【チェンソーマン】アルドはアメリカ三兄弟の三男!強さ・契約悪魔やその後をネタバレ

「チェンソーマン」の第1部に登場したアルドは、チェンソーの悪魔・デンジを狙うアメリカ三兄弟の三男で、兄2人の死を乗り越えて成長していく姿が人気を集める一方、「ハロウィン」と叫ぶ最後のシーンは、謎多き結末として多くの考察が飛び交いました。本文では、「チェンソーマン」からアメリカからの刺客・アルドの強さや契約の悪魔、作中での活躍や最後・その後等をあらすじネタバレを交えながら紹介します。

【チェンソーマン】アルドはアメリカ三兄弟の三男!強さ・契約悪魔やその後をネタバレのイメージ

目次

  1. チェンソーマンとは?
  2. チェンソーマンのアルドはアメリカ三兄弟の三男
  3. チェンソーマンのアルドの強さや契約悪魔
  4. チェンソーマンのアルドの最後やその後をネタバレ
  5. チェンソーマンのアルドの活躍をネタバレ
  6. チェンソーマンのアルドの兄
  7. チェンソーマンのアルドに関する感想や評価
  8. チェンソーマンのアルドまとめ

チェンソーマンとは?

「チェンソーマン」のアルドの紹介・イメージ画像

「チェンソーマン」の第1部に登場したアルドは、チェンソーマンの悪魔を狙うアメリカからの刺客・アメリカ三兄弟の三男で、兄2人とは対照的に気弱で、実戦経験にも乏しく、「ハロウィン」と叫ぶ謎多きシーンを最後に、物語から退場しました。以下では、漫画「チェンソーマン」から、アメリカ三兄弟の三男・アルドの性格や強さ、作中での活躍や「ハロウィン」シーンの謎などを、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

チェンソーマンの概要

藤本タツキ先生の人気漫画「チェンソーマン」は、2019年~2021年までに「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた作品で、2022年7月からは「ジャンプ+」で続編がスタートしたサスペンス作品です。「チェンソーマン」の漫画は二部構成となっており、少年ジャンプで連載されていた内容は第1部「公安編」、ジャンプ+での連載内容は第2部「学園編」に位置づけられます。

チェンソーマンのあらすじ

悪魔が存在する世界にて、自称16歳の少年・デンジは、父親の借金返済のためにデビルハンターを生業とするも、仕事を斡旋していたヤクザに騙されて殺害されます。その時、行動を共にするチェンソーの悪魔・ポチタによって蘇生し、デンジはチェンソーマンの能力を手に入れます。その後、現場に駆けつけた公安のマキマとの出会いをきっかけに、公安所属のデビルハンターとして活動し、様々な悪魔との戦いに挑みます。

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チェンソーマンのアルドはアメリカ三兄弟の三男

チェンソーマンのアルドのプロフィールを紹介・イメージ画像

チェンソーマンの悪魔の能力を手に入れるべく、世界各国から刺客がデンジに向けられる中、アメリカからは殺し屋まがいのデビルハンター・アメリカ三兄弟が差し向けられるも、兄2人は偶発的に起きた事故で死亡し、三男のアルドも、不可解な結末を迎えています。以下では、漫画「チェンソーマン」の謎多きキャラに数えられる、アメリカ三兄弟の三男・アルドのプロフィールや性格を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

アルドのプロフィール

「チェンソーマン」の漫画7巻53話にて登場したアルドは、アメリカ合衆国から派遣された刺客の1人で、アメリカ三兄弟の三男です。アメリカでは、殺し屋まがいの仕事を請け負うデビルハンターとして活動し、それなりに実績が認められた三兄弟であったものの、それら評判は兄2人の活躍が多く、三男のアルドは日本に来るまで人を殺めた経験がなく、作中での動向からも実戦での経験が浅い、または無いに等しいと考えられます。

アルドの性格

アルドたちアメリカ三兄弟の性格は、兄2人と三男のアルドでは対照的な性格となっており、交戦的で女好きという共通点を持つ兄2人に対し、まだ若くて実戦経験にも乏しいアルドは、良く言えば慎重、悪く言えば気弱とも呼べます。また、日本での任務中、ターゲットの殺害や兄たちの死亡に耐え兼ねて嘔吐するシーンからも、デビルハンターには向かないように見え、日本での任務に対してもアルドは、断るべきだと意見していました。

その理由は多額の報酬から、この仕事は自分たちの命を危険に晒すものだと察するも、幾度と命の危機を乗り越えてきた兄2人に怖いものはなく、これまでの経験を踏まえて自分たちは不死身だと言い聞かされたことで、アルドもやむを得ず、依頼を引き受けます。来日後は兄を含めた人の死にショックを受け、人を殺めた罪悪感に苛まれるも、自分のやるべきことを自覚し、たった1人で戦いに挑むなど、たくましさを見せ始めます。

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チェンソーマンのアルドの強さや契約悪魔

アルドの強さや契約悪魔を考察・イメージ画像

大国・アメリカからの刺客として注目された、アルド達三兄弟は、デンジの一番の脅威ともなり得ると推測されたものの、作中ではタイミングの悪さから目立った活躍ができず、生き残ったアルドに関しても弱いとも考察されています。以下では、漫画「チェンソーマン」から、アメリカ三兄弟で最も出番の多かった三男・アルドの強さや能力・射撃の腕、三兄弟の契約の悪魔や能力について、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

アルドの強さや能力①射撃の腕

銃を構えるアルド・イメージ画像

アメリカ三兄弟の契約悪魔は、戦闘向きではない能力のため、実戦では悪魔の能力に頼ることができず、自身の強さを頼りに戦わざるを得ません。一方、アメリカ兄弟に関しては、デビルハンターとしてアメリカ政府からそれなりの実績を認められていることや、殺し屋まがいな活動をしていること、作中で京都から東京に向かう公安への襲撃事件など、三兄弟の戦闘力はかなり高いと推測され、射撃の腕もそれなりにあるでしょう。

射撃の腕や強さは、アメリカ三兄弟の中でも、実戦経験が豊富な兄2人の方が圧倒的に強く、経験不足で未熟さが目立つアルドは弱いイメージがあるものの、京都公安への襲撃やアルドが単独で挑んだデパート襲撃事件での活躍から、アルドも射撃の訓練は積んでいたと推測されます。また、アルドの命中率もそこそこ良いと見られるも、相手に致命傷を負わせるような威力はなく、兄2人と比べると射撃の腕は劣ると推測されます。

アルドの強さや能力②契約悪魔

「チェンソーマン」と言えば、人間と契約を交わした悪魔の能力も見どころであり、デンジのように戦闘シーンにて力が発揮される能力がある一方で、中には戦闘には向かない能力もあります。アルド達アメリカ三兄弟の契約悪魔は、「皮の悪魔」と呼ばれ、死体に触れることでその人物の外見・声を奪い、変身できる能力であり、殺し屋としても活動し、個人としての強さもあるアメリカ三兄弟にはうってつけの能力でしょう。

皮の悪魔の能力を考察・イメージ画像

一方、皮の悪魔の能力は、戦闘能力を持たないため、悪魔との戦いでは契約悪魔の能力に頼ることができず、最終的には契約者個人の強さで戦うしかありません。しかし、アメリカ三兄弟の場合は、己の強さだけでデビルハンターとして名を馳せていることや、殺し屋としての活動の際、顔や声を変えられることは、依頼を遂行する上で非常に有利な能力であり、アメリカ三兄弟と皮の悪魔の相性は良いと言えるでしょう。

アルド達アメリカ三兄弟と契約を交わした皮の悪魔の詳細は、作中では説明のみであり、その姿やアメリカ三兄弟の契約の代償に関しては言及されず、使用者が死亡した場合は、その時点で能力が解除され、本来の姿へ戻ることが判明しています。漫画「チェンソーマン」では、三兄弟の長男とアルドが京都公安の黒瀬ユウタロウに変身しており、公安に潜入したり、行方をくらますための変装に使用されています。

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チェンソーマンのアルドの最後やその後をネタバレ

アルドの最後やその後をネタバレ・イメージ画像

アメリカ三兄弟の三男として登場したアルドと言えば、殺伐した雰囲気を持つ兄2人とは対照的に、気弱で戦闘面も弱いイメージが強く、人形に紛れて「ハロウィン、ハロウィン」と叫ぶ謎の結末を迎え、様々な考察が飛び交っています。以下では、漫画「チェンソーマン」から、アメリカからの刺客・アメリカ三兄弟の三男・アルドの最後やその後、「ハロウィン」と叫んでいた理由について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

ネタバレ①クァンシによってデパート外に投げられる

兄を立て続けに失い、かつアメリカ三兄弟の存在が日本の警察・公安にも知られ、兄たちのような強さや行動力のないアルドは、ひとまず黒瀬ユウタロウに成りすまし、彼の友人宅へ逃げ隠れます。そこで、自分が殺害した黒瀬の人生や彼の兄の話を聞いたアルドは、人を殺めたことへの罪悪感に苛まれながらも、友野のある言葉を機に、自分はプロの殺し屋であり、デビルハンターであるという自覚を芽生えさせます。

「プロなら仕事を全うしろ」という言葉から自身を奮い立たせたアルドは、かつて兄たちが言っていた「俺は不死身だ」という言葉を胸に、デンジが入ったデパートに潜入します。その頃、デンジは、ドイツからの刺客で、地獄の悪魔と契約するサンタクロースによる人形化された人間たちの脅威にさらされ、逃げ込んだ先では中国の刺客・クァンシ一派と出くわし、両者は壮絶な戦いを繰り広げます。

一方、デパートのトイレに身を潜めるアルドは、兄たちの言葉で自己暗示をかけ、兄たちの分まで戦う事を決意します。そして、拳銃を武器にクァンシ一派と戦う覚悟を決めて、デンジを拘束するロンめがけて攻撃を仕掛けます。しかし、銃弾を数発撃っただけで、その後はクァンシによってデパートの窓から外へ放り投げられ、偶然、デパート下に停まっていたコベニカーに落下したことで一命を取り留めました。

その頃、デパートでは、サンタクロースと地獄の悪魔の契約が成立し、激戦を繰り広げるデンジ・クァンシを含めた、デパート内にいた全ての人々が地獄へと落とされてしまいます。一方、デパートの外にいたアルドは、間一髪で免れることが出来たため、サンタクロースの地獄の悪魔の餌食にはならなかったものの、デパート上空に広がる巨大な手を目撃したことで、アルドは戦意をそぎ落とされてしまいます。

ネタバレ②サンタクロースに人形にされた?

サンタクロースに人形にされた説を考察・イメージ画像

サンタクロースの契約悪魔の能力によって地獄へ落とされたデンジ達でしたが、何とか現世に戻ることができ、クァンシと共に戦い、サンタクロースを再起不能に追い込みます。そして、クァンシの魔人・コスモの能力を使ってサンタクロースへ攻撃を仕掛け、結果、サンタクロースはハロウィンしか考えられない状態に陥り、「ハロウィン」しか話せない異様な光景を見せ始めます。

また、サンタクロースによって人形にされた人間は、サンタクロースの意識とリンクしており、世界中にいるサンタクロースの人形も「ハロウィン」と叫びはじめます。サンタクロースと人形化された人間たちは、「ハロウィン、ハロウィン」としきりに叫び、その異様な光景はニュースでも取り上げられ、現場中継を行うキャスターの傍では、「ハロウィン」と叫ぶアメリカ三兄弟の三男・アルドの変わり果てた姿が映し出されました。

「ハロウィン」と叫ぶアルドの様子からは、彼もサンタクロースによって人形にされたと考えられるも、アルドは人形になる条件を満たしていないことや、デパートの上空を覆う奇妙な手を目撃していたことから、アルドは人形化されていないという見方が強いです。まず、人形化されるには、サンタクロースに触れられることが必須条件であり、人形化された者は、人形のように表情がこわばり、身体の一部の変形が可能となります。

また、一度人形化されてしまうと、サンタクロースが死亡しても人形化は解かれることはありません。一方、「ハロウィン」と叫ぶアルドの表情に着目すると、人形化されたような形跡は見当たらず、顔には涙と冷や汗が浮き出て、人形化された人間にしては非常に不自然な描写が指摘されます。また、アルドは、デパートの外にいたことで、サンタクロースから逃れていたと推測し、アルドは人形化されていない可能性が高いでしょう。

ネタバレ③ハロウィンと呼んでいた理由

人形化の条件や、サンタクロースの契約悪魔の能力の発動直前に起きたアルドの異変、「ハロウィン、ハロウィン」と叫んでいるシーンでのアルドの描写から、アルドの人形化は否定的な見方が強いでしょう。一方で、サンタクロースの人形に混じって必死に「ハロウィン、ハロウィン」と叫ぶ様子は、サンタクロースと意識がリンクした人形とは異なる気味悪さを感じさせ、なぜ、アルドはそのような行動に走ったのか疑問が生じます。

アルドが不可解な行動を起こした理由は、人形に紛れてその場から逃げ去るためであり、兄2人を思わぬ形で失い、かつアルド自身には、単独で任務をやり通すだけの強さや度胸もなく、アルドに残された選択は、いかにその場からうまく逃げ切るかでした。周囲には、サンタクロースやデンジ・クァンシ一派に加え、日本の公安も集まり出し、アメリカの刺客として知られてしまったアルドが捕まるのも、時間の問題となっていました。

アルドの「ハロウィン」のセリフを考察・イメージ画像

そこで思いついたのが、サンタクロースの意識とリンクして、「ハロウィン、ハロウィン」と叫ぶ人形に紛れて、隙を見て逃げ出すことでした。「ハロウィン、ハロウィン」と叫ぶことで、アルドも人形にされたと周囲の目をごまかすことは出来たものの、顔には涙・冷や汗が出てしまったことから、洞察力の鋭い人間から見れば、明らかに生身の人間であり、その正体は人形化されていないアルドだと見抜かれてしまうでしょう。

チェンソーの悪魔のデンジの争奪戦にて、優勝候補にもなりうる存在であったアメリカ三兄弟でしたが、出だしこそ順調だっただけに、兄2人のあっけない死亡シーンや、三男・アルドの無様な最後は、見るに堪えないでしょう。また、アメリカ三兄弟の三男・アルドは、サンタクロースの人形と共に「ハロウィン、ハロウィン」と叫ぶシーンを最後に、漫画「チェンソーマン」から姿を消し、彼がその後は不明となっています。

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チェンソーマンのアルドの活躍をネタバレ

「チェンソーマン」のアルドの活躍をネタバレ・イメージ画像

アメリカからの刺客という設定から、アルド達三兄弟の作中での活躍が注目され、ラスボス級の強さや戦闘シーンが予想されるも、彼らの強運は日本では発揮されることなく、目立った活躍もないまま物語の退場を余儀なくされました。以下では、漫画「チェンソーマン」から、アメリカ三兄弟の三男・アルドの活躍や、兄2人が死亡した後の動向について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

アルドの活躍①アメリカ合衆国の刺客として登場

父親の借金返済のために、デビルハンターの仕事を始めたデンジでしたが、蘇生の際、ポチタがデンジの心臓になったことで、悪魔とも魔人とも区別できない特殊な存在・チェンソーマンとなります。一方、チェンソーの悪魔はその特殊な能力から、世界各国から注目を集め、ポチタことデンジの心臓を狙う刺客が海外から日本に侵入し、デンジの生活も一変します。

アルド達アメリカ三兄弟も、チェンソーの悪魔・デンジを狙う刺客の1人で、皮の悪魔と契約したデビルハンターとして、国から直接、仕事の依頼が舞い込むこともありました。そのような経歴から、アメリカ三兄弟の実績は政府も認めており、チェンソーの悪魔の奪取の任務を遂行するデビルハンターとして、アルド達三兄弟を指名し、200万ドルという破格の報酬金額を提示されます。

報酬の高さは、この任務の難易度の高さを表し、命を落としかねない大きなリスクも潜んでいました。そのため、気弱で慎重派のアルドは、命の危険からこの依頼を断わろうと提案します。しかし、血の気の多い長兄は、銃の悪魔に襲われても、火事に見舞われても三兄弟無事だった過去を上げ、自分たちは不死身だからと弟たちを奮い立たせ、日本でのチェンソーの悪魔の奪取に意欲的な姿勢を見せます。

アルドの活躍②黒瀬と天童とスバルを殺害する

日本での任務には消極的だったアルドでしたが、最終的には兄たちに連れられる形で同伴することとなり、まずはチェンソーマンの悪魔を持つデンジとの接触のため、彼の護衛を担当する公安との接触を試みます。その頃、京都の公安・黒瀬ユウタロウ・天童ミチコ・スバルが車で東京へ向かう予定であり、彼らに目を付けた三兄弟は、黒瀬達が乗る車を襲撃し、三方向から銃を撃ちこみます。

この襲撃ではじめて人を殺す経験をしたアルドは、その衝撃に耐え切れずに嘔吐してしまい、そのような状況に慣れている長兄は、皮の悪魔の能力を使って黒瀬の外見や声を奪い、黒瀬ユウタロウになりきって東京へ向かいます。そして、黒瀬としてデンジに近づくことに成功し、アメリカ三兄弟の任務が成功したと思われた矢先、思わぬアクシデントがアルド達を襲い、計画が狂ってしまいます。

アルドの活躍③長男が轢き殺される

黒瀬ユウタロウに成りすましたアメリカ三兄弟の長兄は、デンジとの接触に成功し、彼に握手を求めます。その時、コベニの愛車が暴走し始め、黒瀬(長兄)とデンジにめがけて突っ込みます。コベニカーの暴走の原因は、パワーの暴走によって車が動かされたことであり、一命を取り留めたデンジをよそに、黒瀬はコベニカーに飛ばされてガードレールに激突、即死しました。

長兄の死亡により、皮の悪魔の能力が解け、デンジと接触した黒瀬の正体が、アメリカからの刺客であることが露呈します。事態を受け、三兄弟の次兄とアルドは、パニック状態になった心を落ち着かせるべく、ひとまず路地裏に身を隠すことにしました。しかし、兄を殺された怒りで我を忘れた次兄は、兄を死に追いやったパワーを始末するべく、路地裏から姿を現します。

その頃、コベニカーによって引き起こされた事故現場では、長兄の遺体が残されたことから、デビルハンター・吉田ヒロフミは、この近くに次兄・アルドがいると察し、警戒心を強めていました。そして、次兄が現場に現れたところを仕留め、長兄に続いて次兄も命を落としました。一方、残されたアルドは、吉田の目をくらませるべく老人に変身し、またもや苦痛に耐えかねて嘔吐します。

次兄が出てきたとなれば、三男・アルドも近くにいると、周囲を警戒する吉田でしたが、老人にばけたアルドの様子から、プロの殺し屋であれば、そんなことで動揺はしないと考え、アルドを見逃す形になりました。自身の未熟さのおかげで一命を取り留めたアルドでしたが、頼りの綱である兄2人を失ったことへの不安や、この事件を受け、アメリカからの刺客の存在が日本の警察・公安に知られたことへの恐怖に苛まれます。

また、京都の公安襲撃が初めて人を殺した経験となったアルドは、実戦経験も乏しいと推測され、今まで兄たちを頼りにしてきただけに自分1人では何もできず、アルドはひとまず別人になりすまして、逃亡生活に入ります。

アルドの活躍④再び戦場に向かう決意をする

公安の捜索は、アルド達三兄弟が宿泊していたホテルにまで及び、いよいよ逃げ場を失ったアルドは、皮の悪魔の能力を使って黒瀬ユウタロウに変身し、彼の友人の友野のアパートに身を隠すことにしました。友野の部屋には、黒瀬の大学時代の写真が飾られており、黒瀬の亡くなった兄の話を聞いたアルドは、先ほど亡くなった自分の兄たちを思い出し、そして、自分が犯した罪の重さを実感させられて涙を流します。

自分と黒瀬の境遇を重ねる中、友野のある言葉をきっかけに、プロの殺し屋としての自覚に目覚めます。そこには、命を落とすリスクから弱腰になっていたアルドの姿はなく、亡き兄の分まで戦うことを決意した、たくましい顔つきに変わっていました。そして、翌日には、戦いの場へ単身で挑みます。

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チェンソーマンのアルドの兄

「チェンソーマン」のアルドの兄の紹介・イメージ画像

漫画「チェンソーマン」に登場したアメリカの刺客と言えば、アメリカ三兄弟の三男で、「ハロウィン」と叫びながら物語から退場した、謎多きキャラ・アルドへの関心・注目が高いですが、彼の兄2人に関しても、その強さが気になるでしょう。以下では、アメリカからの刺客でありながら、目立った活躍がないまま倒された印象の強い、漫画「チェンソーマン」のアメリカ三兄弟の長男・次男について、あらすじネタバレ考察しました。

アルドの兄①長男

アメリカ三兄弟の長男・アルドの長兄のイメージ画像

アメリカ政府によって仕向けられたアメリカの刺客で、アルドの長兄です。漫画「チェンソーマン」では名前は言及されておらず、アルドの反対を押し切り、チェンソーの悪魔のデンジの奪取の依頼を引き受けることを決めました。過去に銃の悪魔と遭遇しており、家を破壊されて火事に見舞われ、悪魔に飲みこまれたり、食あたりを起こすなど、弟2人と共に過酷な運命を辿るも、数々の危機的状況を乗り越えた強運の持ち主でもあります。

デビルハンターとして活動するアルドの長兄・イメージ画像

そのような経緯から、自分たちは「不死身」だと考えるようになるも、実際は殺し屋まがいのデビルハンターとして、銃を片手に仕事に従事する自分や弟へ言い聞かせるためのもので、死に対する恐怖を紛らわせるための自己暗示のように使われています。来日後も、自分たちの強運を「不死身」と言い換えて、弱腰なアルドを引っ張り、仕事の手始めとして東京へ向かう公安の襲撃を計画・実行します。

その後、皮の悪魔の能力を使って公安の黒瀬ユウタロウの外見・声に変装し、デンジ達の目を上手くごまかせたと思われた矢先、コベニカーを運転するパワーの暴走によってはねられ、ガードレールにぶつかって死亡しました。死亡後は、皮の悪魔の能力が解けたことで、アメリカ三兄弟の長男と発覚し、次男・三男のアルドの存在が知られてしまいます。

アルドの兄②次男

アメリカ三兄弟の次男・ジョーイのイメージ画像

アメリカ三兄弟の次男で、名前はジョーイ、冷静で計画的な長兄とは対照的に明るく、おちゃらけた性格であるものの、何度も命の危機を乗り越えてきた経験から、兄と同様に自分達は「不死身」であることを信じており、女好きな一面もあります。弟・アルドと異なり、ある程度の実戦経験がある模様であり、京都の公安襲撃後も動揺することなく、次の作戦に取り掛かっています。

デンジへの復讐に燃えるジョーイ・イメージ画像

黒瀬に成りすました兄が、パワーが運転するコベニカーに轢き殺されたことを受け、一時は怒りを顕わにするも、まずは頭を冷やして落ち着くため、アルドと共に路地裏に隠れました。しかし、ジョーイの怒りは収まらず、路地裏でじっと待っていることに耐え切れず、兄が死亡するきっかけを作ったデンジの殺害を目論みます。

一方、事故現場には、アメリカ三兄弟の存在に気が付いた吉田ヒロフミが周囲への警戒を強めており、兄の報復ばかりを考えて、周囲への警戒を怠っていた隙を狙われ、ジョーイも倒されました。漫画「チェンソーマン」では、目立った活躍がないまま倒されたため、長兄・ジョーイの強さは不明ですが、アメリカの刺客に選ばれたことから、アメリカではかなりの強さを誇っていたと推測されます。

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チェンソーマンのアルドに関する感想や評価

チェンソーマンのアルドに関する感想や評価・イメージ画像

アメリカからの刺客で、かつ殺し屋という顔持つアメリカ三兄弟の中で、異色の存在感を放ったアルドでしたが、はじめて犯した罪に苛まれながらも、苦しさを乗り越えて成長していった姿はファンの共感を呼び、「ハロウィン」も生きのびて欲しいとの声が寄せられています。以下では、漫画「チェンソーマン」から、アメリカ三兄弟の三男・アルドに関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:アルドのキャラが良い

殺し屋としても活動する兄2人とは対照的に、突出した強さや強靭なメンタルのない印象が強いアルドですが、人間味あふれる言動がファンの注目を集めています。漫画「チェンソーマン」での登場シーンは少ないものの、1人の青年の成長を描いたようなストーリー展開が繰り広げられ、アメリカからの刺客でありながら、そのように感じさせない雰囲気やアルドの人気を呼び、いいキャラをしているとの感想も寄せられています。

感想2:地獄の悪魔の発動で本当に助かったのか怪しい

サンタクロースと地獄の悪魔の契約により、デパート内にいた人々が地獄へ落とされた一方、その直前にデパート外に放り投げられたアルドは、運よく地獄行きを免れる事が出来ました。一方、アルドに関する考察の中には、アルドはデパートの外にいたから助かったという展開は怪しいとの意見も寄せられ、果たしてアルドは本当に助かっていたのか、意見が分かれています。

感想3:アメリカ三兄弟の不死身説は本当だったと考察

作中では、アメリカ三兄弟の長兄のセリフから、アルド達が「不死身」であることが強調されるも、兄2人の死亡シーンから、三兄弟の不死身説は否定されています。しかし、銃の悪魔と遭遇していながら、三兄弟が生き延びることが出来た過去からは、三兄弟のうちのいずれかが不死身の能力を持っていたと推測され、作中で唯一、生き延びた三男・アルドが不死身であり、その影響で兄2人も銃の悪魔から逃れられたと考えられています。

感想4:アルドの正体を吉田に見抜かれていた

長兄の事故死に続き、次兄・ジョーイも吉田に殺害されるという不幸に見舞われたアルドは、何とか吉田の目をごまかそうと老人に変装するも、ここでも辛い状況に耐え切れず、嘔吐してしまいます。この時、吉田に声をかけられており、その後のセリフからアルドの正体を見抜いていたと推測されています。一方で、アルドの苦しい状況を目の当たりにし、アルドのことをわざと見逃したとの解釈できるでしょう。

感想5:アルドの今後を応援

初登場時は、交戦的な兄たちと比べ、戦慣れしておらず、強さもそれほどでないと思われたアルドは、頼りにしていた兄2人を失い、一時は絶望的な状況に追い込まれました。しかし、黒瀬に成りすまして出会った友野のある言葉を受け、プロの殺し屋としての自覚を芽生えさせ、単独でデンジの襲撃に挑むなどたくましくなり、アルドの成長を見守っていた読者からも、アルドを応援するメッセージが寄せられています。

感想6:アルドには母国で一般人として生活してほしい

漫画「チェンソーマン」にて、数少ない良識の持ち主であるアルドは、わずかな登場シーンでありながら、多くのファンの注目を集め、アルドの今後を心配する声も寄せられています。また、アメリカ三兄弟の三男・アルドに関する感想の中には、まともな考えを持っているからこそ、アメリカに戻って普通の人として生きて欲しいとの意見もみられ、アルドの幸せを願うような投稿も見られます。

感想7:アルドの最後が哀れ過ぎる

サンタクロースの人形に紛れて「ハロウィン」と叫ぶシーンは、アルドの謎として様々な考察が飛び交う一方、そのような姿をさらすアルドが可哀想との感想も多く寄せられました。果たして、アルドは人形化したのか否かは、作中では言及されることはありませんでしたが、この戦いで命を失わなかっただけ、アルドはましだったと考える意見も見られます。

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チェンソーマンのアルドまとめ

チェンソーマンのアルドまとめ・イメージ画像

漫画「チェンソーマン」から、アメリカ三兄弟の三男・アルドの強さや性格、作中での活躍や最後とその後、「ハロウィン」と叫ぶシーンの謎などを、あらすじネタバレを交えながら考察しました。アメリカの刺客として登場しながら、どこか頼りない印象が強いアルドでしたが、兄たちの死を乗り越えて成長していく姿は見どころであり、同時に、最後の登場シーンでの不可解な言動について多くの考察が飛び交っています。

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