2022年06月29日公開
2022年06月29日更新
【魔女の宅急便】ジジの最後のセリフは?喋れなくなった理由はキキが変わったから?
宮崎駿さんが監督を務めたジブリ映画『魔女の宅急便』に登場するジジについて詳しくまとめていきます。ジジは『魔女の宅急便』の主人公・キキの相棒です。『魔女の宅急便』のジジの最後のセリフは何だったのでしょうか?今回は気になるジジの最後のセリフや言葉が喋れない理由など、ジジに関することをまとめていきます。また『魔女の宅急便』の原作でのジジのその後についても紹介していきます。
目次
魔女の宅急便のジジとは?
魔女の宅急便のジジ pic.twitter.com/sjjJrnnPAF
— ジブリがいっぱい (@dydhfddhf1) June 22, 2022
ジジはジブリ映画『魔女の宅急便』に登場するキャラクターです。本記事では『魔女の宅急便』に登場するジジについて、プロフィールや喋れなくなった理由、また原作でのジジのその後についてまとめていきます。『魔女の宅急便』に登場するジジについて詳しく知りたいといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。
魔女の宅急便の作品情報
魔女の宅急便の概要
視聴。物理的な身体の成長を経て心も大きく大きく成長していって。。最後の顔つきが大人びて見える。。ジジかが話せなくなったのか、キキがジジの言葉を分からなくなったのか、、、色々な感じ方を調べるの楽しい。。。#魔女の宅急便 pic.twitter.com/d7oiG4MVE7
— 音 (@2167111111y) June 20, 2022
ジブリ映画『魔女の宅急便』は、スタジオジブリで製作された宮崎駿監督による作品です。1989年に公開された『魔女の宅急便』の原作は、角川栄子さんによる同名児童文学シリーズです。主人公である魔女の血を持つ少女・キキが様々な人たちと出会い、成長する姿が描かれたファンタジー作品です。2014年には『魔女の宅急便』の実写映画が公開されています。
魔女の宅急便のあらすじ
13歳になった主人公の少女・キキは、古くから伝わる魔女のしきたりによって、魔女がいない街に行き、そこで1年間修行を積むことになります。黒猫のジジと満月の夜に旅立ったキキは、都会のコリコに住むことを決め、グーチョキパン屋に居候させてもらうことになります。そこで、ホウキで空を飛ぶ魔法を使って、宅急便の仕事を始めることにするのです。様々な困難にぶつかりながら、1人の少女が成長していきます。
ジジのプロフィール
あっ。ちぇっ、ちぇっ。気取ってやーんの。 ジジ / 魔女の宅急便 pic.twitter.com/mxxLvFVgwM
— スタジオジブリ名言bot (@jiburicollecti2) June 27, 2022
ジジはオス猫で年齢は13歳です。魔女の世界では、女の子が生まれると同じ年に生まれた黒猫を一緒に育てるという習わしがあり、ジジもキキが生まれた時からずっと一緒にいるのです。ジジは全身が真っ黒で、大きな目が特徴的です。
魔女の宅急便のジジの最後のセリフや言葉を考察
考察①ジジが人間の言葉で喋る最後のセリフ
#魔女の宅急便
— アサリー/ASARY (@NGY98966597) April 29, 2022
ちなみにジジは「今行く!」のセリフを最後に、一切言葉を発さなくなります。 pic.twitter.com/0CfEEol1AA
魔女の宅急便のジジの最後のセリフや言葉を考察の1つ目は、ジジが人間の言葉で喋る最後のセリフについです。『魔女の宅急便』の物語の途中で、キキは突然空を飛べなくなります。そのあたりから、ジジが人間の言葉を喋れないようになるのです。人間の言葉で喋る最後のセリフは、近所に住んでいた白猫のリリーと仲良くなったジジが「リリーっていうの。今行く」とキキに紹介した時です。
この最後のセリフは、キキがトンボの家へ配達に行く前にした会話であり、ジジはリリーのところへ遊びに行こうとしている時でした。ジジが人間の言葉で喋る最後のセリフは、キキとジジが新しい街で暮らし始め、それぞれが別々の道を歩みはじめていることを表すセリフなのではないかという考えがあります。
考察②ジジがラストで鳴くシーンの意味
魔女の宅急便🪄🐈⬛✨
— りり (@Riri_nbo) April 29, 2022
ラストは毎回のように感動する🥲 pic.twitter.com/3nLmTRIhCU
魔女の宅急便のジジの最後のセリフや言葉を考察の2つ目は、ジジがラストで鳴くシーンの意味についてです。『魔女の宅急便』のラストシーンでキキが飛行船にぶら下がっているトンボをを空中で受け止め、助けることに成功した直後、ジジがキキの肩に乗って「ニャー」と鳴きました。これが作中でのジジの最後のセリフであり、今後もジジが人間の言葉で喋ることはないと暗示しているのではないかという考えがあります。
魔女の宅急便のジジが喋れなくなった理由
ジジが喋れない理由を考察
『魔女の宅急便』で、雨の中を料理運ぶシーン。
— 芳賀 有一郎 (@Yuichiro_Junior) July 28, 2021
よく考えたら、猫のヒゲに派手に火花が飛ぶほど帯電してる空気の中を飛ぶって、死にたいとしか思えないよな。 pic.twitter.com/bShYtZCvRX
キキは仕事で荷物を運んでいる最中に大雨に遭い、その後風邪をひいて寝込んでしまいます。元気になったキキの元にジジも帰ってきますが、普通の猫のようになっており、キキはジジの言葉が理解できないのです。ジジと喋れないこと、空を飛べなくなっていることで、キキは自分の魔法の力が弱まったことに気づきます。ここからは、ジジが喋れない理由を考察していきます。
考察①キキの魔法の力が弱まった
ジジのぬいぐるみ落とした時は「最悪なことなった!」って思ったけど、カラスの巣に落っこちなかったらウルスラに出会ってなかった
— うで ほっそり (@Ude_Hossoly) March 27, 2020
→ウルスラに出会えてなかったらこのスランプを脱せてなかった
→『今自分に起きてる不運は将来自分を助ける伏線だ』という教訓を得た❗#魔女の宅急便 pic.twitter.com/Jov6VpOgby
『魔女の宅急便』のジジが喋れなくなった理由を考察の1つ目は、キキの魔法の力が弱まったからです。キキがジジと会話できていたのは、キキの魔法の力によるものだったのではないかという考えです。魔法の力によるものであるのなら、ラストでトンボを助けるためにキキがデッキブラシで空を飛んだにもかかわらず、ジジが人間の言葉ではなく「ニャー」と鳴いたことについて疑問が残ります。
この時、ジジが喋れないことについては完全にホウキで飛べるほどにまで、キキの魔法の力が回復していなかったからではないかと推察されているのです。そして、完全に魔法の力が戻ることで、ジジの声はまた聞こえるようになるのではないかと考えられています。
考察②キキが恋をした
魔女の宅急便だって、トンボがキキをナンパしてるんだぞ。
— 話聞き屋 桜井🌺 (@sakurai7715) September 29, 2019
最初は「何だこの軽い男💢」と思っていたキキも、何度も自分に好意を持ち、アプローチしてくるトンボのことを徐々に好きになっていく。
つまり、世の男たちはもっと好きな女性にアプローチした方がいいということだ。 pic.twitter.com/J4CLyQHsUa
『魔女の宅急便』のジジが喋れなくなった理由を考察の2つ目は、キキが恋をしたからです。ジジが人間の言葉で喋らなくなったのは、キキが人間の男の子に恋をしたからではないかという考えです。キキはトンボと出会ったことで、少しずつ惹かれていきます。
魔法の力が弱まったキキが復活するきっかけとなったのは、トンボを助けたいという恋の力によるものでしたが、その代償としてジジと話すことができなくなったのではないかと考えられているのです。
考察③ジジが恋をした
魔女の宅急便に出てくるジジのガールフレンドになる白猫の名前リリーなんだってねฅ^•ω•^ฅ pic.twitter.com/dKSZjWy5TS
— ☆Diamond Lily☆(yrk) (@Lily_y18) April 29, 2022
『魔女の宅急便』のジジが喋れなくなった理由を考察の3つ目は、ジジが恋をしたからです。ジジは近所の家に住む白猫のリリーに好意を抱いていました。ジジが喋れなくなったのが、恋の始まりの時期と重なっていることから、ジジが恋をしたことで普通の猫として生きていくことを選んだのではないかという考えです。また、人間の飼い猫に恋をしたことで、ジジの魔法の力が弱まったのではないかという考えもあります。
考察④キキが成長した
人生で2回目の『魔女の宅急便』観ているんですが、2回目観ると序盤の両親の表情や父親がキキを持ち上げる場面でめちゃグッときますね。多分この話は日本で56億8000万回くらいコスられた話なんでしょうが。知らないので凄い感動しています。 pic.twitter.com/BQ4Pax6Xku
— 小悪魔な肺炎 (@play_doll_1982) June 26, 2022
『魔女の宅急便』のジジが喋れなくなった理由を考察の4つ目は、キキが成長したからです。キキが成長し大人になったことで、ジジと話せなくなったのではないかという考えがあります。キキが成長していく中で、魔法が使えなくなることもありましたが、最後にはデッキブラシで空を飛び、乗り越えました。これまで良き話し相手であったジジは、成長したキキにとって、もう必要ないのではないかという考えです。
『魔女の宅急便』のラストで、キキが空を飛びトンボを助けたシーンでも、ジジは人間の言葉を喋ることはありません。しかし、トンボを助けたその後に、キキの肩にジジが飛び乗ってくるシーンを見て、2人は話すことができなくても、分かり合えるようになったのではないかという考えもあります。
ジジが喋れない理由に関する宮崎駿監督の見解
悪いやつをやっつければこの世はよくなるという考え方、
— アーティストの作品と言葉 (@aart_bot) June 27, 2022
あれはもうやめようと思っている。
そうじゃなくて、
こうなったのはみんなのせい。
みんなで一緒にやっちゃったんだというふうに思わないと、
なにも道は生み出せないと思う。
宮崎駿 pic.twitter.com/j1WemoyY2q
ジジが喋れない理由に関して宮崎駿監督は、ジジの声はもともとがキキ自身の声であり、キキが成長したため、ジジの声が必要なくなったという見解を示しています。また変わったのはジジではなくキキとコメントしています。ジジが喋れない理由について様々な考察がありましたが、ジジが話している声は、キキ本人の心の声だったのです。
自分の中にもう1人の自分を表すことで、悩みながら自問自答していたのです。キキは故郷を離れ、新しい街で経験を積み、様々な人と出会いました。魔法が使えなくなることもありましたが、大切な人たちの存在に気づきます。キキが成長したことで独り立ちでき、ジジの声が必要ないくらいになったのです。
魔女の宅急便のジジの原作でのその後
ジジは原作では人の言葉をずっと喋っている?
ボク、明日には白猫になってると思うよ#ねこの日 #魔女の宅急便 pic.twitter.com/bHNubGK1Js
— たみぃ🍮@ジブリ垢 (@1128tamii) February 22, 2018
『魔女の宅急便』の原作である角川栄子さんの同名児童文学シリーズでは、13歳のキキが魔女の修行に出るところから、映画のその後となるトンボと結婚して子どもができ、キキが35歳になるまでが描かれています。原作の中で、キキの魔法の力が弱まったことで、ジジの言葉にも影響を与えたというエピソードがあったようですが、キキとジジは仲良く一緒に暮らし、原作のジジは人の言葉をずっと喋っていました。
ジジは原作では結婚して子供ができる?
✨【魔女の宅急便】
— ジブリの森♡大好き (@ziburi_daishuki) May 29, 2022
ジジとリリーの子供たち♡ pic.twitter.com/vSXcrKbEDj
『魔女の宅急便』のジジの原作でのその後は、ジジも結婚して18匹の子どもを持つ大家族のお父さんになっています。ジブリ映画『魔女の宅急便』のエンディングでは、ジジが4匹の子猫と一緒にいる姿が流れます。子猫たちの特徴は、リリーによく似た白猫が3匹とジジにそっくりな黒猫が1匹でした。ジジはリリーと出会って一目惚れし、そこから仲良くなった2匹は結婚し、4匹の子供が生まれたようです。
魔女の宅急便のジジに関する感想や評価
魔女の宅急便やってる。何度みてもジジの言葉がわからなくなるシーンはつらいな。恋をしたからわからなくなったのかな。
— すってんころり (@natsukoro111) April 29, 2022
『魔女の宅急便』のジジに関する感想や評価において、何度見てもジジの言葉が分からなくなるシーンが辛いというコメントが寄せられています。『魔女の宅急便』は好きだけど、ジジの言葉が分からなくなったことが切なくて辛いという感想が多く寄せられています。
魔女の宅急便はラストのジジで毎回寂しい気持ちになってしまう
— ハッサン (@dbhassan3) April 29, 2022
『魔女の宅急便』のジジに関する感想や評価において、『魔女の宅急便』はラストのジジで毎回寂しい気持ちになってしまうというコメントが寄せられていています。最後までキキがジジの言葉が分からないことが寂しいというコメントが多く寄せられています。
魔女の宅急便を見ていたけど、エンディングにあるその後の映像が好き。
— 関東のマドックス (@k_mad08) April 29, 2022
キキが魔女として成功して良かった。
ジジの声はおそらく、復活しないままだよね?
『魔女の宅急便』のジジに関する感想や評価において、エンディングにあるその後の映像が好きだというコメントが寄せられています。『魔女の宅急便』のエンディングでは、リリーによく似た白猫3匹とジジにそっくりな黒猫1匹がジジと一緒にいるシーンがあり、ジジがお父さんになったことが描かれていました。
魔女の宅急便のジジの最後のセリフまとめ
いかがでしたか?『魔女の宅急便』の登場キャラクター、ジジのプロフィールやジジの最後のセリフについてみていきました。またジジが喋れなくなった理由についてもみていきました。知れば知るほど奥が深い『魔女の宅急便』を、再度ご覧になってはいかがでしょうか?