【チェンソーマン】コベニの愛車（コベニカー）の車種・モデルは？最後はどうなった？

『チェンソーマン』のコベニカーの車種・モデルについて解説していく前に、持ち主であるコベニちゃんのプロフィールを紹介していきます。引っ込み思案でいつも不安そうな顔を浮かべているコベニちゃんは作中でデンジに刃を向けた事もありましたが、憎めない愛すべきキャラです。また、『チェンソーマン』のあらすじも含めた作品情報も簡単に解説いきますので、ぜひチェックしてみてください！

『チェンソーマン』とは『週刊少年ジャンプ』にて2019年から連載が開始された藤本タツキによる漫画作品です。ジャンルはダークファンタジーで、悪魔が日常的にはびこる世界を舞台としています。2022年9月現在単行本は11巻までが刊行されており、累計発行部数は1500万部を突破しました。2022年10月からは『MAPPA』制作によるテレビアニメも放送予定となっています。

チェンソーの悪魔であるポチタを相棒に悪魔を狩るデビルハンターとして生計を立てている少年・デンジは亡き父が残した借金によって貧乏生活を送っていました。普通の食事や女の子とのデートなど並の日常を望んでいるデンジでしたが、膨大な借金は一向に減りません。そんなある日、デンジは仕事を斡旋しているヤクザと契約したゾンビの悪魔に殺されてしまいます。しかし、ポチタによってデンジは変身能力を得て復活したのでした。

東山コベニ(ひがしやまコベニ)はデンジの同僚の公安対魔特異4課の新人デビルハンターです。非常に憶病で常にオドオドしていますが、姫野曰く『引っ込み思案だけどかなり動ける』という事で、事実かなりの実力を持っています。年齢は20歳で、本人は大学への進学を希望していましたが、優秀な兄を大学へ行かせるために給料の良いデビルハンターに嫌々ながらもなりました。その事からも分かりますが家庭環境はかなり荒んでいます。

9人姉妹という事もあって実家の家計は全く余裕がなく、親からの愛情にも恵まれていません。デビルハンターとしても本人が望んだ仕事ではない事から常に退職の事も考えています。かなり幸薄なオーラが漂うコベニですが、殉職者の多いデビルハンターの中でもしぶとく生き残っており、悪運は強い事が分かります。趣味は美味しいものを食べる事で、作中ではアイスクリームを笑顔で食べている様子を見せていました。

同僚の荒井が自分を庇って死んだ事で公安を辞めようと思うも、もうすぐでボーナスが出るという理由で残りましたが、地獄から帰還後はついに辞職しました。それからはハンバーガーチェーン店『ファミリーバーガー』に務めますが、店長をはじめとするスタッフからパワハラを受けており、人間関係には恵まれていません。マキマとチェンソーマンの最後の戦いの後は岸辺に匿われ、家族と離れられるという現状に安堵していました。

ここからはコベニちゃんの愛車(コベニカー)の車種・モデルや活躍した場所を解説していきます。かわいくて小柄なコベニちゃんにピッタリのかわいい車となっていますが、気になる車種・モデルはいったいなんなのでしょうか？実はコベニカーの車種・モデルはかなり有名となっているので、ぜひご覧になってみてください！また、『チェンソーマン』の人気投票でもコベニカーは驚きの結果を残しているようです。

コベニカーの車種・モデルはイタリアの国民車である2代目フィアット500です。ルパン三世の愛車としても有名で、軽自動車ほどのサイズで丸みのあるフォルムが特徴となっています。私服は姉からのおさがりで給料のほとんどを家に入れているコベニは必死に給料を貯めてコベニカーを購入したようです。車を買った理由については『家族の送り迎えも出来るし…』とコベニが言っており、家族からパシリ扱いされている事をうかがわせます。

しかし、車の購入自体は自分の意思で決めていたようで、何かしら理由をつけないと自分の給料さえ自由に使えないのだと考えられます。コベニの念願の愛車であるコベニカーは、まるで自分の意思を持ってるように感じさせる活躍から『車の悪魔』なのではないかと『チェンソーマン』のファンの間で面白半分でネタにされている事もありました。そんな車種・モデルがフィアット500であるコベニカーは1977年に生産が終了しています。

時代設定が1997年の『チェンソーマン』なのでコベニカーは中古で購入した事が考えられますが、中古でも結構なお値段がします。価格としてはおよそ200万円前後で、新社会人が買う車としては高級だと言えるでしょう。しかし、コベニは死亡率が激高のデビルハンターで、さらに公安の所属である公務員である事からローンも組みやすかったと考察出来ます。

車種・モデルがフィアット500であるコベニカーが『チェンソーマン』の作中で活躍したのはデンジ達がクァンシやサンタクロースと交戦したデパートの外です。クァンシによる圧巻な戦闘が行われたりサンタクロースによる人形が大勢押し寄せるなど盛り上がりを見せたこのデパートにはモデルが存在すると考えられます。実際に似たデパートを考えると『新宿伊勢丹』『GINZA SIX』『銀座松坂屋』などが存在しています。

しかし、似てはいますが実際はどのデパートも形が微妙に違う為、実際は他にモデルがある可能性が高いです。もしかすると東京以外の場所にあるデパートがモデルになっている可能性も否定できません。『チェンソーマン』の熱狂的ファンもこのデパートのモデルとなった場所は特定出来ておらず、作者による言及も無い事から現在のところは不明となっています。しかし、コベニにとってはトラウマとも言うべき場所です。

『第1回チェンソーマンキャラクター人気投票』にて、コベニは8位にランクインしています。総投票数が23万1201票で、1位がパワー、2位がマキマ、主人公であるデンジが5位という結果となった人気投票でしたが、なんとキャラクターではないにも関わらずコベニカーがランクインしているのです。しかも所有者であるコベニよりも1つ上の7位であった事から話題を呼びました。

7位のコベニカーは9878票、8位のコベニは9580票という結果で、300票以上の差をつけたランキングとなっています。この結果は総評でも大々的に取り上げており、『衝撃の第57話が全部持っていった…！？』と書かれていました。後述で詳しくネタバレしますが、コベニカーが活躍したのは第57話だけでなくクッションとなった回や光の力の回もあるので、全ての大活躍にて人気を得たと考えられます。

ここからは車種・モデルがフィアット500だという事が分かったコベニカーの活躍を最後までネタバレしていきます。コベニカーと呼ばれて親しまれ、人気投票が所有者のコベニを抑えて7位となった理由が分かる内容となっておりますので、ぜひチェックしてみて下さい！コベニにはかわいそうな結果となっていますが、コベニカーの大活躍によって仲間は救われ、光の力で巨大な敵まで倒しています。

車種・モデルがフィアット500であるコベニカーが『チェンソーマン』の作中で初登場を果たしたのは7巻の第57話『突然』です。コベニが暴力の魔人と黒瀬をコベニカーに乗せてデンジやアキ達のいるデパートの前までやって来たシーンが初登場となっています。また、その後の活躍シーンが描かれているのが8巻の第62話『ちょうめちゃくちゃ』です。岸辺とクァンシとの激しい戦闘シーンから始まる回となっています。

コベニカーの活躍以外にもクァンシと吉田の戦いやデンジが呪いの悪魔の力で死亡するシーンがあるなど、見ごたえ抜群の回です。そして光の力が見る事が出来るのが8巻の第69話『シャイニングパワー』となっています。デンジとサンタクロースの戦いから始まり、光の力でサンタクロースが爆発炎上します。コベニカーが活躍するのはこの合計3話で、この時の活躍が無かったら物語もまた違った展開になっているほどです。

コベニカーに乗ってやって来たコベニと暴力の悪魔と黒瀬はデンジやアキ達と合流します。アキと黒瀬が話しているとパワーがコベニの乗って来た車に興味を持ち、最近歩き疲れていたという事を理由に自分を乗せるようにコベニに言いつけました。パワーはコベニカーを自分の車だと言い張り、コベニを助手席に乗せて運転しようとします。そんな中、黒瀬がデンジに話しかけて『天童達の分も俺がキミを守る』と言って握手を求めました。

すると次の瞬間、パワーの運転するコベニカーがデンジと黒瀬に激突してしまいます。不死身であるデンジは意識が朦朧としながら何が起こっているのか分からない様子でしたが、人間である黒瀬はガードレールに頭を強打して即死してしまうのでした。ありえないくらい焦った表情を浮かべるコベニとパワーでしたが、パワーはすぐに冷静さを取り戻し、『ウヌの車じゃ、ワシのせいじゃない』と責任転換してきます。

その場にいる全員が唖然とするなかで、死亡した黒瀬の顔が変わっていきます。黒瀬の顔はアメリカの刺客である三人兄弟の長男の顔へと変化しました。実は本物の黒瀬は殺されており、長男が皮の悪魔の能力で姿を変えていたのです。アメリカの三人兄弟の事を知っていた玉置の証言でこの事が分かるとアキも安堵の顔を浮かべていました。するとパワーは手のひら返しして自分の手柄だと大声で喜びます。

デンジの心臓を狙う刺客を倒すというコベニカーのファインプレーでしたが、買ったばかりの車であるにも関わらず盛大にバンパーがへこんでしまい、助手席に乗り続けているコベニは泣いてしまっていました。仲間に化けるというかなりやっかいな敵を倒したという事で、実際はパワーの偶然の手柄とはいえ、『チェンソーマン』の読者からはコベニカーに称賛が集まりました。

デパートの中ではデンジを守る公安のデビルハンター達がクァンシとサンタクロースによる人形達を相手に戦いを繰り広げていました。クァンシのかつてのバディである岸辺はマキマを倒す事に協力するようにクァンシに言いますが、クァンシがこれを拒否した事で戦いへと発展してしまいます。公安で最強のデビルハンターと称される岸辺でしたが、素手での戦いなら人類最強であるクァンシには一歩届かずに窓から放り出されてしまいます。

普通であれば死亡する高さから落下していく岸辺はナイフを壁に突き立てて落下スピードを殺します。それでもすさまじい勢いで落下していく岸辺でしたが、たまたま置いてあったコベニカーの上に落下した事でクッションとなり、命拾いしていました。普通なら死んでしまうところをコベニカーのおかげで岸辺は『いてえ…』というだけで済んでいます。さらにこの後にアメリカ三人兄弟の末っ子であるアルドも窓から投げ出されます。

そしてアルドもコベニカーをクッションとした事で一命を取り留めていました。岸辺は公安のデビルハンターには居なくてはならない存在で、そんな岸辺を救ったコベニカーのファインプレーとなっています。敵であるアルドも救ったとはいえ、2人の命を救ったコベニカーは素晴らしい働きをしたと言えるでしょう。一方で所有者であるコベニはデパートの中からその様子を見つめており、『私の車が…』と悲しんでいる様子を見せていました。

2人の大人のクッションとなったコベニカーは盛大に潰れており、もはや運転できるような状態では無くなっています。しかし、高額である事が予想されますがまだこの段階なら修理出来たはずです。それが後述の光の力によって見るも無残な姿へと変わるのでした。

闇の悪魔の肉片を得た事で異形の姿となってパワーアップしたサンタクロースと、光の力と称して自分の身体を燃やしているデンジとの戦いが繰り広げられています。さらにデンジはサンタクロースの人形の血を得て光の力で回復と言っていた事から、光の力はデンジが行った行動なら何でもありだと考えられます。デンジはチェーンをサンタクロースの身体に括り付け、綱引きのようにこちら側に引っ張りました。

サンタクロースはそれを阻止しようと人形に運転させた車をデンジに衝突させて大炎上させますが、デンジはさらに燃え上がりながらもチェーンを引っ張る事をやめません。ついにサンタクロースをこっち側まで引っ張る事に成功したデンジはチェンソーによる強力な一撃を加えます。さらに、デンジは光の力と言いながら持ち上げた車をサンタクロースに叩きつけました。

これにより車とサンタクロースが大爆発を起こします。サンタクロースに致命傷を与えた光の力の一撃となりましたが、実はこの車はよく見るとコベニカーなのです。岸辺とアルドをクッションにして潰れている状態である事から間違いありません。このコベニカーによる光の力の一撃がサンタクロースに致命傷を与え、この後はコスモによる能力でサンタクロースは完全に倒される事になります。

光の力でサンタクロースを爆破したコベニカーでしたが、『チェンソーマン』の第70話『摘む』の1コマ目で見るも無残な姿になっている事が確認できます。初登場時から活躍しっぱなしだったコベニカーの残骸は、まるで泣いているコベニの姿を現しているかのようです。家計がキツい中で給料をはたいて買ったコベニカーでしたが、コベニに残ったのは残骸とローンだけとなっています。

コベニカーは車種・モデルがフィアット500なので、中古車とはいえかなり高額なローンである事が予想されるので、これからのコベニにも同情する声が集まりました。結局コベニはこの出来事の後に高給取りである公安のデビルハンターを辞めてしまうので、ローンの返済はかなり大変となる事が予想されます。コベニの過失は無い事から、『チェンソーマン』の多くの読者達は公安が少しでも負担してくれていればいいと感じたようです。

車種・モデルがフィアット500であるコベニカーは初登場時から敵を倒したり岸辺の命を救ったりするという活躍を見せ、最後に光の力でサンタクロースを撃破という大活躍をした事が分かりました。コベニちゃんにとってはトラウマにもなりそうな結果となりましたが、ここからはそんなコベニちゃんの強さや契約悪魔をご紹介です。いつもおどおどしている姿がかわいいコベニちゃんですが、どれほどの強さを秘めているのでしょうか？

コベニは初登場時から歴戦のデビルハンターである姫野から『引っ込み思案だけどかなり動ける』と称されてきましたが、性格もあって戦闘を行うシーンが少なく、強さに関しては未知数でした。そんなコベニの強さが初めて明らかになったのは『チェンソーマン』の第28話『秘密の嘘』です。第28話はサムライソードと沢渡アカネがマキマの遠隔攻撃に翻弄されながらもデンジを連れ去ろうとするところから始まります。

そんな中、サムライソードと沢渡の前にコベニが現れます。コベニの持っている武器は普通の包丁で、そんなコベニに沢渡がヘビの悪魔による攻撃を行います。ヘビの悪魔の尻尾が凄まじいスピードでコベニに襲い掛かりますが、コベニはさらに速いスピードでそれをかわして駆け抜け、『猿か！？』と驚愕して銃を構えたサムライソードの両腕を回転しながら斬り落とすという離れ業を見せました。

さらにコベニはサムライソードが落とした銃が地面に着く前にキャッチし、サムライソードに銃撃を食らわせます。沢渡はそんなコベニに銃を放ちますが、不死身であるデンジの身体を盾として利用したコベニには効きませんでした。その後、サムライソードと沢渡は車に乗って逃げて行ったので、コベニの活躍でデンジは守られた事になります。スピードやパワー、状況判断力など天下一品である事が分かったコベニの初戦闘シーンでした。

デンジを救ったコベニはこの時にハイになっており、デビルハンターを続けていたらおかしくなりそうな自分に気付いた事で、この時に一度公安を辞める決心をしていました。しかし、結局はもうすぐボーナスが出るという理由で公安を続けており、沢渡との再戦時には気配を全く感じさせずに沢渡の背後へと回っていました。かなり高い実力を持っているコベニですが、引っ込み思案な性格から普段はバディに戦闘を任せています。

デビルハンターはそれぞれの様々な悪魔と契約する事によって異能の力を使って戦います。アキの契約している狐の悪魔や姫野の契約している幽霊の悪魔など様々な契約悪魔の戦闘シーンが見られますが、コベニの契約悪魔は不明となっています。新人歓迎会と称した公安の飲み会が開かれた時、新人は自己紹介をする流れになった事でコベニも名前と歳と趣味を述べていましたが、契約悪魔に関しては『秘密で』という事でした。

この飲み会でアキも『公共の場で契約している悪魔を言うな』と言っていた事から、コベニが契約悪魔を秘密にした事は正しい判断だと言えます。結局は『チェンソーマン』の第1部『公安編』が終了するまでコベニの契約悪魔が登場する事はありませんでしたが、コベニは生き残っている為、第2部『学園編』にて契約悪魔を見る事が出来るかもしれません。

車種・モデルがフィアット500であるコベニカーを最後には光の力で爆破させられるなど、何かと不運続きのコベニちゃんですが、ここからはそんな彼女のかわいいシーンをネタバレです。初登場時から見た目だけでも人気となったコベニちゃんは作中でかわいい活躍を見せており、『チェンソーマン』の作品人気に一役買っていると言っても過言ではありません。

コベニは『チェンソーマン』の第20話『飲み』で新人歓迎会と称した居酒屋での飲み会に参加しています。道に迷った事で少し遅れてきたコベニちゃんは女性の先輩の隣に座って料理を食べていましたが、『こんなおいしいご飯はじめて食べました』と笑顔で発言していました。給料のほとんどを家に入れているコベニは美味しいものを食べる事が趣味ではありますがあまり美味しいものを食べた事が無い事が本人の発言で分かります。

この時のコベニは愛おしさを感じさせ、美味しいご飯をいくらでも食べさせたくなるという読者の意見が続出しました。服装も普段は公安のスーツを着ていますがこの時はお姉ちゃんのおさがりであるかわいい服を着ており、かわいい女性が食事を楽しんでいるという日常的なシーンにも見えます。普段は悪魔におびえているコベニの日常が見る事が出来るコベニファンに大人気の食事シーンとなっています。

引っ込み思案で悪魔ともあまり出くわしたくは無いと考えているコベニですが、デビルハンターである事から頻繁に悪魔との戦闘シーンに巻き込まれます。作中でコベニが初めて出くわした永遠の悪魔の時にもチームの中で一番の慌てぶりを見せており、デンジを差し出して生き残ろうとまでしていました。レゼ編では非番であるにも関わらず爆弾の悪魔と遭遇し、刺客編では地獄に突き落とされるなど散々な目に遭っています。

かわいそうにも感じますが、悪魔の前で悲鳴をあげながら慌てているコベニの姿は非常にかわいく、普通の女の子らしさを感じさせてくれます。また、コベニが悪魔を見て慌てる姿は面白くもある事から毎回楽しみにしている読者も少なくなかったという事です。

『チェンソーマン』の第86話『デートチェンソー』ではチェンソーマンとして完全に覚醒したデンジが女の子とデートをする様子が描かれています。そのデートする女の子というのがコベニで、公安を辞職してから久しぶりの登場となりました。『ファミリーバーガー』で働いているコベニでしたが、店長や店員の過剰なパワハラによって『たすけて』と呟き、それによってチェンソーマンを呼び寄せてしまいます。

デンジの女の子とデートをしたいという本能によって動いているチェンソーマンはハンバーガーを食べた後にコベニを連れ去り、まずは一緒にアイスクリームを食べます。この時にコベニはあまりの恐怖でアイスクリームの味を全く感じられなかったようです。その後、チェンソーマンのリクエストでコベニは経験の無いダンスゲームで踊らされます。かわいそうでもありますが、泣き叫びながら踊るコベニの姿が非常にかわいいシーンです。

かわいくもありますが、泣いている顔と軽快に動く身体のミスマッチが非常に面白いシーンで、『めちゃくちゃ笑った！』という読者からの評価を多く得る事になったコベニの屈指の名シーンとなりました。結局チェンソーマンがマキマや武器人間達と戦っている間ずっと踊り続けていたコベニはパーフェクトをとる事に成功しています。戦闘シーンだけでなく、ダンスゲームでも身体能力の高さがうかがえるコベニでした。

単行本未収録の番外編にて、仲の良い方の妹と共に海に遊びに来たコベニは海の家での食事をせがまれますが、料金が高い事からおにぎりを持参していました。そんな中、コベニは海で遊ぶデンジとパワーに食事をおごってもらおうとします。しかし、デンジは魚を殺して食べると言っており、パワーはコベニの持ってきたおにぎりは自分のものだから返せと言い張りました。どこに行っても不運続きなコベニです。

荒井の死後、コベニの新たなバディとなったのは暴力の魔人でした。コベニを気に入った暴力の魔人はコベニの事をかわいがり、いつも何かを奢っているようです。ソフトクリームを奢られたコベニは笑顔で『ちょうおいしい！』と言っており、そんなコベニを見ている暴力の魔人も満足そうにしていました。

暴力の魔人は自分のあまりの強さを抑制する為に常に毒が出ているマスクを着用しています。それでも強い暴力の魔人ですが闇の悪魔からコベニを守る為に一度マスクを外した事があります。その素顔は4つ眼の青年で髪型も含めて以前死亡した荒井そっくりだったのです。荒井であるという言及は作中ではありませんでしたが、暴力の悪魔が荒井の死体を獲得して暴力の悪魔になったのではないかというのが可能性の高い考察とされています。

車種がフィアット500であるコベニカーは作中で光の力によって大破してしまい、残ったのはローンと残骸だけとなってしまいましたが、活躍なども考慮してコベニちゃんに特別賞与を渡してほしいというファンの感想があります。買ったばかりにも関わらず光の力で爆破されたコベニカーは、なかなかの高級車種という事もあってローンだけ払うのは大変です。コベニちゃんに対するマキマの対応が気になるところです。

コベニカーが光の力となった事で泣いたというファンの感想があります。人気投票で7位を獲得するほどの人気となったコベニカーは、デンジの光の力によって見るも無残な姿となりました。コベニカーの活躍を見て愛着が湧いていたファンからすると、光の力のシーンは悲しいものがあったようです。車種も分かっている事から、ツイッターではコベニカーの大ファンは実際に購入しようとする方のツイートも見受けられました。

コベニカーのキルレベルがヤバいというファンの感想があります。実際にコベニカーは所有者であるコベニの意思とは別に敵キャラを2人も撃破しており、しかも1人は大ボスであるサンタクロースです。コベニカーという通称もファンから与えられて人気となる理由が分かる活躍ぶりとなっています。戦いを好まない事から戦闘シーンが少ないコベニちゃんですが、ローンでコベニカーを買った事で公安に貢献したとも言えます。

『チェンソーマン』のコベニちゃんの愛車であるコベニカーについてまとめてきましたが、車種・モデルは2代目フィアット500で、作中では命を救ったり強力な敵を倒すなどの大活躍をしていた事が分かりました。残念ながら爆発してしまったため再登場は無いと考えられますが、もしかすると第2部にて新たにコベニちゃんが買った2代目コベニカーを見る事が出来るかもしれないという事で大勢のファンが期待しています。