機動戦士ガンダムΖΖのあらすじネタバレ！登場人物や印象的なシーンも紹介

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」は「機動戦士Zガンダム」と「逆襲のシャア」という二大名作の間に挟まれたガンダムシリーズの一作です。それまでのシリーズでは見られない展開で賛否両論となった一方でガンダムサーガをわかりやすく提示した作品とも評されています。ここでは「機動戦士ガンダムZZ」のあらすじをわかりやすくネタバレ紹介します。また、「ガンダムZZ」の登場人物もわかりやすく取り上げていきます。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」は1987年から1988年にかけて全47話が放映されました。前作「機動戦士Zガンダム」からインターバルを置かずに放映されておりストーリーの方も直接的な続編になっています。従って前作のキャラクターのカミーユ・ビダン、ブライト・ノア、ハマーン・カーン、ファ・ユイリィらも再登場しています。「機動戦士ガンダムZZ」はBD/DVD化されており動画配信サービスでも視聴可能です。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の総監督はガンダムシリーズの生みの親の一人である富野由悠季が務めました。富野由悠季が前作「機動戦士Zガンダム」が暗く重いストーリー展開だったことを反省してわかりやすく明るい作風を目指していたと言われています。しかし、ガンダムシリーズのパブリックイメージから著しく離れたストーリーはわかりやすくても賛否両論だったと評されており後半ではシリアスな展開に戻りました。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」はわかりやすく明確なストーリー展開で新規ファンの獲得を目論みましたが既存ファンの反発を招いた作品だと言われています。その一方でわかりやすく提示された明快なストーリーを好むファンも多いと評されています。「機動戦士ガンダムZZ」とはどのようなあらすじなのでしょうか？ここでは「機動戦士ガンダムZZ」のあらすじをわかりやすくネタバレ紹介していきます。ご覧ください。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」のあらすじをわかりやすくネタバレ紹介していきます。ストーリーは「グリプス戦役」が終わった直後の宇宙世紀0088年の世界が舞台です。「グリプス戦役」でティターンズは事実上壊滅しましたが、エゥーゴもエースパイロットのカミーユ・ビダンが精神崩壊を起こし、クワトロ・バジーナは行方不明、エマ・シーンやヘンケン・ベッケナーが戦死するなど満身創痍の状態でした。

そんな中ミネバ・ザビを擁立するアクシズは力を蓄えていました。ミネバの摂政をしていたハマーン・カーンはアクシズをネオ・ジオンへと変化させて地球圏の覇権奪取へと乗り出しました。エゥーゴの主力戦艦アーガマはサイド1のシャングリラに修理と補給で寄港しました。シャングリラでジャンク屋を営む少年ジュドー・アーシタは妹リィナの学費稼ぎなどの目的で仲間たちと共謀してZガンダムを盗もうとしてアーガマに潜入しました。

「機動戦士ガンダムZZ」のあらすじをわかりやすくネタバレ紹介します。ジュドーたちはアーガマとヤザン・ゲーブルの争いに巻き込まれたことがきっかけでZガンダムのパイロットとなり「第一次ネオ・ジオン抗争」に関わっていくことになります。やがてエゥーゴは新型モビルスーツZZガンダムと新戦艦ネェル・アーガマを入手します。ジュドーと仲間たちはガンダムチームを結成してハマーン・カーンの野望に立ち向かっていきます。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の最終回あらすじをわかりやすくネタバレ紹介します。ガンダムチームとネオ・ジオンの戦いはある時は地球を舞台にある時は宇宙を舞台に繰り広げられました。ガンダムチームにはルー・ルカやエルピー・プルが加入しましたがプルは戦死し、彼女を殺したクローンのプルツーが関わるなど激動でした。ネオ・ジオンも決して一枚岩ではなくザビ家一族を自称するグレミー・トトが叛乱しました。

「機動戦士ガンダムZZ」の最終回あらすじをわかりやすくネタバレ紹介します。グレミーの叛乱はネオ・ジオンの屋台骨を揺るがすかに見えましたがプルツーがジュドーのもとへ行ったことで状況が変わり彼はルーに撃たれて死亡しました。一方、ジュドーはハマーン・カーンと一騎打ちになりました。ジュドーは激闘の末にハマーンを倒しましたが、その後の地球連邦軍の大人たちの事なかれ主義に失望してブライト・ノアを殴りました。

ここではガンダムサーガの一作である「機動戦士ガンダムZZ」の最終回あらすじをわかりやすくネタバレ紹介しています。ジュドーはルーとともに木星船団の船ジュピトリスⅡの乗員に志願しました。そして、旅立ちの日に生き別れになっていた妹リィナと再会を果たしました。リィナはセイラ・マスが保護していたのです。ジュドーは仲間たちにリィナを託して妹と仲間たちに見送られながらルーと一緒に木星へと旅立って行きました。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」は「機動戦士ガンダム」や「機動戦士Zガンダム」と違い生命力とバイタリティーに溢れた登場人物が多く登場する作品だと言われています。また、前作・前々作の登場人物も何人か続投しておりストーリーを大きく盛り上げています。ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物・キャラクター、そして声優陣をわかりやすく一覧で紹介していきます。それではご覧ください。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物・キャラクター、声優を一覧で紹介します。同作品の主人公はジュドー・アーシタです。ジュドーはサイド1のシャングリラでジャンク屋を営む14歳の少年です。当初は金儲けのためにZガンダムを強奪しようとしましたがカミーユ・ビダンとの邂逅や世の中の状況を知るとZガンダムのパイロットとしてエゥーゴに加入します。後にZZガンダムのメインパイロットになります。

人気アニメ「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の主人公ジュドー・アーシタを演じた声優は矢尾一樹です。八矢尾一樹は1959年6月17日生まれです。石川県出身で血液型はA型です。矢尾一樹は1984年に声優デビューしました。矢尾一樹の主な出演作品・演じたキャラクターには「超獣機神ダンクーガ」の藤原忍役、「ワンピース」のフランキー役、「ケロロ軍曹」のゾルル兵長役、「CODE-E」の柊登喜雄役などがあります。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物一覧紹介です。カミーユ・ビダンは「機動戦士Zガンダム」の主人公です。パプテマス・シロッコとの最終決戦で精神崩壊しましたが、ジュドーをニュータイプに導く存在として描かれています。カミーユ・ビダン役を演じた声優は飛田展男です。飛田展男は「ちびまる子ちゃん」の丸尾末男役や「ジョジョの奇妙な冒険」のストレイツォ役などで知られている人気ベテラン声優です。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物を一覧で紹介しています。ハマーン・カーンは同作品のラスボスです。「機動戦士Zガンダム」ではミネバ・ザビの摂政をしていましたが、本作品ではミネバの影武者を置いて自らがネオ・ジオンの総帥として君臨しています。ハマーン・カーンを演じたのは榊原良子です。榊原良子は「機動戦士Zガンダム」でマウアー・ファラオ役、「逆襲のシャア」でナナイ・ミゲル役を演じました。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物を一覧で紹介しています。マシュマー・セロはハマーンに忠誠を誓うネオ・ジオンの将校です。ストーリー序盤のコメディリリーフ的な登場人物でしたが、度重なる失敗で失脚し中盤以降に強化人間にされて再登場しました。マシュマー・セロ役を演じた声優は堀内賢雄です。堀内賢雄は「ドロヘドロ」の煙役などで有名です。また、声優事務所ケンユウオフィスの代表取締役です。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物を一覧で紹介します。グレミー・トトは当初ハマーン・カーンの忠実な部下として登場しましたが、後にザビ家の正統後継者を名乗りハマーンに反旗を翻しました。また、エルピー・プルやプルツーを監視下においてパイロットとして養成していました。グレミー・トトを演じたのは柏倉つとむ（現・カシクラツトム）です。「ちびまる子ちゃん」のはまじ役（2代目）などが有名です。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の登場人物を一覧で紹介しています。同作品のヒロイン的位置付けの少女がエルピー・プルです。グレミー・トトによってパイロットとして養成されていましたが、ジュドーと呼応して以降は彼らの仲間になりました。エルピー・プルを演じた声優は本多知恵子です。本多知恵子は「重戦機エルガイム」のファンネリア・アム役などで活躍しましたががんのため2013年に49歳の若さで死去しました。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」はファンの間で他のガンダムシリーズ作品と比較すると名言や名セリフが少ないと評されています。しかしながら少ない中にも視聴者の心を打つ名言もあると言われています。「機動戦士ガンダムZZ」にはどのような名言があるのでしょうか？ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」における名言を・名セリフを厳選して考察・紹介していきます。それでは考察結果をご覧ください。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の名言を紹介しています。最初に挙げるのは第47話「戦士、再び…」からです。ジュドー・アーシタがハマーン・カーンとの最終決戦で彼女に向けて言ったセリフです。ジュドーの直情的だけれども思慮深い性格が窺える名言だと言われていますが、ハマーンはこの言葉に「吐き出すものはない」と返答しています。ニュータイプとして共鳴し合った二人ですが最後まで分かり合えませんでした。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の名言・名セリフを紹介しています。次に紹介するのは第14話「幻のコロニー（前）」からです。奔放な行動を取りまくるジュドーやその仲間に手を焼いているアーガマのブライト・ノア艦長でしたが、上記のセリフを言って気を引き締めさせようとするなど歴戦を生き抜いてきた指揮官であることが窺えます。やがて、ブライトは彼らに未来を託すことを決意するようになるのです。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」における名言・名セリフを紹介します。最後のセリフは第35話「落ちてきた空」からです。重要な登場人物にしてラスボスのハマーン・カーンがダブリンにコロニー落としをする理由を上記のように語っています。ハマーンの主義主張を窺い知ることのできる名言だと言われている一方で、この考え方はシャア・アズナブルの主義に酷似しておりハマーンは彼の影響下だったとも評されています。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」はアクティブな登場人物による明るいストーリー展開の序盤と一転してシリアスな展開になる後半との対比が鮮やかな作品だと評されています。それでいてガンダムシリーズの基本は外していないとも言われています。「機動戦士ガンダムZZ」にも様々な用語が登場します。ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」に登場する用語についてネタバレを交えて紹介します。ご覧ください。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」に登場する用語についてネタバレを交えて紹介していきます。最初は「ニュータイプ」です「ニュータイプ」とは時空を超えた言語に頼らないコミュニケーションを用いることで人知を超えた直感力と洞察力を有した新しい人類を表す概念のことでガンダムシリーズを通して展開される極めて重要な用語です。同作品においてもジュドーとカミーユ、ジュドーとハマーンが共感しています。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」に登場する用語をネタバレを交えて紹介しています。次に紹介するのは「強化人間」です。「強化人間」とはニュータイプ能力を戦争に使えるものだと判断したニュータイプ研究機関が人工的なニュータイプとして作り出した人間を指します。超人的な能力を発揮する一方で強制的に強化人間が作り出されることから情緒不安定気味になりキャパオーバーになると精神崩壊を起こす可能性もあります。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」に登場する用語をネタバレ紹介します。最後に挙げるのは「サイコミュ」です。「サイコミュ」とはニュータイプが発する「感応波（サイコ・ウェーブ）」を利用してモビルスーツやモビルアーマーなどの機体内外の装置の制御を行うシステムのことです。ネオ・ジオン軍は連邦軍のサイコ・ガンダムMk-Ⅱの機体を回収したことで「サイコミュ」技術を自軍のモビルスーツに組み込みました。

「機動戦士ガンダム」をはじめとするガンダムシリーズは主題歌や挿入歌などの音楽面でも高く評価されていると言われています。その中で「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」のオープニングテーマやエンディングテーマはストーリーと同様に賛否両論だったと評されています。どのような楽曲が使われたのでしょうか？ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の主題歌や挿入歌を紹介します。それではご覧ください。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」のオープニングテーマは1話から25話まで「アニメじゃない」、26話以降は「サイレント・ヴォイス」が使用されました。「アニメじゃない」は秋元康の歌詞が物議を醸したアップテンポナンバーです。「サイレント・ヴォイス」はハマーン・カーンの視点で描かれたアニメ主題歌としては珍しいナンバーです。ファンの間では圧倒的に「サイレント・ヴォイス」を推す声が高いと言われています。

「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」のエンディングテーマ紹介です。前半は「時代が泣いている」が使用され、26話以降は「一千万年銀河」に変更されました。「時代が泣いている」は若者から見た時代の憂いを描いたナンバーです。「一千万年銀河」はスケールの大きいバラードナンバーです。ともにファンの評価が高いと言われていますが「時代が泣いている」はかなりカットされて使われたので意味不明とも評されています。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」の挿入歌として使われた楽曲を紹介します。「Z・刻を越えて」は「機動戦士Zガンダム」の前半の大オープニングテーマで本作品の第1話の挿入歌として使用されました。「機動戦士Zガンダム」のエンディングテーマである「星空のBelieve」も第20話の挿入歌となりました。「機動戦士Zガンダム」と「機動戦士ガンダムZZ」のストーリーが繋がっていることを意味しています。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「機動戦士ガンダムZZ]はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？それではご覧ください。

「機動戦士ガンダムZZ」の大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士ガンダムZZ」を最後までご覧になり、硬直した地球連邦軍の大人たちよりもジュドーと仲間たちの方がフットワーク軽く動いているところが痛快で面白いという感想をつぶやかれています。

同じく「機動戦士ガンダムZZ」の大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士Zガンダム」は最後まで観ても面白くなかったけど、「機動戦士ガンダムZZ」は面白くて1話からハマったという感想をつぶやかれています。

同じく「機動戦士ガンダムZZ」の大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士ガンダムZZ」をはじめとする富野由悠季監督のガンダム作品はラスト数話の展開が詰め込み過ぎだけれどもそこが面白いという感想をつぶやかれています。

ここでは「機動戦士ガンダムZZ（ダブルゼータ）」のあらすじをわかりやすくネタバレ紹介してきました。「機動戦士ガンダムZZ」は賛否両論でありながらガンダムシリーズを紐解く上で重要な作品だと評されています。是非一度「機動戦士ガンダムZZ」をご覧ください。