【呪術廻戦】宿儺の領域展開・伏魔御厨子(ふくまみづし)を考察!モデルや能力は?

呪術廻戦の中に登場する領域展開の中でも特異な存在として登場しているのが宿儺の伏魔御厨子(ふくまみづし)です。読み方が難しいとも言われる伏魔御厨子(ふくまみづし)ですが特異な能力だけにモデルや言葉の意味が気になるという人も多くなっています。今回は宿儺が使用する領域展開、伏魔御厨子(ふくまみづし)について、そもそも伏魔御厨子とはどういう能力なのかモデルや意味などをまとめて紹介していきます。

【呪術廻戦】宿儺の領域展開・伏魔御厨子(ふくまみづし)を考察!モデルや能力は?のイメージ

目次

  1. 伏魔御厨子(ふくまみづし)を使う両面宿儺とは?
  2. 伏魔御厨子(ふくまみづし)とは?強さや能力を考察
  3. 伏魔御厨子(ふくまみづし)を使う両面宿儺のモデルと名前の意味
  4. 伏魔御厨子(ふくまみづし)の斬撃や術式
  5. 伏魔御厨子(ふくまみづし)に関する感想や評価
  6. 伏魔御厨子(ふくまみづし)まとめ

伏魔御厨子(ふくまみづし)を使う両面宿儺とは?

伏魔御厨子は呪術廻戦にて両面宿儺が使用する領域展開の名前です。今回は伏魔御厨子について、使用者である両面宿儺についてもまとめて紹介していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

呪術廻戦は2018年から週刊少年ジャンプにて茶見下々先生が連載している呪いをテーマにしたダークファンタジーバトル漫画です。人間の負の感情がから生まれる呪い「呪霊」とその呪霊を祓う存在である呪術師の戦いを描く作品で、個性豊かなキャラクター性とバトルの奥深さが高い人気を集める作品になっています。2020年10月からはアニメ化も行われるなどメディアミックス展開も積極的に行われています。

作者の茶見下々先生も担当編集者も各所のインタビューにて様々な作品から影響を受けた作品であると答えており、作者の茶見下々先生は特に同じジャンプ作品である「BLEACH」の影響を受けたとされています。これは読者側にも言われる事で、アニメ呪術廻戦に出演した声優の1人は「まるで海外ドラマのようなストーリー展開である」という印象を受けたとコメントしています。

呪術廻戦のあらすじ

常人離れした身体能力を持つ虎杖悠仁はオカルト研の先輩が解いてしまった呪霊から先輩を助けようとして呪霊、呪霊と戦う呪術師の存在を知る事になります。圧倒的な強さを持った呪霊を相手に現場に駆けつけた呪術師である伏黒恵も苦戦した事で自らも戦うべく、「宿儺の指」を食べた事で呪力を得た虎杖悠仁は呪術の世界に足を踏み入れる事になるのでした。

両面宿儺のプロフィール

両面宿儺(読み方はりょうめんすくな)は虎杖悠仁に宿った呪いの王とも言われる程、圧倒的な力を持った呪霊です。両面宿儺とは腕が4本顔が2つあった鬼神とされていますが、元々は1000年以上前に実在した人間であったことが明らかになっています。後の世に残された20本の指は指1つで強力な特級呪物として扱われ封印する事すらままならないものでした。

その性格は残忍そのもので、女子供を殺す事を好み、己の快不快のみが生きる指針となっています。自身が強者と認めた相手には強く興味を持つ一方で弱いと判断した相手の事は徹底的に痛めつけるなどおもちゃとして扱うような性格をしています。虎杖悠仁が宿儺の指の1つを食べた事で受肉して復活しますが、虎杖悠仁から完全に身体の主導権を奪う事は出来ませんでした。

主導権を奪えなかった事から虎杖悠仁の事は自身の枷になっているという事もあって恨めしく思っており隙きあらば身体を乗っ取ろうとしており、実際に1度は虎杖悠仁を殺してしまった事すらあります。その後復活させてやりますが、それは側で気に入った相手である伏黒を観察する為でしかなく、最新巻の時点でも虎杖悠仁の事は煩わしい存在として一切協力する姿勢を見せていません。

見た目は受肉した形である為、基本的には虎杖悠仁の身体そのままですが、全身に文様を浮かび上がらせ、通常の人間の目の下にもう1つの目が開眼した形になっております。これは精神世界でも変わらずない姿をしており、着物を着ている場面も目立っています。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

伏魔御厨子(ふくまみづし)とは?強さや能力を考察

伏魔御厨子の読み方

伏魔御厨子の読み方はふくまみづしと読みます。もちろん呪術廻戦で作られた造語ですが、「伏魔(読み方は伏魔)」「御厨子(読み方はみずし)」という2つの言葉を組み合わせた物になっています。

伏魔御厨子は両面宿儺の領域展開

伏魔御厨子とは宿儺が虎杖悠仁の身体の主導権を奪った際に使用した領域展開です。通常領域展開とは空間との間に結界を張る事で相手を閉じ込めますが、伏魔御厨子は敢えて空間を閉じない事によって相手に「逃げ道を与える」という縛りを設け、結果的に効果範囲の向上と自身の意志による調整を可能としています。最大で200mもの効果範囲を誇り、作中では140mで展開していました。

通常、領域展開は相手を閉じ込めるからこそその真価を発揮出来るものであり、空間を閉じずに自身の領域展開を行う事は宿儺以外にでは出来ません。このような芸当は通常出来るものではなく宿儺が呪いの王と言われるだけの実力者である事を示した領域展開になっていると言えます。

伏魔御厨子の強さや能力

伏魔御厨子は使用すると巨大な建物が出現します。その建物は厨子のような外見をしており、その建物からは何かの動物の骨のようなものがあふれるような形になっている外見をしています。ただしこの建物自体が何かの能力を持っているわけではなく、その能力は別にあります。伏魔御厨子の能力とは、宿儺が普段から使用する「解」と「捌(読み方ははち)」の2種類の斬撃を範囲内にいる間絶え間なく与え続けるというものです。

ちなみに空間が閉じられていないので物理的には脱出は可能(入る事も可能)ですが、実際にはそもそも宿儺の斬撃速度の速さも相まって、「偶然領域の端にいる」「瞬間移動ができる」などの条件でなければ脱出は出来ないと言われています。

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伏魔御厨子(ふくまみづし)を使う両面宿儺のモデルと名前の意味

両面宿儺のモデル

呪術廻戦に登場する両面宿儺にはモデルがいます。それは日本書紀に登場する異形の鬼神「両面宿儺」です。このモデルになった両面宿儺も2つの顔がありそれぞれに手足が合った(つまり腕が4本あった)とされています。日本書紀で登場したのは4世紀末~5世紀前半に実在した人徳天皇の時代なので「1000年以上前」という部分も合致しており、モデルに呪いの要素を与えてそのまま登場させたといっても過言ではない状態です。

ちなみにこのモデルになった両面宿儺は武器として「2つの剣」と「弓を2つ」持っていたとされています。この部分が呪術廻戦で両面宿儺が用いる2種類の斬撃攻撃に転換されたのではないかと考察されています。ちなみにモデルとなった両面宿儺にも「料理」にまつわるエピソードが残されており、これが宿儺の術式のベースにあるのではないかと考えられています。

伏魔御厨子(ふくまみづし)の名前の意味を考察

読み方も難しい伏魔御厨子ですが、その名前の意味を知ると打倒とも言える名前と能力になっていると言えます。

名前の意味①伏魔

名前の前半部分の「伏魔」の意味は「伏魔殿」とも言われ元々は中国の伝記小説などに登場した「悪魔がひそむ場所」が原点にあるとされています。転じて、「魔王が封じられた場所」とも扱われるようになっており、呪いの王とも言われる宿儺の領域展開の名前として相応しい名前になっていると言えます。

名前の意味②御厨子と厨子

名前の後半部分、「御厨子」には「厨房」という意味があります。「厨子」だけだと2枚扉の物入れという意味もありますが、宿儺が伏魔御厨子を使用した相手に対しての「三枚に下ろしたつもりだった」などの作中のセリフなどを考えると「魔王の厨房」という意味が打倒ではないかと考察されています。

この名前の意味もあってか、領域展開をする時の手の合わせ方は「いただきます」と手を合わせるようにも見えると言われるなど、伏魔御厨子を含めて宿儺が使う術式の技は料理にまつわる部分が多いと言われています。

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伏魔御厨子(ふくまみづし)の斬撃や術式

術式①解(カイ)

通常時も伏魔御厨子使用中にも使用される術式の1つが「解(読み方はかい)」と呼ばれる斬撃攻撃です。手を振るだけで対象を切断する事ができる目には見えない斬撃で、その威力はビルを簡単に真っ二つにする程強力な威力を誇っています。基本的には無機物を斬る際に使用する事が多いです。

術式②捌(ハチ)

呪力を宿した対象に対して、その呪力量や強度に合わせて最適な一太刀を浴びせる斬撃が捌(読み方ははち)です。こちらは解とは対照的に呪力のないものには発動しないとファンの間では考察されています。この斬撃も伏魔御厨子の使用中にも使用しています。ちなみに基本的に捌の方が強い相手に放つ事になるので解よりも威力は高いとされています。

術式③開(フーガ)

上記の2つの斬撃とは異なる能力で詳細は不明ながら、炎を操る事が出来る能力が「開(読み方はフーガ)」です。宿儺はこの炎を矢の形にして飛ばすようにして使用しています。その火力は凄まじく、同じく炎を操る漏瑚や最強の式神とされる魔虚羅さえも消し炭に出来る程の火力を誇り、ビルの数倍の高さまで火柱を立たせる事も出来るなど範囲も非常に広いです。

モデルの両面宿儺に料理にまつわるエピソードがあり、加えて矢を使ったというエピソードから矢の形を模したものだと考察されていますが、詳細は不明です。

術式④その他不明の術式

その他詳細は不明ながら宿儺は自身及び他者を癒やす治療術のような物も保有しています。虎杖の腕や心臓を直したり(腕はうっかりというレベルなので難しい事でもない模様)、重症だったお気に入りの伏黒を治してやるなどしています。ちなみに呪術の世界では治療が出来る呪術は貴重である為、この能力だけでも重宝される事間違いなしの能力です。

名前や意味が分かる能力はこれだけですが宿儺が呪術廻戦作中で本気で戦っている様子がない事もあり、まだまだ術式を隠し持っている可能性も高くなっています。そもそも伏魔御厨子の「物入れ」という意味合いから伏魔御厨子の能力自体が「複数の術式を自在に取り出して使用できる事」なのではないかとも考察されています。

唯一関連しそうと考えられているのが虎杖悠仁の不可思議な能力であるとされる「存在しない記憶」です。この存在しない記憶の中では共に料理にまつわるエピソードが登場しており、この存在しない記憶もまた宿儺の術式の1つ、或いは関連する術式の一部ではないかと考察されているのです。

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伏魔御厨子(ふくまみづし)に関する感想や評価

ここからは既に呪術廻戦を視聴している人の宿儺の領域展開、伏魔御厨子についての感想をまとめていきます。伏魔御厨子は呪いの王であり圧倒的な存在である宿儺が使うにしては少し地味じゃないか?という声もある一方で空間を閉じていない事が見た目以上に難しいのではないかという声もあり、やはりそこにも宿儺の凄さが描かれているという声も多くなっています。

宿儺に関してはまだまだ本気を出して戦っていない感が強く、伏魔御厨子を含めてまだまだ上の形態があるのではないか、或いは複数の術式を持っているのではないかとする声も多くなっています。名前や意味などが不明な治療術などまだまだ未知数ながらも見え隠れしている能力もあるだけに一体いくつの術式を持っているのか気になるという声も多くなっています。

特に宿儺のモデルである両面宿儺の設定をある程度取り入れている形になっている事から、モデルから今後呪術廻戦の中で宿儺が見せそうな術式を考察するような試みも行われています。それが可能な程に呪術廻戦の宿儺は呪いという部分を除けばモデルに忠実、或いは上手く転換した形になっているとも言われています。

様々な術式を見せている宿儺ですが、呪術廻戦作中で五条が「宿儺の指を取り込んでいけばいつか虎杖にも宿儺の術式が刻まれる」と明言しており、全部とはいかずとも虎杖が宿儺の術式を使うようになるのではないかとする声も見られ、或いは伏魔御厨子までも使用するような事もあるのではないかともする声も見られています。

善悪問わず人を殺す事にためらいを持つ虎杖悠仁と、誰彼構わず自身の気分で殺してしまうという正反対の性質を持っている2人だけに、同じ術式が使えるようになったとしても虎杖は宿儺とは別の使い方をするのではないかとも考えられており、その違いが楽しめるかもしれないと期待する声も多くなっています。

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伏魔御厨子(ふくまみづし)まとめ

伏魔御厨子とは呪術廻戦にて宿儺が使用する特異な領域展開であり、読み方が難しい領域展開ながらもその特異性の高さから圧倒的な強さを発揮する領域展開になっています。実際問題宿儺が本気で戦ったとも言えないシーンでの使用になっているのでもっと上の段階があるのではないかとも推察されている恐ろしい領域展開です。

宿儺の術式は領域展開の伏魔御厨子も含めてまだまだ未知数な部分が多く、今後徐々に明らかになっていく事になると考えられています。まだ呪術廻戦を視聴していない人は宿儺の領域展開、伏魔御厨子に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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