ダンジョン飯の最終回はどうなる?ネタバレあらすじと漫画の結末を予想考察

『ダンジョン飯』とは九井諒子初の長編漫画です。冒険ファンタジーの世界に存在するモンスター達を主人公達が調理して食べてしまうという一風変わった作品で話題となっていますが、冒険漫画とグルメ漫画が合わさった今作品はその斬新な設定だけでなく、きちんと構成されたストーリーも好評となっています。『ダンジョン飯』は未だ最終回を迎えていませんが、物語はクライマックスの展開に差し掛かっています。そこで今回はダンジョン飯の最終回予想、そしてそのまま完結するのかについてあらすじネタバレを含めて考察していきます。

ダンジョン飯の最終回はどうなる?ネタバレあらすじと漫画の結末を予想考察のイメージ

目次

  1. ダンジョン飯のあらすじネタバレ
  2. ダンジョン飯の最終回を予想考察
  3. ダンジョン飯が完結しない理由を考察
  4. ダンジョン飯に登場した美味しそうな料理
  5. ダンジョン飯を読んだ感想や評価は?
  6. ダンジョン飯の最終回予想まとめ

ダンジョン飯のあらすじネタバレ

ダンジョン飯とは

漫画『ダンジョン飯』はファンタジー漫画とグルメ漫画が合わさった今までになかった新しいジャンルの作品であることで話題となっています。主人公ライオス率いる仲間達が冒険をしながら、倒したモンスターを食材として調理して食べるという設定です。グルメ漫画的要素の濃い作品ですが、物語のストーリーもきちんと作りこまれています。今回はそんな漫画『ダンジョン飯』のあらすじをネタバレを含みながらご紹介していきます。

あらすじネタバレ:黄金の国の存在

ここからは『ダンジョン飯』のあらすじをネタバレしていきます。ある日、とある小さな村の墓地に地下へと続く巨大な空洞が現れました。そしてそこから男が現れ、自分は大昔に滅亡したはずの『黄金の国』の王だと告げます。男は『黄金の国』は滅びてはおらず現在も地下深くに存在していいるものの、魔術師によって囚われ続けていると明かし「魔術師を倒した者には国の全てを与える」と告げ、塵のように消えてしまいます。

この「黄金の国」の存在と、その王と名乗る男の噂は瞬く間に世界中に広まっていき、多くの冒険者達が黄金の国の財産を手に入れようと村を訪れダンジョンを探検しました。『ダンジョン飯』の主人公である戦士ライオスも、魔法使いマルシル、鍵師のチルチャック、女戦士ナマリ、軽戦士シュロー、妹ファリンを含む6人のパーティを組んでダンジョンに挑んだ冒険者達のうちの一組でした。

ダンジョン飯あらすじネタバレ:ファリンが犠牲に

ライオス一行は順調にダンジョンを進み、ダンジョンの深層まで到達します。しかし、そこでレッドドラゴンとの対決に挑みますが、ライオス一行は疲労と空腹のため全滅してしまいます。間一髪のところでライオスの妹ファリンが脱出魔法を使いライオス一行をダンジョンの外へ脱出させることに成功しますが、ファリン自身はレッドドラゴンに食べられてしまいます。ファリンの犠牲によってパーティの命は助かりました。

ダンジョン飯あらすじネタバレ:再びダンジョンへ

妹ファリンの身体がドラゴンの体内で消化される前に救い出したライオス一行でしたが、全員が脱出魔法の時に身に着けていた装備以外の荷物を失っていました。そのためお金が無く、さらには女戦士ナマリと戦士シュローがパーティから抜けてしまいます。ライオスはリーダーとしての責任を感じ、そして妹を助けるため1人ダンジョンに向かおうとします。そこに魔法使いマルシルと鍵師のチルチャックが協力を申し出るのでした。

ダンジョン飯あらすじネタバレ:モンスターを食す

お金が無く食料も調達できない一行でしたが、ライオスはダンジョン内で食物連鎖が成立していることを指摘し、モンスターを食べることを提案します。しかしモンスターの調理方法がわからず上手く料理することが出来ません。大サソリを食べようとしていたところに長年魔物食の研究を続けていたという変わり者の戦士セシルが通りかかり、一行の魔術料理の素人振りを見かねてパーティに加わります。

以上が漫画『ダンジョン飯』のあらすじネタバレになります。ライオス一行は空腹でレッドドラゴンとの戦いに敗れたこと、その時の脱出魔法により金銭的余裕が無くなり食料調達が出来なくなったことからモンスターを食べてダンジョンを進むという方法を編み出しました。この料理方法が妙にリアルで読者からの共感を得ており、そこが『ダンジョン飯』の人気の理由といえるのではないでしょうか。

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ダンジョン飯の最終回を予想考察

ダンジョン飯最終回予想①ファリンに死亡フラグ

最終回の予想考察です。漫画『ダンジョン飯』では妹のファリンがレッドドラゴンの犠牲となってしまい、ライオス一行はファリンを救い出すために再び冒険の旅に出ました。4巻でライオン一行はついにレッドドラゴンを倒すことに成功しますが、レッドドラゴンの身体を切り裂いて中を確認すると人骨が出てきました。ファリンは既に消化され骨にされてしまっていたのです。

しかし『ダンジョン飯』の世界では蘇生術があるため、骨になってしまったファリンを救える可能性がありました。魔法使いのマルシルは「ファリンを蘇生させるには禁忌とされる古代魔術を使うしかない」と言います。ライオスはそれしかないのならばと決断し、マルシルに蘇生をお願いします。禁忌の魔術を使い一行はファリンの蘇生に成功するのでした。ここまでがあらすじネタバレとなります。

『ダンジョン飯』4巻でファリンの蘇生に成功しましたが、最終回でファリンは死んでしまうのではないかと予想されています。理由は『ダンジョン飯』の世界に存在する蘇生の条件です。全ての人間を蘇生できる訳ではなく、蘇生が難しい時があります。それは「身体の13/1以上を失う」「身体が炭化してしまう」など遺体の損傷が激しい場合です。さらに幽霊が憑依してしまうと魂と魂が混ざり人格がおかしくなる可能性があります。

ファリンの場合、レッドドラゴンの体内で消化されてしまい肉体が朽ちて骨だけとなってしまいました。そのため蘇生に魔狼の骨とレッドドラゴンの肉体を使いました。結果的に蘇生できましたが、遺体の損傷は激しい分類に分けられるのではないかと考察します。さらに使用した魔術が禁忌であるということから、『ダンジョン飯』最終回でファリンは人骨に戻ってしまうのではないかと予想考察されます。

ダンジョン飯最終回予想②ダンジョンの秘密が明らかに

タンスの調査によると、ダンジョンには「不死の魔術」がかけられていると推測されています。またライオス一行がダンジョン内を探検している最中にはダンジョン内の形が変わったり、モンスターが活発に活動し出すなど様々な異変が確認されています。ダンジョン自体に意思があると思わせる描写も『ダンジョン飯』の作品の中でみられます。

漫画『ダンジョン飯』の最終回ではそのようなダンジョンの秘密が明らかにされるのではないかと予想されます。何故ダンジョンの形が変化するのか、モンスターが急に活発になるのは何故なのか、ダンジョンには意思があるのかといった謎に、一体どんな答えが用意されているのか、そうった視点から見ても、最終回まで漫画『ダンジョン飯』から目が離せないという声が続出しています。

ダンジョン飯が完結しない理由を考察

漫画『ダンジョン飯』は4巻28話の時点で最終回を迎えると予想した人が数多くいました。完結すると考えられた理由は、『ダンジョン飯』当初の目的である「レッドドラゴンを倒してセシルを救うこと」が達成されたからです。しかし『ダンジョン飯』が現在までまだ完結には至っていません。なぜ『ダンジョン飯』が完結しないのか、ここではその理由について考察していきます。

ダンジョン飯が完結しない理由①黄金の国の王の言葉

『ダンジョン飯』が完結しない理由の1つとして、黄金の国の王の言葉があります。そもそも『ダンジョン飯』で最初にライオス一行が冒険の旅に出たのは、滅亡したはずの黄金の国の王を名乗る人物の言葉があったからでした。「魔術師を倒した者に国のすべてを与えよう」と告げ塵となって消えた国王。ライオス一行含む多くの冒険者達は魔術師を倒す目的でダンジョンに挑んでいました。

ファリンを救出し蘇生に成功した今、『ダンジョン飯』は当初の目的である魔術師を倒す冒険の旅に出かける方向に進むと考察できます。『ダンジョン飯』では黄金の国どころが、未だ魔術師も登場していません。ファリンを救ってそのまま物語が完結してしまっては、読者にとっても心残りになってしまうといえるのではないでしょうか。そういった理由から、黄金の国を救うまでは『ダンジョン飯』は完結しないと考察できます。

ダンジョン飯が完結しない理由②タンスと島主の密談

ダンジョンが存在する島の島主と、島主から以来を受けダンジョン内の呪術を研究している2人の密談から、『ダンジョン飯』が完結しない理由を考察できます。タンスは島主に黄金の国を封じ込めた狂乱の魔術師の正体はエルフである可能性が高いことを告げます。すると島主はそのエルフがダンジョンを返上するよう要求していることを告げ、ダンジョンの財宝が惜しく手放したくないと言います。

しかしタンスはエルフ達の目的は財宝ではなく、『不死の術』だと推測していました。ダンジョン内に不死の術がかけられており、ダンジョン内で死んだ者を生き返らせることが出来るというのです。そして「それ程の巨大な魔術には設計書が必ずある」と言い、それを手に入れればエルフと対等になれると島主に助言しました。しかし、28話の時点で設計書はまだ見つかっていませんでした。

こういったことから、『ダンジョン飯』が28話で完結してしまうと島主とタンスの会話は無意味だったということになります。狂乱の魔術師を倒すこと、黄金の国を救うこと、そして不死の術の設計図を手に入れるのにふさわしいのは、主人公のライオスではないでしょうか。こうったことから、これらの目的が果たされるまで『ダンジョン飯』は完結しないと考察することができます。

ダンジョン飯が完結しない理由③ダンジョン飯は4巻以降も続いている

現時点で漫画『ダンジョン飯』は6巻まで発売されています。『ダンジョン飯』4巻以降のあらすじとしては、ファリンを救い出し蘇生させたものの、地上に戻る途中で謎のエルフに出会います。実はそのエルフは狂乱の魔術師で、ライオス達に強い敵意を示し、ファリンを奪ってしまいます。黄金の国の王デルガルに強い忠誠心を持っており、ダンジョンに立ち入る冒険者達に対し敵意をむき出しにしています。

狂乱の魔術師により一時は万事休すとなったライオス一行でしたが、何とか無事に難を逃れます。そして冒険を続け、再びファリンを救い出すこと、狂乱の魔術師と話し合うことを目的に旅を続けています。これらの目的を果たすまでは漫画『ダンジョン飯』は完結することはないと予想されます。

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ダンジョン飯に登場した美味しそうな料理

漫画『ダンジョン飯』は普通のファンタジー物語と異なる点は、倒したモンスターを調理して食べてしまうことです。『ダンジョン飯』に登場する料理は食材こそモンスターですが、私達が家庭で食べるような食事と変わらない料理です。そこが『ダンジョン飯』が読者から支持されている理由の1つなのですが、こちらでは実際に漫画『ダンジョン飯』に登場した美味しそうな料理をご紹介していきます。

ダンジョン飯の料理①大サソリと歩き茸の水吹き

こちらは『ダンジョン飯』の記念すべき第1話の料理です。モンスターの『大サソリ』と歩くきのこ『歩き茸』を水炊きにした料理です。大サソリはハサミ、頭、足、尻尾以外は食べられます。身は熱を通しやすく出汁も出るので鍋に最適とのことです。歩き茸は肉厚でクセが無いため食べやすく、足の部分が特に美味しいそうです。さらにこのお鍋にはスライムも入っています。

ダンジョン飯の料理②茹でミミック

こちらは『ダンジョン飯』第13話に登場した料理です。『ミミック』とは宝箱の中に潜んでいるモンスターで、空けると襲い掛かってきます。鍵師のチルチャックが決死の思いで倒しました。見た目は巨大なヤドカリのような姿をしています。調理方法は簡単で、塩茹でするだけで食べられます。子供の頃からよくミミックに襲われていたチルチャックは食べるのを嫌がりましたが、最終的にその味が気にいったようです。

ダンジョン飯を読んだ感想や評価は?

漫画『ダンジョン飯』の醍醐味といえば、モンスターを倒したあとにそれを食材として調理をして食べることです。『ダンジョン飯』を読んだ人のなかには料理が面白いし美味しそうという感想が多く寄せられていました。実際に『ダンジョン飯』に出てくる料理を作ってみた人もいるようです。

漫画『ダンジョン飯』ではお馴染みのモンスターが調理されています。そのため『ダンジョン飯』のなかに出て来るモンスターの料理を想像するのが楽しい、という感想もあります。『ダンジョン飯』が連載されるまではファンタジーのファンもモンスターを料理したりその味を想像することはなかったかもしれません。

ダンジョン飯の最終回予想まとめ

いかかでしたか?今回は漫画『ダンジョン飯』の魅力と最終回の予想、完結しない理由についての考察をあらすじネタバレを含めてご紹介しました。『ダンジョン飯』は単なるファンタジー漫画ではなくグルメ漫画の要素も含まれており、読者を楽しませるストーリー構成で大好評の漫画です。『ダンジョン飯』は何回見ても面白いという感想も多くみられました。

現在第6巻まで発売されている『ダンジョン飯』ですが、未だ最終回を迎えてはいません。今後『ダンジョン飯』がどのような展開を迎えるのか気になるところです。ライオス一行は魔術師と和解できるのか、ファリンを再び救うことが出来るのか、そしてダンジョンの秘密は明らかにされるのでしょうか。今後もダンジョン飯から目が離せないといえるのではないでしょうか。

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