【進撃の巨人】ナナバの性別は男性？女性？アニメ声優や最後のシーンから考察

アニメ「進撃の巨人」には男性か女性かわかりにくいナナバというキャラクターが登場します。この記事ではそんなナナバのかわいい魅力や声優、性別と言ったことについて紹介するのでチェックしてみてください。

「進撃の巨人」は「別冊少年マガジン」で2009年から2021年まで連載されていた作品で、作者は諫山創さんです。2013年にアニメ化された「進撃の巨人」は大きな話題を呼び、社会現象となった人気作品です。アニメ1期「進撃の巨人」のOP「紅蓮の弓矢」は、紅白歌合戦で「Linked Horizon」のRevoさんが歌唱したことも話題になりました。

何度もアニメ化された「進撃の巨人」はアニメだけではなく、ゲーム、実写映画、小説をはじめさまざまなメディアミックスされ、日本だけではなく世界で愛されている作品です。

ウォール・マリア南端より突出した地域であるシガンシナ区で、主人公のエレン・イェーガーは幼馴染のミカサや家族とともにくらしていました。壁の外に憧れていたエレン、しかしその壁が破壊され巨人たちによりシガンシナ区が襲われ、エレンの目の前で母親が殺されてしまいます。その後エレンは、ミカサとともに調査兵団へ入り、巨人がいない世界を目指して戦います。

アニメ「進撃の巨人」に登場するナナバは男性か女性かわかりにくい容姿をしていて、かわいいという感想が多いキャラクターです。そんなナナバは調査兵団所属の兵士で、少なくても5年以上は調査兵団として活動していることが分かっています。調査兵団はその性質上、殉職率が高く入れ替わりが激しいことが特徴。そんな調査兵団で数年以上活動する点から、かなりの実力者といえます。

中性的な見た目で男性か女性かわかりにくいナナバの性別についてのプロフィールは「ナナバはかわいい？性別は男性？女性？」の項で詳しく紹介します。

「進撃の巨人」のナナバの初登場シーンは、第57回壁外調査です。女性型巨人の捕獲作戦を行うとき、ナナバは巨大樹の森の入り口で巨人侵入阻止の指揮をとっていました。この作戦で冷静な指揮をとるナナバでしたが、女性型巨人捕獲作戦はあと一歩というところで失敗します。しかし、この作戦によりアニ・レオンハートに疑いの目が向けられるという成果が上がりました。

「進撃の巨人」のナナバは、ミケ・ザカリアスの班に所属しているとされています。それは、ミケ班と呼ばれるメンバーたちと一緒に行動することが多いためです。ミケ・ザカリアスは調査兵団の分隊長で、対巨人戦闘において人類最強の兵士リヴァイに次ぐ実力を持つだけではなく、部下たちから信頼されているキャラクター。また、ゲルガーもまたミケ班のメンバーでとくにナナバと行動を共にすることが多く、仲がいいのではないかとされています。

ここからはアニメ「進撃の巨人」に登場するナナバがかわいいと言われていること、そして性別が男性なのか女性なのかという点について紹介します。ナナバは初登場の時点から、読者に「かわいい」と言われているだけではなく、男性か女性かわからない中性的な魅力的なキャラクターとして話題になっていました。そして、作中ではっきりと「男性」「女性」のどちらかであると明記されていません。

そんなナナバについては、ネット上でも「中性的でかわいい」という感想だけではなく「かっこいい男性のはずだ」や「かわいい女性のはず」といった形で意見が分かれているようです。見た目だけではかっこいい・かわいいという感想が多い中性的なナナバ、実際にはどちらの可能性が高いのでしょうか？

かわいいという感想が多いが、男性か女性か不明なナナバ、その性別はどちらの可能性が高いのかについて考察していきます。しかし、これはあくまでも考察でナナバが男性か女性かはっきりと明言されているわけではありません。ですが、ナナバは女性である可能性が高いという意見が多いようです。その理由の1つが、担当している声優が女性の下田麻美さんという点です。

もちろん、女性声優が男性キャラクターを演じることがあるため、それだけでナナバが女性であると断言できるわけではありません。このほかにナナバが男性ではなく女性であるとされる理由としては、原作漫画「進撃の巨人」でナナバが描写されているシーンで、女性らしいふくらみが描かれていることがあるためです。また、ナナバは身長172cm、体重59kgという体型です。

男性としては身長に対して華奢すぎるため、女性ではないかと言われているようです。ちなみに、DS版ゲームではナナバの性別を女性で登録する必要があります。あくまでもゲームの設定ですが、このことからも男性より女性である確率が高いとされています。

アニメ「進撃の巨人」でかわいいという感想が多いナナバ役を演じる声優は下田麻美さんです。下田麻美さんは、「アーツビジョン無料新人育成オーディション」に合格、そして2005年アーケードゲーム「THE IDOLM@STER」の双海亜美・双海真美役で声優として本格的なデビューを果たしました。その後、「生徒会役員共」津田コトミ役をはじめさまざまなメインキャラクターを演じています。

また、声優の下田麻美さんはVOCALOID2「鏡音リン・レン」の声提供者であるほか、舞台女優、歌手といった幅広い活動をしている人気声優です。

• 今日の5の2 小泉チカ
• タユタマ -Kiss on my Deity- 河合アメリ
• THE IDOLM@STER 双海亜美、双海真美
• IS 〈インフィニット・ストラトス〉 凰鈴音
• お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 猿渡銀兵衛春臣
• はねバド! 芹ヶ谷薫子
• 私がモテてどうすんだ 中野あまね
• CONCEPTION コレット
• ぷちセカ 鏡音リン・鏡音レン

ここからはアニメ「進撃の巨人」のナナバ最後のシーンについてネタバレ紹介をします。ナナバの最後のシーンのはじまりは、ウォール・ローゼに巨人の襲撃があったことです。ナナバは西班の班長として住民たちの避難勧告に向かいます。そして、住民の避難を確認したナナバは南班と合流しました。

南班のゲルガーたちと合流したナナバは、壁を調査しようとしましたが月明かりさえない暗闇のためうまくいきません。そんなとき、月明かりが降り注ぎ目の前にウルガルド城が現れました。

ウルガルド城を見つけたナナバたちは、調査兵団のメンバーたちや馬がつかれていることからウルガルド城で休憩することにしました。休憩しているとき、見張りをしていたリーネから報告が入りました。それは、ウルガルド城の周辺が巨人に囲まれてしまっているというものでした。

巨人たちの囲まれたウトガルト城、月明かりが光る夜に巨人たちが動けるかという謎に包まれますが、それを考える余裕もなく巨人たちが迫ってきました。新兵以外の調査兵団のメンバーが巨人たちと戦い、ナナバはゲルガーたちと連携をとって巨人たちを討伐していきます。しかし、その戦いは調査兵団側がだんだんと不利になってしまいました。

巨人たちとの戦いが不利になったきっかけは、獣の巨人の参戦です。戦いの中でウルガルド城に馬や石が降り注いできましたが、それをしたのが獣の巨人でした。その投石攻撃によりリーネとヘニングといった調査兵団の主力が亡くなってしまいました。そして、さらに数多くの巨人たちが迫ってきます。ナナバと一緒に戦っていたゲルガーはその巨人によって殺されそうになります。

このとき、ナナバは巨人のうなじを斬ることに成功してゲルガーは一命をとりとめます。しかし、ナナバたち調査兵団が追い詰められていっていることは事実です。

ゲルガーを救うことに成功したナナバですが、立体機動装置のガスや巨人と戦うための刃が消耗して戦闘を継続することが難しくなっています。ゲルガーとナナバ2人だけで戦っていましたが、最初に死亡したのがゲルガーのほうでした。巨人の攻撃によりゲルガーはウルガルド城内に吹き飛ばされてしまいました。そこでゲルガーは酒瓶を見つけてお酒を飲もうとしましたが、後ろにいた巨人に捕食されます。

そして1人残されたナナバもまた巨人に捕食されました。原作漫画「進撃の巨人」ではナナバの死亡シーンはわずか1コマで描かれています。しかし、アニメ「進撃の巨人」では「いやだ、いやだ、お父さん、お父さん、やめて、やめて、もうしません、ごめんなさい」という衝撃的なセリフとともに捕食されました。どうしてこのセリフを言ったのかについてはのちの項で紹介します。

原作漫画「進撃の巨人」で、エルヴィンが過去を振り返るシーンがあります。このとき、リヴァイやエルヴィンといった調査兵団の生き残りは、数えきれないほどの犠牲を出しながら戦い続けていました。このとき、エルヴィンは過去を振り返り「私は立っている」というセリフとともに、ナナバやゲルガーといった数多くの仲間の屍の上に立っているシーンが描かれます。

このシーンについては、これまで亡くなってしまった調査兵団、そしてナナバたちの犠牲は無駄ではなかったということを作者が示したのではないかとされています。

ここからはアニメ「進撃の巨人」でかわいいという感想が多いナナバが、どうして最後に「お父さん」と言ったのかについて紹介します。ナナバが「お父さん」と言って亡くなった理由には大きく2つのものがあるとされています。その1つ目の理由が、ナナバが父親に虐待されていたのではないかというものです。ナナバが幼少期に父親に虐待されていたとすれば、それが大きなトラウマになっていたと考えられます。

そのため、巨人に捕食されて死亡するかもしれないという極限状態になったときに、そのときのトラウマがよみがえって「お父さん」と叫んでしまったという可能性があります。また、虐待ではなくナナバは父親によって戦士として育てられたという説があるようです。実際に、ナナバは調査兵団で数年生き残っているほどの実力があります。

父親の訓練が厳しすぎたことで力はつけたが、父親の存在がトラウマになっていたナナバは、巨人に殺されそうな最後のときに、思わず「お父さん」と叫んだのかもしれないとされています。いずれにせよ、ナナバにとって父親は大きな存在であったのではないかという感想が少なくありません。

ナナバが最後に「お父さん」といった理由として、父親がナナバの調査兵団入りに反対していたのではないかという説があります。調査兵団という仕事は、かなり危険な仕事で入団してすぐに無くなってしまうことが少なくありません。実際に、ナナバは調査兵団として住民を避難させたあとに巨人たちと戦い亡くなってしまいます。また、主人公のエレンも母親に調査兵団入りを反対されていました。

そのため、ナナバの父親がナナバのことを愛していたのであれば、調査兵団という危険な仕事をさせたいと思わないのではないかという説です。ナナバが父親の反対を押し切って調査兵団に入団し、その結果死んでしまうというときに、父親に対する謝罪の気持ちが込み上げてきて謝罪したのではないかといわれています。

ここからはアニメ「進撃の巨人」でかわいいという感想が多いナナバの活躍や名言といったものを紹介します。ナナバの活躍や名言にはどのようなものがあるのでしょうか？

「進撃の巨人」のナナバの活躍として挙げられるのは、第57回壁外調査です。第57回壁外調査はアニメ「進撃の巨人」17話で描かれたエピソードで、表向きは外壁調査とウォールマリア奪還作戦に向けてシガンシナ区までの経路を作るというものでした。しかし、第57回壁外調査の本当の目的は、知性の巨人を捕まえて敵との内通者をあぶりだすという重要な役割があります。

ちなみに、この第57回壁外調査が「ナナバの初登場」の項で紹介した女性型巨人捕獲作戦があった調査で、ナナバ初登場のシーンです。巨大樹の森の入り口で巨人侵入阻止を指揮するナナバは、周囲の若いメンバーたちと違い作戦の全貌を知らされていたため、冷静に振舞っている点が印象的だったという感想があります。女性型巨人捕獲作戦自体は失敗しましたが、アニが疑われるようになるきっかけになります。

「進撃の巨人」のナナバの活躍として挙げられるのは、アニ捕獲作戦です。アニ捕獲作戦のときのナナバは、ウォール・シーナ内ストヘス区で行われるアニ捕獲作戦からアニの協力者がいる可能性がある104期訓練兵の隔離の任務をしていました。そして、地響きがなりナナバたちは巨人たちが襲撃してきていることに気が付きます。

ナナバは建物の中で待機している104期訓練兵に、付近の住人達を避難させるようにという指示を出します。そして、この先の展開は「ナナバの最後の死亡シーン」の項のネタバレ紹介の通りとなりました。アニ捕獲作戦、そして巨人の襲撃がナナバの活躍、そしてナナバが死亡するというナナバにとって重要なエピソードとして描かれました。

アニメ「進撃の巨人」でかわいいという感想が多いナナバの名言を紹介します。最初に紹介する名言は「私たち…人類は…」です。この名言は、アニ捕獲作戦のときのものです。巨人の協力者を見つけることで、巨人に対抗しようとしていたナナバたち、しかしその作戦が成功する前に巨人たちの大きな侵攻がやってきてしまいました。このときナナバは、心が折れたように「私たち…人類は…」と呟きます。

中性的でかわいいという評価があるナナバですが、それと同じくらいクールなイメージがあるという感想があります。この名言をナナバが言うまでは、これほど弱気なセリフを言うことはありませんでした。そのため、「私たち…人類は…」という名言をナナバが言ったときは、かなり心が折れてしまっている、そして巨人にはかなわないとあきらめてしまっているのではないかとされています。

ちなみに、ナナバがこの名言を言ったとき、会話していたのはミケでした。ミケはナナバの「私たち…人類は…」のセリフを聞き、「人は戦うことをやめた時初めて敗北する」といい、そして「戦い続ける限りはまだ負けてない」とナナバを鼓舞しました。こうしてナナバはミケや仲間たちとともに巨人たちとの戦いに参加しました。

アニメ「進撃の巨人」でかわいいという感想が多いナナバの名言、続いて紹介するのは「わかってると思うが…」です。この名言は「私たち…人類は…」のあと、立ち直ったナナバが104期訓練兵たちに言ったものです。すでに絶望的な状況であることに気付いているナナバ、しかしそれでも戦うため訓練兵たちに的確な指示を出しつつ力づけています。

これはナナバがかわいい、クールといった印象だけではなく、本当に強い人間であることを示した名言だとされています。

アニメ「進撃の巨人」でかわいいという感想が多いナナバの名言、続いて紹介するのは「ここからは立体起動装置…」です。これは先ほどの名言「わかってると思うが…」のあと、ウルガルド城内で休息中に巨人たちに囲まれたときの名言です。夜に活動停止するはずの巨人たちに囲まれてしまったナナバたち、この時点で立体機動装置を身に着けていたのはわずかに4名だけでした。

まだ若い104期訓練兵たちを守るため、ナナバは「ここからは立体起動装置…」という名言とともに巨人たちとの戦いに赴きます。そして絶望的な戦いの中、ナナバは最後まで104期訓練兵たちを守り、そして巨人に食べられて死亡してしまいました。この名言は、ナナバの名言のなかでもとくにかっこいい名言として人気があるようです。

「進撃の巨人」のナナバは中性的な容貌、そしてクールでかっこいいという感想がたくさんありました。

ナナバは登場時から、クールで頼れる印象があるキャラクターでした。そして、男性か女性かわからないという感想が多いです。そんなナナバですが、最期はそれまでのイメージとは違う「お父さん」と叫んで死ぬところが印象的だったという感想があります。

女性説があるナナバですが、作中で性別が明記されてはいません。そのため、ファンの間でもいまだにナナバの性別がどちらなのか意見が割れています。

「進撃の巨人」のナナバの性別や魅力、声優といった情報について紹介しました。中性的でクールなイメージのナナバ、性別は女性説が強いですがはっきりと判明したわけではありません。そして、クールでかっこいい、かわいいという意見だけではなく、衝撃的なラストシーンが話題となった人気キャラクター。そんなナナバに注目して「進撃の巨人」をチェックしてみてはいかがでしょうか？