【呪術廻戦】領域展開の名前一覧! 使用者・効果や名前の意味もまとめて解説

呪術廻戦において一部の者しか使えない呪術の極致として登場したのが領域展開です。使用者によって効果や展開する際の手のポーズなどが異なっており、個性あふれる名前の物も多くなっています。今回は呪術廻戦で登場した領域展開について、使用者やそれぞれの領域展開の名前を一覧で紹介しつつ、名前の意味なども一覧にして紹介、さらに今後使用する事予想されるキャラクターについてもまとめて紹介していきます。

【呪術廻戦】領域展開の名前一覧! 使用者・効果や名前の意味もまとめて解説のイメージ

目次

  1. 領域展開とは?
  2. 領域展開の名前と使用者・効果と手のポーズ一覧
  3. 領域展開の名前の由来や意味
  4. 領域展開の対処方法を考察
  5. 領域展開を今後できるようになりそうなキャラ一覧
  6. 領域展開のメリットとデメリット
  7. 領域展開に関する感想や評価
  8. 領域展開の名前一覧まとめ

領域展開とは?

呪術廻戦において、呪術師の極致として登場したのが領域展開です。今回はそんな領域展開についてまとめて紹介していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

領域展開が登場した呪術廻戦は2018年から週刊少年ジャンプにて茶見下々先生が連載している「呪い」をテーマとしたバトル漫画です。連載開始当初はその重いテーマを重視した展開から人気が低迷しましたが、個性豊かなキャラクターやキャラ達が使用する技などの丁寧な描写などから徐々に人気を獲得し高い人気を獲得するようになった作品です。

メディアミックス展開も積極的に行われている作品で、アニメ化も行われている他、元々は連載前にジャンプGIGAにて連載していた0巻にして公式前日譚「東京都立呪術高等専門学校」の映画化も決まっています。評価も高い作品であり、「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」でも大賞するなどの受賞歴もある作品になっています。

呪術廻戦のあらすじ

常人離れした身体能力を持った高校生、虎杖悠仁。育ての親だった祖父が死亡してしまった日、彼の通う高校で呪いが込められた呪物の封印が緩んだ事で具現化した化け物「呪霊」が暴れる事件が発生します。現場に駆けつけた呪術師の伏黒恵と共に襲われている先輩を助けようとする虎杖悠仁ですが、想像以上の強さに窮地に追い込まれてしまいます。そこで虎杖悠仁は呪霊達が求めている呪物「両面宿儺の指」を食べてしまうのでした。

領域展開の概要

領域展開は呪術廻戦に数多く登場する呪術師・呪霊の中でも限られた極一部の者だけが至っている極致です。呪術師や呪霊達が心に持っている「生得領域」を術式を付与した状態で具現化した結界の一種です。効果は使用者によって様々ながらも使えば勝ちが決まるという能力のものも存在し、まさに必殺の技と呼ぶべき立ち位置の技になっています。

結界の一種である為基本的には相手を閉じ込めて使用する形であり、同時に基本的には使用者も領域展開内部に残る事になります。発動の際にはそれぞれの領域展開毎に手でポーズを取るのが1つのルールになっているのも特徴です。また発動後に出現する物質=それぞれの心の中の領域なのでやはり見た目が大きく異るのも領域展開の特徴になっています。

『呪術廻戦』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

領域展開の名前と使用者・効果と手のポーズ一覧

領域展開①五条悟(無量空処)

最新刊の16巻現在呪術師で唯一完成された領域展開を使用しているのが自他共に認める最強の呪術師、五条悟です。五条悟が使用する領域展開、無量空処は相手の脳に処理し切れないほどの情報を与える事でフリーズさせてしまうという技です。具体的には生きるという行為を無限回強制的に行わせる事が出来ます。呪術廻戦作中では0.2秒の起動だけで半年分もの情報が一気に流し込まれ、真人や漏瑚など特級呪霊さえも気絶させるに至っています。

仮に呪力を持たない非術者がこれを受けた場合は数秒で廃人になるとされており、渋谷事変での0.2秒の発動に呪霊側の思惑で巻き込まれた1000人もの一般人は社会復帰するまでに2ヶ月もの歳月を必要としていました。領域展開の特徴でもある手のポーズが左右で違うのも無量空処の特徴になっています。右手は中指を人差し指にかけるようにしたポーズを取っていますが左手は服の裾を人差し指で掴むだけというポーズになっています。

余談ですが五条悟の無量空処はまだ完全な形を見せていないのではないかという考察もあります。上記で紹介したように五条悟が領域展開の際に手のポーズが左右で違い、左手はともすれば何もポーズを取っていないとも言える状態にある為です。ただ五条悟の手のポーズに関しては「クリスチャンが指で十字架を表す際のポーズ」日本でも地方によっては「エンガチョのポーズ」とされる場合もあるなどこれで完成している説も同時に存在しています。

領域展開②両面宿儺(伏魔御厨子)

呪いの王と呼ばれる呪霊、両面宿儺も領域展開を使用する事が出来ます。両面宿儺の領域展開、伏魔御厨子は必中効果に特化しており、空間を断絶せず、相手が逃げられる状況を作る事で攻撃の必中範囲を半径200mまで延長しています。そもそも空間を断絶させずに領域展開をする事自体が呪術廻戦作中では「キャンパスを使わずに空に絵を描くようなもの」「まさに神業」と言われる両面宿儺にしか出来ない技になっています。

今回一覧で紹介している領域展開の中でもかなり異質とも言える領域展開である伏魔御厨子ですが、効果自体は非常にシンプルで、範囲内にいる呪力を宿す者には「捌」、呪力を宿さない無生物などには「解」の2種類の斬撃を浴びせ続けるという技になっています。一応逃げる事が可能という他にはない特性を持っている伏魔御厨子ですが、この2種類の斬撃スピードがあまりにも早いため実際には逃げる事は不可能に近いと言われています。

伏魔御厨子は範囲を限定しないとはいえ領域展開である事に変わりはないので使用すれば両面宿儺の生得領域としてお堂とその入口から溢れる白骨化した鬼の頭のようなものが宿儺の背後に出現しています。手のポーズは両手のそれぞれの指の腹を合わせ小指だけは折って合わせるという合掌に一番近い形のポーズになっています。

領域展開③漏瑚(蓋棺鉄囲山)

呪術廻戦作中で最初に領域展開をして見せたのが漏瑚です。漏瑚の使用する領域展開、蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)です。元々大地への恐れから生まれた呪霊である漏瑚は炎を操りますが、蓋棺鉄囲山の中は火山の噴火口が至る所に出現しかなりの高温になっており、並の術者であれば一瞬で焼け死ぬほどの環境になっています。

通常の状態では当てられなかった五条悟へ攻撃を当てており、必中効果がある領域展開になっています。発動する際の手のポーズは、他の指を絡ませた状態で中指で輪っかを作るというポーズになっています。

領域展開④真人(自閉円頓裹)

真人の領域展開、自閉円頓裹(じへいえんどんか)は真人の術式「無移転変」の弱点をカバーするような領域展開です。元々真人の無移転変は相手の魂に触れる事で形を変えてしまう術式ですが、術式の発動には相手に直接触れる必要がありました。その射程の短さが弱点だったわけです。しかし自閉円頓裹の中に閉じ込められた時点で既に真人に魂に触れられているのと同じ状態になるという領域展開になっています。

必中効果に特化した形ともいえる領域展開である自閉円頓裹ですが、その効果範囲は広く、メカ丸こと与幸吉との戦いではメカ丸に触れる事で内部に乗り込む形だった与幸吉に触れた事になっています。ただしこの効果範囲については自身の意志でオンオフの切り替えは出来ない為、元々無移転変の天敵である虎杖悠仁(=両面宿儺)の魂に触れてしまう事にも繋がりました。

ちなみに手のポーズについては真人は実際の手では取らず口の中に生やしたいくつかの手でポーズを取るような形で発動させています。それが必須なのかは不明で、手の形についても他との違いがわからなくなっています。元々自身の肉体をも改造して戦う真人らしい発動方法であると考えられています。

領域展開⑤伏黒恵(嵌合暗翳庭)

今回紹介している領域展開のうち、「未完成の領域」とされるのが伏黒恵の嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)です。まだ安定していない為効果は不明瞭ですが、伏黒恵自身の身体能力の強化、同じ式神を同時に操る、3種の式神を同時に召喚(領域展開をしない場合は2種が限界)、影で分身を作るなどいくつかの効果を見せており、伏黒恵がまだ何が出来るのかを探っているような状態で描かれていました。

まだ不完全な領域であるとされている事から完成すればそれぞれの効果がより極まった形になるのではないかと考察されています。無制限に式神を操れたり、影の中に潜むようなことも出来るのではないかともされています。手のポーズに関しては不完全な事、元々伏黒恵は式神を呼ぶ際に影絵のようにして呼び出していたこともあり、まだ完全な形になっていないと予測されています。

領域展開⑥陀艮(蕩薀平線)

陀艮の領域展開・蕩薀平線(たううんへいせい)は南国の浜辺のような領域展開で一見すると領域展開のようには見えない領域展開です。蕩薀平線自体には何かの術式が付与されていない、或いは陀艮の意志でオンオフが出来るようで、呪霊達のミーティングなどでも使用されています。

戦闘用の領域展開としては魚類の式神を操り、この魚類の式神の攻撃が必中になるものとなっています。伏黒恵の領域展開と違い無制限に式神を召喚出来る他、この式神は必中でありながら当たるまで存在しないという厄介な攻撃です。ちなみに陀艮は両手でポーズを取る事が出来ない為か、お腹に印を浮かべる事で発動させていました。

領域展開⑦花御(朶頤光海)

今回一覧で紹介している中でも使える事は確定していたものの名前が不明だったのが花御の領域展開です。呪術廻戦本編では立ち位置を入れ替える東堂に攻撃を当てる為に使用しようとしましたが、五条悟の介入により結局使用する事はありませんでした。詳細は不明ながら東堂相手に使用しようとした事からおそらくは必中効果を持った領域展開であると推察されています。

名前も不明だった花御の領域展開ですが、その後、公式ガイドブックにて「朶頤光海(だいこうかい)」という名前が明らかになります。渋谷事変では状況の相性の悪さなどから使用出来なかったという点、結局使用する前に花御が死亡してしまった事で結局最後まで詳細が分からなかった領域展開になっています。

領域展開⑧疱瘡婆

使用者本人が喋れない事から名前が不明な領域展開が疱瘡婆の領域展開です。効果としては、使用すると対象者を棺桶に拘束し、棺桶の上に墓石が降りてきて地面に埋まる、3カウントの後、相手が疱瘡にかかって死亡するというタイムラグこそあるものの必殺とも言える効果を持った領域展開です。逆にいえば脱出さえできれば効果を持たない領域展開とも言えます。

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領域展開の名前の由来や意味

名前の由来①五条悟(無量空処)

無量空処の名前の由来は仏教用語から来ています。仏教において無量空処とは「物質的存在がまったく無い空間の無限性についての三昧の境地」という意味の言葉で、修行僧が修行の果てに行き着く事が出来る肉体などの枷から解き放たれた境地とされています。無量空処は膨大な情報を与えられる事でまさに肉体を動かす事ができず「無」になる領域展開なので、名前通りの効果になっている領域展開といえます。

名前の由来②両面宿儺(伏魔御厨子)

両面宿儺の領域展開・伏魔御厨子の意味は2つの言葉の組み合わせではないかと考えられています。「伏魔」「御厨子」と分け、伏魔は中国の伝奇小説「水滸伝」で登場したお堂のような建物で悪魔が住む場所とされています。「御厨子」は現代語に置き換えると厨房やキッチンを意味する言葉で、これが両面宿儺の術式が料理に関連しているのではないかとも言われる要因になっています。

名前の由来③漏瑚(蓋棺鉄囲山)

漏瑚の領域展開・蓋棺鉄囲山も名前の由来は仏教用語から来ています。それぞれ「蓋棺」「鉄囲山」の2つの言葉からきており、「蓋棺」の意味は遺体を入れる棺の蓋を閉める事で、転じて死ぬ事を表した言葉で「鉄囲山」の意味は仏教の世界観における世界の最も外周にある鉄で出来た山の名前です。山の名前を由来としている辺りが漏瑚らしいネーミングになっています。

名前の由来④真人(自閉円頓裹)

真人の領域展開・自閉円頓裹は3つの言葉で構成されています。「自閉」と「円頓」と「裹」です。それぞれの意味は「自閉」は自分だけの世界に閉じこもる精神状態の事、「円頓」の意味は仏教天台宗の教義で、すぐさま悟りを開いて成仏出来る事、「裹」の意味とはつつむ事とされています。元々真人の術式である無移転変自体が当たれば必殺とも言える技なのでそれを必中する事が出来る技というネーミングになっていると言えます。

名前の由来⑤伏黒恵(嵌合暗翳庭)

伏黒恵の領域展開・嵌合暗翳庭も3つの言葉から成り立っています。「嵌合」と「暗翳」と「庭」です。それぞれの意味は「嵌合」は軸と穴がぴったりハマり合う事、「暗翳」は暗い影、不安や不吉を表す言葉、「庭」は敷地内の空き地を示すと同時に神事などが行われる場所という意味も持っています。

これらのそれぞれの言葉の意味と伏黒恵の術式や領域展開の効果などから、この名前の意味としては「調伏する神事を行う場所」或いは「式神が集う場所」という意味を持っているのではないかと考察されています。式神を使役するには調伏をする必要がある事などからその為の場所なのではないかという考察もあります。

名前の由来⑥陀艮(蕩薀平線)

陀艮の領域展開・蕩薀平線の意味は不明になっています。一応それぞれの漢字の意味としては「蕩」が揺れ動くまたは豊かに広がっているという意味、「薀」には積み蓄えるという意味があります。これらのそれぞれの漢字の意味合いから海や式神を蓄える場所という意味合いが込められているのではないかと考察されています。

名前の由来⑦花御(朶頤光海)

公式ガイドブックで名前が明らかになった花御の領域展開・朶頤光海(だいこうかい)ですが、名前の由来も予測しにくくなっています。効果が分かっていない為です。一応それぞれの漢字の意味や花御の使用する術式から植物に関連する空間が広がっておりその空間の事を表しているのだろうとは予測されています。

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領域展開の対処方法を考察

考察①より優れた領域展開を展開する

呪術廻戦作中でも行われた領域展開の対処法の1つがこの方法です。呪術廻戦作中ではこの13話~15話にかけて行われた五条悟vs漏瑚戦で行われています。先に領域展開・蓋棺鉄囲山を使用した漏瑚に対し、五条悟は虎杖悠仁への解説も兼ねて無量空処で押し返して領域展開を行ったのです。

この方法は自身も領域展開を扱える者である必要がある事、例え使えたとしても相手よりも上回っている必要がある事からこの方法が有効なのは呪術師でいえば五条悟、呪霊でいえば両面宿儺くらいのものであると言えます。

考察②領域外へ脱出する

同じく上記シーンの五条悟の解説の中で「あまりオススメしない方法」として紹介されたのが領域展開からの脱出です。領域展開も一応は結界の一種なので範囲があり、その外に出てしまえば効果を発揮する事はありません。ただしこれは相当運が良くなければ出来ない方法であるとされています。

ただ実際にこの方法を取った戦いも呪術廻戦では描かれています。それが渋谷事変での陀艮の領域展開、蕩薀平線に取り込まれた時でした。ただしこの時は外から侵入した伏黒恵が領域展開の端を踏み続けていた事で境界線が分かっていた為に出来た方法となっています。

考察③シン・陰流「簡易領域」

今回一覧で紹介したように呪術廻戦に登場する呪術師の中でも領域展開を行えるものはほとんどいません。しかし呪霊には領域展開を扱うものが当たり前に登場しています。そんな呪霊達に対抗するべく平安時代の呪術師、芦屋貞綱が編み出したのがシン・陰流「簡易領域」です。簡易領域には領域展開の中でも特に厄介な存在である「攻撃の必中性」を中和する事で無効化する効果を持っています。

簡易領域の場合は領域展開と違って何かが物質的に出現するわけではありませんが、自身の一定範囲内に領域展開を展開して対処するという点では同じ存在となっています。ただしこのシン・陰流「簡易領域」は文字通りシン・陰流の一子相伝の技であり、縛りによって故意に門外の者に伝える事を禁じられている為、呪術師全員が使えるわけではありません。

呪術廻戦本編におけるシン・陰流「簡易領域」の使用者としては「三輪霞」「メカ丸」「憂憂」「日下部篤也」「東堂葵」「九十九由基」などがいます。このうち、明確にシン・陰流門下だと判明しているのは「日下部篤也」と「三輪霞」だけです。メカ丸は三輪霞から見て盗んでおり、東堂葵は師匠である九十九由基から教わりました。九十九由基については詳細は不明です。

考察④秘伝「落花の情」

シン・陰流「簡易領域」とは別に一子相伝になっている技が秘伝「落花の情」です。こちらは禪院家・五条家・加茂家に伝わる方法で、領域を展開するのではなく、自身に呪力を纏う事で領域展開の必中攻撃が当たった際にカウンターを入れて身を守るという方法になっています。呪術廻戦本編では禪院直毘人が使用しています。

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領域展開を今後できるようになりそうなキャラ一覧

領域展開できそうなキャラ

呪術廻戦本編でまだ領域展開を使用していないものの、領域展開出来そうなキャラとして名前の候補が上がっているキャラとしては「九十九由基」「乙骨憂太」「秤」「脹相」「裏梅」辺りがよく名前が上がります。呪術師側としては九十九由基と乙骨憂太については五条悟と並ぶ特急術氏に分類される事、秤は五条悟に乙骨と同じく期待サれた存在である事などが理由になっています。

呪霊・呪詛師側としては「脹相」「裏梅」の名前が上がりますが脹相は同じく赤血操術(せっけつそうじゅつ)を操る加茂憲紀らとの差別化の意味合いでも使えるのではないかとされています。また裏梅は両面宿儺と面識がある存在である事、技の規模感など底しれぬ強さを見せている事が領域展開も出来る可能性があるとされる要因になっています。

逆に領域展開を使用する事が出来ないのが確定しているキャラクターは七海健人しかいません。七海健人は本人が作中で「私が到達出来なかった呪術の極致」と出来ないと明言している為使えない事が明らかになっています。裏を返せば上記で名前が上がったキャラクター以外のほぼ全てのキャラクターに使用出来る可能性がありますが、1級術士である七海健人にすら出来ないとなると既に出来るキャラはかなり限られるのではないかと考えられます。

領域展開できるようになりそうなキャラ

逆に現時点では領域展開を使用する事は出来ないものの、本編中で会得する可能性があるキャラとしては上記のキャラ以外には「虎杖悠仁」と「釘崎野薔薇」の名前が上がる事が多いです。虎杖悠仁は自身は術式を持っていないものの、五条悟からは「いずれは両面宿儺の術式が宿る」とされているなど高いポテンシャルを持っている事が出来るようになりそうな要因です。

釘崎に関しては作中の描写よりも立ち位置的な意味で出来るようになるのではないかとされています。虎杖悠仁、伏黒恵と同じ1年生トリオとして登場したキャラだけに使えるようになりそうだと言われています。術式的にも必中効果との相性が良いのが使えるようになりそうなキャラと言われる要因になっています。

呪術廻戦作中で領域展開を身に着けたキャラ

今回一覧で紹介した領域展開の使用者のうち、真人と伏黒恵はそれぞれに作中で領域展開を会得したキャラになっています。真人は虎杖悠仁・七海建人との対決で、伏黒恵は両面宿儺の指を取り込んだ通称「虫」との戦いで会得しています。いずれも窮地の状況を覆そうとした中で会得しているので、今後会得する事が期待される虎杖悠仁なども追い込まれた状況の中で会得するような場面が展開される可能性もあります。

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領域展開のメリットとデメリット

領域展開のメリット

領域展開を用いるメリットは主に2つあります。1つは元々持っている術式が必中になる事、そしてもう1つは使用者のステータスが上がるという事です。特に重要視されるのが必中性で今回一覧で紹介した使用者達もほとんどの場合が、相手に攻撃を必中で食らわせる為に使用しています。特に真人など射程が短い必殺系の術式とは領域展開は相性が良いと考えられています。

ステータスアップに関してはあまり実用的な場面は描かれていませんが、伏黒恵の式神召喚数の制限解除などが大きな効果があるのではないかと考察されています。その制限などを取っ払ったのが陀艮の蕩薀平線ではないかとも考えられているなど、縛りの強い術式などを用いている使用者にとっては大きなメリットがあるのが領域展開になっています。

領域展開のデメリット

上記のように戦いにおいてはかなりメリットのある領域展開ですが当然デメリットも存在します。まず1つは展開するだけで膨大な呪力を消費してしまうという事です。加えて領域展開の展開中は常時呪力を消費していく為、長時間使用し続けるという使い方もできなくなっています。なので領域展開を使用するなら相手に絶対にトドメをさせるという状況である必要があるのが弱点です。

もう1つが、領域展開を解除した後は一定時間通常の術式すらも使えなくなってしまうという事です。万が一にも領域展開が破られたりした際などには逆に追い込まれる事にも繋がる、それが領域展開の使用者達が無闇矢鱈に領域展開をしない理由にもなっています。

また領域展開は範囲内にあるもの全てに影響してしまうというのもデメリットである場合もあります。巻き込みたくない第三者などがいる場合には使用出来ず、渋谷事変では呪霊側はそれを利用して五条悟の領域展開を封じていました。一応五条悟の無量空処のように「触れている者には効果を及ばないようにする」効果を持っていたり、両面宿儺のように伏魔御厨子のように「効果範囲を意図して変更出来る」効果を持った物も存在しています。

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領域展開に関する感想や評価

ここからは既に呪術廻戦を視聴している人の領域展開についての感想を紹介していきます。領域展開は絶大なメリットを持っており、呪術廻戦においてまさに最強の技であるとする声が多いです。比較的序盤からこのような効果を持つ技が登場した事に驚いたという声も多くなっており、領域展開を会得出来るかどうかは術者として大きな要素になっていそうだとする声も多くなっています。

呪術廻戦作中では特に呪霊側が使用する場合が多くなっており、呪術師で使用したのは完成したのは五条悟だけで、未完成状態で使用した使用者も伏黒恵だけです。それだけに会得が難しい物になっているといえますし実際1級術士の七海が使えないという描写もありますがもう少し使用者がいてもいいのではないかという声もあるのも事実です。

領域展開の中でもまだ底を見せていない可能性があるとされるのが五条悟の無量空処と両面宿儺の伏魔御厨子です。五条悟の場合は発動の時の手のポーズが片手であった事が主な理由で、他の者は両手を使っている事、五条悟の余裕さと作中での立ち位置から領域展開を会得するだけに飽き足らず、手加減した領域展開として片手で展開する方法を会得していたりする可能性などを示唆されています。

両面宿儺については領域展開云々はもちろんながら術式についてもまだ全てを見せていない感が強くなっています。「解」と「捌」だけでも十分に伏魔御厨子と相性の良い術式ですが、謎の術式「■開」の存在などもあり、伏魔御厨子の本領もまだ発揮していない可能性が高く、さらなる伏魔御厨子の使い方があるのではないかとする考察も行われています。

呪術廻戦はキャラ人気も高い作品だけにまだ作中では使用していない使用者がいるのではないか、或いは作中で会得する者がいるのではないかという考察も度々行われています。虎杖悠仁を筆頭に覚えそうなキャラの名前はもちろん、単独行動の多い九十九 由基や、ようやく本編に登場した乙骨憂太など既に会得していても不思議ではないキャラクターも多くいるのが現状だとする声も多いです。

他にも意外と多いのが京都校の加茂憲紀に領域展開を会得して欲しいという声です。同じ術式使いとしてほぼ上位互換な脹相が存在するだけに領域展開を会得する事で差別化して欲しいというのが主な理由になっています。既に脹相が使える可能性もある事からお互いが領域展開で押し合うような展開がみたいという声なども見られています。

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領域展開の名前一覧まとめ

呪術廻戦の領域展開は使用者にして8キャラしか使っていない呪術の極致とも言われるもので、使えばほぼ勝てる技といっても過言ではない技も多い必殺技です。しかしデメリットもしっかり存在する事から使用者も無闇矢鱈に乱発はせずここぞという時に使う技であり、それがより領域展開が呪術廻戦の中でも際立つ存在になっているとされています。

既に使用している領域展開の仕様者は今回一覧にした通りですが、会得していてまだ作中で使用していないだけという使用者、今後の作中の戦闘の中で会得するのではないかとされる使用者なども積極的に考察される要素になっています。まだ呪術廻戦を視聴していないという人は領域展開にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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