2021年01月22日公開
2021年01月22日更新
【呪術廻戦】嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)は伏黒恵の領域展開!術式や式神も紹介
『呪術廻戦』に登場する伏黒恵は、主人公・虎杖が初めて出会った呪術師です。単行本14巻の時点で、呪術高専1年生でありながら2級呪術師の実力があります。そんな彼は、領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を使用するのですが、これはどんな技なのでしょうか?当記事では嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)の能力を追及していきます。また、伏黒恵の術式や式神も紹介していますのでぜひ参考になさってください。
目次
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を使う伏黒恵とは?
『呪術廻戦』の伏黒恵は単独任務が許されるほどの実力者です。都立呪術高専の1年生でありながら、2級呪術師でもあるのですが、そんな彼が使う領域展開が「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」でした。ここからは彼が使う術式や式神の情報を交えつつ、領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」がどのような技なのかを追求していきます。それではまず『呪術廻戦』の作品情報と伏黒恵のプロフィールからご覧ください。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は化物・呪霊を術式で祓う呪術師の戦いを描いた呪術・バトル漫画です。2018年から『週刊少年』にて連載され、2020年からは毎日放送・TBS系列にてテレビアニメが放送されました。本作は作者・芥見下々によると『BLEACH』から影響を大きく受けているようです。また、本作の作風は国内外の小説や映画、テレビドラマなどさまざまなところから影響を受けていると言われています。
呪術廻戦のあらすじ
今回、当記事で紹介する伏黒恵は『呪術廻戦』の単行本1巻1話から登場しています。主人公・虎杖悠仁が通う学校に眠る「特級呪物」の封印が解かれたことで、それを回収しに学校を訪れたのが伏黒恵でした。そして、封印が解かれたことによって学校におびき寄せられた化物・呪霊を虎杖と共に祓うことになります。
伏黒恵のプロフィール
『呪術廻戦』に登場する伏黒恵は、都立呪術高専に通う1年生の呪術師です。御三家・禪院家の血筋であり、父親は五条と激戦を繰り広げた伏黒甚爾。主人公・虎杖と少年院の在院者救出任務に就いていたのですが、その時に在院者に対して「助ける気のない人間を死体になってまで救う気はない」と発言していることから、自らの価値基準を重視しているのが分かります。
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)とは?強さを考察
嵌合暗翳庭は伏黒恵の領域展開
伏黒恵は物語の途中まで領域展開を使用することがありませんでしたが、虎杖が宿儺の指を飲み込んでから「共振」が発生したことがきっかけとなり、その後に出現した特級呪霊を相手に初めて領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を使用します。
おそらく、嵌合暗翳庭が使えた理由には五条との特訓が関係していると考えられます。嵌合暗翳庭を使用するまでの伏黒は、窮地に立たされたら奥の手を出せばいいと無意識に考えていました。しかし、五条との特訓で「型を破ること」の重要性を教えられたことで、これまでの戦闘方法を改めるようになっています。
嵌合暗翳庭の強さや能力
大技「嵌合暗翳庭」を使った時は、一気に形勢が逆転し呪霊を追い詰めることに成功していました。嵌合暗翳庭は真っ暗な洞窟のような領域が展開され、黒い波が漂っている不気味な空間が広がっています。領域内にある黒い波こそが呪力の塊です。そのため、術式を無制限に使うことができるようになっています。
さらに、この技を使っている最中に術式の能力を広げ、「影で分身を作る」など技の応用にも挑戦していました。ただ、結果的には呪力のバリアによって嵌合暗翳庭が解けているため、不完全な状態であることが分かります。
しかし、領域から解放された時の一瞬の隙を突いて玉犬「渾」で致命傷を与え無事勝利を収めていました。そして渋谷事変の陀艮戦でも嵌合暗翳庭を使っており、陀艮の必中効果をこの技で相殺するなど仲間のサポート面でも活躍しています。まだ嵌合暗翳庭は未完成と言わざるを得ませんが、この技の練度が増して完成に近づけば無敵の大技となるのではないでしょうか?
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を使う伏黒恵の術式や式神・技
伏黒恵の術式は十種影法術
伏黒は禪院家の血筋を引いているとお伝えしましたが、彼の術式にはその血筋が影響しています。伏黒の術式は、自身の影を媒介とした式神術「十種影法術」で、これは禪院家相伝の術式の1つです。手で影絵を作ることで式神を顕現させるため、両手の使い方が重要。
基本的には同時召喚が可能な式神は2種類ですが、式神によっては1体しか顕現させられない種類もあります。さらに術師本人がダメージを受けると術式が解けてしまうこともあり、もし解けてしまうと次からは2度とその式神を顕現させることができなくなってしまうため、扱いには注意が必要です。
術式・式神一覧①玉犬「白」
伏黒恵が使う術式・式神の「玉犬 白」は、両手で犬の影絵を作ることで顕現させる真っ白な犬の式神です。下向きの三角形の模様が額にあるのが特徴。戦闘をおこなうだけでなく、嗅覚による呪力感知など補助的な役割も担っています。作中では虎杖と釘崎に愛でられる癒しキャラとなっていたのですが、特級呪霊によって破壊された後は顕現できなくなっていました。
術式・式神一覧②玉犬「黒」
伏黒恵が使う術式・式神の「玉犬 黒」は、白と同様犬の影絵を作ることで顕現させる真っ黒な犬の式神です。白とは違って上向きの模様があるのが特徴。また、戦闘と呪力の探知機能も白と同じです。玉犬の影絵は白黒同じであるため、同時に2体を顕現させることができます。
術式・式神一覧③玉犬「渾」
伏黒恵が使う術式・式神の「玉犬 渾」は、破壊された玉犬「白」と玉犬「黒」の力を引き継いで顕現した式神です。巨大な黒犬で、体の一部が白いのが特徴。額には2種類の模様があります。
牙を剥いて背中の毛も荒々しく逆立てているなど狼に近い特性になっており、後足と前足の爪で攻撃する様は狼男のようです。白や黒よりも速度が速いようで、伏黒を抱えたまま敵の攻撃を回避することができます。さらに、高い防御力を誇る特級呪霊・花御に傷をつけるほどの高い攻撃力も持ち合わせています。
術式・式神一覧④鵺
伏黒恵が使う術式・式神の「鵺(ぬえ)」は、両手を交差した状態で鳥の影絵を作って顕現させる式神です。骸骨の目を模した仮面を付けているのが特徴。羽毛に覆われている怪鳥であるため、玉犬のような模様は見当たりません。飛行能力を持っているため移動手段として使われます。また、帯電した呪力を纏うことで、敵に体当たりを食らわせることもできます。
術式・式神一覧⑤大蛇
伏黒恵が使う術式・式神の「大蛇(おろち)」は、片手で蛇を模した影絵を作ることで顕現させる式神です。伏黒の2~3倍ほどの大きな体が特徴。頭から体にかけて霊魂のような模様があります。対象の真下の影から瞬間的に呼ぶことができ、片手で顕現させることができるため奇襲攻撃に有効です。『呪術廻戦』9話で宿儺にとって破壊されてしまいました。
術式・式神一覧⑥蝦蟇
伏黒恵が使う術式・式神の「蝦蟇(がま)」は、両手でカエルの頭の影絵を作ることで顕現させる式神です。人間より少しだけ小さい体が特徴。お腹の部分に特徴的な模様があります。能力は持っていないようですが、長い舌を器用に使って釘崎を口の中に含めて救出したり、相手を捕獲したりできます。
術式・式神一覧⑦不知井底
伏黒恵が使う術式・式神の「不知井底(せいていしらず)」は、拡張術式を使って鵺と蝦蟇を融合させた式神です。蝦蟇に羽根が生えたような見た目が特徴。融合した状態の式神であるため、鵺か蝦蟇のどちらか一方の式神が破壊されれば他の式神と同じように顕現させることができなくなります。
ただ、どちらかの式神が残った状態であれば、破壊されても何度でも顕現させることが可能です。能力的に使い勝手が良いため好んで使っているのですが、単体で呼び出した式神よりも小柄で弱いという欠点があります。
術式・式神一覧⑧満象
伏黒恵が使う術式・式神の「満象(ばんしょう)」は、両手で象の影絵を作って顕現させる式神です。インド象に牙とツノが生えた立派な見た目が特徴。額に特徴的な模様があります。鼻から大量の水を押し流すなどの水攻め攻撃や、巨体を利用して相手を押しつぶすなどの攻撃ができます。ただ、この式神を顕現させている時は他の式神が出せなかったり、能力的な理由で呪力消費が激しいなどの欠点があるようです。
術式・式神一覧⑨脱兎
伏黒恵が使う術式・式神の「脱兎(だっと)」は、両手で兎の影絵を作って顕現させる式神です。戦闘タイプではないため攻撃力はほとんどありませんが、一度に大量に呼び出すことができます。初登場した96話では、相手を包囲して視界を塞ぐなどして攪乱させていました。
術式・式神一覧⑩八握剣異戒神将魔虚羅
伏黒恵が使う術式・式神の「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」は、両手を前に出して布瑠部由良由良(ゆるべゆらゆら)と唱えることで顕現する式神です。最強の式神で、歴代十種影法術師の中で誰も調伏できていないとされていました。「全てに適正を持つ」というチート級能力を持っており、攻撃を跳ね返したり、ダメージを治癒したりするなどなんでもできるようです。
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を使う伏黒恵のアニメ声優
内田雄馬のプロフィール
嵌合暗翳庭を使う伏黒恵役を演じたアニメ声優は、芸能事務所「アイムエンタープライズ」で声優、歌手として活動する内田雄馬です。声優として、主にアニメやゲームを中心に活動しています。17歳の時に日本ナレーション演技研究所に入学していますが、同養成所在籍中に『Holy Knight』で声優デビューを果たしていました。その後、養成所を卒業して現事務所に所属しています。
そして2014年に『ガンダムビルドファイターズトライ』のコウサカ・ユウマで初主演を獲得し、2017年には第11回声優アワード新人男優賞を受賞するなどこれからの活躍が期待されている声優です。内田雄馬の代表作には、『ガンダムビルドファイターズトライ』のコウサカ・ユウマ役、『学戦都市アスタリスク』の夜吹英士郎役、『弱虫ペダルシリーズ』の新開悠人役などがあります。
内田雄馬の主な出演作品
- 2015年~:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(アイン・ダルトン 役)
- 2015年~:Classroom☆Crisis(霧羽ナギサ 役)
- 2015年~:血界戦線(音速猿〈ソニック〉 役)
- 2015年~:ダイヤのA(奥村光舟 役)
- 2016年~:エンドライド(フェリクス 役)
- 2016年~:マクロスΔ(ハヤテ・インメルマン 役)
- 2017年~:アイドルマスター SideM(桜庭薫 役)
- 2018年~:東京喰種トーキョーグール:re(不知吟士 役)
- 2018年~:アイドルマスター SideM 理由あってMini!(桜庭薫 役)
- 2019年~:俺を好きなのはお前だけかよ(サンちゃん〈大賀太陽〉 役)
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)に関する感想や評価
⚠️ネタバレ注意
— ゆき🐠🌿 (@nM0wL7yLVstcJLM) December 4, 2020
この「やめだ」って言うところほんと伏黒父に似てるよなぁ...( '-' )はぁ尊( ◜ᴗ◝)まじで嵌合暗翳庭は神#呪術廻戦 #呪術廻戦好きと繋がりたい pic.twitter.com/aL4iozwToi
こちらでは嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)が「神」と言われています。投稿されている伏黒の画像を見ると、かなりパパ黒(伏黒父)に似ていると言えるのではないでしょうか?パパ黒は呪力無しでも身体能力だけで五条を圧倒するほどの強さを誇るキャラなので、もし術式が使える伏黒が領域展開を使いこなせるようになればほぼ無敵の能力になるのかもしれません。
37呪術廻戦
— 村の酢飯 ®(10m👶♀️) (@dTA7opJQuzzNkeB) January 20, 2021
伏黒恵
領域展開をする伏黒恵の作画が良すぎて惚れた。あと蛙さんとか象さんとか、可愛いものと戦ってるところが可愛い。いい子だよなあ。
こちらでは嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を展開する伏黒の作画が良すぎたと言われています。作画がにこだわっていることを考慮すれば、嵌合暗翳庭はかなり重要視されていると考えられるでしょう。作画について興味を持たれた方はぜひ、領域を展開しているシーンをチェックしてみてください。
アニメ以降ネタバレ⚠️
— SAKU🥐 (@SAKU_mamu) January 17, 2021
伏黒くんの領域展開かっこよすぎない…?もうほんとに…最推し…だ
言葉にできないけどあのほんとに京都のとこもイケメンだったしほんとにイケメンだった(語彙力なさすぎ)
こちらでは嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)がかっこいいと言われています。伏黒のキャラ設定にも注目されているようなので、先に紹介した作画の良さも影響しているのかもしれません。他の感想でも嵌合暗翳庭がかっこいいと好評なので注目してみると良いでしょう。
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)まとめ
『呪術廻戦』に登場する伏黒の技・領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい」や術式、式神について紹介してきましたがいかがでしたか?嵌合暗翳庭とは、呪力の塊である黒い波が漂った技となっていました。実際に嵌合暗翳庭を使った時は式神を無制限に発生させ、さらに能力の解釈を広げて技の応用にも挑戦できたりと使い方次第でかなり強力な能力・技になることが分かります。
最終的に呪力のバリアによって嵌合暗翳庭は解かれてしまっているのですが、これから嵌合暗翳庭の練度が上がっていけばほぼ無敵の大技となるでしょう。当記事では嵌合暗翳庭以外に術式や式神も紹介しているので、『呪術廻戦』をご覧になる際はぜひ参考にしてみてください。