【ワンピース】ヤリスギ准将の強さと能力は？登場シーンやアニメ声優を紹介

『ワンピース』のパンクハザード編では「5」のエンブレムがある海兵帽と赤い蝶ネクタイ、そして独特な服装や個性的な髪形が特徴のヤリスギ准将が登場しています。おそらくドンキホーテ海賊団の最高幹部であることを知らずにヴェルゴに心酔しているヤリスギ准将は冷酷な性格をしていました。では、ヤリスギ准将の強さや能力はどんなものなのか？ここからはヤリスギ准将のアニメ声優や登場シーンに交えつつ強さと能力を紹介します。

『ワンピース』とは、尾田栄一郎先生によるファンタジー・バトル漫画です。週刊少年ジャンプ(集英社)にて1997年34号より連載中の作品で、バトルやギャグシーン、感動エピソードなどをメインとする王道を行く物語として人気を博しています。累計発行部数は2021年7月時点で、日本の漫画史上最高記録となる4億部を突破。またジャンプ歴代作品の中では『こち亀』に次ぐ長期連載作品となっています。

1999年10月20日からは尾田栄一郎先生の漫画『ワンピース』を原作とするテレビアニメが放送されており、放送局であるフジテレビ系列のアニメ番組では『ちびまる子ちゃん』や『サザエさん』などのアニメ作品に次ぐ長寿作品となっています。また東映アニメーションが制作したアニメ作品としては最も長く続いており、2022年7月時点で第1021話が放送されています。

ここでは当記事で紹介するヤリスギ准将の初登場回となる『ワンピース』のパンクハザード編(66巻～70巻)のあらすじを簡単にまとめていきます。パンクハザードはルフィたちが新世界で最初に上陸した島です。灼熱の地と極寒の地に分断された島では、元政府の科学者シーザー・クラウンが人造悪魔の実「SMILE」を製造していました。そんなシーザーの誘拐に乗り出すルフィたちの前に現れたのがヤリスギ准将ら海軍G-5です。

『ワンピース』に登場するヤリスギ准将は薄着なのか厚着なのか分かりづらい独特な服装と個性的な髪形が特徴のキャラクターです。また「5」のエンブレムがある海兵帽と赤い蝶ネクタイが特徴。「四皇」「王家七武海」に並ぶ大勢力として絶対正義の名の下、悪を根絶やすことを目的に活動する海軍本部に所属しています。所属支部は海軍G-5で、階級は准将です。

ヤリスギ准将が所属している海軍G-5は、パンクハザード編にて闇の仲介人としてカイドウと取り引きをおこなっていたシーザーを捕らえるべく、ルフィたちと共闘することになったスモーカー率いる海軍組織です。手に負えない荒くれ者が集まった集団で、海軍において落ちこぼれのレッテルを張られています。そのため、海賊に近いような行動や言動をする者が多く、海賊も引くほどの残虐な拷問をおこなっていました。

『ワンピース』のヤリスギ准将は海軍支部G-5に所属していることが分かりました。そもそも偉大なる航路(グランドライン)の海軍支部は、海軍G・L(グランドライン)第○支部、通称G○というようになっています。ヤリスギ准将はその中の海軍G-5に所属しているのですが、荒くれ者が集まっていることから分かる通り実質海軍の窓際部署的な位置付けです。そこで、ここからはヤリスギ准将の性格や強さを見ていきましょう。

海軍支部G-5に所属してるヤリスギ准将は、ヤリスギという名前の通り「やり過ぎな性格」をしています。たとえば不平不満を吐き出す住民に対して「公務執行妨害で住民を殺して火を放つ」と脅すセリフを放っていました。海兵に相応しくない冷酷な性格をしていますが、これはおそらくヤリスギ准将がドフラミンゴの部下でありながらも海兵として活動しているヴェルゴに心酔している上で影響されているからではないかと考えられます。

心酔しているヴェルゴの残虐性に影響を受けているヤリスギ准将は、「～すぎる」や「～すぎろ」といった口癖があります。少々変態的な服装と個性的な髪型が特徴のキャラクターですが、彼の最大の特徴はこの口癖なのかもしれません。

ヤリスギ准将が心酔しているヴェルゴは、海軍本部中将でありG-5支部基地長です。表面上は紳士的な良識人を装っていますが、その正体は元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の最高幹部であり、ドフラミンゴの指示により海軍に潜入しているスパイでした。准将の地位にあるヤリスギがヴェルゴの正体を知っていたのかは不明。そのため、ヤリスギ准将もドフラミンゴと関係があるのではと疑われています。

ヤリスギ准将の強さ・能力は作中で彼の戦闘シーンが描写されていないため、強さ・能力が明らかになっていません。ただヤリスギの海軍支部G-5における准将という立場は一つ上である少将に黒織のヒナが、そして一つ下の大佐にたしぎやコビーがいるため、それなりの強さがあることが分かります。さらに、懸賞金1億9000万ベリーを誇る海賊・コリブーに勝利した事実もその強さを裏付けています。

『ワンピース』のパンクハザード編以降はスモーカーがヤリスギ准将の上官となっています。ヤリスギ准将の性格はヴェルゴの影響によって冷酷さが際立っていましたが、彼が所属している海軍支部佐G-5そのものは仲間意識や歪んでいながらも正義感を持ち合わせており、楽しく愉快な組織でした。では、ヤリスギ准将の登場シーンや現在は？ここからは、ヤリスギ准将の登場シーンや現在の様子を紹介していきます。

ヤリスギ准将は『ワンピース』のパンクハザード編にてシーザーが誘拐した子供たちの親に、失踪事件の再調査を求められる海兵として初登場しています。しかし、ヤリスギ准将は親たちの要望を無視した上、前述の「公務執行妨害で住民を殺して火を放つ」という脅し文句を放って親の一人を足蹴にする暴挙を働きました。さらに、彼は親たちを一喝してその場を後にしています。

そして次に彼が登場したのは、魚人島にて捕らえられたカリブーを引き取ったシーンが描写されている扉絵で登場しています。ヤリスギ准将はカリブーを取り戻しにきたコリブーやカリブー海賊団に襲撃されるも、カリブー以外(カリブーのみ逃走)の一味を捕らえることに成功していました。しかし、その後捕らえた一味を逃がしてしまうという大失態をおかしてしまいます。

『ワンピース』のパンクハザード編の終盤にて、ヴェルゴはローに倒されてしまいます。そのため、ヤリスギ准将はいなくなったヴェルゴの代わりに「GL第5支部」中将のスモーカーの部下になりました。ヤリスギの准将という立場上、大佐であるたしぎの上司になります。たしぎはかなりお人好しで天然ボケなところがあるため、性格的に冷酷なヤリスギ准将と相性がよいのかは微妙なところです。

『ワンピース』のパンクハザード編にて登場したヤリスギ准将は、住民を「公務執行妨害で住民を殺して火を放つ」と脅したり、「～すぎる」や「～すぎろ」といった口癖があったりするなどかなり癖が強いキャラクターでした。では、そんなヤリスギ准将をアニメ版『ワンピース』にて演じた声優は誰なのでしょうか？ここからはアニメ版『ワンピース』のヤリスギ准将の声を演じたアニメ声優の情報を見ていきましょう。

• 名前：中村浩太郎（なかむらこうたろう）
• 生年月日：1963年5月24日（59歳）
• 出身地：石川県
• 職業：声優
• 所属事務所：プロダクション・エース

アニメ『ワンピース』にてヤリスギ准将役を演じたのは、声優事務所「プロダクション・エース」所属の声優・中村浩太郎(なかむらこうたろう)さんです。趣味は野球・ボーリング・卓球・競馬・歌・ソフトボール。声優として活動している中村浩太郎さんは、主に洋画吹き替えで活躍しています。声優活動は2000年代からスタートしているようです。

• 2006年～：内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎(大垣充 役)
• 2007年～：一騎当千 Dragon Destiny(張郃儁乂 役)
• 2007年～：神曲奏界ポリフォニカ(ハダキ 役)
• 2007年～：ぽてまよ(みかんの父、校長 役)
• 2008年～：ゴルゴ13(コインブラ 役)
• 2008年～：ポルフィの長い旅(スミス 役)
• 2009年～：サザエさん(伊佐坂難物〈4代目〉 役)

• 2010年～：いちばんうしろの大魔王(照屋敬三 役)
• 2012年～：銀河へキックオフ!!(桃山金造 役)
• 2013年～：宇宙戦艦ヤマト2199(ガデル・タラン、ドーテム・ゲルヒン 役)
• 2013年～：ONE PIECE(ヤリスギ、桃ひげ 役)
• 2017年～：ちびまる子ちゃん(キヨシ 役)
• 2018年～：レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜(ハロルド 役)
• 2020年～：名探偵コナン(大出頼太 役)

ここまで『ワンピース』のパンクハザード編にて登場したヤリスギ准将の性格や強さ、登場シーンと現在、そしてアニメ声優と紹介してきましたが、果たして『ワンピース』のヤリスギ准将に関してネット上ではどのような声があがっているのでしょうか？ここからはヤリスギ准将について寄せられたネット上の感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『ワンピース』のパンクハザード編にて登場したヤリスギ准将とセニョールピンクに関する声があがっています。こちらではヤリスギ准将とセニョールピンクが好きなキャラとして取り上げられています。セニョールピンクはドンキホーテ・ドフラミンゴの所属するドンキホーテ海賊団の構成員です。

サングラスをかけているためワイルド感を醸し出していますが、赤ん坊のような格好をしているためそれを台無しにしてしまっています。そんなセニョールピンクと共にヤリスギ准将の名前も好きなキャラとして挙がっていることから、二人には何かしらの共通点があるのかもしれません。興味のある方はヤリスギ准将とセニョールピンクを比較してみてください。

『ワンピース』のパンクハザード編にて登場したヤリスギ准将の言動に関する声があがっています。どうやら、この方は言動全てがやりすぎなヤリスギ准将に魅力を感じているようです。感想では「マニアックなところ」と言われているので、インパクトとしては弱いのでしょうか？そんなヤリスギ准将の印象的な言動の中でも、特に「右腕すぎる」というセリフが名言すぎると好評なのでぜひチェックしてみてください。

『ワンピース』のパンクハザード編にて登場したヤリスギ准将の服装に関する声があがっています。どうやら、この方はヤリスギ准将のファッションが「行き過ぎてる」と感じているようです。しかしその行き過ぎたところが魅力に映っているようなので、ヤリスギ准将のファッションセンスもまた彼の魅力の一つになっているのが窺えます。

今回は『ワンピース』のパンクハザード編にて登場したヤリスギ准将の強さと能力、アニメ声優についてまとめてきました。個性的な髪形と独特な服装が特徴のヤリスギ准将は、パンクハザードにて海軍G-5の海兵として登場しています。手に負えない荒くれ者が集まった海軍G-5ですが、歪んでいながらも正義感を持っていました。

しかしヤリスギ准将の場合、不平不満を漏らす住民に向かって「公務執行妨害で住民を殺して火を放つ」という脅し文句を投げかけた上で住民の一人を足蹴りにするという暴挙を働くような冷酷な性格をしています。

おそらくこの性格にはヤリスギ准将が、元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の最高幹部でありながら海軍に潜入しているヴェルゴに心酔していることが影響しているのでしょう。これを機にヤリスギ准将の活躍に注目してみてはいかがでしょうか？