘のように思っているのではないかと考察されています。それはアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の作中でそのように考察できるセリフが登場しているためです。

その1つがシンジの影武者の松下が「娘がいたら一緒に観光したい」と発言したものや、ミカの回想で千束のことを「私たちの娘じゃないか」と発言したものなどです。また、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の5話で「アラン機関は君を…その命を…」という影武者の松下を通しての発言から、アラン機関が千束を殺害しようとしているのを防ぎたいと思っているのではないかとされています。

最終回あらすじネタバレの項で紹介した通り、シンジはミカと最終回のAパートで対峙しています。このときにミカは「…シンジは嘘を言わない」と言っていました。その一方で、ミカはシンジに対して足のことを隠しているなど、嘘を言わないシンジの対比である嘘つきなキャラクターとして描かれています。その言葉が本当であれば、シンジが千束を娘だと思っているのは本当のことであると考察されます。

また、「心臓は胸の中にある」という発言が本当であるならば、スーツケースではなく本当にシンジの胸の中に新しい人工心臓があるというわけです。このとき、ミカは最後にシンジを撃つときに涙を流しています。ミカは嘘つきとして描かれていますがそれはあくまでも演技が必要な場面で嘘をつくだけで、旧知の仲のシンジを撃つときの涙は本物ではないかという感想が数多くあります。

ミカに銃口を向けられるという時点で画面が切り替わったわけですが、シンジは本当に死亡してしまったのでしょうか？実際にファンの間では吉松シンジは死亡したという感想を抱く方と、吉松シンジは生存しているはずという感想を抱く方がいるようです。アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」は最終回ネタバレあらすじの項で紹介した通り、千束が生存しているエンディングが描かれています。

つまり、新しい人工心臓を入手してそれがうまく体内で活動しているというわけです。その人工心臓がシンジの胸の中にあった場合は、それを取り出すためにシンジを殺す必要があります。シンジが嘘をつかないという前提があれば、この死亡ルートで間違いないだろうという考察が有力です。しかし、人工心臓がアタッシュケースに入っている場合はシンジが死亡しない可能性があります。

このケースのときは、シンジが死亡したといっても人間として死亡したわけではなく、「アラン機関の吉松シンジという立場上では死亡した」というパターンが考察されます。ミカがどうしてもシンジを撃てなかった場合は、このルートになるのではないかと考察されているようです。

シンジの心臓が胸の中にあるときは、少なからず「リコリス・リコイル（リコリコ）」で描かれたストーリーと矛盾する点があります。それについて紹介します。まずは、人工心臓が誰にでも適応するものではないという点です。このケースのときは、シンジの胸の人工心臓がたまたま千束に適応した可能性があります。また、技術の進歩で誰にでも適応可能な人工心臓が開発された可能性もあるようです。

また、ミカがシンジを撃って人工心臓を取り出したとした場合に、その方法が謎に包まれているほか手際が良すぎることも矛盾点に上げられています。これは、すぐに手術できる病院と執刀医を見つけていれば矛盾が亡くなるのではないかとされています。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回のそのほかの謎やネタバレを考察します。まずはミカがシンジの手紙を捨てた理由です。この手紙には、シンジから千束へあてられた「君の幸せを心より願う」というメッセージが記されていました。そしてそれだけではなく、シンジ自身の死によって千束の新しい人生が始まるという内容も記されています。

ミカはシンジの死を隠しているため、この手紙によってシンジが死亡したことを千束に知られたくないという思いで手紙を捨てたのではないかと考察されています。

最終回あらすじネタバレの項で紹介した通り、千束はアラン機関のペンダントをラストシーンで渡されています。このペンダントは千束が返却したものではなく、シンジが新しく用意したものでした。ミカの立場としては、千束にはアラン機関の呪縛から解き放たれてほしいと考えるはずで、その場合はこのペンダントも処分する方が普通だとされています。

しかし、処分しなかったのはシンジの気持ちを理解してもらいたかったからだと考察されます。千束には、シンジはあくまでも千束のためを思って行動していたこと理解してもらいたい、それはミカが長年の友人だったシンジに対する愛情だったのではないかという感想があります。

ミカはシンジたちとの最終決戦で、脚が悪い演技をしていたことが判明しました。それは、千束に今回のような危険が及んだときに不意打ちに利用できるようにしていたのではないかと考察されています。また、この事件のあともミカは足が悪い演技を続けています。これについては、シンジを殺したことを千束たちに悟られないようにするためではないかと言われています。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回で、千束が真島に撃たれたときのセリフがオープニング曲により聞き取りにくくなってしまったという事件が発生します。そのためネット上では、真島がなにを言ったのかについて話題になりました。これはのちに字幕で「ポンコツは一つで十分なんだよ」というセリフだったことは判明します。

ここで言うポンコツとは旧電波塔ではないかという考察が有力なようです。また、千束の動かなくなった人工心臓のことではないかという意見の方もいます。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の見どころの1つがテンポが良いストーリー構成です。大きな物語のキーとして、千束の心臓やたきなの成長などがありますが、それだけにとらわれずに1クールのアニメのなかにさまざまな事件の解決、千束やたきなを中心としたほのぼのとして楽しい日常などが濃厚に描かれています。これは、何気ない日常に伏線を入れつつ上手く最終回まで構成されていたからだというファンの感想があります。

とくに、シリアスにばかりなりすぎない、コミカルにばかりなりすぎないというバランスの良さが、視聴者を飽きさせずにテンポよく感じさせた要因です。また、ストーリーが飽きさせない展開というだけではなく、千束やたきなといったメインキャラ、それを取り巻くサブキャラクターたちが魅力的で生き生きしていたのが良かったというファンの感想が少なくありません。

主人公の1人である井ノ上たきなの変化もまた、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の見どころの1つです。井ノ上たきなはアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の1話に登場したときは、射撃能力は高いが融通が利かずに作戦命令を犯してしまう問題児という描き方がされています。たきなは孤児で、幼いころからリコリスとして育てられてきました。

そのためたきなはDAのリコリスとして効率よく活動するという価値観しか持ち合わせておらず、命令違反も効率よくリコリスとして事件を解決するためのもので、本人はこのことを悪いとは思っていませんでした。そんなたきなは、命令違反をした罰としてDA本部から喫茶リコリコへ左遷されてきます。このときたきなは、最高のファーストリコリスと呼ばれる千束から技術を学んで、DAへ復帰することばかり考えます。

たきなは喫茶リコリコへ来たばかりのときは、自由奔放な千束になじめない様子でしたが一緒に行動するうちにいい方向へ成長していきます。それは、リコリスとしての井ノ上たきなとしてだけではなく、女子高生の井ノ上たきなとしても変化を見せました。まずは、女子高生の井ノ上たきなとしての変化から紹介します。井ノ上たきなはリコリスとしての価値観しか持ち合わせず、日常生活に無頓着でした。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の4話で、たきなが女性ものの下着ではなく男性用のトランクスを履いていることが判明します。このことに驚いた千束はこのままではいけないという思いから、たきなを連れて女性ものの下着や女子高生らしい私服を買いに行きました。そのおかげで、たきなはトランクスから卒業し、トランクスを履いていた自分を思い出して笑い飛ばせるようになります。

また、感情表現が乏しかったたきなですが、年齢相応のかわいいシーンがどんどん増えていきます。その中でもファンの間でたきなのかわいいシーンという感想が多いのは、さかなのシーンです。これは、千束とたきなが水族館へ行ったときに登場したもので、そのかわいさから発売予定の井ノ上たきなのねんどろいどのポーズとしても収録予定です。

そして、たきなはリコリスとして活動するときも成長を見せています。アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回でたきなは大きな命令違反をします。リコリスとして命令違反をするのは、喫茶リコリコへ左遷されたときと同じですが理由が違います。最初のときは任務のためならほかのことは考えないというたきなでしたが、今回は千束を守るための命令違反でした。

「リコリスとして活躍をして上を目指す」という価値観だけしか持ち合わせていなかったたきなが、最終回では「仲間のために行動する」という価値観になり、成長した姿を見せてくれました。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」はTwitterやYouTubeでのPR戦略がすごいと話題になりました。多くのアニメが放送にあたって公式Twitterのアカウントを作成するのは当たり前のように行われていますが、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」ではそれだけではなく喫茶リコリコや、メインキャラクターの千束のTwitterなどが公開され運用されました。

そこでは情報公開のほかに、本当に喫茶リコリコが現実世界で営業しているかのような日常のツイートや、ファンの質問に回答するツイートなどがあり、ファンを楽しませるようん運用がされていました。また、TwitterだけではなくYouTubeでも工夫を凝らした運用をしていました。それはYouTubeでの次回予告の動画です。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」のYouTube版の次回予告は、次回の内容にまったく触れない、茶番を繰り広げるだけの投稿でした。これも新しい試みとして話題になりました。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、千束の心臓や真島との一応の決着などが描かれましたがすべての伏線が回収されたわけではありません。伏線はかなりの数があるため、ここでは主な伏線について紹介します。まずは千束やたきなの過去やリコリスとしての将来などが不明な点です。ある程度は語られた彼女たちの過去ですが、まだまだ謎に包まれています。

そしてDAという組織やリコリスとしてファーストリコリスの上があるのかなどが不明なままの伏線になっています。次に紹介するのはメインキャラクターのクルミです。見た目は幼い容貌のクルミですが、過去30年間で何度も死んだとされている天才ハッカーです。彼女の正体や実際の年齢なども未回収のままの謎となっています。

このほか、アラン機関の全貌や本当の目的、まだ登場していないアラン機関が支援しているアランチルドレンたちも謎のままです。そして、真島も最後の戦闘のあとの後日談を映した映像で生存していることが判明しています。さまざまな謎を残しているアニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」は、ファンの間で2期放送してほしいという感想が数多くあります。

2022年12月11日現在で、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の2期放送の正式発表はありません。それでは、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の2期が放送されるかどうか考察していきます。原作ストックについては、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」はオリジナルアニメのため、原作そのものがないため考える必要はありません。そして伏線や謎が数多く残っているため、2期のストーリーが用意できるとされています。

それでは、円盤の売り上げや配信状況、グッズの売り上げなどからアニメ2期の可能性を考察します。アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の円盤（DVDやBlu-ray)は1巻だけで3万枚以上の売り上げがあり、2022年に放送されたテレビアニメとしては最高の記録です。そして、配信サイトではほとんどのサイトで1位の常連でした。

さらに、これからねんどろいどやフィギュアなどの発売が予定されていて、その予約も好調なようです。このように、さまざまな要因から考えて、アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の2期放送の可能性は高いとされています。また、アニメ2期ではなく劇場版が公開されるのではないかというファンの感想もあるようです。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」最終回の感想として、アクションシーンが秀逸だったというものがありました。また、ミカが吉松シンジに引導を渡すシーンがとくによかったという感想も少なくありません。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回がよかったという感想だけではなく、最終回までつながる千束とたきなのコンビとしての成長や信頼関係がよかったという感想があります。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回まで視聴して、2期が早く来てほしいという感想を抱いている方が数多くいます。その一方で、最終回がきれいにまとまっていたので2期放送をしてほしいけど、このままの終わりでもいいのではないかと悩んでいる方もいるようです。

アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」の最終回のあらすじやネタバレ、感想を紹介しました。最終回では千束と真島の対決や、シンジとミカとの決着などが描かれました。アニメ「リコリス・リコイル（リコリコ）」は2022年に放送されたアニメの中でもとくに出来が良かったという感想が多い作品です。まだ三市町の方はこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか？