【ベルセルク】森恒二版の絵の感想・評価は?スタジオ我画の作画がひどい?

森恒二版ベルセルクの絵の感想・評価について調べました。こちらの記事では、ベルセルクの作者・三浦建太郎先生が逝去された後に制作された、森恒二先生が監修しているベルセルクの続きが、どのような評価を受けているのかをまとめています。作画を担当したスタジオ我画がどのような組織なのかといった情報や、森恒二版の絵やストーリーがひどいと言われている理由が気になっている人は、こちらの記事に目を通してみてください。

【ベルセルク】森恒二版の絵の感想・評価は?スタジオ我画の作画がひどい?のイメージ

目次

  1. ベルセルクの森恒二監修のスタジオ我画作画コミックとは?
  2. ベルセルクの森恒二版のスタジオ我画の作画や絵は?
  3. ベルセルクの森恒二版は改悪されている?
  4. ベルセルクの森恒二版のエピソードはあと何話?何巻から?
  5. ベルセルクの森恒二版の絵に関する感想や評価
  6. ベルセルクの森恒二版の絵まとめ

ベルセルクの森恒二監修のスタジオ我画作画コミックとは?

こちらの記事では、漫画雑誌ヤングアニマルで連載中の漫画『ベルセルク』を読んだ読者の感想・評価を紹介していきます。ベルセルクは、漫画家の三浦建太郎先生によって連載されていた漫画作品ですが、2021年に逝去されています。その後、漫画家の森恒二先生が監修し、スタジオ我画が作画を担当して連載を続行しています。

森恒二先生とスタジオ我画が制作しているベルセルクの感想・評価が気になっている人は、こちらの記事に目を通してみてください。まずは、下記の項目でベルセルクの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人はそちらの項目からチェックしてみてください。

ベルセルクの作品情報

ベルセルクの概要

ベルセルクは、漫画家の三浦建太郎先生が漫画雑誌『月刊アニマルハウス』にて、1989年から連載を開始したダークファンタジー漫画作品です。日本国内だけではなく、アメリカなどの世界20カ国で出版されている人気作品で、2021年までに累計発行部数5000万部を達成しています。ベルセルクの漫画は、ストーリーだけではなく、丁寧に書き込まれた作画や、個性的な世界観の絵柄も人気となっていました。

しかし、三浦建太郎先生が2021年に逝去されたことで、2021年9月10日に364話が掲載されたのち、休載となりました。その後、三浦建太郎先生の高校時代からの親友で、「一つの脳を共有している」と語られていた人物・森恒二先生監修のもと、続編が制作されることになりました。作画は、三浦建太郎先生と、作品のアシスタントを務めていた弟子で構成された会社『スタジオ我画』によって制作されています。

ベルセルクのあらすじ

巨大な剣を携える青年ガッツは、黒い瞳に黒い髪、黒の甲冑を身に纏っていることから、黒い剣士という通り名をつけられていました。過去に大切な人を使徒と呼ばれる者に傷つけられたガッツは、使徒を殲滅するために復讐の旅を続けていました。それまでは己の思うままに復讐を行っていたガッツですが、妖精のパックと出会ってからは、その日常が少しずつ変わっていきます。そして、さまざまな人々と出会い、仲間となっていきます。

森恒二のプロフィール

森恒二監督は、ベルセルクの作者である三浦建太郎先生と懇意であった漫画家の1人です。生年月日は1966年11月28日で、出身は東京都です。森恒二先生の代表作には『ホーリーランド』という作品があり、この作品は森恒二先生の経験を元にしていることが明かされています。この作品は2005年に国内で実写ドラマ化されており、2012年には韓国でもドラマ化される人気となりました。

幼いころから絵を描くことが好きだった森恒二先生ですが、親の勧めによってリトルリーグに精を出していました。所属チームは全国大会で優勝したものの、森恒二先生は絵を描くことの方が楽しかったと評価されていたようです。ベルセルクの作者である三浦建太郎先生と出会ったのは高校生の時で、お互いに絵が好きだったこともあり、三浦建太郎先生の自宅で共に漫画を描く仲にまでなりました。

漫画の本棚

その後、合作を週刊少年サンデーの企画に投稿したところ、最終選考にまで残りました。他にも、三浦建太郎先生とは家族同然の付き合いをされていたエピソードも話されています。森恒二先生が親と上手くいっていないことを知った三浦建太郎先生と両親は、森恒二先生を家に招き、一緒に生活をしていた時期があったそうです。

そのような深い関係性にあったことから、三浦建太郎先生は森恒二先生にベルセルクのストーリーの構想を最後まで話していました。三浦建太郎先生が逝去された当時は、ベルセルクの作品を打ち切りにするか、もしくは続けるのか不明となっていました。しかし、森恒二先生がベルセルクのストーリーを最後まで知っていることが明らかとなり、連載が再開されることになりました。

森恒二監修のスタジオ我画作画のベルセルクとは?

ベルセルクは、三浦建太郎先生が月刊アニマルハウスで連載を開始された漫画作品です。作画の綺麗さや、ストーリーの緻密さが漫画ファンの心を掴み、30年以上にわたり多くの人に読まれてきました。しかし、2021年にベルセルクの作者である三浦建太郎先生が逝去され、一時休載となります。

その後、三浦建太郎先生と懇意にしていた漫画家の森恒二先生が、ベルセルクのストーリーを最後まで知っていることが明らかとなり、連載が再開されました。再開後のベルセルクでは、森恒二先生が三浦建太郎先生から聞いたストーリーをそのまま描いており、脚色などはされていないようです。

また、作画については、三浦建太郎先生が存命だった頃に、三浦建太郎先生のアシスタントとして作画を手伝っていたメンバーが担当しています。このメンバーは、三浦建太郎先生が2019年に製作した『ドゥルアンキ』という作品でアシスタントを務めており、スタジオ我画という会社を立ち上げています。

アニメ「ベルセルク」第2期 公式サイト

ベルセルクの森恒二版のスタジオ我画の作画や絵は?

1話のスタジオ我画の作画や絵は好評だった?

ベルセルクの作者である三浦建太郎先生が逝去されたことで、作品ファンからは「続編の物語の出来がどの程度のものとなるのか」といった不安の声があがっていました。そして、森恒二先生とスタジオ我画が制作した1話目が公開されると、高評価と低評価の2つの評価に分かれました。

本を読む人

高評価の感想では「冒頭の作画が三浦建太郎先生の絵柄に近い」というコメントが見られています。スタジオ我画は、三浦建太郎先生が存命だった時に、ドゥルアンキの作画を担当したメンバーで構成された会社です。そのため、三浦建太郎先生の絵柄に寄せて描くことができます。

三浦建太郎先生は細部まで丁寧に書き込みをすることで有名な漫画家でした。1話目の冒頭シーンは、そのような三浦建太郎先生の作品を彷彿とさせるものだったと高評価の声があがっています。しかし、その作画の評価は前半までで「グリフィスとの戦闘シーンからは画力がひどい」という低評価も見られています。

2話のスタジオ我画の作画や絵はひどい?

森恒二先生とスタジオ我画によるベルセルクの作画評価は、2話目から「ひどい」という感想が増えていきます。読者からひどいと指摘されている点としては「細部の描き込みが雑」「戦闘シーンに力強さを感じない」「描き込みの手間を省くために、変なアングルになってる」などがあげられています。

1話目では「三浦建太郎先生の作画に近い」と高評価も見られていましたが、2話目では「これはひどい」「ベルセルクのような何か」といった低評価が大半を占めています。描き込みが雑なだけではなく、何を描写しているのかわからないという感想も見られており、ひどい作画になっていると酷評されています。

森恒二版のスタジオ我画の作画のひどさは編入部が急かすから?

森恒二先生とスタジオ我画によるベルセルクは、1話目の後半から「作画がひどい」と言われています。しかし、1話目の冒頭やドゥルアンキでは「うまい」「三浦建太郎先生の絵に見える」といった好評の声もあがっています。そのため、森恒二版の作画がひどいと言われてしまう理由は、スタジオ我画の画力不足ではなく編集部の圧力が原因なのではないかと予想されています。

三浦建太郎先生は人気の漫画家だったため、編集部が締め切りについて強くは言うことはなかったのではないでしょうか?しかし、正式に漫画家デビューをしていないスタジオ我画には、早く寄稿するように圧力をかけている可能性があります。そのため、三浦建太郎先生の作画に近づけるよりも、締め切りを優先してしまい、読者から「作画がひどい」と言われるようになった可能性が考えられます。

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ベルセルクの森恒二版は改悪されている?

考察①ガッツが別人になっている?

森恒二版のベルセルクがひどいと言われている理由は、ストーリーにもあります。読者の感想では「ガッツが別人のようだ」という意見があがっています。森恒二版の2話目では、現状にショックを受けたガッツが狂気的な姿を見せています。

1ページの初めから終わりまで、永遠と「ハハハ」と叫びながら剣を振り下ろすシーンがあり、読者からは「ガッツはこんなことでは精神崩壊しない」「三浦建太郎先生なら掲載拒否する出来」という感想が多数見られています。作画は時間が無くてひどい出来となってしまった可能性が考えられます。しかし、キャラクター崩壊については「擁護できない」という読者の感想が多く見られています。

考察②シールケとファルネーゼが唐突に霊体になっている?

シールケとファルネーゼが霊体になっていたことについても「ひどい」という感想が多く見られています。三浦建太郎先生が手掛けたストーリーでは、シールケとファルネーゼが霊体になる描写がされていませんでした。そのため、読者目線では突然2人が霊体になっているように感じられたようです。そのような突然の設定変更に戸惑う読者の姿が見られています。

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ベルセルクの森恒二版のエピソードはあと何話?何巻から?

ベルセルクの森恒二版のエピソードはあと何話?

英語で書かれた本

ベルセルクの作者・三浦建太郎先生が逝去されてから、2023年5月現在で約2年となります。その後、ベルセルクは森恒二先生が監修し、スタジオ我画が作画を手掛けた続編が制作されています。この森恒二版のベルセルクには、さまざまな感想・評価が寄せられていますが、あと何話ほどで完結となるのでしょうか?森恒二先生の口からは、あと何話でベルセルクの物語が完結するかという発言はされていません。

しかし、三浦建太郎先生が進行中だった「幻造世界篇/妖精島の章」においては、ラストまで6話分であることを話しています。三浦建太郎先生が存命だった際には、ベルセルクのストーリーが全体の6割から8割まで進んでいると明かされています。そのため、三浦建太郎先生の言葉を参考にすると、ベルセルクは450話から500話程度で完結するのではないかと予想されます。

ベルセルクの森恒二版は単行本何巻から?

本を読む男性

森恒二版のベルセルクは「作画やキャラ崩壊がひどい」「ベルセルクのような別の作品」という酷評を受けることになりました。そのため、森恒二先生とスタジオ我画が制作した話が、単行本の何話からなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?森恒二版のベルセルクは、三浦建太郎先生が最後に手がけた364話の続きからとなります。

そのため、365話が収録されている単行本42巻からが森恒二版のベルセルクとなっています。ベルセルクの単行本42巻は、2023年9月29日に発売予定となっているので、月刊誌を買いそびれた人や気になった人は、単行本を購入してみてはいかがでしょうか?

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ベルセルクの森恒二版の絵に関する感想や評価

細部までの丁寧な描き込みや、勧善懲悪で終わらないストーリーが人気のベルセルクですが、作者が逝去されたことで「打ち切りになるのではないか」と不安に思う読者の姿が少なくありませんでした。その後、作者の三浦建太郎先生の親友で、ベルセルクの物語を最後まで聞かされていた森恒二先生が後任となります。また作画においては、三浦建太郎先生直属の弟子であるスタジオ我画が担当することになり、多くの読者が喜びました。

こちらの方の感想では「三浦建太郎先生が逝去された後のベルセルクの絵に、森恒二先生の作品っぽさを感じる」とコメントされています。森恒二先生は監修を担当しており、作画はスタジオ我画が手掛けています。しかし、森恒二先生の作画の癖を感じることから「作画も手伝っているのではないか?」という声が見られています。

こちらの記事では、森恒二版ベルセルクの作画に対しての「ひどい」という意見を取り上げてきました。しかし、連載が再開した際にベルセルクを読んだ人の中には「違和感がない」「作画クオリティが高い」という感想を持った人も少なくないようです。

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ベルセルクの森恒二版の絵まとめ

以上、森恒二版ベルセルクの絵についての感想や評価を紹介してきました。ベルセルクの作者・三浦建太郎先生が2021年に逝去されたことで「作品が打ち切りとなるのではないか?」と心配されたベルセルクですが、三浦建太郎の親友である森恒二先生が監修を務めることで再開しています。作画は、三浦建太郎先生のアシスタントを務めていた弟子で構成されたスタジオ我画という会社が担当しています。

森恒二版の作画は、連載が再開した第1話目の冒頭については「三浦建太郎先生の絵に似ている」「期待以上の出来」と高評価を受けていました。しかし、後半のページになるにつれて細部の描き込みが雑になっていたり、違和感のあるコマ割りが使用されているようです。そのため、読者からは「編集部から締め切りを急かされているのではないか?」という意見があがっています、

森恒二版のベルセルクは、2023年9月29日に発売予定の単行本42巻に収録されている365話からとなっています。森恒二版のベルセルクの作画が、実際にはどのような出来となっているのか気になった人は、42巻を購入して確かめてみてはいかがでしょうか?

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