うらみちお兄さんの名言・名シーン集！疲れた大人に刺さる名セリフを厳選紹介

漫画「うらみちお兄さん」は、爽やかな笑顔で子供たちの人気を集める体操のお兄さんの意外な顔や、まるで大人の心の闇を代弁しているようなセリフの数々が共感を呼んだ話題作です。以下では、漫画「うらみちお兄さん」から、疲れた大人の心に刺さる名言や名セリフ・名シーンまとめ、漫画・アニメの面白い魅力まとめ、アニメ声優キャストまとめなどを、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

久世岳先生の漫画「うらみちお兄さん」は、2017年からWEBコミック配信サイト「comic POOL」にて連載され、単行本は2022年1月時点で計7巻が刊行されています。「うらみちお兄さん」は、久世先生のTwitter投稿から「comic POOL」での連載が決まった経緯を持ち、日常生活に疲れた大人の心の闇をブラックジョークに描いた作風が話題を呼び、第3回次にくるマンガ大賞・Webマンガ部門1位に選ばれました。

ストレス社会で働く大人のリアルな心情を描いた漫画「うらみちお兄さん」は、2021年7月～9月にかけてテレビ東京系列でアニメ放送が行われました。子供向け教育番組の出演者たちの知られざる心の闇を描いた作風や、豪華声優陣の起用に対するアンチコメントが相次いだものの、視聴者の共感を呼ぶセリフが注目を集め、アニメ2期を期待する声も見られます。

子供向け教育番組にて、体操のお兄さんして活躍する「うらみちおにいさん」こと表田裏道は、表面では爽やかな笑顔を見せつつも、内心では自身の将来への不安や、番組企画から無理難題を押し付けられ、心身が削られる日々を送っていました。しかし、子供たちの笑顔や無垢で真っ直ぐな姿は、うらみちお兄さんの癒しにもなっており、時には情緒不安定になりながらも、子供たちに心を救われ、日々を乗り越えていきます。

教育番組の体操のお兄さんらしからぬ言動が目を引くうらみちお兄さんですが、彼のネガティブなセリフは、現代社会を風刺するような内容であり、仕事や人間関係で疲れてしまった大人たちの共感を集めています。以下では、漫画「うらみちお兄さん」から、心から元気になれる名言や名セリフ・名シーンまとめを、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの1つ目は、長い人生の中で、少しでも手を抜いてもいいではないかと考えさせられるうらみちお兄さんの名セリフです。「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さんとして出演する表田裏道は、その日は酒の飲み過ぎが原因で声がガラガラになってしまい、ウサオくんとクマオくんに対して3回呼びかけるところを2回に減らそうと考えます。

ウサオくんとクマオくんの中の人は裏道の後輩であり、ここは先輩の威光を笠にきて要求を呑んでもらおうと試みるも、自分たちにとっての憧れの先輩が、こんなことで諦めて欲しくないと、後輩2人に拒否されてしまいます。これを受け、台本通りに呼びかけ3回をやると思いきや、裏道は、人生のように、諦めても終わらせることが出来ない試合もあると持論を訴えます。

かつて体操の選手として活躍した裏道でしたが、怪我が原因で選手を引退した経歴がありました。今は、子供向けの教育番組で体操のお兄さんとして活躍するも、先の見えない将来や自身の人生への不安等から、情緒不安定に苛まれていました。長い人生だからこそ、時には手を抜くことは大切だけれど、仕事だけは手を抜いてはいけないでしょう。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの2つ目は、社会人であれば、誰もが経験したことのある朝の光景を代弁した名セリフです。目覚まし時計の音で目を覚ました裏道の第一声は、朝が来てしまったことへの憂鬱感であり、一気に現実に引き戻されたような嫌な感覚を表しています。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの3つ目は、頑張ることと同じく、時には休むことも大切だと教えるうらみちお兄さんの名セリフです。うたのお兄さん・いけてるお兄さんこと蛇賀池照は、低レベルの下ネタが好きという一面があり、その日も下ネタが含まれた言葉がツボにはまってしまい、番組を休むことになりました。

子供たちにも、いけてるお兄さんが番組に出られないことを説明しなければならないものの、子供達の前で真実を話すわけにいかず、そこでうらみちお兄さんが以下の言葉を用いて子供たちに事情を説明します。心と頭がおかしくなる前に休むことは、働きすぎて心身とも疲れ気味な日本人が一番必要としているものであり、時には休むことも大切なことを、うらみちお兄さんのセリフを通じて気づかされるでしょう。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの4つ目は、番組の工作コーナーで、はさみの使い方がかなり苦手だったことが発覚したいけてるお兄さんに対してかけた、うらみちお兄さんの名セリフです。ママさんからの人気も高いいけてるお兄さんでしたが、子供達の前ではさみを上手く扱えない自分に絶望し、精神的に病んでしまいます。

子供たちが心配する中、うらみちお兄さんが声をかけ、最後は自分で乗り越えないととアドバイスします。セリフだけ読めば、良いことを言っていると感じられるも、うらみちお兄さんの表情からは、なぜか、そのように思わせない雰囲気が漂っています。いけてるお兄さんへかけた言葉には、うらみちお兄さんの知られざる心の闇が秘められていると感じられるでしょう。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの5つ目は、「信用」と「信頼」は築くことの大変さ、一度それらを失い、再び築き上げることも難しさについて考えさせられる名セリフです。絵が壊滅的に苦手なうらみちお兄さんですが、子供たちの期待に応えようと、巷で人気のアニメキャラクターの絵を描いてあげます。

しかし、うらみちお兄さんの奮闘もむなしく、オリジナルとはかけ離れた独創的な絵に、子供たちは「きもちわるい」「ひじょうしきなレベル」と酷評を浴びせます。この出来事を受け、うらみちお兄さんは、信用と信頼はこんなにも簡単に崩れるものだと実感し、同時に、それらを再び築き上げることも難しさも感じました。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの6つ目は、子供たちと離れて1人で遊ぶカズキくんへ声をかけるうらみちお兄さんの名セリフです。みんなが体操の時間に入る中、カズキくんだけはイヤイヤな素振りをみせて、みんなの輪に入ろうとしません。何とかカズキくんの気を引こうと思いきや、うらみちお兄さんは、子供のうちはわがままが許されるけれど、大人になったらわがままが通用しないと教えます。

幼いカズキくんには、うらみちお兄さんの言っていることは分からないものの、いずれ大人になれば、お兄さんが言っていたことが分ると諭し、不気味な笑みを見せます。これにはカズキくんもイヤと言えず、みんなと一緒に体操をし始めました。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名シーンの7つ目は、怪しい宗教団体の勧誘をきっぱりと断るうらみちお兄さんの名セリフです。「神様を心から信じれば…」というセリフで信者を増やそうと目論む宗教団体に対して、うらみちお兄さんは、自分のことすら信じることができない人間に、他の何かを信じる余裕はないと持論を持って勧誘を断わります。

また、うらみちお兄さんは、自身の職業は子供たちの信頼がなければ、成り立たない仕事だと言い放っており、神様など不確かなものよりも、今を生きる人間を信じることの方がずっと大事だと訴えているでしょう。子供が大好きなうらみちお兄さんは、子供たちの信頼を裏切らないように何事も熱心に取り組むも、苦手な分野では奮闘も空回りし、子供たちの期待を裏切るような結末を迎えています。

漫画「うらみちお兄さん」と言えば、体操のお兄さんこと主人公・表田裏道が見せる裏の顔や、それらを目の当たりにした子供たちとのシュールなやり取りが魅力である一方、子供たちから思わぬ質問が投げかけられ、答えに困るお兄さんたちの姿も隠れた名シーンとなっています。以下では、「うらみちお兄さん」から、純粋無垢な子供たちの質問と答えを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

純粋無垢な子供たちの発言は、時には大人たちの心を傷つけるようなきついものもあり、うらみちお兄さんこと表田裏道は、みきちゃんという女の子から、結婚して子供がいない理由を聞かれ、思わず返答に困ってしまいます。みきちゃんのお父さんは、うらみちお兄さんよりも若いのにすでに結婚して子供がおり、それに引き換え、うらみちお兄さんは結婚どころか、結婚したいと思える相手とも巡り合えていません。

結婚願望がないように思えるうらみちお兄さんも、さすがにみきちゃんからの質問にはこたえたものの、幸せは人によって感じ方が違うことや、独身でも幸せだと思える瞬間があれば、自分は不幸せではないと子供たちに諭します。情緒不安定になりそうな自分を落ち着かせるように聞こえるものの、結婚だけが幸せではないと、改めて気づかさせるような名セリフでしょう。

番組のおたよりコーナーに、ハルコちゃんという女の子から、うたのお姉さんこと多田野詩乃へ結婚に関する質問が寄せられました。それは、うたのお兄さんと体操のお兄さんのどちらと結婚したいという内容で、結婚に焦るうたのお姉さんの地雷を踏むようなものでした。私生活では、彼氏と6年間同棲しているお姉さんですが、彼氏は芸人として売れないせいもあり、結婚を催促してもいつもスルーされていました。

年齢的にも早く結婚したいと願うお姉さんは、男は見た目や愛嬌で選ぶと苦労する、結婚相手を選ぶときは、相手の色んな面を見るべきと持論を出します。子供たちの手前、あまり過激なことは言えないので、ここはやんわりとした内容で答えたうたのお姉さんでしたが、大人の視点から見れば、お姉さんの心の闇が垣間見えた答えだったでしょう。

情緒不安定な主人公・うらみちお兄さんと子供たちのシュールなやり取りから、数多くの名セリフや名シーンが誕生した漫画「うらみちお兄さん」は、主人公のネガティブ要素が強い作風と評されつつも、疲れた大人たちの本音を代弁するかのようなセリフからは、思わず元気がもらえる不思議な魅力があります。以下では、「うらみちお兄さん」の魅力や、作者・久世岳先生の最新作を、あらすじネタバレと共にまとめて紹介します。

日常に潜む社会の闇を皮肉ったブラックギャグが見どころの「うらみちお兄さん」と言えば、爽やかな笑顔の影に潜む・主人公・表田裏道の心の闇でしょう。子供たちからうらみちお兄さんとして慕われる主人公ですが、情緒不安定に陥ると子供たちの前にも関わらず、裏の顔をのぞかせながらネガティブな発言をするなど、教育者らしからぬ言動をみせ、子供たちをドン引きさせています。

うらみちお兄さんの突然の情緒不安定は、子供の前でみっともないと感じられつつも、仕事や人間関係など、日常生活に疲れた大人たちの心の叫びを代弁するかのようなセリフが共感を呼び、読む人の心を軽くしています。

うらみちお兄さんの作者・久世岳先生の最新作「ニラメッコ」は、2019年から「ヤングアニマルZERO」で連載されている作品で、ルームシェアをする若手お笑い芸人たちの奮闘を描いています。「うらみちお兄さん」のヒットをきっかけにひとを笑わせることを題材にした作風への挑戦から「ニラメッコ」が誕生しました。いつか売れる日を目指し、必死に頑張る男たちの姿が見どころです。

「うらみちお兄さん」は、2021年にアニメ放送が行われ、原作漫画の名セリフ・名シーンの登場はもちろん、出演する声優陣の豪華さも話題を呼び、声優の無駄遣いとのアンチコメントが寄せられました。以下では、豪華声優陣の共演や迫真の演技力が注目を集めた、「うらみちお兄さん」のアニメ声優キャストを、演じたキャラのプロフィールやあらすじネタバレと共にまとめて紹介します。

「うらみちお兄さん」の主人公で、通称:うらみちお兄さん、子供向け教育番組「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さんで、笑顔が爽やかな好青年です。一方で、仕事や人間関係によるストレスや、将来への不安から情緒不安定になりやすく、突然、ネガティブな感情に苛まれたり、子供たちにも大人の闇をやんわりと話すなど、根暗な性格であるものの、子供たちの応援や笑顔に励まされ、毎日をなんとか乗り切っています。

うらみちお兄さんこと表田裏道のアニメ声優キャスト・神谷浩史さんは、1975年千葉県生まれ、茨城県出身の声優・ナレーター・歌手で、1994年から声優活動を行っています。声優・神谷浩史さんの主な出演作品は、アニメ「進撃の巨人」リヴァイ役、「斉木楠雄のΨ難」斉木楠雄役、「夏目友人帳」夏目貴志役、「ブルーロック」絵心甚八役等です。

「ママンとトゥギャザー」のウサオ君の着ぐるみの中の人物で、表田裏道ことうらみちお兄さんは体育大学の先輩、大学では陸上部に所属し、走高跳の選手として活躍しました。うらみちお兄さんにちょっかいを出しては八つ当たりを食らったり、陰口を本人に気づかれるなど、間の抜けた一面が玉にキズである一方、うらみちお兄さんとはそれなりに仲が良く、お兄さんの自宅に遊びに行くこともあります。

兎原跳吉のアニメ声優キャスト・杉田智和さんは、1980年生まれ、埼玉県出身の声優で、1998年から声優活動を行っています。声優・杉田智和さんの主な出演作品は、アニメ「銀魂」坂田銀時役、「ジョジョの奇妙な冒険」ジョセフ・ジョースター役などです。2019年には、You Tubeチャンネルを開設し、チャンネル登録者数は2022年3月時点で76.9万人を突破しました。

「ママンとトゥギャザー」のクマオ君の着ぐるみの中の人物で、うらみちお兄さんの体育大学時代の後輩、兎原とは寮の同居人、弓道部に所属していました。人付き合いが苦手な性格から、普段は寡黙で表情を表に出すことはないものの、うらみちお兄さんとはかなり良好な関係を築いています。また、うたのお兄さんこと池照とも親しく、さりげなく彼をフォローするなど優しい一面を見せています。

熊谷みつ夫のアニメ声優キャスト・中村悠一さんは、1980年生まれ、香川県出身の声優・ナレーターで、2001年から活動しています。声優・熊谷みつ夫さんの主な出演作品は、アニメ「マクロスF」早乙女アルト役役、「ジョジョ5部・黄金の風」ブローノ・ブチャラティ役、「呪術廻戦」五条悟役、海外映画「マーベル・シネマティック・ユニバース」キャプテン・アメリカ役等です。

「ママンとトゥギャザー」の歌のお兄さんで、音大卒の元ミュージカル俳優という経歴から歌唱力が高く、ルックスも良いことからママさんからの人気が高い、「いけてるお兄さん」です。仕事は真面目にこなせる一方で、大卒とは思えないほど知能が低く、低レベルな下ネタで大爆笑するなど、外見とのギャップの大きさが残念なお兄さんでしょう。

蛇賀池照のアニメ声優キャスト・宮野真守さんは、1983年生まれ、埼玉県出身の声優・歌手・俳優であり、子役活動を経て、2001年から声優として活動しています。声優・宮野真守さんの主な出演作品は、アニメ「DEATH NOTE」夜神月役、「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ役、「銀河英雄伝説 Die Neue These」ラインハルト・フォン・ローエングラム役、「鬼滅の刃」童魔役等です。

「ママンとトゥギャザー」のうたのお姉さんで、有名音大卒のエリートであるものの、自身の運のなさ・タイミングの悪さから、アイドル歌手からものまね歌手・ナイトクラブのジャズシンガーを経て、現在に至ります。同棲中の彼氏がいるものの、売れない芸人ということもあり結婚する気がなく、また、年齢的なこともお姉さんの結婚願望を強めており、それらが話題に出ると重い仕返しを繰り出しています。

多田野詩乃のアニメ声優キャスト・水樹奈々さんは、1980年生まれ、愛媛県出身の声優・歌手・ナレーターで、1998年から活動を行っています。声優・水樹奈々さんの主な出演作品は、アニメ「NARUTO」日向ヒナタ役、「ハートキャッチプリキュア」花咲つぼみ （キュアブロッサム）役、「若おかみは小学生!」秋野真月役、「ワンピース」光月日和（小紫）役等です。

MHK・販売企画部の若手社員で、バンドマン時代の名残りがある長髪・ピアスが特徴です。表向きは人当たりがよさそうに見えるも、実際はうらみちお兄さん以上に情緒不安定な一面を持ち、突然起こり出すなど、感情の起伏の激しさが玉にキズでしょう。うらみちお兄さんからは、似た者同士として気にかけられるも、元来の激しい性格が災いし、うらみちお兄さんを怖がらせています。

木角半兵衛のアニメ声優キャスト・木村良平さんは、1984年生まれ、東京都出身の声優・俳優で、子役活動を経て、1996年から声優活動を行っています。声優・木村良平さんの主な出演作品は、アニメ「東のエデン」滝沢朗役、「黒子のバスケ」黄瀬涼太役、「刀剣乱舞シリーズ」和泉守兼定役、「マクロスΔ」キース・エアロ・ウィンダミア役等です。

共感できる名セリフや、笑いがこみあげてきそうなブラックギャグが支持される漫画「うらみちお兄さん」は、主人公たち大人キャラのリアルな心情が面白い魅力である一方、ネガティブ要素強めな作風から、アンチコメントが相次ぎました。以下では、読者によって好みがもっとも分かれやすいとも評された、「うらみちお兄さん」が気持ち悪いと炎上した理由について、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

大人の闇をブラックジョークに描いた「うらみちお兄さん」は、Twitterでの反応から急きょ、WEBコミックとしての配信が決定した経歴を持ち、仕事や人間関係に悩む読者の共感を呼びました。しかし、一部では、「うらみちお兄さん」に対する厳しい評価も見られ、子供向け教育番組の出演者が抱える心の闇という斬新な設定や、子供たちの前にも関わらず、主人公が大人の愚痴をこぼすなど、ありえないシーンが描かれています。

主人公が愚痴をこぼすシーンは、ブラックギャグとして受け入れられつつも、読者の中には、ギャグではなく、単に愚痴をこぼしているだけと捉えてしまう方もおり、作品に対する厳しい評価につながったでしょう。アニメ化もされた漫画「うらみちお兄さん」は、読み手によっては面白いと感じられるものの、巷でのアンチコメントの多さが、「うらみちお兄さん」の低評価につながり、炎上を引き起こしたでしょう。

「うらみちお兄さん」で描かれる主人公たちの心の闇は、似たような悩みを抱える自分の心の声を代弁しているような作風と、思わず笑ってしまいそうなギャグ要素が面白い一方で、そのような作風自体が受け入れられないという、アンチな意見も見られます。例えば、主人公のネガティブな考えや、自分の愚痴を延々と語る様子、仕事モードのオン・オフの切り替え時の表情の変化などが気持ち悪いと言われています。

また、内容なブラック過ぎることや、子供に教える立場の人間として相応しくないセリフ、ボケ・ツッコミが面白くないなどの意見も見られます。ストーリーの序盤は、主人公が精神的にネガティブになっていくものの、子供たちとの交流や笑顔に癒され、だんだんと前向きな考えになっていくというものですが、やはり、主人公の下向きな考えが、読者には受け入れがたいものがあったでしょう。

原作漫画でも厳しい意見が相次いだ「うらみちお兄さん」は、アニメ版でもアンチコメントが浮上し、声優キャスト陣の豪華さが、炎上を引き起こしました。「うらみちお兄さん」のアニメ声優は、表田裏道役の神谷浩史さんをはじめ、人気と実力を兼ね備えた声優が多数起用され、一部では、ストーリーも相まって、声優のム無駄使いとのアンチな意見が寄せられました。

このように、ネット上の意見では厳しい意見が多いという印象の「うらみちお兄さん」ですが、ストーリー自体は決して悪いものではなく、好きな方ならとことんハマれる、読者の好き嫌いがハッキリしやすい作品とも呼べるでしょう。

ネットのレビューでは、アンチコメントや低評価が目立つ「うらみちお兄さん」ですが、笑いがこみあげてきそうなストーリーや、日常生活に疲れた心を癒す名言・名シーンの数々が高く評価され、原作漫画・アニメ共に注目が高まっています。以下では、心に元気と活力を与えてくれるような名言・名セリフが支持される、「うらみちお兄さん」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介します。

読者の間で賛否両論が飛び交った「うらみちお兄さん」は、子供向け番組の出演者らしからぬ主人公たちの言動に対する批判やアンチコメントが相次いだ一方、現代人の心の闇を風刺的に描いた作風は、似たような悩みを抱える読者の共感を呼びました。子供たちの前で大人の愚痴を吐くのは良くないことですが、読み進めることで自身の心のモヤモヤが取り除けた、心が落ち着いたなど前向きな意見も見られます。

「うらみちお兄さん」は、原作漫画だけでなく、アニメ版でもアンチコメントが多く寄せられ、名だたる声優陣の起用に批判の声が殺到したものの、ファンの中には同じシーンを何度見ても笑えるなど、好意的な感想を寄せています。また、内容自体はネガティブであるものの、それらを感じさせない世界観も「うらみちお兄さん」の魅力であり、作品を見て欲しいとの声も寄せられています。

「うらみちお兄さん」と言えば、名言や名シーンまとめで取り上げたネガティブだけど、疲れた心を癒してくれるセリフの数々が魅力であり、かつ、主人公の根暗な性格を感じさせない作風が、ファンを虜にしています。子供向け教育番組の出演者・関係者らしからぬ大人たちの言動のギャグテイストに表現した展開は、多くの笑いを誘い、何度見返しても面白いとの感想や評価が寄せられています。

「うらみちお兄さん」は、作者・久世岳先生の日常の気づきを題材にした作風であり、漫画1話・2話は、久世先生の当時の精神状態をモデルに執筆されたと言われています。一部では、ネガティブな発言が苦手との意見も見られるものの、名言や名シーンのまとめで紹介したセリフや、読者の共感を呼ぶストーリー展開、個性的なキャラなどに癒されたとの感想も寄せられ、「うらみちお兄さん」が好きとの声も多数見られます。

「うらみちお兄さん」は、原作漫画では主人公の終始ネガティブな言動が、アニメ版では声優陣の豪華さが炎上の引き金となり、ネットのレビューでは低評価が目立つ一方、ファンの中には「うらみちお兄さん」を最高のアニメと評する声も寄せています。ストーリーはもちろん、まるで原作漫画を読んでいるようなアニメ版での再現度の高さも高く評価されており、作品自体は良いことがうかがえるでしょう。

うらみちお兄さんこと表田裏道と言えば、社会や人間関係によるストレスや、自身の将来の不安などが原因で情緒不安定になりやすく、子供達の前でも闇深い姿を見せることが、作品へのアンチコメントの引き金となりました。しかし、うらみちお兄さん自身は子供が大好きで、彼らの笑顔に救われることも多く、少し問題点があるものの、基本的には優しい性格の持ち主で、女性ファンからの人気が高いキャラクターです。

劇中でのネガティブな言動な玉にキズなうらみちお兄さんこと表田裏道ですが、情緒不安定さえ出なければ爽やかなイケメンであり、子供たちに優しく接する姿は理想の男性像を絵に描いたようでしょう。また、女性ファンの中には、うらみちお兄さんのような彼氏が欲しい、うらみちお兄さんと結婚したいなどのコメントも寄せており、うらみちお兄さんの人気の高さがうかがえるでしょう。

「うらみちお兄さん」と言えば、今回まとめで紹介した名言・名シーンだけでなく、うらみちお兄さんを初めとする登場人物のキャラの濃さも、作品の魅力に挙げられます。かっこいい外見と残念な中身とのギャップが激しいうらみちお兄さん・いけてるお兄さんのように、観る者の予想を良い意味で裏切るようなキャラや言動も、ストーリーを更に面白くしており、癖の強いキャラ設定が良いとの感想も寄せられています。

漫画「うらみちお兄さん」の名言や名セリフ・名シーンのまとめ、作品の面白い魅力、アニメ声優キャストまとめ、「うらみちお兄さん」が炎上した理由などを、あらすじネタバレを交えながらまとめて紹介しました。社会の闇を風刺的に描いたブラックギャグが癖になりそうな「うらみちお兄さん」は、読者の共感を呼ぶセリフの数々が注目され、日常生活での心の疲れを癒してくれるような作風が支持を集めています。