【呪術廻戦】烏鷺享子(うろたかこ)は元藤氏直属暗殺部隊!術式や領域展開は?

烏鷺享子(うろたかこ)とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子は(うろたかこ)は「死滅回游」の参加者の1人であり、空や空間を支配する術式の使い手として知られています。その正体は藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長となっており、「領域展開」を使えることが判明しています。本記事ではそんな漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)について正体や術式、「領域展開」の能力などをまとめて考察紹介していきます。

【呪術廻戦】烏鷺享子(うろたかこ)は元藤氏直属暗殺部隊!術式や領域展開は?のイメージ

目次

  1. 烏鷺享子が登場する呪術廻戦とは?
  2. 烏鷺享子は元藤氏直属暗殺部隊
  3. 烏鷺享子の術式を考察
  4. 烏鷺享子の強さは?領域展開は使える?
  5. 烏鷺享子の正体は?セリフの意味を考察
  6. 烏鷺享子と乙骨の戦いをネタバレ
  7. 烏鷺享子に関する感想や評価
  8. 烏鷺享子まとめ

烏鷺享子が登場する呪術廻戦とは?

漫画呪術廻戦の作中で過去の呪術師として羂索の「死滅回游」に参加している烏鷺享子(うろたかこ)。漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)とは空や空間を自由に操る術式の使い手であり、空間そのものを好きに操作することが出来ます。烏鷺享子(うろたかこ)の実力は「死滅回游」のポイントを70点も獲得するほど高く、漫画呪術廻戦の作中で劇場版の主人公・乙骨憂太と「死滅回游」の参加者・石流龍の2人と渡り合っています。

この戦いが描かれた漫画呪術廻戦の178話で烏鷺享子(うろたかこ)は「領域展開」を発動し、数多くの読者の注目を集めました。実は烏鷺享子(うろたかこ)の正体は藤原氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長であり、藤原の人間に対して強い恨みを抱いています。しかし正体に関する詳細は未だ多くの謎に包まれています。本記事ではそんな烏鷺享子(うろたかこ)について正体の詳細や術式、「領域展開」の能力などをご紹介していきます。

呪術廻戦の概要

では烏鷺享子(うろたかこ)の正体の詳細や術式、「領域展開」の能力などを考察紹介する前に、烏鷺享子(うろたかこ)が登場する漫画呪術廻戦とはどんな漫画なのか簡単にご紹介していきます。烏鷺享子(うろたかこ)が登場する呪術廻戦とは2018年から2022年3月現在にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画作品です。漫画呪術廻戦は芥見下々という漫画家が作者を務めており、「呪術」といった略称で読者に呼ばれています。

呪術こと漫画呪術廻戦は呪術を使う呪術師が悪の化物・呪霊と戦う活躍を描いた作品であり、2022年3月現在までに合計18巻の単行本が刊行されています。そんな漫画呪術廻戦は単行本の累計発行部数が6000万部以上を記録するほど非常に高い人気を博しており、2022年3月現在までにテレビアニメやアニメ映画などが制作されています。その中でアニメ映画は公開直後から大いに話題となり、興行収入が100億円の大台を突破してます。

呪術廻戦のあらすじ

漫画呪術廻戦の世界には「呪霊」という人間の負の感情から生まれる化物がおり、呪術師が一般人の裏で呪霊を対峙していました。その世界で主人公の虎杖悠仁は平和な高校生活を満喫していました。しかし虎杖悠仁は祖父が死亡した際、学校で呪霊と遭遇してしまいます。この時虎杖悠仁は「宿儺の指」という呪具を口に入れ、両面宿儺の力を身に宿しました。これにより虎杖悠仁は呪術師と呪霊の戦いに巻き込まれてしまうのでした。

『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

烏鷺享子は元藤氏直属暗殺部隊

烏鷺享子(うろたかこ)のプロフィール

本記事で正体の詳細や術式、「領域展開」の能力などを考察紹介する烏鷺享子(うろたかこ)とは漫画呪術廻戦に登場する女性キャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)とは羂索の「死滅回游」に参加しているキャラクターの1人であり、全裸姿と静電気を帯びたような逆立ったロングヘアー、白目と黒目が反転した目元が特徴となっています。素性のほとんど不明であるため、身長や年齢は分かっていません。

プロフィールが謎に包まれている烏鷺享子(うろたかこ)は男勝りで非常に乱暴な性格をしており、漫画呪術廻戦の作中で荒っぽいセリフばかりを吐いています。術式は空や空間を操る能力を持ち、空間を自由自在に操ることで戦場を支配する姿を見せています。また「領域展開」も使用することが第178話で判明しており、「死滅回游」の実力者の1人に数えられています。その正体は藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の隊長を務めていた人物です。

正体が藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長である烏鷺享子(うろたかこ)は大昔に存在した呪術師であり、藤原氏に対して強い因縁を露わにしています。そんな烏鷺享子(うろたかこ)は仙台コロニーの参加者として漫画呪術廻戦の死滅回游編に登場しました。仙台コロニーにおいて劇場版の主人公・乙骨憂太はドルゥヴ・ラクダワラを倒した後、ゴキブリの黒沐死と戦います。その光景を烏鷺享子(うろたかこ)は観察していました。

その後乙骨憂太が黒沐死を倒し、烏鷺享子(うろたかこ)は弱った乙骨憂太に奇襲を仕掛けます。烏鷺享子(うろたかこ)は自身の正体を少し明かしながら術式を使い、乙骨憂太を追い詰めます。しかし烏鷺享子(うろたかこ)は乙骨憂太との戦いを石流龍に邪魔されてしまい、三つ巴の戦いが始まることになりました。そして漫画呪術廻戦第178話でリカを呼んだ乙骨憂太を始末するため、乙骨憂太と石流龍と同時に「領域展開」を使いました。

烏鷺享子の登場シーンは何話?

烏鷺享子(うろたかこ)が初登場したのは死滅回游編が描かれた漫画呪術廻戦の第173話です。漫画呪術廻戦の第173話で伏黒恵は「領域展開」と頭脳を駆使し、全身レシートまみれのレジィ・スターを倒します。しかし伏黒恵はレジィ・スターとの戦いで重傷を負ったため、麗美の下に向かう途中で倒れてしまいます。この時自らを「天使」と名乗る1000年前の呪術師・来栖華が伏黒恵の下に舞い降り、東京第1コロニーの戦いは終結しました。

その後漫画呪術廻戦の物語は仙台コロニーの「死滅回游」に移ります。仙台コロニーの「死滅回游」は東京コロニー以上の呪術師が揃っており、激戦が繰り広げられていました。仙台コロニーの詳細が描かれた際、主要となる呪術師が5人登場しました。まず1人目は日本列島を倭国大乱で制圧した式神使い・ドルゥヴ・ラクダワラです。2人目は大砲のような呪力出力を持つ呪術師・石流龍であり、3人目はゴキブリの特級呪霊・黒沐死です。

また4人目は劇場版の主人公・乙骨憂太であり、最強の式神使いであるドルゥヴ・ラクダワラを打ち倒します。そして5人目の呪術師として烏鷺享子(うろたかこ)は初登場することになりました。漫画呪術廻戦の作中で仙台コロニーの主要呪術師の1人として登場した烏鷺享子(うろたかこ)は「空」を操ることが出来る術式の使い手と描かれており、大昔に藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の隊長を務めていたという過去も明らかになりました。

漫画呪術廻戦の第173話で初登場した烏鷺享子(うろたかこ)は第174話でドルゥヴ・ラクダワラの脱落を知り、乙骨憂太の存在に注目します。その後烏鷺享子(うろたかこ)は石流龍と同じく、ゴキブリの特級呪霊・黒沐死と乙骨憂太の試合を観察することにしました。この戦いで乙骨憂太は黒沐死を激戦の末下し、見事勝利を飾りました。そして烏鷺享子(うろたかこ)は行動を開始し、「反転術式」を使用する乙骨憂太を襲撃しました。

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烏鷺享子の術式を考察

考察①烏鷺享子の術式は空を操るもの?

空の画像

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)の術式について考察紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)は2022年3月現在「領域展開」を使えることが分かっているものの、術式や能力について未だ詳しく描かれていません。ただ烏鷺享子(うろたかこ)の術式や能力はいくつかのことが判明しています。まず1つ目は烏鷺享子(うろたかこ)が「空」を操れる術式の使い手ということです。

漫画呪術廻戦の第173話で初登場した際、烏鷺享子(うろたかこ)は「空」を操る術式を持っていると説明欄で判明しました。烏鷺享子(うろたかこ)の「空」を操るという術式は具体的な能力や強さが2022年3月現在までにほとんど分かっていません。しかし烏鷺享子(うろたかこ)は初登場した際、裸同然の姿で空中に浮かんでいました。この姿から烏鷺享子(うろたかこ)の「空」を操る術式は空中を自由に動け回れる能力だと考えられます。

考察②烏鷺享子の術式は空を面で捉える?

上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)は「空」を操る術式を持ったキャラクターです。この「空」を操る術式の他に、烏鷺享子(うろたかこ)は「空」を「面」で捉える術式の使い手であることも判明しています。これは漫画呪術廻戦の作中で乙骨憂太と対峙した際、烏鷺享子(うろたかこ)の術式の開示で判明することになりました。「空」を「面」で捉えるというのは空間を自由自在に操ること意味しています。

「空」を「面」で捉える術式から烏鷺享子(うろたかこ)は空間そのものをカーテンのように掴むことが出来、自身自身の姿を消すことが可能となっています。また烏鷺享子(うろたかこ)は空間を自由自在に歪曲させ、物体の形を好きにねじ曲げることも出来ます。漫画呪術廻戦の作中で乙骨憂太は烏鷺享子(うろたかこ)の近接攻撃を防ごうとします。この時「空」を「面」で捉える術式により、乙骨憂太は腕が一瞬だけ変形してしまいました。

考察③宇守羅彈とは?

「空」を操る術式と「空」を「面」で捉える術式を持った烏鷺享子(うろたかこ)。そんな烏鷺享子(うろたかこ)は「宇守羅彈(うすらび)」という必殺技のような技を使うことが出来ます。烏鷺享子(うろたかこ)が使う「宇守羅彈」とは指定した場所を平坦な「面」として捉え、全力でそれを叩き割る技です。烏鷺享子(うろたかこ)が薄い氷を割るように放つと語ってるので、「宇守羅彈」は水面の氷を力いっぱい叩くイメージに近いと考えられます。

漫画呪術廻戦の第177話で乙骨憂太は石流龍と激しい殴り合いを行います。この時烏鷺享子(うろたかこ)は乙骨憂太の背後に忍び寄り、乙骨憂太の背中を「空」の「面」と捉えて手を添えました。そして烏鷺享子(うろたかこ)は「宇守羅彈」を放ち、乙骨憂太を簡単に吹き飛ばしてしまいます。乙骨憂太は石流龍の攻撃に耐える防御力の持ち主です。なので乙骨憂太を吹き飛ばした「宇守羅彈」はかなりの威力を持った技だと考察出来ます。

考察④空間反射とは?

上述でご紹介した「宇守羅彈」は烏鷺享子(うろたかこ)の必殺技といえる攻撃技です。この攻撃技の「宇守羅彈」に加え、烏鷺享子(うろたかこ)は防御のための技も持っています。その烏鷺享子(うろたかこ)の防御技とは「空間反射」です。「空間反射」とは空間の「面」を術式で変更し、敵の攻撃を反射する防御技となっています。物体には全て進む方向があります。例えば敵が左方向に放った攻撃はそのまま左方向に進んでいきます。

また上空に放った攻撃は上空へ上がり続けます。烏鷺享子(うろたかこ)は「空」を「面」で捉えることで物体の動く方向を変更し、敵にそのまま返すことが出来ます。この能力を持つのが「空間反射」という技になっています。烏鷺享子(うろたかこ)が「空間反射」を使うと、左方向に進む敵の攻撃が右に強制的に方向転換されます。また上空に放った敵の攻撃は「空間反射」の能力により、そのまま下に落下するようになります。

漫画呪術廻戦の作中で烏鷺享子(うろたかこ)は「宇守羅彈」で乙骨憂太を吹き飛ばします。その直後、烏鷺享子(うろたかこ)は石流龍に呪力の大砲「グラニテブラスト」を放たれます。この時烏鷺享子(うろたかこ)は「空間反射」を使い、石流龍に「グラニテブラスト」を跳ね返しました。そして石流龍は自分の「グラニテブラスト」が直撃してしまいます。そんな「空間反射」と「宇守羅彈」の能力から烏鷺享子の実力は非常に高いといえます。

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烏鷺享子の強さは?領域展開は使える?

烏鷺享子の強さ

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)の強さや「領域展開」について考察紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)は「領域展開」の能力も不明であるため、どれだけの強さを持っているか明確に断言することが出来ません。しかし作中での行動や正体からどれほどの強さがあるか推測出来ます。漫画呪術廻戦の作中で烏鷺享子(うろたかこ)は乙骨憂太と石流龍の2人を相手に戦います。

この戦いで烏鷺享子(うろたかこ)は「空」を「面」で捉える術式を駆使し、「領域展開」を使わせるほど乙骨憂太を圧倒しました。また烏鷺享子(うろたかこ)は「グラニテブラスト」を「空間反射」で跳ね返し、石流龍を一時的に動けなくしています。この活躍から烏鷺享子(うろたかこ)はかなりの実力を持った呪術師だと推測することが出来ます。さらに烏鷺享子(うろたかこ)の正体は藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長です。

残念ながら「日月星進隊」はどのような組織だったのか詳しく分かっていません。しかし「日月星進隊」は藤原氏の直属の暗殺部隊であったことが判明しています。藤原氏は飛鳥時代から1200年以上栄華を極めた日本の名門中の名門です。そんな藤原氏の直属暗殺部隊の隊長であったことから烏鷺享子(うろたかこ)は弱い訳がありません。この正体と作中の活躍を見ると、烏鷺享子(うろたかこ)はトップクラスの呪術師といえるでしょう。

烏鷺享子の領域展開

当初漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)は「領域展開」を使えるか分かっていませんでした。しかし2022年3月現在に公開された漫画呪術廻戦の第178話で烏鷺享子(うろたかこ)は「領域展開」を使えることが判明しました。漫画呪術廻戦の第178話で烏鷺享子(うろたかこ)と石流龍はリカを呼び出した乙骨憂太に圧倒されてしまいます。これに烏鷺享子(うろたかこ)は全力を出し、乙骨憂太に「領域展開」を発動しました。

また乙骨憂太と石流龍も「領域展開」を発動し、3人同時の「領域展開」発動にTwitterで一躍話題となりました。残念ながら烏鷺享子(うろたかこ)は発動しただけであり、「領域展開」がどのような能力を持っているか一切分かっていません。烏鷺享子(うろたかこ)の術式を見ると、周囲一帯の空間を支配する「領域展開」になりそうです。おそらく「領域展開」は第179話で描かれるはずなので、漫画呪術廻戦ファンは次話にご注目下さい。

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烏鷺享子の正体は?セリフの意味を考察

烏鷺享子の「オマエ藤原の人間か」のセリフの意味

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)の正体や乙骨憂太へのセリフの意味について考察紹介していきます。漫画呪術廻戦で烏鷺享子(うろたかこ)は初登場した際、藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長であることが分かりました。その後しばらく正体について詳しく描かれることがありませんでした。しかし第176話で烏鷺享子(うろたかこ)は上記のセリフを乙骨憂太に吐き、正体が詳しく判明しました。

漫画呪術廻戦の第176話で烏鷺享子(うろたかこ)は乙骨憂太になぜ積極的に戦うのか聞かれ、黄泉返りのためと答えます。しかし乙骨憂太はその答えを無視し、友達や彼氏がいないのかやなぜ自分のために必死になるか質問しました。それを聞いた烏鷺享子(うろたかこ)は生前を思い出し、上記のセリフを言って乙骨憂太に怒りを露わにします。上記のセリフから烏鷺享子(うろたかこ)は藤原氏と関わりがあったと判明しました。

さらにその後、第178話で烏鷺享子(うろたかこ)の過去が掘り下げられました。元々正体が藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長である烏鷺享子(うろたかこ)は名前が与えられていませんでした。藤原氏が存在した時代を見ると、名前がないのは特におかしい話ではありません。しかし烏鷺享子(うろたかこ)は生前に藤原氏のとある人物から名前を貰います。残念ながら名前を与えた藤原氏の人物は一切不明となっています。

名前が与えられたことで烏鷺享子(うろたかこ)は藤原氏の人間から同族殺しの汚名を被せられ、処刑されてしまいました。この悲しい過去から烏鷺享子(うろたかこ)は藤原氏に強い恨みを持っており、上記のセリフを乙骨憂太に吐いたのです。ちなみに乙骨憂太の正体は当初、菅原道真の子孫だといわれていました。しかし烏鷺享子(うろたかこ)の上記のセリフにより、乙骨憂太の正体は藤原氏の血を引く人間だと明らかになりました。

烏鷺享子の正体や生まれた時代

上述でご紹介した通り、漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)の正体は藤原氏に仕えていた大昔の呪術師です。では烏鷺享子(うろたかこ)は日本における何時代の呪術師なのでしょうか。残念ながら烏鷺享子(うろたかこ)は何時代の呪術師なのかまで判明していません。しかし作中でのセリフからだいたいの時代を割り出すことが出来ます。作中で烏鷺享子(うろたかこ)は藤原氏との因縁を少しだけ思い出しました。

その際、同族殺しをした藤原氏の人間に名前を貰って処刑されたと語っています。藤原氏は元々飛鳥時代に誕生し、日本で1200年以上も栄光を欲しいままにした名家です。その歴史の中で藤原氏は藤原北家が出来た平安時代が一番栄えており、皇室にまで権威が及んでいたといわれています。しかし平安時代に誕生した藤原北家は摂政や関白の地位を巡り、同族同士が争っていたことが判明しています。

この藤原北家の内紛が同族殺しだったとすれば、烏鷺享子(うろたかこ)が生きていた時代は平安時代であると推測出来ます。また烏鷺享子(うろたかこ)は羂索について詳しく知っているような素振りを見せていました。「死滅回游」の原因である羂索は平安時代の人間だということが作中内で明らかになっています。そんな羂索のことを知っていることも烏鷺享子(うろたかこ)の生きていた時代が平安時代だと推測する理由になります。

実際平安時代は呪術師が一番活動していた時代なので、烏鷺享子(うろたかこ)が平安時代の呪術師でも全くおかしい話ではありません。さらに羂索は1006年に六眼に敗れ、星漿体の同化の阻止に失敗した記録があります。この記録から羂索は1000年前後の人間だと分かります。もし烏鷺享子(うろたかこ)が平安時代の人間だとすれば、羂索の記録から990年から1010年の間に生きていたと考えることが出来ます。

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烏鷺享子と乙骨の戦いをネタバレ

あらすじネタバレ①175話

ではここからは烏鷺享子(うろたかこ)と乙骨憂太が戦った漫画呪術廻戦の第175話から第177話までのあらすじについてネタバレ紹介していきます。漫画呪術廻戦の死滅回游編でゴキブリの特級呪霊・黒沐死はドルゥヴ・ラクダワラ戦を避けた休眠状態から目覚め、異常なほどの飢餓から乙骨憂太に襲いかかります。(174話)。この時黒沐死は「爛生刀(らんしょうとう)」という生と死が交雑した魔剣を持ち、最初から本気を出します。

そして物語が第175話へと移り、乙骨憂太は襲いかかる黒沐死の腕を呪具の刀で切り落としました。さらに乙骨憂太は格闘術も駆使し、圧倒的な力で黒沐死を追い詰めます。この時烏鷺享子(うろたかこ)と石流龍は乙骨憂太の戦いを遠くから観察していました。それを察知した乙骨憂太は自身を探らせないため、リカと「反転術式」を封じます。しかし乙骨憂太が戦っている黒沐死はリカや「反転術式」を封じて勝てる相手ではありませんでした。

腕を切られた黒沐死は自身の食事を邪魔したことに怒り、「土中蠕定(どちゅうぜんじょう)」という術式を発動して2匹の虫を召喚します。乙骨憂太はその虫を斬り裂くものの、虫の体液で視界を妨害されます。すると黒沐死が「爛生刀」から卵を出し、乙骨憂太の肩から虫が孵化しました。さらに乙骨憂太は「爛生刀」の一撃を腹に受け、倒れ込んでしまいます。それを見た烏鷺享子(うろたかこ)は乙骨憂太が黒沐死に食われると予想しました。

しかし乙骨憂太は自身を食らおうとする黒沐死に口づけをし、体内へ「反転術式」を流し込みます。黒沐死は呪霊であるため、「反転術式」の効果で即死してしまいました。何とか勝利を飾った乙骨憂太は黒沐死撃破によって5点のポイントを獲得します。しかし乙骨憂太は勝利に安堵した時、耳元に烏鷺享子(うろたかこ)が突如現れます。そして烏鷺享子(うろたかこ)は「反転術式」を使えることを見抜き、乙骨憂太を消し飛ばしました。

あらすじネタバレ②176話

漫画呪術廻戦の第175話で烏鷺享子(うろたかこ)の攻撃によって吹き飛ばされた乙骨憂太。乙骨憂太は防御を崩されて吹き飛ばされたことに疑問を抱きます。疑問を抱いている間に乙骨憂太は烏鷺享子(うろたかこ)に二度目の攻撃を仕掛けられ、咄嗟にパンチを放ちます。しかし乙骨憂太の腕は烏鷺享子(うろたかこ)に変形され、パンチが通りませんでした。これにより乙骨憂太は攻撃を顔面に食らい、再度吹き飛ばされてしまいます。

この時乙骨憂太は腕が一瞬だけ変形されたことに疑問を抱き、烏鷺享子(うろたかこ)が空間を操る術式の使い手だと推測します。すると烏鷺享子(うろたかこ)は自ら術式を開示し、「空」を「面」で捉えることが出来ると明かしました。それを聞いた乙骨憂太は落ち着き、烏鷺享子(うろたかこ)に殺されても文句がないか問いました。また積極的に戦う理由や友達及び恋人の有無を聞き、烏鷺享子(うろたかこ)に共感出来ないと言います。

最初烏鷺享子(うろたかこ)は黄泉返りをするために戦っていると答えるものの、友達や恋人の質問に唖然としてしまいます。唖然とする烏鷺享子(うろたかこ)を無視して乙骨憂太は自分に必死になる理由を問いました。それを聞いた烏鷺享子(うろたかこ)は乙骨憂太の正体が藤原の人間だと見抜き、激怒します。その瞬間、石流龍が「グラニテブラスト」で頭から呪力の大砲を放ち、乙骨憂太と烏鷺享子(うろたかこ)を攻撃します。

石流龍の攻撃で仙台コロニーが半壊状態となり、乙骨憂太は市民の安全から石流龍の撃破を目標としました。また烏鷺享子(うろたかこ)も乙骨憂太と同時に石流龍の撃破に乗り出します。偶然にも烏鷺享子(うろたかこ)と目的が一緒になった乙骨憂太は石流龍の遠距離攻撃を回避し、石流龍がいるビルの屋上にたどり着きます。そしてビルに着いた乙骨憂太は接近戦を仕掛け、もう少しコンパクトに戦うよう石流龍に注文するのでした。

あらすじネタバレ③177話

コンパクトに戦うよう乙骨憂太に注文を受けた石流龍は漫画呪術廻戦の第177話でご馳走を前にした子供を例えて拒否します。また石流龍は腹八分目だった一度目の人生に後悔していることを明かし、煙草を吸いながらデザートが無かった自分の人生に悲しみます。一度目の人生を少し漏らした石流龍は戦闘態勢に入り、乙骨憂太と殴り合いのバトルを繰り広げます。この殴り合いは苛烈を極め、お互いの高い実力を心の中で認め合いました。

その中で石流龍は自身の呪力を爆発させ、吹き飛んだ乙骨憂太へ「グラニテブラスト」を放ちます。乙骨憂太は「グラニテブラスト」を拳だけで跳ね返し、石流龍と呪力によるつばぜり合いを行います。するとその瞬間、烏鷺享子(うろたかこ)が背後に現れ、乙骨憂太は術式「宇守羅彈」の直撃を受けて吹き飛ばされてしまいました。さらに烏鷺享子(うろたかこ)は「グラニテブラスト」を能力で跳ね返し、石流龍にもダメージを与えます。

ダメージを受けた石流龍は冷静に乙骨憂太が呪力切れ間近だと考え、自身のデザートが乙骨憂太でないことに悲しみの表情を浮べます。しかしこれは乙骨憂太という存在を見くびりすぎでした。2人の強敵に襲われた乙骨憂太は本気を出すことを決意し、漫画呪術廻戦の第177話の最後にリカを呼び出します。その後リカを召喚した乙骨憂太は漫画呪術廻戦の第178話で腕に付ける呪具を装備し、烏鷺享子(うろたかこ)に「呪言」を放ちます。

リカを使える時間がわずか5分しかないため、乙骨憂太は術式のコピーで烏鷺享子(うろたかこ)との戦いを素早く終わらせようとします。この時乙骨憂太はリカに石流龍を任せ、石流龍にも決着を付けようと考えていました。これに烏鷺享子(うろたかこ)と石流龍は全力を出すと決意し、「領域展開」を発動します。そして乙骨憂太も2人に対して「領域展開」を発動し、漫画呪術廻戦の第178話は結末を迎えることになるのでした。

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烏鷺享子に関する感想や評価

漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)に関する感想では烏鷺享子(うろたかこ)が好きといった感想が多く寄せられていました。烏鷺享子(うろたかこ)は初登場が173話であるため、未だ登場回数が多くありません。しかし烏鷺享子(うろたかこ)は漫画呪術廻戦らしい女性キャラであり、かっこよさと強さを兼ね備えています。この姿から烏鷺享子(うろたかこ)は漫画呪術廻戦ファンに高い人気を博しています。

漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)に関する感想では「領域展開」が気になるといった感想も多く寄せられていました。烏鷺享子(うろたかこ)は178話で「領域展開」を発動したものの、どんな能力か不明となっています。また乙骨憂太と石流龍の「領域展開」も詳しく分かっていません。そのため烏鷺享子(うろたかこ)・乙骨憂太・石流龍の3人の「領域展開」は多数の漫画呪術廻戦ファンの注目を集めています。

漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)に関する感想では藤原氏との関係に注目する感想も多く寄せられていました。正体が藤氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の元隊長・烏鷺享子(うろたかこ)は藤原氏に名前を貰い、処刑された過去を持っています。しかし藤原氏との関係はそれ以外ほとんど分かっていません。このことから烏鷺享子(うろたかこ)は「領域展開」以外に過去も注目されています。

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烏鷺享子まとめ

本記事では漫画呪術廻戦に登場する烏鷺享子(うろたかこ)について正体や術式、「領域展開」などをご紹介しました。過去に藤原氏との因縁がある烏鷺享子(うろたかこ)は「領域展開」を発動したものの、その能力が詳しく分かっていません。しかしこれは179話で詳しく明かされることになるでしょう。また正体や過去も今後詳しく描かれると考えられるので、気になる方は今後の漫画呪術廻戦の展開にご注目下さい。

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