【チェンソーマン】早川アキの死亡シーンを考察！「最悪な死に方」は原作の何巻何話？

『チェンソーマン』の早川アキの死亡シーンが原作の何巻何話で、なぜ死亡したのかも解説していく前に、彼のプロフィールをご紹介です。アキとはどんな人物なのかが分かる内容となっており、とっても関わりの深い『チェンソーマン』の主人公であるデンジとの出会いについてもまとめていきます。また、『チェンソーマン』のあらすじも含めた作品情報もここで解説しますので、ぜひご覧になってみてください！

『チェンソーマン』とは藤本タツキによる漫画作品で、悪魔と呼ばれる存在が日常的に存在する世界観が特徴のダークファンタジーです。第1部となる『公安編』が2019年から2021年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、第2部となる『学園編』が2022年7月から『少年ジャンプ＋』にて連載されています。2022年9月現在単行本は11巻までが刊行されており、累計発行部数は1500万部を突破しました。

悪魔が日常的に存在する世界で、少年・デンジは死亡した父の借金を返す為に『チェンソーの悪魔』であるポチタと共にデビルハンターとして生計を立てていました。そんなある日、デンジは仕事を斡旋してもらっていたヤクザに騙されてポチタと共に死亡してしまいますが、ポチタがデンジの心臓となる事で『チェーンソーの悪魔』に変身する能力を獲得し、『悪魔でも人間でもない存在』として復活を果たすのでした。

早川アキは公安対魔特異4課に所属するデビルハンターです。公安ではデンジの3年先輩で、デンジとパワーの保護者兼監視役として後に共同生活を送るようになっていきます。見た目は整った顔立ちになぜかチョンマゲのような髪型をしており、両耳に1つずつピアスをしている事が特徴です。公安に来たばかりの頃は嫌煙家でしたが、バディとなった先輩の姫野の影響で喫煙者となりました。

過去に『銃の悪魔』によって家族が死亡している事から復讐心でデビルハンターとなっており、弟であるタイヨウが自分の言葉で死亡する原因となってしまった事で強い自責の念を抱いています。性格は仕事熱心な真面目人間で、一見クールな雰囲気を持っていますが、根は優しくて情に厚い人物です。家事全般が得意で、共同生活を送っているデンジとパワーにいつも美味しい料理をふるまっています。

出身は北海道で、毎年墓参りの為に帰省していますが、その時にはデンジとパワーの生活を心配しており、優しい兄貴分である事が分かるシーンもありました。戦闘能力は公安で『最強のデビルハンター』とも称されている岸辺から訓練を受けている事もあってかなり高く、武器人間とある程度渡り合えるほどの剣術の腕前も持っています。また2課のメンバーとのスパーリングのシーンでは自分よりもガタイの良い相手を打ちのめしていました。

アキとデンジが初めて出会ったのはデンジがマキマに連れられて初めて公安に来た時で、この時がアキの初登場シーンでもあります。それが原作の何巻何話かというと、1巻の第3話です。マキマはアキの事を紹介したうえで、デンジにアキと一緒に行動するように言いますが、マキマと一緒に仕事をするのだと思っていたデンジは駄々をこねていました。アキはデンジを引きずって一緒に見回りに向かい、しばらく人ごみの中を歩き続けます。

そして、礼儀も無くマキマの事ばかり聞くデンジを路地裏に連れて行ったアキはデンジの事をボコボコにします。その後、アキは軽い気持ちでデビルハンターになった者はすぐに死ぬという事実から、優しさでデンジに仕事を辞めるように言いました。マキマ狙いでデビルハンターになったデンジに対して説教をしたアキはその場を後にしようとしますが、後ろを向いた瞬間にデンジによって思いっきり股間を蹴り上げられます。

悶絶して倒れたアキに対して執拗に股間に蹴りを入れ続けたデンジは、人並みの生活が自分にとっては夢のような生活だという事を説明し、軽い気持ちでデビルハンターにはなったが、手に入れたこの普通の生活を続ける為なら死んでもいいという自分の信念を伝えました。そして2人は公安に戻ってマキマからデンジはこれからアキの部隊に入り、一緒にアキの家で共同生活を送る命令を下されます。

出会いは最悪と言ってもよく、この頃はアキもデンジに冷たく当たる事が多くありました。しかし、のちに一緒に共同生活を送る事になるパワーも含めてデンジはアキにとってかけがえのない家族のような存在となっていきます。デンジにとってもアキは信頼出来る大切な存在となり、2人は信頼関係で結ばれていきました。

ここからは『チェンソーマン』の早川アキの死亡シーンが何巻何話なのかという事と、その理由をネタバレしていきます。『チェンソーマン』の作中でも『最悪な死に方』と称されているほどの強烈な印象を残す死亡シーンとなっていますが、なぜアキは死亡する事になったのでしょうか？また、アキが死亡する事はあらかじめ決まっていたという事で、それが『チェンソーマン』の何巻何話で示唆されていたのかもここで解説していきます。

アキが死亡するという事はあらかじめ決まっている運命でした。それが分かったのが『チェンソーマン』の何巻何話かというと、4巻の第32話です。アキはサムライソードや沢渡アカネ達との戦いで狐の悪魔に見限られてしまいます。その理由はアキが狐の悪魔を召喚してサムライソードを食べさせようとした事で、悪魔でも魔人でもない存在は口に合わなかった狐の悪魔が嫌悪感を抱いたからです。

さらにこの戦いではアキは契約していた呪いの悪魔を使った事で寿命を削り、残りの寿命が残り2年にまで縮んでしまいます。これだけでもアキの死亡は確定していたと言えます。しかし、アキの『最悪な死に方』は呪いの悪魔によるものではありません。この戦いの後、もはや悪魔を使う事が出来なかったアキは『公安をやめて残りの人生を楽しむか』『公安を続けて地獄を見るか』という2択を迫られます。

家族を殺したやつがいるのにやめるわけにいかないという強い信念を持ったアキは公安を続ける意思表示をしました。以前まで契約をしていた悪魔を使えなくなったアキは戦い続ける為に強力な悪魔と契約をする事になります。それが『未来の悪魔』です。未来の悪魔は公安が管理しており、公安内でも契約している者が2名いますが、1人は寿命を半分、もう1人は両目と味覚・嗅覚を差し出しているというハイリスクな悪魔となっています。

未来の悪魔は契約条件を決める為にアキの未来を見ますが、それによりアキに出した条件は『右目に俺を住ませろ』というものでした。他の2名と比べるとなぜかかなり簡単な契約内容となっていますが、未来の悪魔がなぜこの条件にしたのかという理由は『最悪な死に方』をするアキの未来を見たからでした。未来の悪魔はアキの右目に住んで、アキが死亡するところを自分の目で見たいと考えたのです。

そして未来の悪魔はどういう死に方をするのかをアキに伝えようとしますが、アキは『自分の死に方には興味ない』と言って聞きませんでした。未来の悪魔の見る未来は絶対となっているのでアキの死亡が確定してしまったシーンとなっており、多くの読者が衝撃を受けました。のちに未来の悪魔の発言によって分かった事実として、アキの最悪な死に方とは『デンジによってグチャグチャに殺される』という事が明らかになります。

サムライソード達の襲来によってアキは呪いの悪魔を使って戦いますが、これにより寿命がかなり縮まってしまいます。呪いの悪魔を使用すると寿命がかなり縮まるという事は永遠の悪魔と戦っていた時の姫野の発言で明らかになっています。そしてサムライソードに呪いの効果を発動した後にアキに残っていた寿命は2年です。ちなみに、それ以前までアキにどれだけの寿命が残っていたのかは明らかになっていません。

そして、姫野がサムライソードとの戦いによって死亡してしまった後、アキは天使の悪魔(エンジェル)をバディとしますが、天使の悪魔は自分に触れた者の寿命を奪うという能力を持っています。アキと天使の悪魔は一緒に行動していく中で台風の悪魔と戦闘になりますが、アキは吹き飛んだ天使の悪魔の手を掴んで助けた事で2か月分ほど寿命が減ってしまいます。この時点でアキの寿命は1年半ほどになっていたと考えられます。

アキが『最悪な死に方』によって死亡したのは原作の何巻何話かというと、9巻の79話『キャッチボール』です。また、後述で詳しく解説しますが、アキの死亡は2パターン考えられます。79話以前にも死亡している事が考えられるシーンがあり、それが何巻何話なのかというと9巻の76話です。ただし、未来の悪魔の『デンジにグチャグチャに殺される』に該当するのは何巻何話かというと、9巻の79話となっています。

アキが死亡する事になった『チェンソーマン』の9巻ではマキマが『支配の悪魔』である事が判明したり、銃の悪魔はすでに何者かによって倒されている事が明らかになるなど衝撃の連続となっています。物語で大きな影響力を持った存在である銃の悪魔との戦闘シーンも描かれているので熱い展開とも言えますが、アキの死亡シーンを見てしまった読者は絶望感もあったという事です。

銃の悪魔が何者かによって既に倒されている事が明らかになり、本体はいくつかの国が分けて所持していました。国が銃の悪魔を所持する事によって抑止力となっており、核兵器のような役割を果たしていたのです。そして、支配の悪魔であるマキマを危険視していたアメリカ大統領は国民の寿命1年分を捧げて所持分の20％の銃の悪魔を復活させてマキマを殺す為に日本へと向かわせます。

秋田県にかほ市に上陸した銃の悪魔は道中で大量の人間を虐殺しながらマキマの元へと向かっていきました。その後、マキマの元に辿り着いた銃の悪魔とマキマの戦いが始まりますが、この時にマキマは支配した悪魔達を従えていました。その中にアキの死体もあるので、アキはこの時点で死亡している事になります。そしてマキマは名前は不明ですが巨大な悪魔を召喚して銃の悪魔に攻撃を仕掛けます。

ほんの10秒ほどであったマキマと銃の悪魔との戦いですが、決着がつく前に家にいるデンジのシーンに切り替わります。デンジの家のチャイムが鳴り続けた事で、デンジはアキが帰って来たと考えて空けようとしますが、『開けちゃダメだ』という声が聞こえます。その直後になった電話にデンジが出ると相手はマキマで、銃の悪魔を倒し損ねて死体に乗り移って魔人となったという事を伝えられました。

その銃の悪魔が乗り移った死体というのがアキで、アキは銃の魔人となってしまったのです。マキマはデンジの家のチャイムを鳴らしているのが銃の魔人となったアキである事を伝えますが、デンジは信じようとしません。疑いながらもドアを開けたデンジの前にいたのは銃の魔人で、デンジとパワーは攻撃を受けてしまいます。最初は銃の魔人がアキだと気付かなかったデンジですが『アキの匂いがする』というパワーの発言で気が付きます。

銃の魔人となったアキとデンジの戦いが始まります。戦いが始まったのが何巻何話かというと、9巻の第78話『雪合戦』です。圧倒的な力でデンジをねじ伏せるアキは、混濁した意識となっており、頭の中では雪合戦をして遊んでいました。そして『一緒に遊ぶ？』と一般人の殺戮も開始してしまいます。アキを殺したくないデンジでしたが、一般人の殺戮をやめようとしないアキを止める為に戦う事を決意しました。

逃げ惑う一般市民からするとデンジの姿はヒーローのように映ります。そしてアキが死ぬ運命の79話にて、ボコボコにされているデンジに一般市民は血を与えて復活させるなどをして応援します。アキは相変わらず意識の中では雪合戦をしており、その相手はデンジでした。アキの意識の中でのデンジは泣きながら雪を投げており、現実のデンジの気持ちを表している事が分かります。

そしてアキは意識の中で弟のタイヨウがボールとグローブを持ってきた姿を見た事で、『そうだった…オレ…キャッチボールがしたいんだった』と言いますが、この時に現実ではデンジのチェンソーによって身体を貫かれているところでした。アキを殺した事で膝をついて愕然としているデンジとアキの死体を見ている未来の悪魔は満足そうに笑いながら、『お前は最悪な死に方をしただろう。チェンソーの少年にとってね』と発言します。

この時の未来の悪魔の発言によって、『最悪な死に方』とはアキにとってではなくデンジにとって最悪な死に方だったという事が判明します。アキは弟とキャッチボールをしながら安らかに死亡しましたが、アキを家族として見るようになっていたデンジからすると最悪な死に方で、デンジにとってトラウマのようなものとなってしまいます。その後のデンジはアキの遺言によってアキの貯金を半分譲り受け、パワーと2人で暮らし始めます。

アキが『チェンソーマン』の原作の何巻何話で死亡したという事やなぜかという理由も分かりましたが、ここからはそんなアキの名前の由来や復活の可能性を考察していきます。キャラクター人気ランキングで1位を獲得するほどの大人気キャラだったアキの死亡は読者にとってショックな出来事で、復活を望む声は多くあります。また、アキの特徴的な髪型にも理由があるようなので、その事についてもここでネタバレ解説です。

なぜアキという名前にしたのかという理由は『チェンソーマン』の原作者である藤本タツキが語っています。藤本タツキはあらかじめアキを銃の魔人にして死亡させるという事は決めており、数ある銃の中でも有名なロシア製の自動拳銃である『AK-47』の『AK』から『AKI(アキ)』という名前にしたという事です。また、アキという名前は『空っぽ』という意味も含められており『空き(アキ)』も由来の1つとなっています。

なぜ『空っぽ』なのかというと、マキマに対するアキの好意は支配の悪魔であるマキマの能力で、実は好きな女性はいなかったからです。命の恩人という事でマキマの事が好きだと語っていたアキでしたが、作中でなぜマキマの事が好きなのかと理由を聞かれた時に『なんでだっけ？』と理由を思い出せずにいるシーンもありました。未来の悪魔によって予言されていたアキの死亡ですが、それ以前から死ぬ運命にあったという事です。

アキの外見的特徴と言えばやはり髪型です。黒髪を頭の高い位置でまとめており、パワーなどからは『チョンマゲ』呼ばわりされています。なぜアキがこのような髪型をしているのかには理由があり、『チェンソーマン』の単行本5巻のおまけ漫画にて明らかになりました。アキは狐の悪魔と契約をしていますが、代償として髪の毛や皮膚の一部を渡しています。アキは狐の悪魔へ代償として与える為にこの髪型にしているのです。

サムライソードを食べさせようとした事で機嫌を損ねた狐の悪魔に結局は見限られてしまったアキでしたが、その後も最後までずっとこの髪型にしていた事から、もしかすると自分で気に入っていたのではないかという考察もあります。

デンジにとって『最悪な死に方』となってしまったアキの復活の可能性を考察です。2022年9月現在『チェンソーマン』は第2部である『学園編』となっており、そこでアキが復活したらかなりの盛り上がりとなるでしょう。作中では今のところアキの復活についての言及は無く、チェンソーマンとして世間で有名になっているデンジを中心に物語が進行しています。そんな中でアキの復活はありえるのでしょうか？

『チェンソーマン』の世界では悪魔は輪廻転生する事が天使の悪魔の発言によって明らかになっています。輪廻転生は人間のいる世界と地獄とで繰り返されており、もしも一方の世界で死亡してももう1つの世界で復活出来るという事です。人間が輪廻転生するという事は作中で語られていませんが、もしも人間も悪魔と同じであるならばアキも普通の人間としてまたこの世に生まれてくるという事もあるかもしれません。

『チェンソーマン』の何巻何話で死亡し、それは原作者である藤本タツキによってあらかじめ決められていた事だという事も分かったアキですが、ここからは姫野との関係性について解説していきます。アキはデンジと出会うずっと前から姫野と深い関係にあり、互いに大切な存在だったようです。少しおちゃらけた態度が目立つ姫野ですが、デビルハンターとしてもプライベートでもアキに大きな影響を与えてきました。

アキと姫野の出会いは『チェンソーマン』の原作でも描かれていましたが、詳しい詳細は小説版の『バディ・ストーリーズ』に収録されている『バディになった日』で確認する事が出来ます。公安のデビルハンターであった姫野は悪魔との戦いでバディを5人失っており、その事が理由で暗くシビアな性格をしていました。そんな中、姫野は6人目のバディとなるアキと出会います。

銃の悪魔への復讐心で心が埋め尽くされていたアキは姫野に全く心を開こうとせず、苦労している姫野の様子も描かれていました。しかし、アキと姫野がバディを組んでから初めてのミッションである孤独の悪魔との戦闘にて、姫野は頭脳プレーで孤独の悪魔を追い詰めていき、そんな彼女の姿を見たアキは少しずつ信頼を寄せるようになっていきます。

デンジが公安に来た時にはすでにアキと姫野はバディを組んで3年以上が経っており、信頼関係で結ばれていました。他の人物から見てもかなり仲が良いように見え、姫野の吸っているタバコをもらって間接キスをしているシーンもあります。ちなみに、アキと姫野の間接キスが見られるのが何巻何話かというと、2巻の16話『はじめての味』です。そんな仲の良いアキと姫野は果たして恋愛関係にあったのでしょうか？

実はアキと姫野は恋愛関係というわけでは無く、先輩と後輩という関係にとどまっている事が明らかになっています。それが分かったのは居酒屋での飲み会が終わって次の日の朝に姫野の家で目が覚めたデンジと姫野が河合しているシーンです。姫野は朝ごはんをデンジと食べながら、マキマとデンジをくっつける事に協力する代わりに自分とアキをくっつけてほしいと交渉してきます。

このシーンによって、恋愛関係にはありませんが姫野はアキと付き合いたいのだという事が分かりした。ちなみに、デンジが姫野になぜアキの事が好きなのかと聞くと、『顔がいいから』という事を理由として述べていました。もちろんそれだけではない事が考察出来ますが、姫野がイケメン好きである事は間違いないでしょう。また支配の悪魔の力とは言え、この時点ではアキはマキマの事が好きなので姫野との交際はありえないと言えます。

『チェンソーマン』のアニメ化が発表されてから初めてのティザーPVにて、アキと姫野のベッドシーンが確認出来ます。ベッドの上でタバコを吸っているアキに微笑みかけた後に顔を近づけていくという内容となっていますが、このシーンは原作にはありません。なぜベッドシーンがあるのかという事で大きな話題となり、多くのファンがこの事についてツイッターなどで意見を交換し合いました。

この原作に無いシーンはおそらく理想の世界を表現したアニメオリジナルのシーンで、デンジの妄想なのではないかというのが多い意見となっています。このベッドシーンの前にデンジとパワー、コベニが海で遊んでいるシーンもありますが、これも原作には無いシーンなので、アニメオリジナルです。アニメ本編でも見る事が出来るのか、PV専用の映像なのかは分かっていませんが、話題を呼んだ衝撃のシーンとなりました。

アキは喫煙者ですが、初めてタバコを吸っているシーンは何巻何話で描かれているのかというと、1巻の3話となっています。公安のデビルハンターとなったばかりの頃のアキは『骨が腐るから』という理由でタバコを嫌っていました。そんなアキがなぜタバコを吸うようになったのかという理由は元々喫煙者であった姫野の影響です。バディを組んだばかりのアキに対して姫野はタバコを勧めますが、アキは最初これを断ります。

しかし、姫野があまりにしつこく進めてくるのでアキは一本だけ吸おうとします。結局はアキが未成年だったという事が分かってタバコをあげる事をやめた姫野は、アキにあげようとした1本を預かります。この後、20歳を超えたアキはなし崩し的にタバコを吸うようになったというわけです。姫野の死後、アキは幽霊の悪魔が敵として襲って来た時に過去に姫野がくれようとした1本のタバコを渡されました。

狐の悪魔はアキが作中で初めて見せた契約悪魔です。比較的人間には友好的な悪魔で、アキ以外にも多数のデビルハンターが契約しています。戦闘では頭で敵に食らいついたり、爪で引き裂くなどの攻撃をします。

呪いの悪魔はアキの他にもサンタクロースが契約している悪魔で、アキからはカースと呼ばれています。アキは釘のような形をした刀を3回相手に刺す事でカースの能力を発動して相手を呪い殺す事が出来ますが、使用する度に代償として寿命が大きく縮まります。

未来の悪魔はアキが狐の悪魔に見限られた事で新たな契約を交わした悪魔です。アキの目に住むようになってからはアキは数秒先の未来予知が出来るようになり、対処しながら戦う事が出来るようになりました。

天使の悪魔は姫野の死後、アキのバディとなった公安所属の悪魔です。触れた者の寿命を吸い取るという強力な能力を持っていますが、本人は死を呼んでしまうとして自分の能力を嫌っています。

アニメ版『チェンソーマン』で早川アキの声を担当するのは坂田将吾です。熊本県出身で1998年1月23日生まれの2022年9月現在24歳で、血液型はB型、事務所は『青二プロダクション』に所属しています。中学生時代に読んでいたライトノベルの主人公の声を演じたいと思った事が声優になりたいと思ったきっかけだという事です。

アニメ『チェンソーマン』のアキ役である坂田将吾は、2021年から放送されたアニメ『Fairy蘭丸～あなたの心お助けすます～』の主人公である阿以蘭丸(あいらんまる)の担当声優として有名です。坂田将吾にとっては初めての主役となりました。

『チェンソーマン』のアキが死亡したのが何巻何話なのかは前述しましたが、なぜ死亡しなけらばならなかったのかと多くのファンが悲しんでいます。アキはデンジにとってお兄さんのような存在で、優しい人物だった事から永遠に出てきて欲しかったという意見も多くあります。なぜ死亡しなければならなかったのかと嘆くファンが多い事で、アキの人気の高さがうかがえます。

『チェンソーマン』のアキが姫野と付き合わなかった理由に腹を立てているファンの方がいます。なぜ付き合わなかったのかという理由については作中で詳しく言及されていませんが、マキマの能力でアキがマキマに好意を持つようになってしまった事が大きな理由だと言えます。アキが死亡したのが何巻何話なのかは前述しましたが、死亡に大きく関係しているマキマに対して敵意を向けるようになった読者は少なくありません。

『チェンソーマン』を読めば読むほどアキがかっこいいというファンの感想があります。アキはルックスが良いだけでなく、面倒見の良い優しい人物で、さらに復讐よりも大切な存在であるデンジとパワーの安全を優先するシーンもありました。強くて人間らしく、かっこいいアキは『チェンソーマン』の大人気キャラです。

『チェンソーマン』の早川アキが何巻何話で死亡するのかという事や、なぜ死亡したのかという理由についてもまとめてきましたが、最後は銃の魔人となってデンジによって殺されていた事が分かりました。今回のなぜアキが死亡したのかという記事を読んだ後にもう一度、『チェンソーマン』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか？