【呪術廻戦】東堂が言った「あのこと」とは？虎杖に言わなかった理由と内容を考察

「呪術廻戦」に登場する東堂葵というキャラクターをご存知でしょうか？「呪術廻戦」に登場する東堂葵は、呪術高専京都校の3年生で、1級呪術師という作中でも強いキャラクターとなっています。そんな東堂葵は、主人公の虎杖悠仁を「兄弟（ブラザー）」と呼び、特別な絆を感じているようで、良き戦友として活躍しています。今回はそんな東堂葵について「あのこと」も含め詳しくネタバレ紹介していきます。

東堂葵の登場する「呪術廻戦」の作品概要をご紹介していきます。「呪術廻戦」は芥見下々先生によるアクション漫画で、「呪い」をテーマにしたダークファンタジーとなっています。「週刊少年ジャンプ」で2018年から連載が開始され、2022年5月現在まで19巻の単行本が発売されています。「呪術廻戦」は2020年にテレビアニメ化を果たし、2021年には映画「劇場版 呪術廻戦 0」も公開されロングランヒットとなっています。

「呪術廻戦」のあらすじをご紹介していきます。虎杖悠仁は祖父と2人暮らしでしたが、ある日祖父が遺言を遺し亡くなってしまいました。そんな虎杖の前に、伏黒恵という男が現れ、「両面宿儺の指」の所在を尋ねます。聞けば「特級呪物」と呼ばれる代物で、とても危険だと言います。虎杖は指を回収する為、自身の通う高校へ向かいますが、そこではすでに「両面宿儺の指」の封印が解かれ、周囲の呪霊達が集まっていました。

「呪術廻戦」に登場する東堂葵についてご紹介していきます。東堂葵は呪術高専京都校の3年生で、1級呪術師です。体格は非常に大きい体つきで、後ろで束ねているドレッドヘアーと左顔面にある傷跡がチャームポイントのキャラクターです。当初は好戦的で、都立呪術高専との交流会の際には、虎杖悠仁に攻撃を仕掛けていました。しかしその後虎杖と意気投合し、以降は虎杖に助太刀するなど「親友」として接するようになっています。

「呪術廻戦」に登場する東堂葵は、渋谷事変の時に真人と戦闘中の虎杖の元へ駆けつけました。この時虎杖は、戦闘で精神的に大きなダメージを受けていました。そんな虎杖の様子を見て、東堂は「あのことは言わない方がいい」と心の中で呟きました。この、東堂が虎杖へ伝えない方がいいと判断した「あのこと」とは、なぜ虎杖へ伝えないほうがいいのでしょうか？理由をネタバレ考察していきます。

「呪術廻戦」に登場する東堂は、渋谷事変で真人と交戦中の虎杖の元へ駆けつけました。元々、渋谷事変とは夏油傑が引き起こしたテロ行為で、非呪術師も巻き込む大変な被害を出しました。そして夏油傑は目的であった最強の呪術師・五条悟の封印に成功しています。そんな呪霊と呪術師の大規模な戦いで、呪術高専の生徒も最前線で活躍しています。そして都立呪術高専と京都校との共闘も大きな話題となっていました。

そんな渋谷事変の中で、触れただけで相手を死に追いやってしまう能力を持つ呪霊・真人と交戦したのは、虎杖と釘崎野薔薇でした。しかし釘崎は真人の攻撃を受けてしまい、重傷を負って戦線離脱しています。渋谷事変では多くの仲間が犠牲になり、虎杖の精神的負荷もある中、一番身近にいた釘崎まで渋谷事変の犠牲者となった事で、虎杖は戦意を喪失しかけていました。そこへ駆けつけたのが東堂葵でした。

渋谷事変で虎杖の元へ駆けつけた東堂は、虎杖悠仁の心が限界にきている事を感じ取り、虎杖に激励の言葉をかけました。それは同じ呪術師として虎杖を「ブラザー」と呼び特別に気にかけていた東堂らしい対応で、東堂は虎杖を激励した後、呪霊・真人との戦闘に入りました。そんな銭湯に入る直前の東堂が、モノローグで言ったセリフが「あのことを今言う必要はない」という、虎杖を気遣うようなセリフでした。

渋谷事変で虎杖の元へ駆けつけた東堂が、モノローグで「あのことを今言う必要はない」と言った事をご紹介しました。ではなぜ東堂が虎杖に「今言う必要はない」と判断したのでしょうか？東堂が虎杖に「あのこと」を今言う必要はないと判断した理由について、ある考察がされていました。その考察というのが、渋谷事変で虎杖は大きな心の傷を負っていた事が理由として挙げられていました。

虎杖は、渋谷事変で呪術高専の仲間を多く失いました。そしてその仲間の死を虎杖は目の前で見ています。さらに、自身が受肉している特級呪霊・両面宿儺が暴走し、多くの民間人を殺害したという耐え難い現実も虎杖に重くのしかかっています。そんな心の傷を負って戦意喪失していた虎杖に、さらに辛い現実を伝える必要はないのではと東堂は判断したのではないかと言われていました。

渋谷事変で東堂が虎杖に「今言う必要はない」と気遣う事になった「あのこと」とは何の事なのでしょうか？そこで次は東堂が虎杖に伝えなかった「あのこと」について、ファンの間で考察されている内容をネタバレ紹介していきます。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察1つ目は、「冥冥のこと」です。冥冥とは呪術高専の協力者で1級呪術師ですが、この冥冥について死亡説が流れていました。それは渋谷事変で夏油傑に最初に対峙したのが冥冥だった事から、ストーリー構成的に夏油傑の敗北はあり得ないと判断され、よって冥冥は死亡したと考えられていました。しかし結果として冥冥は弟・憂憂の術式で海外へ逃亡して無事である事が分かっています。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察2つ目は、「存在しない記憶のこと」です。存在しない記憶とは、虎杖が持つとされている特殊な能力です。この存在しない記憶によって東堂は別の学校に通っていたはずの虎杖と同級生で親友である思い出が頭に浮かんでおり、呪胎九相図の脹相も、虎杖によって存在しない記憶を受け取っています。この存在しない記憶を植え付ける能力について、「あのこと」と考察されている方がいました。

しかし、前述したように東堂は虎杖に対し、これ以上落ち込まないように「あのことを今言う必要はない」と判断しています。よって虎杖にとって「辛い現実」である事が有力説と言われている「あのこと」ですが、ここであえて「存在しない記憶の詳細」を虎杖に対して伝えなければならない優先度は低く、モノローグで東堂が言う必要はないと結論づけられていました。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察3つ目は、「他の呪術師の状況」です。渋谷事変では多くの呪術師が命を落としています。その為、虎杖にとっても気がかりなのは他の呪術師の生死ではないかと考察されていました。しかし東堂も全ての呪術師の生死を把握している訳ではないので、この考察は「あのこと」の内容としては可能性は低いと言われていました。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察4つ目は、「狗巻が宿儺に腕を切られたこと」です。狗巻棘は虎杖の先輩ですが、両面宿儺の暴走に巻き込まれ、腕を失っている事が判明しています。虎杖にとって自分の暴走によって仲間である狗巻棘の腕を切り落としたという事実は「耐え難い現実」です。その為、東堂が明言する事を避けた「あのこと」であると考察されている方も多いようです。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察5つ目は、「乙骨が虎杖の処刑人になったこと」です。虎杖は渋谷事変で両面宿儺に体を支配され、領域展開によって多くの一般人を虐殺しました。その為、元々秘匿死刑の対象であった虎杖悠仁の死刑執行は、「直ちに執行する」と言う判断が下りました。この死刑執行人に選出されたのが、海外から帰国したばかりの乙骨憂太でした。

この死刑執行人が乙骨となっており、虎杖は乙骨に命を狙われていると言う状況を東堂は伝えようとして、虎杖を追い詰めない為に「今言う必要はない」と判断したのではないかと言われていました。しかしこの考察には反対意見も多く、虎杖を「ブラザー」と呼ぶ程気に入っている東堂が「虎杖の死刑」と言う状況を知って冷静でいるはずがないという意見もあるようです。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察6つ目は、「九十九由基が助けに来ること」です。九十九由基は4人しか存在しない特級呪術師の1人で、東堂の師匠に当たる人物です。そしてその九十九由基は後に、夏油傑と対峙した虎杖のピンチを助けに現れました。

そこで、東堂が九十九由基が助太刀に入る事を事前に知っていて、虎杖に伝えようとしたのではないかと考察されていたようです。しかし九十九由基の助太刀は明言を避けるような内容ではない為、「あのこと」としては可能性は低いと考えられていました。

「あのこと」とは何なのかネタバレ考察7つ目は、「五条悟の奪還に失敗したこと？」です。今回東堂が虎杖への明言を避けた「あのこと」について、最も有力とされている考察が、「五条悟の奪還に失敗した」という事実ではないかと言われていました。元々虎杖達の目的は、夏油傑に封印されてしまった五条悟を取り戻す事です。しかし、東堂が現場に駆けつけた時にはすでに夏油傑と五条が封印されている獄門彊の姿はありませんでした。

この状況を見た東堂は、「戦いの目的を切り替えろ」と仲間を鼓舞します。それは「五条悟の奪還」は諦め、「可能な範囲で敵の戦力を弱める戦い」をするべきだというものでした。この事から、東堂は虎杖にもその事実を伝えようとしますが、虎杖の憔悴しきった様子を見て明言を避けたのではないかと考察されていました。

「呪術廻戦」に登場する東堂葵は、虎杖にとってライバルでもあり、心強い戦友でもありました。虎杖悠仁が窮地に陥った際には、自身の危険も顧みず助太刀に入るなど、ファンからも人気の高いキャラクターとなっています。そんな東堂葵をテレビアニメ版「呪術廻戦」で演じた声優は、「ドラえもん」のジャイアン役で有名な木村昴さんです。そこで次は東堂葵を担当している木村昴さんについてご紹介していきます。

声優の木村昴さんは、1990年6月29日生まれのドイツ出身で、ドイツ人の父親と日本人の母親を持つハーフである事が分かっています。そんな木村昴さんは、2002年に出演した「アニー」で芸能活動を始め、2005年に国民的アニメ「ドラえもん」のジャイアン役に抜擢された事で、大きな話題となりました。そんな木村昴さんは、その後数々の人気アニメや、洋画の吹き替え、さらにはナレーターやタレントとしても活躍されています。

「ドラえもん」のジャイアン役で知られている木村昴さんですが、その他にも人気アニメなど多数の作品に出演されています。そこで次は木村昴さんがこれまでに出演してきた作品や、演じてきたキャラクターについて一部を抜粋しながらご紹介していきます。

• ドラえもん（剛田武/ジャイアン役）
• 輪るピングドラム（高倉冠葉役）
• CØDE:BREAKER（平家将臣役）
• ピンポン THE ANIMATION（アクマ/佐久間学役）
• 暗殺教室（寺坂竜馬役）
• ブブキ・ブランキ（新走宗也役）
• 遊☆戯☆王VRAINS（草薙翔一役）
• 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima（山田一郎役）

「呪術廻戦」に登場する東堂葵に寄せられた感想をご紹介していきます。こちらは東堂の強さが改めてすごい事に感心すると共に、東堂の口にした「あのこと」について考察されている方の投稿です。渋谷事変で重傷を負い虎杖に大きな精神的ダメージを与えた釘崎野薔薇の生死ではないかと考察されていますが、現段階で釘崎野薔薇についての言及はされておらず真相は明かされていませんでした。

こちらも東堂の口にした「あのこと」が気になるという方の投稿です。東堂が虎杖と合流した際に心の内に留めた「あのこと」については、ファンの間でも様々な考察がされており、前述したように東堂の口にした「あのこと」については明言がされていない為、推測の範疇を超えることはないようです。

こちらは東堂の口にした「あのこと」について、両面宿儺が暴走した際に、虎杖の先輩である狗巻棘の腕を切り落とした事ではないかと考察されている方の投稿です。虎杖にとって仲間に重傷を負わせた事は耐え難い出来事で、東堂は虎杖にとって心を追い詰める真実として、あえて報告する事を避けたのではないかと考察されている方も多いようです。

「呪術廻戦」に登場する東堂が虎杖に伝えなかった「あのこと」に関するまとめはいかがだったでしょうか？東堂が伝えなかった「あのこと」に関しては、作中では明言されておらず、ファンの間では様々な仮説が立てられ考察されていました。その中でも、虎杖にとって重要な存在である五条悟を助けられなかった現実が有力視されており、東堂が虎杖の心境を配慮した結果だったのではないかと言われていました。