【ワンピース】CP9のその後は？CP0に昇格したメンバーや再登場した扉絵まとめ

ワンピースにてロビンをヒロインとしたエニエス・ロビー編で麦わらの一味の前に立ちはだかったのがCP0です。今回はそんなCP9についてまとめて紹介していきます。

CP9が活躍するワンピースは1997年から尾田栄一郎先生が週刊少年ジャンプにて連載している海洋ロマン漫画です。海賊をテーマにした作品で、精巧な世界観や個性豊かなキャラクター、張り巡らされた伏線などが高い人気を集める作品で、2022年4月時点で日本の漫画では歴代最高の4億部を突破するなど、出版国内最高記録を多数保持している作品です。

メディアミックス展開も積極的に行われており、その影響もあって海外でも高い人気を誇る作品で、57以上の国と地域で翻訳版が発売するなどしています。特に1999年から始まったアニメは2022年5月現在も放送枠を何度か変更しながらも継続的に放送され続けており、東映アニメーション制作アニメとしては最長のロングラン作品になっています。

海賊王になるべく海に出たルフィは立ち寄った島々で仲間を増やしながら偉大なる航路（グランドライン）に入ります。グランドラインでもアラバスタでの事件などを経て懸賞金が上がっていき、また空島での戦いも経て麦わらの一味が辿り着いたのがウォーターセブンでした。このウォーターセブン編から暗躍し、麦わらの一味と因縁強くなっていったのが今回紹介するCP9です。

CP9（サイファーポール）は世界政府直属の諜報機関です。ワンピースの世界では表向きは世界8箇所にあるCP1～CP8があるとされていますが、一般的には知られていない存在として必要であれば「殺し」まで許された闇のサイファーポールとして登場したのがCP9です。長官と7人のメンバー、新入り1人で構成されており小規模ながらもエニエス・ロビーを拠点に活動していました。

ウォーターセブン編の5年前より一部のメンバーがウォーターセブンに潜入任務を行っているなど長期間の任務に挑む機会も多くなっています。また残りのメンバーはまとめて革命軍を相手取っていたなどその任務の範囲は非常に幅が広いのも特徴的になっています。また一人前として認められるには特殊体術である六式をマスターする必要があるのも特徴となっており、後に海軍にも使用者が現れる六式を初めて使ったメンバーでもあります。

ワンピース本編において、バスターコールを受けて崩壊したエニエス・ロビー。短期集中連載の第10弾として始まりを告げるvol1の時点では瓦礫になったエニエス・ロビーが描かれる形となっており、サブタイトルは「生存者0の島」でした。またこの時点では「CP9の任務外報告」という名前も明らかになっていませんでした。

P9の任務外報告というタイトルが明らかになったのがこのvol2です。vol2では瓦礫の島と化したエニエス・ロビーにて「ドアドアの実」の能力内部に異空間を作り出す「空気開扉（エアドア）」を使ってロブ・ルッチを助けていたブルーノの姿が描かれる事になります。サブタイトルも「空気開扉（エアドア）」となっていました。

vol3「ロブ・ルッチを救え」ではその他のメンバーもまとめて生存していた事が描かれます。全員が目を覚ましていますが唯一目を覚まさないままなのがロブ・ルッチでした。

vol4のサブタイトルは「押し付けられた失態。世界政府からの追手」になります。この扉絵では長官であったスパンダムがエニエス・ロビーの崩壊とロビン、フランキーの拘束の失敗を全てCP9メンバーに押し付けた事が描かれます。瓦礫の島となったエニエス・ロビーには他のサイファーポール構成員が集まっており、その様子を伺うブルーノとジャブラの様子が描かれました。

vol「逃走の線路」ではエニエス・ロビーに居られなくなったCP9がエニエス・ロビーに伸びる線路を使って逃走を図る様子が描かれます。ロブ・ルッチをクマドリが、重傷で動けなかったのかカクをジャブラがそれぞれに抱える形で徒歩での移動となっています。

vol6にてCP9メンバーは線路の先にあった春の女王の町セント・ポプラに辿り着きます。病院が発展している様子もあるセント・ポプラですが治療費も持たないCP9の治療を受け付けようとしない様子が描かれる事になります。

vol7からはロブ・ルッチの治療費を稼ぐべく、残りのメンバーが「医療費興行」を行う事になります。vol7ではクマドリが道端に缶を置きながらパフォーマンス興行をする様子が描かれる事になりました。

医療費興行は続きvol8ではジャブラとブルーノによる猛獣ショーを開催します。ジャブラがイヌイヌの実モデル狼の能力で狼の姿になり、ブルーノの合図で火の輪っかをくぐるパフォーマンスをするのでした。

vol9ではフクロウとカクによる医療費興行が描かれます。彼らが行ったのがカクの能力を使った「キリンの滑り台」です。セント・ポプラの子供達を相手にカクの長い首にフクロウが乗せてやる形になっています。長蛇の列ができる程の人気を出していました。

vol10では他のメンバーとは違う形で稼ごうとするカリファの姿が描かれます。「医療費労働」としてアワアワの実の能力を使って町の清掃業を担当するのです。1人で町の広範囲にまとめて泡を撒く事で相当量の仕事をこなしている様子が描かれる事になります。

それぞれの方法でお金を稼いだ事で無事に医療費が集まるとドクターがロブ・ルッチの治療に取り掛かります。セント・ポプラはCP9メンバーの到着からずっと雨が降っていた為かサブタイトルは「受け取ったぜびしょ濡れの金」というタイトルになっています。

ロブ・ルッチの治療が行われている間、カリファとクマドリは残ったお金を使った買い出しを行います。vol12では買い物メモを確認しているカリファと一服しながらロブ・ルッチのハト、ハットリに餌をやっているクマドリの様子が描かれています。

vol13ではvol12の裏の様子としてブルーノ、カク、ジャブラ、フクロウがカフェでコーヒーを飲みながら談笑している様子が描かれています。

vol14では扉絵連載14話目にしてついにロブ・ルッチが目を覚まします。病室で目を覚ました様子のロブ・ルッチに窓辺に居たハットリも喜ぶのでした。

その後も無事に回復したと思われるロブ・ルッチは無事に病院を退院する事になります。他のメンバーも含め買い出しで購入したと思われる服装に着替えつつロブ・ルッチを迎えに行き、ロブ・ルッチは自身を治療したドクターと握手するのでした。

vol16は日常回とも言える扉絵で退院祝いかセント・ポプラの町でボーリングを楽しむメンバーの様子が描かれます。カリファが投げたボールは爆発しながらストライクを出すのでした。カクが付けているスコアボードにはここまで全てストライクになる様子も描かれました。

しかし平穏は続きません。ボーリングが続く中、町で騒ぎが起きている事にブルーノが気が付きます。

町の騒ぎの理由はキャンディー海賊団が港に現れた事でした。キャンディー海賊団は典型的な海賊のようで寄港早々に町に人に襲いかかる様子が描かれる事になります。

もちろんそこに立ちはだかったのがロブ・ルッチ達CP9メンバーです。ロブ・ルッチが船長を蹴り上げ、船員をクマドリが杖で突いたりする様子が描かれる事になります。

そのままキャンディー海賊団の船にまで乗り込んだCP9メンバーは海賊相手に大暴れします。もちろんこの戦いはCP9が圧倒的に有利で、敵船の上にも関わらず余裕で戦っている状態です。その様子はセント・ポプラの町の人からも観戦して盛り上がる程でした。その盛り上がりにはフクロウが戦いながらも応えてしまう程には余裕のある戦いです。

しかしロブ・ルッチ達CP9は正義の名の下に殺しまで許されていた経歴があります。キャンディー海賊団相手にやり過ぎな程暴れたCP9メンバーはあまりのやり方に町の人からも恐怖されてしまうのでした。

その後元々CP9メンバーは世界政府に追われている身でもある事もあってセント・ポプラの町を出る事に決めます。vol22の扉絵では町に別れを告げるメンバーの様子が描かれます。キャンディー海賊団から町を救ったCP9メンバーですが、誰からも見送られる様子がない状態での旅立ちでした。

vol22で誰にも見送られる事がないと思われたCP9メンバーですが、vol23ではキャンディー海賊団に襲われていた母娘の女の子がCP9に一輪の花を差し出す様子が描かれます。これを受け取ろうとするカリファとこういう事をされる事に驚く様子を見せるクマドリ、フクロウ、ジャブラの様子がまとめて描かれる事になるのでした。

vol24では元々はキャンディー海賊団の船だった船を使って出航する様子が描かれます。扉絵は既に海に出た船の後ろ絵ですが、まだ出航した直後でセント・ポプラが近いのか後方に手を振っているメンバーも見えています。

セント・ポプラを出航したメンバーが行き着いた先は故郷の島でした。扉絵は久しぶりの故郷に喜ぶメンバーの様子が描かれています。

vol26ではCP9の故郷の島の様子が描かれる事になります。自然豊かな中で老人から修行を付けてもらう子供達の様子が描かれます。元々この島は次世代のサイファーポールメンバーを育て上げる為の島なのです。一見するとCP9メンバーが写っていないようにも見える扉絵ですが、子供達の後ろに立つ塔の上から修行の様子を見る形で描かれています。

その後、CP9メンバーが故郷に戻った連絡を受けたのか予測してか、海軍とサイファーポール混成によるCP9拿捕作戦が実行されている様子が描かれます。その指揮を取っているのはエニエス・ロビー編にてバスターコール中にフランキーと戦った海軍大佐ベリーグッドでした。

故郷の島に上陸してきた海軍・サイファーポールに対し、サイファーポールに入る未来を夢見て修行する子供達の邪魔をしたくないロブ・ルッチ達はそれぞれに悪魔の実を能力を発動させて海軍・サイファーポール達の前に立ちはだかります。

vol29では打って変わったシーンが描かれます。重傷を負って集中治療室に入っていたスパンダムの元に役人の1人が電伝虫を持ってくるのです。

スパンダムが受け取った電伝虫の電話の相手はロブ・ルッチでした。電伝虫を取るロブ・ルッチの後ろではジャブラが海兵相手に戦う様子が描かれています。この扉絵のサブタイトルは電話の内容と思われる「こちら元部下ロブ・ルッチ」になっています。

vol31ではvol30から続くセリフがサブタイトルになっており「いずれ必ず戻ります」というサブタイトルになっています。ベリベリの実の能力で木の実状になったベリーグッド大佐をメンバーそれぞれが抑えながらロブ・ルッチが電伝虫を掛ける様子が描かれる事になります。

vol32ではロブ・ルッチからの電伝虫を受けたスパンダムは父スパンダインと相談し、CP9の抹殺を企む事になります。スパンダムとしては電伝虫の内容は復讐宣言と受け取ったのかも知れません。

扉絵連載「CP9の任務外報告」最終話はサブタイトル「どこへともなく船は消える」となっており、海軍船で故郷を後にするCP9の様子が描かれます。島には木の実状態でバラバラにされたベリーグッド大佐とセント・ポプラの町で女の子から受け取った一輪の花が植えられているのでした。ここまでが扉絵で展開されたCP9に関するその後の情報になっています。

その後CP9メンバーの一部はCP9を超える諜報機関最高峰の存在であるCP0のメンバーとして再登場する事になります。正式名称「サイファーポールイージスゼロ」はCP9以下の諜報機関とは異なり、世界政府直属ではなく天竜人直属の組織になっています。その特性上、世界政府の最高決定機関である五老星や海軍の大将ですら把握していない行動を取る事もある程の存在になっています。

基本的には天竜人の繁栄の為の活動をしており、任務に関わる事であれば天竜人とほぼ同等の権利を持つなど超法規的措置を取られる程特別な組織になっています。またCP9以下のサイファーポールがまとめて黒を基調としたスーツを着用しているのに対し、CP0だけは白を基調としたスーツを着ているのが特徴になっています。

CP0のメンバーとして再登場したキャラクターの1人がスパンダムです。元々はCP9の長官として登場し、同じくCP9の長官だった父スパンダインの権力を使ってやりたい放題する外道な小悪党でした。上記で紹介した扉絵短期集中連載ではまだその地位は変わっておらず、その後順調に出世したCP0に入ったと考えられています。

ただ父スパンダインが病気になった事で権力が減少、CP0内では長官ではなくあくまでも一構成員という立場になっています。しかも扉絵連載のセリフを守りサイファーポールに復帰したロブ・ルッチの部下になるという上下逆転現象が起こっており、父の病気を治療しての復権を狙っています。

CP9でも歴代最高戦力とされていたのがロブ・ルッチです。六式の最終奥義「六王銃」を唯一使えるなどその実力は抜きん出ていました。扉絵連載のその後にスパンダインが倒れた事でスパンダムにかけられた失態と嫌疑が不問となった事で復帰したとされています。元々CP9でもリーダー格の存在で、扉絵連載でも彼の為に協力する仲間たちの様子が描かれるなど一種のカリスマ性を持った存在と言えます。

具体的な立場は不明ながらCP0の中でも上位に位置するようでスパンダムを部下として扱い、「邪魔者」と容赦なく告げる、他のCP0構成員に指示を出すなどしています。また世界会議にも天竜人側で登場するなどしている事からその戦闘力は健在であると考えられています。

同じくCP9からCP0に昇格したキャラクターがカクです。角張った長い鼻とキャップが特徴的なキャラクターで、エニエス・ロビー編ではスパンダムがコネで手に入れた悪魔の実を食べてゾロと戦い敗北しました。元々CP9でもNo2の実力があった為、順当に昇格していると言えます。再登場後はまだ活躍らしい活躍はしていませんがロブ・ルッチやステューシーと共に描かれる事が多くなっています。

イヌイヌの実モデル狼の能力者であり、CP9メンバーではNo3の実力を持っていたのがジャブラです。六式使いであるCP9メンバーの中でも唯一鉄塊を使いながらも動く事が可能であり、鉄塊をそのまま攻撃にも転用する「鉄塊拳法」を駆使しての戦闘を得意としています。エニエス・ロビー編でははじめウソップ（そげキング）相手に有利に戦いを進めサンジ相手にも激闘を繰り広げながら有利に戦いを進めていました。

最後にはサンジが「悪魔風脚」を出した事で敗れる事になります。実力的にはCP0に選ばれていても不思議ではないキャラクターになっています。

牛の角のような髪型が特徴的なキャラクターがブルーノです。「ドアドアの実」の能力者でもあり、寡黙な性格をしています。ウォーターセブン潜入時はガレーラカンパニーに直接潜入した他の者と違い敢えて町の酒場の店主をする形でした。エニエス・ロビー編では先んじて麦わらの一味と衝突する事になりますが、ルフィが「ギア2」を発動させた事で圧倒され敗北する事になります。

ただ他のメンバーと比較して真っ先に倒された故か復活も早く、扉絵連載で描かれたように他の仲間を救う事も出来ています。

歌舞伎役者のような見た目や言動が特徴的なキャラクターがクマドリです。コネの力で長官になり、実力も一般兵士と変わらない事から他のメンバーが馬鹿にするスパンダムに対しても一定の忠誠心を持っていました。「生命帰還」を使って自身の体の隅々まで操る事ができ、主に髪を操って戦います。

エニエス・ロビー編ではナミ、チョッパーと対決。ナミを圧倒し、チョッパーも圧倒しますが、チョッパーが決死の覚悟で行ったランブルボール乱用による後に「怪物強化」と呼ばれるモンスターとなった事で敗北する事になりました。

丸っこい体付きで、大柄の者も多いCP9メンバーの中でも1番大きいのがフクロウです。噂が好きで口が軽い為情報を漏らしてしまうという諜報員としては致命的な弱点を持っています。六式の中でも特に「剃」の達人であり音もなく相手に近寄るのを得意としています。エニエス・ロビー編ではフランキー相手に六式使い有利の空中戦に持ち込みますが、最後にはフランキーに敗れる事になりました。

現CP9メンバーの中では紅一点の存在と言えるのがカリファです。金髪のロングヘアーにメガネをかけた美女で、クールな印象を受けますが天然ボケな一面も持ち合わせています。ウォーターセブン潜入時はアイスバーグの秘書を務めていました。エニエス・ロビー編の決戦前に悪魔の実を食べアワアワの実の能力者になっています。

決戦では当初サンジと戦い、女性を蹴れないサンジに勝利するも続いて戦ったナミの頭脳戦と「完成版天候棒」の効果に翻弄されて敗れる事になりました。ちなみにカリファの父もCP9のメンバーだった事が明らかになっており、スパンダムの父スパンダインに仕えていました。

CP9の元メンバーだった事が明らかになったのがフーズ・フーです。フーズ・フーが登場したのはワノ国編で、現在の立場は百獣海賊団の幹部である飛び六胞の一員です。「飛沫のフー」の異名を持ち、5億4600万ベリーの賞金首でもあります。動物系古代種「ネコネコの実モデルサーベルタイガー」の能力者であり、部下「CAT'S」を指揮しています。

元CP9のフーズ・フーが百獣海賊団の一員として登場した経緯にはワンピースの物語の根幹にあります。ワンピースではルフィがシャンクス達赤髪海賊団が「敵船から奪ってきた」ゴムゴムの実を食べてしまった事でルフィがゴム人間になってしまうのが最初のエピソードですが、この「敵船」というのがゴムゴムの実を輸送していた海軍であり、その護送の取りまとめを担当していたのが当時CP9に所属していたフーズ・フーだったのです。

元々はCP9でもロブ・ルッチに匹敵する存在になると期待されていたフーズ・フーですが、この護送に失敗した責任を取らされCP9を追放、それだけに留まらずインペルダウンに投獄される事になってしまうのです。その後脱獄して海賊になり、百獣海賊団入りをしたのでした。

余談ですが、ファンの間では実はフーズ・フーはワノ国編以前に登場していたのではないかと考えられています。初めてフーズ・フーが登場したシーンではないかとされているのが20年前のオハラのエピソードで、スパンダインの後ろで学者を抑えるようにまとめて指示を出していたのがフーズ・フーなのではないかと考察されているのです。

ワンピース作中でCP9の存在が明らかになったのはウォーターセブン編での事です。元々はスパンダムが自らの出世の為に古代兵器プルトンの設計図を手に入れようとした事に始まっています。トムを逮捕し情報を聞き出そうとしますがその時には設計図はアイスバーグに渡されていました。しかもアイスバーグが経営するガレーラカンパニーは世界政府御用達の造船会社にまで成長していた事でCP9といえど簡単には手が出せなかったのです。

ルッチ達を送り込みチャンスを狙う中、潜入任務が始まって5年後ウォーターセブンにやってきたのが麦わらの一味でした。元々追っていたロビンに接触するとロビンを強引に連れ去り、結果的にこの行動によって麦わらの一味と対峙する事になるのです。

2022年5月時点ではスパンダム、ロブ・ルッチ、カクだけが再登場していますが、他のCP9メンバーも再登場する可能性は十分に高いと考えられています。そもそもロブ・ルッチ達も再登場時には最初は仮面で顔を隠しておりその正体は不明の状態でした。またウォーターセブン編でも全員で登場したわけではなくエニエス・ロビー編にて合流したメンバーもいた事を考えると別の所で仕事をしている可能性も十分に考えられます。

残りのCP9メンバーはCP9所属のまま再登場する可能性なども考察されていますが、CP0には2022年5月時点でまだ顔を明かしていない諜報員がおり、今後もこういった存在が登場する可能性もある事なども考慮するとまとめて再登場する事になるのか、バラバラに再登場するのかは不明ながらもやはりCP0に昇格しての再登場が妥当ではないかとされています。

ここからは既にワンピースを視聴している人のCP9についての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。CP9は世界政府側の戦力であった事などそれまでのワンピースの敵とは違った事から人気の高かった組織だけに再登場を期待する声は非常に多くありました。その為、ロブ・ルッチやカクなどが再登場した際には驚きと共に歓喜の声が上がっています。

ただその一方で再登場したのは一部のメンバーだけであり、まとめて再登場じゃなかった事が気になるという声も多くなっています。魚人海賊団のハッチのように別行動していた事が明らかになっていれば別ですが、少なくとも扉絵連載では最後まで共に行動しており、エニエス・ロビー編のその後が描かれる扉絵連載ですが、その扉絵連載から再登場までの間に何があったのか知りたいという声も見られる結果になっています。

また本編だけ見るとその再登場は意外だったとする声も多いです。エニエス・ロビー編で明確に敗北したにも関わらず昇進し再登場したように見えた為で、扉絵連載という形もあったとはいえ、少しは本編でも触れておいた方がもっとスムーズに受け入れられたのではないかという声もあります。

またワンピース本編ではどうしても描きにくい部分を描いたとして扉絵連載の中でも人気の高いものになっているという事実もあります。特にCP9は形はどうあれ世界政府側の戦力であり、歓迎される存在である事、またわずかとはいえ日常的なシーンが描かれた事や全員でまとまってボーリングを楽しむ姿などから結束力の高さなどが見れて良かったとする声も多くなっています。

また一部のファンの間では元々再登場する際には形はどうあれルフィ達と協力する事になる可能性を考察していたファンも見られます。ロブ・ルッチら一部のメンバーが再登場した後もまとめて再登場というわけではなく誰かが協力関係になる可能性も考慮されており、いずれにしても他のメンバーが再登場する事にも期待したいという声も多くなっています。

その一方で特に扉絵連載ではロブ・ルッチの為にまとめて稼ぐなど団結心を見ているだけに再登場でもやっぱり結束力を見せてほしいという声も多く、やはりCP0のメンバーとしての再登場を期待する声も多くなっています。特にCP0メンバーとして登場したステューシーとカリファの絡みは見てみたいという声も見られます。

ワンピースエニエス・ロビー編にて麦わらの一味と激突したCP9ですが、その後の様子は扉絵連載でまとめて描かれ、最終的には一部のメンバーはより上位の組織であるCP0の一員として再登場しています。この再登場には歓喜する声も多い一方で、残りのメンバーの再登場により期待感が高まるという声も多くなっています。

特に扉絵連載では結束力を見せていただけにまとめての再登場じゃなかったのはワンピースの作品的に仕方ないにしても順次CP0のメンバーとして再登場してほしいという声も見られる結果になっています。CP0の構成員がロブ・ルッチ達以外にもいる事は確定しているので今後の彼らの動向にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？