2022年12月01日公開
2022年12月01日更新
【スパイファミリー】プロジェクトアップルとは?研究内容や関係者を考察
漫画「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)は2022年4月にテレビアニメがスタートし、同年10月からスタートした第2クールでは、訳アリ疑似家族フォージャー家の新たな家族になる大型犬ボンドが登場します。アーニャと共に高い人気を誇っているボンドは、プロジェクトアップルという研究の実験動物だった背景があるようです。プロジェクトアップルとは今までの「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)に、どのように繋がってきたのかを研究内容や関係者から考察していきます。
目次
プロジェクトアップルが登場するスパイファミリーとは?
スパイファミリー(SPY×FAMILY)の概要
SPY×FAMILYはキャラの表情が豊かでおもしろいな〜!
— ゆみ🐭💎 (@yumiz3room) November 19, 2022
展開も王道だからなんか安心して見れて好き。https://t.co/2oUtEce22d
王道のスパイもののクールさとコメディ要素を上手くミックスした遠藤達哉原作の漫画「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)は、集英社が運営する漫画雑誌アプリ「少年ジャンプ+」で2019年3月25日より隔週月曜に絶賛配信中となっています。「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)は漫画でブレイク後、テレビアニメもヒットしたことで関連書籍やグッズも人気となり、女性雑誌「anan」の表紙と裏表紙を飾ったようです。
スパイファミリー(SPY×FAMILY)のあらすじ
『#SPY_FAMILY』20話
— さつき🌈 (@Resatsuki0) November 19, 2022
両親の仕事に表裏あるアーニャのお仕事調査。
裏の仕事はモノクロ、表の仕事は色がついているけどロイドがしっかりと表を作っていて驚いた。裏を微塵も感じさせない手際に感心と探偵と暗号作りで魅せるアーニャの可愛らしさがとても好きだった20話でした。#スパイファミリー pic.twitter.com/N4iuNp0PPB
ロイド(敏腕のスパイ・黄昏)、ヨル(凄腕の殺し屋・いばら姫)、孤児の少女アーニャ(人の心が読める)たちは、自分の素性を隠したまま疑似家族となります。ロイドとヨルはアーニャの両親を演じながらも密かに本業に精を出し、人の心が読めるアーニャはロイドとヨルの正体に驚きつつも、なぜかロイドのスパイ稼業に興味津々のようです。利害が一致した疑似家族は、いつしか本当の家族のような居心地の良さを感じ始めてきます。
プロジェクトアップルとは?研究内容を考察
プロジェクトアップルとは?
なるほどあの予知イッヌさんはプロジェクトアップルとやらの成果なんですねぇ #SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/r00IXeXlrO
— ガタリ (@gatariblue) October 1, 2022
「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)コミック版4巻とアニメ版13~15話で語られているプロジェクトアップルとは、かつての東国で行われていた知能の高い動物を人為的に創り出す非人道的な研究だったようです。実験動物の生死もいとわない無茶な実験を繰り返していたプロジェクトアップルの研究員たちは、目的に到達することが困難とみなした実験動物たちを破棄処分にしていた可能性があるようです。
非人道的なプロジェクトアップルは軍事活用されることなく、当時の東国政権崩壊と共に頓挫してしまったようです。その後、プロジェクトアップルで創り出された実験動物たちは、東国政権崩壊のゴタゴタの中で廃棄処分されなかったのですが、動物保護団体などの救援が届くことなく闇ルート経由でテロなど非合法行為の温床となっているようです。ボンド初登場エピソードは、このプロジェクトアップルが物語の基本となっています。
プロジェクトアップルにテロリストの犬が関係?
待ってた
— きぷんおみか (@m3s_ipu) October 2, 2022
本日は#SPY_FAMILY 第2クール
MISSION:13 プロジェクト<アップル>
を視聴。
今年の4月放送から早6ヶ月、待ち侘びておりました
リアル視聴もしちゃいましたしね、シリアスな展開と抜けてる緩い展開の緩急も変わらずで面白かったです
OPは先行して観ましたがEDにもフィオナ嬢(推し)がいる...! pic.twitter.com/rICxW8BmsR
ロイドは東国の大物政治家デズモンドに接触するため、アーニャをデズモンドの息子が通う名門校に入学させますが、勉強が苦手なアーニャは下手をすれば退学処分となってしまいそうです。任務達成のためアーニャの成績アップに頭を悩ませる日々を送っているロイドは、西国情報局「WISE」が東国に来訪した西国外相を狙ったテロ情報を察知したことで、真の姿であるWISEが誇る敏腕スパイ黄昏として応援要員に投入されます。
西国外相を狙っているテロリストたちは、闇ルート経由でプロジェクトアップルの実験動物(犬)を手に入れたようです。ロイドたちはテロリスト一味を逮捕しますが、テロリストのリーダーとプロジェクトアップルで創り出されたらしいドーベルマンのような犬を取り逃がしてしまいます。リーダーは仲間が逮捕され独りになっても怯むことなく、この犬に爆弾を括り付け西国の外相を襲わせる非道な計画を実行に移そうとします。
プロジェクトアップルの被験体はアーニャ?
#SPY_FAMILY #スパイファミリー アーニャとボンドはプロジェクトアップルにいたのか・・ pic.twitter.com/MoMqYGAmlb
— なおりそ (@naoliso_gram) October 15, 2022
アーニャはとある組織の実験で「被検体007」として生み出され、人知を超えた能力を開発されたようですが、勉強(実験)生活に耐えられず組織から抜け出してしまいます。アーニャがいた組織の詳細は不明ですが、アーニャとボンドがそれぞれ実験を受けていた頃の回想シーンで登場する研究員たちの中で2人が共通していることから、アーニャとボンドは同じ組織(プロジェクトアップル)の被検体ではないかという考察があるようです。
逃亡生活中はアーニャという偽名を使いプロジェクトアップルらしい組織から逃れ、能力を誰にも悟られることなくロイドに引き取られるまでは孤児院や里親の間を渡り歩いていたようです。アーニャの能力は、他人の思考を読むだけでなく映像も見ることができるようですが、新月の日には能力が全く使えなくなるという弱点があるようです。まだまだ幼いアーニャにとって、この能力を自在に使いこなす応用力は育っていないようです。
プロジェクトアップルの被験体はボンド?
【スパイファミリー】第13話/MISSION:13「プロジェクト〈アップル〉」の原作アニメ比較や違い【最新話】【原作改変】【2クール第1話】【ボンドの声優】【キー� https://t.co/9b2PNNVkpv
— アニメ考察まとめ (@Kousatuanime) November 2, 2022
アーニャと大型犬ボンドは、一人と一匹でテロを未然に防ぐために大活躍することになります。ボンドという名前は、後にアーニャから命名されており、元々はプロジェクトアップルの「被検体8号」と呼ばれていたようです。未来を予知できるボンドの能力は、プロジェクトアップルの実験によって開発されたと考察できるかもしれません。予知した未来が災い示唆する場合は、ボンドの行動によってその災難を避けることもできるようです。
瞬時にボンドの能力を見抜いたアーニャは、ボンドの予知した未来を一緒に見ることができるようですが、経験値がない幼いアーニャには理解できない場合も多々あるようです。ロイドからプロジェクトアップルの実験動物と断定されていたボンドは、テロに関わっていたプロジェクトアップルの実験動物たち共にWISEに引き取られるはずだったものの、アーニャの懇願によってフォージャー家の家族となります。
プロジェクトアップルとゲロリマスの関係
皆様おはようございます☀
— 悠里(ゆうり)@プリコネ運動部員 (@K77229477) January 24, 2021
今週も始まりましたね、元気よく
スパイファミリー読んだりして
過ごしましょう🤣
ではお仕事行ってきます
今週もよろしくお願いします。m(_ _)m
[40話]SPY×FAMILY - 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+ https://t.co/ipzE8eIGOd
「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)原作40話では、ロイドはボルン社開発の新型自白剤「ゲロリマス」のサンプル奪取の任務に取り掛かることとなります。諜報機関などで馴染みのある自白剤とは、捕らえた秘密工作員から尋問官が情報を得るときに使用されています。「ゲロリマス」は新型自白剤であることから、ボルン社は軍事と繋がっていたらしいプロジェクトアップル経由で「ゲロリマス」を開発したのかもしれません。
単独で行動する任務が多いロイドですが、今回の任務ではなぜかボンドと行動を共にすることになります。とある理由で一刻も家に帰ってほしいと願っていたボンドは、プロジェクトアップルによって開発されたボンドの秘密の能力・未来予知を駆使してロイドの任務の手助けをすることになります。
プロジェクトアップルの関係者を考察
プロジェクトアップルと黄昏の昔の友達の関係
もうここで涙腺崩壊よ。#スパイファミリー
— パン子 テスト終わった (@pannkodao) May 16, 2022
スパイファミリー62話引用 pic.twitter.com/y8OjW1MzmT
仕事人間とみられるロイドこと黄昏の言動から、黄昏は戦争で大切な人を失ったと考察されます。前中後編からなる「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)62話で、そんな黄昏の少年時代がクローズアップされています。黄昏には仲良しの3人の友人がおり、金髪の少年は「大佐」、黒髪の少年は「少佐」、黄昏は「参謀」とそれぞれニックネームがあったようですが、なぜか黒髪で眼鏡の少年のニックネームは不明となっています。
「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)原作1話でのアーニャの回想シーンで登場した研究員の中に、ロイドこと黄昏の少年時代の友人である黒髪で眼鏡の少年を彷彿させるような男性が登場したことで、「黒髪で眼鏡の少年とプロジェクトアップルの研究員」が同一人物という考察が浮上しているようです。この考察に対しての明確な答えはないのですが、黄昏とかつての友人がプロジェクトアップルを通じて再会するのでしょうか。
プロジェクトアップルとガーデンの関係
スパイファミリー 第13話「プロジェクト〈アップル〉」
— かじかじ👯 (@kojikoji1_) October 2, 2022
ヨルさんカッコイイなー pic.twitter.com/c87n6A6Eiy
ヨルが所属しているエリート暗殺組織「ガーデン」とは、東国内にあると言われているようです。それ以外の「ガーデン」に関する情報量が極端に少なく謎のベールに包まれていることから、ロイドはフィクションのような「ガーデン」は都市伝説だと考察しているようです。ロイドが所属する西国情報局「WISE」も人知れず活動している組織ですが、隠密度が高そうな「ガーデン」は国家が把握していない可能性があるのかもしれません。
アーニャやボンドの能力がプロジェクトアップル繋がりと考察されていることから、華奢な体つきに見合わないヨルの並外れた戦闘力もプロジェクトアップル繋がりではという考察があるようです。アーニャとボンドはプロジェクトアップル時代らしい回想シーンがあるのに対し、ヨルにはその手の回想シーンがないことから、ヨルが所属する「ガーデン」とプロジェクトアップルを関連付けることができないようです。
プロジェクトアップルにイーデン校も関係?
考察①イーデン校のシンボルマーク
スパイファミリーのピンバッチコレクション!
— →木京🦐 (@k2yo2n) April 21, 2022
ペンギンがきました( ◜ ͜ ◝ )!
イーデン校校章が欲しかったこど、ヨシ! pic.twitter.com/cru6TAO8HB
アーニャがロイドの任務によって通うこととなったイーデン校とは、セレブの子供たちが通っており、東国のエリートを数多く輩出している名門校として知られているようです。イーデン校は文武両道に秀でているだけはでなく、社会に貢献できるような生徒を育成するのがモットーのようです。そんなイーデン校のシンボルマークがリンゴ(アップル)を彷彿させることから、プロジェクトアップルと繋がっているという考察があるようです。
リンゴとはそのまま食するだけでなく、飲み物やスイーツなどにも使われるポピュラーな果物でありますが、旧約聖書では知恵の象徴とされているようです。知能の高い動物を創り出そうとしていたプロジェクトアップルは知恵の象徴と言われるリンゴを名前に込め、スーパーエリートを育成しているイーデン校は校章に模しています。プロジェクトアップルとイーデン校は、リンゴを通じて知恵を重視しているのではないでしょうか。
考察②イーデン校の「知恵の甘味」
コミックス1巻〜6巻で累計800万部突破『SPY×FAMILY』最新MISSION:42本日配信…❗️
— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) March 7, 2021
「知恵の甘味」まことしやかに囁かれるイーデン校七不思議のひとつーー…。
アーニャのベッキーが、幻の菓子の謎に迫る…‼️
ジャンプ+は初回全話無料🆓✨
是非にご一読を〜⭐️https://t.co/w63QFgZkXj pic.twitter.com/Zwts10jAQ5
「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)42話では、イーデン校の七不思議の一つ「知恵の甘未」について語られます。「知恵の甘味」とは、イーデン校の学食で正体不明のパティシエが作るスイーツを食べた生徒たちが最高級の褒章「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」とゲットしたことから、いつしか「そのスイーツを食べたものは賢くなる」という伝説が誕生したようです。
「インペリアル・スカラー」をゲットしたい生徒たちは、正体不明のパティシエ登場を心待ちにしているようです。頓挫したプロジェクトアップルとは、知能の高い動物を創り出すことを目的にしていることから「知恵の甘味」伝説は、プロジェクトアップルの研究成果ではないかと考察できるかもしれません。頓挫したプロジェクトアップルは密かに、エリートを育成したいイーデン校の生徒を実験体にしているのではないでしょうか。
プロジェクトアップルに関する感想や評価
【新景品】#スパイファミリー ドーナツクッションが稼働いたしました!
— タイステ フジ北島 (@Taito_Kitajima) November 25, 2022
アーニャとボンドの2種類です🍩✨#タイステ pic.twitter.com/lQNMH6n4i3
アーニャがボンドを引き取りたいと切に願ったのは、ボンドが自分と同じくプロジェクトアップルと思われる研究の被検体として酷い目に遭っていたと理解していたから、一緒に居たいと強く願ったのでしょう。しかし、周囲の大人たちはアーニャがボンドと一緒に行動しているうちに、いつしか情が湧いたのだと思っているに違いないでしょう。
プロジェクトアップル🍏🍎
— ちょび (@momo320_mm) October 5, 2022
アーニャ✎(𓁹֊𓁹)とボンド#SPY_FAMILY#SPY_FAMILYネタバレ pic.twitter.com/wvQLLf569F
フサフサの毛に大柄な体格のボンドは、優しいオーラを放ち誰からも慕われ、幸せな犬人生を歩めるはずだったことでしょう。プロジェクトアップルの実験動物であったボンドは、相当酷い目に遭っていたと容易に想像できますが、とっさの行動から本来の優しさは失われていないと伺えるようです。
MISSION:13「プロジェクト〈アップル〉」
— 猫田まみ (@Tamami_is_cat) October 2, 2022
人命救助でステラを獲得したご褒美に犬を飼う
ことを許されたアーニャは家族みんなでペット
ショップへとおでけけする。店員に薦められた
犬を見て…。こんな顔になっても仕方ないよね。#スパイファミリー #SPYFAMILY #アニメ pic.twitter.com/5HCgTDfqmS
ロイドはボンドがプロジェクトアップルの実験動物だとわかっているようですが、運動面で普通の犬より優れていると思っているようです。まさかボンドがプロジェクトアップルで、未来予知能力を開発されたとロイドは夢にも思っていないでしょう。
(๑•ᴗ•๑)♪:*ぉはょぅ♬*゚
— shuji20120201C&M 🇫🇷N°42 🌹🍏🌸♍️ (@s20120201n) September 30, 2022
今日から10月です
気づけば
今年もあと3ヶ月なんですね!
今月もよろしくです🤗🌺#SPYxFamily
フォージャー家が帰ってきた〜
そしてボンド登場🐶💭
MISSION:13 “プロジェクト〜アップル”
アーニャとおなじ
ちょーのー
りょくしゃ…?#おは戦41001od 🍩 pic.twitter.com/spjBEwmC8k
アーニャはボンドと出会ってすぐに、ボンドが未来予知できることを理解してしまったようです。それと同時に無意識の内にアーニャは、ボンドが自分と同じ組織(プロジェクトアップル)にいたと感じているのではないでしょうか。そして、ボンドもアーニャと同じことを感じたのではないでしょうか。
プロジェクトアップルまとめ
「プロジェクト〈アップル〉」
— ウハル (@uharu14) October 1, 2022
待ってましたの2クール目!
前クール同様、原作に忠実且つこだわりを感じる演出に絶対的な安心感を見た
ロイド、ヨル、アーニャの魅力も十二分に描かれてて本当に面白かった😆
白い犬の活躍もこれから!
毎週の楽しみは保証されましたね(笑)#スパイファミリー pic.twitter.com/J5bUnVltXK
知能の高い動物を創り出そうとしていたプロジェクトアップルとは、ボンド初登場エピソードの盛り上げ要素に過ぎなかったはずが、アーニャやボンドの回想シーンやロイドこと黄昏の少年時代を通じて、プロジェクトアップルは物語へ大きく関わっていく予感がします。何やらきな臭いプロジェクトアップルによって、「スパイファミリー」(SPY×FAMILY)の舞台となる東西戦争後の仮初の平和が脅かされていくのかもしれません。
プロジェクトアップルを通じてこれからのロイド・ヨル・アーニャの行く末について考察してみると、ひょっとしたらダークサイドな面が浮かび上がってくるのかもしれません。張りぼての疑似家族から本当の家族の絆を紡ぎつつあるフォージャー家に、プロジェクトアップルはどのように関わってくるのでしょうか。