【ウマ娘 シンデレラグレイ】トニビアンカはイタリア出身のウマ娘!元ネタの馬は?

トニビアンカとは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するウマ娘の1人です。トニビアンカはトニービンという競走馬を元ネタにしてるといわれているウマ娘であり、イタリア代表のウマ娘として漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場しています。イタリア代表のトニビアンカは圧倒的実力から「欧州王者」とあだ名されており、ジャパンカップでオグリキャップやタマモクロスと激闘を繰り広げました。本記事ではそんなトニビアンカについて強さや元ネタのトニービン、ジャパンカップの活躍などをご紹介していきます。

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目次

  1. トニビアンカが登場するウマ娘 シンデレラグレイとは?
  2. トニビアンカはイタリア出身のウマ娘
  3. トニビアンカの元ネタ・モデルの馬
  4. トニビアンカの性格や活躍をネタバレ
  5. トニビアンカに関する感想や評価
  6. トニビアンカまとめ

トニビアンカが登場するウマ娘 シンデレラグレイとは?

漫画ウマ娘シンデレラグレイのジャパンカップで初登場したトニビアンカ。漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカとはイタリア代表のウマ娘であり、GⅠに6回優勝していることから「欧州王者」とあだ名されています。その元ネタはイタリアの名馬・トニービンとなっており、史実で華々しい成績を残しています。本記事ではそんなトニビアンカについて強さや元ネタのトニービン、ジャパンカップの活躍などをご紹介します。

ウマ娘 シンデレラグレイの概要

ではトニビアンカの強さや元ネタのトニービン、ジャパンカップでの活躍などをご紹介する前に、トニビアンカが登場する漫画ウマ娘シンデレラグレイとはどのような作品なのかについて簡単にご紹介していきます。トニビアンカが登場するウマ娘シンデレラグレイとはゲーム「ウマ娘プリティーダービー」のスピンオフ漫画です。漫画ウマ娘シンデレラグレイは2020年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されており、久住太陽が描いています。

久住太陽が描く漫画ウマ娘シンデレラグレイは2022年2月現在も「週刊ヤングジャンプ」で連載されており、2022年の2月18日に単行本6巻の発売が予定されています。漫画ウマ娘シンデレラグレイは実際の競馬の歴史を元ネタとし、「芦毛の怪物」ことオグリキャップの活躍や成長が描かれています。そんな漫画ウマ娘シンデレラグレイはスピンオフ作品でありながら非常に高い人気を博しており、累計発行部数は200万部を突破しています。

ウマ娘 シンデレラグレイのあらすじ

「ウマ娘」と呼ばれる異世界の競走馬の名を冠する女性達が一世を風靡している世界。その世界でウマ娘のレース場である岐阜県のカサマツレース場は実力者不足により、大盛り上がりしている中央と温度差がありました。そんなカサマツレース場でトレーナーをしている北原穣は肩を落とし、盛り上がらない日々に憂鬱としていました。しかし突如「オグリキャップ」というウマ娘がカサマツに現れ、ウマ娘界を揺るがすことになるのでした。

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トニビアンカはイタリア出身のウマ娘

トニビアンカのプロフィール

本記事で強さや元ネタのトニービン、ジャパンカップでの活躍などをご紹介するトニビアンカとは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するキャラクターの1人です。漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカはイタリアを代表する海外のウマ娘であり、貴族のような服装と縦ロールのロングヘアーが特徴となっています。イタリアのウマ娘であることから身長は178cmとかなり高く、毛色は鹿毛のウマ娘であるといわれています。

トニビアンカが初登場したのは漫画ウマ娘シンデレラグレイの第47話であり、ジャパンカップの出走選手としてイタリアから日本に来日しました。イタリアから日本に来日したトニビアンカはヨーロッパでトップクラスの強さを持っており、「欧州王者」という異名が与えられています。「欧州王者」とあだ名される強さからトニビアンカは非常にプライドが高い性格をしており、温かさが感じない冷たいオーラを初登場時に纏っていました。

プライドが高いトニビアンカは実力至上主義な一面があり、「行儀が良い」と言って日本のウマ娘を馬鹿にしています。また当初、トニビアンカはオグリキャップやタマモクロスを見下していました。しかしトニビアンカは強者を好んでおり、ジャパンカップの後にタマモクロスへ敬意を表しました。一応トニビアンカはイタリアの学生であるものの、前述の性格から一切学生に見えず、ベルノライトから学生であることを疑われていました。

ただトニビアンカはライバル兼親友同士の関係にあるイギリスのウマ娘・ムーンライトルナシーには学生らしい姿を見せています。そんなトニビアンカは漫画ウマ娘シンデレラグレイの作中でジャパンカップに出場し、主人公のオグリキャップやタマモクロスと激突しました。しかしトニビアンカはとある理由で後半に失速し、タマモクロスに敗北を喫してしまいました。ちなみに原作のゲーム版にトニビアンカは未だ実装されていません。

トニビアンカの走りや強さ

漫画ウマ娘シンデレラグレイのジャパンカップでオグリキャップやタマモクロスと激闘を繰り広げた「欧州王者」のトニビアンカ。ではそんなトニビアンカはどれほどの強さを持ったウマ娘なのでしょうか。漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカは中団で待機し、後半で前方のウマ娘を差し抜く戦い方を得意としています。ジャパンカップでは中団に控えながら全体の動きを把握し、後半に1位を目指して一気に加速していました。

その強さはヨーロッパの中で随一といわれており、これまで26戦15勝というとんでもない戦績を残しています。またトニビアンカはGⅠのレースで6回も1着を取っており、世界で「欧州王者」とあだ名されています。その強さからトニビアンカは作中のジャパンカップで海外勢の大本命となりました。さらにトニビアンカは相手選手の研究を怠らないという一面もあり、過去全てのジャパンカップで勝てるほどの研究とリサーチを行っています。

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トニビアンカの元ネタ・モデルの馬

トニービンの生い立ち

ではここからは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカの元ネタについてご紹介していきます。現実世界において、「トニビアンカ」という名前の競走馬は実在していません。また公式は権利的な面からか、トニビアンカの元ネタを公表していません。しかし名前や経歴からトニビアンカの元ネタはトニービンだと考えられます。トニビアンカの元ネタと考えられるトニービンとは1980年代に活躍したイタリアの競走馬です。

元々トニービンは1983年の4月に父馬・カンパラと母馬・セバーンブリッジの子供としてアイルランドで誕生しました。トニービンの父馬であるカンパラとはイギリスの競走馬です。カンパラは凱旋門賞などで活躍し、最終的に19戦9勝という成績を残した優秀な競走馬です。しかしカンパラの血統はイタリアでそこまで有名ではありませんでした。そのためトニービンは65万円という格安の値段でルチアーノ・ガウッチに購入されました。

トニービンのデビュー戦やその後の活躍

格安の値段で購入されたトニービンは1985年の秋にイタリアでデビュー戦を行い、4馬身差で見事1着に入ります。華々しいデビューを飾ったトニービンはGⅡレースで1着を取り、数々のG1レースでも大健闘しました。その後トニービンは1987年にミラノ大賞やジョッキークラブ大賞などで優勝し、重賞連覇を成し遂げます。これによりトニービンは一躍注目を集め、怪我を負いながらもイギリスやフランスの著名レースで大活躍しました。

海外遠征で大活躍したトニービンは6歳の時、イタリア共和国大統領賞とミラノ大賞典を連覇します。その後トニービンは1997年に2着で終わった凱旋門賞に出走し、イギリスの名馬・ムトトと激突します。トニービンはムトトとの戦いを直線で制し、凱旋門賞優勝という栄光を掴み取りました。そして凱旋門賞で優勝したトニービンはイタリアを代表する最強の競走馬となり、1988年に行われたジャパンカップに出走することになりました。

トニービンのオーナー

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカの元ネタといわれている競走馬・トニービンを語る上で、オーナーの存在は欠かせません。上述でご紹介した通り、アイルランドで生まれたトニービンはルチアーノ・ガウッチという人物に破格の値段で購入されました。トニービンを購入したルチアーノ・ガウッチとは日本でルチアーノ・ガウチと呼ばれており、イタリアのサッカーチーム「ペルージャ」の会長として有名となっています。

「ペルージャ」の会長を務めていたルチアーノ・ガウチは気分で監督を試合から退ける人物として知られており、日本のサッカー界で度々ネタにされています。またルチアーノ・ガウチは中田英寿をイタリアの「ペルージャ」に移籍させた人物としても有名です。しかしルチアーノ・ガウチは息子と書類偽造や横領を行って「ペルージャ」を破産させ、国際指名手配を受けてしまいます。その後ドミニカで難を逃れ、2020年に81歳で死去しました。

トニービンのジャパンカップでの活躍と引退

1988年にトニービンが出走した日本のジャパンカップはオグリキャップやタマモクロスの他に、世界中の名馬が出場していました。そのため「四大陸決戦」とあだ名され、凱旋門賞優勝のトニービンに注目が集まります。一躍注目を集めたトニービンは日本のタマモクロスをライバルとし、ジャパンカップに出走します。ジャパンカップに出走したトニービンは当初中団で待機し、第4コーナーで一気に1着を狙ってスパートを掛けました。

しかしトニービンは途中で脚を骨折し、タマモクロスとペイザバトラーに敗れて5着という結果で終わりました。そしてトニービンは骨折で競走馬を引退し、日本で種牡馬として活動することになりました。その後トニービンは2000年に死去するものの、エアグルーヴやウイニングチケット、ジャングルポケットなどの名馬を輩出しました。ちなみにウマ娘シリーズではエアグルーヴやウイニングチケットが主要キャラとして登場しています。

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トニビアンカの性格や活躍をネタバレ

ネタバレ①トニビアンカの性格

ではここからは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカの性格やジャパンカップでの活躍についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカは非常にプライドが高い性格をしたキャラクターです。プライドが高いとトニビアンカは「欧州王者」とあだ名される自分自身に絶対的な自信を持っており、自分以外のウマ娘や人間に対して全くといっていいほど興味がありません。

そのためトニビアンカは漫画ウマ娘シンデレラグレイで初登場した際、非常に冷たい雰囲気を纏っていました。またプライドの高さが原因となり、トニビアンカは日本の代表であるオグリキャップとタマモクロスの2人を小馬鹿にします。しかし本当のトニビアンカは無理をしすぎる性格をしており、ライバル兼友人のムーンライトルナシーから心配されています。この性格が邪魔をし、気負いすぎでジャパンカップに負けてしまいました。

ネタバレ②トニビアンカの活躍

漫画ウマ娘シンデレラグレイの作中でトニビアンカは最も期待される海外勢としてジャパンカップに出走します。当初トニビアンカは全体の動きを見ながらスタミナを温存するため、中団で待機していました。しかしトニビアンカは本気を出したタマモクロスとオベイユアマスターに抜かれ、その圧倒的な実力に驚きます。そこでトニビアンカはタマモクロスとオベイユアマスターに勝つため、必殺技の「領域(ゾーン)」を発動します。

しかし「領域」を発動した瞬間、トニビアンカは左足が骨折してしまいます。これは試合前日から無理をし、気負いすぎた結果からでした。左足が骨折したトニビアンカは本来の実力を出すことが出来ず、タマモクロスとオベイユアマスターに敗北します。しかしトニビアンカは「欧州王者」の意地を見せ、5着の座を手に入れます。その後トニビアンカは都内の病院に入院することになり、「欧州王者」の名を捨ててゆっくりすることを決めました。

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トニビアンカに関する感想や評価

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカに関する感想ではトニビアンカがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。確かにトニビアンカはタマモクロスやオグリキャップの敵となるウマ娘です。しかしトニビアンカは容姿から服装に至るまで全てがかっこいいウマ娘となっており、多数の漫画ウマ娘シンデレラグレイファンに高い人気を博しています。

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカに関する感想では元ネタに注目する感想も多く寄せられていました。トニビアンカの元ネタと考えられるトニービンは数々のヨーロッパのレースで優勝した名馬中の名馬です。またトニービンはウマ娘シリーズに登場するエアグルーヴやウイニングチケットなどを輩出しています。そのため海外勢の中でトニビアンカは一番元ネタが話題となっています。

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカに関する感想ではゲームの実装を熱望する感想も多く寄せられていました。トニビアンカは2022年2月現在、ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」に実装されていません。また権利場の問題があるので、実装の可能性はかなり低いです。もし実装されたとすると、おそらくトニービンはゲーム「ウマ娘プリティーダービー」で最強クラスの育成ウマ娘となることでしょう。

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トニビアンカまとめ

本記事では漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカについて強さや元ネタ、活躍などをご紹介しました。トニービンが元ネタと考えられるトニビアンカはジャパンカップでタマモクロスやオベイユアマスターに敗北します。しかしこれは「領域」発動の際、左足を骨折してしまったからでした。もし左足が骨折していなければ、トニビアンカはジャパンカップでタマモクロスやオベイユアマスターに勝っていたかもしれません。

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