【天空の城ラピュタ】あらすじを結末までネタバレ!登場人物や映画の感想も紹介

『天空の城ラピュタ』のあらすじを結末までネタバレ!登場人物や映画の感想も紹介していきます。宮崎駿が監督を務める『スタジオジブリ』作品『天空の城ラピュタ』は、臨場感のある冒険シーンや感動的なラストによって人気を博し、ファンから長年愛され続けている作品です。今回は『天空の城ラピュタ』のあらすじのネタバレをメインとし、用語説明や都市伝説についてなど盛りだくさんの内容でお送りします。

【天空の城ラピュタ】あらすじを結末までネタバレ!登場人物や映画の感想も紹介のイメージ

目次

  1. 天空の城ラピュタとは?
  2. 天空の城ラピュタのあらすじを結末・ラストまでネタバレ
  3. 天空の城ラピュタの登場人物一覧
  4. 天空の城ラピュタの声優一覧
  5. 天空の城ラピュタの用語やジブリ飯をネタバレ解説
  6. 天空の城ラピュタの都市伝説や謎を考察
  7. 天空の城ラピュタに関する感想や評価
  8. 天空の城ラピュタのあらすじまとめ

天空の城ラピュタとは?

『天空の城ラピュタ』のあらすじを結末までネタバレし、視聴者による感想などをまとめていく前に、作品概要を紹介します。『天空の城ラピュタ』とはどんな作品なのかが分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のあらすじネタバレがより一層楽しめます。また、『天空の城ラピュタ』の有名な主題歌についてもここで紹介していきます。ぜひご覧になってみて下さい!

天空の城ラピュタの概要

『天空の城ラピュタ』は多くのアニメ映画作品を手掛ける『スタジオジブリ』が1985年に制作を開始し、1986年に公開した映画作品です。監督は宮崎駿で、彼にとっては初めての原作の無いオリジナルアニメとなりました。物語は空から降りてきた少女・シータと出会った事をきっかけとして主人公のパズーが大冒険をする事になり、空に浮かぶ城ラピュタへ行くというもので、老若男女問わず人気となっています。

天空の城ラピュタの主題歌

『天空の城ラピュタ』の主題歌は『君をのせて』です。作詞は監督を務めた宮崎駿、作曲は数々のジブリソングを手掛けている久石譲、歌っているのは『となりのトトロ』の主題歌も歌っている井上あずみとなっています。もともとはサウンドトラックに収録されている1曲でしたが、劇場公開から約1年半後にシングルカットとして発売されました。詞はストーリーと深くリンクしており、パズーの目線で書かれたものとされています。

天空の城ラピュタ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

天空の城ラピュタのあらすじを結末・ラストまでネタバレ

ここからは『天空の城ラピュタ』のあらすじを結末・ラストまでネタバレしていきます。もはや日本では知らない人はいないほど有名作品で、何度も見たというファンも多くいる『天空の城ラピュタ』ですが、ここでもう一度おさらいです。もちろん『天空の城ラピュタ』を見た事がないという方も楽しめる内容となっておりますので、感動のラストまでのあらすじネタバレをぜひご覧になってみて下さい!

あらすじネタバレ①シータとパズーの出会い

政府の特務機関を乗せた飛行船に乗せられていた少女・シータは、諜報員であるムスカ大佐と一緒の部屋にいました。そんな中、空中海賊のドーラ一家が飛行船を襲撃してきます。船内は混乱状態となりますが、シータはその隙にムスカの頭を瓶で殴って逃げ出そうとしました。しかし、飛行船の外へ出る事に成功したシータは足を滑らせて地上へと落ちてしまいます。その時、シータの持つ青いペンダントが光りだすのでした。

時を同じくして、鉱山で働く少年・パズーは町に買い出しに来ており、親方であるダッフィーの元に戻る最中に、空に青く輝きながらゆっくりと降りてくる少女を見つけます。パズーは少女を抱きとめると、自分のベストをかけてあげて仕事へと戻りました。そして次の日、シータはパズーの家で目覚めます。シータとすぐに打ち解けたパズーは、父が見たという空に浮かぶ城ラピュタの話をして、自分もいつか行きたいという夢を語りました。

あらすじネタバレ②逃げるパズーとシータ

シータとパズーが会話をしていると、シータを追って来たドーラ一家がパズーの家を訪れます。ドーラ一家が海賊でシータの事を狙っている事を知ったパズーは、シータに男の子の格好をさせてその場から逃げ出そうとしました。しかし、つまずいてしまったシータはその拍子に帽子を落としてしまい、正体がバレてしまいます。そして追いかけっこが始まりますが、パズーはダッフィーの元に助けを求めに行くことにしました。

ダッフィーはドーラ一家で一番の体格を持つシャルルと殴り合いになり、最終的にはドーラ一家の息子達と町の人々との大喧嘩へと発展します。そして、ダッフィーの家の裏口から逃げ出していたパズーとシータでしたが、今度はシータを追って来た軍隊の攻撃によって谷へと落ちてしまいます。絶体絶命の状況でしたが、シータの持つペンダントが光りだし、2人はゆっくりと谷の下まで降りていくのでした。

廃坑の中へと落ちたパズーとシータはそこで食事をしながら話をしますが、シータは青いペンダントは先祖代々伝わってきたもので、父と母も亡くなってしまった事で1人暮らしをしていたことなどをパズーに話します。そんな中パズーの知り合いであるポムじいさんが現れ、シータの持っているペンダントは飛行石の結晶だという事を話してくれました。ポムじいさんと別れて外へと出たシータはパズーにまだ言っていない事があると言います。

シータが語ったのは飛行石と共に受け継いだ自分の名前で、『リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ』という事でした。名前にラピュタという言葉が入っていた事で驚くパズーでしたが、そこにムスカ率いる軍隊が現れ、パズーとシータは捕まってしまいます。パズーは牢屋へと入れられ、シータはムスカ大佐に連れられて壊れたロボットの兵隊が保管されている部屋へと連れていかれました。

シータはムスカによって、ロボットはラピュタから落ちてきたもので、自分がラピュタの王族の末裔であり真の王の継承者である事を聞かされます。泣いてしまうシータに対してムスカはラピュタへの道を示す事が出来る呪文を聞き出そうとしてきました。ムスカがその呪文と引き換えにパズーを解放する事を約束すると、シータはパズーのためにその条件を受け入れます。パズーはシータに別れを告げられ、喪失感の中家へと帰るのでした。

パズーが家に入るとそこではドーラ一家が宴をしており、パズーは縛られてしまいます。女を守れずに帰って来たパズーに対してドーラは説教をし、シータはパズーの為に仕方なく別れを告げたのだという核心を突いた事を語りました。パズーはシータの真意を理解出来なかった自分を恥じ、ドーラ一家の仲間になってシータを助けだす事を決意します。ドーラもパズーの決意を認め、仲間にしたうえで一緒にシータ救出へと向かうのでした。

あらすじネタバレ③シータ奪還へ向かうパズー

パズーとドーラ一家はシータを連れ戻すためにフラップターに乗って空へと飛び立ちました。その頃、シータは窓の外を見つめながら、祖母から聞いた困った時につかう呪文を思い出します。シータが何気なくその呪文を口にすると、壊れていたはずのラピュタから落ちてきたロボットが動き出して暴れ始めました。ロボットは圧倒的な力を持っており、兵士達は大混乱となってしまいます。

ロボットはシータの元へと向かってくるため、シータは逃げ続けて屋上までやってきます。すると、シータが持っていた飛行石が輝きだしてラピュタまでの道を指し示します。ムスカはラピュタに連れていくためにシータを捕まえようとしますが、ロボットがシータを抱えて破壊活動を続けたことで要塞は火の海となっていきます。そこにパズーとドーラ一家がやってきて無事にシータの救出に成功しました。

シータが落とした飛行石を手に入れたムスカは、ラピュタへ向かうために動き出します。一方でパズーとシータはドーラ一家と行動を共にする事になり、タイガーモス号でラピュタへと向かうのでした。パズーとシータが船内で働く中、タイガーモス号は軍の飛行船であるゴリアテに発見されて執拗な攻撃を受けてしまいます。ゴリアテによって追われる中、パズーは竜の巣という巨大な低気圧を発見します。

パズーは父から竜の巣の中でラピュタを見たという事を聞いていた為、タイガーモス号で突っ込みます。そしてそれを追ってゴリアテも竜の巣の中へと入っていくのでした。気を失っていたパズーとシータが目覚めるとそこは天空の城ラピュタで、穏やかな庭園が広がっていました。ロボット兵に案内されながら豊かな自然や水の底に広がる街などを見ていたパズーとシータでしたが、途中で軍に捕まっているドーラ一家を発見します。

軍はラピュタを大捜索しながら宝の山を手に入れており、ドーラ一家はそれをうらやましそうに見つめています。そんな中、パズーとシータが軍に見つかってしまい、シータがムスカに連れ去られてしまいました。パズーは隙を見てドーラ達が縛られている縄を切ると、シータを救出しに向かいます。シータはムスカと共にラピュタの中枢へとやってきて、そこでラピュタを浮かばせている巨大な飛行石を目撃します。

ムスカはそこで『ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ』という自分の名前を明かし、自分がラピュタの王族の分家である事を説明しました。ムスカの目的は圧倒的な軍事力を持つラピュタの力を手に入れて世界を支配する事だったのです。ムスカは飛行石を使ってラピュタの力を解放し、軍の兵士を次々と地上へと落としていきました。ムスカが歓喜していると、シータが一瞬の隙を見て飛行石を取り戻して逃げ出します。

あらすじネタバレ④ラピュタは崩壊へ

逃げているシータは壁越しにパズーと再会し、飛行石を渡して海へ捨てるように頼みます。その後、シータは追って来たムスカによって王座の間まで追い込まれますが、そこにパズーが助けにやってきました。飛行石を隠したというパズーに対してムスカはシータの命と交換条件で飛行石を渡すように取引してきます。パズーはシータと相談し、2人で飛行石を握りながら『バルス』という滅びの呪文を唱えました。

するとラピュタは崩壊していき、ムスカは地上へと落ちていきました。ドーラ一家は小型の飛行機で脱出し、パズーとシータの事を考えます。すると、そこにグライダーに乗ったパズーとシータが現れてみんで再会を喜び合いました。そして、ドーラ一家と別れたパズーとシータは、シータの故郷であるゴンドアの谷へと向かうのでした。以上が『天空の城ラピュタ』の結末・ラストまでネタバレしたあらすじとなります。

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天空の城ラピュタの登場人物一覧

感動的な結末でハッピーなラストとなった『天空の城ラピュタ』ですが、ここからは物語を盛り上げてくれた登場人物達を紹介していきます。かっこいいキャラからコミカルなキャラなど様々な登場人物がいるという事も『天空の城ラピュタ』の大きな魅力です。人間ではない登場人物もいますので、ぜひご覧になってみて下さい!

登場人物一覧①パズー

パズーは『天空の城ラピュタ』の主人公です。10代前半の少年で、両親ともに亡くなっている事から天涯孤独の身となっています。両親の残してくれた家で1人暮らしをしており、機械工として働きながら生計を立てています。性格は明るく元気で、人を外見で判断しない優しさも持っている事から町中の人々から好かれています。機械工である事から機械にも詳しく、ドーラ一家の仲間になった後は機関士のハラ・モトロの助手を務めました。

誰も信じなかったラピュタの存在を信じて疑わず、自分で作った飛行機に乗ってラピュタを見つける事を夢としていました。そしてシータと出会った事で、ラピュタに関わる大冒険へと繰り出す事になっていきます。

登場人物一覧②シータ

シータは『天空の城ラピュタ』のヒロインです。10代前半の少女で、両親を亡くしている事からパズーと同じく天涯孤独の身で、両親の残してくれた家と畑によって1人で生活をしていました。明るくて優しい性格をしており、さらに美少女である事からドーラ一家の息子や子分達に気に入られていました。自分では知りませんでしたがラピュタの王族の本家の末裔で、継承者の証である飛行石を持っていた事から政府に狙われる事になります。

登場人物一覧③ムスカ

ムスカは『天空の城ラピュタ』の悪役です。政府から派遣された諜報機関の諜報員で、大佐の階級についています。年齢は28歳で、目が悪い事から度が入っているサングラスを常にかけています。性格は一見丁寧な言葉遣いと気品漂うたたずまいのジェントルマンに見えますが、実際はラピュタを使って世界を支配しようとしている悪人で、その目的の為なら少女であるシータへの暴力さえもためらいなく行います。

ラピュタの王族の分家の末裔で、ラピュタに関する古文書を継承していた事がシータよりもラピュタに詳しい理由です。物語の結末・ラストではパズーとシータが唱えた呪文によって飛行石が激しく輝きだし、その光で目が潰れて視力を失い、そのまま崩壊していくラピュタと運命を共にしていました。

登場人物一覧④モウロ将軍

モウロ将軍はラピュタの捜索の指揮を執る軍人です。『天空の城ラピュタ』の小説版によると階級は中将である事が明らかになっています。性格は短気で怒りっぽく、何かと鼻につく行動や言動をとるムスカを『特務の青二才』と称してよく思っていません。ラピュタ捜索を成功させる事で出世しようとしており、実際にラピュタまで辿り着きますが財宝に目がくらんでいる最中にムスカによって地上へと放り出されるという結末を迎えました。

登場人物一覧⑤ドーラ

ドーラは空中海賊・ドーラ一家の首領です。フルネームはマ=ドーラで、年齢は50代となっています。頭脳明晰で力も強く、さらに『女は度胸だ』と言って男顔負けの行動力を発揮していました。何かと間が抜けている息子や子分達に対していつも怒鳴りつけており怖い印象を受けますが、実際はパズーやシータの事を心配する優しい心を持っています。結末では無事に戻って来たパズーとシータを見て笑顔になりシータを抱きしめていました。

登場人物一覧⑥シャルルとルイとアンリ

シャルルとルイとアンリはドーラの3人息子です。長男であるシャルルは30歳の大男で、豊かな髭が特徴となっており、劇中では筋肉の膨張のみで着ているスーツを破り、その後にダッフィーと殴り合いを繰り広げました。次男のルイは25歳で、チョビ髭が見た目の特徴となっており、劇中では一番初めにシータに惚れていました。末っ子のアンリは20歳で、海賊であるにも関わらず気弱な性格をしています。

登場人物一覧⑦ハラ・モトロ

ハラ・モトロはドーラ一家の飛行船・タイガーモス号のベテラン機関士です。ドーラの父の代からタイガーモス号に乗っており、唯一ドーラと対等に口の利ける人物でもあります。パズーがドーラ一家と仲間になった際、モトロの助手となりますが、その時にルイが『怒らせるとママより怖い』と発言していました。しかし、パズーが器用で呑み込みも早かったことから、助手にした後は可愛がっていました。

登場人物一覧⑧ポム

ポムはスラッグ渓谷に住んでいる風変わりな老人です。廃坑内を放浪する事が趣味で鉱物に精通しており、飛行石の事も知っていた事からシータの飛行石の結晶を見た時には驚いていました。パズーから慕われていて、『ポムじいさん』と呼ばれています。非常に謎の多い人物ではありますが、恰好が『天空の城ラピュタ』の冒頭で出てきたラピュタ人と似ていた事から、ラピュタの労働者階級の末裔ではないかとも言われています。

登場人物一覧⑨ダッフィー

ダッフィーはパズーの親方であるベテラン機械工です。仕事に厳しく荒っぽい性格をしており、海賊相手にもひるまない度胸を持っていますが、唯一妻には頭が上がらない様子を見せていました。シータを守りたいというパズーの願いを無言で引き受けており、人の良さと仁義を感じさせる男性です。シャルルと互角の勝負を繰り広げますが、筋肉の膨張によって服を破った時にはシャルル以上に激しく服が破けていました。

登場人物一覧⑩おかみさん

おかみさんはダッフィーの妻です。劇中では本名について明かされておらず、EDクレジットでは『おかみ』と表記してありました。娘のマッジがいますが年齢は20歳でとなっています。ダッフィーと同じく肝の据わった性格をしており、海賊がやってきた時にはフライパンを片手に持って男たちの喧嘩を見守っていました。パズーを可愛がっており、ドーラ一家が狙ってきた時にはシータと共に家の裏口から逃がしていました。

登場人物一覧⑪祖母

シータの祖母は本編ではすでに亡くなっている為、シータの回想シーンでのみ登場しました。まだ幼いシータは可愛がっていたウサギがどこかへ行ってしまった事で祖母の膝元で泣いており、それを慰めるためにおまじないとして様々な呪文を教えました。シータの両親は劇中で登場しませんでしたがシータが知っているラピュタの呪文は全て祖母から教わったようです。祖母が教えてくれた呪文が物語の結末に大きな結果を残しました。

登場人物一覧⑫ロボット兵

ロボット兵はラピュタに配置されている自律式の半有機体ロボットです。劇中ではムスカが『金属なのか粘土なのか現代の科学力では分からない』と発言していましたが、『天空の城ラピュタ』の設定資料には『形状記憶弾性ハイセラミック製』と記述してあります。用途によって数種類のロボットが存在しており、地上に落ちてきた赤茶色のロボットは戦闘用、ラピュタにいた緑がかった色のロボットは園丁用となっています。

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天空の城ラピュタの声優一覧

パズー役/田中真弓

『天空の城ラピュタ』の主人公・パズーの担当声優は田中真弓です。東京都出身で1955年1月15日生まれの2022年6月現在67歳で、声優の他に女優やナレーターとしても活動しています。代表作に『ワンピース』の主人公であるモンキー・D・ルフィや『ドラゴンボール』のクリリンなどがあり、多くの有名作品でメインキャラを演じています。男児のような低い声を活かして主に少年役を多く演じてきました。

シータ役/よこざわけい子

『天空の城ラピュタ』のヒロイン・シータの声を担当した声優はよこざわけい子です。新潟県出身で1952年9月2日生まれの2022年6月現在69歳で、女優やナレーターとしても活動しています。声種はソプラノで、かわいい声質である事から主に少女役を演じ、1980年代では多くのヒロインキャラを担当しました。代表作に『ドラえもん』のドラミちゃんや『エスパー魔美』の佐倉魔美などがあります。

ムスカ役/寺田農

『天空の城ラピュタ』の悪役・ムスカの声を担当した声優は寺田農(てらだみのり)です。東京都出身で1942年11月7日生まれの2022年6月現在79歳で、ドラマ・映画に多く出演してきているベテラン俳優として知られています。ジャンルを問わず様々な作品に出演してきていますが、特に刑事ドラマや大河ドラマを多くこなしてきました。ムスカの声の収録は2日間で撮り終えたと本人が語っていました。

ドーラ役/初井言榮

『天空の城ラピュタ』の登場人物・ドーラの声を担当した声優は初井言榮(はついことえ)です。1929年1月8日生まれで、1990年に61歳で胃癌のため亡くなっています。生前は主に女優として活動をしており、1970年代から1980年代にかけて多くの姑を演じた事で姑役女優として世間に広く知られました。意地悪な姑役を演じる事が多かったようですが、本当の性格は優しく、本気で演じる事が出来ないため注意される事もあったそうです。

モウロ将軍役/永井一郎

『天空の城ラピュタ』の登場人物・モウロ将軍の声を担当した声優は永井一郎です。大阪府出身で1931年5月10日生まれで2014年1月27日に心不全のため82歳で亡くなっています。生前は中年役や老人役を演じる事が多く、代表作に『サザエさん』の磯野波平役や『スターウォーズシリーズ』のヨーダ役などがあります。永井一郎は自信が演じたモウロ将軍に関して、『欲ボケの頭の悪い将軍』と語っていたという事です。

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天空の城ラピュタの用語やジブリ飯をネタバレ解説

結末・ラストが感動的なものとなった『天空の城ラピュタ』ですが、独特な世界観である事から多くの専門用語が登場します。そこでここでは『天空の城ラピュタ』でしか登場しない用語をネタバレ解説していきます。また、『スタジオジブリ』作品と言えばジブリ飯が人気で、それぞれの作品で美味しそうな料理が多く登場しますが、ここでは高評価の感想が多数寄せられる『天空の城ラピュタ』のジブリ飯を紹介します。

天空の城ラピュタの用語を解説

用語①ラピュタ

『天空の城ラピュタ』のメインとなる用語で、天空に浮かぶ島となっています。700年以上前は全地上を支配していた圧倒的な科学力を持つ帝国でしたが、本編ではすでに滅んでいます。住んでいた人間はラピュタ人と呼ばれ、飛行石を結晶化する技術を持っていた事から巨大な飛行石を作り出して島を天空に浮かばせていました。住人の地位によって住む場所が分けられ、ラピュタ王は第一層に住んでいたという事です。

用語②飛行石

ラピュタの紋章が刻まれている青色をした石です。ラピュタの王族に代々継承され、現代では正統な王の継承者であるシータが持ち主となっています。岩盤に含まれる飛行石は空気に触れるとただの石になってしまいますが、ラピュタ人のみ飛行石を結晶化する技術を持っています。人間や物体を浮遊させる力や、呪文に応じた効果をもたらすなど様々な仕組みがあり、力を発揮する時には青白く発光する事が特徴です。

用語③呪文

呪文はシータが持っている飛行石の効果を発動させるためのものです。様々な呪文が存在していますが、それを知っているのは現代ではシータのみとなっています。ラピュタのロボットを動かす呪文を唱えた時には軍の要塞が大混乱となっていました。いい呪文を与えるには悪い呪文も知らなくてはならないという事で、滅びの呪文も存在しています。結末・ラストでネタバレした『バルス』が滅びの呪文です。

用語④タイガーモス号

空中海賊のドーラ一家が所有する空中母船です。ハラ・モトロは長年機関士として整備をしている事から愛着があり、『可愛いボロ船』と称していました。竜の巣の中を突破してラピュタに不時着するも、ラスト・結末でラピュタが崩壊した時に瓦礫に飲み込まれてしまいました。結末・ラストでハラ・モトロが一番悲しんでいましたが、ドーラは『また新しいのを手に入れりゃいい』とあっさりした感想を述べていました。

用語⑤ゴリアテ

軍がラピュタ捜索の際に乗っていた巨大な飛行戦艦です。多数の重火器を装備しており、主砲はラピュタのロボットを破壊出来るほどの威力を誇ります。タイガーモス号と交戦したのちにラピュタへと到着しますが、結末・ラストではラピュタのロボットの大群に集中攻撃を受けた事で燃え上がりながら地上へと落下していきました。

天空の城ラピュタのジブリ飯

ジブリ飯①肉団子入りシチュー

『天空の城ラピュタ』の物語の序盤で、残業中のパズーが買った夜食です。『肉団子2つ入れて』というパズーのセリフが何とも食欲をそそる事から、簡単なメニューではありますが多くのファンが美味しそうだという感想を述べています。パズーはブリキの缶に肉団子入りのシチューを入れており、ジブリファンはこの缶も再現して作る事もあるそうです。

ジブリ飯②シータのシチュー

シータがドーラの仲間になってから初めて作った料理です。大きな寸胴鍋に大量に作りこんでおり、作っている時から食欲を感じさせるというファンの感想があります。実際に食べたドーラ一家はかなり美味しかったようで、一気に1杯目を食べるとすぐにおかわりをしていました。

ジブリ飯③目玉焼きを乗せたトースト

パズーが廃坑内でシータと食事をする際にカバンから取り出したジブリ飯です。トーストに目玉焼きを乗せただけのシンプルなメニューですが、パズーが食べている姿がたまらなく美味しそうである事から人気となっており、多くの視聴者が高評価の感想を述べています。

ジブリ飯④ドーラのハム

『天空の城ラピュタ』のジブリ飯の中でも一二を争うほど人気を誇っているのがドーラのハムです。切り分けていない大きなハムをナイフで刺し、豪快にかぶりつくというドーラの食べ方が美味しそうな食テロシーンとなっています。『ドーラと同じように食べてみたい』というファンの感想はツイッター上で非常に多く見られます。

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天空の城ラピュタの都市伝説や謎を考察

考察①幻のエンディングがある?

『天空の城ラピュタ』には幻のエンディングがあるという噂があります。内容はパズーがシータを家まで送り届けるというもので、非常に多くの視聴者から目撃したという感想が寄せられたようです。

考察②スウィフトの「ガリバー旅行記」のラピュータ島

『天空の城ラピュタ』のラピュタが、スウィフトの『ガリバー旅行記』に登場するラピュータ島を元にしているのではないかという噂があります。ラピュータ島は磁力によって浮遊している島で、ラピュータの住民は全員科学者という設定です。かなりの類似点がある事から、元になった事に間違いないというファンの感想がツイッター上で多く見られます。

考察③ロボット兵はルパン三世に登場?

宮崎駿が演出と脚本を務めた『ルパン三世』の第2テレビシリーズに『天空の城ラピュタ』と同じデザインのロボット兵が登場しています。このロボット兵は1980年の放送で登場したため、『天空の城ラピュタ』のロボット兵の元になったと考えられます。

考察④ふしぎの海のナディアとの関係

『ふしぎの海のナディア』と言えば『新世紀エヴァンゲリオン』で知られている庵野秀明が監督を務めた作品ですが、『天空の城ラピュタ』と様々な類似点があります。ヒロインのナディアは飛行石とよく似たブルーウォーターという石を持っており、主人公であるジャンは機械に強く、飛行機を作っています。実は庵野秀明は宮崎駿の弟子であったことがあり、『天空の城ラピュタ』をリスペクトしたのではないかと考えられます。

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天空の城ラピュタに関する感想や評価

『天空の城ラピュタ』のラスト・結末が好きというファンの感想があります。ラスト・結末の詳細は今回のまとめでネタバレしてきましたが、パズーとシータがドーラ一家と再会するシーンは感動的で、多くのファンが好きなラストだという感想を述べていました。

今回ネタバレしましたが、ラストシーンではパズーとシータが『バルス』と唱えます。『金曜ロードショー』で『天空の城ラピュタ』が放送されると、このラストシーンで『バルス』という呟きをツイッターでするファンが続出しています。

ファンによる『天空の城ラピュタ』がジブリ作品の中で一番好きだという感想があります。感動的なラスト・結末である事から非常に多い感想となっており、長年愛され続けている名作である事が強く感じられます。また、久しぶりに観る事でより感動的に感じられるようになったという感想も多く見られます。

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天空の城ラピュタのあらすじまとめ

『天空の城ラピュタ』のあらすじをラスト・結末までネタバレし、視聴者による感想などもまとめてきましたが、感動的なラストシーンによって多くのファンに高評価の感想を述べられている事が分かりました。今回の視聴者の感想も含めたネタバレ記事を読んだ後にもう一度、『天空の城ラピュタ』を観てみるというのはいかがでしょうか?

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