【ワンピース】ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?過去の歴史や伏線・正体を考察

「ワンピース」の主人公・ルフィがジョイボーイの生まれ変わり?について、過去の歴史や伏線、正体について考察していきます。ルフィがジョイボーイの生まれ変わり?という説が注目されています。ワノ国編で象主(ズニーシャ)が言った「解放のドラムが聞こえる、ジョイボーイが帰ってきた」というセリフでより注目が集まったということです。ここでは、ルフィとジョイボーイの関係を示す伏線やジョイボーイとは?その過去、歴史、正体などを考察します。また、「太陽の神ニカ」とジョイボーイ、ルフィとの関係についても考察します。

【ワンピース】ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?過去の歴史や伏線・正体を考察のイメージ

目次

  1. ルフィとは?
  2. ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?関係を考察
  3. ルフィと関係があると言われるジョイボーイの過去の歴史や伏線・正体を考察
  4. ルフィとニカの関係を考察
  5. ルフィのゴムゴムの実の本当の名前を考察
  6. ルフィのゴムゴムの実やジョイボーイの秘密を知るキャラ
  7. ルフィとジョイボーイに関する感想や評価
  8. ルフィとジョイボーイの関係まとめ

ルフィとは?

ワンピースの作品情報

尾田栄一郎・作による漫画「ワンピース」は2022年4月にコミック最新刊・102巻が発売されるなど、長年週間少年ジャンプで連載されています。漫画「ワンピース」を原作としたテレビアニメ「ワンピース」は、東映アニメーション制作、フジテレビ系で放送中です。「ワンピース」は漫画、アニメの他に劇場版映画が14作品公開されており、2022年8月6日には第15作「ONE PIECE FILM RED」が公開予定です。

ワンピースの概要

「ワンピース」は長年にわたって漫画、テレビアニメ、映画などで愛されている作品です。これまでに、一人の作家によるコミック最多発行部数を認められ、「ギネス世界記録」となりました。また、全世界でのコミック発行部数が4億9000万部以上という記録を樹立しています。ノベライズ作品やゲームも充実し、さらにスーパー歌舞伎として舞台化され、歌舞伎界でも人気の演目となっています。

ワンピースのあらすじ

「ワンピース」の主人公・モンキー・D・ルフィは海賊シャンクスに命を助けてもらったことで、海賊王になる夢を抱きます。伝説となった海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を得るため、海賊たちがしのぎを削る時代。シャンクスにもらった麦わら帽子をトレードマークに、17歳で旅立ったルフィと仲間たちによる冒険と友情の物語が始まります。

ルフィのプロフィール

ジョイボーイの生まれ変わり?と言われているルフィは、本名モンキー・D・ルフィ。麦わら帽子を愛用し、仲間と共に「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指して世界の海を冒険する少年です。東の海(イーストブルー)のフーシャ村出身、父は革命軍・総司令官のモンキー・D・ドラゴン、祖父はモンキー・D・ガープ。懸賞金・15億ベリー、誕生日・5月5日、悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者です。

『ONE PIECE』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?関係を考察

考察①ジョイボーイとは?

「ワンピース」に登場するジョイボーイとは、800年程前の「空白の100年」に実在した人物だということです。このことはロジャーやネプチューン王らのセリフから伺い知ることができます。また、歴史の本文「ポーネグリフ」にもジョイボーイが書いたとされる文が残されていることから、実在していた人物だということが分かります。

ここでは、ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?と言われていることや、悪魔の実「ゴムゴムの実」との関係、Dの一族との関係など、様々な考察をしていきます。それでは、ルフィがジョイボーイの生まれ変わり?という説から見ていきます。

考察②ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?

ルフィがジョイボーイの生まれ変わり?という説について見ていくと、この説にはカイドウが関係しているということです。ワノ国編の原作1043話では、カイドウと戦ったルフィは敗北し、その場に倒れ込みます。瀕死の状態に追い込まれたルフィ。その時、ルフィの心臓の音が「ドンドットット」と鳴ったのを象主(ズニーシャ)が聞き、モモの助に「解放のドラムが聞こえる」と語り掛けました。

さらに、「ジョイボーイが帰ってきた」と象主(ズニーシャ)が言ったその時、息も絶え絶えのルフィがニカッと笑い、ルフィの身体から煙の様なものが立ち上り、頭髪がゴム状に変化しました。このように、象主(ズニーシャ)は「ジョイボーイ」が帰ってきたと言い、ルフィ自身にも変化が表れており、ルフィがジョイボーイの生まれ変わりだと考えられるということです。

考察③ジョイボーイはゴム人間だった?

ここまで、ジョイボーイの生まれ変わりがルフィだという考察を紹介しました。ここでは、ジョイボーイがゴム人間だった?という説について見ていきます。ルフィは「ゴムゴムの実」の能力者です。ルフィがジョイボーイの生まれ変わりであるなら、800年前の元の姿とされるジョイボーイもまた「ゴムゴムの実」の能力者だったと考えられるということです。

「ゴムゴムの実」については1017話で、世界政府がCP9に輸送させるほど重要なものだったことが分かりました。12年前、フーズ・フーがCP9にいた頃、「ゴムゴムの実」の輸送を任されましたが、シャンクスに強奪されてしまいます。責任を取らされたフーズ・フーは投獄されました。その後、脱獄したフーズ・フーは海賊になり、ルフィと出会います。当時「ゴムゴムの実」の所有者となっていたルフィに怒りを覚えたと言っています。

考察④シャンクスは意図的にゴムゴムの実を食べさせた?

ワンピースの1話では、シャンクスが奪ってきた「ゴムゴムの実」を、ルフィが勝手にいつの間にか食べてしまうというシーンが描かれています。このシーンでは、ルフィが「ゴムゴムの実」を食べたことに気づかなかったシャンクスが、ルフィの腕を引っ張った際、ゴムの様に伸びたことに驚いています。しかし、シャンクスが意図的にルフィに食べさせたのでは?という説があります。

海賊王ゴール・D・ロジャーは「世界のすべてを手にした男」と呼ばれていますが、世界を変える二人の王が生まれ、20年後に出会うことを知り、「俺たちは早すぎたんだ」という言葉を残しました。このことをシャンクスも知り、ルフィにその可能性を感じ、世界政府が重要視する「ゴムゴムの実」を意図的に食べさせ、さらに麦わら帽子を託したのでは?と言われています。

考察⑤「JOYBOY」にDを足すと麦わらの意味になる?

ワンピースの登場人物の中にはモンキー・D・ルフィ、ゴール・D・ロジャー、ポートガス・D・エース、トラファルガー・D・ワーテル・ローなど、「D」が付く名前の人物がいます。彼らは「Dの一族」と呼ばれ、ワンピースの重要な伏線とされています。同じく重要な伏線となっているのがジョイボーイで、英語表記にすると「JOY BOY」となります。

この「JOY BOY」にDの一族のDを加えた「JOYDBOY」が、麦わらという意味になるという説がありました。しかし、英語には「JOYDBOY」という言葉はありません。「JOYDBOY」をネット検索してみると、麦稈(ばっかん)という言葉が出てきます。これは「麦わら」という意味もあるということですが、英語で「麦稈」はwheat strawで、「JOYDBOY」が麦わらという意味ではないようです。

考察⑥ジョイボーイはDの一族?

ジョイボーイが「Dの一族」?について見ていきます。「Dの一族」とは、神(天竜人)の天敵と言われています。そして、「空白の100年」に実在していたジョイボーイは「Dの一族」で、天竜人と戦って負けたと考えられています。ポーネグリフにはジョイボーイが書いたとされる人魚姫宛ての謝罪文が記されています。天竜人に負けたことで、ジョイボーイは人魚姫に謝罪することになったと考えられています。

ヤマトが憧れの光月おでんの航海日誌を読んだ際、おでんが「Dの一族」の誰かがワノ国に現れるのを待っていたことを知ります。ヤマトはルフィの名前にDが入っていることを知り、ルフィこそがおでんが待っていた男で、ジョイボーイの生まれ変わり?もしくはジョイボーイの代わりとなる人物だと考えています。

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ルフィと関係があると言われるジョイボーイの過去の歴史や伏線・正体を考察

考察①ジョイボーイの名前が初めて登場したのは魚人島編

ジョイボーイという言葉が初めて登場したのは、魚人島編(コミック第64巻・628話)でした。海の森に保管されているポーネグリフに、ジョイボーイが書いたとされる謝罪文が存在することをロビンが明らかにしました。ロビンはネプチューン王に、ジョイボーイとは?と尋ねます。すると、ジョイボーイとは800年ほど前、「空白の100年」の頃に実在していた人物だとネプチューン王が答えました。

考察②ジョイボーイの謝罪文の内容

ジョイボーイの謝罪文とは、当時(約800年前)の人魚姫への謝罪をしたためた手紙のことです。謝罪文の内容についてネプチューン王が語ったところによると、ジョイボーイと人魚姫が何らかの約束を交わしたにも関わらず、ジョイボーイがそれを実行できなかったことを謝罪する手紙だということです。

また、魚人島の王家に伝わる伝説として、いつかジョイボーイに代わる人物が約束を果たしに来ると伝えられています。代々の王族はその日のために「ノア」という巨大な船を大切に守り、伝えてきたということです。

考察③ジョイボーイが残した宝

ジョイボーイが残した宝については、ワノ国の過去編で光月おでんが語った回想シーン(967話)でその存在が語られます。光月おでんと海賊王ゴール・D・ロジャーが「偉大なる航路」(グランドライン)の最終地(ラフテル)で見つけたものが「ジョイボーイが残した宝」です。「偉大な宝」と言われるこの宝を前にして、ロジャーと光月おでんの一行は「Dの一族」、「空白の100年」、「古代兵器」という世界のすべてを理解します。

考察④ラフテルでロジャーが語ったこと

このジョイボーイが残した宝を前にしてロジャーと、その場にいた者たちは皆、腹の底から笑ったということです。この時、ロジャーはジョイボーイと同じ時代に生きていたかったという様なことを言っています。ひとしきり大笑いをしたロジャーは「偉大なる航路(グランドライン)」の最終地であるこの島を、笑い話という意味で「Laugh Tale(ラフテル)」と名付けました。

こうして「偉大なる航路」の最終地・ラフテルに到達し、「莫大な宝」を手にしたロジャーの評判はあっという間に世界中に知られることになりました。人々はロジャーが手にした宝を「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と呼び、彼を世界のすべてを手に入れた男・海賊王として語り継ぐことになります。

この後、海賊団を解散したロジャーは、以前、魚人島に向かっていたとき海底から聞こえてきた「二人の王が生まれる」という海王類たちの会話を思い出します。ロジャーはラフテルでの経験や海王類たちの言葉を思い出し、「俺たちは早すぎたんだ」と語りました。

考察⑤968話のおでんの開国の決意のセリフ

ロジャーと共に「偉大なる航路」の最終地・ラフテルに到達した光月おでんは「Dの一族」、「空白の100年」、「古代兵器」の他にも「昔、ワノ国が開国していたこと」について知ります。共に旅をしていたロジャーが海賊団を解散することをきっかけに、光月おでんはワノ国に帰る決意を固めます。船を降りる前夜に開かれた宴の席で光月おでんはロジャーに感謝の言葉と共に次の言葉を宣言しました。

いつか”ジョイボーイ”が現れる日までに”開国”せねば……!!!

ワノ国に帰った光月おでんですが、数年ぶりに戻った故郷は四皇・カイドウと将軍・黒炭オロチの悪政によって荒んだ国に変貌していました。この日から光月おでんの長く辛い戦いが始まります。結局、志を遂げることができなかった光月おでんは、ワノ国が鎖国した理由や800年の年月を経てジョイボーイが現れることを待っていると家臣たちに話します。

そして、ジョイボーイが現れたとき、彼を迎えるために国を開いていなければならないとも言いました。こうして光月おでんは「必ずワノ国を開国すること」と言い残してこの世を去りました。

考察⑥2人の王のもう1人がジョイボーイ?

26年前、ロジャーと光月おでんが魚人島へ向かっていたとき、海底で話す海王類たちの会話を聞いたことがあります。海王類たちは二人の王が生まれると予言し、王たちが出会う日を心待ちにしているということでした。一人目の王とは海王類たちにとって「僕たちの王」で、それは「古代兵器・ポセイドン」です。古代兵器とは、プルトン、ウラヌス、ポセイドンという3つあると言われています。

その中でポセイドンが海王類たちを操る力を備えており、自分たちの王であるということです。このような能力の持ち主は数百年に一度しか生まれず、海王類たちはその誕生を待ち続けていたのでした。そして、10年後にリュウグウ王国のネプチューン王に一人の王女が生まれました。しらほし姫と名付けられたその王女は海王類たちと会話することができます。本来、魚人も人魚も海王類たちと会話することができません。

しらほし姫だけがこの能力を持っていることから、彼女こそが古代兵器・ポセイドンであると考えられています。この事は26年前に占いが得意な3歳のシャーリー(後のマダム・シャーリー)によって予言されています。ロジャーたちがラフテルに到着した際、シャーリーが、ポセイドンの能力を備えた人魚姫が生まれると予言しました。

生まれるのは10年後、能力を扱えるまでに成長するまで15年かかると知ったロジャーは、考察④でも紹介した通り、「俺たちは早すぎたんだ」という言葉を残したのでした。海王類たちはもう一人の王についても、遠い海で生まれると話しています。ポーネグリフによると、「空白の100年」に実在したジョイボーイは、当時の人魚姫に約束を破ったことを謝罪する手紙を残しています。

そして、800年後の現在、ポセイドンの能力を備えたしらほし姫が生まれ、遠い海でももう一人の王が生まれると海王類たちが話しています。そのもう一人の王とは、800年前のジョイボーイの代わりに約束を果たす人物だと信じられており、その人物がジョイボーイになるということです。

考察⑦象主(ズニーシャ)がワノ国に現れた理由

ワンピースの1040話で象主(ズニーシャ)が800年前に実在したジョイボーイの仲間だったということが光月おでんの息子・モモの助によって語られました。象主(ズニーシャ)とは背中にミンク族のモコモ王国を乗せている巨大象です。千年以上生きている者と言われており、また「古代兵器・ウラヌス」という説もあります。この象主(ズニーシャ)が1037話で、ワノ国の近海にやって来ました。

象主(ズニーシャ)がワノ国にやって来た理由について様々な説があります。ワノ国は四皇カイドウと黒炭オロチの支配下に置かれており、光月おでんの息子・モモの助はワノ国を守るために象主(ズニーシャ)を呼んだという説があります。モモの助だけが象主(ズニーシャ)に命令することができるからです。

または、ミンク族と光月家は数百年間、「世界を夜明けへと導く」者を待ち続けており、モモの助は母・光月トキによって20年後の世界に送られました。この20年後の世界は「世界を夜明けへと導く」者が現れる年で、800年前のジョイボーイに代わって今度こそ約束を果たすためにやって来ると言われています。この者が現れることを知って、象主(ズニーシャ)はワノ国にやって来たという説があります。

考察⑧天月トキが話す「九つの影」の意味

光月モモの助の母・光月トキ(旧姓・天月トキ)は、夫である光月おでんの処刑後、トキトキの実の能力でモモの助と4人の家臣(錦えもん、雷ぞう、カン十郎、菊の丞)を20年後へ送っています。そして、トキ自身はオロチの追手に攻撃されながらも光月家を慕う民衆に生きがいとなる詩を唱えます。そして、トキは敵に銃撃され、死亡しました。トキが唱えた詩の内容とは、「月は夜明けを知らぬ君…」から始まるこちらの詩です。

月は夜明けを知らぬ君 叶わばその一念は 二十年(はたとせ)を編む月夜に 九つの影を落とし まばゆき夜明けを知る君と成る

トキはこれより20年間、希望を捨てずに生きて欲しいという思いで、自身の最期にこの詩を遺したのでした。この詩にある「九つの影」とは、「赤鞘九人男」だという説があります。トキによって20年後に送られた家臣を含む九人の家臣が20年後に「赤鞘九人男」として揃いました。メンバーは、錦えもん、カン十郎、雷ぞう、菊の丞、アシュラ童子、河童の河松、傳ジロー、イヌアラシ、ネコマムシです。

また、もう一つの説として「九つの影」とはジョイボーイに関する事柄かもしれないと言われています。ジョイボーイの仲間だった象主(ズニーシャ)は20年後にワノ国に現れており、「九つの影」という言葉の中にはジョイボーイに関する何かが示されているという説です。

考察⑨過去と未来のジョイボーイは同じ人物?

ジョイボーイとは「空白の100年」に実在した人物とされています。この過去のジョイボーイと未来のジョイボーイは同じ人物?について考察します。トキトキの実の能力で未来に送られたという説がありました。しかし、過去と未来のジョイボーイは同一人物ではなく、ジョイボーイとして認められる条件の様なものを満たした人物が、ジョイボーイと名乗ることがほぼ確定的だと言われています。

考察⑩ジョイボーイの元ネタ

ジョイボーイの元ネタと考えられているのが、マイケル・ページ著作による「想像と幻想の不思議な世界-エンサイクロペディア・ファンタジア」(教育社)という書籍の第1章「宇宙にまつわるもの」に登場する西インド諸島(カリブ海域周辺)の人物です。この書籍によるとジョイボーイとは、人間なら誰もが抱えている問題や欠点を笑い飛ばし、楽しい太鼓のリズムで人々の悩み苦しみを癒すということです。

この書籍に登場するジョイボーイは西アフリカから奴隷船で西インド諸島にやって来たということです。ジョイボーイの人物像を語る文章の中に奴隷や笑い、人々の苦しみや悩みを癒すという言葉があります。これは「太陽の神ニカ」のイメージと重なるということで、ジョイボーイと太陽の神ニカとが繋がっていることが分かります。

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ルフィとニカの関係を考察

考察①太陽の神ニカとは?

「太陽の神ニカ」とは、遥か昔、奴隷たちがいつか過酷な境遇から救い出してくれると伝えられている伝説の戦士です。人々を笑わせてくれ、悩みや苦しみから解き放ってくれる存在です。この「太陽の神ニカ」についてはフーズ・フーが語っています。百獣海賊団の飛び六胞のフーズ・フーは、CP9に所属していたことがあり、当時「ゴムゴムの実」を輸送する任務に就いていました。

その「ゴムゴムの実」をシャンクスに強奪されたフーズ・フーは責任を問われ、投獄されました。囚われの身となったフーズ・フーは看守から「太陽の神ニカ」について話を聞きました。しかし、その看守が突如姿を消したため、フーズ・フーは自身にも危険が及ぶと考え、脱獄したということです。このような経緯から、「太陽の神ニカ」は世界政府にとって隠しておきたい存在だと考えられます。

考察②ルフィと太陽の神ニカの関係を示す伏線

ジョイボーイの生まれ変わり?と言われているルフィと「太陽の神ニカ」との関係を示す伏線とされるシーンや事柄を紹介します。ルフィはジョイボーイの生まれ変わりと言われていますが、このジョイボーイとは陽気に太鼓を打ち鳴らし、歌い踊って人間の苦悩を癒す存在です。この姿は、奴隷たちが信じた「太陽の神ニカ」の姿と重なります。次にルフィと「太陽の神ニカ」との関係について見ていきます。

ワノ国でカイドウと戦ったルフィが瀕死の状態にも関わらず「ニカッ」と笑ったことが伏線として挙げられます。また、その際、象主(ズニーシャ)がルフィの鼓動を聞き、「解放のドラムが聞こえる、ジョイボーイが帰ってきた」と言っています。このことも伏線として挙げられます。ジョイボーイと「太陽の神ニカ」は同じ様なイメージで語られ、さらに、254話(空島編)でルフィたちはキャンプファイヤーに興じます。

その際、炎に照らされたルフィのシルエットは、フーズ・フーが「太陽の神ニカ」について話したときのニカのシルエットとよく似ていました。これらの伏線から、ルフィはジョイボーイの生まれ変わりで、「太陽の神ニカ」である、または「太陽の神ニカ」となる人物であることが考えられます。

考察③解放のドラムの意味

ルフィと「太陽の神ニカ」との関係を示す伏線の一つ、象主(ズニーシャ)が聞いたという「解放のドラム」について見ていきます。象主(ズニーシャ)は「解放のドラム」を800年ぶりに聴く、と言い、さらに「ジョイボーイが帰って来た」と発言しています。象主(ズニーシャ)が800年ぶりに聴いたのはルフィの心臓の鼓動で、ドンドットットというリズムを刻んでおり、この音を「解放のドラム」だと言っています。

象主(ズニーシャ)はルフィから聴こえる「解放のドラム」を聴いて、ジョイボーイが帰ってきたと言っています。このことから「解放のドラム」とは、ジョイボーイの生まれ変わりと言われているルフィが、ジョイボーイになるための準備が整った合図だと考えられます。

考察④五老星の会話の意味

ワンピース1037話で五老星たちが「ゴムゴムの実」について話すシーンが登場します。五老星たちは「ゴムゴムの実」が過去、数百年にわたって覚醒したことはなかったと言っています。彼らの会話から「ゴムゴムの実」が覚醒するもので、それは数百年前には覚醒したことがあると考えられます。数百年前といえば、ジョイボーイは800年前に実在しており、「ゴムゴムの実」を覚醒させたのはジョイボーイだと言われています。

考察⑤太陽の神ニカと空島の関係

「空島編」で描かれたキャンプファイヤーのシーンは、ルフィと「太陽の神ニカ」との関係についての考察でも紹介しました。キャンプファイヤーで描かれたルフィのシルエットが「太陽の神ニカ」のシルエットと同じだということでした。

さらに、その「空島編」での宴のシーンには「ドンドットット」というリズムが流れています。このリズムはルフィの心臓の鼓動、つまり「解放のドラム」と同じです。253話の「空島編」で、すでにルフィと「太陽の神ニカ」の関係性を示す伏線が描かれていました。

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ルフィのゴムゴムの実の本当の名前を考察

考察①ゴムゴムの実とは

ルフィが食べた悪魔の実「ゴムゴムの実」とは、それを食べれば体がゴムのように伸ばすことができるゴム人間になり、代わりに泳げなくなるというものです。フーズ・フーがCP9の船で輸送中にシャンクスが奪い取り、それをルフィが食べてしまったのでした。

考察②ゴムゴムの実の本当の名前

この悪魔の実「ゴムゴムの実」は正式な名称ではないことが分かりました。1044話で明らかになった「ゴムゴムの実」の正式名称は、「動物系ヒトヒトの実、幻獣種モデル”ニカ”」です。この実については、数百年もの間、覚醒したことがなく、五老星たちは伝説の実と呼んでいました。世界政府としては覚醒することを恐れており、そのため、歴史から存在を消したいと考え、名称を変えたということです。

「ゴムゴムの実」の正式名称には「ニカ」という言葉が入っていますが、遥か昔、悩み苦しむ人々を笑わせたのが伝説の戦士と呼ばれる「太陽の神ニカ」です。ルフィは瀕死の状態で「ニカッ」と笑いましたが、この笑いがニカを連想させると言われています。この笑いがニカと何らかの関係があるとするなら、「ゴムゴムの実」は実は「ニカニカの実」と呼ぶのではないかという説もあります。

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ルフィのゴムゴムの実やジョイボーイの秘密を知るキャラ

考察①シャンクスとバージェスはゴムゴムの実の秘密を知っている?

シャンクスはCP9の船から「ゴムゴムの実」を奪い取りましたが、世界政府の船を襲うなど、何故危険を冒してまでこの実が欲しかったのでしょうか?それは、シャンクスがこの実の秘密を知っているからだと言われています。シャンクスは元はロジャー海賊団に所属しており、ロジャーを尊敬し、慕っていました。ロジャーが「偉大なる航路」の最終地へと向かう際、シャンクスは同行していません。

ロジャーがラフテルから帰還するとシャンクスはロジャーからラフテルのことなど様々なことを教えてもらったということです。この時「ゴムゴムの実」の秘密も知ったのでは?と考えられています。また、黒ひげ海賊団のバージェスはルフィから「ゴムゴムの実」を奪おうとしたことがあります。

ルフィがドフラミンゴとの戦いで弱ったときに「ゴムゴムの実」を奪いにきました。「ゴムゴムの実」に対して強い執着心を見せるバージェスも、この実の秘密を知っているのでは?と言われています。

考察②カイドウとキングもジョイボーイの何かを知っている?

1014話でカイドウは鬼ヶ島でルフィと戦い、ルフィは海に落下。その時、カイドウはルフィに「お前もジョイボーイにはなれなかったか…」と言っています。このカイドウの言葉から、ジョイボーイについての知識を持っていると考えられます。百獣海賊団の大看板・キングの場合は、カイドウこそがジョイボーイだと信じています。キングの出身部族であるルナ―リア族にはジョイボーイが伝説となっているのでは?と言われています。

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ルフィとジョイボーイに関する感想や評価

「ワンピース」のアーロン編を観て、改めてワンピースに夢中になったという感想です。ジョイボーイ、シャンクス、空白の100年が気になるということです。ジョイボーイは作中で多くの伏線となる出来事が登場。ルフィがジョイボーイの生まれ変わり?という説や解放のドラムが鳴ったことでジョイボーイとして覚醒した説など、様々な考察がなされています。シャンクスや空白の100年など気になることばかりだという感想です。

ワンピース作中には、解放のドラム、ジョイボーイ、太陽の神ニカについて多くの伏線が登場しており、ここでは様々な考察を紹介してきました。こちらの方も興奮しているという感想です。「ワンピース」も少しずつクライマックスに近づいているのは淋しいということですが、楽しみだという感想です。

「ワンピース」の作者・尾田栄一郎先生は物語の序盤から「ルフィをジョイボーイにする」ということに少しもブレていなかったのでは?という感想です。「空島編」や「ワノ国編」だけでなく、他にも多くの伏線が描かれており、どのシーンも必要だったことに震えるという感想です。

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ルフィとジョイボーイの関係まとめ

いかがでしたか?「ワンピース」のルフィがジョイボーイの生まれ変わり?について、その伏線や歴史などを考察してきました。また、「太陽の神ニカ」とジョイボーイ、ルフィとの関係についても見てきました。ジョイボーイとは800年前「空白の100年」に実在したという人物でした。ルフィがジョイボーイの生まれ変わり?という説については、これまでに多くの伏線が描かれていました。

2022年の「ワンピース」ではカイドウに負けたルフィの心臓が「解放のドラム」を打ち鳴らし、瀕死状態で「ニカッ」と笑ったことでより信ぴょう性が高まったということでした。さらに、「ニカッ」という笑いは「太陽の神ニカ」を連想させると言われており、ニカとジョイボーイ、ルフィとの関係性に注目が集まっています。今後、これらの伏線が回収されることが期待されています。これからも「ワンピース」をお楽しみください。

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