【ワールドトリガー】林藤匠は玉狛支部の支部長!実力・過去やアニメの声優は?

ワールドトリガー(ワートリ)の中でも謎の多い存在として注目を集めているのが林藤匠です。旧ボーダーから所属しており、現在は玉狛支部の支部長として主人公である三雲修達の上司という立場になっています。今回はワールドトリガーの林藤匠について、現在の状態やワールドトリガー作中での活躍をまとめて紹介しつつ、過去や強さについて、アニメワートリでの声優情報などをまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】林藤匠は玉狛支部の支部長!実力・過去やアニメの声優は?のイメージ

目次

  1. 林藤匠は玉狛支部の支部長
  2. 林藤匠の実力・強さや能力
  3. 林藤匠の性格や過去
  4. 林藤匠のアニメ声優
  5. 林藤匠の活躍をネタバレ
  6. 林藤匠が支部長を務める玉狛支部とは?
  7. 林藤匠に関する感想や評価
  8. 林藤匠まとめ

林藤匠は玉狛支部の支部長

ワールドトリガー(ワートリ)において玉狛支部の支部長として登場したのが林藤匠です。この記事では林藤匠についてまとめて紹介していきます。

ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報

ワールドトリガー(ワートリ)の概要

林藤匠が登場するワールドトリガー(ワートリ)は2013年から週刊少年ジャンプにて葦原大介先生が連載しているサイエンス・ファンタジーアクション漫画です。個性豊かなキャラクターと集団戦の描き方が高い人気を集めた作品です。2016年から2018年の間、作者の葦原大介先生の体調不良で長期休載した後、月刊誌であるジャンプスクエアに移籍して連載を継続し人気を高め続けている作品です。

週刊少年ジャンプ連載時代からメディアミックス展開も積極的に行われた作品でVOMIC化に始まり、アニメ化や単独ゲーム化、コラボレーションなども様々な形で展開されるなどしている作品です。

ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ

異世界「ネイバーフッド」からのゲートが開き侵攻を受けた三門市、地球上の兵器が一切効かない相手に絶望する三門市民ですが、そこに謎の集団が現れてこれを撃退します。彼れは「ボーダー」を名乗り防衛体制を整えていきます。後に第一次大規模侵攻と呼ばれたこの侵攻から4年半後、ボーダーのC級隊員の三雲修のクラスに人型のネイバーである空閑遊真が転校してきた事で物語が始まります。

林藤匠のプロフィール

林藤匠はワールドトリガー(ワートリ)において、玉狛支部の支部長として登場したキャラクターです。目が写らない逆光メガネと逆立てた黒髪が特徴的な見た目をしています。立場としては主人公である三雲修達が所属している玉狛支部の支部長になるので身近なキャラクターながら謎多き人物として知られているキャラクターになっています。

明らかになっているプロフィールとしては年齢は34歳、誕生日は11月2日で星座はとけい座、身長は179cm、血液型はAB型である事などが明らかになっています。また好きな食べ物としてはタバコ、塩ラーメン、動物などが挙げられています。また釣れないながらも釣りも好きであるとなっています。またボーダー内でも酒には強い方で成人組の中でも飛び抜けてお酒に対しての強さを持っている事が明らかになっています。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

林藤匠の実力・強さや能力

林藤匠のパラメーター

ワールドトリガー(ワートリ)連載開始時点から支部長という立場におり、既に現役は引退している林藤匠ですが、パラメーターの強さは明らかになっています。明らかになっているパラメーターの強さはトリオン9、攻撃10、防御・援護10、機動6、技術8、射程6、指揮9、特殊戦術7、トータル65という強さになっています。

このパラメーターは現役のA級隊員と比較しても遜色ないもので、ノーマルトリガーで考えた場合、トータルの65はレイジ、東に次いで3位になるほどで、その他のパラメーターも1位になれる程尖ったものはないものの、全体的に高いのが特徴的になっています。他のキャラクターと比較しても特殊戦術が高めの7となっており、これはカメレオン戦術を持つ風間隊メンバー、改変トリガーをしっかりと用いる加古隊の遜色ない数値となっています。

林藤匠のトリガーは不明?

パラメーターは非常に優秀で現在でも現役が張れそうな程である林藤匠ですが、残念ながら現役時代に使用していたトリガーについては2022年11月現在情報がなく不明になっています。パラメーターの強さから推察するには射程が6と中距離である事から過去のポジションは射手もしくは万能手ではないかとされています。

また特殊戦術の強さ、林藤匠自身の考え方などからノーマルトリガーではないトリガーを使っていた可能性も高いと考えられています。指揮のパラメーターも高い事から中距離タイプで特殊戦術を用いる部隊の部隊長ではないかとも考察されています。現役隊員で言えば風間隊に近いような戦い方をしていたのではないかと予想されています。

風間蒼也の兄、進の師匠だった?

林藤匠自身の強さについては不明点が多いですが1つはっきりしている事があります。それは現在現役で個人総合3位と優秀なアタッカーである風間蒼也の兄、風間進の師匠だったという経歴がある事です。旧ボーダー時代の集合写真には頭に手を置いて可愛がる写真が残っているなどその関係性なども良好だったようで、この事からも林藤匠は人に教える事ができる程には強さを持っていたキャラクターになっているといえます。

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林藤匠の性格や過去

林藤匠の性格

林藤匠の性格はワールドトリガー(ワートリ)の中でもかなり測りかねると言われるキャラクターになっています。底が見えづらく、何をどこまで考えているのか分からない性格をしているのです。ただワールドトリガー(ワートリ)作中での発言などから基本的には平和主義で事なかれ主義とも取れるような発言が多くなっています。

ただ過去の功績などから裏ではしっかりと動いているようで、自身の主義主張を叶える為にやることはやっている事も明らかになっています。

林藤匠の過去

林藤匠の過去は少しずつですが明らかになってきています。そもそも林藤匠は旧ボーダーの中でも創設メンバーの1人で、城戸の後輩であり、忍田と同期に当たる存在でした。林藤匠が現在もボーダー幹部の会議に参加しているのはこの頃の関係性が影響しているとされています。

その他、過去の功績としてはエンジニアとしての顔も持っており、独自にトリガーを持って帰ってトリガー開発に活用していたり、ランク戦システムを鬼怒田開発室長と共に作ったりとワールドトリガー(ワートリ)本編で直接触れられる機会こそ少ないものの、現在のボーダーの根幹にも関わる事を行っていたりします。

その他の過去については明かされている事は少ないものの隠しているというよりは必要に応じて話している形になっており、遊真に旧ボーダー時代の空閑有吾の過去話を聞かせてやるなどした事もあります。

林藤匠の交友関係

林藤匠の交友関係は自身が支部長を務める玉狛支部に大きく寄っています。作中で絡む事が多いのもやはり玉狛支部のメンバーで、創設メンバーであり、上層部の一員でありという事もあってボーダーの根幹に関わっている者程、交友を持っているという状態にあります。反面、自身の支部である玉狛支部を持っていて普段はボーダー本部には顔を出さない事からボーダー本部の者からはそこまで認知されていない存在でもあります。

基本的には人望に厚く、小南がと過去から慕っている写真が出てきたり「ボス」呼んで敬意を持っていたり、ネイバーである空閑やヒュースを受け入れたりと個性豊かな玉狛支部を見事にまとめあげている存在と言えます。それぞれのキャラクターとの信頼関係の強さや絆の強さも垣間見る事が出来ます。

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林藤匠のアニメ声優

林藤匠の声優①藤原啓治

アニメワールドトリガー(ワートリ)にて林藤匠役の声優を担当したのが藤原啓治さんです。1990年代から独特のフリーダムな雰囲気を放つ声色を持つ演技力声優で、聞けば誰か分かるタイプの声優として知られていました。2016年に癌が発覚して休業発表し、2017年には少しずつ復帰したものの2020年には亡くなりました。ワールドトリガーにおいてはシーズン1で林藤匠で演じる形になっています。

藤原啓治さんが声優これまでに演じてきたキャラクターとしては「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役、「鋼の錬金術師」のマース・ヒューズ役、「ヒカルの碁」の緒方精次役、「進撃の巨人」のハンネス役、「青の祓魔師」の藤本獅郎役、「ぬらりひょんの孫」の奴良鯉伴役、「銀魂」の服部全蔵役、「ログ・ホライズン」のリ=ガン役、「とある魔術の禁書目録」の木原数多役などの声優を演じていました。

林藤匠の声優②津田健次郎

ワールドトリガーシーズン2から林藤匠役の声優を担当したのが津田健次郎さんです。1995年から声優・俳優としてデビューした声優で独特の低音ボイスを活かし、寡黙な二枚目キャラを演じる事が多くなっています。また知名度を上げるきっかけとなった「遊戯王デュエルモンスターズ」で演じた海馬瀬人役の影響なのか、何かとドラゴンに縁のあるキャラクターを演じる機会が多いとも言われています。

津田健次郎さんがこれまでに声優として演じたキャラクターとしては、「アクセル・ワールド」のレッド・ライダー役、「明日のナージャ」のハービー・リビングストン役、「宇宙兄弟」のビンセント・ボールド役、「炎炎ノ消防隊」のジョーカー役、「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」のガウマン・ノビル役、「キングダム」の趙荘役、「ケンガンアシュラ」のガオラン・ウォンサワット役などの声優を演じています。

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林藤匠の活躍をネタバレ

林藤匠の活躍①イレギュラーゲート出現編

林藤匠がワールドトリガー(ワートリ)に初登場したのはワールドトリガー最初のエピソードであるイレギュラーゲート編です。イレギュラーゲートの出現に対応する為に行われたボーダー上層部会議に参加する形で登場しました。玉狛支部所属である迅のサイドエフェクトを用いてイレギュラーゲート解決の鍵には三雲修が関係していると発言した事でその解決に尽力するように命令を出しました。

林藤匠の活躍②三雲チーム結成編

イレギュラーゲート出現編ではあくまでも上層部の1人という立ち位置に見えた林藤匠でしたが、その後の展開で玉狛支部の支部長という立場が明確に見えてきます。三輪隊が空閑遊真を強襲し敗北した後の会議に出席する形で再登場したのです。この時、城戸司令はブラックトリガーの奪取を最優先に考え、同じブラックトリガー持ちである迅に命令を出します。こおを迅は「自分の指揮系統は林藤匠支部長にある」という事で拒否したのです。

城戸司令が林藤匠に命令を出すように言い林藤匠は迅に命令を出しますが、城戸司令の命令に加えて「やり方は迅に任せる」と付け加えます。さらにこの会議に呼ばれていた三雲修から空閑遊真の本名と「ボーダーにいる父親の知り合いに会いに来た」という目的を聞かされる事になります。林藤匠はこれを先輩にあたる空閑有吾だと理解した事で空閑遊真を守る立場を取るようになります。

その後空閑遊真は迅によって玉狛支部に案内される事になります。空閑遊真の目的の人物であった「最上宗一」は既に亡くなっておりブラックトリガー「風刃」になった事を聞かせます。この話を聞いた空閑遊真はこちらの世界でもブラックトリガーになった父の蘇生は不可能である事を悟り、林藤匠や迅のボーダー入隊の誘いを1度は断るのでした。

しかし林藤匠は迅のサイドエフェクトによって見えた未来に備えて動いていました。三雲修と千佳の願いを聞き届け空閑遊真は三雲修達とチームを組む事を決めてボーダー入隊を決める事になるのです。3人が改めて支部長室に訪れた時には林藤匠は既に空閑遊真と千佳の入隊手続き関係の書類、さらに本部所属である三雲修の玉狛支部転属関係の書類を揃えて待っていました。

林藤匠の活躍③ボーダー正式入隊編

晴れて空閑遊真と千佳はボーダーに正式に入隊する事になります。両者ともに入隊直後から目立つ事になりますが、これには林藤匠は関わっていませんでした。林藤匠が再登場したのは同時期に迅のサイドエフェクトにより予見されていた大規模侵攻に対しての対策会議です。この会議の冒頭、城戸からの問いかけに対して林藤匠の考えが垣間見える場面があります。

城戸司令としては元々本部と玉狛支部のパワーバランスが崩れる事を懸念して空閑遊真のブラックトリガーを狙ったという経緯があります。その事は林藤匠も理解していたはずで、にも関わらずネイバーである空閑遊真をボーダーに入隊させた理由を問われたのです。これに対し林藤匠は「企みはなく、純粋に若者を応援しているだけ」と話し、三雲隊の結成経緯などを話して聞かせるのでした。

その後の対策会議に空閑遊真はボーダー入隊の条件になっていた情報提供の為に出席する事になります。レプリカから提供された惑星国家の軌道配置図にはエンジニアとしての顔も持ち、その過去からネイバーフッドにも何度も渡っているであろう林藤匠も知らない情報量の多さに驚きを示していました。

林藤匠の活躍④大規模侵攻編

その後実際に発生した大規模侵攻では現役を引退している事もあって目立った活躍はありませんでした。次に林藤匠が活躍するのは大規模侵攻終了後です。大規模侵攻で大怪我をして入院する事になった三雲修、その御見舞いに姿を見せていたのです。これは三雲修の母からの伝聞ですが、息子である修に怪我をさせてしまった事をお詫びしていたとも話しています。

その後、三雲修が唐沢に連れだされ記者会見に訪れる事になります。林藤匠はボーダー上層部の一員としてこの記者会見に参加していました。そこに登場した三雲修に驚きの声を上げると三雲修の体調を心配する声を挙げています。

その後、三雲修が「ボーダーに迷惑をかけるかもしれない」と言われると林藤匠は笑顔で「好きにやれ」と回答し三雲修の背中を押しています。記者会見後、三雲修は唐沢からボーダー上層部の会議で大規模侵攻で発生したC級隊員の連れ去りの責任を三雲修1人に負わせる事が決定していましたが、この件には城戸司令、忍田本部長、そして林藤匠支部長は関与していなかった事が明かされる事になります。

林藤匠の活躍⑤B級ランク戦中位チーム編

その後ワールドトリガーのストーリーが本部で行われるランク戦にシフトした事で再び出番が少なくなりますが、その実ずっと空閑遊真の事を気にかけていました。夜、玉狛支部の屋上で物思いにふけっている空閑遊真に声をかけます。寝ないのか問いかけた林藤匠でしたが、空閑遊真はブラックトリガーの身体になってから寝なくて良い身体になっていました。

空閑遊真が村上との個人ランク戦で敗れた事を聞いていた林藤匠はその事も問いかけますが空閑遊真は気にしていないといいます。むしろ命のやり取りを気にせずに本気で訓練できるボーダーの仕組みを気に入っていると話します。そこで林藤匠はランク戦の仕組みを実際に成立させたのは鬼怒田開発室長と自分である事を話し、その根幹となるシステムを作ったのは遊真の父親である空閑有吾であった事も伝えたのです。

そして空閑遊真相手に空閑遊真が知らない父親の側面として旧ボーダー時代、まだ10名にも満たない頃の話を聞かせてやります。そして最後には遊真に「楽しいことはまだまだたくさんある、遊べ」と伝えるのでした。

さらにその裏では大規模侵攻でボーダーの捕虜になっていたヒュースを保護する為に暗躍していた事が判明します。林藤匠は「捕虜は丁重に扱っておいた方が隊員を取り戻す時の駆け引きもスムーズになる」と説明しヒュースが拷問を受けたりしないようにボーダー上層部と交渉し、エネドラットから情報を引き出すのに空閑遊真を貸し出す事を条件にヒュースの処遇を玉狛支部に一任させていたのでした。

林藤匠の活躍⑥B級ランク戦中位チーム第二戦編

その後三雲修がチームに足らない物を埋める為にヒュースをチームに入れるという考えに至りします。しかしそれにはヒュースをボーダーに入れる事を城戸司令を含むボーダー本部に認めてもらう必要がありました。三雲修は林藤匠に相談して林藤匠はこれに協力。実際に会議の場ではヒュースが遠征に同行することのメリットを解きました。

これに加えて三雲修がヒュースが遠征に加わる事で遠征の成功率が上がると主張した事もあり、ヒュースのボーダー入隊を特例として認める事に成功するのでした。

林藤匠の活躍⑦B級ランク戦最終戦編

B級ランク戦ラウンド7にて上記でボーダー入隊を認められたヒュースが正式に三雲隊に合流して初めてのランク戦となります。元々ヒュースはC級として入隊した際から目立った事もあり、注目の存在でした。そしてこのラウンド7でヒュースはまだ慣れないはずのボーダーのトリガーながらもしっかりと活躍して見せるのです。しかしそれにより問題が発生する事になりました。

C級隊員の中から「大規模侵攻でヒュースを見た」という噂が出回る事になったのです。噂の出処は不明ながらも元々何か嫌な予感を感じていた三雲修はこの噂に対処する必要があります。三雲修はすぐに林藤匠に連絡してメディア対策室の室長である根付へアポイントを取ってほしいと連絡します。林藤匠は修の依頼を受けてすぐに根付にアポイントを取って場を整える事に成功しています。

林藤匠の活躍⑧ガロプラ同盟編

ここまではどちらかといえば迅と共に裏で動く事が多かった林藤匠が自ら大きく動く事になったのがガロプラ侵攻後のガロプラ同盟編後です。迅から「ガロプラと仲良くした方がいい」と予知を聞かされた林藤匠は陽太郎と迅と共に街に出てきていたラタリコフとレギンデッツに接触するのです。ここでガロプラがアフトクラトルと自国の立場の板挟みにある事を見抜いた上で同盟を持ちかけるのです。

ボーダーとしてはこれ以上攻撃してほしくないというのはもちろんながら元々玉狛支部はネイバーとも仲良くしようという考えである事を説明した上で、条件を提示します。その条件はフェアな条件であったものの、ラタリコフが返事を保留して持ち帰りを求めた為、後日再び会談を行う事を約束しました。

加えてラタリコフからの質問に答える形でネイバーフッドで「ミデン」と呼ばれるこちら側の世界が急速にトリガーを発展させた方法に関してワールドトリガー(ワートリ)作中でも重大なネタバレをする事になります。旧ボーダー時代、3角同盟国があった事、その1つアリステラが滅亡の際、王女と王子にマザートリガーを継承させてミデンに逃しこれを保護している事などが明らかになったのでした。

さらに話の流れでその王子こそが陽太郎である事、マザートリガーを守る最も強さを持ったトリガーであるクラウントリガーが雷神丸である事が明らかになります。内情を赤裸々に話した事も相まって信用を得られこれによりひと悶着こそあったものの最終的には玉狛支部とガロプラの同盟が成立する事になっています。

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林藤匠が支部長を務める玉狛支部とは?

玉狛支部とは?

林藤匠が支部長を務める玉狛支部とは本来は三門市の警戒区域内に6つ点在するボーダー支部の1つです。他の支部は地域住民の窓口が主な役割で仕事や学業優先でランク戦にも出ない隊員が所属していますが、玉狛支部は例外的な存在で、三雲修達が加わるまで現役戦闘員は4名しかいないにも関わらず全員が遠征経験者であるという少数精鋭状態でした。

林藤匠が旧ボーダー時代からの考え方である「敵意を持たないネイバーとは融和的」という思想をそのまま反映しており、ボーダー内に3つある派閥のうちの1つを形成しています。その姿勢を示すようにワールドトリガー(ワートリ)の物語序盤で空閑遊真が玉狛支部に加わる前から陽太郎やクローニンと言ったネイバーを匿っていたりします。その考え方から城戸派とは対立関係にあり三輪などあからさまに嫌悪している隊員も存在しています。

玉狛第一の扱う特殊トリガー

上記でも紹介したように三雲隊がランク戦に参加するまで鈴鳴以外はランク戦に参加していませんでしたが、玉狛支部所属の玉狛第一がランク戦に参加しない理由は他の支部とは理由が異なっています。玉狛支部は支部長を務める林藤匠が個人的にネイバーフッドから持ち帰ったトリガーを解析、開発を進めており、玉狛第一の隊員達はそのボーダー本部未承認の特殊なトリガーを使っているのが大きな特徴になっているのです。

玉狛支部が開発した特殊なトリガーである小南の持つ「双月」と「コネクター」、烏丸の「ガイスト」、レイジの「全武装」はいずれもトリオン効率を度外視し攻撃力を重視した短期決戦用のトリガーになっているという特徴があります。特に小南の双月とコネクターを用いた戦い方はレプリカから「その戦い方はボーダーよりもネイバーのそれに近い」と評価される程ボーダーの中では異質な戦い方をできる存在です。

旧ボーダーは現在の玉狛支部に本部を置いていた?

林藤匠の過去にも大きく関わっている旧ボーダーですが、実際にはボーダーとしては第一次大規模侵攻よりも前から活動を行っておりました。しかし第一次大規模侵攻以降、表立って活動する事になった為に、第一次大規模侵攻以前のボーダーの体制を「旧ボーダー」と呼ぶようになります。旧ボーダーは今の玉狛支部と同じくネイバーとは融和派で「2つの世界の橋渡しになる事」を目的に活動していました。

ワールドトリガー(ワートリ)作中には節々で旧ボーダー時代の事が語られていますが、旧ボーダー時代からのもので1番大きな物が現在玉狛支部が基地としている河川調査施設です。この施設は元々旧ボーダー時代に本部として購入したもので、ボーダーが大きくなり本部を移転した後は玉狛支部として使われる形になっています。

玉狛支部とガロプラの同盟

上記でも紹介したように林藤匠が支部長として出張った事で成立したガロプラとの同盟。この同盟が争点になりそうな大きなポイントが同盟を結んだのが玉狛支部の支部長である林藤匠であるという点にあります。林藤匠はボーダー上層部の一員でもありますが、考え方を旧ボーダーから継承しており、ネイバーとも融和派路線を取っている人物です。逆にいえばこの同盟は玉狛支部が独自に結んだものと言っても過言ではないのです。

元々独自のトリガーを持っているように玉狛支部は本部とは違う独自のネットワークを持っていたりもします。この同盟に関しては2022年11月現在まだ同盟締結までが描かれたのみでその効力は発揮されていませんが、今後重要な要素になるのではないかとされています。

玉狛支部所属のエンジニアのミカエル・クローニン

玉狛支部にてエンジニアとして働いているのがミカエル・クローニンです。連載開始当初から玉狛支部の一員でしたが同じく玉狛支部所属の林藤ゆり、片桐隊、草壁隊と共に県外スカウトの旅に出ており、後ろ姿などは要所で描かれつつも本編にしっかりと登場したのは161話になってからでした。対外的にはカナダ人という設定ですが、実際にはネイバーです。この事は遠征経験者なら知っておりいる事も明らかになっています。

ミカエル・クローニンはアリステラ滅亡の際、王女である瑠花、王子である陽太郎を護衛して、ボーダーの協力も受けてミデンに逃亡した存在です。その為、陽太郎の事を「若」と呼んで遊び相手になっていたりします。同じネイバーであるヒュースの事をクローニンの親戚設定にしたのもその見た目の特徴などが影響しています。現在はエンジニアですが、元々王族の護衛を任される程の人物なのでそれなりの強さは持っていると考えられています。

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林藤匠に関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガー(ワートリ)を視聴している人の林藤匠についての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。2022年11月現在、ワールドトリガー(ワートリ)作中では戦闘はおろか、トリガーを用いるシーンも描かれていない林藤匠ですが、BBFで明かされたパラメーターはトータルで見れば「ノーマルトリガー最強」と呼ばれる忍田本部長よりも高くなっておりその強さが気になるという声が非常に多くなっています。

単純に戦闘が見てみたいとする声も多くなっており、旧ボーダー時代などの過去編などを描いてほしいとする感想も見られます。トリガーセットが気になるとする声もあり、そもそもノーマルトリガーを使用していたのかも怪しいも考察されるなどその強さに関しては様々な声があがるキャラクターになっています。

特に旧ボーダー時代からの古参メンバーでもある小南が林藤匠に懐いている理由が気になるという声もありその理由の1つが林藤匠の強さを信じているからなのではないかとする声も見られます。旧ボーダー時代からの名残である可能性は十分にあるもののきっかけはあったはずで2人の過去に何があったのかが気になるという感想も見られる結果になっています。

それまでどうしても上層部として、そして玉狛支部の支部長としてどちらかといえば裏方に徹していたキャラクターだけにガロプラとの同盟交渉はその信念や精神的な強さが垣間見えたとする感想も見られます。旧ボーダー時代を知っているキャラクターの中では小南、林藤ゆりと並んで三雲修達に近い立場にいるキャラクターなのでもっとこういう大人としての強かさや強さを持つ一面を見せてほしいという声も見られる結果になっています。

アニメワールドトリガー(ワートリ)において林藤匠の声優を担当した藤原啓治さんに関しては元々特徴的な声質を生かして声優として活動している藤原啓治さんだけに分かりやすかったという声が多いです。その一方で漫画の時点で似ていると話題になっていた「鋼の錬金術師」のヒュースと比較される機会が増える要因になったと言われファンからも声優のキャスティングに笑ったという声が上がる結果になっています。

声優の交代に関しても仕方ないと受け入れる声が多くなっていますが、引き継いだ声優が津田健次郎さんであった事も話題になりました。津田健次郎さんは元々話題になっていた「鋼の錬金術師」のヒューズ役も引き継いでいた事である意味で違和感がなかったと言われる事になっています。

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林藤匠まとめ

林藤匠はワールドトリガーにおいて主人公である三雲修らの直属の上司であり玉狛支部の支部長を務めるキャラクターです。支部長という立場から表立って行動する事は少ないものの、必要に応じて三雲修や空閑遊真のサポートをしており、独自の考えを持って行動しているキャラクターになっています。また旧ボーダー時代の過去などを抱えているキャラクターでもありその過去や強さが気になると言われてるキャラクターにもなっています。

ワールドトリガー作中でも陽太郎の過去を明かすキャラクターになるなど今後もワールドトリガーの特に過去に関わる事において重要な役割を果たす可能性の高いキャラクターなのでこれからワールドトリガーを読む際には林藤匠の登場や活躍などにも注目しながら読んでみてはいかがでしょうか?

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