ダンジョン飯のファリン・トーデンまとめ！魔術が得意？感想や評価まとめ

グルメをテーマにRPG風の世界を描いた漫画ダンジョン飯はこれまでにないテーマから人気を博し、2019年7月現在面白いという感想を多く集め、注目を集めています。そんな漫画ダンジョン飯にはファリンという魔術師が登場します。ファリンは主人公の妹にあたる人物であり、天才ともいえる魔術師です。本記事ではそんな漫画ダンジョン飯に登場する魔術師ファリンについて登場する6巻のあらすじネタバレや魅力などをご紹介します。

ではまず初めにファリンが登場するダンジョン飯の作品情報をネタバレ紹介していきます。ファリンが登場するダンジョン飯とは年10回刊漫画誌である「ハルタ」で2014年の2月から連載されている丸井諒子による漫画作品です。漫画ダンジョン飯とは中世ヨーロッパのようなRPG風の世界を舞台にモンスターを現実の調理方法で料理していく姿を描いたグルメ漫画であり、冒険と料理の2つを楽しめる作品となっています。

ダンジョン飯の面白い所は美味しくなさそうな素材をいかに美味しく調理するかの過程であり、他の冒険グルメ漫画よりも調理を楽しむことが出来る作品となっています。そのため漫画ダンジョン飯は2015年度コミックナタリー大賞やこのマンガがすごい！2016などで1位を受賞するほどの人気を博しており、2019年7月時点で単行本が7巻まで発売され、人気が途切れることなく連載が続いています。

ある日昔滅びた黄金の国の王と名乗る人物が出現し、城を支配している狂乱の魔術師を倒した者に国の全てを与えると告げ、姿を消しました。この黄金の国の王の言葉を聞いた者達は地下にある巨大なダンジョンへもぐることになり、主人公であるライオスのパーティーもダンジョンに赴くことになりました。しかしライオスが率いるパーティーは途中でレッドドラゴンに遭遇し、空腹が原因で全滅してしまうことになります。

するとライオスの妹である魔術師ファリンが駆けつけ、パーティー達はダンジョンから脱出します。しかしその途中でファリンがドラゴンに捕食されてしまいます。さらに資金や装備の枯渇からメンバーが一部離脱し、ライオスはダンジョンで自給自足をすることを決断します。そしてライオスは魔物食を良く知る者やシェフなどを仲間に加え、ファリンを救出するためにダンジョン飯を食べながらダンジョンへ潜ることになるのでした。

ではファリンの魅力や6巻の登場回などをネタバレ紹介する前に、ファリンの基本情報をネタバレ紹介していきます。ダンジョン飯に登場する本記事の主役のファリンは漫画ダンジョン飯の主人公であるライオスの妹です。ファリンは神官型という補助魔法などを得意とする魔術師であり、ハンマーやまな板を武器にしています。ファリンは非常に優れた魔術師であり、魔術に対する適正がとても高いのが特徴です。

そんなファリンは漫画ダンジョン飯の最初、空腹で全滅したライオスのパーティーを脱出魔法で助けます。しかしその時ファリンは兄ライオスを救出したものの、レッドドラゴンに捕食され、ダンジョンに残されてしまいます。このファリンが捕食されたことがきっかけとなり、ライオスはダンジョンで自給自足の生活を送ることになります。そして捕食されたファリンは漫画ダンジョン飯6巻で驚くべき姿で登場することになります。

本記事の主役でダンジョン飯の主人公ライオスの妹であるファリンはどのような性格をしているのでしょうか。ファリンは兄であるライオスと同じくトールマンという種族の人物であり、非常に温和な性格の持ち主です。温和な性格をしていることからファリンは非常に接しやすい人物であり、ダンジョン飯の主人公であるライオスとも幼い頃から仲良しでした。昔ファリンはライオスと共に異国へ旅をする妄想をしていました。

幼い頃からファリンは外の世界に興味があり、成長後は村を離れて魔法学校へ入学することになりました。しかしファリンは魔法学校で周囲と仲良くすることが出来ず、頭を抱えてしまいます。そんな中ファリンは課題発表で非常に高い成績の結果を出し、マルシルというエルフと友達になります。実はファリンは天才ともいえる魔術師であり、今回の課題実験がきっかけとなってファリンは学校生活を満喫することになりました。

ここからはダンジョン飯の主人公であるライオスの妹であるファリンの魔術についてネタバレ紹介していきます。ライオスの妹であるファリンは神官（プリースト）型の魔術師であり、回復魔法や補助魔法など味方をサポートするのに適した魔法を使用することが出来ます。その中でもライオスの妹であるファリンは死人祓いといわれる除霊の魔術を使用することが得意の魔術師であり、幼い頃に墓地にいた幽霊を魔術で鎮めました。

その時兄であるライオスもその光景を見ており、ライオスは妹であるファリンに優れた魔術を活かせるジョブに就くよう提案します。この兄の言葉を聞いたライオスの妹であるファリンは村を離れることにし、魔法学校へ入学することにします。しかしファリンは上述のネタバレでご紹介した通り周囲を仲良くすることが出来ず、学校をさぼってしまったことで落ちこぼれの烙印を押されることになります。

魔法学校で落ちこぼれの烙印を押されたライオスの妹であるファリン。しかしファリンは実は天才ともいえる魔術の使い手でした。ある日学校で課題発表が行われることになり、ファリンはそこで非常に優秀な結果を残します。このことがきっかけでファリンはマルシルというエルフと友達になります。このマルシルというエルフも才女といわれるほどの魔術師でした。そんなマルシルがファリンの魔術を見て驚愕します。

そうファリンの魔術への才能は天才の領域に達しており、あのマルシルさえも驚くほどだったのです。なので学校で落ちこぼれといわれたファリンですが、決して落ちこぼれではありませんでした。しかし天才的な魔術を使用するファリンは感覚で魔術を使用しており、魔術を教えることが非常に苦手でした。なのでファリンはダンジョン飯の作中でライオスに魔法を教えるのですが、結局教えることが出来ませんでした。

ここからはライオスの妹であるファリンが登場するダンジョン飯第6巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。第6巻はカブルー達がライオス一行を疑うところから始まります。シュロー達は地下５階でライオス達と再会を果たし、少ない人数でダンジョンに挑む無謀を訴えます。するとマルシルは自分達で炎龍を倒したことを告げ、シュローは興奮しながらライオスにファリンの行方について問いただします。

しかしシュローは空腹のため倒れてしまい、ライオスは料理をすることにします。その後ライオスはシュローとカブルーにこれまでの話をするのですが、要約した話に混乱してしまいます。するとカブルーがライオスに狂乱の魔術師の存在について質問するのですが、ライオスはマルシルの黒魔術の内容が含まれているため話すことが出来ません。その時ライオスはシュローになら話してもいいと判断し、シュローと２人になります。

一方マイヅルは食事を作り、ライオス達に届けに行くことにします。するとライオスとシュローが喧嘩をしていました。そうシュローは黒魔術で女性を蘇生したことに怒っており、カブルーとマイヅルは驚きます。黒魔術とは本来絶対にしてはならない行為であり、悪びれることが無いライオスをシュローは刀を向けます。その頃ライオスの妹であるファリンは魔物となっており、地下５階でデミカル王を探し求めるのでした。

第６巻36話で喧嘩となったライオスとシュローを止めるためカブルーが仲裁に入ります。カブルーはシュローの怒りを抑えることに成功するのですが、シュローはライオスの行為を理解できませんでした。このためシュローはファリン救出を拒否するのですが、チルチャックが魔物出現の報せを届けにきます。そこでチルチャックはライオスが全てを話したことを知り、驚愕の感想を述べ絶対にしてはならない行為だと叫びます。

現れた魔物は素早いハーピーであり、マイヅルは忍者2人と黒子を連れ、討伐へ向かいます。一方チルチャックとマルシルは黒魔術を使用したことがバレて幽閉されることを心配していました。2人は証拠隠滅の話をするのですが、突如ヒエンという忍者が落下してきます。そしてもう1人の忍者であるベニチドリも魔物に捕まっていました。そうハーピーと思われた魔物はファリンの姿をしたドラゴンキメラだったのです。

魔物となったファリンはマイヅルも殺害し、捕まえようとしたタデを一撃で粉砕します。ダイアも捕まってしまうのですが、ホルムの攻撃でファリンに傷を負わせます。しかし魔法を使用するファリンはホルムの魔術を看破し、クロも倒されてしまいます。そこでリンはファリンに雷の魔術で攻撃を加え、ファリンは倒れます。そこでライオスは仲間を殺されたことで覚悟を決め、剣で妹であるファリンを殺害しようとします。

するとファリンがライオスの名前を呟き、ライオスは刀を落としてしまいます。するとそこにカブルーがファリンの背後に忍び込み、後ろからファリンの首を短剣で切り裂きます。

ダンジョン飯第6巻37話でドラゴンキメラとなったファリンに剣を刺したカブルー。ファリンの喉に剣を刺したカブルーはそのまま心臓や肝臓など臓器器官に攻撃を加えました。しかし普通であれば死ぬはずの攻撃がライオスの妹であるファリンには通じづ、逆に魔法攻撃で反撃されます。そして魔法攻撃でライオス達を攻撃したファリンはそのまま撤退し、ライオス達の前から姿を消してしまうことになります。

ファリンが去った後ホルムはマイヅルを蘇生させ、マイヅルと2人で死亡した仲間を復活させることにします。その中でシュローはファリンを救出したいという思いでいっぱいだったのですが、ファリンが魔物になっていたことから諦めて帰国することにします。一方カブルーも地上へ上がることになり、ライオスは黒魔術の件がバレることを恐れます。しかしライオスは何もすることが出来ず、ファリン救出のために歩みを進めるのでした。

漫画ダンジョン飯の主人公であるライオスは魔物となった妹のファリンを助けるためにダンジョンへ潜ります。そしてダンジョンへ潜ったライオスは吹雪が吹き荒れる地下6階へとたどり着きます。地下6階の吹雪は非常にすさまじく、一旦ライオスは非難します。するとライオスの所に仲間が続々と集まり、合計16人のパーティーが出来上がります。しかしその中には人を真似るシェイプシフターの存在がありました。

シェイプシフターは人の姿に変わることが出来ず存在であり、ライオスはシェイプシフターを探すことにします。しかしライオスはマルシル・センシ・チルチャックの偽物を見破ることが出来ず、困惑します。そこでライオスは料理を振る舞うことで偽物をあぶりだす作戦に出るのでした。

ライオスは仲間に紛れこんだシェイプシフターを見破るためにまずチルチャックを観察します。すると1人のチルチャックは連携に重きを置いており、もう1人はプライドから他人を頼ろうとしませんでした。次にライオスはマルシルを観察することにすると、1人のマルシルはハーピーの卵を食べることを頑なに拒否します。もう1人のマルシルはファリンのためなら何でもすると言い、不満を漏らしませんでした。

最後にライオスはセンシを観察すると1人のセンシがマルシルをカッコいいと話し、ライオスは特に疑問を感じませんでした。しかしライオスの意見をこの3人が信じることはせず、ライオスの判断は余計に混乱を招いてしまいます。そこでライオスはシェイプシフターがいると思われる方向へ猟犬の真似をして咆えることにします。実はライオスはシェイプシフターが獣であると分かっていました。

ライオスの判断は成功し、見事シェイプシフターを見破ることに成功します。そしてマルシルが魔法を使用し、シェイプシフターを倒します。その後ライオス達は料理を作り直すのですが食材が無くなっており、誰かが盗んだのではないかと感じます。しかし食材の後を追うライオス達は罠にハマってしまい、マルシルが捕まってしまうという事態が発生します。

ダンジョン飯6巻第40話でマルシルを捕まえたのはシュローの仲間であるアセビでした。アセビはライオス達に距離を取らせ、マルシルに自身にかけた魔法を解けと命じます。実はマルシルはアセビに一定時間の間術者が触れないと作動してしまう呪術と獣と混じったようなという2つの魔法をかけていました。するとアセビが動いたことで呪術が発動し、化物が攻撃を開始します。その化物はライオスとセンシの2人で討伐しました。

アセビは自身にかかった魔法を調べる中でそれは黒魔術であることを知っていました。そしてアセビは黒魔術を使用できるのがマルシルと知り、マルシルを襲撃したのです。アセビは再度マルシルに魔法を解くよう懇願するのですが、マルシルは魔法を解くことが出来ないと告げます。これを聞いたアセビは素直に諦め、ファリンを助けるために動くライオス達と共に行動することにするのでした。

マルシルは「夢魔（ナイトメア）」という魔物に憑りつかれてしまい、尋常ではない悪夢にうなされてしまいます。それを知ったライオスは夢の中へ入り、マルシルを助けることにします。すると本が大量にある図書館のような場所へたどり着き、そこで幼いマルシルがワームという魔物に追われている姿を目撃します。ライオスはマルシルと共に逃げ、マルシルに恐怖の原因となったものに勝つ必要があると諭します。

しかしライオスはワームに襲撃されてしまい、窮地に陥ります。するとライオスの言葉を聞いたマルシルが決意し、ワームへ立ち向かっていきます。そして見事マルシルはワームに打ち勝つことに成功し、夢魔の正体が貝であったことが判明します。その後夢魔の原因となった貝を料理することにし、漫画ダンジョン飯第6巻は終わりを告げるのでした。

ダンジョン飯第4巻まででファリンは一度救出されるのですが、復活させる蘇生呪文のリスクによって人格が混ざってしまう可能性がありました。またファリンを蘇生させたのは黒魔術であり、この黒魔術は非常に危険な魔術となっています。このリスクが大きい蘇生魔術と非常に危険な黒魔術を使用したことからライオスの妹であるファリンに死亡フラグが乱立してしまうことになりました。

ファリンの復活が失敗したことを考えると最終的に漫画ダンジョン飯はファリンが助からないまま閉幕する可能性があります。いわゆるバッドエンドという展開です。しかし漫画ダンジョン飯はこれまで読者を度々驚愕させるような予想外の展開が行われており、ファリンについても起こるかもしれません。なので漫画ダンジョン飯のストーリー展開を考えるとバッドエンドにならない可能性も非常に高いと考えられます。

漫画ダンジョン飯の作中で主人公のライオスは墓場に幽霊はいると聞き、1人墓場へ足を運ぶことにします。すると妹であるファリンも同行することにするのですが、そこでライオスは幽霊に襲撃されて瀕死の状態となってしまいます。するとファリンは魔法を使ってライオスを救出し、ライオスはファリンが天才ともいえる魔術師であると気付きます。そしてファリンはライオスに将来一緒に旅をすると約束し、魔術師へと成長します。

マルシルは魔法学校でダンジョンの研究をしていたのですが、授業の中で精霊の繁殖実験という専門外の課題が出されます。専門外であることから戸惑うマルシルの前にファリンが現れ、見事な精霊増殖を見せます。このファリンの才能にマルシルは驚愕し、マルシルに魔法を教えて貰うことにします。この頃ファリンはわんぱく少女であり、ダンジョン飯の本編で見ることが出来ない姿を見ることが出来ます。

漫画ダンジョン飯の本編の3年前、ファリンはライオスと共に冒険者見習いとして冒険者の集団に参加していました。その途中ファリンとライオスは動く鎧という魔物に遭遇します。最初ライオスは動く鎧の兜を落とし、勝利したと思うのですが、動く鎧は死んでおらずライオスは剣で殺されてしまいます。しかし今回の事件でファリンがどうなったか不明となっており、未だ謎に包まれています。

ファリンの年齢は残念ながら公表されていません。しかし漫画ダンジョン飯の作中で登場した人間はファリンのことを20代前後と話しており、おそらくファリンの年齢は20代前後なのでしょう。仮説となるのですが、ファリンが所属していた魔法学校が高校のような存在であるとすると卒業して3年経った今は21歳と推測できます。またライオスの年齢はファリンの3つ上と判明しており、この仮説が正しければライオスは24歳となります。

漫画ダンジョン飯第1話でライオスは炎竜と戦うことになるのですが、空腹が原因でパーティーが全滅します。するとそこにファリンが駆けつけ、兄ライオスの身代りとなってファリンは炎竜に捕食されてしまいます。そして捕食されたファリンは帰還魔法でパーティーを地上へ戻し、ライオス達はファリンの力で助かります。この出来事がきっかけでライオスはダンジョンへ潜ることになり、ダンジョン飯の物語が始まるのです。

漫画ダンジョン飯に登場するファリンに関する感想ではファリンが可愛いという感想が非常に多く寄せられていました。ファリンは上述のネタバレでご紹介した通り温和な性格をした美少女であり、ダンジョン飯の世界を和ましてくれます。これを理由にファリンに関する感想では可愛いという感想が多く寄せられることになりました。

ダンジョン飯に登場するファリンに関する感想ではファリンを見ると鋼の錬金術師を彷彿とさせるといった感想も多く寄せられていました。鋼の錬金術師の作中で禁断の錬金術を用いてキメラを生成するシーンが登場します。このシーンはファリンが黒魔術で復活したシーンと酷似しており、上記のような感想が寄せられることになりました。

ダンジョン飯に登場するファリンに関する感想では魔物化したファリンが辛いといった感想も多く見受けられました。ファリンは当初可愛いライオスの妹として登場するのですが、漫画ダンジョン飯6巻で魔物となってしまいます。魔物となったファリンが元に戻るか不明であることから上記のように辛いという感想が寄せられることになりました。

本記事では漫画ダンジョン飯に登場するファリンについて魅力や登場する6巻のあらすじネタバレ、感想などをまとめてご紹介しました。主人公の妹であるファリンは非常に優れた魔術師であったのですが、第6巻で魔物となってしまい、元の状態に戻るか不明となっています。果たしてファリンは元の姿でライオスの元に帰ることが出来るのでしょうか。本記事をご覧の方はダンジョン飯の今後の展開にご注目ください。