【魔女の宅急便】トンボの年齢は何歳？本名や声優・実写キャストも紹介

『魔女の宅急便』に登場するマル眼鏡がトレードマークのトンボは、フルネームやニックネームであるトンボの名前の由来が設定されていません。ネット上ではトンボというニックネームはマル眼鏡やプロペラ付き自転車で飛ぶことに興味があるという二つの要素に関連して付いているのではと予想されています。そこで、ここからはトンボの本名や年齢を紹介していきます。それではまず『魔女の宅急便』の作品情報からご覧ください。

『魔女の宅急便(まじょのたっきゅうびん)』とは、角野栄子による児童書を原作としたスタジオジブリ制作のアニメ映画です。キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」。宮崎駿監督の長編映画としては初の他者原作による作品で、1989年7月29日に公開されました。

ここでは『魔女の宅急便』のあらすじを簡単にネタバレしていきます。主人公は魔女の血を受け継ぐキキです。のどかな田舎町に住んでいたキキはある日、魔女として生きるため、古くからのしきたりに従い13歳の満月の夜に旅立つことにします。しかし、旅の途中で降り立った街はキキが住んでいた田舎町とは違って都会的で、人々のよそよそしい態度に戸惑ってしまいました。そんなキキを助けたのが当記事で紹介するトンボです。

『魔女の宅急便』の物語序盤でキキを助け出したトンボは、飛行グラブに所属している少年です。空に憧れを抱く明るい少年で、愛嬌のある性格ゆえに町中に多くの友達がいます。彼が所属している飛行クラブは人力飛行機作りを研究していますが、物語終盤ではその研究が成功し、完成した人力飛行機でキキと共に飛行していました。

ネット上ではトンボが何歳なのか気になっている方が多いようです。また先にお伝えした通り、トンボのフルネームも明らかになっていませんが、劇中では本名のみ明かされています。では、ここから『魔女の宅急便』に登場するトンボの年齢や本名を紹介していきます。

『魔女の宅急便』の年齢は14歳です。実際に劇中でトンボの年齢が明かされているわけではありません。しかし、トンボの年齢が魔女の宅急便の原作でキキの1歳年上と書かれており、またアニメ映画においては1歳年上とは書かれていないものの原作と同じく13歳となっていることから、トンボの年齢は14歳ということになります。

次にトンボの本名について。年齢とは違い魔女の宅急便のアニメ映画ではトンボの本名が明かされています。その本名というのが「コポリ」という名前です。トンボの本名が明らかになったシーンは、風邪が治ったキキにオソノさんが「コポリ」という人へパンの配達を頼んだ時です。

その後、キキはコポリという人にパンを配達しに向かうのですが、その届け先でトンボと出会っています。つまり、コポリこそがトンボであり、トンボの本名ということです。ちなみに、魔女の宅急便の原作ではトンボの本名が出てきていません。トンボの本名というのは魔女の宅急便のアニメ映画のみでの設定です。

年齢が14歳ということは、本編登場時のトンボは中学2年生ということになります。そして、中学2年生といえば特有の背伸びしがちな言動が目立つ年頃です。この特徴をオタク用語で中2病というようですが、果たしてトンボの場合はどうなのでしょうか？

まず、トンボは飛行クラブのグループメンバーと共に空を飛ぶ研究をしています。魔女の宅急便のアニメ映画には出てきていませんが、原作に登場する飛行クラブでは「空とぶ靴の研究」や「空飛ぶ絨毯の研究」、そして「空飛ぶ魔女のほうきの研究」といったテーマで分かれています。

トンボの場合はその内の1つ、空飛ぶ魔女のほうきの研究を選択していました。これらの研究テーマを踏まえると、中学2年生頃にありがちな「やればできる」という思い込みで背伸びしていると考えられるため、もしかするとトンボは中2病と言えるかもしれません。

『魔女の宅急便』は原作をもとにアニメ映画と実写映画が公開されています。それぞれアニメ映画『魔女の宅急便』の公開日が1989年(平成元年)7月29日、実写映画『魔女の宅急便』の公開日が2014年3月1日です。では、トンボを演じたアニメ映画の声優と実写映画のキャストは誰なのか？ここからは、トンボの声優と実写キャストのプロフィールと主な出演作品を見ていきましょう。

アニメ映画『魔女の宅急便』にてトンボ役を演じたのは、声優・山口勝平(やまぐちかっぺい)さんです。声優事務所「悟空」は、山口勝平さんが代表取締役として運営しています。また、山口勝平さんは1988年4月から1989年3月まで放送された『どんどんドメルとロン』にてアニメデビューを果たした声優で、1988年からアニメ・ゲーム・吹き替え・ラジオのジャンルを中心に活動しています。

• 1989年～：らんま1/2(早乙女乱馬 役)
• 1993年～：クレヨンしんちゃん(野原ひろし〈5歳時〉 役)
• 1994年～：機動武闘伝Gガンダム(サイ・サイシー 役)
• 1994年～：レッドバロン(紅拳 役)
• 1996年～：赤ちゃんと僕(榎木拓也 役)
• 1996年～：ゲゲゲの鬼太郎(のっぺらぼう 役)
• 1996年～：名探偵コナン(工藤新一、怪盗キッド/黒羽快斗 役)
• 2000年～：ONE PIECE(ウソップ、マツゲ、ドグラ、バリエテ、ニトロ、ランドルフ、ストローマン、ラビットマン、雷刃、マンジャロウ〈偽ゾロ〉、ドスマルシェ 役)
• 2002年～：ガンフロンティア(トチロー 役)
• 2006年～：DEATH NOTE(L 役)

『魔女の宅急便』は2014年3月1日に実写映画が公開されました。実写映画『魔女の宅急便』は原作の第1巻・第2巻をもとにしています。実写キャストはキキ役が小芝風花さん、とんぼ役が広田亮平さん、おソノ役が尾野真千子さん、フクオ役が山本浩司さん、すみれ役が吉田羊さん、ナヅル役が新井浩さん、園長役が志賀廣太郎さんなど。では、ここからトンボの実写キャスト・広田亮平さんのプロフィールと出演作品を見ていきましょう。

実写映画『魔女の宅急便』にてトンボ役を演じた実写キャストは、芸能事務所「舞プロモーション」所属の俳優・広田亮平(ひろたりょうへい)さんです。広田亮平さんは2002年から俳優として活動しており、主な出演ジャンルはテレビドラマ・映画となっています。

また、『GOEMON』『ランチの女王』『トライアングル』の3作品で江口洋介の役の幼少時、『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』『ブラザー☆ビート』で速水もこみちの役の幼少期を演じていました。

• 2003年3月～9月放送のテレビドラマ：NHK朝の連続テレビ小説 こころ(朝倉優太 役)
• 2007年1月放送のテレビドラマ：佐賀のがばいばあちゃん(徳永昭広 役)
• 2007年12月8日公開の映画：マリと子犬の物語(石川亮太 役)
• 2008年4月26日公開の映画：あの空をおぼえてる(深沢英冶 役)
• 2008年5月24日公開の映画：山のあなた〜徳市の恋〜(大村研一 役)
• 2014年3月1日公開の映画：魔女の宅急便(とんぼ 役)

当初は馴れ馴れしく接していたことでキキに鬱陶しがられていたトンボですが、その後順調に仲を深めていきました。では、トンボとキキのその後はどうなったのでしょうか？ここからは、トンボとキキの関係性を解説しつつ、トンボとキキのその後を紹介していきます。

トンボとキキは魔女の宅急便のアニメ映画では「仲の良い友達」という関係の域を出ませんでした。当初はトンボがキキに興味を持ったため、キキとの距離を積極的に縮めようとしています。しかし、その時のトンボが馴れ馴れしかったため、キキはトンボのことを鬱陶しがっていました。その経緯を考慮すれば、最終的に仲の良い友達の域にあることは関係が大きく進展していると言えるかもしれません。

トンボとキキはその後、遠距離恋愛になっています。トンボが順調に高校、大学へと進学したからです。当初は鬱陶しがっていたトンボに対し、キキが恋愛感情を抱いていると確信を持ったのは魔女の宅急便の原作3巻でのことでした。そして、トンボとキキが初めてキスをしたのが4巻です。それから二人の関係は順調に進み、遂に5巻の終わりにて結婚しています。二人の年齢はそれぞれトンボが22歳、キキが21歳でした。

最終的にめでたく結婚したトンボとキキですが、そもそもトンボがキキと結婚したいと思った理由とは何なのでしょうか？劇中ではその理由が明かされていませんが、おそらくトンボにとってのキキはアイドルのような存在だったのだと考えられます。

なぜなら、トンボが出会った当初のキキは一つ年下であるにも関わらず「魔女の宅急便」という店を経営する立派な社会人であり、トンボが研究テーマにしていた「魔女のほうきで飛ぶ方法」を実践している唯一の女性だったからです。そんなキキはトンボにとっての憧れの存在だったと言っても不思議ではありません。

その後、二人は遠距離恋愛を経験しているのですが、その間それぞれが自分の生活を大切にしつつ支え合えていたという居心地の良い距離感もまたトンボにとってキキが魅力的であり続けたポイントだったのではないかと考えられます。トンボはキキに自分が夢中になっていることを話しているのですが、そんな彼の様子からはキキに深い信頼を寄せているのが窺えます。

ここまで『魔女の宅急便』のトンボについて、年齢や本名、声優と実写キャスト、キキとの関係やその後を紹介してきましたが、果たしてトンボはネット上でどのようにみられているのでしょうか？ここからはネット上に寄せられたトンボに関する感想や評価を紹介していきます。

『魔女の宅急便』に登場するトンボの実写キャストに関する声があがっています。どうやら、この方はトンボの実写キャストがイメージとピッタリだと思っているようです。実写キャストの名前は広田亮平さんなので、これを機に実写キャスト・広田亮平さんの演技に注目してみてください。

『魔女の宅急便』に登場するトンボの年齢に関する声があがっています。どうやら、この方はトンボの年齢が何歳なのか気になっているようです。年齢が何歳なのか気になる要素として、トンボの自分の好きなことをキラキラ目で話すところや、キキを他の子よりもさりげなく特別扱いするところが挙げられています。特に自分の好きなことを話すトンボの姿が子供っぽいところが何歳か気になるポイントとなっているようです。

『魔女の宅急便』に登場するトンボの年齢に関する声があがっています。この方もトンボの年齢が何歳なのか気になっているようです。年齢が何歳か気になった要素として、トンボの友達が車を運転しているところが挙げられています。

車を運転しているということは成人していることを意味するため、その友達と一緒にいるトンボも同じくらいの年齢なのではないかと考えられることでしょう。しかし実際の年齢は14歳でした。他の感想でもトンボの年齢が何歳なのか気になっている方がいらっしゃるので、当記事で紹介した何歳なのか分かるポイントをぜひチェックしてみてください。

『魔女の宅急便』に登場するトンボの年齢は何歳なのか？その疑問に迫りつつ、トンボの本名や声優・実写キャストを紹介してきましたがいかがでしたか？

どうやら、ネット上ではトンボの年齢が何歳なのか気になっている方が多いようです。やはり、トンボのどこか子供っぽいところが気になる要素なのかもしれません。今回はトンボの年齢だけなく、本名や声優・実写キャストも紹介したので、ぜひ『魔女の宅急便』をご覧になった際は参考にしてみてください。