魔女の宅急便の登場人物・キャラクターまとめ！担当声優や名前も一覧で紹介

魔女の宅急便は1989年に日本で公開されたジブリ映画です。魔女の宅急便はジブリの監督である宮崎駿監督の長編映画の中では、初の他者の原作による作品です。また、魔女の宅急便はアメリカでも1998年に公開されています。上映時間は約100分を超える程の長編映画です。製作費はなんと8億円もかかっています。しかし、配給収入は、それの約3倍の21億以上も稼いでいます。

また、2014年には実写版の魔女の宅急便の映画も公開されており、アニメより原作に近い物語となっています。そのため、アニメより登場人物の心理状況に踏み込んでいる作品になっています。実写版の魔女の宅急便もアニメ版程ではありませんが、高い評価を得ることが出来ています。それも、やはり原作やアニメ化があってこそだと言っても過言ではありません。

魔女の宅急便の原作者は、角野栄子です。1982年から2009年まで24年間に渡って連載されていました。アニメ版の映画では、2巻までしか使っておらず、原作ではその後についても色々と描かれています。そして、魔女の宅急便のアニメ版の映画で角野栄子が唯一注文したのが、「キキが旅立つ時に故郷の木に付けている鈴を鳴らすこと」だそうです。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の1人目は、キキです。キキは魔女の掟である「独り立ちの日」を迎えた13歳の元気で、飛ぶことだけが得意な魔女の女の子です。ひょんなことからおソノのお店で「魔女の宅急便」をして働くことになり、色々なことを乗り越えて成長していきます。

また、キキの髪型は原作ではロングでしたが、映画化する際に作画が難しいとの事で色々な髪型を試し、最終的にショートに決定したようです。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の2人目は、ジジです。ジジは、キキの相棒であり、少々生意気な性格をしている黒猫です。また、喋ることが出来ると思われがちですが、実はそうではなくキキが魔法の力で会話をしているのです。原作によると、魔女の家に女の子が生まれると必ず同じ誕生日の猫を探し、その子の大切なパートナーとして育てなければならない風習があるようです。

映画では途中からキキの魔力が弱まってしまい、ジジとの会話が不可能になると描かれていますが、原作ではそんなことはなく、最後まで会話することが可能です。そして、映画では最後に会話が出来るようになっているのかどうかはまだ不明のままです。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の3人目は、コキリです。コキリはキキの母親で、キキと同じように魔女でもあります。魔女としての力はかなり優れていますが、「空を飛ぶ魔法」と「薬草から薬を作る魔法」しか出来ません。また、世代と共に使える魔法がどんどん減っていっており、キキの世代では「空を飛ぶ魔法」しか使えなくなっていることを悲しがっていました。

映画の中で名前を呼ばれることはなく、自宅の案内の所に「魔女に用がある方はベルを鳴らしてください コキリ」と書かれているだけなため、キキの母親の名前が分からない人が多いようです。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の4人目は、オキノです。オキノはキキの父親であり、あっさりとした優しい性格をしている普通の人間です。原作では、魔女や妖精などについて研究しているようです。また、「オキノ」とは苗字ではなく、下の名前です。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の5人目は、トンボです。トンボは空を飛ぶことに憧れており、飛行クラブという所に所属している丸メガネをかけている男の子です。みんなが呼んでいる「トンボ」というのは愛称であり、本名はコポリだそうです。キキが空を飛んでいる場面を偶然見かけ、興味を示しキキに声をかけます。

最初はキキにウザがられていましたが、徐々に親しくなっていきます。原作では、その後2人は結婚し双子のトトと二二と共に幸せに暮らして行くようです。そして、トトと二二もキキと同じように魔女になります。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の6人目は、おソノです。おソノは、キキがお世話になっているパン屋のおかみです。偶然知り合ったキキのことを気に入り屋根裏に住まわせる程とっても親切な人です。見た目はふくよかな体型に見えますが、妊娠しているためであって実はスマートな体型をしています。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の7人目は、おソノの夫です。おソノの夫は、非常に無口で滅多に喋ることはありませんが、とっても心優しい性格をしている人です。一見怖そうなイメージがありますが、そんなことはなく、パン作りをしている最中に覗き込んでいるジジに対してウインクをするなど、おちゃめな面を持っている人です。また、「フクオ」という名前だそうです。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の8人目は、ウルスラです。ウルスラは、森奥の小屋で絵を描くことにひたすら没頭している19歳の女の子です。キキが宅配中に落とした荷物を見つけてくれたことがきっかけで2人は仲良くなっていきます。映画の中では1度も名前を呼ばれておらず、作中から「ウルスラ」という名前を探し出すことは出来ません。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の9人目は、先輩魔女です。先輩魔女は、住んでいく街を探す際に、キキが遭遇した、既に修行の期間である1年を終えた魔女です。最初はやな感じでしたが、最後に「あなたもがんばってね」と言っていることからツンデレであることが推測出来ます。また、ネット上では大人気なキャラです。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の10人目は、パン屋の隣に住んでおり、リリーの飼い主でもあるファッションデザイナーの女性です。また、キキがお金を貰って働いた初めてのお客（依頼人）でもあります。ケットの祖母と母親が「マキが聞いたら怒るわね」などといった会話から名前が分かります。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の11人目は、ケットです。ケットは、誕生日の際にマキからジジに似た黒猫の人形を貰っており、母親から「マキおばちゃんに手紙書いたら？」と言われていることからマキの甥っ子であることが推測出来ます。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の12人目は、老婦人です。老婦人は、キキに孫へのプレゼントを届けることを依頼した人です。孫へのプレゼントで人参と南瓜のパイを作ろうとしますが、オープンが壊れてしまい、諦めかけた時にキキの協力により、何とかパイを完成させることが出来ます。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の13人目は、バーサです。バーサは、老婦人と一緒に住んでいる使用人の老婆です。預かっていたキキの箒にこっそり乗ったりするシーンもあり、かなりお茶目な人として描かれています。冒険が大好きな「天空の城ラピュタ」に登場するドーラの子孫という裏設定もあります。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の14人目は、ドーラです。ドーラはコキリの元へリウマチに効く薬を貰いに来た老人です。ドーラという名前はキキが「こんにちは、ドーラさん」という会話で分かります。

魔女の宅急便の登場人物の名前一覧の15人目は、赤ちゃんです。この赤ちゃんは、おしゃぶりがないと泣いてしまい、なかなか泣き止まない子です。そして、一応キキが初めて宅配便の仕事をした相手となっています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの1人目は、キキ役の高山みなみです。高山みなみは、東京都出身の声優です。また、声優業の他に、ナレーターや歌手としても活躍しています。血液型はB型で、生年月日は1964年5月5日で、2019年12月現在55歳です。声優事務所は、「81プロデュース」という所に所属しています。

代表作は、「名探偵コナン」に登場する江戸川コナン役や、「忍たま乱太郎」に登場する猪名寺乱太郎役や、「ドラえもん（テレビ朝日版第2期）」に登場するスネ夫のママ役です。また、「名探偵コナン」の作者でもある、漫画家の青山剛昌が元夫です。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの2人目は、ジジ役の佐久間レイです。佐久間レイは、東京都出身の声優です。また、声優業の他に、女優や歌手としても活躍しています。かつては、高山みなみ同様「81プロデュース」に所属していましたが、2019年12月現在は個人事務所である「おおきな」に所属しています。

佐久間レイの主な出演作品は、「それいけ！アンパンマン」に登場するバタコさん役や、「おねがいマイメロディ」のマイメロディ役や、「らんま2分の1」に登場するシャンプー役などの声を担当しています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの3人目は、コキリ役の信沢三恵子です。信沢三恵子は東京都出身の声優です。また、声優業の他に、女優としても活躍しています。生年月日は、1947年5月16日で、2019年12月現在72歳です。声優事務所は「劇団NLT」、「同人舎プロダクション」、「Jac in production」に所属していました。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの4人目は、オキノの声を担当している三浦浩一です。三浦浩一は、鹿児島県出身の俳優です。生年月日は、1953年12月4日で、2019年12月現在66歳です。妻はかつて同じ事務所に所属していた純アリスで、次男は三浦孝太と三男の三浦涼介も同じように俳優として活躍しています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの5人目は、トンボ役の山口勝平です。山口勝平は、福岡県出身の声優です。また、声優業の他に、俳優としても活躍しています。生年月日は、1965年6月23日で、2019年12月現在54歳です。事務所は「芸能事務所悟空」に所属しており、そこの代表でもあります。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの6人目は、おソノ役の戸田恵子です。戸田恵子は、愛知県出身の女優です。また、女優業の他に、声優やナレーターやタレントや歌手としても活躍しています。生年月日は、1957年9月12日で、2019年12月現在62歳です。事務所は「ルックアップ」に所属しています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの7人目は、おソノの夫役の山寺宏一です。山寺宏一は、宮城県出身の声優です。また、声優業の他に、ものまねタレントや、司会者や、タレントや、俳優や、ナレーターとしても活躍しています。生年月日は、1961年6月17日で、2019年12月現在58歳です。事務所は「アクロスエンタテインメント」に所属しています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの8人目は、キキと同じ声優でもあるウルスラ役の高山みなみです。高山みなみは幼い頃からバレエや日本舞踊や、声楽などを習っていました。また、幼い頃は通知表に書かれる程正義感が強く、将来の夢は「警察官になること」だったそうです。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの9人目は、先輩魔女役の小林優子です。小林優子は、東京都出身の女優です。また、女優業の他に声優やナレーターとしても活躍しています。事務所は「81プロデュース」に所属しています。生年月日は、1961年2月6日で2019年12月現在58歳です。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの10人目は、マキ役の井上喜久子です。井上喜久子は、神奈川県出身の声優です。また、声優業の他にナレーターや歌手としても活躍しています。生年月日は、1964年9月25日で、2019年12月現在55歳です。事務所は「オフィスアネモネベルベットオフィス」に所属しています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの11人目は、ケット役の渕崎ゆり子です。渕崎ゆり子は、東京都出身の声優です。また、声優業の他に舞台女優としても活躍しています。事務所は「リマックス」に所属しています。生年月日は、1968年12月5日で、2019年12月現在51歳です。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの12人目は、老婦人役の加藤治子です。加藤治子は、東京都出身の女優です。生年月日は、1922年11月24日で2015年11月2日に92歳で亡くなっています。血液型はAB型です。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの13人目は、バーサ役の関弘子です。関弘子は、東京都出身の女優です。また、女優業の他に声優としても活躍していました。生年月日は、1929年7月30日で、2008年5月11日78歳で亡くなっています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの14人目は、ドーラ役の斎藤昌です。斎藤昌は、東京都出身の声優です。事務所は「マウスプロモーション」に所属していました。生年月日は、1929年11月25日で、2010年7月15日80歳で亡くなっています。

魔女の宅急便の登場人物やキャラクターの声を担当している声優まとめの15人目は、赤ちゃん役の坂本千夏です。坂本千夏は、東京都出身の声優です。事務所は「アーツビジョン」に所属しています。生年月日は、1959年8月17日で、2019年12月現在60歳です。血液型はB型です。

魔女の宅急便とヤマト運輸の関係の1つ目は、『宅急便は商標登録されていた』ということです。「宅急便」と言えばヤマト運輸の商標なのですが、出版当時には既に「宅急便」といった言い方がみんなの中で一般的な呼び方になっていたため、出版社も作者本人も登録商標とは知らずにタイトルに「宅急便」を使ってしまいました。

本は人気作品になり、児童文学のベストセラーとしても選ばれました。しかし、この時には「ヤマト運輸からは何も言って来ていなかったそうです。

魔女の宅急便とヤマト運輸の関係の2つ目は、映画化により登録が判明したということです。宮崎駿監督も含めジブリ関係者もそのタイトルが一般名称と思っていたため、そのままアニメ制作が進んでしまいます。しかし、メディアで映画の広告が流れるようになってからヤマト運輸の方から「それ、うちの登録商標なのですが」とジブリに忠告が来て、そこで初めて知ったのです。

ジブリとして映画の完成は間近だったため、タイトルの変更も出来ませんでした。しかし、そこでヤマト運輸は既に人気の高かったジブリを潰してしまうのは、自社のイメージが悪くなってしまうと考え、「宅急便」を使うなとは言ってきませんでした。

魔女の宅急便とヤマト運輸の関係で大きなポイントとなったのがヤマト運輸が出した提案です。その提案とは、「宣伝にアニメを自由に使わせてください」です。ヤマト運輸は両方が納得の行くようにと提案を出してきました。その提案で一件落着しました。

魔女の宅急便に関する感想や評価の1つ目は、魔女の宅急便に登場するジジがかわいいという評価です。ネット上では、黒猫のジジがとってもかわいいと話題になっています。そんな中でも最も話題になっているのは、リリーとジジがイチャイチャしているシーンがかわいいと話題になっています。

また、中では、自分の飼っている猫と比べて「うちの子もこんな感じだ」といった声なども多くあがっており、作者がきちんと猫の特徴などを捉えてよく書かれていることが分かります。

魔女の宅急便に関する感想や評価の2つ目は、魔女の宅急便に登場するキキがかわいいという評価です。ネット上ではキキがかわいいといった声が数多くあがっています。そんな中でも最もあがっていた声は、「映画見たことないけどキキがかわいいのが伝わってくる」という声です。このように見たことのない人からしてもキキがかわいいということは、キキの魅力が強いということを表しいていると推測出来ます。

また、中にはジブリの主人公の中で魔女の宅急便に登場するキキが1番好きだといった声も数多くあがっています。そして、熱狂的なファンはキキに本気で恋してしまっており、現実の世界で恋愛が出来ないといった人まで続出しているようです。

魔女の宅急便に関する感想や評価3つ目は、魔女の宅急便に登場する先輩魔女が好きだという評価です。ちらっとしか登場してきませんが、そんな先輩魔女がネット上では人気になっています。また、ネット上の評価では、ツンデレなところが好きといった声などもあがっています。

そして、好きすぎるあまり、キキ達と別れたあとの二次創作までも描かれている程です。その内容としては、「先輩面をしようとしすぎて嫌なやつになっていないか」ということを心配しているといったツンデレな感じの内容になっています。

魔女の宅急便に関する感想や評価の4つ目は、魔女の宅急便が面白いという評価です。ネット上では、「魔女の宅急便がジブリの中で1番面白い」との声が数多くあがっています。そのため、みんなのオススメするジブリシリーズの中でも魔女の宅急便がダントツトップを誇っています。

いかがでしたか？今回は魔女の宅急便の登場人物やキャラクターについて紹介してきました。今回の記事で分かったことは、アニメ版の映画の作中に名前が登場しないのは「おソノの夫（フクオ）」と「ウルスラ」だけだということです。また、魔女の宅急便の登場人物の声を担当している声優についても紹介してきました。今回の記事を参考にもう一度魔女の宅急便を見てみてください。