【機動戦士ガンダムSEED】キラ・ヤマトは歴代最強の主人公?搭乗機体や能力は?

『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトは歴代最強の主人公?搭乗機体や能力は?21世紀に入ってからの初めてのガンダムシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』の主人公であるキラ・ヤマトは劇中で最強と呼ばれる存在ですが、歴代主人公の中でも最強なのではないかというファンの意見も多くあります。種割れして覚醒した時の圧倒的な強さが理由となっているようなので、今回徹底調査していきます。

【機動戦士ガンダムSEED】キラ・ヤマトは歴代最強の主人公?搭乗機体や能力は?のイメージ

目次

  1. キラ・ヤマトとは?
  2. キラ・ヤマトは歴代最強の主人公?魅力や能力を紹介
  3. キラ・ヤマトの搭乗機体一覧
  4. キラ・ヤマトの最強の戦闘シーン
  5. キラ・ヤマトの名言や名セリフ
  6. キラ・ヤマトの声優
  7. キラ・ヤマトに関する感想や評価
  8. キラ・ヤマトは最強主人公だった

キラ・ヤマトとは?

キラ・ヤマトが本当に歴代最強主人公なのかを検証していく前に、まずは彼のプロフィールをご紹介です。キラ・ヤマトとはどんな人物なのかという基本情報が分かる内容となっており、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層分かりやすくなります。また、キラ・ヤマトが主人公を務める『機動戦士ガンダムSEED』の作品概要やあらすじも解説していきますので、ぜひご覧になってみてください!

機動戦士ガンダムSEEDの作品情報

機動戦士ガンダムSEEDの概要

『機動戦士ガンダムSEED』はガンダムシリーズを手掛ける『サンライズ』の第9スタジオが制作したアニメ作品です。2002年から2003年にかけて全50話が放送され、21世紀のファーストガンダムとなっています。2004年には続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も制作されました。『SEED』は『種子』以外にも『遺伝子操作』や『発端』という意味も含まれており、また頭文字の『S』は『ガンダムズ』という意味もあります。

機動戦士ガンダムSEEDのあらすじ

地球連合軍とプラントによる戦争が行われている中、工学を専攻しているコーディネイターの少年キラ・ヤマトは中立国オーブのコロニー・ヘリオポリスで平和に暮らしていました。しかし、ある日突然プラントのザフト軍に襲撃に巻き込まれてしまいます。キラ・ヤマトは逃げ惑ううちにMS工場へと辿り着き、技術士官のマリュー・ラミアスに促されるままストライクガンダムに乗り込んで脱出を図るのでした。

キラ・ヤマトのプロフィール

キラ・ヤマトは『機動戦士ガンダムSEED』の主人公です。C.E.55年5月18日生まれの牡牛座で年齢は16歳、身長165センチ、体重65キロ、血液型はA型となっています。中立国オーブの宇宙コロニー・ヘリオポリスに暮らす工業カレッジの民間学生でしたが、オーブが秘密裏に地球連合の最新機体を開発している事がザフトに漏れ、ザフト軍が襲撃してきた事がきっかけで初めてストライクガンダムに乗り込みます。

ストライクガンダムに初めて搭乗した時は腕を負傷したマリューが操縦していましたが、絶体絶命の状況でキラ・ヤマトが操縦を代わり、未完成だったOSを書き換えるという離れ業を見せた事で、以後は自身の専用機体となりました。ストライクガンダムはキラ・ヤマトにしか扱えない事もあり、地球連合軍の戦艦・アークエンジェルの主力の戦力となっていきます。

『機動戦士ガンダムSEED』の世界には『コーディネイター』と『ナチュラル』という2つの人種概念が存在していますが、キラ・ヤマトはコーディネイターです。コーディネイターとは遺伝子操作された人間で、あらかじめ強靭な肉体と優秀な頭脳を持っており、キラ・ヤマトも例外ではありません。キラ・ヤマトは元々民間人で軍事訓練を受けていませんが、コーディネイターである事からナチュラルに引けを取らない白兵戦も可能です。

普段は温和な雰囲気を漂わせる少年で、会話をする時も丁寧な口調で話します。温厚で優しい事が理由か、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のその後を描くドラマCDではシン・アスカから『キラさん』と呼ばれ、『すごい人』と称されていました。また、キラ・ヤマトは人を傷つける事を嫌い、相手に拳銃で銃口を向ける事はあっても実際に撃った事は少なく、威嚇や銃自体を投げつけるという行為に留めようとしています。

キラ・ヤマトの生い立ち

キラ・ヤマトの出生時の名前はキラ・ヒビキでした。キラ・ヤマトの実父であるユーレン・ヒビキはメンデルコロニーの研究者で、最高のコーディネイターを作り出す為に研究をしており、その研究の成果がキラ・ヤマトです。ユーレン博士は不安定である母体という要素を取り除いた『人口子宮』を開発し、妻であるヴィア・ヒビキに宿る二卵性双生児の片方を人口子宮に移植し、実験を成功させました。

この実験によって生まれたキラ・ヤマトは最高のコーディネイターの唯一の成功事例となり、『スーパーコーディネイター』とも呼ばれています。ちなみに双子のうちのもう1人はカガリ・ユラ・アスハで、彼女はナチュラルです。スーパーコーディネイターとして生まれたキラ・ヤマトでしたがその時代はS2型インフルエンザが猛威を振るい、反コーディネイター思想が高まっており、ブルーコスモスのテロも行われました。

その事から、事前に情報を知っていたヴィアが妹夫婦であるヤマト夫妻に赤ん坊であるキラ・ヤマトを預けます。それからはヤマト夫妻の子供であるキラ・ヤマトとして育てられる事になったというわけです。その後は家族で月面都市・コペルニクスに家族で移住し、そこで留学生だったアスラン・ザラとも出会いますが、戦争機運による世界情勢の悪化から家族でオーブのコロニー・ヘリオポリスへと移住しました。

キラ・ヤマトは自分がスーパーコーディネイターだという事はもちろん知らずに育ち、この事実は物語の終盤にラウ・ル・クルーゼによって明かされました。しかし、最終話にてギルバート・ディランダルから出生について言及されたキラ・ヤマトは、『僕はただの人間だ!』と一蹴します。スーパーコーディネイターである事から頭脳・身体を極限にまで高めた存在となりましたが、それはキラ・ヤマトを苦しめる要因にもなりました。

『機動戦士ガンダムSEED』公式サイト

キラ・ヤマトは歴代最強の主人公?魅力や能力を紹介

ここからはキラ・ヤマトが本当に歴代最強主人公であるのかを徹底検証です。作中で唯一のスーパーコーディネイターである事から物語の中では最強である可能性が高いですが、なぜファンからは度々ガンダムシリーズで最強の主人公であると言われているのでしょうか?またここでは戦闘能力だけでなく、キラ・ヤマトの活躍などにも触れていき、彼の魅力に迫ります。しかし、キラ・ヤマトは視聴者からクズと呼ばれる事もあるようです。

かっこいい魅力①容姿

キラ・ヤマトの大きな魅力として外せないのがまずはその容姿です。ダークブラウンのショートジャギーヘアがよく似合うイケメンで、女性ファンを多く獲得している理由となっています。中性的なその顔立ちは非の打ちどころがなく、細身の身体も相まって男性アイドルのようです。穏やかな表情や戦闘中の真剣な眼差し、そして時たま浮かべる物憂げな表情などは全て絵になり、女性だけでなく男性もつい画面をじっくり見てしまいます。

スーパーコーディネイターである事からモビルスーツでの戦闘をはじめ様々な場面で頼りになりますが、精神的に強いとは言えず、未熟な面もある事からアスランをはじめとする他の登場人物とぶつかる事もあります。しかし、このギャップもいい味を出しており、初代主人公であるアムロを思わせます。しかし、21世紀初の主人公であるキラ・ヤマトはアムロとは違った現代風なイケメンと言えるでしょう。

かっこいい魅力②ダサい私服

キラの私服は度々ダサいと言われています。理由はベルトがたくさんついたものや襟がやけに大きなものなどといった奇抜なものが多く、16歳の少年の服装だとは思えないものばかりであるからで、落ち着いたキレイ目の服装をしているアスランと並ぶと一目瞭然です。キラの温和な性格からは想像出来ない服装となっていますが、なぜこのような服装をしているのかは劇中では語られておらず、他のキャラも特にツッコんでいません。

公式でも特にキラの服装については言及されていませんが一部の説ではオープニング主題歌を歌っているT.M.Revolutionをイメージしているのではないかと言われています。確かにT.M.Revolutionの服装のイメージを考えるとキラの私服は納得出来ます。ガンダムシリーズの主人公はそれぞれ違った趣味の私服を着ていますがキラはその中でも異彩を放っていると言われており、スーパーコーディネイターがネタにされる事も少なくありません。

かっこいい魅力③最強の戦闘能力

キラは『機動戦士ガンダムSEED』の劇中で最強の戦闘能力を見せています。キラが初めて乗ったモビルスーツはストライクガンダムでしたが、訓練を受けていないにも関わらず初回から乗りこなし、その存在はザフトの兵士の中で密かに知れ渡っていきます。その後にフリーダムガンダムに乗り換えてからは数々の功績を残していき、ザフトの中で知らない者がいないほど有名になります。

キラの乗っている機体が撃墜されたのはアスランのセイバーとの相打ちと、最終話で戦ったクルーゼの乗るゲイツとの相打ちのみで、完全な負けというのはありません。また、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』においては、シン・アスカのインパルスガンダムに一度撃墜されましたが、ストライクフリーダムガンダムに乗り換えてからは1発の被弾も受けておらず、登場人物だけでなく視聴者から見ても最強の存在となりました。

キラの戦闘を見るとコーディネイターは優れた人間である事を分かりやすく表現しており、キラはフリーダムガンダムに乗り換えてからは敵を殺さないようにコックピットを狙わない戦い方をするようになりました。狙う場所は敵モビルスーツの四肢や武器などで、それによって敵の武力を無効化します。敵が複数体存在するとしてもマルチロックオンによって同時に敵の武力を無効化するなど、最強すぎる戦いも見せていました。

数々の功績を残していったキラは他の天才的パイロットであるシンやアスランなどを圧倒し、最強のパイロットとして有名になっていきます。敵であるギルバートもキラの事を『モビルスーツの操縦技術で彼の右に出る者はいない』と称して実力を認めていました。作中では一番モビルスーツの撃退数が多く、キラが戦場に現れる事で戦況は大きく変わります。設定上でもキラが最強のパイロットとして認定されています。

キラの強さはスーパーコーディネイターであるが故の能力である事もありますが、スーパーコーディネイターは最高の能力を得るための土台に過ぎず、鍛錬が必須です。その為、モビルスーツの操縦を繰り返していくうちに能力を開花させていきました。しかし、モビルスーツの操縦では最強になりつつも白兵戦に関しては疎かにしていた為にあまり強くなく、一般人ならまだしも訓練を受けたナチュラルには負けてしまいます。

『機動戦士ガンダムSEED』の作中でもコーディネイターははじめから何でもできるというわけではなく、努力や鍛錬が必須な事が言及されています。ドラマCDにてアスランはキラをべた褒めするシンに対して、キラは軍事訓練を受けるつもりはないから白兵戦が弱く、モビルスーツ戦でしか役に立たないと称していました。しかし、公式で設定もされているように、キラが最強のモビルスーツパイロットである事は間違いありません。

かっこいい魅力④覚醒状態SEED(種割れ)

キラは作中で度々覚醒状態となり、これが彼の強さの大きな要因の1つでもあります。この覚醒は『SEED』と呼ばれる状態で、通称:種割れとも言われます。種割れと呼ばれるようになったのは作中で覚醒状態になる時に種が割れたような描写がされる事からで、種割れすると目のハイライトが消える事が特徴です。覚醒して種割れとなる事が出来るキャラはキラだけでなく、他にアスラン、シン、カガリ、ラクスがいます。

カガリが種割れとなっている事からも覚醒できるのはコーディネイターだけではなくナチュラルも可能です。しかしもちろん誰でも覚醒して種割れ出来るわけではなく、作中では一部の人間のみとなっています。覚醒して種割れの状態となると戦闘能力が高まります。具体的には視界が全方向に広がり、周囲のすべての動きが指先で感じられるほど精密に把握できるようになる事から、戦闘において圧倒的に優勢に立つ事ができるという事です。

細かい解説などは作中で言及されていませんが、『機動戦士ガンダムSEED』の監督を務めた福田己津央は種割れして覚醒した状態について『あれは火事場の馬鹿力のようなものです』と雑誌のインタビューで答えていました。その言葉の通り、登場人物が覚醒して種割れした状態となるのは窮地に陥った時や感情が高ぶった時となっています。ちなみに種割れして覚醒する時に現れる種子はキャラによって色が変わり、キラは紫です。

覚醒して種割れすると目の色もそれぞれの種子と同じ色になり、目つきが鋭くなる事が特徴です。さらに、言葉も唸り声や必要最小限のものしか発しなくなります。キラはフリーダムガンダムに搭乗するようになって以降から自由に種割れして覚醒出来るようになり、目の色が変わりながらも普段と同じような表情と会話が出来るようになりました。キラは次第にほとんどの戦闘で種割れして覚醒した状態で戦うようになっていきます。

かっこいい魅力⑤クズな一面もある

『機動戦士ガンダムSEED』の作中で最強キャラである事が分かり、覚醒して種割れする事も出来るキラですが、実はファンからクズだと呼ばれる事も少なくありません。穏やかで優しいはずのキラがなぜクズと呼ばれているのでしょうか?この事に関しては作中でしてしまったキラの数々の行動が原因となっています。まずはキラが通っていたカレッジに通うお嬢様のフレイ・アルスターが関係している事柄です。

キラはフレイに憧れのような気持ちを持っており、片思いを抱いていました。しかし、フレイにはサイ・アーガイルという婚約者がおり、サイはキラの友人でもあります。そんな中、フレイはザフト軍によって父親が殺されてしまい、キラを利用してコーディネイターに復讐するという決意をします。しかし、キラは直前の戦いでポッドに乗った民間人を助ける事が出来ず、落ち込んでいました。

そんなキラを見たフレイはキラを慰めますが、なんとそのまま2人は肉体関係を持ってしまうのです。それからのフレイはキラを手助けするようになり、文字通り寝取ったと言えます。この事を知ったサイはもちろんキラに激怒しますが、サイが殴りかかるとキラはサイのパンチを避けて逆にねじ伏せました。この行動によってキラが視聴者から批判を浴びる結果となってしまいます。

さらに、キラはアスランの婚約者であるラクス・クラインとも仲を深め、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では恋仲となっていました。このようにかなりプレイボーイな行動が多いキラに対して批判を浴びせるファンは少なくありません。そして極めつけは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第39話以降、シンから主人公の座を奪ったという事です。これはシンのファンで応援していた視聴者からの批判となりました。

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キラ・ヤマトの搭乗機体一覧

覚醒して種割れもする事が出来、最強のパイロットと称されるキラ・ヤマトですが、ここからはそんな彼が駆る専用機体について解説です。主人公らしくかっこいい機体となっておりますので、ぜひご覧になってみてください!キラは『機動戦士ガンダムSEED』から『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』までキラの能力に合わせた機体に乗り換えてきたので、彼が搭乗したすべての機体をそれぞれ紹介していきます。

搭乗機体①GAT-X105 ストライク

ストライクはキラが初めて搭乗した機体です。オーブ首長国連邦の公営企業・モルゲンレーテ社によって開発された機体で、同時期に登場した5機のガンダムの中で最も後発の機体となっています。キラが初めて搭乗した時点ではOSが不完全な状態でしたが、キラがOSを書き換えた事で完成し、以降は彼専用機体となります。汎用性が高い事が特徴の機体で、『ストライカーパックシステム』で外付けの武装で様々な戦況に対応出来ます。

その中でも『エールストライク』という武装が有名で、背中に大きな赤い羽根のようなスラスターを装備する事で高い機動性を得て、汎用性を向上させる事が出来ます。その他にも『ソードストライク』や『ランチャーストライク』といった形態になり、キラはそれぞれの戦況に対応させていました。武装によって見た目や攻撃方法が大きく変わるというのはストライクの独自の特徴で、ファンから人気となっている大きな理由です。

搭乗機体②ZGMF-X10A フリーダム

キラがラクスから託された機体がフリーダムです。ザフトが奪取した4機のガンダムを解析して作られた新型の機体で、戦争を終結させて自由になるという思いが込められた名前となっています。背面の大きな羽が特徴で、ストライクのように拡張武装をする事はありませんが、超高火力武装『ミーティア』とドッキングし、最大85砲門のマルチロックオンが可能となっています。

そこにキラの操縦能力が加わって多数の敵を同時に補足してパイロットを傷つけずに狙撃する事が出来るようになりました。そしてフリーダムの最大の特徴として挙げられるのが戦場性圧力です。武器の中でも圧倒的な火力を誇る『ルプスビームライフル』を一斉射撃する『ハイマットフルバースト』はどんな不利な状況でも形勢逆転するほどの威力となっています。作中でのフリーダムはこれらで無敵の強さを誇っていました。

搭乗機体③ZGMF-X20A ストライクフリーダム

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で登場したキラの最後の機体です。フリーダムがシンによって撃墜されてしまった事から、キラはストライクに乗って宇宙へと上がり、ラクスの戦艦・エターナルに搭載されたストライクフリーダムを専用機体にするようになります。ストライクフリーダムは作中でも最強の強さを誇り、25機ものモビルスーツを2分で撃退するという鬼神ぶりを発揮していました。

見た目はフリーダムに似ていますが、フリーダムを圧倒的に凌ぐ稼働時間を持ち、遠隔武器であるドラグーンシステムを採用しています。全面的にフリーダムよりも高性能とした結果、キラにしか扱えない機体となりました。作中でまともに被弾していないのはストライクフリーダムだけである為、キラの操縦能力の高さもありますが、2作に渡る『機動戦士ガンダムSEED』の物語の中で最強の機体と呼ばれています。

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キラ・ヤマトの最強の戦闘シーン

種割れして覚醒するとストライクフリーダムの性能を極限まで引き出してまるで手足のように機体を駆るキラはまさに最強と呼ぶべきパイロットですが、ここからはそんな彼の戦闘シーンをご紹介です。他に類を見ない圧倒的な強さによって視聴者からクレームが来るという事態にもなったほどで、キラがどれほど強いのかを物語っています。多くの戦闘シーンが存在していますが、ここでは心に残るベスト3の戦闘を紹介していきます。

ネタバレ①ミゲル・アイマンと戦うシーン

キラの最強の戦闘シーンとしてまず紹介したいのが『機動戦士ガンダムSEED』の第1話にてキラが初めてストライクに乗ったシーンです。一切訓練を受けていないキラは初めてモビルスーツに搭乗したにも関わらず未完成のOSを書き換えるという離れ業をこなしていました。この時点ですでに最強の片鱗を見せてますが、さらにキラはザフト軍のミゲル・アイマンが乗るジンを難なく撃退しており、同乗していたマリューを驚愕させていました。

ネタバレ②ラウ・ル・クルーゼと戦うシーン

『機動戦士ガンダムSEED』の最終話にて、キラのフリーダムとラウ・ル・クルーゼのプロヴィデンスによる最終決戦が行われました。フレイを殺されてしまったキラは激しい怒りの中クルーゼと戦いますが、プロヴィデンスのドラグーンシステムによってフリーダムは半壊状態となってしまいます。しかし、最終的にフリーダムの残された四肢が左腕一本になりながらも相打ちという結果となっており、キラの能力の高さが分かります。

ネタバレ③シンと戦うシーン

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第34話にてキラのフリーダムとシンのインパルスによる戦いが始まります。シンはキラによってステラを失ってしまった為、復讐鬼と化していました。そして、シンはインパルスの合体機構を利用したトリッキーな動きによってキラを翻弄し、最終的には一瞬のスキをついてフリーダムを撃退していました。非常に貴重なキラとフリーダムの敗北シーンとなっています。

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キラ・ヤマトの名言や名セリフ

キラ・ヤマトの名言①「やめてよね。本気で喧嘩したら…」

やめてよね。本気で喧嘩したらサイが僕に敵うはずないだろ。

キラがサイに対して発言した名言です。キラがサイの婚約者であるフレイと肉体関係に及んだ事は前述しましたが、怒ったサイがキラに殴りかかり、キラがサイを逆に組み伏せます。その時にキラが発言したセリフになります。サイからしたら婚約者を奪われただけでなく、身体能力でもねじ伏せられた屈辱的な瞬間となっています。しかし、キラはつらい戦いの中で誰も守ってくれなかったという皮肉をこのセリフに込めています。

キラ・ヤマトの名言②「でもカガリは、今泣いているんだ…」

でもカガリは、今泣いているんだ!こんなことになるのが嫌で、今泣いているんだぞ!何故それが君にはわからない!なのにこの戦闘もこの犠牲も仕方のない事だって、すべてオーブとカガリのせいだって、そう言って君は討つのか!今カガリが守ろうとしているものを!なら僕は君を討つ!

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第28話にてキラがアスランに対して発言した名言です。カガリはオーブ軍に対して自らの敵ではないものを討ってはいけないと説得しますが、その説得が届かずに涙を流します。そんな中でアスランはザフトの軍人として戦場に出てきますが、キラはそんなアスランにこのセリフを言い放ちました。カガリが守りたい人達を相手に戦おうとするアスランに対しての気持ちの入った名言です。

キラ・ヤマトの名言③「これで僕はまた、ちゃんと戦える…」

これで僕はまた、ちゃんと戦える。僕の戦いを。

キラがラクスからストライクフリーダムを託された時に発言された名言です。守るために再び戦場へと向かうキラと、キラを信じて新しい力を授ける2人の関係が感動的な名シーンでのセリフでした。2人はこのシーンで決意に満ちた表情をしていましたが、見つめ合った時に柔らかな表情も浮かべており、素敵な場面としてファンから人気の名シーンです。

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キラ・ヤマトの声優

保志総一朗のプロフィール

『機動戦士ガンダムSEED』の主人公であるキラ・ヤマトの声を担当した声優は保志総一朗です。福島県出身で1972年5月30日生まれの2022年8月現在50歳で、事務所は『アーツビジョン』に所属しています。甘い声が特徴の声優として知られており、キラ・ヤマトのようなイケメンキャラを多く担当してきました。声優業界での交友関係が広く、高橋直純と笹沼晃と特に仲が良いようです。また後輩声優の田村ゆかりからも慕われています。

保志総一朗の主な出演作品や演じたキャラ

はてなの画像

保志総一朗の代表作として2000年から5シリーズにわたって制作された『最遊記』が挙げられ、主人公である孫悟空の担当声優を務めています。孫悟空は能天気な性格をしており、三蔵や悟浄からも子ども扱いされていますが、旅をしているうちに成長していき、牛魔法再生を阻止する事が目的である事を再確認していきます。大地の生命エネルギーが集まって生まれた大地の精霊とも言うべき存在で、人でも神でもありません。

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キラ・ヤマトに関する感想や評価

キラ・ヤマトの処理能力が欲しいというファンの感想があります。キラは第1話でストライクのOSを即座に書き換えた事からも分かるように、圧倒的な情報処理能力の持ち主です。その能力が戦闘にも活かされており、キラの強さの大きな理由となっています。もしも現実世界の会社にキラがいたら、その情報処理能力で仕事を的確に素早くやってくれるはずです。キラの能力を仕事に活かしたいという方は少なくありません。

キラもキラの乗るストライクもかっこいいというファンの感想があります。前述してきたようにイケメンであるキラは人気キャラで、そんなかっこいいキラがかっこいいストライクに乗って戦うと映える事から、戦闘シーンも大人気です。様々な出来事がキラに起こり、その度に違った表情をしますが、どんな表情をしていても絵になる事から、彼が主人公である事が『ガンダムSEED』が人気となった大きな理由と言えます。

キラが初めて種割れして覚醒したシーンは視聴者の心に深く根付きましたが、多用されるようになった事でありがたみが薄れていったというファンの感想があります。キラは物語の後半には種割れを使いこなせるようになっていき、自由に覚醒できるようになっていきました。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ではもはやほとんどの戦闘シーンで種割れして覚醒した状態で戦っていたため、ありがたみが無くなったという事です。

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キラ・ヤマトは最強主人公だった

『機動戦士ガンダムSEED』に登場するキラ・ヤマトについてまとめてきましたが、スーパーコーディネイターである上に種割れして覚醒する事も出来るという最強主人公である事が分かりました。戦闘能力も最強クラスの他のキャラを圧倒しており、歴代最強の主人公と言っても過言ではない活躍を見せています。今回のキラについての記事を読んでからもう一度『機動戦士ガンダムSEED』を1話から観てみるというのはいかがでしょうか?

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