【ワンピース】ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを徹底考察!能力・技や覚醒の伏線は?

「ワンピース」の主人公モンキー・D・ルフィの悪魔の実として有名な「ゴムゴムの実」。しかし、実はその本当の名前が「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」だったことが判明し、話題になっています。今回はそんな「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」の能力や覚醒、伏線などを考察し、覚醒後の技を紹介していきます。さらに、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの秘密を知る可能性のあるキャラや、モデルとなった太陽のニカについても考察し、ジョイボーイとの関係もみていきます。

【ワンピース】ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを徹底考察!能力・技や覚醒の伏線は?のイメージ

目次

  1. ゴムゴムの実とは?
  2. ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカとは?伏線も考察
  3. ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力の覚醒や技
  4. ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの秘密を知る可能性のあるキャラ
  5. ヒトヒトの実のモデルとなった太陽の神ニカを考察
  6. ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカとジョイボーイの関係
  7. ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに関する感想や評価
  8. ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカまとめ

ゴムゴムの実とは?

ワンピースの作品情報

今回は「ワンピース」の主人公ルフィの悪魔の実「ゴムゴムの実」こと「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」に関する考察や伏線をみていきます。さらに、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力や覚醒、技を考察し、ゴムゴムの実の秘密を知る可能性のあるキャラを紹介していきます。

また、モデルとなった太陽の神ニカについても考察し、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカとジョイボーイとの関係をみていきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

ワンピースの概要

「ONE PIECE(ワンピース)」は尾田栄一郎先生によって、週刊少年ジャンプで連載中の国民的人気漫画です。連載スタートは1997年、海賊たちの冒険を描いた海洋ロマン作品で、全世界での累計発行部数は5億部(2022年8月時点)を突破しています。また、テレビアニメは1999年に放送がスタートし、2022年現在も放送が続いています。さらに、2022年8月には劇場版15作目「ONE PIECE FILM RED」が公開となりました。

ワンピースのあらすじ

海賊王ロジャーの遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指し、海賊たちが覇権争いする大海賊時代がスタート。東の海に滞在中の海賊シャンクスと仲良くなった、少年モンキー・D・ルフィも海賊王に憧れていました。ある日、ルフィの命の恩人となったシャンクスが出航することになり、立派な海賊になって再会することを約束。彼から麦わら帽子を預かったルフィは、10年後、海賊王になる夢を掲げ、故郷から船出します。

ゴムゴムの実の概要

「ゴムゴムの実」とは超人(パラミシア)系の悪魔の実であり、原作漫画1話にて主人公であるモンキー・D・ルフィが食べた悪魔の実として描かれています。また、そのゴムゴムの実はシャンクス率いる赤髪海賊団が敵船(原作漫画1017話にそれがゴムゴムの実を護送している世界政府の船だったことが判明)から奪ったものです。

そして、赤髪海賊団の行きつけの店に置かれていたそれを、ルフィがデザートと間違えて食べてしまい、ルフィはカナヅチになる代わりにゴム人間となったのでした。しかし、原作漫画1044話にて、ゴムゴムの実の本当の名前が明らかとなります。次に、ゴムゴムの実の本当の名前として明らかになった「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」について、世界政府との関わりや伏線などを考察していきます。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカとは?伏線も考察

考察①ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカはゴムゴムの実の別名?

「ワンピース」のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの考察・伏線、1つ目はゴムゴムの実の別名です。原作漫画1044話にて、ルフィが食べた悪魔の実の名前が「ゴムゴムの実」ではなく、本当は「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」であることが判明しました。「ニカ」とは、原作漫画1018話で初めて名前が登場した「太陽の神ニカ」のことです。

原作漫画1037話の時点では、五老星の会話から、世界政府がわざわざ「もう1つの名前」を与えた悪魔の実が存在していることが示唆されていました。この時点ではまだその悪魔の実がゴムゴムの実であることは明言されていませんでしたが、原作漫画1041話で五老星がCP0に早急にルフィを抹殺するように命令します。

そして、原作漫画1044話にて、ゴムゴムの実の本当の名前が判明。1037話で五老星が話していた悪魔の実が「ゴムゴムの実」こと「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」であったことが明らかとなりました。

考察②ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを世界政府が回収しようとした?

「ワンピース」のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに関する考察・伏線、2つ目は世界政府が回収しようとしていたことです。世界政府は800年もの間、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの回収を試みてきたそうですが、その間、それは決して世界政府の手に渡ることはありませんでした。

さらに、五老星によると、特に動物(ゾオン)系の悪魔の実には意思が宿るそうで、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカのように神の名を持つ悪魔の実の場合、なおさらその傾向が強いとされています。そのため、五老星はヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカがまるで自らの意思で、世界政府から逃れているみたいだと考えているようです。

考察③ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの数字の伏線

「ワンピース」のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの考察・伏線、3つ目はニカの数字の伏線です。原作コミック59巻のSBSにて、読者から上記のような数字の伏線に関する指摘がありました。麦わらの一味の能力者の悪魔の実を1~10の数字で表現したとき、ゴムゴムの実のルフィが「5.6.5.6」、ヒトヒトの実のチョッパーが「1.10.1.10」、ハナハナの実のロビンが「8.7.8.7」、ヨミヨミの実のブルックが「4.3.4.3」となっています。

そして、1~10の数字のうち「2」と「9」に該当する能力者だけいません。この数字の伏線に関する指摘に対し、尾田栄一郎先生はノーコメントとしており、ファンの間で麦わらの一味の悪魔の実にまつわる数字の伏線が注目されるようになりました。そして、今回ルフィの悪魔の実の本当の名前が「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」であることが判明。

そこで、もしかしたら、数字の伏線の「29」に該当するのがニカで、数字の伏線の「56」に当てはまるのはゴムゴムの実ではなく、例えばエネルが仲間になって、彼のゴロゴロの実が該当するようになるではないかなどの説が浮上しました。さらに、ルフィに関連する数字がもう1つあります。ルフィの誕生日は「5月5日」ですが、その日にちは原作者の尾田栄一郎先生が初期設定の段階でそう決めていたそうです。

ただ、ファンの間では当初からなぜ「5月6日」ではなく「5月5日」なのかと疑問視されていました。そして、この「5」という数字に関して、ニカの文字を合体させると漢字の「五」になると考察されています。そのため、ギア5やニカを合わせると漢字の「五」になることなど、ルフィの誕生日の「5」という数字が伏線になっていた可能性が高いと言われているそうです。

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ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力の覚醒や技

ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力の覚醒(ギア5)を考察

悪魔の実には自然(ロギア)系、動物(ゾオン)系、超人(パラミシア)系の3種類の系統があります。特に「ヒトヒトの実」が分類される動物(ゾオン)系は鍛えれば鍛えるほど、純粋に身体能力が強化されるという特性を持ちます。

実際、ウォーターセブン編では、ネコネコの実モデル・豹(レオパルド)の能力者であるロブ・ルッチが「迫撃において動物(ゾオン)系こそ最強の種だ!」と発言しており、特に肉食動物がモデルの場合は凶暴性もアップするそうです。さらに、インペルダウンで登場した獄卒獣たちはいずれも動物(ゾオン)系の覚醒者であり、異常なタフさと回復力を有すると言われています。

一方、ドレスローザ編ではドフラミンゴが超人(パラミシア)系の覚醒について語っており、覚醒すると「己以外にも影響を与え始める」と発言しています。この発言により、動物(ゾオン)系と超人(パラミシア)系では覚醒の内容が異なることが判明しました。

また、カイドウは能力に心身が追いついたときに覚醒すると語っています。そのため、ルフィが能力を覚醒させることができたのは、心身がヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力に追いついたからだと言われています。次に、そんなルフィのヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力の覚醒(ギア5)について考察していきます。

考察①ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの覚醒とは?

カイドウとの戦いの中で、ルフィはゴムゴムの実ことヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力を覚醒させました。ヒョウじいこと花のヒョウ五郎が「窮地にこそ!力は開花する」と言っていた通り、CP0の乱入でルフィが気絶し、勝者「カイドウ」の文字が出された後にルフィは能力を覚醒させました。

原作漫画1043話のラストで「ドンドットット」という効果音と共に、ルフィの髪など身体に変化が見られ始めます。そして、原作漫画1044話にて、能力を覚醒させ、ギア5(フィフス)を発動したルフィ。「ゴムゴムの実」の本当の名前が「ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカ」であったことが分かり、ゴム人間ではなく、ゴムそのものの性質を身体に持つ太陽の神ニカの能力を有していたこと判明しました。

そして、覚醒によって、ゴムの性質を持つ身体に更なる腕力と自由が与えられ、周囲をゴム化することが可能となること。空想のままに戦って人々を笑顔にし、五老星が言うには「世界で最もふざけた能力」を発揮できることが判明しました。そんな覚醒によるその形態をルフィ自身は「ギア5(フィフス)」と呼び、髪も服も全身が真っ白になりました。さらに、髪と眉毛の形状や瞳にも変化がみられ、まるで別人のような姿に変わりました。

実際、能力を覚醒させたルフィは鬼ヶ島の屋上まで巨体のカイドウを引き上げ、振り回したり、何度も地面に叩きつけたりするなど、驚異的な腕力を披露しています。さらに、カイドウの熱息(ボロブレス)に対し、地面をゴム化して持ち上げ、攻撃を跳ね返しています。また、カイドウの体内に入ったときにはゴムゴムの風船でカイドウの体までゴム化させ、自分以外にも能力の影響を与えていることが分かります。

他にも、覚醒したルフィは金棒で殴られても、顔が一瞬変形するだけで平然としており、カイドウの熱息(ボロブレス)が直撃した際もすぐに復活し、反撃するタフさを発揮しています。さらに、金棒で思いっきり地面に叩きつけられた際には、地面をゴム化することで身体を地面にめり込ませ、ダメージを軽減。その後、ゴムの反発力で飛び上がり、すぐに反撃に転じていました。

また、覚醒したルフィは周囲のゴム化だけでなく、驚きのあまり目が飛び出るという、これまでになかったリアクションに関しても、周囲に影響を与えています。カイドウの攻撃を受けたルフィは屋上の地面にめり込みます。それを見たナミやチョッパー、ロー、キッド、お玉はルフィと同様に目を飛び出させて驚くリアクションを取っていました。

ルフィは彼らに一切触れることなく、能力の影響を与えたようです。この現象について、笑顔は伝染することから、「人々を笑顔にする」とされるヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの覚醒が影響していると考えられています。

考察②覚醒で与えられる「自由」とは?

覚醒で与えられる「自由」について、具体的には今のところ不明ですが、カイドウとの戦いの中でルフィは「あっひゃっひゃっひゃ!」と大笑いし、驚きのあまり目が飛び出させるなど、これまでの戦いでは見られなかった姿が描かれています。また、太陽の神ニカについて、元CP9のメンバーであるフーズ・フーは「人を笑わせ、苦悩から解放してくれる伝説の戦士」であると表現しています。

そのため、覚醒によって与えられる「自由」とは「太陽の神ニカ」の人を笑わせ、苦悩から解放してくれるという逸話を表しているのではないかと考察されています。また、コミック52巻収録の507話にて、ルフィは「この海で一番自由な奴が海賊王だ!」と発言しています。そのことから、ルフィが考える「自由」と、覚醒によって与えられる「自由」には関連があるのではないかと考えられています。

考察③覚醒すると周囲に影響を与える?

能力を覚醒させたルフィは地面やカイドウの身体など、周囲をゴム化しています。ただ、原作漫画1044話にて、超人(パラミシア)系のゴムゴムの実だと思われてきたルフィの悪魔の実ですが、実は動物(ゾオン)系のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカだったことが判明しました。

覚醒すると周囲に影響を与えるのは超人(パラミシア)系の特性だと考えられていたため、動物(ゾオン)系の能力者であるルフィが周囲をゴム化するのは悪魔の実の常識に合わないことになってしまいます。そのため、もしかしたら、覚醒によって与えられた「自由」が、超人(パラミシア)系のような周囲のゴム化を可能としているのかもしれないと予想されています。

考察④覇王色の覇気が必要?

能力を覚醒させたルフィは独特の「ドンドットット」という心臓の鼓動と共に、強力な覇王色の覇気を発します。その威力は周囲にバリバリとほとばしるほどで、自身のいる鬼ヶ島の屋上から、屋内のライブフロアにいる百獣海賊団の戦士まで届くほどでした。そのため、このタイミングでルフィが能力を覚醒させたのは、彼が覇王色の覇気を纏って戦えるほどに成長したからではないかと考えられています。

ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの技

次に、能力を覚醒させたルフィのヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの技を紹介していきます。1つ目の技は「ゴムゴムの風船」です。原作漫画1045話にて、龍の形態になったカイドウに飲み込まれたルフィは、カイドウの体内でゴムゴムの風船を発動。カイドウの身体も風船のように膨らませました。

2つ目の技は「ゴムゴムの脱出ロケット」です。原作漫画1045話にて、ルフィはカイドウの体内から伸ばした手でカイドウの目を通り抜けて鼻を掴みます。そして、その反動を利用してカイドウの体内から脱出しました。3つ目の技は「ゴムゴムの巨人(ギガント)」です。原作漫画1045話にて、ルフィは全身を巨大化させました。

その大きさは龍の形態のカイドウよりも大きく、ギア3の骨風船のように体内に空気を吹き込む必要はありません。ただ、自身の思うままに身体を巨大化させていました。4つ目の技は「ゴムゴムの縄跳び」です。ゴムゴムの巨人(ギガント)の状態のルフィは、龍の姿をしているカイドウの首と尾を両手でそれぞれ掴み、カイドウをロープのようにして縄跳びをしました。

5つ目の技は「ゴムゴムの雷」です。原作漫画1046話のラストから1047話にて、天から降り注ぐ雷を掴んだルフィはカイドウ目掛けて、それを投げつけました。このように、覚醒により技の自由度が格段にアップしていることがうかがえます。

そして、6つ目の技は「ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)」です。技名に「神」が入っているのはこれまでにはなかったことで、ゴムゴムの実ことヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの最終奥義のような技とされています。原作漫画1048話で初めて名前が明らかになりました。そして、それはカイドウの巨体よりも大きな、鬼ヶ島と同じくらいの大きさの巨大な拳を天から降り下ろす大技であり、その金剛の拳には雷を纏わせています。

ちなみに「バジュラ」とはインド神話に登場するインドラ神が繰り出す雷、または力強い武器を表しています。その硬度はダイヤモンド並みとされ、金剛杵とも呼ばれているそうです。他にも、原作漫画1045話では、技名はありませんが、脚を回転させて空を走る技を披露しています。

そして、その勢いのまま横方向に腕を回転させ、殴りかかりましたが、このときは当てられませんでした。その後、ルフィは再び腕を回転させ、その勢いのままカイドウを殴りつけます。当たった拳はカイドウの顔を貫通しているかのように見えましたが、倒れたカイドウの顔から実際には貫通していないことが分かります。しかし、その攻撃技により、カイドウは相当なダメージを受けたようです。

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ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの秘密を知る可能性のあるキャラ

キャラ①シャンクス

ルフィの故郷である東の海のフーシャ村に滞在していた赤髪のシャンクスは13年前、ゴムゴムの実を世界政府の船から奪っています。政府の船を襲うのはリスクが高いと考えられるため、わざわざ危険を冒して奪いに行ったということはゴムゴムの実の秘密を知っている可能性が高いと考えられています。

キャラ②バージェス

ドレスローザ編にて、ドフラミンゴとの戦闘中に一時的に覇気が使えなくなったルフィ。それを見て、黒ひげ海賊団のジーザス・バージェスが「奪ってやる”ゴムゴムの実”」と叫びながら動き出しました。バージェスがゴムゴムの実を狙う理由について、ただ単に能力者狩りの一環という可能性もありますが、もしかしたらゴムゴムの実の秘密を知り狙っていた可能性もあるかもしれないと考えられています。

キャラ③黒ひげ

黒ひげはエースと対決した際「太陽か闇か!勝者は1人だ」と発言しています。これはいずれ太陽の神ニカの能力を持つルフィと、ヤミヤミの実の能力者である黒ひげとの戦いの伏線になっているのではないかと予想されています。

また、複数の悪魔の実を食べることができ、今まで寝たことがない特異な身体を持つ黒ひげ。そのため、もしかしたら、黒ひげのヤミヤミの実にも別名があり、ルフィのように何らかの神の力が宿っているかもという説も浮上しています。

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ヒトヒトの実のモデルとなった太陽の神ニカを考察

考察①太陽の神ニカは1018話で説明されていた?

太陽の神ニカの名前が初めて作中で登場したのは原作漫画1018話です。百獣海賊団の飛び六胞の1人であるフーズ・フーは、ジンベエとの戦いの中で「太陽の神ニカ」について以下のように語ります。

フー:太古の昔に…奴隷達がいつか自分達を救ってくれると信じた伝説の戦士だそうだ
フー:実在したのか妄想か…人を笑わせ苦悩から解放してくれる戦士

考察②太陽の神ニカの存在は世界政府に存在を隠されている?

フーズ・フーはかつて政府の諜報機関であるCP9に所属していた人物で、ゴムゴムの実を護送する任務をシャンクスの襲撃により失敗した責任を問われ、投獄されていた過去を持ちます。フーズ・フーは辛い牢獄生活の中で、看守から「太陽の神ニカ」の話を聞かされ、それに祈るように言われたそうです。

しかし、その看守はフーズ・フーにその話をした後、政府に消されてしまい、身の危険を感じたフーズ・フー自身も決死の覚悟で脱獄。その後、海に出た彼は海賊となり、今に至るそうです。そのことから、太陽の神ニカの存在は語ることも許されないほど、世界政府によって、存在を隠されていることが分かります。

考察③太陽の神ニカの身体はゴムそのもの?

原作漫画1044話にて、五老星は太陽の神ニカについて以下のように語ります。太陽の神ニカとは、ゴムそのものの性質を持つ身体を有し、空想のままに戦った解放の戦士だそうです。

その体はゴムの性質を持ち空想のまま戦い、人々を笑顔にしたという解放の戦士。またの名を  “太陽の神 ニカ”

そのため、ルフィは1話から長い間、ゴムゴムの実を食べたことで、身体が自在に伸び、雷が効かないゴム人間になったと思われていました。しかし、実際はヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカを食べたことで、ゴムそのものの身体を持つとされるニカと同様の特異体質を手に入れていたことになります。

考察④太陽の神ニカと空島の関係

原作コミック30巻の277話にて、大蛇ノラの体内にルフィとアイラが取り残された状態で、ノラがパチリと目を開けて「にかっ」と微笑むシーンが描かれています。その効果音は原作漫画1043話のラストで微笑みを浮かべ、覚醒の兆しを見せたルフィの効果音と全く同じとなっています。また、原作漫画1018話では、太陽の神ニカについて語るフーズ・フーの背景に、初めて太陽の神ニカのシルエットが描かれました。

そして、ファンの間ではその太陽の神ニカのシルエットと、空島編の宴のシーンで描かれたルフィの影がそっくりだと話題になっています。さらに、その宴シーンでの宴の音頭の効果音は「ドンドットット」と、ニカの能力を覚醒させたルフィの心臓の鼓動と全く同じとなっています。

ルフィたち麦わらの一味は1つの戦いが終わる度に宴を開いていますが、空島編以外の宴の効果音は「ドンチャン」などであり、「ドンドットット」という効果音は登場しません。そのことから、太陽の神ニカと空島編には何らかの関連がある伏線となっているのではないかと考えられています。

また、400年前にノックアップストリームに乗って空島に飛ばされた黄金都市シャンドラ(元々は今も青海にあるジャヤと1つの島)の人々は、太陽の神を信仰していたことが明らかになっています。さらに、400年前、黄金都市シャンドラで太陽の神に生贄を捧げる儀式のときも「ドンドットット」というリズムが使用されていました。

さらに、黄金都市シャンドラの遺跡にはポーネグリフと黄金の鐘があり、世界政府が隠したい空白の100年の歴史や、かつて存在したとされる巨大な王国にも関わりがある可能性が高いと考えられます。そして、ニカの能力を覚醒させたルフィの心臓の鼓動「ドンドットット」と、同じ効果音が登場する空島編の宴ですが、宴が行われている場所は空島の雲の上ではなく、元々はジャヤだったヴァースの上となっています。

そのため、もしかしたらルフィたちが地上で立ち寄った青海のジャヤや、元々はジャヤと1つの島だった黄金都市シャンドラこそ、太陽の神ニカと関わりがあるのではないかという考察もされています。また、かつてフィッシャー・タイガーが率いた魚人たちの海賊団「タイヨウの海賊団」のシンボルも太陽です。名称にも「タイヨウ」とあり、船員は全員、太陽の刻印を持っています。

さらに、魚人島編ではメダカの五つ子人魚、イチカ、ニカ、サンカ、ヨンカ、ヨンカツーが登場しますが、原作コミック62巻の表紙では五つ子人魚のうちの1人「ニカ」がちょうどルフィの頭上に描かれています。そのため、この表紙はルフィが太陽の神ニカの能力者であることを示唆する伏線だった可能性が高いとみられています。

また、フーズ・フーがジンベエに太陽の神ニカについて語ったのも、ジンベエが魚人であり、自分が知りたい歴史に詳しそうだったからだそうです。そのことから、上空1万mに住む空島やシャンディアのみならず、海底1万mに住む魚人島の魚人族・人魚族も、太陽の神ニカやジョイボーイと関わりがあると考えられています。

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ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカとジョイボーイの関係

考察①ジョイボーイとは?

「ジョイボーイ」は魚人編で初めて名前が登場した人物です。魚人島にある歴史の本文(ポーネグリフ)を発見したロビンは、そこに書かれているジョイボーイから当時の人魚姫に宛てられた謝罪文を読みます。ネプチューン王によると、ジョイボーイとは「空白の100年」と呼ばれる900~800年前に実在した人物だそうです。

その後、ワノ国編の終盤、原作漫画1043話のラストにて、ワノ国の近海にやって来ていた象主(ズニーシャ)が、モモの助に「ジョイボーイが帰って来た」と伝えます。そして、カイドウに倒されたはずのルフィの身体から煙が上り、「にかっ」という効果音と共に髪にも変化が見られました。

その後、1044話でルフィはギア5(フィフス)を発動し、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力を覚醒させます。ズニーシャはそんなルフィの変化をいち早く察知し、ルフィ=ジョイボーイと認識したようです。

考察②ジョイボーイはゴムゴムの実の能力者だった?

原作漫画1043話にて、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力を覚醒させたルフィの「ドンドットット」という心臓の鼓動を聞いたズニーシャが、ルフィのことをジョイボーイと認識しています。そのことから、ジョイボーイもルフィと同じくヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力者だった可能性が高いとみられています。

さらに、原作漫画1037話では五老星がゴムゴムの実ことヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカについて「過去何百年も覚醒する事などなかった」と話しています。その発言から、何百年か前に能力を覚醒させた者が存在しており、その人物こそ800年前に実在したとされるジョイボーイではないかと考えられています。

考察③解放のドラムとは?

原作漫画1044話にて、ズニーシャは「解放のドラムが聞こえる」「800年ぶりに聞く!間違いないそこにいるぞ」と発言。ジョイボーイの仲間だったというズニーシャは覚醒したルフィの「ドンドットット」という心臓の鼓動を「解放のドラム」と表現しており、その音を「800年ぶり」と言っています。

そのことから、900~800年前に実在したとされるジョイボーイも、ルフィと同じくヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの能力を覚醒させて「ドンドットット」という心臓の鼓動を轟かせていたのだと予想されています。

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ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに関する感想や評価

こちらは「ワンピース」のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに関するツイートです。1話からの読者で、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに非常に驚いたそうです。

こちらも「ワンピース」のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに関するツイートです。ゴムゴムの実が本当はヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカだったという展開が、とても面白いという感想となっています。

こちらも「ワンピース」のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに関するツイートです。ゴムゴムの火拳銃(レッドホーク)で、ルフィの手から火が出たことも、ゴムゴムの実が本当はヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカだったことが分かって、納得がいったという感想で、「ワンピース」の面白さを実感したそうです。

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ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカまとめ

いかがでしたか?ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカについて、ゴムゴムの実の別名で、世界政府が回収しようとしたことや数字の伏線についてみてきました。さらに、ヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカの覚醒によって、更なる腕力と自由が与えられ、周囲にも影響を及ぼすこと。覚醒後の技やゴムゴムの実の秘密を知る可能性のあるキャラをみてきました。また、モデルの太陽の神ニカについてやジョイボーイとの関係についてみてきました。

そして、世界政府に存在を隠されていたことやその体はゴムそのもので、空島やシャンディア、魚人島と関係がある可能性があること。ジョイボーイもゴムゴムの実能力者だった可能性が高く、覚醒後のルフィの心臓の鼓動「ドンドットット」という効果音は解放のドラムと表現されていることなどが分かりました。皆さんもぜひ「ワンピース」で話題のヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカに注目してみてください!

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