ダンジョン飯の感想・レビューまとめ!モンスターが食材のグルメ漫画が面白い

ダンジョン飯とは九井諒子作、掲載誌はハルタ、出版社はKADOKAWAで現在6巻まで発売されています。面白いと言う感想が多く、内容は古典ファンタジー世界のダンジョンを探検する物語で、ダンジョンには生態系が存在し、そのモンスターを食材として実在する調理方法で料理して食べながら、主人公ライオスがレッドドラゴンに食べられた妹ファリンを助けにダンジョン深部を目指す冒険グルメ料理漫画です。様々な賞を受賞したダンジョン飯のあらすじと感想。レビューについてまとめます。

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目次

  1. ダンジョン飯とは
  2. ダンジョン飯のあらすじ内容をネタバレ
  3. ダンジョン飯を読んだ感想やレビュー
  4. ダンジョン飯の面白い魅力
  5. ダンジョン飯に登場するおすすめ料理
  6. ダンジョン飯の感想・レビューまとめ

ダンジョン飯とは

ダンジョン飯の作品情報

ダンジョン飯とは九井諒子作、掲載誌はハルタ、出版社はKADOKAWAで現在6巻まで発売されてかなり売れていて面白いという感想が多い漫画です。あらすじは主人公ライオスがレッドドラゴンに食べられた妹ファリンを助けにダンジョン深部を目指す冒険グルメ料理漫画です。ダンジョンには生態系が存在し、そのモンスターを食材として実在する調理方法で料理して食べながら、旅する冒険ファンタジー漫画です。

面白いと言う感想やレビューが多数上がっている注目度の高い漫画です。2016年の8月には3巻の発売を記念し、1巻の第1話に登場する「大サソリと歩き茸の水炊き」の食品サンプルが、9月には2巻第10話の「天然おいしい宝虫のおやつ」と13話の「ミミックの塩茹で」の食品サンプルが制作され、東京・大阪・徳島のイベント会場にて展示され大好評でした。

ダンジョン飯の作者とは?

同人作家としての一面も持ち、同人誌即売会、pixiv、自身のウェブサイト等で「竜のかわいい七つの子」「竜の学校は山の上」などの作品を発表しています。2011年より、商業誌にて作品の発表を開始し、2013年、『ひきだしにテラリウム』で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞しました。

2014年、自身初の長編連載『ダンジョン飯』を開始、「2015年度 コミックナタリー大賞」、「2016年度このマンガがすごい!」、「THE BEST MANGA このマンガを読め!2016 」、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2016」で1位を獲得しています。またAmazon ランキング大賞2016 Kindle本コミック 1位(第3巻)に輝きました。

ダンジョン飯のあらすじ内容をネタバレ

あらすじ内容:ダンジョン攻略

ある日、とある小さな村の地下墓地に巨大なダンジョンが現れる。そして黄金の国の王デルガルを名乗る者が現れ、滅亡したはずの”黄金の国”の存在を明かし「自分は一千年前に滅びた黄金の国の王。しかし魔術師によって地下深くに囚われてしまった。もし魔術師を倒した者には全ての黄金や財宝を与えよう」と供覧の魔術師を倒すようにと言い残し塵となって消えました。

このダンジョンの噂は世界中に広まって、一獲千金を狙う冒険者たちがとある小さな村に世界各地から大量に乗り込んできて、ダンジョン踏破をめざしました。主人公の戦士・ライオスは、魔法使い・マルシル、鍵師のチルチャック、そして妹のファリン、シュローとナマリの6人パーティで共にダンジョン攻略に挑むことになります。

あらすじ内容:ファリンの犠牲

しかし、レッドドラゴンがいるダンジョン最奥部まで進んだとき、ライオスたちは完全な空腹だったので、本来の力を発揮できず、妹・ファリンがレッドドラゴンに食べられてしまいます。ただファリンは魔法使いだったため、自ら犠牲となり、最後の力を振り絞って兄・ライオスたちを魔法でダンジョンの外まで脱出させたおかげでパーティーの命は助かりました。

あらすじ内容:モンスターを食す

ファリンの肉体がドラゴンに消化される前に救い出し、魔法によって蘇生させるため、すぐにでも救出に向かいたいライオスでしたが、全員が脱出魔法の副作用で身に着けていた装備以外の荷物を失っていたため金銭的余裕が無く、シュローとナマリが離脱ししましてました。ライオスはリーダーだった自らの責任を痛感し、一人で再びダンジョンに潜ってファリンを助けることを決意し、マルシルとチルチャックは自らも同行を申し出ます。

ライオスは食物調達ができないことから、ダンジョン内のモンスターを食べることを提案、「ダンジョン内で立派に食物連鎖が成立している以上、人間もそこで自給自足生活をおくれる」と主張するも正しい調理法を知らず、うまく料理できずません。そこを通りかかったセンシが手助けし、魔物料理上手なセンシは一行の目的を聞き、レッドドラゴンを料理したいと仲間に加わります。

ダンジョン飯の由来となっているこのモンスター食ですが、感想にもよくあがっているように、この料理が妙にリアルで納得いくものになっています。ダンジョンをRPGのように進んでいくあらすじも面白いですが、モンスターを下に紹介しているような普段食べているような食事に変えていくのがこの漫画の醍醐味になっています。

ダンジョン飯を読んだ感想やレビュー

ダンジョン飯1巻の感想・レビュー

面白いと大評判の漫画のダンジョン飯ですが、実際の感想やレビューを見てみましょう。あらすじはダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失った冒険者・ライオス一行が再びダンジョンに挑もうにも、このままでは途中で飢え死にしてしまいそうなので「モンスターを食べよう」と決意し、襲い来る凶暴なモンスターを食べながらダンジョンの踏破を目指す、という内容です。

  • 第1話:水炊き
  • 第2話:タルト
  • 第3話:ローストバジリスク
  • 第4話:オムレツ
  • 第5話:かき揚げ
  • 第6話:動く鎧1
  • 第7話:動く鎧2

twitterの第1巻感想紹介!

若い人だけでなく、読者年齢層も若干高めかもしれません。幅広い世代に浸透しています。

ダンジョン飯2巻の感想・レビュー

あらすじは餓死の恐れを抱きながらダンジョンを進むライオス一行ですが、地下3階で待ち受けていたのはゾンビや幽霊、生ける絵画やゴーレムといった食べられそうにもないモンスターばかりです。この危機をどう乗り越えていくのか、どんなダンジョン飯となるのかという内容です。

  • 第8話:ゴーレム畑の新鮮ランチ
  • 第9話:盗れた野菜と鶏のキャベツ煮 強奪パンとご一緒に
  • 第10話:天然おいしい宝虫のおやつ
  • 第11話:特製♪無国籍風聖水、厄よけ祈願! 除霊ソルベ
  • 第12話:宮廷料理のフルコース
  • 第13話:茹でミミック
  • 第14話:水棲馬油石鹸

twitterの第2巻感想紹介

親しみやすいキャラ設定が伺えます。確かにマルシルはブサイクかどうかは別として、普通のイメージにあるようなエルフではありません。

ダンジョン内ではダンジョン内で食物連鎖だけが成り立っているのではありません。モンスターにもいろいろな種類があり、簡単に一網打尽とはいかないです。

ダンジョン飯3巻の感想・レビュー

あらすじは地下4階、強敵ぞろいの水のフィールド、人魚・ウインディーネ・大ガエルなど水の下から急襲してくるモンスターをどう倒して、どう食べるか、そしてかつての仲間のナマリも登場してくる、という内容です。

  • 第15話:雑炊
  • 第16話:蒲焼き
  • 第17話 :木苺
  • 第18話:焼き肉
  • 第19話:テンタクルス
  • 第20話:シチュー
  • 第21話:大ガエル

twitterの第3巻感想紹介

最初からダンジョンでモンスター食を食べるつもりだったと言うことです。ファリンは魔法使いで、ダンジョンでモンスターを食べるパーティにいた訳ではないのですが、ライオスと兄妹だということです。

ダンジョン飯4巻の感想・レビュー

あらすじはついにレッドドラゴンのいる地下5階にたどり着いたライオス一行が鉄も弾く真っ赤な鱗と骨まで灰にする炎を吐く強敵相手と戦い、妹ファリンを助けて、そのドラゴンの肉を食べることができるのか?という内容です。

  • 第22話:地上にて
  • 第23話:レッドドラゴン1
  • 第24話:レッドドラゴン2
  • 第25話:レッドドラゴン3
  • 第26話:レッドドラゴン4
  • 第27話:レッドドラゴン5
  • 第28話:レッドドラゴン6

twitterの第4巻感想紹介

モンスター食が説得力のある表現でかかれていることがわかります。水炊きにしたり、焼いてみたり、煮込みにしてみたり、と思いもつかない方法で調理しているのですが、なぜか納得してしまします。

ストーリーだけでなく、作画もしっかりしている漫画です。ギャグ漫画のように面白い漫画はどこか大雑把になるところもよくありますが、こういうところでも、この作品が好評な要因です。

ダンジョン飯5巻の感想・レビュー

あらすじは、レッドドラゴンを倒して妹ファリンを救出したライオスですが、ほっとしたのも束の間、ダンジョンの主である供覧の魔術師が現れます。ライオスたちはダンジョンを脱出できるのか、という内容です。

  • 第29話:レッドドラゴン7
  • 第30話:良薬
  • 第31話:シーサーペント前編
  • 第32話:シーサーペント後編
  • 第33話:ドライアド
  • 第34話:コカトリス
  • 第35話:掃除屋

twitterの第5巻感想紹介

読めば読むほどはまる漫画です。他にも何回も読み返したとか、1巻買ったら全巻買ってしまったという人も多いです。

食品サンプルだけでなく、シリーズのお菓子も発売されています。もちろんグッズなどもあります。そちらもヒットしています。

ダンジョン飯6巻の感想・レビュー

あらすじは、狂乱の魔術師を退けたライオスの前に、かつての仲間の凄腕剣士のシュローが現れ一緒にファリンの救出に向かいますが、雪と氷の地下6階でパーティの絆が問われる事態が起こる、という内容です。

  • 第36話:みりん干し
  • 第37話:ハーピー
  • 第38話:キメラ
  • 第39話:シェイプシフター1
  • 第40話:シェイプシフター2
  • 第41話:山姥
  • 第42話:夢魔

twitterの第6巻感想紹介

深いところもあるので、たくさんの読者から共感を得ています。うわべの面白さだけではなく、組み立てがしっかりしているから、読者も飽きずに新刊の発売をまっているようです。

ダンジョン飯の面白い魅力

面白い魅力①モンスターを食べる

物語のあらすじとは切り離せないこの漫画「ダンジョン飯」のメインテーマになっています。その内容もうまいストーリー展開によって、例えばスライムがくらげのようと思いながら戦っているので、モンスターと戦っている間からこうなるんじゃないかと予感させられ、また実際そのように料理され妙に読者も納得し、おいしそうに見えてきます。そして栄養価まで表示していることも説得力を増す役割を果たしてます。

また登場人物が嫌がりながらも食べてみておいしいと感想をもらすとそれもありだと読者も思わず食べてみたいと感想がでてくるのです。実際にネット上には魔物料理の内容を真似た料理もあがっていて、作った人も多いようです。また、ダンジョン飯の食品サンプルも発売されるなど、多くの人々から支持されています。

面白い魅力②個性的な登場人物

ダンジョン飯ではトールマン、ドワーフ、エルフ、ハーフフット、ノーム、オーク、コボルトなどファンタジー作品の中ではよいくある亜人種もたくさん出てきます。この漫画の中では共通語で話をしていますが、種族固有の言語や文字もあります。またその種族の個性を生かした性格や立ち回りが多く、きれいな作画でいきいきと描かれています。

ダンジョン飯の感想に多くあがっていますが、ドラクエが好きな人が楽しめるようです。モンスターや登場人物の種族など重なり、親しみやすいという感想がありました。

面白い魅力③ライオスとマルシルのテンション

長身の戦士ライオスとパーティーの紅一点エルフのマルシルですが、この二人のコンビが漫才のようで面白いという感想やレビューが多いです。ライオスは常識的で温厚、冷静沈着でリーダーとしては優れいていますが、空気を読めずあまり社交性がありません。ただ、魔物マニアなので魔物のこととなれば突然饒舌になる一面も持ち合わせています。

マルシルは強力な攻撃魔法も回復魔法など様々な魔法を操ることができます。明るく感情豊かで、時には弱音を吐いたり、仲間と喧嘩したり、またオーク族長の憎悪に反発して言い返すなど気の強い一面もあります。常識的な性格と思考の持ち主なので、魔物マニアのライオスの魔物料理がどうしても受け入れられず、毎回強い拒絶反応を起こしています。

空気をよまずに自由奔放に仲間をふりまわすライオスと、次々テンポよく突っ込みヨゴレも顔芸もできるマルシルはとにかく面白いという感想が多いです。

面白い魅力④現実的

冒険ファンタジーで、モンスター料理をしながらダンジョンを進んでいくという今までなかったあらすじの漫画ですが、ありえない非現実的なものと現実的な料理というかけあわせにより、あたかも本当にこちらもモンスター料理を作って食べれるような気になってきます。栄養価の評価もついていますし、ダンジョン飯がさらに説得力を持ちます。

また特にゴーレムに関しては、ダンジョン飯では食べるのではなく、核をとりだして野菜を収穫、雑草を抜き、別に用意した肥料を混ぜて耕し、核を戻してまた生き返るという便利な習性を利用しています。さらにゴーレム自身が水分補給市害虫駆除までやってしまいます。ゴーレムをこのように便利な畑として新たな視点で登場させるということが、漫画の中だけでなく簡単にその状態を想像できて現実的に使えそうだと納得してしまいます。

ダンジョン飯に登場するおすすめ料理

ゴーレム畑の新鮮野菜ランチ

ゴーレムの背中で育った野菜を使ったメニューです。地中で育ったにもかかわらずおいしい野菜に不思議がるマルシルにゴーレムの何かが味に影響している、とさらっと感想を言うライオスが笑いを誘います。現実にできる馴染みのある素材ばかりで料理の味が想像できる分、ファンタジー要素に説得力とリアリティを持たせています。

茹でミミック

強固な殻を持っているにもかかわらず、さらに宝箱や箱などに身を隠しつつ、それを鎧としているミミックです。見た目から甲殻類そのもので茹で上がった姿はまさに蟹のようですが、茹で上がる前の姿からは、巨大なヤドカリと言った感じで、食べ方はシンプルな塩茹でです。ライオス達は強固な殻にみっちりと詰まった肉が中々穿り出せず、盗賊の命とも言えるピッキングツールを、カニスプーンとして穿り返して肉を食べました。

人食い植物のタルト

タルトと言う言葉からイメージされる甘いお菓子的なものではなく、どちらかと言うとどっしりとした食べ応えのあるタルトのようっで、材料の塩や胡椒、サソリ汁(?!)や仲間の一人、チルチャックの「塩味だ 想像してた味と違った」という感想から、もしかしたらミートパイのような感覚で食べる料理のようです。もともとは木の実や果実(人食い植物の)を使ったものを食べたがったマルシル向けの料理です。

ローストバジリスク

胴は鶏。尾は蛇。その牙と蹴爪には猛毒を持つという蛇の王バジリスクの肉と卵を食べるためだけにライオスとセンシとでたおします。他のパーティの毒を受けた戦士のために毒消し草や薬草を詰め込み、ローストバジリスクを作りました。たっぷりの肉汁と各種薬草から染み出る芳香が漂って来そうな一品です。実際肉汁たっぷりという感想も話の中ででていました。

大サソリと歩き茸の水炊き

鍋の中身を見ると大サソリはぷりぷりの海老の身のようで、歩き茸も身体はエリンギ、脚はしいたけのよう、野菜類が足りないと入れた花苔やサカサイモも白菜やジャガイモのようで、一番の懸念であるスライムも干しスライムとなったことで細切りにされ、一見するとプルプルとしたくずきりのような見た目になりいました。

水炊きなので、だしは大サソリからでてるのでしょう。やだやだ絶対やだと、ブレイクダンスで抗議をしていたマルシルが「うわっ、おいしい!」と感想を言いました。

ダンジョン飯の感想・レビューまとめ

ここまで大人気漫画ダンジョン飯のあらすじや感想について書いてきました。とにかく面白い、何回読んでも面白いという感想が多く、レビュー評価もほぼ満点です。また食感や見た目が似ている食材をダンジョン飯の内容の真似をして作ってみたらおいしかった、という感想も多くあがっています。

とにかくこのダンジョン飯はファンタジー好きだけでなくドラクエのようなRPG好きな人まで楽しめる漫画です。ダンジョン飯の感想・レビューまとめ最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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