うらみちお兄さんの過去編（大学時代）はどこで読める？彼女や登場キャラは？

「うらみちお兄さん」は2017年5月から、Webコミック配信サイト「comic POOL」にて連載されているブラック・コメディ漫画です。同作は第3回「次にくるマンガ大賞」において「Webマンガ部門」の第1位を受賞し、2017年度には「WEBマンガ総選挙」において「インディーズ部門」の第1位も獲得しています。さらに、テレビアニメは2021年7月6日から9月28日にかけて、全13話がテレビ東京系列で放送されていました。

31歳の主人公・表田裏道は子ども向けの教育番組「ママンとトゥギャザー」に体操のお兄さん、通称「うらみちお兄さん」として出演しています。普段は子どもたちに笑顔で接する優しいお兄さんですが、時折心の闇や裏の顔が垣間見えてしまいます。そして、はどこか達観している番組出演者・スタッフの中で、表田裏道は辛くてしんどくて何もしなくないなどの大人社会への暗雲に飲み込まれ、不安定になりながらも日々を生きています。

「うらみちお兄さん」の過去編（大学時代）のエピソードは、各単行本（コミック）の巻末で読むことができます。現在の表田裏道は心に闇を抱え、だいぶ病んでいるキャラですが、いつからそんな風になってしまったのかは不明となっています。ただ、社会に出る前の大学時代の彼はまだ純粋で、女性からもモテモテの青年だったようです。次に、そんな表田裏道の大学時代を描いた過去編のあらすじをネタバレでみていきます。

「うらみちお兄さん」の過去編は、熊谷みつ夫と兎原跳吉のいる学生寮の部屋に表田裏道が加わるところからスタートします。ルームメイトとして共同生活をすることになった3人でしたが、体操のエースとして学内でも有名人の表田裏道に対し、熊谷みつ夫と兎原跳吉はやや緊張していました。

そして、表田裏道の方が年上なこともあり、初めのうちは互いにつかず離れずの関係を維持し、それほど親しくする姿は描かれていませんでした。しかし、そんな彼らの関係も徐々に変化していき、兎原跳吉が怪我をしたり、一緒に買い物に出掛けたりするうちに打ち解けていきます。

「うらみちお兄さん」の過去編（大学時代）には、表田裏道の大学寮のルームメイトである熊谷みつ夫と兎原跳吉の他に、表田裏道の大学の同級生である猫田というキャラも頻繁に登場します。さらに、ママンとトゥギャザーの同僚たちの過去も描かれており、高校生だった蛇賀池照（池照お兄さん）や、ものまね演歌歌手時代の多田野詩乃（詩乃お姉さん）、池照の姉も登場します。

ただ、表田裏道との絡みはあまりないようです。それでも、過去編ではイケメン高校生ながら時計が読めない蛇賀池照や、多田野詩乃の黒歴史、子犬時代の小百合さん（蛇賀姉弟の飼い犬）なども描かれており、非常に面白いと話題になっています。

「うらみちお兄さん」では子ども向けの教育番組「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さんでありながら、心の闇を抱える表田裏道の苦悩と葛藤の日々を痛快に描かれています。次に、そんな現在は裏表の激しい表田裏道の大学時代の人柄や彼女はいたのかどうかについてネタバレでみていきます。

大学時代の表田裏道は、体操のエースとして学内でもかなりの有名人でした。しかし、大学時代の表田裏道はなぜかいつも無表情で、体操に打ち込むスポーツマンらしさや運動選手にありがちな暑苦しさとは程遠い印象を抱かせます。また、感情の起伏自体が乏しく、常にテンションが低めの大学時代の表田裏道ですが、だからといって、他人に対して冷たいわけではなく、どこかミステリアスな雰囲気を纏っています。

そして、熊谷みつ夫から「割とすごく苦手」と断言されるほど、危うさを持ち合わせる青年としても描かれています。しかし、本編でも匂わされた父親との確執を感じさせる描写も大学時代から既にあり、冬休みの長期休暇には実家に帰らず、ひたすら自主練をして年末年始を過ごしていたようです。

そして、そんな彼に対して「真面目ですね」と言う熊谷みつ夫に「真面目って、人に言われたことをやるだけとは違うだろ」と返答する表田裏道。このときもやはり無表情のままで、このセリフを表田裏道がどんな気持ちで発したのかを計り知ることはできませんでした。

現在のようなブラックなお兄さんになる前の表田裏道は、体操のエースとして学内でスーパースター扱いされていました。さらに、学生時代の表田裏道は、真面目でストイックに練習に励む体操のエースという肩書きもあり、クール系イケメンとしてかなり女性からモテていたようです。

さらに、表田裏道に好意を寄せる女性たちが、彼と同室の兎原跳吉に彼の様子を尋ねるなど、表田裏道の私生活を気にする様子も描かれています。しかし、そんなモテモテな大学時代の表田裏道ですが「彼女はいない」と断言しており、自分がモテることを喜んでいる感じもありませんでした。そのため、彼に好意を寄せる女性たちはそんな近寄りがたい雰囲気の表田裏道のことを遠巻きで見つめていたようです。

ここまで「うらみちお兄さん」の心に闇を抱える主人公・表田裏道の過去編（大学時代）をネタバレで紹介し、表田裏道が大学時代には常に無表情でミステリアスな雰囲気を纏っていたこと。彼女はいないけれど女性からモテモテだったことなどが分かりました。次に「うらみちお兄さん」の主要キャラを一覧でみていきます。

主人公・表田裏道は「ママンとトゥギャザー」で「うらみちお兄さん」の通称で呼ばれている体操のお兄さんです。年齢は31歳、身長は175㎝、血液型はAB型の元体操選手で独身です。また、体操のお兄さんでありながら、心の闇が深く、酒好きかつ喫煙者で、好きな食べ物はへしこ、筋トレを趣味としています。

蛇賀池照は「ママンとトゥギャザー」で「いけてるお兄さん」の通称で呼ばれる歌のお兄さんです。年齢は27歳、身長は184㎝、血液型はO型、音大卒で長身と甘いルックス、美声を持つ元ミュージカル俳優です。周囲の空気が読めない天然な性格をしており、普段は常におにぎりのことを考えています。

多田野詩乃は「ママンとトゥギャザー」の歌のお姉さんで、有名音大卒ながら、かつてはアイドル歌手やものまね演歌歌手、ナイトクラブのジャズ歌手など様々な仕事を転々としていました。年齢は32藍、身長は162㎝、血液型はA型、売れないお笑い芸人の彼氏と同棲中です。

兎原跳吉は「ママンとトゥギャザー」で「ウサオ君」の着ぐるみを着ている中の人です。年齢は28歳、身長は182㎝、血液型はO型、表田裏道の大学の後輩で独身です。表田裏道にちょっかいを出し、彼に八つ当たりされることも多い兎原跳吉ですが、半ば強引に表田裏道の家に押し掛けることもあります。

熊谷みつ夫は「ママンとトゥギャザー」で「クマオ君」の着ぐるみを着ている中の人です。年齢は28歳、身長は176㎝、血液型はA型、福井県出身で、趣味は釣り、彼も表田裏道の大学の後輩です。普段は無表情で人付き合いは苦手な様子ですが、猫の前では笑顔になります。

こちらは「うらみちお兄さん」に関するツイートです。「うらみちお兄さん」の原作漫画がとても面白いと高く評価されており、テレビアニメや豪華声優陣も絶賛されています。

こちらも「うらみちお兄さん」に関するツイートです。「うらみちお兄さん」の最終回について、彼らのいつもと変わらない日常で締める、王道ながら良いラストだったと評価されています。

こちらも「うらみちお兄さん」に関するツイートです。「うらみちお兄さん」のテレビアニメ第1期を楽しんだという感想で、今後の原作やアニメ第2期にも期待しているそうです。

いかがでしたか？「うらみちお兄さん」の過去編（大学時代）のあらすじをネタバレで紹介し、大学時代の表田裏道は無表情でミステリアスな雰囲気を纏っていたことや、彼女はいないけれど女性にモテモテだったことなどが分かりました。さらに「うらみちお兄さん」のキャラを一覧で紹介し、他のキャラも過去編に登場していることも分かりました。今後も「うらみちお兄さん」のストーリーやキャラ達の活躍に期待していきましょう！