【ワールドトリガー】忍田瑠花は亡国アリステラの王女!陽太郎との関係や過去を解説

ワールドトリガー(ワートリ)にて陽太郎の姉として登場したのが忍田瑠花です。ワールドトリガー本編では23巻と比較的遅くなって登場したキャラクターですが、実は読み切り版にも登場していたキャラクターだったりします。今回はワールドトリガー(ワートリ)の忍田瑠花について、陽太郎など関係者との関係性や過去、ワールドトリガー(ワートリ)作中での活躍などをまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】忍田瑠花は亡国アリステラの王女!陽太郎との関係や過去を解説のイメージ

目次

  1. 忍田瑠花とは?
  2. 忍田瑠花は亡国アリステラの王女!過去を考察
  3. 忍田瑠花の活躍をネタバレ
  4. 忍田瑠花と他キャラの関係
  5. 忍田瑠花に関する感想や評価
  6. 忍田瑠花まとめ

忍田瑠花とは?

ワールドトリガーにおいて世界観の根幹に関わりそうなキャラクターとして登場したのが忍田瑠花です。今回はそんな忍田瑠花についてまとめて紹介していきます。

ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報

ワールドトリガー(ワートリ)の概要

ワールドトリガー(ワートリ)は2013年から週刊少年ジャンプにて連載されていたバトル漫画です。精巧に練られた世界観と個性豊かなキャラクター、部隊による戦闘描写などが高い人気を集めた作品で、早期からメディアミックス展開が行われた作品になっています。2019年には作者の葦原大介先生の体調不良を理由に月刊誌である「ジャンプスクウエア」に移籍し連載し続けている作品になっています。

メディアミックスはヴォイスコミックに始まりアニメ、ゲーム、舞台など多岐に渡り、各種コラボレーションなども多くなっています。ジャンプスクエアに移籍後もこれらのメディアミックスは継続して行われており、2021年~2022年にかけては分割2クールでアニメ化も行われるなど月刊誌に移って以降も高い人気を維持し続けている作品になっています。

ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじ

28万人が住む中規模都市、三門市に突如現れたゲートから現れた近界民(ネイバー)による大規模侵攻が行われます。地球上の兵器が効かないネイバーに対し恐怖した市民たちでしたが、そこにボーダーを名乗る一団が現れてネイバーを撃退します。それから4年半後、界境防衛機関として防衛体制を整えたボーダーの訓練生、C級隊員の三雲修とネイバーの少年、空閑遊真が出会った事から物語が進んでいきます。

忍田瑠花のプロフィール

忍田瑠花は長めの黒髪で大人しそうな見た目と尊大な印象を見せたキャラクターです。年齢的には16歳の少女ですが情報は非常に少なく、作者の葦原大介先生曰く「ボーダーにおける最重要人物の1人でありながら、永らくベンチを温め続けてきた逸材」と言われているキャラクターになっています。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

忍田瑠花は亡国アリステラの王女!過去を考察

忍田瑠花は亡国アリステラの王女だった

ボーダーの上層部に対しても尊大な印象を与える態度を見せる事が多い忍田瑠花ですが、その過去はボーダーが過去に同盟していたネイバーの国家、「アリステラ」の元王女です。アリステラは約5年前に敵国の侵略を受けて滅亡した国家で、ボーダーは忍田瑠花や母トリガーを助けだし、玄界に落ち延びさせる事に成功しました。

ちなみにこのアリステラ滅亡の戦いには旧ボーダーも同盟国として参加していると考えられており、構成員の半数を死亡する事になったり、この戦争がきっかけで城戸司令がそれまでの融和派から強硬排除派に変わるなど現在のボーダーにも大きな影響を及ぼした戦いになっています。またボーダー玉狛支部のエンジニア、ミカエル・クローニンは元々アリステラの出身であり、彼らを守るべく共に亡命してきたネイバーです。

忍田瑠花と陽太郎の関係

ボーダーが助け出したのは忍田瑠花と母トリガーだけでなくアリステラの王子、陽太郎も含まれます。忍田瑠花から見ると陽太郎は弟であり、アリステラの王子です。普段は誰に対しても上から目線で接する事が多い忍田瑠花ですが、陽太郎の前では普通の姉であり、普段ボーダー本部と玉狛支部に別々に暮らしているだけに週に1度会える時には溺愛する態度を見せるなど甘やかしています。

忍田瑠花が受け継いだ母トリガー

ボーダー本部が現在のように大規模な基地を持ち、防衛体制を整える事が出来たのは、アリステラの星そのものを作っている母トリガーを利用している為です。アリステラは忍田瑠花達を亡命させる際、忍田瑠花に母トリガーを継承させており、この制御を忍田瑠花が担当しています。ワールドトリガー(ワートリ)作中ではこの事もあってか忍田瑠花は「今のボーダーがあるのは自分たちのおかげ」と豪語するほどになっています。

ちなみに本来母トリガーは「神」を用意する事で膨大なトリオンを生みますが、忍田瑠花は「神」にはなっていない為、ボーダーにあるアリステラの母トリガーは他のネイバーフットにある星の母トリガーに比べるとその規模はかなり小さいです。ネイバーフットであれば成立しませんが、こちら側の世界はインフラなどはトリオンに頼っていない為にこの運用が成立しているとされています。

また忍田瑠花は母トリガーの制御権を持っている事からアリステラの母トリガーの冠トリガーである雷神丸に「陽太郎を守る」という役割を与えている張本人であると考察されています。

忍田瑠花のボーダー内での立ち位置

ただ忍田瑠花はボーダーの中でもかなり危うい立場にある存在でもあります。母トリガーの操作権を持つ事から本部に住んでいる必要がある忍田瑠花ですが、そもそも現在のボーダーは反ネイバーを謳い人員を集めた組織になっています。

隊員達の中には実際に大規模侵攻などで肉親や兄弟を失っているキャラクターもおり、そういったキャラクターにとってはいくら自分たちの力になっているとはいえ忍田瑠花も看過できない存在である可能性もあるのです。陽太郎やクローニンなどがボーダー玉狛支部に住んでいるのもこのボーダーの体質が関係しているのではないかとされています。

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忍田瑠花の活躍をネタバレ

忍田瑠花の活躍①B級ランク戦最終戦編

週に1度は会っているとされている忍田瑠花と陽太郎ですが、忍田瑠花が初めてワールドトリガー(ワートリ)に登場したのはB級ランク戦の最終戦前の事でした。忍田瑠花と陽太郎の面会が玉狛支部で行われる事になり、修や遊真らにも紹介される事になるのです。この時はボーダー隊員である修達には尊大な態度を見せるも陽太郎と二人きりになると陽太郎に付き合って遊ぶようなギャップを見せています。

忍田瑠花の活躍②ガロプラ同盟編

その後、忍田瑠花の過去が明らかになったのがガロプラとの同盟話になった時です。林藤支部長がガロプラの遠征部隊員にしてガロプラの第四王子、ラタリコフことオルカーン・マーダックから信用を得るべく、陽太郎の正体を明かした事で忍田瑠花の正体や過去も明らかにされました。

忍田瑠花の活躍③読み切り版「実力派エリート迅」

ワールドトリガー(ワートリ)本編ではB級ランク戦最終戦、単行本にして23巻収録の200話になってようやく登場した忍田瑠花ですが、実はワールドトリガーのプロトタイプである読み切り版である「実力派エリート迅」にも登場していたキャラクターになっています。この読み切り版はおおよその設定などはワールドトリガー(ワートリ)と共通しているものの、物語としては独立した作品になっています。

読み切り版における忍田瑠花は王族という設定はなく、迅が所属する支部の一オペレーターとしての登場となっていました。王族という設定がない為か、性格も尊大なものはないですがやはりキツイ性格をしている他、同じく読み切り版にも登場していた弟の陽太郎も必要であれば折檻するような様子を見せています。

この事から読み切り版における忍田瑠花は陽太郎との姉弟関係、名前、ビジュアルなど共通点は多いものの完全に別キャラクターになっており、連載初期から登場した陽太郎に対し、長らく登場しなかった事からこの読み切り版を知っていたファンもワールドトリガー(ワートリ)本編には登場しないものと考えていました。

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忍田瑠花と他キャラの関係

忍田瑠花と忍田本部長の関係

ボーダー本部の上層部において同じ苗字である忍田瑠花と忍田本部長ですが、これは忍田瑠花が亡命の際に忍田本部長の親戚という事になっている為です。同じ理由で弟の陽太郎が林藤支部長の親戚としてそれぞれの名字を使っており、玄界の戸籍上は忍田瑠花と陽太郎に血縁関係はない事になっています。

ちなみに当人同士は忍田瑠花が16歳の年頃の女の子という事、元々王女という立場からくるオーラもあってか、亡命当初はギクシャクした関係にあったようですが、忍田本部長の副官として沢村響子が着任してからは同じ女性が間に入った事によってかある程度関係性も改善しているとされています。

忍田瑠花と唐沢さんの関係

尊大な印象を与えてしまう事が多い態度を見せる忍田瑠花ですが、そんな忍田瑠花が唯一高く評価する発言をしているのがボーダー本部上層部にて外務、営業部長を担当している唐沢です。派閥としては城戸派に所属しながらも組織の利益になると判断すれば柔軟に動く事があるキャラクターであり、忍田瑠花にとっては玄界での戸籍を用意してくれた恩人でもあります。

2022年5月現在、まだ忍田瑠花と唐沢が直接絡むシーンはないものの、忍田瑠花の態度から戸籍の用意以外にも忍田瑠花がボーダー本部での暮らしで困らないように、また隊員達に不必要に関わらなくて済むように様々な気を回しているのではないかと推測されています。或いはネイバー排除派の城戸派が多い上層部において不当な扱いを受けないようにしている可能性などもあります。

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忍田瑠花に関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガー(ワートリ)を視聴している人の忍田瑠花に関しての感想を紹介していきます。忍田瑠花はワールドトリガー(ワートリ)本編の中でもかなり登場が遅く、それだけにまだ描かれていない関係も多いのですが、その中でも気になるとされているのが小南との関係性です。現役隊員では最古参であり5年前の戦いにも関与していると思われる事から何か特別な感情を抱いている可能性があるのではないかと示唆されています。

或いはワールドトリガー(ワートリ)本編でその存在が示唆されながらも使われたという話が今のところ存在していない「記憶操作」を小南は実は行われているのではないかとする声もあります。まだ忍田瑠花の過去は流れとして明らかになっただけでその際のエピソードなどは描かれていない為、2人の間に何か因縁などがある可能性もあるのではないかとも考察されています。

ワールドトリガー(ワートリ)を読み切り版である「実力派エリート迅」から読んでいた人にとっては忍田瑠花の登場には驚いたという声も多くなっています。陽太郎が最初期から登場していた事、登場時点では長期間謎になっていたキャラクターも出始めていた事からもう登場しないと思っていたという声も多くなっています。

読み切り版とは設定なども異なるとはいえ、読み切り版の時点で見た目がかわいいから好きという声も多く、読み切り版から長い時は経たとはいえワールドトリガー(ワートリ)本編に登場してくれた事を喜ぶ声も多いです。

忍田瑠花はワールドトリガー(ワートリ)本編でもアニメワールドトリガーでも早く登場してほしいと言われる事が多いキャラクターになっています。ワールドトリガー本編においては世界観に大きく関わるキャラクターであり、過去を含めまだ明らかになっていない事も多いキャラクターなのでもっと活躍を描いてほしいという声が多いです。

特に本編において初登場時のギャップによる人気が高く、この忍田瑠花初登場シーンはまだアニメになっていない事からこのシーンが早くアニメになってほしいという声も見られます。またまだ声優も不明の為、誰が声優を務める事になるのか気になるという声も見られるほどになっています。戦闘員ではないとはいえ重要なキャラクターになる事、ワールドトリガーのアニメは声優が豪華な事からも期待する声もかなり多いです。

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忍田瑠花まとめ

忍田瑠花はボーダー本部に住んでいる元アリステラの王女という過去を持つキャラクターで、ワールドトリガーの世界観における重要なキャラクターの1人です。登場が単行本23巻とかなり遅めであり、2022年5月現在活躍はそこまで多くはありませんが今後のワールドトリガーにおける重要なキャラクターの1人であると考えられています。

特にその過去には旧ボーダーが関わっている事から過去のエピソードが気になるという声も多く、小南を始めとした旧ボーダー時代を知っているキャラクター、或いは他のボーダー隊員との絡みが気になるという声も見られるほどになっています。今後の展開に関わるのは間違いないキャラクターなのでまだワールドトリガーを視聴していない人は忍田瑠花にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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