【ワンピース】太陽の神ニカはルナーリア族？正体やルフィとの関係も考察

今回は「ワンピース」に登場する太陽の神ニカの正体はルナーリア族のキングという説について考察し、太陽の神ニカの基本情報やそう言われる理由をネタバレでみていきます。さらに、太陽の神ニカとに関連する謎やルフィ、タイヨウの海賊団、ジョイボーイなどとの関係についてもそれぞれ考察していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」にて、1997年7月から連載されている尾田栄一郎先生の国民的人気漫画です。テレビアニメはフジテレビ系列などで1999年10月から放送中で、2022年8月には劇場版アニメ第15作目「ONE PIECE FILM RED」も公開予定となっています。

大海賊時代のさなか、東の海で暮らすモンキー・D・ルフィは村に滞在中の海賊・赤髪のシャンクスと仲良くなり、海賊王に憧れを抱いていました。ある日、悪魔の実を口にし、ゴム人間になるのと引き換えにカナヅチになったルフィ。その後、彼は海で溺れていたところをシャンクスに救われ、後日、村を発つシャンクスから大切な麦わら帽子を預かります。10年後、シャンクスとの再会の約束と海賊王になる夢のため、ルフィは出航します。

ここでは「ワンピース」に登場する太陽の神ニカとは何かをネタバレで紹介し、その基本情報をみていきます。

「太陽の神ニカ」の名前が「ワンピース」作中で初めて登場したのはフーズ・フーとジンベエの会話内でした。ジンベエと対峙したフーズ・フーは自身の過去について語ります。フーズ・フーは収監されていた頃に看守から「太陽の神ニカ」に関する伝説を聞かされ、それに祈るように言われたそうです。

フーズ・フーが看守から聞かされた「太陽の神ニカ」の伝説とは以下の通りです。太古の昔、奴隷たちは太陽の神ニカがいつか自分たちを救ってくれると信じていたようです。さらに、五老星の発言から、太陽の神ニカはゴムそのものの性質を身体に有し、空想のままに戦うことで人々を笑顔にした「解放の戦士」であることも分かっています。

フーズ・フーに太陽の神ニカの伝説を教えた看守は後日消され、自身も身の危険を感じた彼は命がけで脱獄したと話しています。それだけ、フーズ・フーが聞いた太陽の神ニカが世界政府にとって、重要な機密情報だったことがうかがえます。

過去に脱獄したフーズ・フーが機密情報を持ち出したが、持って逃げた機密情報は既に古いもので、政府に害はないとCP0が話すシーンがありました。そのことから、フーズ・フーが知る太陽の神ニカの情報はかつては機密情報でしたが、現在は既に古い情報となっており、世界政府の脅威になるようなものではないと政府が判断していることがうかがえます。

「ワンピース」に登場するキングは百獣海賊団の大看板の筆頭であり、絶滅したとされるルナーリア族の生き残りであることが判明しています。そして、キングの容姿からルナーリア族は褐色の肌、白髪、大きな黒い翼による飛行能力を持ち、さらに発火能力によって常に炎を纏っている、特殊な種族であることも分かっています。

次に「ワンピース」ファンの間で、太陽の神ニカの正体がルナーリア族のキングであると言われている理由を考察していきます。

太陽の神ニカの正体がルナーリア族のキングと言われる理由、1つ目はキングが常に炎を纏っているからです。ルナーリア族のキングは発火する種族であることから、常に体に炎を纏っています。そして、太陽は火の象徴というイメージから、太陽の神ニカはルナーリア族なのではないかと考察されているのです。

太陽の神ニカの正体がルナーリア族のキングと言われる理由、2つ目は尾田栄一郎の発言です。12月11日に放送されたラジオ「Young Town」にて、原作者の尾田栄一郎先生が太陽の神ニカの素顔について「次回から（ニカの）顔が出る」と発言したそうです。

このときの次回とはちょうど原作漫画1035話「ゾロvs.キング」であり、実際、この話のゾロとの戦いでずっと素顔を隠してきたキングの素顔が描かれました。そのため、太陽の神ニカの正体がルナーリア族のキングなのではないかと、ファンの間で話題になったようです。

「ワンピース」の主人公モンキー・D・ルフィが食べた悪魔の実は、1話で登場して以来ずっと超人（パラミシア）系の「ゴムゴムの実」だと思われてきました。しかし、原作漫画1044話でその本当の名前が動物（ゾオン）系の「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”」であることが判明しました。

ゴムゴムの実の本当の名前が判明したことで、ルフィは実は太陽の神ニカをモデルとしたヒトヒトの実の能力者であることが明らかとなりました。

そして、能力を覚醒させたことで髪の毛から服まで真っ白になり、髪型や瞳、眉毛などが変化。さらなる腕力と自由を手に入れ、空想のままに戦い、動物（ゾオン）系とは思えない周囲をゴム化することなどが可能となりました。

単身マリージョアに乗り込み、奴隷たちを解放したタイの魚人のフィッシャー・タイガー。彼はマリージョア襲撃後、仲間の魚人たちと共に「タイヨウの海賊団」を結成しました。奴隷解放という共通点と海賊団が「タイヨウ」を名乗っている点から、太陽の神ニカと何らかの関係があるのではないかと言われています。

フーズ・フーは、魚人でタイヨウの海賊団に所属していたジンベエが、太陽の神ニカについて何か知っているのではないかと思い、それについてジンベエに尋ねます。しかし、ジンベエは「おのれに話すことは何もありゃあせん！」と言い返していました。「知らない」ではなく「話すことは何もない」と発言したことから、ジンベエや魚人たちは太陽の神ニカについて、何か知っているのではないかと推察されています。

「ワンピース」の世界には「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」という名前を持つ、3つの古代兵器が存在するとされています。そのうちの「プルトン」と「ポセイドン」については既に作中で情報が出てきていますが、ウラヌスについてはまだ何も明らかになっていません。そこで、もしかしたら太陽の神ニカこそ古代兵器「ウラヌス」の正体なのではないかという説が浮上しているそうです。

「ワンピース」の世界には主人公のモンキー・D・ルフィをはじめ、名前に「D」がついている者が度々登場します。彼らは「Dの一族」と呼ばれ、物語の鍵となる重大事件に多く関わっています。そして、Dの名前を持つロジャーやエース、さらにルフィ（ローグタウンで死を覚悟した際）が、死に際に笑顔だったことから、Dの一族と言えば「笑顔」というイメージがファンの間で定着しているようです。

一方、太陽の神ニカも「人々を笑わせ、苦悩から解放してくれる」とされており、作中ではDの一族に関連して「Dの意志」という言葉も登場しています。そのことから「笑顔」つながりで、太陽の神ニカとDの意志には何らかの関連があるのではないかと考察されています。

ジョイボーイの名前が初めて作中に登場したのは魚人島であり、彼は空白の100年に実在した人物であること。かつて象主（ズニーシャ）はジョイボーイの仲間だったことなどが判明しています。

そして、ズニーシャが太陽の神ニカの能力を覚醒させたルフィの心臓の鼓動を聞いて、「800年振りに聞く。間違いない」「ジョイボーイが帰って来た」と発言。さらに、五老星が過去数百年「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”の能力」が覚醒することはなかったと語っていたことなどから、ジョイボーイもルフィと同じく太陽の神ニカがモデルのヒトヒトの実の能力者だったのではないかと予想されています。

こちらは「ワンピース」の太陽の神ニカとルナーリア族に関するツイートです。キングが戦闘中に見せた顔が伸びるシーンなどから、ルナーリア族と太陽の神ニカとの共通点を見出し、ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”はルナーリア族になる能力なのではないかという考察となっています。

こちらも「ワンピース」の太陽の神ニカとルナーリア族に関するツイートです。太陽の神ニカの能力を覚醒させたルフィの髪色が黒から白に変化したこと。ルナーリア族であるキングも白髪でゴムのように体が伸びることから、太陽の神ニカとルナーリア族には何らかの関係があるのではないか、という予想となっています。

こちらも「ワンピース」の太陽の神ニカとルナーリア族に関するツイートです。最も納得したのが、太陽の神ニカはルナーリア族だから、ゴムみたいに体が伸び、発火能力や炎・雷に耐性があること。ルナーリア族にもかかわらず、キングのような羽がないのは、太陽の神ニカがエネルやガンフォールのように「神」という立場だからだという考察だという感想となっています。

いかがでしたか？「ワンピース」の太陽の神ニカの正体がルナーリア族だと言われる理由を考察し、太陽の神ニカの基本情報やルナーリア族のキングについてみてきました。そして、太陽の神ニカとキングの発火能力、ゴムのように伸びる体などの共通点、原作者の尾田栄一郎先生の発言などから、太陽の神ニカの正体がルナーリア族であるという説が浮上したことが分かりました。

さらに、太陽の神ニカとルフィ、タイヨウの海賊団、Dの意志やジョイボーイなどとのそれぞれの関係についても考察してきました。このように「ワンピース」ファンの間で注目を集める、太陽の神ニカとルナーリア族に皆さんもぜひ注目してみてください！