【チェンソーマン】 作者・藤本タツキの性別は女性?経歴や天才と言われる理由は?

「チェンソーマン」の作者・藤本タツキは女性なのでしょうか?徹底調査し解明します!第1部「公安編」の連載が終了し、第2部の連載が予定されている漫画作品「チェンソーマン」。単行本の売上は1200万部を超える大ヒット作となっています。この記事ではチェンソーマンの作者・藤本タツキに焦点をあて、女性なのでは?と噂の絶えない性別の問題や漫画家になるまでの経歴、そしてファンから「天才!」と言われる理由まで気になる情報をまとめてお届けします。

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目次

  1. チェンソーマンとは?
  2. チェンソーマンの作者・藤本タツキの性別は女性?
  3. チェンソーマンの作者の経歴
  4. チェンソーマンの作者が天才と言われる理由
  5. 理由③ファンに媚びない?
  6. チェンソーマンの作者の読み切りの漫画作品
  7. チェンソーマンに関する感想や評価
  8. チェンソーマンの作者は女性説まとめ

チェンソーマンとは?

チェンソーマンの概要

チェンソーマンは、藤本タツキによる日本の漫画作品で、第1部「公安編」が週刊少年ジャンプにて2019年1号から2021年2号まで連載されました。単行本は11巻まで刊行され、累計発行部数は1200万部を突破しています。

また、チェンソーマン・プロジェクトPVの映像内で、第2部「学園編」が少年ジャンプ+にて2022年初夏より連載予定であることや、テレビアニメ「チェンソーマン」が2022年に放送されることが明らかにされています。

チェンソーマンのあらすじ

父親の残した借金を抱えて生活苦にあえぐチェンソーマンの主人公デンジ。相棒ポチタと共にデビルハンターをして日銭を稼いでいます。ある日の事、デンジーは仕事の元締めに騙されポチタ共々ゾンビの悪魔に殺されてしまいます。ところがポチタの機転で復活を遂げると、チェンソーの悪魔に変身する能力を身に付けゾンビ集団を撃退。デンジーは駆けつけてきた公安のマキマに身柄を確保され管理下に置かれることとなりました。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンの作者・藤本タツキの性別は女性?

チェンソーマンの作者は藤本タツキ

ここからは、この記事のメインテーマであるチェンソーマンの作者・藤本タツキについての解説していきます。最初はプロフィールの紹介、そして性別などの話題に入っていきます。

まずチェンソーマンの作者の名前・藤本タツキですが、(漢字・カナの)表記は不明ながら本名のようです。生年月日は1992年10月10日ですから、年齢は2022年3月現在29歳となります。出身地は秋田県の南西部に位置する人口約2万3千人の「にかほ市」。チェンソーマンの75話では、銃の悪魔が出現した場所として登場します。

藤本タツキの性別は女性?男性?

プロフィール欄で触れなかったように、チェンソーマンの作者・藤本タツキの性別は公表されていません。藤本タツキの性別は女性、男性どちらなのでしょうか?

藤本タツキの性別に関しては、以下の理由により男性であると考えられます。まず、少年ジャンプの企画で藤本が加賀ゆうじの「地獄楽」に登場する山田浅ェ門佐切を描くという動画があります。その動画に藤本タツキの手が映っているのですが、その手がごつくて男性の手なのです。

また、雑誌のインタビューに答える藤本の一人称が「僕」になっていることも、藤本タツキの性別・男性説の根拠となっています。また、藤本タツキの代表作1つである「ファイアパンチ」の単行本に幼年期の写真が掲載されているのですが、どう見ても性別は男の子なのです。以上のことから、藤本タツキの性別は男性と考えて間違いないでしょう。

作者はチェンソーマンの主人公に似ている?

かつてチェンソーマンの作者・藤本タツキは、雑誌のインタビューで漫画のキャラクターに自分を投影することはしないと答えていたことがあります。ただ、話す口調が似ていたり過去の経験を作中で使うことはあるようです。

藤本タツキのもとでアシスタントを務めていた漫画家の賀来ゆうじが、インタービューで次のように述べています。チェンソーマンの主人公デンジのセリフの語尾「俺はよぉ」とか「そのためだったらよぉ」などが藤本の普段の口調そのものであると。

また、チェンソーマンの主人公デンジは、「知り合う女が全員オレん事殺そうとしてんだけど」というくらい常軌を逸した女性に囲まれています。こちらもインタビューからの情報なのですが、藤本タツキも学生時代突飛な行動をする女性と知り合いだったそうです。

ある日のこと、藤本は自分の自転車が逆さまになっているのを発見します。すると知り合いの女性が「お前の自転車をひっくり返してやったぞ」といって高笑いしたそうです。デンジの周りに登場する自由奔放な女性たちは藤本タツキの過去の経験がベースになっていると考えられます。

Twitterアカウント「ながやまこはる」とは?

かつて「ながやまこはる」というアカウント名を持つTwitterが話題となったことがあります。話題を呼んだ理由は、アカウントの主が、自分は小学3年生でチェンソーマンの作者・藤本タツキの妹だと明かしたためです。

ところが、このアカウントを見た出版社の編集担当者が「身内を騙る危険なTwitterアカウントがある」として藤本タツキに見せたところ、「ながやまこはる」が自分であることをあっさり認めたそうです。

また、読み切り作品ルックバックが「このマンガがすごい」で1位となったときのこと。うれしさのあまりアカウントでの設定を忘れたのか、関係者一同に「ありがとうございました」と作者・藤本タツキとしての謝意を呟いてしまいました。

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チェンソーマンの作者の経歴

経歴①幼少期から絵が好きだった

ここからは、チェンソーマンの作者・藤本タツキの経歴をたどっていきます。最初に幼少期のタツキ少年からです。

藤本タツキは幼いころから絵を描くのが好きで、油絵にも挑戦していたようです。漫画も好きで父親が買ってきた週刊少年チャンピオンや月刊少年ジャンプなどを愛読していたと言います。しかも、読むだけでは飽き足らず物語を創り出していたとのこと。このころから将来チェンソーマンのような作品を描く漫画家になることを意識していたのでしょうか?

経歴②中学時代には頭の中で漫画を連載していた?

中学生になると、チェンソーマンの作者・藤本タツキの漫画創作熱はさらに高まりを見せます。様々な漫画作品を頭の中で創作し、多い時には同時に7本の作品を脳内で連載していたそうです。頭の中で連載が終了するときには、それが授業中であっても感動のあまり涙が溢れそうになったと、インタビューの中で当時を振り返り語っていました。

チェンソーマンを読んだファンが「天才」とか「狂人すぎる」と称賛する藤本タツキですが、上記の経歴がそのような評価を生み出しているのかも知れません。

経歴③高校では絵画教室へ通う

秋田県立仁賀保高等学校に進学した藤本は、Webコミック投稿サイト・新都社に作品を発表するようになります。さらに、美大を目指して本格的に絵の勉強を始めようとした藤本。ところが、地元には予備校すらなかったので、絵画教室に通うようになります。絵画教室といっても生徒の多くは高齢者。おじいさんやおばあさんに交じって青年・藤本は油絵を描いていたそうです。

経歴④東北芸術工科大学へ進学する

高校を卒業した藤本は地元・秋田県にかほ市を離れて山形県の東北芸術工科大学に進学します。にかほ市よりも山形の冬は身に堪えるほど寒かったそうです。藤本の出世作「ファイアパンチ」では主人公が極寒に震えるシーンがありますが、山形で過ごした厳しい冬の寒さがバックボーンにあるのかも知れません。

ところで、美大では図書館にこもって終日クロッキー(素描)を描く日々を送ります。このころから絵が格段に上手くなったと後に本人が語っています。それと共に、クロッキーだけではなくデッサンをするべきだったと反省もしているようです。

経歴⑤大学卒業後は漫画家デビューを目指し作品投稿

東北芸術工科大学の美術科洋画コースを卒業した藤本は、定職に就くことはせず漫画家デビューを目指し「ジャンプSQ」に作品投稿を始めます。アルバイトもしなかったため、生活費を得るため読み切り作品を数多く投稿したようです。

そして、2013年に投稿した作品「恋は盲目」が審査員の目に留まり、クラウン新人漫画賞佳作を受賞します。翌2014年には「ジャンプSQ.19」に掲載され、チェンソーマンの作者・藤本タツキは漫画家デビューを果たしました。

経歴⑥「ファイアパンチ」で話題になる

クラウン新人漫画賞受賞後は、ジャンプSQにていくつかの読み切り作品が掲載されたチェンソーマンの作者・藤本タツキ。2016年には初めての連載漫画「ファイアパンチ」が「ジャンプ+」誌上をにぎわします。「少年ジャンプ」ではできないことを「ジャンプ+」でやるんだという意気込みで創作に臨んだそうです。

プロモーションをほとんど行っていなかった「ファイアパンチ」でしたが、第1話が公開されると、SNSで話題になり一気に人気に火が付いたと言います。ファイアパンチでの成功で藤本作品に弾みが付き、2年後の2018年には本作チェンソーマンの連載が始まりました。

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チェンソーマンの作者が天才と言われる理由

理由①漫画で生計を立てようとする強い意志

ここからは、チェンソーマンの作者・藤本タツキが「天才」とか「狂人すぎる」など常人とは違うと言われる理由について考察していきます。

大学を卒業したものの定職に就かなかった藤本。かといってバイトで生活費を稼ぐこともせず収入の当てはありません。退路を断ち、漫画家になるか死ぬかという強い意志を持って漫画家を目指します。あくまで漫画で生計を立てようとする藤本は、専ら読み切り漫画を描きまくり、その収入のみで生活費を賄ったと言います。

普通の人であれば食べ物にも事欠く生活を送るくらいなら、とりあえずバイトで食いつなごうと考えることでしょう。しかしチェンソーマンの作者・藤本タツキは違います。漫画で生計を立てることにこだわり、強い意志を持って困難に立ち向かっていったのです。

理由②世間受けしないようにしている

チェンソーマンの作者・藤本タツキが天才と呼ばれる理由の考察を進めます。漫画家・沙村広明との対談形式のインタビューに臨んだ藤本タツキ。司会者の「世間受けを気にするか?」の問いに次のように答えています。世間受けを気にしてはいないと前置きした上で、世間受けしないものを描こうと意識していることで逆に世間受けしているのかも知れないと。

少年ジャンプではできない作品を創るという意気込みをもってジャンプ+で連載を開始した藤本。主人公デンジは「10人くらい彼女が欲しい」とか「毎朝ステーキを食べたい」など少年ジャンプでは存在しないキャラと言えるのではないでしょうか?

「世間受けしない」作品を創るのは、一歩間違えば漫画家生命を危うくしてしまうことでしょう。しかし、そうしたリスクを承知の上で敢えて世間受けしないものを目指す姿勢が、読者から「ぶっ飛んでいる」という評価を引き出し、現在の人気を生み出しているのかも知れません。

理由③ファンに媚びない?

世間受けしない作品を創るというのは、言い換えれば「ファンに媚びない」という意思表示と捉えることもできるでしょう。ファンに迎合せずに自分の描きたいものを描き、それにファンがついてきてくれれば良いという考え方です。ある意味では漫画家冥利に尽きる、理想的な姿なのかも知れません。

そのようなことが可能になるのは、普通ではない「天才」ならではのこと。ファンに媚びない創作姿勢がぶっ飛んだ展開を可能にし、「頭のネジが飛んでいる」というファンの評価にもつながっていると考えられるのです。

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チェンソーマンの作者の読み切りの漫画作品

庭には二羽ニワトリがいた。

次に、チェンソーマンの作者・藤本タツキの読み切り漫画作品を一覧で紹介していきます。最初は、当時17歳の藤本タツキが初めての投稿した作品として知られる「庭には二羽ニワトリがいた」からです。後に「少年ジャンプ+」2017年7月17日に掲載されました。

かみひこうき

続く「かみひこうき」は、第3回(2013年5月期)クラウン新人漫画賞審査員特別賞を受賞した作品で、藤本タツキの漫画家デビューにつながった作品です。

佐々木くんが銃弾止めた

「佐々木くんが銃弾止めた」は、少年ジャンプ+にて2016年6月13日に掲載され、第5回(2013年7月期)クラウン新人漫画賞審査員特別賞を受賞した作品になります。

担任の教師を神と崇める男子高校生の予想を超える型破りな行動など、藤本タツキ節が随所に表れている作品と言われています。

恋は盲目

ジャンプSQ.19Vol.13にて掲載が開始された「恋は盲目」。第9回(2013年11月期)クラウン新人漫画賞で佳作を受賞しています。

シカク

ジャンプSQ.19のVol.14に掲載された「シカク」。最強の殺し屋と吸血鬼が繰り広げるラブコメ作品です。

予言のナユタ

予言のナユタは、ジャンプSQの2015年8月号に掲載された読み切り漫画です。世界中の魔法使いたちに「世界を滅ぼす悪魔の子」と予言された女の子ナユタと彼女のことが理解できず悩む兄ケンジの物語です。

正義の見方

ジャンプSQの月例新人漫画賞であるSupreme Comic大賞SeasonII第10回の最終候補作となった「正義の見方」。藤本タツキの未発表作品の1つです。

目が覚めたら女の子になっていた病

2017年4月24日、ジャンプ+に掲載された「目が覚めたら女の子になっていた病」。ある朝、目が覚めると体が女の子になってしまった、か弱い男の子トシヒデの物語です。

妹の姉

「妹の姉」は、ジャンプSQの2018年6月号より掲載された作品で、その後少年ジャンプ+にて2019年5月2日より再掲載されています。絵の才能を発揮する妹に対する姉の気持ちを率直に描いた佳作として知られています。

ルックバック

最後に紹介するのは、ジャンプ+にて2021年7月19日に公開された長編読み切り漫画「ルックバック」です。小学校の学年新聞で競い合うように漫画作品を発表する女子の藤野と京本。2人のその後の人生を描いていきます。

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チェンソーマンに関する感想や評価

ここまでチェンソーマンの作者・藤本タツキ特集をお届けしてきましたが、最後にチェンソーマンに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するチェンソーマンに関する感想・評価は、何度も読み返してしまう面白い作品としてチェンソーマンと鬼滅の刃を挙げているツイートからです。ネタバレになることを気にしながら、チェンソーマンのお気に入りのシーンを紹介していました。

続いて紹介するチェンソーマンに関する感想・評価は、チェンソーマンが最強だというツイートからです。最強な理由は、文字が少ない上に絵が上手くテンポが良いからとのことです。

最後に紹介するチェンソーマンに関する感想・評価は、チェンソーマンのプロモーションビデオを見ただけで発狂しそうという方のツイートからです。本編を観たら精魂尽き果てそうな勢いなのでしょうか?

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チェンソーマンの作者は女性説まとめ

ここまで、人気漫画「チェンソーマン」の作者・藤本タツキにスポットを当て、性別や経歴から天才と言われる理由まで解説してきました。いかがでしたでしょうか?

秋田県にかほ市出身の漫画家・藤本タツキ。性別は男性と考えられます。美大卒業後も定職には就かず、ひたすら漫画家になることを目指して雑誌への投稿を続けます。2013年クラウン新人漫画賞で佳作を受賞したのをきっかけに漫画家としてデビュー、2016年には初の連載漫画「ファイアパンチ」で注目を浴びました。

藤本タツキが「天才」と言われる理由は、決してファンに媚びずに世間受けしない作品を創ろうとしているからで、それが結果としてファンの熱い支持を獲得することに繋がっています。チェンソーマン第2部は、2022年初夏に連載予定となっています。さらにパワーアップしての登場を楽しみに待ちましょう。
 

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