【名探偵コナン】招き三毛猫の事件のあらすじと犯人をネタバレ!アニメ・原作の何話?

「招き三毛猫の事件」は、「名探偵コナン」のエピソードの一つです。前編は、喫茶ポアロによくやって来る三毛猫・大尉の飼い主を名乗り出る者が3人も現れ、誰が本当の飼い主かを推理する物語です。後編は、また異なる事件が起こります。この記事では、「名探偵コナン」のエピソードの一つ「招き三毛猫の事件」のあらすじや犯人、犯人の動機、アニメや原作だと何話に該当するのかなどを紹介していきます。結末までのネタバレを含みますので、閲覧はご注意ください。

【名探偵コナン】招き三毛猫の事件のあらすじと犯人をネタバレ!アニメ・原作の何話?のイメージ

目次

  1. 招き三毛猫の事件とは?アニメ・原作の何話?
  2. 招き三毛猫の事件のあらすじと犯人をネタバレ
  3. 招き三毛猫の事件の声優キャスト一覧
  4. 招き三毛猫の事件のキャラ一覧
  5. 招き三毛猫の事件に関する感想や評価
  6. 招き三毛猫の事件まとめ

招き三毛猫の事件とは?アニメ・原作の何話?

「招き三毛猫の事件」は、「名探偵コナン」のエピソードの一つであり、原作もあります。前編は、喫茶ポアロの常連である猫・大尉の飼い主を探す物語です。後編は、大尉の飼い主が何者かに重傷を負わされ、真犯人を突き止める物語となっています。

名探偵コナンの作品情報

名探偵コナンの概要

「名探偵コナン」は、小学館の漫画雑誌「週刊少年サンデー」で1994年5号から連載されている推理漫画です。原作漫画は101巻発売されており、累計発行部数は2億5000万部を記録しています。原作者は、「まじっく快斗」や「YAIBA」などを手掛けたことでも知られる漫画家・青山剛昌です。テレビアニメは、1996年1月8日から放送がスタートし、劇場版アニメも24作品公開されました。

名探偵コナンのあらすじ

高校生探偵の工藤新一は、数多くの難事件を解決に導いており、世間でも有名でした。ある日、幼馴染の毛利蘭とともに遊園地・トロピカルランドへと遊びに行きます。その先で、怪しい組織の取引現場を覗き見てしまいます。新一は背後から組織の仲間に殴られて気絶させられ、口封じのため毒薬を飲まされます。気がつくと、体は小学生の頃まで縮んでいました。

招き三毛猫の事件はアニメ・原作の何話?

「招き三毛猫の事件」は、原作、アニメどちらもあります。原作コミックスだと、82巻に収録されています。アニメ版は、2014年9月20日に前編、9月27日に後編が放送されました。シーズン19の第751話と第752話に該当します。

名探偵コナン

招き三毛猫の事件のあらすじと犯人をネタバレ

招き三毛猫の事件ネタバレ①前編

「招き三毛猫の事件(前編)」のネタバレあらすじを紹介していきます。喫茶ポアロで働く榎本梓は、以前受けたインタビューが掲載された雑誌記事を少年探偵団に見せてあげます。雑誌には梓とともに猫の大尉が映った写真もありました。大尉は野良猫でしたが、首輪をつけていたことから以前は誰かに飼われていたと推測されます。しかし、3人もの人物が大尉の飼い主を名乗り出ました。

61歳の専業主婦である舎川睦実は、大尉は孫娘の飼い猫であると言い張ります。5年ほど前に撮影したという猫の写真は、大尉と模様の位置がよく似ていました。去勢手術をした時、猫は一晩入院し、しばらく包帯をつけていなければならず、抜糸まで1週間もかかったと言っています。54歳のIT企業社長である益子貞司は、引っ越す際にゲージからいなくなっていたと主張します。

4か月前に亡くなった妻が三毛猫を抱っこする画像をコナンたちに見せています。画像の猫は、大尉と瓜二つでした。猫の世話は基本的に妻がしており、去勢手術の詳細はわからないようです。しかし、戻ってきた時身体に包帯は巻かれておらず、エリザベスカラーをつけていたといいます。36歳のフリーターである雨澤章吾は、半年前から飼い猫が行方不明であり探していたといいます。

自由が好きで猫も放し飼いにしており、写真なども撮っていないといいます。去勢手術について聞かれると、かなり大きくなってからもらった猫だから、知らないと答えていました。妃英理から預かっていたペットのゴロは、すぐに雨澤章吾に飛びつき懐いていました。飼い主が誰かわかったコナンは、ドアの外に大尉を待機させ、飼い主候補1人ずつにドアを開けさせます。

大尉は、舎川睦実には見向きもしませんでした。舎川睦実は、孫娘から猫を預かっている時に逃してしまったため、よく似た猫を連れて帰ってごまかそうとしていたのでした。雨澤章吾がドアを開けても、大尉は見向きもしませんでした。先程ゴロが懐いたのは、マタタビをあらかじめ身体に仕込んでおいたためでした。雨澤章吾は、三毛猫のオスの価値の高さを知っていたため、飼い主を名乗り出たのでした。

最後に残された益子貞司がドアを開けると、大尉はドアの方を向いて彼が来るのを待っていました。聴覚が優れている猫は、飼い主の足音もきちんと覚えているのだといいます。益子貞司は、少年探偵団に連絡先が書かれた紙を渡し、都合が合えばいつでも会いにきていいと言い残し、大尉を連れて帰って行きます。

招き三毛猫の事件ネタバレ②後編と犯人

「招き三毛猫の事件(後編)」のネタバレあらすじを紹介していきます。少年探偵団は、益子貞司の自宅へ大尉に会いにやってきます。益子貞司の部屋にはチェーンロックがかかっており、その隙間から足に血をつけた大尉が出てきます。さらに、隣の住人は何かがぶつかるような大きな音を聞いたのだといいます。コナンは、糸と絆創膏とクリップを使って、チェーンロックを外します。

中に入ると、頭から血を流して倒れている重症の益子貞司がいました。現場にやってきた高木刑事と佐藤刑事は、ベッドの上に椅子を置いて蛍光灯を取り替えようとしたところ、転倒しサイドテーブルに頭をぶつけたと推測します。しかし、コナンは益子貞司がスリッパを履いたままであることや、椅子が掛け布団の上に乗っていることから、事故ではなく誰かに襲われたのだと推理します。

益子貞司の部屋を訪ねたのは、露口降代、麻生茉莉、漆屋倫平の3人でした。犯人は、漆屋倫平でした。漆屋倫平は、リボンを使ってチェーンロックとドアロックを外からかけ、挟まったリボンは猫の大尉に回収してもらったのでした。大尉の宝の隠し場所には、犯人の漆屋倫平が犯行に使ったリボンがありました。小説家の漆屋倫平は、本が売れずお金に困っており、益子貞司に金をせびろうとしていました。

重ねられたロールリボン

朝、益子貞司からいい贈り物を用意したと電話があり、すぐに自宅を訪ねます。しかし、渡されたのは、使い古されたキャリーバッグに入っていた三毛猫の大尉でした。大尉は、もともと漆屋倫平が飼っていた三毛猫でした。益子貞司の妻がペットロスになったため、譲ってあげたのでした。

しかし、猫を譲ってからというもの、小説は売れなくなります。一方で、益子貞司の会社の業績は好調でした。そんな猫を益子貞司は笑顔で譲ろうとしていました。馬鹿にされていると思い込んだ漆屋倫平は、益子貞司を突き飛ばし重症を負わせます。

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招き三毛猫の事件の声優キャスト一覧

大尉役/藤田彩

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである大尉役を演じた声優は、藤田彩です。藤田彩は、兵庫県出身1988年11月26日生まれ、「たーや」などの愛称で呼ばれています。日本ナレーション演技研究所で演技を学び、声優事務所・アーツビジョンの所属となります。藤田彩の代表的な出演作に、ゲーム「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」くろな役、アニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」マナ役などがあります。

舎川睦実役/森ひろ子

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである舎川睦実役を演じた声優は、森ひろ子です。森ひろ子は、愛知県出身1933年8月17日生まれです。声優の他にも、舞台女優として活躍しています。趣味には、読書や日本舞踊などをあげています。代表的な出演作に、1968年に放送されたアニメ「妖怪人間ベム」ベラ役、1980年に放送されたアニメ「ニルスのふしぎな旅」ウィンド・エア役などがあります。

益子貞司役/星野充昭

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである益子貞司役を演じた声優は、星野充昭です。星野充昭は、静岡県出身1959年2月19日生まれ、声優事務所・アーツビジョンに所属しています。趣味や特技にサントラの話や映画などをあげています。星野充昭の代表的な出演作に、「勇者警察ジェイデッカー」ダンプソン役、「十二戦支 爆烈エトレンジャー」ガオウ役、「ペコラ」ガオさん役などがあります。

雨澤章吾役/津久井教生

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである雨澤章吾役を演じた声優は、津久井教生です。津久井教生は、東京都出身1961年3月27日生まれ、声優事務所・81プロデュースに所属しています。デビュー作は、「太陽の子エステバン」でした。代表的な出演作は、「ダッシュ!四駆郎」地味貢二役、「あずきちゃん」坂口まこと役、「ご近所物語」西野ジロー役、「Bビーダマン爆外伝」グレイボン博士役などがあります。

露口降代役/野村須磨子

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである露口降代役を演じた声優は、野村須磨子です。野村須磨子は、東京都出身1953年12月23日生まれ、声優事務所・ぷろだくしょんバオバブに所属しています。声優の他に、女優としても活躍しています。趣味は骨董、特技にはソフトボールや三味線などをあげています。主な出演作品に、「ソウルフル・ワールド」メルバ役、「東京マグニチュード8.0」山路役などがあります。

麻生茉莉役/能登麻美子

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである麻生茉莉役を演じた声優は、能登麻美子です。能登麻美子は、石川県出身1980年2月6日生まれ、「マミコ」や「マミ」などの愛称で呼ばれています。声優事務所は、大沢事務所に所属しています。趣味に、花道や料理などをあげています。代表的な出演作に、「成恵の世界」七瀬成恵役、「陰陽大戦記」麻生リナ役、「ケロロ軍曹」アンゴル=モア役、「いちご100%」東城綾役などがあります。

漆屋倫平役/宗矢樹頼

「招き三毛猫の事件」の登場キャラである漆屋倫平役を演じた声優は、宗矢樹頼です。宗矢樹頼は、長野県出身1960年7月11日生まれ、声優事務所・81プロデュースに所属しています。以前は、落語家としても活動していました。声優としての代表的な出演作に、「まめうしくん」はなしか役、「風の少女エミリー」ダグラス役、「新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ」オウル役などがあります。

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招き三毛猫の事件のキャラ一覧

大尉

「招き三毛猫の事件」の登場キャラ・大尉は、喫茶ポアロによくやって来るオスの三毛猫です。野良猫ですが、首輪をしていたことから、以前は誰かに飼われていたと推測されていました。あらすじネタバレで紹介した通り、、ポアロの雑誌のインタビュー記事に写真が掲載され、飼い主を名乗り出る人物が3人現れる事態となります。

舎川睦実

「招き三毛猫の事件(前編)」の登場キャラ・舎川睦実は、大尉の飼い主であると名乗り出た3人のうちの1人で、61歳の専業主婦です。「シャム猫」が名前の由来となっています。あらすじネタバレで紹介した通り、大尉は孫娘の飼い猫「ムギ」であり、少し目を離していた間にいなくなってしまったのだと主張していました。

益子貞司

「招き三毛猫の事件」の登場キャラ・益子貞司は、大尉の飼い主であると名乗り出た3人のうちの1人で、54歳のIT企業社長です。「スコティッシュフォールド」が名前の由来となっています。妻を亡くしたことを機にマンションへと引っ越しますが、その時に飼っていた猫がゲージからいなくなっていたのだといいます。

雨澤章吾

「招き三毛猫の事件(前編)」の登場キャラ・雨澤章吾(あめさわしょうご)は、大尉の飼い主を名乗り出た人物の1人です。名前の由来は「アメリカンショートヘア」、年齢は36歳、職業はフリーターです。半年前に飼っていた三毛猫が行方不明となり探していたのだといいます。猫に好かれると自称しており、当初はその言葉通り大尉は彼に心を許している様子でした。

露口降代

「招き三毛猫の事件(後編)」の登場キャラ・露口降代は、41歳のスナックのママであり、一番最初に益子貞司の家を訪ねた人物です。ジャズのレコードを集めており、益子貞司から探していたレコード見つけたと連絡が入り、受け取りにやってきます。

麻生茉莉

「招き三毛猫の事件(後編)」の登場キャラ・麻生茉莉は、露口降代の次に益子貞司を訪ねた人物です。アポなしで訪ね、玄関越しで会話をしただけだといいます。仕事でミスをしてしまったようで、益子貞司の会社をクビになります。しかし、クビになったのは自分に責任があると考えており、益子貞司は新しい働き口の世話をしてくれたため感謝しているようです。

漆屋倫平

「招き三毛猫の事件(後編)」の登場キャラ・漆屋倫平は、53歳の小説家です。あらすじネタバレで紹介した通り、益子貞司を突き飛ばして重症を負わせた真犯人です。猫の大尉を益子貞司に譲ってから小説が売れなくなります。一方で、益子貞司の会社は業績が絶好調でした。そんな猫を笑顔で再び譲ると言われ、馬鹿にされていると思い込み犯行に至ります。

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招き三毛猫の事件に関する感想や評価

あらすじネタバレで紹介した通り、「招き三毛猫の事件(前編)」では、大尉の飼い主を名乗り出た者が3人現れます。去勢手術などの情報から、コナンたちは飼い主を探し当てます。大尉は、飼い主とともに家に帰って行きます。「招き三毛猫の事件(前編)」の物語に感動したという感想もあります。

あらすじネタバレで紹介した通り、「招き三毛猫の事件(前編)」では、大尉の飼い主を名乗る人物が3人現れます。コナンは、去勢手術の話や、大尉が相手にどう反応するかなどを見て、飼い主を見つけ出します。猫好きにとってはわかりやすい事件だったという感想もあります。

あらすじネタバレで紹介した通り、「招き三毛猫の事件(後編)」で、コナンはひもとクリップと絆創膏を使い、外からチェーンロックを外しています。この事件の真犯人は、リボンを使って外からドアロックとチェーンロックを外し、密室を作りました。もう鍵は必要ないのではないかという感想もあります。

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招き三毛猫の事件まとめ

「招き三毛猫の事件」のあらすじネタバレや犯人、犯人の犯行動機、原作やアニメでは何話に該当するのかなどを紹介してきました。原作だと82巻、アニメだと第751話と第752話に該当します。

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