【鬼滅の刃】悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由は?涙の訳を考察

『鬼滅の刃』に登場する悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由は?涙の訳を考察していきます。悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)と言えば鬼殺隊の柱で、自他ともに認める最強の剣士です。盲目である事から目の瞳孔が無く、見た目も印象的となっていますが、泣いているシーンも多い為、何か理由があるのではないかと言われています。今回は悲鳴嶼行冥が泣いている理由を考察し、過去の出来事についても解説していきます。

【鬼滅の刃】悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由は?涙の訳を考察のイメージ

目次

  1. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)とは?
  2. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由を考察
  3. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の過去や最後
  4. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の名言
  5. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の強さ
  6. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の声優
  7. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)に関する感想や評価
  8. 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の泣いている理由まとめ

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)とは?

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由について考察していく前に、彼のプロフィールをご紹介です。『鬼滅の刃』の主人公である竈門炭治郎との関係性についても解説しますので、悲鳴嶼行冥について詳しくなれる内容となっております。また、『鬼滅の刃』の作品概要やあらすじも紹介していきますので、ぜひご覧になってみてください!

鬼滅の刃の作品情報

鬼滅の刃の概要

『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)による漫画作品で、心優しい主人公の少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼になった妹を人間に戻すために鬼たちと戦うという和風の剣戟奇譚です。『週刊少年ジャンプ』にて2016年から2020年まで連載され、単行本は全23巻となっています。単行本の累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破しており、アニメ化や舞台化もされるほどの大ヒット作品となりました。

鬼滅の刃のあらすじ

時は大正時代、亡き父の家業である炭焼きを継いで家族を養っている少年・竈門炭治郎は、その日も炭を売りに行っていました。しかし、炭治郎が家に戻ると家族が殺されており、唯一生き残った妹の禰豆子も鬼になって襲い掛かってきました。そこに現れた鬼殺隊の剣士・冨岡義勇によって導かれた炭治郎は、自らも鬼殺隊の隊士となる為に過酷な修行を行うようになります。果たして炭治郎は禰豆子を人間に戻す事が出来るのでしょうか?

悲鳴嶼行冥のプロフィール

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は鬼殺隊の最高位である柱の1人で、岩の呼吸の使い手である岩柱です。出身は東京府青梅日の出山で、年齢は8月23日生まれの27歳、身長220センチ、体重130キロとなっています。趣味は尺八で、過去にお坊さん仲間から教えてもらったという事です。その事からかつては僧であった事がうかがえ、常に数珠を身に着けて『南無阿弥陀仏』と唱える事が多い事から宗派は浄土教であると考察出来ます。

『鬼滅の刃』の作中で柱合会議が行われた時に初登場を果たしましたが、その時から目が瞳孔の無い白目で描かれており、のちに本人から盲目である事が明かされました。後述でネタバレしますが、過去の出来事から警戒心が強い性格となっていますが、元々持っている優しさや真っ当さも見失っておらず、他の柱からも尊敬されています。『鬼滅の刃』の公式ファンブックでは他の柱からの信頼度が90%という高さを誇っていました。

しかし一方で、涙を流して念仏を唱えている姿が恐ろしいのか、話しかけにくいランキングでは3位となっています。特に過去に胡蝶姉妹を鬼の手から救った事がある為、胡蝶しのぶからは深く信頼されています。また、悲鳴嶼行冥は猫好きで、同じく猫好きである甘露寺蜜璃とよく猫談義をしているという事です。27歳という年齢で、鬼殺隊の隊士の中で最も古株である悲鳴嶼行冥は鬼殺隊の第二の大黒柱と言っても過言ではありません。

その事から当主である産屋敷耀哉から最も信頼されており、鬼舞辻無惨をおびき出す作戦を実行に移した時には柱の中で悲鳴嶼行冥にだけ内容を伝えていました。それだけ仲間に信頼されている理由は悲鳴嶼行冥の器の大きさなどもありますが、何よりも彼が鬼殺隊最強の剣士だからという事です。他の隊士からも戦闘力ナンバー1という事は認められていますが、上限の壱である黒死牟からも絶賛されていました。

悲鳴嶼行冥と炭治郎の関係

鬼殺隊の柱である悲鳴嶼行冥と隊士である炭治郎は上司と部下と言った関係です。2人が初めて出会ったのは柱合会議でしたが、悲鳴嶼行冥は鬼を連れている炭治郎に対して嫌悪感を抱いており、『早く殺して解き放ってあげよう』と発言していました。慈悲の発言に聞こえなくもないですが、かなり独善的に感じる発言です。しかし、これは悲鳴嶼行冥が鬼殺隊の中でまとめ役である事や、過去の出来事が関係しています。

悲鳴嶼行冥が炭治郎に言ったセリフは立場的な発言であり、実際は本当に慈悲深い人物で、独善的な性格はしていません。悲鳴嶼行冥は炭治郎と初めて出会った時、人間を食べない鬼など信じていませんでした。その事から、炭治郎が鬼になった妹に人間を与え続けていたと勘違いしており、これ以上悪事を重ねる前に殺してあげようという悲鳴嶼行冥なりの慈悲に溢れた言葉だったのです。

その後、悲鳴嶼行冥は炭治郎と再会した時に、禰豆子の命よりも人命を優先した事について称賛の言葉を送っていました。しかし、これは禰豆子の命を惜しんだ事を分かっていながら炭治郎を試そうとした言葉で、これに対して炭治郎が正直に自分の気持ちを答えた事から悲鳴嶼行冥は炭治郎に対して本当の意味で心を開くようになり、自分の過去についても語っています。これ以後は悲鳴嶼行冥は炭治郎を認めて特別な子と称していました。

アニメ「鬼滅の刃」公式ポータルサイト

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由を考察

ここからは、鬼殺隊最強の人物である悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由を考察していきます。人は悲しい事や嬉しい事があった時に涙を流しますが、悲鳴嶼行冥が泣いている理由とはいったい何なのでしょうか?また、目が特徴的な悲鳴嶼行冥が盲目である事は前述しましたが、なぜ目が見えなくなってしまったのかもここでネタバレしていきます。どうやら過去の出来事が関係しているようです。

悲鳴嶼行冥が泣いている理由

理由①憐れむ気持ちが強い

まず悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由として、人を憐れむ気持ちが強いという事が挙げられます。人を憐れむ気持ちが強い事から、涙を流して念仏を唱えているのです。念仏を唱えるという事に関しては、悲鳴嶼行冥が寺育ちだという事に関係しています。また、悲鳴嶼行冥は戦う時にも念仏を唱えていますが、これは反復動作と呼ばれるものです。反復動作とは集中を極めたい時に決まった動作をする事となっています。

念仏という反復動作を行う事で、悲鳴嶼行冥は心拍と体温を上昇させていますが、この時に怒りや痛みの感情を思う浮かべているという事です。その事で戦う時にも涙を流していますが、それ以外の場面でも念仏を唱えて涙を流している事から反復動作という理由だけで念仏を唱えているわけではない事が分かります。ファンの間では、念仏を唱えながら人を憐れんでいる事が泣いている理由として考察されています。

柱の中でも古株でまとめ役になっている悲鳴嶼行冥は厳しい言葉を述べる事もありますが、やはり根底にあるのは優しさです。心の大部分が優しさで溢れている悲鳴嶼行冥だからこそ強く、他の柱達にも尊敬されている理由となっています。炭治郎に初めて会った時にも涙を流しながら憐れんでおり、慈悲の言葉を述べていました。

理由②涙もろい

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由としてもう1つ挙げられるのが、彼がとても涙もろいという点です。普段から何かと涙を流している悲鳴嶼行冥は過去に何か大きな事があったのではないかとファンの間で考察されていました。もちろん過去に大きな出来事はあったのですが、悲鳴嶼行冥は元々涙もろいのだという事です。

その為、母親と子供が手を繋いでいるのを見ただけでも感動し、ゴミが散らばっているのを見ただけでも悲しくなってしまい、涙を流してしまいます。ほとんどのシーンで涙を流している悲鳴嶼行冥ですが、彼が泣いている理由はただ単に涙もろいという事が挙げられます。様々な考察がされてきた悲鳴嶼行冥が泣いている理由ですが、かなり単純な事だった為、多くのファンは意表を突かれると同時に朗らかな気持ちになったという事です。

悲鳴嶼行冥の盲目の理由

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が盲目である理由は、彼が赤ん坊の時に高熱を出して失明してしまったからだという事が明らかになりました。赤ん坊の時に失明してしまった事から周囲の景色をほとんど見た事が無い悲鳴嶼行冥でしたが、他の感覚があまりに鋭すぎた事から普通に生活が出来ていたという事です。その為、一部の人からは本当は見えているのではないかと嘘つき呼ばわりされたり怖がられたりしていました。

悲鳴嶼行冥が盲目になった理由は『鬼滅の刃』の作中では明らかにされなかった為、多くのファンによって考察されていましたが、のちに発売された『鬼殺隊見聞録・弐の大正コソコソ噂話』にて明らかになっています。こちらには前述した盲目になった理由の他、寺で過ごす理由や家族構成などについても書かれていますので、悲鳴嶼行冥ファンはぜひチェックしてみて下さい。

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悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の過去や最後

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由について分かりましたが、ここからは気になる過去や最後についてネタバレしていきます。優しい心を持ちながら疑り深い性格になっている悲鳴嶼行冥のルーツに迫ります。壮絶な過去となっていますが、そんな出来事を乗り越えて悲鳴嶼行冥は強くなり、鬼殺隊最強の剣士とまで言われるようになりました。そして、そんな悲鳴嶼行冥の最後とは一体どのようなものだったのでしょうか?

悲鳴嶼行冥の悲惨な過去

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は幼い頃に父親を流行り病で亡くし、母親も出産の時に死んでしまった事から身寄りがなく、寺で育ちました。そんな悲鳴嶼行冥はそのうち、盲目の身でありながら身寄りの無い子供達を引き取ってとある寺で暮らし始めます。そんなある日、寺の孤児の1人が日が暮れるまでに帰るという言いつけを守らずに山の中で鬼と遭遇してしまいます。

そしてその孤児は命乞いをして自分1人が助かる為に悲鳴嶼行冥や寺の子供達を差し出してしまいます。その孤児は寺で焚いている藤の花のお香を消して鬼が寺の中に入れるように手引きし、あっという間に子供のうちの4人が殺されてしまいます。悲鳴嶼行冥は異変に気付き、残った4人の子供に自分の傍を離れないようにと言いましたが、そんな彼の言葉を素直に受け入れたのは一番年下の沙代という女の子だけでした。

他の子供達は悲鳴嶼行冥が盲目な事から役に立たないと考えてその場から逃げ出し、結局は鬼に殺されてしまいます。残った人間は悲鳴嶼行冥と沙代だけとなったしまいましたが、悲鳴嶼行冥はその時に初めて誰かを守るために戦い、呼吸も習得していないにも関わらず鬼を朝まで素手で殴り続けて消滅させました。盲目である事から今まで戦う機会が無かった悲鳴嶼行冥ですが、ここで初めて自分の力を知ります。

そして村の人々がその場へと駆け付けて事情を聴きます。しかし無情にも沙代は『あの人は化け物、みんなあの人がみんな殺した』と証言してしまいます。鬼の屍は太陽の光で塵となって消えており、周りには子供の死体があったという事で悲鳴嶼行冥の弁明を信じる者などおらず彼は死刑囚となってしまうのでした。しばらく捕らわれていた悲鳴嶼行冥の元に現れたのが産屋敷耀哉で、彼によって解放されて鬼殺隊に入隊したという流れです。

養っていた子供に裏切られ続けたという悲惨な過去となっており、悲鳴嶼行冥も沙代にだけ『ありがとう』と言ってもらえれば救われたと述べていました。しかし、『鬼滅の刃』の16巻にて沙代の真意が語られています。実は沙代が発言した『あの人が殺した』の『あの人』とは鬼の事を指しており、悲鳴嶼行冥が他の子供を殺したのだとは決して思っていませんでした。

沙代はショックでうまく話せなくなっていた他、鬼の死体も消滅していた事から、村の人々は悲鳴嶼行冥が犯人だと解釈してしまったのです。この事実は14歳になった沙代の口から語られましたが、彼女は今でもその過去の事を悔いていて謝りたいと述べていました。ちなみに、容姿によってファンから散々考察されてきましたが、自分が助かる為に寺の仲間を売った孤児は善逸の兄弟子である獪岳である事がのちに明らかになりました。

悲鳴嶼行冥の黒死牟との戦いでの活躍

無限城での戦いにて、鬼舞辻無惨の次に強いとされている上限の壱・黒死牟(こくしぼう)は時透無一郎と不死川実弥を圧倒していました。そこに悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が現れます。悲鳴嶼行冥は実弥との連係プレーで黒死牟を追い詰めていき、その後は痣を発現して初めてフルパワーを見せます。鍛え抜かれた肉体とその巨大に見合わぬ俊敏さに、黒死牟も『素晴らしい』と称して武者震いしていました。

痣を発現した悲鳴嶼行冥は岩の呼吸による様々な剣技を惜しみなく使用して黒死牟を追い詰め、さらに黒死牟の身体を透かして相手の動きや思考を読み取る能力も見破ります。そして、悲鳴嶼行冥もその能力を使って黒死牟に反撃の一手を食らわせ、戦いを勝利へと導きました。鬼舞辻無惨の配下の中で最強の鬼である黒死牟を鬼殺隊の最強の剣士である悲鳴嶼行冥が下したという震えるほどかっこいいシーンとなっています。

悲鳴嶼行冥の最後は死亡した?

黒死牟との戦いで勝利した悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)でしたが、その後の鬼舞辻無惨との最終決戦において死亡しています。生き残った柱である冨岡義勇・甘露寺蜜璃・伊黒小芭内が鬼舞辻無惨と戦っている中、黒死牟との戦いを終えた悲鳴嶼行冥と不死川実弥が現れます。悲鳴嶼行冥は鬼舞辻無惨の弱点をみんなに知らせようとしていましたが、鬼舞辻無惨は強力な技を繰り出し、悲鳴嶼行冥はそれによって両足を失います。

しかし、悲鳴嶼行冥はその状態で鬼舞辻無惨を鎖で押さえつけて、太陽の光を浴びさせて消滅させました。鬼舞辻無惨を倒す事に成功した悲鳴嶼行冥でしたが傷が深く、意識が薄れていきます。そんな悲鳴嶼行冥の前にかつて自分の事を信じずに逃げ出した子供達が現れます。子供達は実は逃げたのではなく、悲鳴嶼行冥を守る為に武器を探す、あるいは助けに行こうとしていたという真意を伝えます。

悲鳴嶼行冥の心を傷つけてしまった事を子供達は泣きながら謝りましたが、悲鳴嶼行冥もまた、子供達を守ってあげられなかった事に対して謝罪します。子供達が自分の事を最後まで慕っていてくれた事を知った悲鳴嶼行冥は心残りが無くなり、涙を流しながら安らかな顔で最後を迎えました。多くの犠牲を払った鬼舞辻無惨との戦いでしたが、最後の最後に誤解が解けて安らかな顔を見せた悲鳴嶼行冥の姿は感動的となっています。

ちなみに、『鬼滅の刃』の最終話にて、悲鳴嶼行冥の転生者と思われる人物が登場しています。その人物は幼稚園の先生で、善逸の子孫である善照はその姿を見た時に大きな身体とピンクのエプロンのギャップに驚いていました。この人物は目は見えているようで、単行本の作者によるイラストでは黒目も描かれています。

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悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の名言

名言①「そのような生半な覚悟で…」

そのような生半可な覚悟で柱になるものなどはおらぬ。甚だしき侮辱

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が黒死牟に対して発言した名言です。黒死牟は痣のデメリットについて悲鳴嶼行冥について説明しますが、それに対して悲鳴嶼行冥は力強くこの言葉を返しました。常に死と隣り合わせで鬼と戦い続けている悲鳴嶼行冥の心の強さも感じられますが、同時に他の柱も同じ覚悟を常に持っている事がこのセリフによって分かります。また、悲鳴嶼行冥が長年に渡って死線を潜り抜けてきたという事も伝わります。

名言②「我ら鬼殺隊は百世不磨…」

我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から屠り去るまで…

時透無一郎と不死川実弥が黒死牟との戦いで深手を負っている時に現れた悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が発言した名言です。百世不磨とは『いつまでも消滅しない事』を意味しており、鬼殺隊の手練れを倒したとしても次に鬼を倒す剣士が必ず現れるという事を述べています。黒死牟という強力な鬼を前に絶望感のあるところで、鬼殺隊最強の剣士が現れて希望の光が見えてくるというかっこいいシーンでの名言でもあります。

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悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の強さ

初登場時から鬼殺隊最強の剣士と称されていた悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は、無限城での戦いまで戦闘シーンが無く、強さについてはファンによって何度も考察されてきました。ここからは『鬼滅の刃』の作中での悲鳴嶼行冥の活躍から彼の強さを検証し、本当に鬼殺隊で最強なのかを考察していきます。悲鳴嶼行冥の身体能力や呼吸、武器などと言った彼の強さの全てをご紹介しますので、ぜひご覧になってみてください!

悲鳴嶼行冥の身体能力

修行を積んで鬼殺隊最強となった悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)ですが、彼は元々身体能力に恵まれていました。大正時代の平均を大きく上回る220センチという身長に加えて盲目というハンデをものともしない鋭い感覚を持っており、修行を受けていないにもかかわらず人間を超越した生物である鬼を素手で殴り続けて倒すという偉業も成し遂げています。鬼殺隊に入る18歳以前から元々強く、天から与えられた身体能力を持っていました。

宇髄天元もこの身体能力から悲鳴嶼行冥の事を『得体のしれない奴』と称していましたが、これは悲鳴嶼行冥の恐るべき強さを称賛している意味となっており、悪口ではありません。柱は最も過酷な任務を与えられますが、悲鳴嶼行冥は27歳になるまで8年間の間、五体満足で生き残っており、この事からも悲鳴嶼行冥の強さが圧倒的だという事が分かります。そして戦いを続けていく中でさらに身体能力を増してきました。

さらに、悲鳴嶼行冥は普段でも自分に過酷な稽古を課しており、その肉体は人類の最高峰とも言うべきレベルにまで達しています。身体能力に恵まれなかった胡蝶しのぶは悲鳴嶼行冥に鬼の手から救われた時にその巨体に安心感を覚えており、羨ましいとも語っていました。また、身体が大きく重量級にも関わらず、凄まじい機動力を持っている事から黒死牟も『信じ難い』と述べていました。

悲鳴嶼行冥の武器

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の武器は他の鬼殺隊の隊士が使う日輪刀とは形状が全く異なっており、片手用の戦斧に棘の付いた鋼球鎖を繋いだもので、鎖鎌ならぬ鎖斧といえるものです。斧・鎖・鋼球の全ての部分が他の日輪刀と同じように猩々緋砂鉄・猩々緋鉱石で打たれていますが、悲鳴嶼行冥の武器はさらに多くの陽光を吸収している事で威力が増しており、鎖で締め上げるだけでも鬼に致命傷を与える事が出来ます。

また、悲鳴嶼行冥はこの武器の鎖の部分の摩擦音を響かせることによって周囲の状況を把握する事が出来る為、目としての役割も果たしています。上限の壱である黒死牟を倒した武器という事から考えても最強の鬼殺具であると考察出来、最強の剣士と称されている人物が最強の武器を持っているという事になります。ちなみに斧には柱である事を表している『惡鬼滅殺』の文字が入っています。

悲鳴嶼行冥の岩の呼吸

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は岩の呼吸の使い手である岩柱です。悲鳴嶼行冥が持つ人類最高峰の身体能力にさらにブーストをかける事が出来ます。呼吸には様々な派生がありますが、岩の呼吸は元となった五大流派のうちの1つです。文字通り岩のような防御力とそれを活かした攻撃力により、攻守ともに優れた呼吸となっています。体捌きによって技の力を上げる他の呼吸とは違い、単純に強力な力でゴリ押しするという戦い方です。

単純かつ強力な呼吸ですが、会得するには前提として圧倒的な筋力が必要となっている為、使い手の数が少なく、『鬼滅の刃』の作中での使用者は悲鳴嶼行冥のみとなっています。呼吸の使い手は基本的に日本刀の形をした日輪刀を使いますが、悲鳴嶼行冥は前述のような武器を使用している事から、岩の呼吸も独自にアレンジしていると考察出来ます。なので彼の使用する岩の呼吸は全て独自の型のようなものだという考察が出来ます。

岩の呼吸の極意としては、筋肉の向上と正しい呼吸、そして反復動作が必要となっています。この3つを合わせる事で爆発的な力を発揮する事が出来ます。反復動作は全集中とは違うものとなっているので、全集中が使えない不死川玄弥でも使用可能となっています。反復動作をする時は悲鳴嶼行冥の場合は『念仏を唱える』、炭治郎の場合は『心を燃やせという言葉』伊之助の場合は『猪突猛進と天ぷら』とそれぞれ違います。

ちなみに、公式では明かされてはいない事ですが、黒死牟の回想の中で数珠を着けた鬼狩りが登場しており、ファンの間では過去に存在した岩の呼吸の使い手ではないかと考察されています。その鬼狩りの持っている武器は槍か多節棍にも見えるもので、刀では無いという点では悲鳴嶼行冥と共通しています。もしもこの過去に登場した鬼狩りが岩の呼吸の使い手だとしたら、岩の呼吸とは元々剣以外を使う流派であると考察出来ます。

悲鳴嶼行冥は鬼殺隊最強?

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は自他ともに認める鬼殺隊最強の剣士です。柱の全員がこれを認めているようで気性の荒い事で知られる風柱・不死川実弥でさえ悲鳴嶼行冥に対しては敬語で話します。炭治郎も『悲鳴嶼さんだけ匂いが全く違う』と発言しており、伊之助も『初めて会った時からビビッときた』と述べていました。『鬼滅の刃』の最強キャラとして過去に存在した日の呼吸の剣士が挙げられますがそれに次いで強いと言えます。

誰もが認めている事からも現代に存在する鬼殺隊の中で最も強いという事が出来、『鬼滅の刃』の作中で屈指のバグキャラとして扱われています。悲鳴嶼行冥の強さは才能もありますが、長い間柱として君臨し続けて鬼と戦い続けた経験で得た読みの深さもあります。信頼の置ける人物である事からも柱達をまとめる前線指揮官としての立ち回りも見せており、産屋敷耀哉からも特に信頼されている事が分かります。

産屋敷耀哉によって最後の作戦内容を事前に知らされていたり、痣の事を最初から知っていたりというところでも悲鳴嶼行冥が最強であり、最も信頼されているという事が伝わります。実際の戦闘でも黒死牟を下したり、最強の鬼である鬼舞辻無惨を鎖で締め上げたりした実績があり、鬼殺隊の隊士だけでなく読者からしても悲鳴嶼行冥が最強だという事は疑わないでしょう。

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悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の声優

杉田智和のプロフィール

アニメ版『鬼滅の刃』にて悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の声を担当した声優は杉田智和です。埼玉県出身で1980年10月1日生まれの2022年8月現在41歳で、身長177センチ、血液型B型、事務所は自身が代表取締役を務める『株式会社AGRS』に所属しています。『重厚感のある低音ボイス』が特徴で、主に青年役を多く演じてきました。声優の他に作家やYouTuberとしても活動しています。

杉田智和の主な出演作品や演じたキャラ

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の声を担当した杉田智和はアニメ『銀魂』の主人公・坂田銀時の担当声優として有名です。2006年から2018年までの4シリーズに渡って長年演じ続けており、男らしくてかっこよく、コメディ口調も得意な杉田智和にピッタリなキャラだと言えます。坂田銀時は『万事屋銀ちゃん』を営む何でも屋で、普段は死んだ魚のような目をしていますが、決める時はビシッと決めるかっこいい人物です。

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悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)に関する感想や評価

悲鳴嶼行冥の過去を知った事で涙を流したというファンの感想があります。今回の記事でも前述してきましたが、守ろうとした子供達に裏切られるというかなり悲惨な過去となっており、多くのファンが涙無しには見れないという感想を述べています。しかし、最終的には子供達は悲鳴嶼行冥を裏切ってなどおらず、逆に守ろうとしていたという事が分かり、全ての誤解が解けた感動的なシーンとなりました。

悲鳴嶼行冥がバカ強いというファンの感想があります。誰もが認める鬼殺隊最強の剣士・悲鳴嶼行冥は作中屈指のチートキャラで、始まりの剣士を抜きにすると人類史上最強である事が分かります。『鬼滅の刃』の終盤まで戦闘シーンが皆無だった悲鳴嶼行冥ですが、今までの戦闘に参加してしまうとすぐに鬼を倒してしまうから出番が少なかったという考察をしているファンもいるようです。

悲鳴嶼行冥がかっこよくてタイプだというファンの感想があります。身体が大きくて男らしい悲鳴嶼行冥は見た目だけでもかっこよく、ファンも多いキャラです。『鬼滅の刃』には冨岡義勇や伊之助などのイケメンキャラが多く登場しますが、悲鳴嶼行冥が一番かっこいいというファンも少なくありません。また、悲鳴嶼行冥の過去を知った事でもっと好きになったというファンは非常に多くいます。

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悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の泣いている理由まとめ

悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が泣いている理由についてまとめてきましたが、赤ん坊の頃に高熱を出した事が理由となっている事が分かりました。生まれた時から圧倒的な強さを持っており、さらに過酷な修行を己に課して鬼と戦い続けた事で鬼殺隊最強剣士となった悲鳴嶼行冥は仲間から信頼される皆のまとめ役です。

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