【ワンピース】ウタの左目がなぜ隠れてるのか理由を考察！両目が開いている時の意味は？

ワンピースのウタは、映画「ONE PIECE FILM RED」の物語に欠かせない主要人物です。シャンクスやルフィにも深く関わっており、本作にはファンが驚くような情報も含まれています。本記事は、いつも前髪で隠れてるウタの左目について考察していきます。なぜ、いつも左目を隠しているのか、ウタの持つ能力や結末など気になる情報が満載です。

「ONE PIECE FILM RED」は、大ヒットコミック「ワンピース」の劇場版アニメです。原作ワンピースが連載開始されてから、2022年7月で25周年となる記念作品として制作されました。監督は谷口五郎、脚本は黒岩勉が務めています。また、原作者の尾田栄一郎が、監修と総合プロデューサーとして参加しました。

原作ワンピースをもとにしたテレビアニメ劇場版は15作目で、FILMシリーズでいうと第4作目となります。ルフィの憧れの大海賊シャンクスがメインストーリーで活躍する、初めての劇場版です。また、麦わらの一味に加入したジンベエが、本格的に登場するのも初めてとなります。

世界中から愛されている歌姫ウタは、素性を隠したまま歌声を発信して大人気となりました。そんなウタが、初めてファンの前に姿を現すライブフェスタが開催されます。ルフィをはじめ麦わらの一味の仲間たちも、ウタのライブを楽しみにやって来ました。そこで、ウタの顔を見たルフィは、自身の幼なじみであることに気づきます。そして、彼女がシャンクスの娘であるという衝撃の事実を、暴露してしまいました。

「ONE PIECE FILM RED」のウタは本作の中心人物であり、悪魔の実「ウタウタの実」の能力者です。ウタの歌声を聞いた者は、仮想のウタウタの世界へ閉じ込められてしまいます。ウタが眠らない限りは、現実の世界へ戻ることができません。ウタは誰もが目を引く美少女で、右側の髪は赤色をしており、左側は白色です。いつも白色の前髪で左目が隠れてるヘアスタイルが特徴になります。

ライブをしている際は、個性的な形状のヘッドホンを付けており、左腕のみが水色の長袖の衣装を着用していました。性格においては、無邪気で明るい性格をしていますが、負けず嫌いな一面もあります。ウタは12年間エレジア島から出たことがなく、ほぼ引きこもりのような生活をしていたため、世間知らずなところもある様子です。それが原因の一つとなって、「ONE PIECE FILM RED」は世界中を巻き込む大騒動となりました。

【プロフィール】

• 本名：ウタ
• 異名：世界の歌姫
• 年齢：21歳
• 出身地：不明
• 身長：169㎝
• 所属：元赤髪海賊団音楽家
• 悪魔の実：ウタウタの実
• 好きな食べ物：ホイップましましのパンケーキ
• 嫌いなもの：海賊
• 夢：自分の歌で世界の人々を幸せにすること

「ONE PIECE FILM RED」のメインキャラクターであるウタは、幼少期から左目が隠れてるヘアスタイルをしていました。ワンピースの物語の世界では、片目が隠れてることには意味があるといわれています。ここでは、ワンピースのウタの左目がなぜ前髪で隠れてるのかの理由や、両目が開いているときの意味についても考察していきます。

まずは、ウタの左目がなぜ隠れてるのか、考察できる理由から解説します。ウタの左目が隠れてるのは、いくつかの理由があるようです。ワンピースのアニメ版でシャンクスに拾われたときには、すでに左目が隠れてる状態でした。大人になっても変わらないヘアスタイルでいるのはなぜなのか、おそらく何か理由や意味があるのでしょう。

「ONE PIECE FILM RED」のウタの前髪がなぜ隠れてるのか、その理由にはシャンクスとの共通点を持つためという考察があります。シャンクスはウタの育ての親ですが、本当の父親のように慕っていました。そして、海賊としてもシャンクスに尊敬と憧れの気持ちを持っており、ウタが目指している理想の人物といえます。

そんな憧れのシャンクスの左目には、黒ひげから受けた傷がありました。フーシャ村で育ったウタは、幼い頃からシャンクスの左目の傷跡を目にしています。大好きなシャンクスにはあって、自身の左目には傷がないことが理由だという説があります。ウタも前髪を伸ばして左目が隠れてるようにすれば、シャンクスを印象づけられると考えたのかもしれません。

ウタの前髪がなぜ隠れてるのか、その理由には右目で過去を見ていることを表すためという考察があります。右目は過去を左目は未来を意味するという、言い伝えがあるそうです。この説だとすれば、ウタは左目が隠れてるため未来は見ずに、右目で過去を見ていたことになります。

ウタには辛い過去がいくつかあります。生後間もなく両親を海賊に殺されてしまい、ウタ自身はそのまま連れ去られました。挙句の果ては、盗んだ宝箱の中に隠されてしまいます。その後、赤髪海賊団に見つけられ、シャンクスによって育てられました。しかし、トットムジカの件が理由で、シャンクスからエレジアに置き去りにされてしまいます。

理由があったにしろ、ウタはシャンクスに見捨てられたと思って生きてきたのです。また、このことが原因で、海賊嫌いになりました。ウタはこれらの辛い過去に対して、自分なりの清算ができていなかった可能性も考察できます。そのため、未来を見る左目を前髪で隠れてる状態にし、右目で過去ばかりを見ていたかもしれません。

ウタの前髪がなぜ隠れてるのか、その理由には本音を隠してるという考察があります。アメリカの心理学者ザッカイム氏とグール氏によると、顔の左側は本音や感情が出やすいそうです。

人間の脳の構造から、左脳は理性で右脳は感情という仕組みになっています。顔の左側は本来の感情が出やすく、右側は他者に対しての表向きの顔といわれています。ウタの顔の左側も、前髪で左目がすっぽり隠れてる状態です。ウタは自身の歌でファンを仮想世界へ閉じ込め、新時代を作ろうとしています。そうすれば、争いのない世界でみんなが幸せになれると信じていますが、あくまでも自分だけの考えです。

もしかすると、ウタの本心は暴走する自分の行為を、誰かに止めてほしいのかもしれません。しかし、ウタは新時代を作るという使命感を持っており、実行したい様子です。そのため、本心を気づかれないように、左目が隠れてるようなヘアスタイルをしている可能性もあります。

ウタの前髪がなぜ隠れてるのか、その理由には能力の制限のためという考察があります。ワンピースの物語には、片目が隠れてるキャラクターが割と多く登場しました。そして、最も多く考察された理由は、能力を制限するためだということです。例えば麦わらの一味のゾロは、2年間の修行を経たのち、左目に傷を作って閉じていました。なぜ左目に傷を作ったのか、理由や経緯は明かされていません。

閉じられた左目は今後開眼するのかも不明ですが、もしも開かれたならば、ゾロの能力がさらに解放される可能性もあります。他にも、左側に傷のあるキャラクターは、シャンクス、ワイパー、白ひげなどです。総合的に見ると、ルフィの味方をしたキャラが多いのが分かります。また、みんな左側に傷があるということから、何か意味のある可能性が高いです。おそらく、ウタの左目が隠れてることも、意味があると考察できます。

ウタの左目がなぜ隠れてるのか、その理由や意味にはいくつかの考察がありました。それでは、「ONE PIECE FILM RED」の中で、ウタの両目が見える描写はあるのでしょうか？結果からいうと、ウタの両目を描写しているシーンはあります。それはウタがエレジアで開催した、ライブフェスタのときです。

ウタはウタウタの能力を用いて、観衆たちを仮想世界へ閉じ込める目的がありました。それを阻止しようとするルフィたちと戦うシーンです。ウタは自身の歌を聞かせることで、すでに仮想世界へ閉じ込めた人の肉体を、現実世界で操ることもできます。ウタは両目を開いて「ウタカタララバイ」という歌を歌いながら、観衆の身体を操りルフィたちと戦わせたのでした。

そのときのウタは少し狂気じみた顔をして歌っており、必ず新時代を作るという強い信念もうかがえます。また、先述のように「左目で未来を見る」という考察が該当するのです。なぜなら、ウタはみんなを仮想世界のウタワールドへ閉じ込め、幸せな未来を実現するという目標がありました。そのため、両目を明けて左目で未来を見ていることを、意味している可能性もあります。

「ONE PIECE FILM RED」のウタは、ワンピースのキャラクターの中でも、最強の能力を持っているといわれています。ここでは、なぜウタの能力が強いのかネタバレで考察していきます。また、ウタとトットムジカの関係や、いつから能力を持っているのかも解説するため、ぜひチェックしてみてください。

ウタは、悪魔の実「ウタウタの実」の能力者です。ウタが歌う歌を聞いた人を、仮想のウタウタワールドへ閉じ込めることができます。また、ウタが眠らない限り、閉じ込められた者は現実世界へ戻ることができないのです。また、閉じ込められた本人の肉体は現実世界で眠っているため、仮想世界へ引きずり込まれたことに気づきません。

ウタは眠らないでいられる毒性の強いネズキノコを食べて、ずっと起きていました。ウタワールドでのウタは、食べ物や音符などを自由に生み出せるなど、自分の意のままに行動することができます。「ONE PIECE FILM RED」では、「私は最強」を歌いながら、ビッグ・マム海賊団のオーブン・ブリュレを捕らえました。

また、麦わらの一味でさえも、ウタが発揮する能力にはかなわず、行動不能になってしまいます。ただ、ウタが出す五線譜に捕らえられ音符のようになった際は、自身の身体がどの音になっているか口にすると良いです。なぜなら、口にした音が正解であれば、五線譜から解放されるためです。

ウタは、世界の歌姫と評価されるほどの美声の持ち主です。しかし、ウタは自身の美声を用いて、仮想のウタワールドへ閉じ込める能力があります。現実世界でウタの歌を聞いた者は、眠ってしまうのです。ただ、本人は眠っていることに気づかず、意識だけはそのまま仮想世界へ閉じ込められるという、仕組みになっています。ウタが眠ってしまうと、人々は仮想世界から現実世界へ戻ることが可能です。

しかし、ウタはネズキノコを食べて、眠らないようにしています。ウタ本人は仮想世界でも現実世界でも自由に動ける上、現実世界で眠っている人の肉体を自由に操ることも可能です。「ONE PIECE FILM RED」の中で、海軍に攻撃されたウタは、眠っている人を操って敵の行動を封じていました。その点からも、ウタの能力は最強であると考察できます。

ウタが持つウタウタの実の能力は、ある特定の楽譜を読んだり歌ったりすることで、魔王「トットムジカ」を召喚することができます。トットムジカとは世界を滅ぼすことも可能とされる、驚異的な怪物です。そのため、音楽の島エレジアの地下に封印されていました。ある日、シャンクスとウタがエレジア島を訪れたときに、国王のゴードンが彼女の美声に魅了されます。

ゴードンはさらにウタが歌う歌を聞きたいと、さまざまな楽譜を集めて歌わせました。その楽譜の中に、トットムジカの封印を解く「トットムジカ」の楽曲が入っていたのです。何も知らずにウタは「トットムジカ」の歌を歌いました。そして、トットムジカを呼び起こしてしまったのです。トットムジカは暴れまわり、国王のゴートン以外は全滅してしまい、エレジア島は壊滅しました。

そのことが原因で、シャンクスは全ての罪を自分がかぶり、ウタをエレジア島に残して去ります。その後、ゴードンが親代わりになってウタを育てました。トットムジカが召喚されると、仮想世界と現実世界が重なります。その仕組みを活用し、麦わらの一味と赤髪海賊団が共闘して、2つの世界で同時にトットムジカを攻撃して倒しました。そして、ウタ本人が眠っていなくても、人々は仮想世界から現実世界へ戻れるようになったのです。

「ONE PIECE FILM RED」の中では、12～13年前のウタとルフィが幼なじみで一緒に遊んでいる様子が描写されました。このときすでに、ウタは赤髪海賊団の音楽家として所属しています。そして、ウタの歌を聞きながらルフィはうとうと眠っていたため、12～13前の時点でウタウタの実の能力を獲得していると考察できます。しかし、ウタが悪魔の実を食べた経緯や、正確な年齢は「ONE PIECE FILM RED」で明かされていません。

「ONE PIECE FILM RED」で、ワンピースのシャンクスに娘がいると判明したことで、ファンの中ではおおいに話題となりました。しかし、シャンクスとウタは、普通の親子とは違う特別な関係があるのです。ここでは、シャンクスとウタの関係性や、ウタが持つ目的、最後は死亡してしまうのかなどを考察していきます。

ワンピースのウタはとある島に生まれ、両親と暮らしていました。ある日海賊に襲われ、ウタの両親は殺されます。そして、赤ん坊だったウタは、そのまま海賊にさらわれました。その後、ウタをさらった海賊団は、シャンクス率いる赤髪海賊団と対決し倒されてしまいます。すると、赤髪海賊団が奪い取った宝箱の中に、赤ん坊のウタが隠されていたのです。シャンクスは赤ん坊のウタに縁を感じて、そのまま拾い上げます。

それから、シャンクスの娘として育てられ、赤髪海賊団の音楽家を務めました。その後、赤髪海賊団は航海の旅の途中で、音楽の島エレジア島を訪れます。ウタがエレジア島で「トットムジカ」を歌ったことで、魔王トットムジカを召喚してしまいました。そのせいで、呼び起こされたトットムジカが暴れ出し、国王以外のエレジア島の人々が全滅するという大事件が起きます。

ウタが原因でエレジア島が壊滅してしまったため、シャンクスはある決断をしました。それは赤髪海賊団が襲ったせいで、エレジア島が滅びたことにして罪を被ったのです。なぜなら、ウタが真実を知ってしまえば、罪悪感を持ったまま生きていくと思ったためだと考察できます。シャンクスはウタをゴートンに託し、世界の歌姫になるように育ててほしいと伝えました。

そして、シャンクスはウタを置き去りにして、エレジア島を去って行きます。しかし、事情を知らないウタは、赤髪海賊団に置いて行かれたと思い悲しみます。やがて、シャンクスに捨てられたという憎しみに変わっていき、ウタは海賊を恨むようになりました。時は流れ、あるときウタはエレジアの砂浜で、映像貝のようなものを拾います。残された映像から、ウタ自身がトットムジカを召喚した本人であった真実を、知ることになりました。

ワンピースのウタは、どうしてもやり遂げたい目的がありました。実はエレジア島で初めて自身のライブフェスタを開催したのも、意味があります。ウタの目的は、苦しみのないみんなが幸せになれる新時代を、仮想世界（ウタワールド）で作ることです。そのために、ウタウタの実の能力を用いて、自身の歌声で仮想世界に人々を閉じ込めようとしました。

ウタウタの実の能力は、ライブ会場に来た人だけでなく、電波を通して聞いている人にも効力があります。ウタが新時代計画を続けていくと、世界の70％の人々が、仮想世界へ閉じ込められることになるのです。それを悟ったエレジアの国王ゴードンは、ルフィにウタの暴走を止めてほしいと頼みます。

ウタはルフィに「海賊なんかやめて、一緒にウタワールドで暮らそう」と言いました。そして、海賊王をなぜ目指すのか、意味があることなのかと問います。すると、ルフィは「新時代を作るためだ」と答えたのでした。理由や意味が同じであるのかは分かりませんが、ウタとルフィは「新時代」を作るという同じ目的があることは、本作で判明しています。

ワンピースのウタは、起き続けられる効果のあるネズキノコを食べ続けていました。なぜなら、ウタが寝てしまうと、仮想世界に閉じ込めている人々が、現実世界へ戻ってきてしまうためです。しかし、このネズキノコには毒性があり、食べ続けると死に至る可能性があります。

麦わらの一味と赤髪海賊団が共闘してトットムジカを倒したあと、シャンクスが解毒薬をウタに渡し飲むように促しました。しかし、ウタは薬を飲むことを放棄するのでした。「ONE PIECE FILM RED」の終盤では、ウタはシャンクスに支えられながら「風のゆくえ」を歌いきり、そのまま死亡してしまった可能性が高いです。

ラストシーンで、ルフィがそっと赤髪海賊団の出向を見送るとき、船の上で棺桶のようなものを取り囲んでいるようにも見えました。もし、本当に棺桶であれば、ウタが死亡したことを意味している描写かもしれません。

視聴者のほとんどが、ウタは死亡したのだろうと考察していますが、作中で明言された訳ではありません。死体が埋葬されたような描写や、死亡したというセリフもないため、生存している可能性もゼロではないでしょう。もしかすると、今後の原作ワンピースで、赤髪海賊団の音楽家として再登場する展開もあり得ると考察できます。

「ONE PIECE FILM RED」の映画は、2022年8月に公開されています。本作には多くの伏線が張られており、シャンクスの秘密も明かされるということで、公開前からファンの期待度が高まっていました。また、劇場公開される前に、ONE PIECE公式YouTubeチャンネルにて、ウタプロジェクトが配信され注目を集めました。ここでは、ウタプロジェクトやウタ日記の内容などをネタバレ解説していきます。

ワンピースのウタプロジェクトは、MVやショートエピソードなど、ウタを中心として展開した企画のことです。ONE PIECE公式YouTubeチャンネルを通して、劇中に登場する歌の紹介やMVが配信されました。主題歌と劇中歌のウタが語ったエピソードは次の通りです。

【ウタの楽曲とMVで語ったエピソード】

• 「新時代」：主題歌でウタが有名になったきっかけとなり、ライブでも必ず歌います。
• 「私は最強」：ライブバージョンも存在し、元気が欲しいときに聞いてほしい曲です。
• 「逆光」：この曲を好む人は海賊嫌いの人が多いです。
• 「ウタカタララバイ」：ダンスに気合が入っています！
• 「世界のつづき」：争いのない楽しい「夢の世界」を願って作った曲です。
• 「風のゆくえ」：子供の頃によく口ずさんでいた曲です。

ワンピースのウタ日記は、世界の歌姫ウタの日常を知ることができる、スペシャルショートシリーズです。同じくONE PIECE公式YouTubeチャンネルを通して配信されました。ウタ日記は、ウタ自らが発信していくスタイルで、6回に分けて公開されました。第1回は「配信はじめるよー！」です。ウタのライブは新時代の幕開けになることや、過去にエレジアで悲しい事件があったことの情報がありました。

第2回は「私は最強 語っちゃうよー！」です。ウタは海を見ながら作曲や練習をしていることや、曲や映像を届ける映像電々虫は海岸で拾ったという情報があります。第3回は「とおっ！！」です。海賊に苦しめられている人が多くいることや、ウタ自身も海賊が嫌いだという情報がありました。第4回は「パパッと早着替え！」です。ウタは麦わらの一味を聞いたことがない、王下七武海・四皇の存在を知らないことが判明しました。

第5回は「何！？今の音！？」です。良い夢ならずっと覚めないでほしい発言や、映像電々虫の調子が悪く砲撃を受けたような轟音で終わりました。第6回は「会場で会おー！！」です。ライブは全世界で同時発信されることや、ライブでウタの能力の秘密が分かるという情報もありました。

ワンピースのウタは、世界の歌姫で強い信念を持った個性の強いキャラクターです。また、原作者および本作のプロデューサーを務めた尾田栄一郎は、ヒロインであるウタについて「作るならば、本物の歌姫を」と考えました。その結果、アニメボイスと歌唱ボイスのキャストを分けて起用したそうです。ここでは、ウタ役を演じた2人のキャストについて紹介します。

【プロフィール】

• 生年月日：1985年4月24日
• 出身地：東京都
• 愛称：かもさん、かおりん
• 職業：声優、舞台女優、歌手
• 所属事務所：フリー
• 配偶者：あり
• 趣味・特技：お菓子作り、ジャズダンス、水泳

「ONE PIECE FILM RED」で、ウタのアニメボイスを担当したのは名塚佳織です。1999年より声優として活躍しており、それ以前は子役としてミュージカルなどの舞台に出演していました。名塚佳織の出演する舞台を見た、アニメ監督の大地丙太郎との出会いがきっかけで、さまざまなアニメの声優として出演するようになります。

ワンピースのウタの強い信念を持った性格と、名塚佳織の純粋な優しさを感じる中にハツラツさも持ち合わせている声が、ピッタリ合っています。主な出演作品は、「コードギアス 反逆のルルーシュ」のナナリー・ランペルージ役、「ハイキュー!!」の清水潔子役などです。

【プロフィール】

• 本名：非公開
• 生誕：2002年10月24日
• 出身地：東京都
• 職業：歌手
• 担当楽器：ボーカル
• 所属事務所：株式会社クラウドナイン

「ONE PIECE FILM RED」で、ウタの歌唱ボイスを担当したのはAdoです。本作の重要人物となるウタは、歌を通じて世界を幸せにしたいという願いがあります。そんなウタの想いを歌に合わせて、見事に演じきっていたと賞賛の声が上がりました。また、ウタの楽曲は、中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLE、秦基博など有名な音楽家が提供しています。

Adoの圧倒的な歌唱力と一度聞いたら忘れられない特徴的な歌声が、世界の歌姫ウタのイメージによく合い、満場一致で決まったそうです。ワンピース以外でも「うっせぇわ」は、Adoの代表曲となるほど大ヒットしました。その他も、劇場版「かぐや様は告らせたい」の「会いたくて」をはじめ、さまざまな楽曲を提供しています。

「ONE PIECE FILM RED」はウタの出番やライブシーンが多く、ほぼウタ映画のように感じたという声がありました。また、ウタを目的に行く人は楽しいと思う、ライブシーンの重低音の響きの効果で臨場感があり素晴らしかったという感想もあります。いつものワンピースとは少し違うテイストではあったが、映画館で楽しむ価値のあるクオリティだったという評価もありました。

「ONE PIECE FILM RED」は、2回目のほうが理解が深まり意味も分かって面白く感じたという声があります。また、ストーリーを全部知ったあとにもう一度ウタの楽曲を聞くと、歌詞の意味が分かりすぎて泣けたという感想もありました。何度も鑑賞するファンが多いのは、やはり意味があるのでしょう。

ワンピースは、左目に何かしらあるキャラクターが多いのはなぜかという、疑問の声もありました。また、ウタの左目はなぜ隠れてるのか、歌うときにばかり見えるけれど意味があるのかという、鋭い視点で見ているファンもいます。左目に共通していることも、何か重要な伏線になってそうだという考察も見られました。

「ONE PIECE FILM RED」で、ウタの左目がいつも隠れてる理由や意味は、さまざまな考察があります。しかし、映画内では左目が隠れてる理由は明らかにされません。本記事の考察のどれが該当するのかを意識しながら、本作の物語を楽しむのもおすすめです。また、ウタは可愛らしさと狂気を持ち合わせている、不思議なキャラとなっています。ウタがどのような人物であるのかを、じっくり鑑賞してみるのも面白いでしょう。