ダンジョン飯をネタバレ解説！飯テロファンタジー漫画のあらすじや登場キャラは？

ダンジョン飯のあらすじをネタバレしていく前に、ダンジョン飯の作品概要を紹介していきます。ダンジョン飯は、KADOKAWAによる漫画雑誌・ハルタで連載中の冒険ファンタジー漫画です。世界観だけを見ると、ファンタジー漫画と言えるダンジョン飯なのですが、そのタイトルにもある通り「モンスターを食べる」という独特の設定で描かれています。その為、作中には度々モンスターを使った料理が登場しています。

ダンジョン飯は、2014年からハルタで連載されており、単行本は2021年9月時点で11巻まで刊行されています。ダンジョン飯は注目度の高い漫画で、2015年度のコミックナタリー大賞やこのマンガがすごい!2016のオトコ編1位など、様々な漫画賞を受賞しています。

ダンジョン飯の作者は、日本の漫画家・九井諒子です。九井諒子は同人作家としても活動していた漫画家で、pixiv等でも作品を公開していました。主に短編漫画を発表している漫画家で、ダンジョン飯は初の長編作品です。2011年から商業誌で活動し始め、2013年にはひきだしにテラリウムで第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞しました。

人気のグルメ・ファンタジー漫画ダンジョン飯のあらすじをネタバレ解説していきます。まず、ライオス達の冒険が始まる漫画1巻のあらすじをネタバレしていきます。ライオスは6人パーティーを組んでダンジョンを探索していました。ダンジョンとは、潜る旅に構造が変わり、様々な強力なモンスターも生息する魔窟です。そんなダンジョン内で、ライオス一行はレッドドラゴンと交戦。しかし、全員が空腹で壊滅状態になります。

ライオスの妹・ファリンは離脱魔法で他のメンバーを地上へ返します。しかし、ファリンはレッドドラゴンに食べられてしまい、魔法が効かず取り残されてしまいます。帰還したライオスは、ファリンがレッドドラゴンに消化されてしまう前に戻ろうと考えますが、危険な状況からメンバーは2人離れてしまいます。エルフのマルシルとハーフフットのチルチャックは一緒に行くと残ってくれました。

ライオス達は時間にもお金にも余裕がありません。元々モンスターが大好きだった変わり者・ライオスは、ダンジョン内で遭遇するモンスターを食べて進もうと提案します。マルシルやチルチャックは猛反発しますが、ライオスは早速ダンジョン内で倒したモンスターを調理します。そこへドワーフのセンシが現れ、モンスター料理を教えてくれます。センシを仲間に加え、一行はダンジョンの深層目掛けて冒険を進めていきます。

ダンジョン飯の漫画2巻のあらすじをネタバレしていきます。センシを仲間に加え、様々なモンスターを調理しながら進むライオス一行。センシは長らくダンジョンに潜っており、住み着いているゴーレムに野菜を植えて栽培しています。ライオス達は大量の野菜を手に入れますが、多すぎて物々交換に出すことにします。その先で、ライオス達はもっと深い層にしかいないオークに襲われて捕まってしまいます。

オークに捕まってしまったライオス一行でしたが、料理を一緒に作ることで何とか危機を脱します。レッドドラゴンが村付近に出現すると話していたオークに、地図を描いてもらいました。その後、ライオス達は他のパーティーが宝虫によって全滅している所を発見します。ライオスの剣が何故か宝虫に反応します。ダンジョンを進むライオス達は幽霊に襲われてしまい、霊術に長けていたファリンを懐かしみます。

今いる階層では食料になるモンスターが少なすぎると、先に進むことを提案するセンシ。ライオスは体力を温存したいと主張します。空腹のライオスは、食べ物が描かれている「生ける絵画」の中で食事しようと試みます。ライオスは絵の中で、かつて存在していた黄金郷の王子の誕生や即位の場面を垣間見ます。結局食事をすることは出来ず、ライオス一行は冒険を進めていきます。

ダンジョン飯の漫画3巻のあらすじをネタバレしていきます。ダンジョン飯の漫画2巻に登場した、宝虫に襲われていたパーティーはカブルー一行でした。カブルー一行は、宝虫に襲われたと気づかず、宝石を盗んだ人物を追ってダンジョンを潜っていきます。一方、ライオス達は地底の湖で魚型のモンスターに襲われます。さらに巨大なモンスター・クラーケンも出現し、激闘の末何とか倒すことが出来ました。

ファリン救出の為、どんどん進んでおきたいライオス達。しかし、ライオスは寄生虫を生食して食あたりを起こします。そんな中、マルシルはファリンとの出会いを思い出していました。魔法学校で問題児だったファリンは、優等生のマルシルと出会って親友になったのでした。マルシルがダンジョンに関わるきっかけを作ったのもファリンでした。回復したライオスと一行は、進んだ先でかつての仲間ナマリと再会します。

ナマリは無報酬での危険なファリン救出に付き合いきれないと仲間を抜けたのでした。マルシルは、ナマリがファリンを見捨てたと責めました。しかし、パーティーの危機をナマリと彼女の今の雇い主・タンス夫婦に助けられます。ウンディーネの怒りをかってしまった為、1週間は先に進めないという状況になってしまいます。タンス夫婦は待てないと言い、地上へ帰還します。魔力切れを起こしていたマルシルも帰るように勧めるライオス。

マルシルはファリンを助けたい一心で、ウンディーネを倒して飲むという方法を思いつきます。一行は倒したウンディーネで作った料理を食べて、少しわだかまりが解消します。マルシルの魔力も回復し、何とか先に進むことが出来ました。

ダンジョン飯の漫画4巻のあらすじをネタバレしていきます。地上に帰還したタンス夫婦は、島主へと面会に行きます。タンスは、島に迫りくる西方エルフの脅威を島主に告げ、ダンジョンをエルフに渡してはいけないと主張します、一方ライオス達は、レッドドラゴンが出没している地区に到達します。焼け焦げたモンスターの姿もあり、活発に活動しているのが分かります。

かつてのパーティーから戦力は大幅にダウンしており、不安が残りながらも、ライオス達はレッドドラゴンを倒す計画を立てます。計画通りにレッドドラゴンをおびき寄せますが、想定していた通りにはならず、一行はピンチに陥ってしまいます。ライオスは自分の足を犠牲にしてレッドドラゴンの逆鱗に剣を突き立てました。レッドドラゴンを倒したライオス達は、レッドドラゴンの体内からファリンの骨を回収します。

ファリンの死体の損傷は激しく、すでに白骨化してしまっています。凄腕の蘇生師しか成す術がないと思われましたが、マルシルは実は古代魔法を専門にしていると明かします。古代魔法は現在では黒魔術と呼ばれており、関われば重罪になってしまいます。マルシルはファリンを蘇らせるため、古代魔法を使ってレッドドラゴンの血肉でファリンの身体を蘇生します。

ダンジョン飯の漫画5巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。レッドドラゴンとの戦いの末、何とかファリンを蘇らせることが出来たライオス達。その夜休んでいると、朦朧とした状態のファリンが起きだしてひっそりと出ていきます。ファリンがいなくなった事に気づいたライオスは探しに出かけ、そこでダンジョンの主・狂乱の魔術師と遭遇します。ライオス達は壁の中に閉じ込められて圧死させられそうになってしまいます。

突然何者かに壁の中に引き込まれ、オークの集落に放り出されたライオス一行。オーク達に介抱してもらいます。すぐにファリンを探しに行こうとするライオスでしたが、狂乱の魔術師に出会った事で今度こそは危険だと説得され、一旦地上に戻ることにします。一方、カブルー一行は、全滅していた所をタンスのパーティーの助けられていました。カブルーは、自分たちの宝物を取っていったのが、ライオス達ではないかと予想します。

ライオス達は地上へ戻ろうとしていましたが、ダンジョンの構造に阻まれています。そこで、また襲ってくるモンスターを倒して食事を取ることにします。チルチャックはダンジョンの変形の法則を見つけ出し、階段を無事に発見します。ライオスが壊れた壁を調べていたと所、突然壁の隙間から幽霊が登場し、「魔術師の目がくる」と助言を残していきます。

人気のグルメ・ファンタジー漫画、ダンジョン飯の漫画の登場人物・キャラクターを一覧で紹介していきます。まず、ダンジョン飯の登場人物で、主人公はライオス・トーデンです。ライオスは、種族はトールマン、26歳の男性キャラクターです。妹のファリンをとても大切にしており、ダンジョン内に取り残したファリンを助ける為に奔走します。パーティーのリーダーですが、魔物が大好きだという特殊な性癖も持っています。

人気漫画・ダンジョン飯の登場人物で、魔法使いのキャラクターがマルシル・ドナトーです。マルシルはエルフの女性キャラクターで、ファリンの親友です。長命種のエルフで、研究者として魔法学校に所属していました。取っつきにくいエルフというキャラクターながら、どこか抜けている庶民的なキャラクターです。攻撃魔法が特に得意で、それ以外の魔法があまり得意ではないと公言しています。

ダンジョン飯の登場人物で、チルチャック・ティムズは子供のような見た目をしているキャラクターです。チルチャックはハーフフットという種族で、大人になっても小柄で子供のような姿をしていますが、29歳で立派な成人男性です。パーティーでの役割は、扉を開けたり罠を解除する鍵師をしているキャラクターです。可愛い見た目ながらドライな性格で、前金でしか仕事は受けない等リアリストな一面を持っています。

ダンジョン飯の登場人物で、センシはドワーフのキャラクターです。ファリン救出を目指すライオス達が、モンスターを使って料理をしていた所、偶然出会って料理を教えてくれました。以降はパーティーのメンバーとして同行しています。10年以上もダンジョンに潜っており、自給自足の生活をしていました。過酷な経験もしています。その経験から、育ち盛りの若者にはたくさん食べさせたいという想いを抱いています。

ダンジョン飯の登場人物で、物語のキーを握るのがファリン・トーデンです。主人公・ライオスの妹で、マルシルの親友です。マルシルとは分野が異なる魔法を得意としており、活発で心の優しい少女です。レッドドラゴンに食べられてしまい蘇生されましたが、狂乱の魔術師によってモンスターに変えられてしまいます。

ダンジョン飯の登場人物で、ナマリはかつてライオスのパーティーにいた女性キャラクターです。種族はドワーフで、年齢は61歳です。武器の扱いに長けています。ファリンを失って地上へ戻った時、命の危険のあるファリン救出には賛同せず、パーティーを抜けてしまいます。そのことでマルシルに責められていましたが、ファリンの事は気にかけており、死体蘇生所へファリンを探しに行っていました。

ダンジョン飯の登場人物で、シュローはライオスのパーティーにいた男性キャラクターです。武者修行としてダンジョンに来ており、ライオスのパーティーに加わりました。ファリンに恋をしており、結婚を申し込んでいました。ファリン救出の際はライオスのパーティーから抜けてしまいますが、従者を伴ってダンジョンへ戻って来ていました。東方の出身で名前はトシローなのですが、発音しにくくシュローと呼ばれていました。

ダンジョン飯の登場人物で、タンス夫婦は現在のナマリの雇い主でノームの夫婦です。島主から依頼されてダンジョン内の魔法陣などを研究しています。ダンジョン内にかけられた不死の呪いに気づき、西方のエルフがそれを狙っていると島主へ警告します。

ダンジョン飯の登場人物で、カブルーはダンジョン攻略を目指す冒険者です。ライオスに興味を抱いており、ダンジョン攻略に一番近いのはライオスだと目しています。ダンジョンの暴走で滅んだ村の生き残りで、島のダンジョンも暴走させまいとしています。

ダンジョン飯の登場人物で、リンシャはカブルーのパーティーの一員です。種族はトールマンで、魔法使いです。仲間からはリンと呼ばれています。シュローと同じく東方の血を継いでいますが、出身地は違うと話していました。

グルメ漫画としても注目されているダンジョン飯に登場した料理や魔物を紹介していきます。まず、ダンジョン飯の漫画1巻に登場した料理は、歩き茸と大サソリを使ったものです。ライオス達が最初に調理した料理でもあります。その他には、バジリスクや歩く鎧を使った料理も登場しています。

ダンジョン飯の漫画2巻に登場した料理は、センシがゴーレムで栽培した野菜を使った料理等があります。魔物は、宝物に擬態している虫「宝虫」を使ったジャムや串焼き、煎餅を調理します。チルチャックが倒した大きなミミックは、塩ゆでにしてそのまま食べていました。

ダンジョン飯3巻に登場した料理は、魔力を回復させるものもありました。水中に住むケルピーを仕留めた時は、焼き肉にして食べて怪我を癒しました。また、植物のような魔物テンタクスルは酢和えにして食べています。マルシルが魔力切れを起こした時には、ウンディーネを鍋の材料にして食べていました。

ダンジョン飯の漫画4巻ではついにファリンを食べたレッドドラゴンを倒します。倒したレッドドラゴンは、ローストドラゴンとテールスープにして食べています。レッドドラゴンの体内で焼き上げたピザパンも登場します。

ダンジョン飯の漫画5巻では、植物型の魔物ドライアドを倒します。ジャック・オー・ランタンはポタージュにして、ドライアドの蕾はソテーにして食べています。コカトリスと交戦した時に石化したマルシルを漬物石にして、ザワークラウトも作っていました。コカトリスの肉はアイスバイン風に調理しています。

ダンジョン飯の漫画6巻に登場した料理は、5階層で手に入れた食材をふんだんに使った料理でした。5階層の食材たっぷりの思い出ピラフに5階層丸ごとピカタ、ドライアドを使った甘いスイーツも作っています。また、ハーピーの卵で作った卵焼きも登場します。

ダンジョン飯の漫画7巻に登場したのは、ハーピーの卵やドライアドを魂のエッグベネディクトと、マルシルが召喚したスカイフィッシュ型の召喚獣を使ったスカイフィッシュアンドチップスでした。

ダンジョン飯の漫画8巻では、ヒポグリフが登場して倒します。ヒポグリフの肉はダンプリングにして皆で包んで食べました。チェンジリングという茸によって姿が変わってしまった一行は、チェンジリングを使って治療薬を作ります。その治療薬を活かしたハンバーグのチェンジリングソースがけも登場します。

人気漫画・ダンジョン飯の面白い魅力を紹介します。ダンジョン飯は、主軸は冒険ファンタジー作品なのですが、度々登場するモンスター料理がとても美味しそうだと人気を呼んでいます。食材は魔物なのに、思わず食べてみたくなる料理の数々が登場します。

ダンジョン飯は、世界観が深く掘り下げられている作品としても人気です。複雑に構造が変化する迷宮の描写は、ファンタジーなのにリアリティもあります。ダンジョン内には冒険者で出来た町があったり、オークの集落もあったりします。緻密に描写される迷宮の内部も魅力の一つです。

ダンジョン飯の魅力には、登場人物のやり取りも挙げられます。ダンジョン飯の登場人物は、様々な種族でそれぞれの考え方を持っています。そんな個性豊かな登場人物達のやりとりは、時にボケと突っ込みのようで笑いを誘います。

ダンジョン飯に関しての感想や評価を紹介していきます。ダンジョン飯に関しては、登場する料理がとても美味しそうだという感想がたくさん見られていました。中には、自ら食材を工夫してダンジョン飯に登場する料理を再現している人もいました。

ダンジョン飯に関しての感想では、特に面白いという高評価が多くなっています。誰かにおすすめしたくなったり、家族も知らない間に読んでいたりと、思わず広めたくなる漫画だと人気を集めています。

ダンジョン飯に関しての感想では、キャラクターの表情が豊かで好きだという感想も見られています。ダンジョン飯には様々なキャラクターが登場し、それぞれの思惑で動いていきます。どのキャラクターも魅力的で、登場人物同士の関りにも注目が集まっている作品です。

ここでは、人気の冒険ファンタジー漫画・ダンジョン飯のあらすじをネタバレ紹介しました。他にも、魅力的なキャラクターや登場した料理も紹介しています。是非、ダンジョン飯をチェックして、美味しそうな料理の描写やキャラクター達の活躍を楽しんでみてください。