【呪術廻戦】羂索(けんじゃく)とは何者?術式で肉体を乗っ取る?過去や目的を考察

呪術廻戦でさまざまな人物になることができる羂索(けんじゃく)とは誰なのでしょうか?脳みそを入れ替えることで気に入った人物の肉体を乗っ取ることができる羂索は、時代によってさまざまな人間の肉体を乗っ取ることで千年以上も生きてきたようです。彼には何としてもやり遂げたい大きな野望があったのです。そこで、呪術廻戦で正体は何者?と囁かれている羂索(けんじゃく)の正体は偽夏油?それとも加茂憲倫?術式で肉体を乗っ取る目的や意味、過去なども紹介します。

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目次

  1. 呪術廻戦の羂索(けんじゃく)とは?
  2. 呪術廻戦の羂索の術式で肉体を乗っ取る?強さを考察
  3. 呪術廻戦の羂索の過去や正体を考察
  4. 呪術廻戦の羂索の目的を考察
  5. 呪術廻戦の羂索は偽夏油?乗っ取った人物を紹介
  6. 呪術廻戦の羂索が虎杖を作った理由を考察
  7. 呪術廻戦の羂索に関する感想や評価
  8. 呪術廻戦の羂索まとめ

呪術廻戦の羂索(けんじゃく)とは?

呪術廻戦で優秀な呪術師の肉体を乗っ取って生き延びている羂索(けんじゃく)が話題となっています。第145話において500年に一度身体を入れ替わりながら生き延びている天元の口から、他人の肉体を乗っ取ることで長い間生き延びてきた羂索の正体が少しずつ明らかになっていきました。肉体を持っていない羂索は、自分の脳みそを死亡した相手の脳みそと入れ替えることで肉体を乗っ取ることができる術式を持っています。

呪術廻戦で本当の正体が謎に包まれている羂索(けんじゃく)は、その時々で自分が気に入った肉体を乗っ取って生き続けていたのです。そこで、正体は偽夏油(加茂憲倫)?身体能力が高い虎杖悠仁の母親?などと囁かれている羂索の術式で肉体を乗っ取る目的や意味、祖父と二人暮らしをしてきた虎杖悠仁を作り出した理由なども紹介します。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

2020年5月の時点において450万部のJC累計発行部数を突破している「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」は、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019において大賞を受賞するなど多くの人から高い評価を得るようになります。TBS系列や毎日放送によってテレビアニメとして放送された呪術廻戦は、全国書店員が選んだおすすめコミック2019では第1位になりました。

週刊少年ジャンプ(2018年3月から)によって連載がスタートした呪術廻戦は、2021年5月の時点では単行本において15巻まで刊行されています。岩手県出身の漫画家である芥見下々さんによって描かれた呪術廻戦では人間の負の感情によって誕生した数多くの呪霊や化け物を呪術を使用する呪術師によって祓っていく物語が展開されていきました。バトル・ダークファンタジーが描かれている呪術廻戦は人気となっています。

呪術廻戦のあらすじ

祖父によって育てられた虎杖悠仁は、高校生の時に一緒に暮らしていた祖父を病気で亡くしてしまいます。彼の祖父が死亡してしまったことで封印されていたはずの呪霊が復活してしまったのです。人懐っこく誰とでも仲良くなることができる虎杖悠仁は、高校に現れた呪霊を倒すために両面宿儺の指を食べてしまいました。死刑宣告されてしまった虎杖悠仁は、教師である五条悟のおかげで呪術師として活動するようになります。

羂索のプロフィール

呪術廻戦で正体が複数存在しているといわれいる羂索(けんじゃく)は、現在では脳みそのみが存在しており肉体は消滅してしまった状態となっているようです。正体は偽夏油(加茂憲倫)?素直で人懐っこい性格の虎杖悠仁の母親?など複数候補があがっていました。術式で肉体を乗っ取る目的や意味にも注目が集まっている羂索は、かなり自己中心的な考えの持ち主であり、目的のためであれば手段を選ばないようです。

  • 名前:羂索(けんじゃく)
  • 生年月日:不明(千年以上生きている)
  • 正体候補1:明治時代に誕生した加茂憲倫
  • 正体候補2:虎杖悠仁の母親
  • 正体候補3:偽夏油(死亡してしまった夏油傑)
  • 術式:脳を入れ替えることで肉体を乗っ取ることができる
  • 性格:狡猾で計算高く、自分の欲望のためであれば手段を選ばない
  • 性別:不明
  • 目的:呪力の最適化

呪術廻戦で千年以上人間の身体を乗っ取って生き続けている羂索は、五条家とは因縁の関係となっていました。そのため、自分の野望を邪魔する五条悟に関してもかなり注意深く観察して、封印する機会を狙っていたのです。六眼に二度も敗れるという経験をしている羂索は、六眼の持ち主を倒すことは諦めて自分に害が及ばないように封印することを考えます。狡猾な羂索は、策士でもあったために綿密な計画を練って行動していました。

羂索の意味や由来

呪術廻戦の145話において謎に包まれていた羂索(けんじゃく)の正体を語る天元の存在が描かれています。正体は額に傷を負っている偽夏油?それとも明治時代に活躍していた呪術師である加茂憲倫?と囁かれていた羂索は、複数の肉体を乗っ取りながら千年以上生きている人物だったのです。さらに、羂索(けんじゃく)という名前を聞いた九十九由基は、名前の意味や由来について皮肉めいた発言をしていました。

呪術廻戦で術式で肉体を乗っ取ることができる羂索という言葉は、仏教用語となっています。邪悪なものを縄状のもので縛り上げて、さまざまな悩みを抱えて苦しんでいる人間を救い上げるということを意味していたのです。邪悪なものを救い上げるために使用している縄は仏菩薩の左手に握られていました。そのため、仏教用語での羂索という言葉は、苦しんでいる人間に救済や慈愛を与える存在という意味が含まれていたのです。

呪術廻戦で苦しんでいる人間を救済し慈愛を与えるという意味が含まれている羂索という言葉が使用されているキャラクターは、真逆の行動をしている人物となっています。不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん/ふくうけんじゃくかんのん)の名前の中にも羂索という言葉が使用されていました。菩薩の一尊である不空羂索観音は、顔が一つ、手が八本、目が三つの一面三目八臂(いちめんさんもくはっぴ)の姿が多いようです。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

呪術廻戦の羂索の術式で肉体を乗っ取る?強さを考察

呪術廻戦で脳みそしか残っておらず身体自体はさまざまな人間の肉体を乗っ取って生き延びてきた羂索(けんじゃく)は、肉体を乗っ取ることができる術式を扱うことができたようです。そのため、その時々によって自分が最も興味がある、自分の野望を達成してくれそうな肉体を選んでは乗っ取って自分の欲望を満たすための行動をしていくことになります。さまざまな暗躍をすることで周囲の人間を貶めていきました。

呪術廻戦で正体は偽夏油(加茂憲倫)?と囁かれている羂索は、肉体を乗っ取ることができる術式や目的、意味などにも注目が集まっていますが多くのことは謎に包まれています。そこで、さまざまな暗躍をしてきた偽夏油の正体が羂索だったことが明らかになっていますが、脳みそしか残っていない羂索の肉体を乗っ取ることができる術式やその強さ、乗っ取った人間の術式も使用できる?なども考察していきます。

考察①肉体を乗っ取る能力

呪術廻戦で脳みそしか残っていない羂索(けんじゃく)は、肉体を乗っ取ることができる術式を使用して千年以上生きている人物であることがわかりました。正体が不明な羂索に乗っ取られてしまった人間は額に大きな傷ができることになるため、脳みそを入れ替えて肉体を奪うという術式を理解することで誰の肉体が乗っ取られてしまったのかを見抜くことができます。下記の画像の偽夏油(加茂憲倫)も羂索に乗っ取られている状態です。

呪術廻戦で羂索は、六眼を持っている五条家に二度も敗れているという過去を持っていました。そのため、六眼を持っている五条悟が脅威的な存在となっていたのです。彼は抹殺したい五条悟の親友である夏油傑の肉体を奪って登場しますが、すぐに偽者だと見抜かれてしまいます。親友である夏油傑に成りすました羂索は、偽者だとバレたものの動揺させることに成功し封印することができました。

優秀な呪術師であった夏油傑が悪の道へ進んでしまったために戦うことになった五条悟は、親友だった夏油傑を倒したもののその死体を他の呪霊のように解剖には出さず、普通の人間として火葬しようとしました。その隙を突かれて死体を乗っ取られてしまったのです。羂索はその人物が扱うことができた術式も自在に扱って戦うことができるようです。

考察②夏油の呪霊操術

呪術廻戦で特級呪術師として活躍していた夏油傑は、同じく特級呪術師で同級生であった五条悟とは親友の関係となっています。イケメンでおしゃれな雰囲気を放っていた夏油傑は、降伏させた呪霊を掌くらいの球状にし飲み込んでその呪霊を使役することができる呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)という術式を持っていました。さらに、二級以上の階級の差がある呪霊に対しては無条件で使役することができました。

呪術廻戦で呪霊操術を扱うことができる夏油傑の肉体に目を付けた羂索(けんじゃく)は、親友である五条悟の情けによって死体が解剖に出されなかったために、すぐのその死体を奪って自分のものにしてしまいます。優秀な呪術師だった夏油傑の肉体を奪った羂索は、額に傷を持った偽夏油(加茂憲倫)の姿で行動するようになりました。その人間の術式を手に入れるという意味ではかなり便利な術式となっています。

気に入った肉体を奪うことができる羂索は、クールで優秀な夏油傑の呪霊操術を気に入っていたため、すぐに死亡した夏油傑の肉体を奪ったのです。長い年月を生きてきている羂索は、素早く判断することができるため、一瞬の隙をついて着実に自分の計画を達成するための道を歩んでいきました。人間の可能性の追求を突き詰めたい羂索は、六眼を持っている五条悟を倒すためにも夏油傑の肉体が必要だったようです。

考察③真人の無為転変

呪術廻戦で185㎝の高身長を持っている真人は特級呪霊として自分の欲望を満たすために暗躍していました。人間に嫌がらせをすることが大好きな真人は、好奇心旺盛で冷酷非情な性格を持っていたためにかなり極悪な実験をしています。常に黒いローブで身を包んでいる真人は、相手の魂を操作できる無為転変(むいてんぺん)を使用して戦っていました。相手の魂に触れることができることができる術式が無為転変です。

呪術廻戦で狡猾で非常に計算高い性格の羂索は、触れた魂の形状を自在に操作することで変形や破壊を一存ですることができる恐ろしい無為転変を手に入れたいと考えていたようです。魂を守ることができない人間や呪術師にとっては脅威の術式となっており、魂を改造した人間を簡単に殺すこともできました。

相手の魂をコントロールすることができる無為転変の術式は、かつては呪術高専に通う高校生だった夏油傑の肉体を乗っ取った偽夏油の姿の際に手に入れています。彼は自分にとって有利に活用することができる術式はどんなことがあっても奪って自分の力を拡大していきました。人間の可能性を追求したいと考えている羂索は、ある目的や意味のために活動しているようです。

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呪術廻戦の羂索の過去や正体を考察

呪術廻戦で正体は偽夏油(加茂憲倫)?それとも誰とでも仲良くなることができる虎杖悠仁の母親?などと囁かれている羂索(けんじゃく)の過去や正体などについても考察していきます。術式で肉体を乗っ取る意味や目的にも注目が集まっている羂索は、現在は脳みそのみの存在となっていますが、ある目的を達成するために一見何を考えているのかわからない行動にも深い意味が込められていたようです。

呪術廻戦で用意周到な羂索は、基本的には自分の野望や目的を達成するために動いている存在となっていますが、人間の可能性に期待していたり、自分と同じように永久的に肉体を取り替えて生きることができる天元を滅ぼそうとしているかのような意味のある行動をしていたりしていました。彼は人間たちを守り抜こうとしている呪術師にとって敵であることは変わりない存在となっています。

考察①1000年以上前に実在した呪術師

呪術廻戦で日本の呪術界の中心といわれている天元から「あの子」と呼ばれている羂索(けんじゃく)は、かつて天元とも深い関りがあったのかもしれません。さらに、正体は偽夏油(加茂憲倫)?と囁かれている羂索は、凶悪な両面宿儺ともかつて顔見知りだったようななれなれしい口振りで話しています。不死の術式を使える天元や素晴らしい身体能力を持っている虎杖悠仁の中で生きている両面宿儺らも千年以上生きていました。

呪術廻戦で千年以上生きている人物とされている羂索は、千年前に天元や邪悪な両面宿儺と深い関りが合ったということを考えることができそうです。それぞれの方法で千年以上生き延びているため、お互いにそれぞれの目的を抱いているのでしょう。術式で肉体を乗っ取ることができる羂索のことをよく知っている天元は、かつて師弟関係だったのかもしれません。

今の時点で千年以上生きている人物とされている羂索は、千年以上生きている意味や目的については明らかになっていませんが、過去編が描かれてた際には三人の関係についても詳しく解説がされるかもしれません。千年以上生きてきた羂索は、脳みそだけの状態になりながらも生き続けていることからまだ達成できない大きな野望や目的を持っているのでしょう。

考察②五条家に2度敗北した過去がある?

呪術廻戦で千年以上生きている羂索(けんじゃく)は、結界術にも長けているようですがかつて六眼を持つ五条家に二度も敗北していたことが明らかになっています。正体は偽夏油(加茂憲倫)?と囁かれている羂索は、天元に次ぐ結界術を使用することができるものの、六眼の呪術師には勝つことができなかったのです。一度六眼に敗れてしまった羂索は、徹底して六眼が誕生してすぐに殺していました。

呪術廻戦で術式で肉体を乗っ取る意味や目的にも注目が集まっている羂索は、大きな力を持つ前に六眼を殺したものの、再び六眼は誕生してしまいました。どのような方法で殺しても現れてしまうと感じた羂索は、六眼を殺すことは諦めて自分を脅かさないように封印することを考えます。過去に六眼を持っている呪術師に二度も敗れている羂索は、同じ過ちを繰り返さないために偽夏油になって五条悟を封印しようとしたのです。

呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)を扱うことができる夏油傑の肉体に魅力を感じていたのは事実であるものの、六眼を持っている五条悟の親友でもあったために肉体を乗っ取る価値があると考えたのでしょう。親友である夏油傑の姿で登場することで一瞬五条悟の隙を作り出し封印するチャンスを得たかったのかもしれません。その作戦は見事五条悟の封印へと繋がりました。過去の敗北からの勝利といえるかもしれません。

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呪術廻戦の羂索の目的を考察

呪術廻戦で奪った肉体の術式も手に入れることができる羂索(けんじゃく)は、現在は呪霊と手を組んで呪術師と戦っていますが、呪霊のことは仲間とは思っておらず呪術師を倒すための道具のような扱いをしていました。一緒に手を組んでいる呪霊を醜く下級の存在だと考えているため、目的のために手を組んでいるだけに過ぎなかったのです。彼の行動は謎めいていますが全て綿密に考えられ意味が込められていました。

呪術廻戦で脳みそだけの存在になっても長い年月を生き抜いてきた羂索は、ある目的を達成するためにさまざま策略を立てては行動していました。そこで、肉体を失ってしまった羂索がそれでもなお生き続けようとする行動の意味や目的を考察していきます。知的好奇心が旺盛な羂索が肉体が滅んでも追求したかった目的や意味がどのようなものだったのかを探っていきましょう。

考察①人間の可能性を追求する

呪術廻戦で術式で肉体を乗っ取る意味や目的にも注目が集まっている羂索(けんじゃく)は、人間の可能性を追求するという大きな野望を持っているようです。呪術廻戦で正体は偽夏油(加茂憲倫)?と噂されている羂索は、自分の欲望を満たすためにさまざまな実験を行っていました。人間の脳みそを入れ替えることでその人間の肉体を奪うことができる羂索は、優秀な呪術師の肉体を乗っ取ってはあらゆる可能性を試していたのです。

呪術廻戦で人間の可能性を追求するような発言をする偽夏油の姿はよく描かれています。自らが生み出すもの以上の可能性を求めている羂索は、呪術の力を利用して新たな世界を創り出そうとしていたのです。呪霊に関してはあくまでも人間を追い詰める際の道具でしかなく、一緒に生きていく仲間だとは考えていませんでした。また、人間に関しても可能性を追求するものの全く新しいものを創り出そうとしているようです。

そのためには、自分の野望を邪魔する天元の存在を利用して混沌の世界に導くことが重要だとも考えていました。千年以上生きている羂索は、深い関りがある天元が背負っている特徴をよく理解しているためそれを利用して人間の可能性を追求しようとも考えていたようです。人間を追い詰めることで素晴らしい可能性を引き出してくれると考えて暗躍していました。

考察②人間と天元を同化させる

呪術廻戦で優秀な呪術師だった夏油傑を乗っ取ったり、明治時代には史上最悪の呪術師と呼ばれた加茂憲倫の肉体を奪ったりしている羂索(けんじゃく)は、人間と天元を同化させることを考えているようです。術式で肉体を乗っ取ることができる羂索は、実際には六眼を持っている五条悟の封印や五条悟の親友である夏油傑の肉体を奪って彼の術式を活用して暗躍していますが、世界の混沌を目論んでいました。

呪術廻戦で500年に一度肉体の変化を止めるために星漿体と同化している天元は、現時点では呪術界の中心的な存在となっていますが、肉体の変化を止めることができなかった場合は意思が存在しない存在になってしまうという危険性を持っていたのです。星漿体候補だった天内理子が身体に一切の呪力が宿っていない伏黒甚爾によって殺されたことで天元は肉体の変化を止めることができず高次の存在へと変化する可能性を持ってしまいます。

肉体の変化を止めることができずに高次の存在となってしまった場合の天元は、結果的に呪霊に近い存在となってしまいます。そのため、偽夏油が手に入れた呪霊操術によって天元を取り込むことが可能となってしまうのです。取り込まれてしまった天元を悪意の持った人間と同化させることで暴走する存在にすることができるようになります。脳みそだけの存在の羂索は世界の混乱を招き、人間の真価を問おうとしているようです。

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呪術廻戦の羂索は偽夏油?乗っ取った人物を紹介

呪術廻戦で人類の強制進化を試みようとしている羂索(けんじゃく)の本当の正体は明らかになっていません。しかし、わかっていることは肉体が滅んでしまっている羂索は、その時々で他人の肉体を奪って生き続けてきたということです。そこで、正体は偽夏油(加茂憲倫)?穏やかな性格の虎杖悠仁の母親?など時代によって肉体を取り替えてきた羂索が奪ってきた肉体の人物を紹介します。

乗っ取った人物①加茂憲倫

呪術廻戦で脳みそを入れ替えることでその人物の肉体を乗っ取ることができる羂索(けんじゃく)がかつて乗っ取ったことがある人物は、明治時代に誕生している加茂憲倫(かものりとし)です。御三家の汚点と呼ばれている加茂憲倫は、明治の初めに活躍した優秀な呪術師となっています。様々な呪術文化財を遺した加茂憲倫は、呪術界御三家において名家となっている加茂家に誕生しました。

呪術廻戦で史上最悪の呪術師といわれている加茂憲倫(羂索)の額には横に大きな傷が入っており頭をパカっと開けられるようになっています。どのような経緯で加茂憲倫の脳みそと入れ替えることができたのかは明らかになっていませんが、脳みそを入れ替えることで加茂憲倫の肉体を奪って彼の地位や財産、能力を利用してさまざまな実験を行っていました。呪霊の子供を妊娠する女性との出会いによって呪胎九相図を作り出しています。

知的好奇心や知識欲が旺盛だった加茂憲倫は、自分の目的を達成するために手段を選ばない冷徹な性格を持っていました。呪胎九相図という特級呪物を九体も作り出した加茂憲倫は、いつか自分のために使用するために百年に渡って封印してしています。他人を踏みにじることに一切の躊躇を持っていない加茂憲倫の肉体を奪った羂索は自分の将来を輝かしいものにするために着実に準備を積み重ねていたのです。

乗っ取った人物②虎杖の母も?

呪術廻戦で千年以上生きている羂索(けんじゃく)が肉体を乗っ取った人物としては、ツーブロックの短髪頭をしている虎杖悠仁の母親をあげることができます。16年前に妻を亡くしてしまった虎杖悠仁の父親の前に登場したある女性はその後妊娠して息子の虎杖悠仁を出産していました。正体は偽夏油(加茂憲倫)?と囁かれている羂索が優しい心を持った虎杖悠仁の母親の肉体を乗っ取ったのかは明らかになっていません。

呪術廻戦でノリがよく素直な虎杖悠仁の母親の額には羂索に乗っ取られた際の目印となる縫い目のような傷がありました。そのことから、術式で肉体を乗っ取ることができる羂索が虎杖悠仁の母親の肉体を乗っ取って虎杖悠仁を出産した可能性は高いです。呪術廻戦の作中において自分が作り出したということをいい放っているシーンも描かれているため、母親の肉体を乗っ取って虎杖悠仁を出産したのだとしたら辻褄が合います。

人懐っこい性格の虎杖悠仁はどのようなピンチの状態でも決して諦めず、戦い続ける強い精神力と頑丈な肉体を持っていました。その状況を観察していた偽夏油は、我ながら流石だといい放っています。残虐で凶暴な両面宿儺の器になっても動じない虎杖悠仁のタフさを認めているため、過去に母親の肉体を奪って自らの意志で出産していると考えることができるでしょう。

乗っ取った人物③夏油

呪術廻戦で正体が明らかになっていない羂索(けんじゃく)が肉体を奪った人物には頭脳明晰で身体能力も抜群の夏油傑をあげることができます。肉体が滅び脳みそしか存在していない羂索は、死亡してしまった夏油傑の死体に自らの脳みそを入れ替えることで肉体を奪ってしまったのです。ざるそばが好きな夏油傑は、27歳という若さで死亡していますが、その若くて頑丈な肉体を手に入れていました。

狡猾な性格の羂索は、素早く死体を処分しなかった隙を狙って肉体を奪ってしまいます。策略家である羂索は、自らの野望を達成するために夏油傑の肉体を乗っ取って偽夏油として、再び親友だった五条悟の前に立って彼を動揺させていました。敗れても策を練って再挑戦し続けてきた羂索は、苦手としていた五条家の人間を自らの手によって封印することに成功します。長い年月をかけてようやく達成していました。

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呪術廻戦の羂索が虎杖を作った理由を考察

呪術廻戦で祖父を亡くして呪術師になって活動し始めた虎杖悠仁は、死亡したとされていた偽夏油の姿になっている羂索(けんじゃく)と戦った際にタフさを褒められていました。さらに、戦っている虎杖悠仁のことを自らが作り出したという意味深な発言をしています。そこで、本当の正体が明らかになっていない羂索(偽夏油)が誰とでもすぐに仲良くなってしまう虎杖悠仁を作った理由についても考察していきます。

考察①裏梅を協力させるため

呪術廻戦で本当の正体が明らかになっていない羂索(けんじゃく)が意外と能天気に行動することができる虎杖悠仁を作り出した理由としては性別が不明な裏梅を協力させるためをあげることができます。

呪術廻戦においておかっぱの髪型をしている裏梅はいざという時に活用することができる人物として確保していたと考えることができます。千年以上も付き合いがある宿儺を様付けて呼んでいることからも復活のための鍵なのかもしれません。

考察②宿儺の復活

呪術廻戦で術式で肉体を乗っ取る意味や目的にも注目が集まっている羂索(けんじゃく)が純粋で人懐っこい性格の虎杖悠仁を作り出した理由としては宿儺の復活を考えているからと考えることができます。正体は偽夏油(加茂憲倫)?と囁かれている彼は脳みそを入れ替えることであらゆる人物の肉体を乗っ取って戦うことができました。

呪術廻戦で正体は偽夏油(加茂憲倫)?といわれている羂索(けんじゃく)は、人間の可能性を追求する野望を持っています。その際に宿儺を利用して研究を続けようと考えているのかもしれません。世界を滅ぼすことができる能力を持っている宿儺は危険な存在でありますが、自分の野望を満たしてくれる魅力的な存在でもあったのです。人類の可能性を追求するためには欠かせない人物と考えることができます。

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呪術廻戦の羂索に関する感想や評価

呪術廻戦で反転術式の使い手である羂索(けんじゃく)は、知的好奇心だけでこのような計画をしているのか?たぶんそれは違うと思うと感想を寄せている人もいました。肉体を失ってしまってからも他人の肉体を渡り歩いて生き延びてきた羂索自身が計画のために繰り返してきた戦いこそが呪術廻戦?と考察している人もいるようです。深い謎が込められているだけに、それらを追求していくのが楽しいという人もいました。

呪術廻戦でさまざまな暗躍をしてきた偽夏油の正体が羂索(けんじゃく)であるとわかったことで、彼の目的は簡潔にいうのであれば人類補完計画ではないかと感想を寄せている人もいました。呪術廻戦で術式で肉体を乗っ取る意味や目的などにも注目が集まっている羂索は、本来の仏教用語の意味とは正反対の行動をしているため興味深いと考えた人もいたようです。

呪術廻戦で明治時代には加茂憲倫の肉体を乗っ取って暗躍してきた羂索(けんじゃく)は千年以上生きている存在となっていますが、本当の正体は明らかになっていないため、呪術廻戦が完結した際には外伝において羂索の歴史をやってほしいと感想を寄せている人もいました。謎多き羂索であるため、千年以上生きている彼の本当の正体を知りたいと考えている人も多かったようです。

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呪術廻戦の羂索まとめ

呪術廻戦で人類への強制進化をするためにさまざまな暗躍をしてきた羂索(けんじゃく)の本当の正体は明らかになっていません。千年以上生きている存在である羂索は、明治時代には史上最悪の呪術師と呼ばれた加茂憲倫となり、純粋な心を持っている虎杖悠仁の母親や特級呪術師として活躍していた夏油傑の肉体を渡り歩いていました。人間の可能性を追求するためにさまざまな実験を行いながら生き延びてきたようです。

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