【機動戦士ガンダムSEED】カガリ・ユラ・アスハがかわいい！その後や結婚は？

「機動戦士ガンダムSEED」にはメインヒロインとしてラクス・クラインがいますが、カガリ・ユラ・アスハもまたヒロイン的なポジションにいるキャラクターです。主人公のキラ・ヤマトと恋愛関係に発展しないキャラクターですが、メインキャラクターの一人であるアスラン・ザラと深い交流をするようになります。今回は、そんなカガリ・ユラ・アスハのかわいい魅力や名言、アスランとの結婚などについて紹介します。

「機動戦士ガンダムSEED」は2002年から放送されたオリジナルアニメで、2004年からは続編の「機動戦士士ガンダムSEED DESTINY」が放送されました。「21世紀のファーストガンダム」「原点回帰」をテーマに制作された作品で、またサンライズ制作のガンダム作品としてはじめて「機動戦士」の単語がつけられているのが特徴的です。

そんな「機動戦士ガンダムSEED」はキラとアスランを主人公に据えて、地球連合とザフトの両方の視点、そしてカガリ・ユラ・アスハのオーブ連合首長国という第三勢力の視点から描かれています。また、OPテーマ「INVOKE -インヴォーク-」やEDテーマ「あんなに一緒だったのに」、挿入歌「暁の車」といったファンに人気の楽曲がたくさん生まれたことでも知られています。

コーディネイターの少年であるキラ・ヤマトは中立国のオーブにあるコロニー・ヘリオポリスで友人たちと平和に暮らしていました。そこへザフトのクルーゼ隊は独断で攻め込んできました。彼らが攻め込んできた理由は、ヘリオポリスで連合軍による5機のMSの開発と新造戦艦の建造が行われていることを知ったためでした。この戦いに巻き込まれたキラ・ヤマトや友人たちとともに平和な日常から離れることになってしまいます。

「機動戦士ガンダムSEED」に登場するカガリ・ユラ・アスハについて紹介します。カガリ・ユラ・アスハは中立国家のオーブ首長であるウズミ・ナラ・アスハの娘ですが、実の娘ではなく養女です。明るく活発な性格で、男勝りな面があるカガリ・ユラ・アスハ。実の両親はユーレン・ヒビキとヴィア・ヒビキで、「機動戦士ガンダムSEED」の主人公であるキラ・ヤマトの両親と一緒です。

つまり、キラ・ヤマトとカガリ・ユラ・アスハは兄妹の関係、しかも双子です。ちなみに、キラ・ヤマトは遺伝子操作をされたコーディネイターですが、カガリ・ユラ・アスハは遺伝子操作されていないナチュラルです。のちにアスラン・ザラと関係を深めていきますが、アスランとの結婚やその後についてはこの記事で詳しく紹介します。

ここからは「機動戦士ガンダムSEED」に登場するカガリ・ユラ・アスハのかわいい魅力について紹介します。「機動戦士ガンダムSEED」にはメインヒロインとされるラクス・クラインをはじめ、フレイ・アルスターやマリュー・ラミアスをはじめさまざまな女性キャラクターが登場しますが、その中でもカガリ・ユラ・アスハはかわいいという感想が多い人気キャラクターです。

そんな「機動戦士ガンダムSEED」に登場するカガリ・ユラ・アスハのかわいい魅力としてファンからの声が大きいのは、そのルックスです。ショートヘアからセミショートの髪型で活発な印象の見た目、その見た目通りの行動力がかわいいと評判です。また、アスランとの出会いのシーンで女性だとバレたあとも動じず、逆にアスランが動揺するシーンがかわいいという感想もあります。

また、男勝りでサバサバした雰囲気のカガリ・ユラ・アスハですが、「機動戦士ガンダムSEED」や「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の作中で照れるシーンが数多くあり、普段とのギャップがかわいいと言われています。このほかに、カガリ・ユラ・アスハにはかっこいい名言だけではなくかわいい名言があり人気です。カガリ・ユラ・アスハの名言についてはのちの項で詳しく紹介します。

「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハと、主人公の1人でカガリ・ユラ・アスハとのその後に結婚したかもしれないとされるアスランの関係を紹介します。カガリ・ユラ・アスハとアスランの出会いは「機動戦士ガンダムSEED」24話「二人だけの戦争」で描かれました。2人の出会いはその後の関係からは考えられない最悪なものでした。無人島に不時着してしまったカガリ・ユラ・アスハは、輸送機に乗っているアスランと出会います。

このときはカガリ・ユラ・アスハは地球連合軍のアークエンジェルと一緒に行動していて、ザフトのアスランとは敵同士です。そのため、出会ったときにアスランはカガリ・ユラ・アスハに刃を向けますが、このときカガリ・ユラ・アスハの服が破れて女性だとアスランが気づきました。カガリ・ユラ・アスハはそれを気にしませんが、アスランは動揺してしまいます。

結局2人は戦闘を停止しますが、電波状態が悪く味方と連絡が取れない2人は無人島で一緒に過ごすことになりました。おたがいに身の上のことを話したりしますがぎこちない2人。そしてアスランが寝たときにカガリ・ユラ・アスハはためらいながらも敵であるアスランに銃を向けます。しかしアスランを撃てなかっただけではなく暴発。アスランはカガリ・ユラ・アスハを守り負傷しました。

そこでカガリ・ユラ・アスハは献身的に手当てをします。それまでお互いに名乗っていなかった2人は、無線が回復してそれぞれ帰還するときにはじめて名乗りました。そんなカガリ・ユラ・アスハとアスランはその後再会します。それは「機動戦士ガンダムSEED」31話の「慟哭の空」です。このときカガリ・ユラ・アスハは行方不明になったキラ・ヤマトを探すために南太平洋に向かいます。

そこにいたのはキラ・ヤマトではなくアスランでした。この再会もまた、アスランとカガリ・ユラ・アスハのその後の展開から考えると最悪に近い再会です。このときアスランはキラ・ヤマトとの過去を語りさらにキラ・ヤマトを殺したと話しました。それを聞いたカガリ・ユラ・アスハはアスランに名言を言います。この名言はこのあとの項の「カガリの名言②」で紹介します。

このように、アスランとカガリ・ユラ・アスハは将来結婚するかもしれないとされている間柄とは思えない出会い、再会をしています。しかし、運命的な出会いであることは間違いなく、年齢が近い2人はお互いを異性として意識するようになっていきます。その後、オーブからの脱出、亡き父の思いを胸に戦艦クサナギを指揮して戦いに身を投じるようになってからアスランと恋仲になります。

そして「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」でカガリ・ユラ・アスハはオーブの国家元首として政治の面でも戦いに赴きます。表向きは強気に行動するカガリ・ユラ・アスハですが、アスランの前では年頃の少女のような姿を見せるなどアスランを信頼している姿が描写されました。恋仲にあるカガリ・ユラ・アスハとアスランがその後結婚したかについてはのちの項で詳しく紹介します。

続いては「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハが覚醒した理由を紹介します。「機動戦士ガンダムSEED」は覚醒を種割れと表現していて、作品を彩る大きな要素になっています。基本的に覚醒をするのはコーディネイターが多いのですが、カガリ・ユラ・アスハはナチュラルにもかかわらず覚醒しました。ちなみに、「機動戦士ガンダムSEED」でナチュラルなのに覚醒をしたのはカガリ・ユラ・アスハが最初です。

「機動戦士ガンダムSEED」では覚醒(種割れ)のことを「SEED(Superior Evolutionary Element Destined-factor」と表現しています。どういうことかというと、種としての人類が次のステージへ進化する可能性ということになるようです。そして、この覚醒が起きるときの条件は危機的状況下で感情が昂ったときや、大きな責任があり覚悟を固めたときとされています。

カガリ・ユラ・アスハが覚醒したのは、父親が残したオーブという国を守るという大きな責任の覚悟を固めたことが理由とされています。実際にカガリ・ユラ・アスハが覚醒したシーンは、「機動戦士ガンダムSEED」49話でオーブ所属のアストレイ三人娘が撃たれたときでした。ちなみに、作中で明確に覚醒をしたナチュラルはカガリ・ユラ・アスハだけです。

続いては「機動戦士ガンダムSEED」でカガリ・ユラ・アスハがその後にアスランと結婚したかについてです。「機動戦士ガンダムSEED」、そして続編の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で恋人として関係を深めていった2人ですが、結論から発表するとその後明確にアスランとカガリ・ユラ・アスハが結婚したという証拠はありません。また、カガリ・ユラ・アスハは作中でアスラン以外の相手と結婚しそうになるシーンがあります。

その結婚の話は、カガリ・ユラ・アスハの許嫁であるオーブの五大氏族セイラン家の跡取り息子であるユウナが相手でした。これは明確な政略結婚で、カガリ・ユラ・アスハの気持ちがユウナに向いたということはありません。そして許嫁とのその後の結婚話ですが、結婚式の最中に双子の弟であるキラ・ヤマトに連れ去られるという衝撃的な展開で破談になりました。

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のその後の展開でアスランとの結婚というエピソードが一切語られていないカガリ・ユラ・アスハ、おそらく結婚をせずに独身を貫いているのではないかとされています。また、本編ではなくさまざまな作品が登場するゲーム「スーパーロボット大戦K」では、本編とは違う成長をしているユウナといい関係を築いています。しかしこれはあくまでも外伝的な作品なので、本編とは関係ありません。

ここからは「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの搭乗機について紹介します。最初に紹介するのはFX-550スカイグラスパーです。FX-550スカイグラスパーは地球連合軍がストライクガンダムの支援用に開発した機体です。そのため、ストライクガンダムの装備オプションのストライカーパーツを装備できるほか、戦闘機としての性能もかなり高いという優秀な機体です。

そんなFX-550スカイグラスパーは搭乗員の技量によっては戦闘機でありながらモビルスーツを超える性能を発揮できるとされています。また、コーディネイター以外は操縦することが難しいモビルスーツと違い、戦闘機であるFX-550スカイグラスパーはナチュラルでも簡単に操縦できる点がメリット。カガリ・ユラ・アスハはアークエンジェルに搭載されている2号機をメインに搭乗していました。

続いて紹介する「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの搭乗機はMBF-02 ストライクルージュです。MBF-02 ストライクルージュはアスランとの戦いで大破してしまったストライクガンダムをオーブが秘密裏に回収し旗艦クサナギで組み立てられたものなので、ストライクガンダムと同型機といえる機体です。カガリ・ユラ・アスハの専用機として実戦投入にあたりストライクガンダムを改修している部分があります。

それはモビルスーツパイロットとして未熟なカガリ・ユラ・アスハの操縦技術を補うために開発されたオーブ製の支援AIで、その結果カガリ・ユラ・アスハはMBF-02 ストライクルージュで活躍します。また、機体にルージュという名前が付いた理由は見た目からもわかる通り、ストライクガンダムと違い赤をベースにした機体だからです。

続いて紹介する「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの搭乗機はORB-01 アカツキです。ORB-01 アカツキは金色に輝く目立つ機体で、オーブ連合首長国元代表首長ウズミ・ナラ・アスハがカガリ・ユラ・アスハに遺したものです。その黄金に輝く機体には特殊なコーティングがされていて、ビームを湾曲・反射させる高い防御力を持ちます。

それは中立国として攻撃よりも防御を優先するという、オーブの国家としての理念が込められている、まさにオーブらしいモビルスーツです。ちなみにアカツキは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で登場しますが、カガリ・ユラ・アスハ自身がこの機体の存在を知らなかったというほど、機密のもとで製造された機体でした。

ここからは「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの名言を紹介します。最初に紹介する名言は「このまんまじゃ私…」です。この名言は、カガリ・ユラ・アスハとアスランがはじめてであったときのエピソードで登場しました。カガリ・ユラ・アスハが向けた銃が暴発し、アスランはカガリ・ユラ・アスハを守り怪我をしてしまいました。カガリ・ユラ・アスハは手当てをしようとしましたがアスランは断ります。

このとき、カガリ・ユラ・アスハは「このまんまじゃ私…」という名言でアスランに答えます。白兵戦の実力的にいつでもカガリ・ユラ・アスハを倒せたはずのアスラン、それでもアスランはカガリ・ユラ・アスハを殺さなかっただけではなくかばう真似までしました。敵対している2人ですがそれでも借りを返そうとするカガリ・ユラ・アスハ。その実直な性格が出ている名言だと言われています。

続いて紹介する「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの名言は「殺されたから殺して…」です。この名言は「カガリ・ユラ・アスハとアスランの関係」の項で紹介した2人が再会したシーンで発せられました。キラ・ヤマトを捜索しているカガリ・ユラ・アスハはアスランと再会、そのときにアスランがキラ・ヤマトを殺したという衝撃的な発言を聞きます。

さらに、アスランがキラ・ヤマトと大切な親友だったと聞かされたカガリ・ユラ・アスハはその思いをまっすぐに「殺されたから殺して…」と伝えます。そして、キラ・ヤマトを殺したと思って憔悴しているアスランを気づかうカガリ・ユラ・アスハは、に「危なっかしいから守ってもらえ」とハウメアの護り石をアスランの首にかけました。２人の距離が接近したエピソードでもあります。

続いて紹介する「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの名言は「こういう指輪の渡し方…」です。この名言はこれまでの真面目で実直なカガリ・ユラ・アスハの性格が出た名言とは違い、カガリ・ユラ・アスハのかわいさが全面に出ている名言だとして人気があります。これは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」8話で描かれたエピソードで登場する名言。

カガリ・ユラ・アスハはユウナと許嫁の関係にあり、結婚間近だとアスランは知っています。しかしそれを面白く思っていないアスランは、真面目な話の最中にとつぜん指輪を渡しました。このときに照れて焦って出た名言が「こういう指輪の渡し方…」で、カガリ・ユラ・アスハのかわいい名シーンの１つだとされています。

続いて紹介する「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの名言は「逃げるな！…」です。この名言は「機動戦士ガンダムSEED」50話に登場します。ヤキンの自爆システムとジェネシスの発射が連動していることを知ったアスランは、自分が自爆をしてでもそれを止めようとします。そのときカガリ・ユラ・アスハは「逃げるな！…」と言い止めました。

この原因を作ったのはアスランの父で、それを死んででも止めて責任を果たそうとするアスラン。カガリ・ユラ・アスハはそれは逃げであり、生きて止めることこそが戦いだと叫びました。アスランを気づかう気持ち、そして実直なカガリ・ユラ・アスハの性格が出ているとして人気がある名言です。

続いて紹介する「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハの名言は「やはりそういう考えなのか、お前たち…」です。この名言は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」でザフトがユニウス7を地球に降下させることを肯定的に考えていることに対して、ミネルバ船員に言ったものです。過去の悲惨な戦争を繰り返したくない、そんな思いが伝わる名言だとされています。

「機動戦士ガンダムSEED」でカガリ・ユラ・アスハ役を演じた声優は進藤尚美さんです。進藤尚美さんは1999年から声優活動を開始し、ハスキーボイスが特徴です。そして京都弁を話せるということで「舞-HiME」の藤乃静留役役に抜擢されたという経験があります。

• GEAR戦士電童 草薙北斗
• 激闘!クラッシュギアTURBO 丸目クロウド
• 機動戦士ガンダムSEED カガリ・ユラ・アスハ
• 出撃!マシンロボレスキュー エース炎
• 舞-HiME（2004年 - 2005年、藤乃静留、シズル・ヴィオーラ

「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハに関するツイートでもっとも多いのが「カガリかわいい」というもので、多くのファンがカガリをかわいいと思っていることがうかがえます。

ガンダムSEEDだけではなく、すべてのガンダムシリーズを通してカガリ・ユラ・アスハが一番好きという方が少なくありませんでした。

「機動戦士ガンダムSEED」ではキャラクター同士のカップリングがファンの間で語られることがあります。そこで、アスランにはカガリ・ユラ・アスハだという意見が数多くありました。

「機動戦士ガンダムSEED」のカガリ・ユラ・アスハのかわいい魅力や、アスランとのその後などを紹介しました。ビジュアルや実直で真面目、そしてかわいい反応をするカガリ・ユラ・アスハは作中でもトップクラスの人気キャラクターです。そんなカガリ・ユラ・アスハに注目して「機動戦士ガンダムSEED」シリーズを視聴してみてはいかがでしょうか？