【終末のワルキューレ】始皇帝がかっこいい!強さ・能力やハデスとの勝敗の結果は?

漫画終末のワルキューレの作中で人類代表として登場するかっこいい始皇帝。漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝とは「冥界の王」のハデスの対戦相手であり、「ラグナロク」の第7回戦に出場しました。始皇帝は蚩尤という邪神の武術を使うことが出来、ハデスを圧倒するほどの能力と強さを持っています。では始皇帝とハデスの勝敗の行方はどうなったのでしょうか。本記事では漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝についてハデスとの戦いの勝敗や能力、強さなどをご紹介していきます。

【終末のワルキューレ】始皇帝がかっこいい!強さ・能力やハデスとの勝敗の結果は?のイメージ

目次

  1. 終末のワルキューレとは?
  2. 終末のワルキューレの始皇帝がかっこいい
  3. 終末のワルキューレの始皇帝の強さ・能力や武器
  4. 終末のワルキューレの始皇帝の戦いや勝敗・結果をネタバレ
  5. 終末のワルキューレの始皇帝の過去や呪い
  6. 終末のワルキューレの始皇帝は実在する?
  7. 終末のワルキューレの始皇帝に関する感想や評価
  8. 終末のワルキューレの始皇帝まとめ

終末のワルキューレとは?

2022年10月現在、「月刊コミックゼノン」で連載中の漫画終末のワルキューレ。漫画終末のワルキューレとは梅村真也とアジチカの漫画作品であり、累計発行部数が1000万部を突破するほど高い人気を博しています。大人気漫画の終末のワルキューレは神と人類の戦い「ラグナロク」を描いており、実在した英雄が数多く登場しています。そんな漫画終末のワルキューレには、始皇帝という中国史のかっこいいキャラクターが登場しています。

漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝は初めて中華を統一した「始まりの王」であり、「ラグナロク」の第7回戦でハデスと激突しました。その強さはハデスを上回っており、邪神・蚩尤の能力を使うことが出来ます。そんな始皇帝には、ハデスとの戦いの勝敗が気になるといった声が多数寄せられています。本記事では漫画終末のワルキューレの始皇帝についてハデスとの戦いの勝敗や能力、強さなどをまとめてご紹介します。

終末のワルキューレの概要

ではかっこいい始皇帝のハデス戦の勝敗や能力、強さなどをご紹介する前に、始皇帝が登場する終末のワルキューレがどんな作品なのか簡単にまとめたのでご紹介していきます。かっこいい始皇帝が登場する終末のワルキューレとは神と人類の最終闘争「ラグナロク」を描いたバトルダークファンタジー漫画です。漫画終末のワルキューレの原作はシナリオライターの梅村真也であり、フクイタクミが構成を、作画をアジチカが担当しています。

梅村真也・フクイタクミ・アジチカの3人が描く漫画終末のワルキューレは2017年に「月刊コミックゼノン」で連載がスタートし、2022年10月現在も完結していません。単行本は合計16巻出ており、「呂布奉先飛将伝」というスピンオフ作品も制作されています。そんな漫画終末のワルキューレは累計発行部数が1000万部を超えるほど人気が高く、2021年にアニメ化されました。また2023年にはアニメ2期の放送が決定しています。

終末のワルキューレのあらすじ

人類の誕生から700万年経った天界。神々は進捗が一切無い人類に嘆き、1000年に一度の「人類存亡会議」を開きます。そこで神々は人類に終末を与えることを閣議決定しました。するとブリュンヒルデという戦乙女の長姉が現れ、神VS人類最終闘争「ラグナロク」の開催を提案します。この時神々はプライドを傷付けられ、その提案に賛同します。これにより13人の最強の人類と13人の最強の神の壮絶な戦いが始まることになるのでした。

アニメ『終末のワルキューレⅡ』

終末のワルキューレの始皇帝がかっこいい

始皇帝のプロフィール

本記事でハデスとの戦いの勝敗や能力、強さなどをご紹介する始皇帝とは漫画終末のワルキューレに登場するキャラクターの1人です。漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝は神VS人類最終闘争「ラグナロク」の第7回戦に出場した人類代表のかっこいい男性キャラクターであり、包帯で覆った目元と後ろを刈り上げた短髪の黒髪が特徴となっています。始皇帝は王としての名前となっており、本当の名前を「嬴政(えいせい)」といいます。

嬴政こと始皇帝は中華の統一を初めて成し遂げた英傑として知られており、「始まりの王」と呼ばれています。そのため始皇帝は自らのことを「朕」と呼び、非常に唯我独尊な性格をしています。唯我独尊な性格から始皇帝は自分より偉い者がいないという考えを持っています。この始皇帝の唯我独尊な性格は「惑わず、曲げず、頼らず」と「常に民の先頭に立ち続ける、それが王」といった信念をずっと持ち続けているからだと分かっています。

元々始皇帝は春秋戦国時代に秦国の公子・子楚と趙国の舞姫の子供として生まれました。始皇帝は両親や故郷の秦国に見捨てられ、趙国の人質として酷い扱いを受けながら生活を送っていました。しかし始皇帝は春燕という世話役兼護衛の女性に助けられ、秦国の王となります。そして始皇帝は中華を初めて統一するという偉業を成し遂げました。その中で始皇帝は蚩尤という邪神と6日間戦い、蚩尤の能力と武術を手に入れました。

この経歴から始皇帝は戦闘能力と身体能力が人類トップクラスとなっており、並の神だと相手にならない強さを持っています。しかし始皇帝は「ミラータッチ共感覚」というデメリットしかない能力の持ち主であり、敵の傷を見ると自分もダメージを受けてしまうという欠点があります。そんなかっこいい始皇帝は漫画終末のワルキューレの作中で戦乙女の十女・アルヴィトと共に第7回戦に出場し、「冥界の王」ハデスと激闘を繰り広げました。

始皇帝の見た目

上述で少しご紹介した通り、漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝はいつも布で目を覆っています。そのため始皇帝はハデス戦の中盤まで、素顔がどのようになっているか分かりません。ではなぜ漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝は目を布で隠しているのでしょうか。始皇帝が目を隠している理由は生まれ育ちと体質が関係しています。上述の通り、春秋戦国時代に生まれた始皇帝は人質として趙国で暮らしていました。

始皇帝が生まれた時代、趙国は白起という秦国の将軍に45万もの兵士を生き埋めにされていました。この白起の悪魔の如き所業から趙国は秦国に対し、非常に強い恨みを抱いていました。始皇帝は父親が秦国の公子なので、いわば秦国の人間です。そのため人質の始皇帝は趙国の人間に恨まれ、蔑まれる生活を送っていました。漫画終末のワルキューレの本編の始皇帝であれば、自身を恨んで蔑む趙国の人間を容赦なく打ち倒すことでしょう。

しかし幼少期の始皇帝は非常に弱々しい男の子であり、自身を蔑む趙国の人々にペコペコするしかありませんでした。この時、始皇帝はとある体質を会得してしまいます。その体質とは「ミラータッチ共感覚」です。「ミラータッチ共感覚」とは他人の怪我や傷を見ると自分の身体に痣が出来る体質であり、他人の恨みも痛みとして感じてしまいます。「ミラータッチ共感覚」のせいで始皇帝は全身が痛み、苦しみの中生活を送ることになりました。

そこで始皇帝はいつも作り笑いでニコニコし、痛みを我慢するようになります。しかし始皇帝は春燕と出会い、生きたいように生きればいいと言われます。また春燕から目を隠す布を貰い、始皇帝は前を向いて生きるようになりました。その後春燕が死去するものの、始皇帝は歩みを止めず、初めて中華を統一した王に上り詰めました。そんな過去からかっこいい始皇帝は漫画終末のワルキューレの作中でいつも目元を布で隠しているのです。

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終末のワルキューレの始皇帝の強さ・能力や武器

始皇帝の強さ

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝の強さや能力、武器についてまとめてご紹介していきます。漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝はアダムや雷電為右エ門のように、体術を駆使して戦うキャラクターです。これだけ見ると、始皇帝の強さは武器を使うハデスに敵わないように見えます。確かに素手の体術の達人と武器使いの達人が戦うと、勝敗は武器使いの達人が勝利するのが普通です。

しかしかっこいい始皇帝はとある能力で武器を使った神に勝るほどの強さを持っています。その強さの源となる始皇帝の能力とは「蚩尤(しゆう)」という邪神の強さです。漫画終末のワルキューレに登場する蚩尤とは中国の邪神であり、泰山という場所で中華を支配しています。中華の王になった人間は1万人の生贄を蚩尤に捧げる必要がありました。そして1万人の生贄で蚩尤の許しを貰った者こそが中華の皇帝になることが出来ました。

なので始皇帝は中華を統一した際、蚩尤の下を訪れます。この時始皇帝は蚩尤の態度に不満を抱き、勝負を挑みました。蚩尤は中華で最強の強さを持った邪神であり、人間などちっぽけな存在です。しかし始皇帝は丸6日戦い続け、中華最強の強さを持つ蚩尤に勝利しました。そして始皇帝は邪神・蚩尤の強さをそのまま受け継ぎます。その後始皇帝は中華に大帝国を築き上げ、人類史上で初めて皇天上帝に近づいた存在となりました。

この経歴を見ると、始皇帝は生身の身体で神に匹敵する強さを持っていることが分かります。また始皇帝は蚩尤に勝利したことで、常人離れした身体能力を持っています。さらに始皇帝は邪神・蚩尤の武術さえもものにしています。邪神・蚩尤の武術とは鎧・矛・戟・弩・剣の5つの型が存在する武術であり、「冥界の王」のハデスさえも苦戦するほどの強さがあります。なので始皇帝は「始まりの王」の名に恥じない英傑といえるでしょう。

始皇帝の蚩尤の型

上述でご紹介した通り、漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝が使う邪神・蚩尤の武術は鎧・矛・戟・弩・剣の5つの型が存在します。かっこいい始皇帝はこの5つの型を使い、強力な強さを持つ合計6つの技をハデス戦で披露しています。では始皇帝が使う蚩尤の型の技はどんな能力があるのでしょうか。まず1つ目の技は「蚩尤鎧式・承力天鳳」です。この技は蚩尤の武術の鎧の型であり、カウンターに使われています。

「蚩尤鎧式・承力天鳳」は相手の力を受け流す能力があり、始皇帝が作中で神のアレスを投げ飛ばしました。また「蚩尤鎧式・承力天鳳」は相手の力を反射させることも出来、カウンター以外にも使用出来ます。2つ目の蚩尤の型の技は「蚩尤矛式・泰山龍爪」です。「蚩尤矛式・泰山龍爪」とは蚩尤の武術で矛の型にあたる技です。「蚩尤矛式・泰山龍爪」は両手の親指・人差し指・中指に装着した鋭い装飾を使い、相手の身体を抉る能力があります。

漫画終末のワルキューレの作中で蚩尤は「蚩尤矛式・泰山龍爪」の能力を使い、ハデスの屈強な腹部に大ダメージを与えました。3つ目の蚩尤の型の技は「蚩尤弩式・波流亀」です。「蚩尤弩式・波流亀」とは始皇帝の目を使った蚩尤の武術の弩の型であり、敵の弱点を見破る能力を持っています。「蚩尤弩式・波流亀」の能力で見えた弱点は敵の気の流れの要となっており、そこに始皇帝が空気の塊を飛ばすことで相手の戦闘能力を弱体化出来ます。

4つ目の蚩尤の型の技は「蚩尤戟式・白虎弧月」です。「蚩尤戟式・白虎弧月」とは強力な蹴りで相手に大ダメージを与える能力であり、蚩尤の武術の戟の型にあたります。漫画終末のワルキューレの作中で始皇帝は「蚩尤戟式・白虎弧月」を使い、ハデスの腕を破壊しました。5つ目の蚩尤の型の技は「蚩尤剣式・始皇燕斬」です。「蚩尤剣式・始皇燕斬」とは戦乙女のアルヴィトが神器錬成した「神羅鎧袖改始皇勾践剣」を使用する剣術の技です。

漫画終末のワルキューレの作中で始皇帝は「蚩尤剣式・始皇燕斬」をハデスに放つものの、逆に左腕が再起不能になりました。最後の6つ目の蚩尤の型の技は「蚩尤剣鎧式・始皇承力燕斬」です。「蚩尤剣鎧式・始皇承力燕斬」とは「蚩尤剣式・始皇燕斬」・「蚩尤鎧式・承力天鳳」・「蚩尤弩式・波流亀」を合体させた始皇帝の必殺技です。作中で始皇帝は「蚩尤剣鎧式・始皇承力燕斬」を使ってハデスの身体を貫き、第7回戦の勝敗が決しました。

始皇帝の武器

漫画終末のワルキューレに登場する人間代表の「神殺しの13人」は「神器錬成」という戦乙女(ワルキューレ)が能力で変身した武器を使い、神々と戦います。神々は人間より遥かに優れた存在であるため、本来人間の武器だと戦うことが出来ません。しかし「神器錬成」の能力で戦乙女が変身した武器(神器)を使うと、人間は神々と対等に戦うことが出来ます。また戦乙女の神器を駆使することで、人間が神々を殺すことも可能となっています。

例えば佐々木小次郎は戦乙女の次女・フリストが「神器錬成」した神器「備前長光三尺余寸」を使い、「大海の暴君」ポセイドンに勝利を飾りました。またジャック・ザ・リッパーは戦乙女の十一女・フレックの「神器錬成」で触れた物を全て神器にする手袋を装備し、「不屈の闘神」ヘラクレスを見事破りました。本記事の主役であるかっこいい始皇帝は「神殺しの13人」の1人です。なので始皇帝も他の人類代表と同じく、神器を作中で使っています。

では漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝はどのような神器を武器にしているのでしょうか。かっこいい始皇帝は戦乙女のアルヴィトと契約を結び、「神羅鎧袖」という神器です。始皇帝の「神羅鎧袖」は上半身の防具であり、武器として使用していません。しかし始皇帝はアルヴィトの能力で「神羅鎧袖改始皇勾践剣」という剣の神器も所持しています。始皇帝は「神羅鎧袖改始皇勾践剣」でハデスとの戦いの勝敗を決めました。

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終末のワルキューレの始皇帝の戦いや勝敗・結果をネタバレ

始皇帝と冥界の王ハデスとの戦い

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝のハデス戦の勝敗についてご紹介していきます。漫画終末のワルキューレの神VS人類最終闘争「ラグナロク」の第6回戦で釈迦は神々を裏切り、人類に味方します。これにより、第7回戦に出場する神々の代表が空席になってしまいます。するとハデスが名乗りを上げ、第7回戦に出場します。この時ハデスは身内のポセイドンを失ったため、人類に怒りを抱えていました。

ポセイドンの仇討ちに燃えるハデスはゼウスの兄であり、「冥界の王」と呼ばれるほどの強さを持っています。「冥界の王」の出陣を知ったブリュンヒルデは始皇帝を第7回戦の人類代表に選び、彼ならばハデスに勝てると考えます。しかし始皇帝は自分の控室が分からず、会場の裏側を破壊しながら迷子になっていました。この時始皇帝は誤って神々のVIP観覧室に入ってしまうものの、アレスとヘルメスの前でいきなり寛ぎだします。

しかし始皇帝はアレスを投げ飛ばし、神々に「始まりの王」の強さを見せつけました。その後ブリュンヒルデに第7回戦の出場を伝えられ、始皇帝は観客席から歴代中華皇帝の道を使って会場に降り立ちます。そして始皇帝は「冥界の王」ハデスと対面し、第7回戦の幕が上がりました。第7回戦の幕が上がり、始皇帝は邪神・蚩尤の武術を使ってトリッキーな戦い方をします。この始皇帝の攻撃にハデスは苦戦し、圧倒されてしまいます。

ハデスを圧倒する始皇帝は空気弾を駆使し、一気に勝敗を決めようとしました。しかし始皇帝はハデスの反撃を受け、左腕が無くなってしまいます。これに観客は第7回戦の勝敗がハデスの勝ちで決まると考えます。ハデスは冥界を統治する最強の王であるため、本来勝敗が左腕を失った始皇帝の勝ちで決まることがありません。しかし始皇帝はかつて自分を助けてくれた春燕を思い出し、満身創痍の中立ち上がるのでした。

始皇帝はハデスに勝った?

勝敗がハデスの勝利で終わるものかと思われた「ラグナロク」の第7回戦。第7回戦を観戦していた佐々木小次郎や沖田総司は「蚩尤弩式・波流亀」と「蚩尤鎧式・承力天鳳」を封じられた始皇帝に勝ち目が無いと語ります。またハデスは勝敗が自分の勝ちで決まると考え、始皇帝へ自分を追い詰めた力を誇るよう伝えました。しかし一切諦めていない始皇帝はアルヴィトに笑顔で「勝ちたい」と言い、ハデスへ「蚩尤剣式・始皇燕斬」を放ちます。

しかしハデスの強烈な一撃で「蚩尤剣式・始皇燕斬」を破られ、始皇帝は瀕死の重傷を負いました。すると人類側の観客から始皇帝は精一杯の声援を受けます。観客の声援を受けた始皇帝は春燕との過去を思い出し、王としての信念を抱きながら立ち上がりました。すると始皇帝はどうするのかアルヴィトに問われ、「蚩尤鎧式・承力天鳳」を放つと口にします。一方ハデスは始皇帝と闘えたことを誇りに思うと言い、武器を構えました。

そして第7回戦の勝敗が決まる最後の激突が始まります。勝敗が決まる最後の激突でハデスは「血が導きし曙光(イーコール・エーオース)」という必殺技を繰り出しました。この必殺技を始皇帝は「蚩尤鎧式・承力天鳳」で受け止め、ハデスの武器に「蚩尤弩式・波流亀」を放ちます。この時始皇帝は春燕を思い出し、絶望から生まれて希望をもたらすのが王だと語ります。するとハデスの武器が限界を迎え、バラバラに砕け散りました。

これにハデスは始皇帝の考えこそが本当の王だと語り、「神羅鎧袖改始皇勾践剣」で斬られます。始皇帝の「神羅鎧袖改始皇勾践剣」で斬られたハデスは力尽き、ゼウスやポセイドンといった愛する弟達に不甲斐ない自分を許すよう口にします。そしてハデスは感謝の祈りを捧げる始皇帝の前で消滅し、壮絶な最後を遂げるのでした。これにより始皇帝VSハデスの「ラグナロク」第7回戦の勝敗は始皇帝の勝利で決まることになるのでした。

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終末のワルキューレの始皇帝の過去や呪い

始皇帝の過去

井戸の底から上を見た写真

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝の過去や春燕との関係、現在の呪いの状況についてご紹介していきます。漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝はいつも笑顔を浮かべている偉大な王のキャラクターです。しかし嬴政と名乗っていた幼い頃の始皇帝はいつも作り笑いを浮かべる薄気味悪い少年でした。上述でご紹介した通り、始皇帝は秦国の公子と趙国の舞姫の子供としてこの世に生まれ落ちました。

秦国の公子の子供となると、始皇帝は豊かな生活が送れるはずです。しかし始皇帝は父親と秦国に見捨てられ、趙国で監視されながら生活することになってしまいます。この時趙国は長平の戦いで45万人もの兵士を生き埋めにした秦国へ強い恨みを持っていました。この強い恨みは秦国の公子の子・始皇帝に向けられてしまいます。そのため始皇帝は嬴政と名乗っていた頃、趙国の人間に毎日酷い扱いを受け続ける生活を送っていました。

始皇帝と春燕の関係

上述でご紹介した通り、過去の始皇帝は趙国の人間に恨まれ続ける不運な少年でした。そのせいで始皇帝は「ミラータッチ共感覚」を発症し、更に辛い生活を送ることになります。しかし始皇帝はとある女性との出会いで運命が大きく変わります。その始皇帝の運命を大きく変えた女性とは春燕です。春燕はある日、始皇帝の世話役と護衛役を任されます。世話役と護衛役を任された春燕は始皇帝と会うものの、当初良い感情を抱きませんでした。

なぜなら始皇帝がいつも作り笑いを浮かべているからです。春燕はいつも作り笑いでニコニコしている始皇帝が気に入らず、始皇帝という人間そのものが理解出来ませんでした。しかし春燕は傷だらけとなった始皇帝の身体を目にし、気持ちが変わります。趙国の人間に恨まれる始皇帝は「ミラータッチ共感覚」の影響で、身体中に傷が出来ていました。この身体中の痛みを我慢するため、始皇帝はいつも作り笑いでニコニコしていたのです。

それを知った春燕は不運な始皇帝に同情し、彼を抱きしめます。抱きしめられた始皇帝は春燕に生きたいように生きろと言われ、大粒の涙を流しました。涙を流した始皇帝は春燕から目を隠す布を貰います。これにより始皇帝は「ミラータッチ共感覚」の体質が抑えられ、幸せな日常を送るようになりました。しかし始皇帝の幸せな日常は長く続きませんでした。ある日、始皇帝は秦国に帰ることを許され、春燕と共に馬車で趙国から離れます。

その道中、始皇帝と春燕は趙国の刺客に襲われてしまいます。この時春燕は始皇帝を守るために刺客と戦うものの、重傷を負いました。重傷を負った春燕は子供が白起に生き埋めにされたことを明かします。しかし春燕は憎しみの言葉を一切吐かず、始皇帝へ人の痛みが分かる王子に成長するよう伝えました。そして春燕は始皇帝の前で死去します。その後始皇帝は春燕との思い出を原動力とし、史上始めて広大な中華を統一するのでした。

始皇帝の呪いは現在も続いている?

漫画終末のワルキューレの作中で「神殺しの13人」と神々が戦う場所は人間の世界ではありません。なのでかっこいい始皇帝は「ミラータッチ共感覚」の呪いが無くなっているように見えます。では始皇帝は「ラグナロク」に呼ばれたことで、「ミラータッチ共感覚」の呪いが無くなったのでしょうか。確かにかっこいい始皇帝はいつもニコニコしているので、「ミラータッチ共感覚」の呪いによる全身の痛みを我慢しているように一切見えません。

しかし始皇帝の「ミラータッチ共感覚」による呪いは治っておらず、現在も続いています。普段始皇帝が明るい笑顔を浮かべているのは、春燕の目隠しがあるからです。そのため始皇帝は漫画終末のワルキューレのハデス戦で「蚩尤弩式・波流亀」を使った際、目隠しを取ったことによってハデスと同じ痛みを受けてしまいました。しかし始皇帝は作り笑いを浮かべていた頃の姿が一切無く、勝敗が決するまでかっこいい姿を見せ続けました。

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終末のワルキューレの始皇帝は実在する?

始皇帝は実在する?

兵馬俑の写真

ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝の史実についてご紹介していきます。漫画終末のワルキューレは史実に実在したキャラクターが数多く登場しています。かっこいい始皇帝も史実に実在したキャラクターであり、必ず歴史の教科書に載っています。史実の始皇帝は本名を嬴政といい、秦国の王として中華統一を成し遂げました。中華統一が史上初だったため、嬴政は「始皇帝」という名前で呼ばれています。

元々史実の始皇帝は漫画終末のワルキューレの始皇帝と同じく、紀元前259年に秦国の公子と趙国の女性(趙姫)の子供として生まれました。始皇帝は生まれてすぐに趙国の人質となり、いつ殺されてもおかしくない生活を送っていたことが分かっています。その中で秦国王の父が没し、始皇帝は呂不韋の策略で秦国への帰還を許されました。秦国に帰還した始皇帝はわずか13歳で秦国の王位を継ぎ、時の丞相・呂不韋に実権を握られます。

しかし始皇帝は楚・趙・魏・韓・燕の合従軍の侵略や母・趙姫と嫪アイの反乱などを乗り越え、母の反乱に関与した呂不韋を追放します。呂不韋の追放によって始皇帝は秦国王としての立場を確立させ、様々な改革を始めていきます。その後始皇帝はたった15年で全ての国を滅ぼし、史上初めて中華を統一するという偉業を成し遂げました。中華を統一した始皇帝は万里の長城を建造し、通貨や漢字書体の統一などの善政を敷きます。

しかし始皇帝は泰山を訪れた天下巡遊で神仙思想に染まり、不老不死を追い求めだします。これにより始皇帝は暴君と化し、自らを神と評して焚書坑儒という愚行を行いました。そして始皇帝は病気を患い、最後まで不老不死を求めながら紀元前210年に死去しました。その後秦国は悪臣・趙高が実権を握り、一瞬にして滅亡することになりました。この経歴から始皇帝は偉業を成し遂げたものの、中国史で暴君として扱われています。

始皇帝が生前に行った伝説

中国の歴史的建物の写真

史実の始皇帝は暴君であるものの、数々の偉業を成し遂げた人物です。そのため始皇帝には多数の伝説が現代になっても残っています。その伝説の中で代表的なものが2つあります。まず1つ目の始皇帝の伝説は不老不死です。始皇帝は天下巡遊で訪れた泰山で不老不死を知ったといわれており、突然神仙思想に傾倒しました。神仙思想で始皇帝は徐福に不老不死の薬の調達と蓬萊山から1000歳の仙人を連れて来るよう命じたそうです。

もちろん不老不死の薬や1000歳の仙人が存在する訳が無く、徐福はそのまま逃亡しました。しかしその後も始皇帝は不老不死に熱中し、水銀入りの薬を飲み続けたそうです。これにより始皇帝は水銀中毒を患い、死亡したといわれています。2つ目の伝説は兵馬俑です。兵馬俑とは始皇帝の墓であり、8000体の兵士の人形が内部から確認されています。この兵馬俑はあまりに豪華すぎる墓だったといわれており、伝説扱いされています。

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終末のワルキューレの始皇帝に関する感想や評価

漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝に関する感想では始皇帝がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。始皇帝は自由で唯我独尊な性格をしたキャラクターです。しかし始皇帝は容姿・言動・行動の全てが非常にかっこいいキャラクターとなっており、神を圧倒するほどの強さも兼ね備えています。そのため始皇帝はかっこいいといわれ、漫画終末のワルキューレファンに高い人気を博しています。

漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝に関する感想ではハデスとの戦いが熱いといった感想も多く寄せられていました。漫画終末のワルキューレの第7回戦は始皇帝とハデスが互角に渡り合い、最後まで勝敗が読めません。また始皇帝とハデスは王としての信念のぶつかり合いも描かれています。そんな熱すぎる始皇帝とハデスの戦いは非常に面白く、漫画終末のワルキューレファンに高く評価されています。

漫画終末のワルキューレに登場する始皇帝に関する感想では始皇帝の過去に涙する感想も多く寄せられていました。始皇帝は嬴政と名乗っていた頃、趙国の人間に恨まれ続ける生活を送ってきました。その中で始皇帝は春燕と出会い、人生が大きく変わります。しかし趙国脱出時に春燕が死去し、始皇帝は王としての信念を彼女から教えられました。この始皇帝の過去は屈指の名シーンとなっており、多数の読者を涙させています。

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終末のワルキューレの始皇帝まとめ

開かれた本の写真

本記事では漫画終末のワルキューレに登場するかっこいい始皇帝についてハデスとの戦いの勝敗や能力、強さなどをご紹介しました。始皇帝は容姿と言動が非常にかっこよく、「始まりの王」に相応しい強さも持っています。また始皇帝は悲しい過去も背負っており、本作で特に魅力溢れるキャラクターとなっています。なので本記事をご覧の方は是非一度、漫画終末のワルキューレでかっこいい始皇帝の活躍をチェックしてみて下さい。

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