【ワールドトリガー】ボーダーの隊服について考察！B級以上からアレンジが可能？

『ワールドトリガー(ワートリ)』で描かれるボーダーの隊服は、Ｃ級の訓練生が全員共通して白かったり、Ｂ級以上の隊員が全員バラバラだったりと、どこかデザインに規定があるような印象を受けます。そこで、ここからはボーダーの隊服のデザインやかっこいいと評判の隊服を一覧形式で紹介していきます。それではまず、ボーダーの隊服を見ていく前に『ワールドトリガー』の作品情報からご覧ください。

『ワールドトリガー(ワートリ)』とは、葦原大介氏によるファンタジー漫画です。2019年よりジャンプスクエアにて連載される以前は、2013年から2018年までの間に週刊少年ジャンプにて連載されています。2014年10月5日からはテレビアニメが放送され、その後2016年4月3日まで放送されました。さらに、2021年1月10日から4月4日まで2ndシーズン、2021年10月10日から2022年1月23日まで3rdシーズンが放送されています。

ここでは『ワールドトリガー(ワートリ)』のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台となるのは、近界民(ネイバー)と呼ばれる怪物が現れる三門市です。異世界への「門(ゲート)」から現れるネイバーは、地球上の兵器が効きません。そんなネイバーの侵攻を阻止すべく日々戦っているのが、界境防衛機関「ボーダー」です。物語はボーダーとして活動する空閑遊真と三雲修が出会った時から始まります。

『ワールドトリガー(ワートリ)』に登場するキャラの個性を引き立てている隊服。ネット上では、ボーダー隊員の隊服について「それぞれ個性があってかっこいい」、「どの部隊の隊服もかっこいい」といった声があがっています。では、ボーダー隊員の隊服のデザインはアレンジできるのか？ここからはその疑問を考察検証していきます。

まず、ボーダー隊員の隊服はC級の訓練生が全員共通して白かったり、B級以上の隊員が全員バラバラだったりしていました。つまり、自由なデザインの隊服を着ることができるのは正隊員であるB級以上の隊員のみで、訓練兵であるC級の隊員は基本の隊服となります。とはいえ、全てのボーダー隊員の隊服をデザインしていれば時間がかかり過ぎてしまうため、数通り存在している基本デザインをアレンジして使用するというのが一般的です。

では、次に隊服のデザインを考えるのは誰なのかを考察していきます。結論から言うと、B級以上の各ボーダー隊員それぞれのデザインの隊服は各部隊の隊員が描いているようです。そして、ボーダー隊員がデザインを決めた後は、ボーダー開発室のデザイナーが隊服の仕上げをおこなうこととなります。

各部隊でさまざまなデザインの隊服を着ているボーダー隊員ですが、自由にデザインを変えれると言っても隊服の基本性能まで変えれるというわけではありません。そのため、各隊員がデザインを採用し、オペレーターの手によって仕上がった隊服の性能は同じ仕様になっています。ただ、これには例外もあり、風間隊のように機能を加えて改造した隊服も存在していました。

『ワールドトリガー(ワートリ)』の舞台となっている三門市ですが、そこに侵攻してくるネイバーにもネイバーフッドという住む世界があります。「あちら側の世界」とも表記されており、そこは宇宙のような暗黒空間に巨大なトリガーで作られた星が浮いているような状態です。

そのネイバーフッドにはいくつかの世界があるため、それぞれの国に所属するネイバー隊員の隊服もあります。ネイバーである遊真によれば、「近界の人間もこちら側の人間と変わらない」とのことなので、おそらくあちら側の世界の隊員もこちら側の世界の隊員の隊服と同じくさまざまなデザインの隊服が存在していると考えられます。

B級以上のみ隊服のデザインがアレンジできるということが分かりましたが、どうやら数多くある部隊がそれぞれポイントを競い合うランク戦では各部隊が着用している隊服にも注目されているようです。では、ボーダー隊員の中で特に評判がいい隊服は何なのか、ということでボーダー隊員のかっこいい隊服を一覧形式で紹介していきます。

『ワールドトリガー(ワートリ)』のかっこいい隊服の一つが、太刀川隊の隊服です。太刀川隊はA級1位の隊で、圧倒的な戦闘力があるものの狙撃手がいません。ただ、近・中距離を攻撃手の太刀川がカバーしつつ、中・遠距離を射手の出水が対応することで、狙撃手がいないという弱点を補完しています。

そんな太刀川隊の隊服は、数多くある個性的なデザインの隊服の中でも特に評判がいいようで、太刀川隊の隊員たちは太刀川の師匠が着用しているコートがベースとなっているということで喜々として着用しています。デザインとしては、黒のロングコートの両肩と襟口から、腰辺りまで一本ずつ縦の赤ラインが入っており、そしてその前を5本の短いベルトで止めているのが特徴です。

『ワールドトリガー(ワートリ)』のかっこいい隊服の一つが、影浦隊の隊服です。影浦隊はB級3位の隊で、攻撃手・銃手・狙撃手が一人ずつ揃っているバランスの取れたチーム編成となっています。そんな影浦隊の隊服は、太刀川隊と同様に黒を基調としたデザインが特徴です。ただ、影浦隊の場合はロングコートではなくミリタリージャケットとなっており、さらに襟元には隊のエンブレムである獣の牙が付いています。

『ワールドトリガー(ワートリ)』のかっこいい隊服の一つが、加古隊の隊服です。加古隊はA級6位の隊で、苗字のイニシャルが「K」の隊員のみで構成されているため、隊服に「K」のエンブレムが付いています。そんな加古隊の隊服は、黒字に紫を基調としたセクシーなデザインが特徴です。また、加古隊の隊員である黒江のみショートパンツを採用しています。

『ワールドトリガー(ワートリ)』のかっこいい隊服の一つが、那須隊の隊服です。那須隊はB級8位の隊で、隊長である那須が点を取ってそのサポートを他の隊員がおこなっています。また加古隊と同様に女性のみで構成されています。そんな那須隊の隊服は、女性らしさを醸し出すデザインとなっており、上が白で下は黒と紫のボディースーツです。また、右側のみボタンと肩ストラップが付いています。

『ワールドトリガー(ワートリ)』のかっこいい隊服の一つが、風間隊の隊服です。風間隊はA級3位の隊で、カメレオンによるステルス戦闘を基本的な戦闘スタイルにしているため、アレンジの域を超えた隊服を着用しています。そんな風間隊の隊服はトリオン消費量を抑える機能が追加されているのですが、おそらくこれはA級部隊だからこそ認められた内容です。

『ワールドトリガー(ワートリ)』のかっこいい隊服の一つが、二宮隊の隊服です。二宮隊はB級1位の隊で、総合ランク2位、射手ランク1にランクインしている二宮を主軸にした戦闘スタイルとなっています。そんな二宮隊の隊服はシンプルに黒スーツです。

ここまでB級以上の隊員のみ自由なデザインの隊服を着ることができるということで、Ｂ級以上の隊員の隊服の中で特に評判がいい隊服を一覧形式で紹介してきました。一覧を見ていくと分かりますが、ボーダーの隊服にはエンブレムが付けられていることがあります。そして、そのエンブレムも隊服の魅力を引き立てる要素となっていました。そこで、ここからはボーダー隊員のエンブレムやトリガーの改造について解説していきます。

まずボーダー専用エンブレムは10種類あります。エンブレムはそれぞれ三日月と三本の刀が描かれた太刀川隊、チェスのナイトが描かれた冬島隊、斜めのラインと目が描かれた風間隊、鳳凰のような鳥が描かれた草壁隊、5つの星が描かれた嵐山隊、「K」のイニシャルと蝶が描かれた加古隊、弾丸に絡みつく二匹の蛇が描かれた三輪隊、雪の結晶と六花が描かれた片桐隊、血の王冠が描かれた二宮隊、野獣の牙が描かれた影浦隊です。

さらに、トリオンキューブが中心に描かれたボーダー共通のエンブレムが1種類、三つの同盟国との友好を示す玉狛支部のエンブレムが1種類あります。以上、ボーダーに存在するエンブレムは計12種類です。ちなみに、専用エンブレムに関しては各部隊の隊長や隊の特徴が表れたエンブレムとなっています。また、専用のエンブレムは元A級(二宮隊や景浦隊)を含むA級部隊のみ作成することが可能です。

A級部隊の特権はノーマルトリガーの扱いにも存在しています。その特権というのが、ノーマルトリガーの改造です。本来、ノーマルトリガーは量産・汎用性を重視しているため、ある程度の規定が定められています。その規定を無視できるA級部隊は、たとえば三輪の鉛弾(レッドバレット)のようにメインとサブ両方のトリガーを使用したフルアタック状態でしか使えないものを、サブトリガーのみで使用できるように改造することが可能です。

他にも、スパイダーをハンドガンにセットした木虎の改造トリガーや刀型の弧月を槍型にした米屋の改造トリガーなどがあります。では、B級隊員はA級とは異なり、全て一律のトリガーを使っているのでしょうか？結論から言うと、多少のカスタムであればB級でも可能です。

たとえば、受け太刀を得意とするアタッカーの熊谷は弧月の鍔がデザインされていたり、B級ランク戦ROUND7にて村上が暗視戦術のために弧月を黒くしていたりしています。どうやら、多少のカスタムが認められているのは、開発室の手間がかからない程度であれば問題ないと判断されていることが理由となっているようです。おそらく、B級の場合はどこまでカスタムできるかは開発室の判断次第といったところでしょう。

『ワールドトリガー(ワートリ)』に登場するボーダー隊服に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はワートリの隊服を「それぞれに個性がある」ということで高く評価しているようです。今回は部隊の隊服の特徴を挙げていきましたが、その特徴から部隊の特徴を読み取ってみるのも良いかもしれません。

『ワールドトリガー(ワートリ)』に登場する景浦の魅力に関する感想や評価があがっています。こちらでは景浦の魅力として、隊服やエンブレム、そして強気な態度を取りながらも意外と繊細で優しいといったギャップのある性格が取り上げられているようです。この内容から隊服やエンブレムのかっこよさがワートリのキャラ性を引き立てているのが窺えます。

『ワールドトリガー(ワートリ)』に登場するボーダー隊服のグッズに関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は「どの隊服もかっこいい」ということでボーダー隊員の隊服をモチーフにしたキーホルダーを購入したようです。

同時にキーホルダーの画像も投稿されているのですが、それを見るとどの隊服もさまざまなデザインが揃っているのが分かります。これを機にボーダー隊員の隊服をモチーフにしたグッズをチェックしてみると良いでしょう。

『ワールドトリガー(ワートリ)』に登場するボーダーの隊服について、等級におけるデザインの可否や隊員のエンブレムなどを考察してきましたがいかがでしたか？ボーダーの隊服はB級以上の隊員のみがデザインを自由にアレンジすることができるということで、太刀川隊、影浦隊、加古隊、那須隊、風間隊、二宮隊といった6つの部隊の隊服を一覧化しました。

どうやら、その中でも特に評判がいいのは黒を基調にした太刀川隊と景浦隊、セクシーさや女性らしさを醸し出す加古隊と那須隊のようです。これらのボーダーはこれから先も活躍していくと考えられるので、さらにアレンジされていくのか、はたまた新しい隊服となるのか注目しておきましょう。