2021年07月22日公開
2021年07月22日更新
【ワールドトリガー】ヒュースと陽太郎は仲良しコンビ!二人の関係性や名シーンまとめ
ワールドトリガー(ワートリ)の中でも仲良しコンビとして人気が高いのがヒュースと陽太郎のコンビです。玉狛支部で捕虜だったヒュースを陽太郎が色々世話をした事から生まれた関係で、二人で相手を刺す演技で騙すような演技もできる程の関係性を構築しています。今回はワールドトリガー(ワートリ)のヒュースと陽太郎の仲良しコンビについて関係性や2人の名シーンなどをまとめて紹介していきます。
ヒュースと陽太郎とは?
ワールドトリガー(ワートリ)の中でも特に仲良しコンビとして人気があるのがヒュースと陽太郎です。今回はそんな2人についてまとめて紹介していきます。
ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報
ワールドトリガーの概要
ワールドトリガーは2011年から何度か原型となる読み切り作品を掲載した後、2013年に葦原大介先生が週刊少年ジャンプにて連載を開始した作品です。遅効性SFを謳うバトルアクション作品で、精巧に練られた世界観や個性豊かなキャラクター、それらのキャラクターを生かした集団戦闘が高い評価を受けて人気を集めた作品です。
メディアミックス展開も積極的に行われた作品で、アニメ化やゲーム化、様々なコラボレーションなども行われている作品です。2016年から2018年にかけて作者葦原大介先生の体調不良により長期休載期間もありましたが、復帰後は体調面を考慮して月刊誌ジャンプスクエアに移籍しつつも連載を継続、高い人気を維持し続けている作品になっています。
ワールドトリガーのあらすじ
28万人の人口を誇る都市の三門市、その三門市に突如異世界からのゲートが開き、異世界からの侵略者、ネイバーが襲撃してきます。地球上の兵器が通用しないネイバーを食い止めたのは謎の組織ボーダーでした。大規模侵攻と呼ばれるこの襲撃から4年半後、界境防衛機関として組織の規模を大きくしたボーダーの訓練生、C級隊員の中学生、三雲修のクラスに謎の少年空閑遊真が転校してくる所から物語は展開されます。
ヒュースのプロフィール
ヒュースはアフトクラトル大規模侵攻編で登場したネイバーです。元々はアフトクラトルの軍人であり、アフトクラトルの技術であるトリガーホーンを持った1番若い世代として遠征部隊に参加していました。襲撃の中で玉狛支部の迅悠一に捕縛された上、遠征部隊の隊長ハイレインの策略によって置いてけぼりを食らってしまう事になります。そのままヒュースは玉狛支部の捕虜となるのでした。
ヒュースについて判明しているプロフィールとしては年齢は16歳で身長は171cm、誕生日はこちらの世界の暦で6月12日で星座はうさぎ座、好きなものは任務を遂行すること、忠義を果たすこと、絵をかくこと、犬というのがあります。
陽太郎のプロフィール
陽太郎は玉狛支部に住んでいるお子様です。5歳とは思えぬ生意気な悪童キャラで、他人のお菓子を食べようとする癖があります。年齢にそぐわぬビッグマウスは周囲から折檻される場面もありますが、本人はあまり気にしていません。その他判明しているプロフィールとしては年齢は5歳で身長は98cm、誕生日は9月22日で星座はおおかみ座、血液型はAB型という事が明らかになっています。
元々は玉狛の林道支部長が預かっている子という扱いでしたがその正体は旧ボーダーが同盟していた3つのネイバーフッドの国の1つ「アリステラ」の王子でアリステラが滅亡してしまった際にこちら側の世界にやってきた事が明らかになっています。
ヒュースと陽太郎は仲良しコンビ!関係性や名シーンを紹介
考察①ヒュースと陽太郎の出会い
ヒュースと陽太郎の出会いはアフトクラトルによる大規模侵攻が終わってすぐの事です。玉狛支部所属の迅悠一によって捕縛されたヒュースは玉狛支部で捕虜として扱われており、そのお世話係として食事を運んだりするのが陽太郎の役目でした。当初はヒュースの存在は玉狛支部の隊員にすら秘匿されており、防衛任務などで基地を開ける事も多い他の隊員に比べて適任だった為と考えられています。
ヒュースは陽太郎の視点からすれば大切な仲間や市民を誘拐しようとした相手の1人ですが、陽太郎は「もう、すぎたことだ」といって寛大に対応しヒュースの事を責める事はしませんでした。またなんとかアフトクラトルに帰還しようと焦るヒュースに「しんぱいするな。いつかちゃんとうちにかえれる」と励ますような言葉をかけるなどしています。
考察②陽太郎はヒュースにボーダーのランク戦の解説をした?
最初は玉狛支部の隊員にも秘匿されていたヒュースですが、少しずつ表にも出るようになります。アフトクラトル大規模侵攻後、ボーダーではB級ランク戦が行われる事になりますが、そのラウンド3から陽太郎とヒュースは玉狛支部のリビングで迅や小南らと共に観戦する事になります。
観戦する時点でヒュースはランク戦の仕組みについてある程度把握しており小南は驚きますがその理由は陽太郎がヒュースに色々仕込んだからです。陽太郎はヒュースにランク戦の前にまとめて三雲隊が戦う相手の事まで教えており、観戦しながらもヒュースならどう戦ったかと聞くなどヒュースの分析力を発揮するきっかけを与えています。
考察③迅は陽太郎にヒュースのトリガーを預けていた
ランク戦を玉狛支部のメンバーと共に観戦するようになってもヒュースは名目上捕虜という立場にある為、ヒュースのアフトクラトル時代のトリガーである「蝶の楯(ランビリス)」はボーダーに没収されていました。ヒュースは何度か迅から回収しようと動きますが迅は持っていません。実は迅は陽太郎に預けていたのです。
陽太郎はまだお子様で組織のしがらみがありません。加えて陽太郎はヒュース個人の事を考える事ができると迅は考えたのです。実際にガロプラがこちらの世界に来た際にヒュースが動き出した際には、脱走という形を取ったヒュースに対して陽太郎は後を追いかけ蝶の楯(ランビリス)を返還しています。
考察④ヒュースが陽太郎をスコーピオンで刺す?
良好な関係を構築していたヒュースと陽太郎ですが、そんな2人の仲良しエピソードの中でも屈指のエピソードがあります。それはヒュースがガロプラのレギンデッツに接触した時です。レギンデッツはヒュースを信用する為の条件として陽太郎を人質として連れてくる事を提案します。しかしそこでなんとヒュースはスコーピオンで陽太郎を刺すという行動に出ます。
ヒュースの行動に驚くレギンデッツでしたが、実はこれはヒュースと陽太郎の演技でした。実は陽太郎がヒュースにスコーピオンを身体に沿わせて曲げる事で刺したフリをするというテクニックを教えていたのです。これをヒュースと陽太郎は事前の打ち合わせもなくアイコンタクトだけでやってのけたのです。ワールドトリガー(ワートリ)作中の2人の仲良しエピソードの中でも屈指の名シーンと言われるシーンになっています。
ちなみにこの時ヒュースと陽太郎のそばには雷神丸もおり、実際にヒュースが陽太郎を刺すような事があれば、或いはレギンデッツの対応次第では雷神丸が暴れていた可能性がある事も明らかになっていますが、フリだったとはいえヒュースの陽太郎を刺す動きに雷神丸は反応しておらず、雷神丸のこの無反応さもある意味で2人の信頼関係の証であるとする声も多くなっています。
また余談ですがこのヒュースが陽太郎を刺すエピソードの後、結局ガロプラ経由でアフトクラトルに帰る道がない事を悟ったヒュースはせっかく返してもらった蝶の楯(ランビリス)を再び陽太郎に預けています。これもまた陽太郎にもたせておくなら安心というのが分かる2人の仲良しエピソードの1つです。
考察⑤陽太郎の橋渡しでヒュースは玉狛第二に加入
2人の関係性の裏で三雲隊は目標である遠征部隊への参加を実現するべくランク戦を戦い続けますが、空閑遊真以外が点を取れないという弱点に苦しむ事になります。隊長として「迅悠一を部隊に誘う」というウルトラCな行動にまで出た三雲修でしたが、迅は「俺より適任がいる」と部隊入りを断ります。迅悠一よりも適任な者が分からない三雲修でしたが、そこで助け舟を出したのが陽太郎でした。
陽太郎が「ヒュースが玉狛第二(三雲隊)に入りたいそうです」と伝えたのです。実はヒュースは迅悠一と賭けをして勝った際、その報酬として「どんな手を使ってでもオレをアフトクラトルに送り届けろ」と求めています。これにより点が取れるエース不在という三雲隊の問題とヒュースの思惑が一致、陽太郎が話をまとめるような形でヒュースは玉狛第二に参加する事になるのです。
考察⑥ヒュースにご飯を持っていく陽太郎
2人の関係性は本編のあらすじとは直接関係ない所でも度々描かれています。陽太郎はヒュースにこちらの世界の日常的な作法なども教えており、ヒュースも陽太郎に言われた事には素直に従うのです。逆に自身が教えながらも守らない陽太郎にはヒュースから注意するような場面もあるなど日常生活でも仲良しな場面が多く描かれる事になっています。
今回はまとめて紹介していますが、このような日常的なシーンがしっかり描かれている事、陽太郎が甲斐甲斐しくヒュースを世話する様子が可愛いという声も多いです。
ヒュースと陽太郎の仲が良い理由
考察①陽太郎の性格
2人が仲良しになれた最初のきっかけは陽太郎の性格にあります。陽太郎はビッグマウスな所はありますが、誰にでも平等に接します。相手が捕虜であろうとアフトクラトル出身だろうと関係なく、接しているのです。分かりやすく「捕虜」として扱おうとする小南の存在もあって陽太郎にはヒュースも心を開きやすい状況にあったのです。
そこには陽太郎の年齢から来るコミュニケーションの近さが関係しているという声もあります。元々ヒュースは考えてから動くタイプなので相手からグイグイ来てくれる陽太郎と相性が良かったとも言われています。
考察②ヒュースは陽太郎をリスペクトしている?
陽太郎はまだまだ子供ですがヒュースはそんな陽太郎に一定のリスペクトを持って接しています。ガロプラに接触する為に脱走する際にも見張りの陽太郎が寝てしまっている部屋を見上げて「世話になったな、先輩」とわざわざ言い残すシーンが描かれる程なのです。クールなヒュースがわざわざそういうセリフを言い残す辺りが2人の関係性に繋がっていると考えられています。
また陽太郎がヒュースにボーダーのトリガーについて色々伝授していた事がヒュースが玉狛第二に参加してすぐに順応出来た理由の1つという声も見られる程です。そうしていなければヒュースと陽太郎の屈指の名シーンである刺すフリのシーンも生まれなかったとも言われています。
考察③故郷にいることができないという共通点
元々ヒュースと接している際、陽太郎の正体については明かされていませんでしたが、2人は共に簡単に故郷に帰る事が出来ないという共通点があります。ヒュースが陽太郎についてどこまで知っているかは明らかにされていませんが、陽太郎はヒュースに対して「ヒュースがかえりたいっていうなら、かえらせてやりたい」と本音を吐露しているのです。
そういう思いを抱えて接しているからこそヒュースは陽太郎をリスペクトするようになり、2人が仲良しになったのではないかと考察されています。或いはそのような思いがあるからこそつまみ食いの癖がある陽太郎がヒュースへのご飯をせっせと運び率先してお世話をしていたのかも知れないとも考察されています。
ヒュースと陽太郎のアニメ声優
ヒュースのアニメ声優は島﨑信長
アニメワールドトリガー(ワートリ)にてヒュースの声優を担当したのが島崎信長さんです。2009年にデビューした声優さんで声優の中でも特定の作品への入れ込み具合が凄いと言われる声優さんです。過去に何度も声優賞を受賞した事もあるなど実力、人気共に高い声優さんになっています。
島崎信長さんがこれまでに声優として出演した作品をまとめると「ダイヤのA」の降谷暁役、「俺物語」の砂川誠役、「暗殺教室」の二代目死神、「君の名は。」の藤井司役、「ブラッククローバー」のユノ役、「ソードアート・オンライン」のユージオ役、「とある魔術の禁書目録」のオッレルス役、「呪術廻戦」の真人役、「ハイキュー」の角名倫太郎役などがあります。
陽太郎のアニメ声優は浦和めぐみ
アニメワールドトリガー(ワートリ)にて陽太郎の声優を担当しているのが浦和めぐみさんです。1987年にデビューした声優さんで少年、少女の役を演じる事が多い声優さんです。これまでに出演した作品をまとめると「ドラゴンボールZ」のウーブ役、「京騒戯画」の八幡役、「地獄先生ぬ~べ~」の栗田まこと役、「ちびまる子ちゃん」の前田さん役などがあります。
ヒュースと陽太郎に関する感想や評価
ワールドトリガーも2人組の関係性としてはヒュースと陽太郎が一番刺さっています
— 篤真 (@rgegazxc) June 16, 2021
ここからは既にワールドトリガー(ワートリ)を視聴した人のヒュースと陽太郎の仲良しぶりについての感想をまとめて紹介していきます。ワールドトリガー(ワートリ)は元々キャラも多くコンビ的に描かれるキャラクターも複数いますが、ヒュースと陽太郎の関係性は特別という声は非常に多くなっています。
ワートリ23巻読了。陽太郎とヒュースが仲良しだったのは似たような境遇であることの暗示だったのかも。「国に帰らせてやりたい」っていう言葉の重みも変わってきますな
— ぷち (@imagin_breaks) March 20, 2021
今回はまとめて紹介していますが元々ワールドトリガー(ワートリ)本編ではヒュースと陽太郎の仲良しぶりが描かれた上で陽太郎の正体が明らかになるという形だった為、陽太郎がヒュースに優しくした意味が後になって分かったという声や陽太郎のヒュースに関連するセリフの重みが増えたという声も多くなっています。
ワールドトリガー2期まだ途中だけどヒュースと陽太郎のコンビめちゃ好き♡(๑¯꒳¯๑)玉狛から1度出ていく時ヒュースが世話になったな先輩っていうセリフが余程濃い時間一緒に過ごしてたのが伝わった。演技でヒュースが陽太郎刺したのはビックリしたけど(´-ω-`)
— ミライ🌸🍉🍁⛄️ (@Compass_AAS) June 22, 2021
日常的にも仲良しなシーンが多い2人ですが、その中でもやはり名シーンと言われるのはヒュースが陽太郎を刺すシーンです。陽太郎がそこまでヒュースに教えていた事も驚きという声も多いですがやはり咄嗟にヒュースに刺す演技をされてわせて刺された反応ができる陽太郎が凄いという声も多く2人の仲良しぶりが強調される結果になったという声が多いです。
実際ヒュースは気軽に外に出る事は出来ない立場にあるので陽太郎の存在が大きかったのだろうという声も多く、そのような関係性を構築出来ていたからこそ刺すフリで相手を完全に騙す事が出来たという声も多くなっています。この刺すシーンはどちらが下手でも成立せず、両者とも完璧にこなした事もあり読者の中でも衝撃的だったと言われるシーンにもなっています。
ヒュースと陽太郎まとめ
ワールドトリガー(ワートリ)に登場するキャラクターの中でも屈指の仲良しと言われるのがヒュースと陽太郎です。今回まとめて紹介したように元々は捕虜と世話役という関係だった2人ですが、陽太郎の性格や後々に明らかになった正体などもあってファンの中でも「いつか別れる事になるのが嫌」と言われる程人気のある仲良しコンビになっています。
2人の関係性があるからこその名シーンであるヒュースが陽太郎を刺すシーンは2人に関連するエピソードの中でも屈指の名シーンと言われますが、日常的にも仲良しだと分かる部分が多い組み合わせになっているのでまだワールドトリガー(ワートリ)を視聴した事がない人はヒュースと陽太郎の仲良しコンビの関係性に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?