【ワンピース】指銃（シガン）はCP9が使用する攻撃技！六式の他の技も一覧で紹介

ワンピースとは1997年から週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎先生が連載している海賊を題材とした少年漫画です。少年漫画らしい夢や絆と言ったテーマを全面に押し出しつつ、壮大な世界観と物語の節々に散りばめられた伏線が様々な考察を呼び、日本国内外で高い人気を集めているコミックです。その発行部数は国内記録も複数保持し、海外でも最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズとしてギネス記録にも認定されています。

その人気は漫画だけに留まらず1999年から2020年5月現在も放送中のアニメ、14作が作られている映画、アニメオリジナルエピソードや映画をベースにした小説、特徴を生かした様々な形でのゲーム、果てはスーパー歌舞伎の題材として使用されるなど様々なメディアミックス展開が行われ、それらそれぞれ高い評価を受けて相乗効果でより人気を高めています。まさに日本を代表するコミックシリーズです。

海賊王を目指すルフィは東の海（イーストブルー）のフーシャ村を出発、各島を巡り、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミと仲間を増やし、麦わらの一味を結成します。そして偉大なる航路（グランドライン）へと冒険を進めます。偉大なる航路に入ってからもチョッパーを仲間に加えます。さらにアラバスタで一時的に仲間になっていたビビと別れる事になりますが代わりにロビンが仲間に加わる事になりました。

ロビンはその後、麦わらの一味として共に空島に赴き、フォクシー海賊団とのデービーバックファイトでも麦わらの一味として戦いますが、ウォーターセブンにて麦わらの一味の前から姿を消してしまいます。ロビンが消えるきっかけを作ったのが今回紹介する指銃を含めた六式を扱う世界政府の諜報機関CP9でした。ロビンは彼らに連れられ司法の島エニエス・ロビーに連行され麦わらの一味はロビンを追ってエニエス・ロビーに乗り込む事になります。

指銃とは六式の中でも直接攻撃技として用いられる技の１つで、硬化させた指先で相手の身体に銃で撃たれたような衝撃を与える技です。ワンピースに登場する技としては非常にシンプルでかっこいい技である故に六式使いのCP9もこの技を基本にしてそれぞれの戦闘方法や悪魔の実と組み合わせて発展させたかっこいい技を使用したりしています。

元々六式は武装色の覇気の修行の一貫としても行われるもので、CP9の任務の都合上、武装色の覇気を必要最低限の範囲に纏いつつも殺傷能力を高めた技だと考察されています。CP9の任務の性質をそのまま体現したような技で六式がかっこいいと言われる要因の技にもなっています。余談ですが六式の中でも難易度が高いのか半人前と言われた四式使いのネロが使えない2つの六式の1つにもなっています。

CP9とは世界政府直轄の諜報機関の1つの組織です。ワンピースの世界ではサイファーポールと呼ばれる諜報機関が世界の8箇所に拠点を構えそれぞれCP1~CP8と呼ばれる諜報機関として存在している事が知られています。対してCP9は世間的にはその存在が知られておらず「闇の正義」を掲げ、世界政府に非協力的な市民の殺しまでもが許されている組織です。

正式所属されているメンバーは長官のスパンダム、半人前の四式使いであるネロを除けば全員が六式を習得しており、CP9に所属する1つの条件が六式の体得になっていると考えられています。CP9に所属する条件は不明ですが、スパンダムやカリファのように父から職を引き継いだ者、ロブ・ルッチのように幼少期から英才教育を受けた者などもおり完全な実力主義とも言えない組織体系をしています。

ただ殺しに特化している組織という事もあって長官のスパンダム以外は飛び抜けて戦闘能力が高く、特にリーダー格であるロブ・ルッチはその高い実力からCP9史上最も冷酷な殺戮兵器と呼ばれ海軍上層部などからも高い評価を受ける程のまさに戦闘のスペシャリストとも言える集団です。その性質上、ワンピースにおいては異質な組織であり、かっこいいと人気が高い組織になっています。

また六式の特性上、身体能力の向上がそのまま戦闘力の向上に繋がる事もあり、悪魔の実の中でも特に動物系悪魔の実と非常に相性が良くなっています。CP9内では道力という数値で戦闘力を数値化していますが、このTOP3であるロブ・ルッチ、カク、ジャブラはいずれも動物系悪魔の実の能力者となっており、特にロブ・ルッチとジャブラは複数の派生型指銃を使用する事が出来ます。

鉄塊とは六式屈指の防御技と言える技です。肉体の硬度を鉄のように高める事が出来る技ですが、弱点として全身を硬化した場合は身動きが取れなくなるという弱点を持った技になっています。CP9ではジャブラはこの鉄塊を全身に張り巡らせたまま動く事が出来る「鉄塊拳法」を得意としている他、ブルーノも身体を部分的に鉄塊で固くした上で相手に攻撃するというように攻撃技に転用する使い方を見せているキャラクターもいます。

基本的には防御技ですが使い方次第では攻撃にも転用できる攻防一体の技と言えます。攻撃への転用を意識したジャブラに対しどちらかと言えば防御に特化したブルーノに加え、相手の攻撃に合わせて使用する事でカウンターを狙うロブ・ルッチのような特殊な使用の仕方をするキャラクターもいる幅の広いかっこいい技です。

紙絵とは相手の攻撃で発生する風圧に身体を任せる事で相手の攻撃を回避するという回避技です。必要最低限の動きで相手の攻撃を回避する事で即座に反撃も可能となる技です。ワンピース作中ではフクロウが主に使用している他、ロブ・ルッチが生命帰還と組み合わせる事で「紙絵武身」という応用技として使用しています。

回避技という特殊な立ち位置の技という事もあってかワンピース作中での使用者は少ないです。また他の技と組み合わせての使用が多く目立ちにくい事も相まって六式の中でも影の薄い技だと言われています。

剃とは六式の中でも移動技に分類される技です。高速移動をするのに使用される技である為、戦闘になれば攻防一体の技として使用できる他、CP9の任務に欠かす事が出来ないスパイ活動などにも応用が効くなど応用力が高い技です。この技を見様見真似で習得したルフィ曰く、移動前に地面を10回以上蹴ってその反動を利用して移動している技でSBSで紹介された情報では100mを4秒で移動出来る程のスピードに匹敵すると説明されています。

また移動技という事で六式の中では難易度が低いのか、CP9のメンバー以外にも使用者が多数登場しており、六式の中で唯一剃だけを習得しているというキャラクターも複数登場しています。

剃を使用する際に使用される爆発的な脚力で空中を蹴って移動する移動術が月歩です。剃の応用技であり空中を蹴る事で、空を飛ぶように歩く事ができ、同時に急な方向転換や高さを上げた上での反動をつけての攻撃などへの応用も出来ます。こちらも戦闘以外にも応用が利く移動技であり船がなくとも海の上を渡れるのは1つのメリットと言えるのではないかと言われています。

発展技という事で基本的には剃の習得後に習得する技だと考えられ、正規の方法で六式を体得したと思われる世界政府側のキャラクターは月歩を使用できるキャラクターは剃も使用出来ます。対してその利便性から世界政府側ではない使用キャラも登場していますが彼らは月歩を使用しても剃を使用している場面は描かれていません。

嵐脚とは指銃に並ぶ六式の攻撃技で鋭い蹴りでゾロの「煩悩砲」のような飛ぶ斬撃を繰り出す事が出来る技です。近距離技である指銃に対して遠距離攻撃も可能な技と言えます。この能力を極めた者は足以外にも腕や悪魔の実の伸びた首などでも嵐脚を繰り出す事が出来るようになっており、必ずしも足で放つ技ではありません。またその威力は嵐脚を得意としているカクの場合なら塔を丸々切断してしまえる程に高くなっています。

六式の中でも攻撃技という事もあってか応用技の多い技で、嵐脚を得意としているカクはもちろん、ロブ・ルッチやジャブラ、クマドリなどが独自に発展させた嵐脚を使用しています。派生技も含めると唯一CP9全員がワンピース作中で1度は使用している唯一の技になります。かっこいいと人気が高い技である一方で、CP9以外に使用者が登場していない技にもなっています。

手合とは六式遊戯として登場した技で相手の体術の強さを測る技です。ワンピース作中では主にフクロウが使用してそのCP9メンバーの道力を測る際に使用しています。手合で測るのはあくまでも体術による強さでありそこに悪魔の実の能力や武器による強さは考慮されていません。またワンピース作中で使用しているのはフクロウのみですが道力を測るという性質上他のメンバーも使える可能性が高いです。

六王銃とは六式を極限まで極めた者のみが使用できると言われている六式の最終奥義技です。両手で拳を作り相手に当てる事で衝撃貝（インパクトダイアル）の数倍の威力に匹敵する衝撃を相手に送り込むという技です。ワンピース作中で使用出来るのはロブ・ルッチのみであり実質的に専用技のような立ち位置の技になっています。

その性質上相手に密着する必要があり、フルパワーで放つ事がなかなか出来ませんが、ロブ・ルッチは悪魔の実の能力者の影響で生える尻尾で相手を捕縛した上で放つ事で「最大輪六王銃」という技にしてフルパワーで放っています。

指銃を含む六式が登場したウォーターセブン編はワンピースでいえば40巻前後、新世界編突入前に登場した技です。この頃はまだ明確に覇気も登場しておらず、ルフィもようやくその後の戦い方のベースとなる「ギア」の2、3を習得したばかりという状態でした。この事から六式は既に過去の技という印象が強くなっており、今後再登場するのが難しいのではないかと考察されています。

一方で下記でも紹介するように、CP9以外のメンバーでも六式の技の一部を使用出来るようになっていたり、CP9のメンバーの中でも戦闘力が高いロブ・ルッチとカクはCP0の所属という形で新世界編に再登場を果たしています。この事から六式に覇気を組み合わせる事でさらに昇華させた「零式」的な技が今後登場するのではないかとも考察されています。

元々六式と覇気の中でも武装色の覇気は非常に近い関係にあると考察されており、或いは覇気の習得の為に必要な1つのステップとして確立したのが六式なのではないかとも考察されています。特に指銃は指のみを硬化させる武装色の覇気では？とも考察されている事から今後技を昇華させたロブ・ルッチ達が活躍する可能性もかなり高いです。

十指銃とはCP9のジャブラが指銃から派生させた技で、両手の十本の指全てで指銃を行う技です。手を合わせて使用する点で六王銃ににていますが、六王銃が拳で放つのに対し、十指銃は指で放つという違いがあります。またジャブラはさらに十指銃の派生技として月歩で急降下しながら放つ月歩十指銃という複合技も使用しています。2020年5月現在ジャブラの最高攻撃技です。

獣厳はCP9のフクロウが指銃を派生させた技で、指銃と同じ速度で放たれるパンチです。指銃の速度で放つ事でそのパンチの威力は超重量級のパンチになります。さらにフクロウはこの獣厳と剃を組み合わせて獣厳で吹き飛ばした相手を剃で先回りして獣厳で殴り続ける「梟叩き」という複合技も使用しています。2020年5月現在フクロウの最も強い攻撃技です。

飛ぶ指銃"撥"とはロブ・ルッチが使用する指銃の派生技で、ロブ・ルッチは豹形態で使用します。豹形態によて伸びる鋭い爪で空気を弾く事で空気の弾を飛ばす技です。アニメワンピースではこの技をさらに派生させ飛ぶ指銃"撥"を3連射する「飛ぶ指銃"三撥（ミツバチ）"」、爪の先に発生させた火を飛ばす「飛ぶ指銃"火撥（ヒバチ）"」という技も使用しています。

しなる指銃　”鞭”（ウィップ）とはCP9のカリファが使用する指銃の派生技で、本来の指銃の直線的な軌道は相手に読まれて避けられる可能性がある事から、腕をしならせて放つ事で動きを読ませない指銃として使用されています。

指銃「Q」（キュー）とはCP9のクマドリが使用する指銃の派生技です。クマドリの武器である錫杖をビリヤードのキューのように使用して放つ指銃です。ワンピース作中で数多く登場している指銃の派生技の中で唯一武器を使用して放つ技になっています。また武器を使用するという性質を活かし、錫杖の先に火をつけた上で放つ「獅子樺蕪（シシカバブ）」という派生技も持っています。

またクマドリが得意としている生命帰還との合わせ技として、髪の毛で相手を拘束した上で相手の正面を指銃「Q」で突く「柳・吟・情（やな・ぎん・じょう）」、相手の背面を指銃「Q」で突く「春・吟・情（はる・ぎん・じょう）」という複合技もあります。

鼻銃とはCP9のカクが使用する指銃の派生技で、悪魔の実「ウシウシの実モデル麒麟（ジラフ）」のキリン形態のキリンの鼻を使って放つ指銃です。まだ悪魔の実の能力者になったばかりのカクがエニエス・ロビーでのゾロとの戦いの中で編み出した技で思いつきのように放った技ですがその威力は岩に穴を開けるほどの威力があります。

またこの鼻銃をカクはさらに派生させ、首を縮めてから放つ事で威力を高めた極・鼻銃「麒麟マン射櫓 （キリマンジャロ）」、連続で鼻銃を放つ「猛竹林（もうちキリン）」という技もその場で開発して使用しています。見た目のふざけた印象に反して高い威力を誇る技です。悪魔の実の能力と組み合わせているので実質的にカク専用の指銃と言えます。

黄連とはロブ・ルッチが使用する指銃の派生技で、片手を後ろに構えながら前方の手で連射する指銃の事です。この黄連の両手バージョンが斑で1つ1つの指銃の破壊力はそのままに連射する事で回避後の相手に反撃を許さない技になっています。

獅子指銃とはクマドリが生命帰還と複合させる事で使用する指銃です。クマドリは生命帰還により髪を自在に操りますが、この髪で指の形を作り放つ指銃の事を言います。髪で作る手の数は複数なので、ルフィの「ゴムゴムの銃乱打（ガトリング）」のように避ける隙間を与えない指銃になっています。生命帰還で髪を操るのはクマドリだけなので実質クマドリ専用の技です。

ワンピースのローグタウン編から登場している海兵であるたしぎ。スモーカーが麦わらの一味を追って偉大なる航路に入り、頂上戦後にはG5支部に配属されたの後も腹心として登場しつづけているたしぎは初登場時から剣士としては優れながらもまだまだ弱いと言われ続けているキャラクターです。そんなたしぎですがG5所属として新世界編で再登場した際には武装色の覇気とわせて「剃」を体得しているのが確定しています。

たしぎは長くワンピースに登場しているキャラクターであるにも関わらず、戦う相手が基本的に格上であり、海軍所属という立場もあってほとんど技を使用するシーンが描かれた事がないキャラクターです。そのためたしぎについては様々な考察が飛び交っており、六式のその他の技も習得している可能性があるとも考察されています。

たしぎよりも先に登場し当初はひ弱で戦闘能力はほぼ皆無だったにも関わらずその後大幅に成長して再登場を果たしたのがコビーです。ガープに鍛えられたという経緯を持つコビーは基本的に体術で戦い、六式の剃も使用する事が出来る事が確定しています。またワンピース作中の描写から他の六式の技も使用できる可能性が高いと考察されています。

剃を使用したのはウォーターセブン編でのルフィとの再会時であり、新世界編では階級が大佐に上がり海軍機密特殊部隊SWORDのメンバーにも名を連ねるなどさらに成長している姿が描かれており、今後六式、或いはそれを元にした技を使用するのではないかと考察されています。仮に現状使えないとしてもコビーは海軍の中でも成長株として描かれているキャラクターなので今後習得するという可能性も0ではないです。

六式はCP9や海軍といった世界政府側の勢力の技能です。しかしワンピース作中には全く別のベクトルから六式に該当する技を習得しているキャラクターもいます。その代表格と言えるのが麦わらの一味のサンジです。サンジは六式のうち、月歩に該当する「空中歩行（スカイウォーク）」という技を使用しています。

サンジは六式に該当する技を習得するエピソードが描かれているキャラクターでサンジがこの技を習得したのは新世界編に入る前の2年間の修行の間です。バーソロミュー・くまによって飛ばされたイワンコフが国王を務める国、カマバッカ王国でオカマ達から逃げる際、逃げ場を失うサンジ的危機的状況の中で自然と体得した物になっています。ワンピース作中では魚人島編で初使用し、その後も頻繁に使用しています。

また本来であれば空中歩行＝月歩は剃の応用技である為、月歩を使える者は基本的に剃も使用できますが、サンジはその習得方法もあって、空中歩行習得以降も剃を使用出来る描写はありません。ただそれらしい技を使用した例はあり、六式の中でも同じ足技という共通点もあり、サンジは今後嵐脚も習得するのではないかとも考察されています。

CP9以外のキャラクターで複数の六式を使用しているキャラクターの代表格と言えるのがパンクハザード編で登場したヴェルゴです。ドフラミンゴファミリーの幹部ですが、ドフラミンゴの指示で海軍に潜入した経緯から身につけた物と考えられています。武器としては武装色の覇気を纏わせた竹竿を持ち、全身に武装色の覇気をまとっても戦いますが、六式の中では「剃」「月歩」「指銃」を使用する事が出来ます。

元々六式が暗殺などを専門にするCP9の技である為か、海軍の部下達を始末する際に使用するなど状況に合わせた使用方法をしています。CP9が暗殺術として指銃を使用しているシーンがない事から奇しくも指銃を一番暗殺っぽくかっこいい使い方をしているキャラクターとしても知られています。

その他にも海軍に所属するキャラクターの中で将官クラスのキャラクターの中で六式のいずれかの技を使用しているシーンが描かれているキャラクターがいます。エニエス・ロビー編でバスターコールで招集された5人の中将の1人として初登場したモモンガ中将はバスターコールの最中に月歩を使用。その後マリンフォード頂上戦争に際してもハンコックを迎えにくるのに再登場しており、剃も使用しています。

マリンフォード頂上戦争、ワンピースフィルムZで登場したダルメシアン中将とキビン准将はそれぞれにダルメシアン中将は剃と指銃、キビン准将は剃と月歩、鉄塊を使用しています。その他の海兵にも六式と思われる技を使用している海兵もいます。元々海軍の将校になるには覇気の習得が必須とされている事もあり、覇気と六式が近い関係にあるのではないかと考察される要因にもなっています。

ホールケーキアイランド編にてルフィ達を追いかける中でビッグマムの子供たちのうち何人かが月歩を使用しています。使用が確認出来るのは35男のシャーロット・ユーエンと36～40男の10つ子の中の数人です。サンジが空中歩行（スカイウォーク）を使用して空中から逃げ出そうとした際にそれを迎撃しようと使用しましたがジェルマの妨害を受けています。世界政府側の人間ではない彼らが月歩を使用できた理由については不明です。

また使用したのが彼らというだけで使用可能な者が彼らだけなのか、使用できる者はもっと大勢おり、偶然使用したのが彼らだけだったのかは不明です。少なくとも複数の使用者がいる事からビッグマム海賊団にはその月歩の技法が伝わっていると考えるのが妥当です。

ここからは既にワンピースを視聴した人の指銃や六式についての感想を紹介しておきます。ワンピースでは直接的な戦闘術として登場した六式ですが、元々CP9が諜報機関であり暗殺等を主任務にしている事から暗殺で使用されるのが本来であり、そちらの方で本領が発揮されるのではないかと言われています。その代表格と言えるのが指銃です。

六式は武器いらずの暗殺術とも言えるので相手に警戒心を抱かせずに接近して仕留める事が出来る指銃はもっと別の形で登場していればもっとかっこいい技になったとする声もあります。せめてワンピースの作中でも1度は暗殺的な使用方法がされているのが描かれていればもっとかっこいい描写になったとする声も多いです。

エニエス・ロビー編は技がシンプルでかっこいいという声も多く、その中でも特に名前が上がるのが指銃と嵐脚の攻撃技2つです。攻撃技という事もあって人気が高いというのもありますが、シンプルでかっこいいという声や、それぞれのキャラクターに合わせてのアレンジの仕方がかっこいいという声も多く集まっています。

また基本的に独自の戦闘方法で戦う事が多いワンピースにおいて、独自に派生させているとはいえ基本を同じ技でコレほどまでのバリエーションが出せる事がかっこいいとも言われ、六式、及びそれを使用するCP9自体がかっこいいと人気を集める理由にもなっています。

六式とその後にワンピースに登場した覇気の関連性を考察するファンも多く、実際に様々な考察が生まれています。特に六式が初登場したエニエス・ロビー編以降も使用者が登場している事から元々は同じ源流にある技なのではないかとする声も多いです。特に指銃は指先限定の武装色の覇気での武装硬化なのではとする声も多いです。

またワノ国編で正式に登場した武装色の覇気の新たな使用方法である流桜も六式の奥義とされた六王銃を連想したという人もおり、益々六式と覇気の関連性が考察されるきっかけとなっています。元々指銃を含めて六式の技は覇気と違い具体的な原理が説明されていない事もあり、考察量は非常に多いです。特に指銃と鉄塊に関してはそのまま武装硬化なのではないかとする声も多いです。

また六式としては登場していないものの、六式と同系・応用技なのではないかとされる技も多くなっています。体術使いのキャラクターは特にその傾向が強く、元々六式が体術の1つの極地として登場しているだけに作者の尾田栄一郎先生も意識してやっているのではないかとする声も多くなっています。

同時に仮に六式と覇気やその他に近い技と明確に違うのであれば六式の原理をもう少し説明して欲しいという声も多くなっています。ロブ・ルッチやカクが新世界編ではCP0として再登場している事もあり、六式の進化した形が見れるのではないか、六式についてのさらなる情報が今後登場するのではないかと期待する声も多く見られます。

指銃は六式の中でも暗殺を生業とするCP9に最も似合うかっこいい技としてエニエス・ロビー編で登場した技です。CP9のメンバーはノーマルの指銃はもちろん、それぞれの特性に合わせて指銃の派生技を開発しており、様々な形で使用されています。特に暗殺に特化した近接技である故かCP9以外のメンバーではヴェルゴ以外に使用キャラがおらずCP9の代名詞的なかっこいい技になっていると言えます。

指銃を含めて六式の技は原理等は説明されておらず、覇気との関連性や違いなどが気になるという声も多くなっています。使用者の中でも戦闘力が高いロブ・ルッチやカクがCP0として再登場している事から今後原理が説明される事や新たなる進化したかっこいい指銃が登場するのではないかとする声もあり期待が集まっています。ロブ・ルッチやカクの戦闘に注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか？