【ウマ娘 シンデレラグレイ】ムーンライトルナシーは英国の貴婦人ウマ娘！元ネタは？

大人気ゲーム｢ウマ娘プリティーダービー｣のオグリキャップを主人公にした漫画ウマ娘シンデレラグレイ。漫画ウマ娘シンデレラグレイは2022年2月現在｢週刊ヤングジャンプ｣で非常に高い人気を博しており、200万部を超える累計発行部数を記録しています。そんな漫画ウマ娘シンデレラグレにはムーンライトルナシーというウマ娘が登場しています。ムーンライトルナシーはイギリスのウマ娘であり、原作のゲームに一切登場していません。

漫画ウマ娘シンデレラグレイのオリジナルウマ娘であるムーンライトルナシーは欧州でトニビアンカとライバル関係にあり、お嬢様のような勝負服と性格から｢貴婦人｣とあだ名されています。残念ながら元ネタやモデルは公式から公表されていないものの、プロフィールからムーンマッドネスが元ネタ及びモデルだといわれています。本記事ではそんなムーンライトルナシーについてプロフィールや元ネタ及びモデルなどをご紹介します。

ではムーンライトルナシーのプロフィールや元ネタ及びモデルとなったムーンマッドネスの情報などをご紹介する前に、ムーンライトルナシーが登場する漫画ウマ娘シンデレラグレイの概要とあらすじについて簡単にご紹介していきます。ウマ娘シンデレラグレイとは久住太陽の漫画であり、大人気ゲーム｢ウマ娘プリティーダービー｣のスピンオフ作品として2020年から2022年2月現在にかけて｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されています。

2022年2月現在｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されている漫画ウマ娘シンデレラグレイはオグリキャップの活躍と成長を描いた作品となっており、単行本はこれまで合計5巻刊行されています。そんな漫画ウマ娘シンデレラグレイはゲームのスピンオフ作品であるため、アニメ化などのメディア展開が行われていません。しかし迫力ある作画から漫画ウマ娘シンデレラグレイは200万部を超える累計発行部数を記録するほど高い人気を博してます。

漫画ウマ娘シンデレラグレイの世界は異世界の競走馬の名を冠する｢ウマ娘｣が栄光を求めて日々レースで競い合っていました。そんな世界でウマ娘のトレーナーをしている北原穣は閑散としたカサマツレース場で憂鬱とした日々を送っていました。しかし北原穣はカサマツトレセン学園に入学してきた1人のウマ娘に魅了されます。この時北原穣が名前を聞くと、そのウマ娘は静かに｢オグリキャップ｣という名前を北原穣へ告げるのでした。

本記事でプロフィールや元ネタ及びモデルとなったムーンマッドネスの情報などをご紹介するムーンライトルナシーとは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するキャラクターの1人です。漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーはイギリスのウマ娘であり、セレブのドレスのような勝負服と小さめのハットが特徴となっています。身長と誕生日は160cmの4月7日生まれと分かっており、毛色は黒鹿毛と考えられています。

イギリスのウマ娘であるムーンライトルナシーは常にお嬢様のような雰囲気があり、近寄りがたいオーラを纏っています。しかしムーンライトルナシーは非常に義理堅い性格をしており、ベルノライトや藤井記者の取材を丁寧に受けています。この性格とお嬢様のような雰囲気からムーンライトルナシーは｢貴婦人｣という二つ名が付けられています。しかし気が強い一面があり、しつこい藤井記者に腹を立てて足をヒールで踏んづけています。

ヨーロッパでは数々の好成績を残しているらしく、イタリアのウマ娘・トニビアンカとライバル関係にあります。そんなムーンライトルナシーは漫画ウマ娘シンデレラグレイの作中でイギリス代表のウマ娘としてジャパンカップに出場します。ジャパンカップでムーンライトルナシーはタマモクロスに海外の実力を見せつけました。しかしムーンライトルナシーはタマモクロスの不屈の精神に逆転され、ジャパンカップで敗北を喫しました。

ヨーロッパのウマ娘界において、｢貴婦人｣とあだ名されているイギリス代表のウマ娘・ムーンライトルナシー。ムーンライトルナシーは漫画ウマ娘シンデレラグレイでタマモクロスに敗れ、ジャパンカップが6着という結果で終わってしまいました。なのでムーンライトルナシーは漫画ウマ娘シンデレラグレイで目立った成績を残せていません。しかしムーンライトルナシーはヨーロッパにおいて最強クラスの実力を持っているウマ娘です。

ムーンライトルナシーは後方で待機し、後半に差しや追い込みで勝利をもぎ取る戦い方を得意としており、23戦10勝という戦績を残しています。またムーンライトルナシーはG1のレースで2回も勝利をあげています。さらにムーンライトルナシーはヨーロッパ王者のウマ娘・トニビアンカにも勝っているため、高い評価を獲得しています。しかしムーンライトルナシーはタマモクロスの策で焦り、ジャパンカップで敗北を喫してしまいました。

ではここからは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーの元ネタ及びモデルとなった競走馬についてご紹介していきます。残念ながらムーンライトルナシーの元ネタやモデルになった競走馬は2022年2月現在判明していません。しかしムーンライトルナシーの名前や活躍からムーンマッドネスという競走馬が元ネタ及びモデルだといわれています。ではムーンマッドネスとはどのような競走馬なのでしょうか。

ムーンライトルナシーの元ネタ及びモデルになったといわれているムーンマッドネスとはイギリスの競走馬です。イギリスの競走馬であるムーンマッドネスは父馬・ヴィティージと母馬・カースルムーンの子供として1983年に生まれ、イギリスの貴族ラヴィニア・フィッツァラン＝ハワード（ノーフォーク公爵夫人）に育てられました。貴族に育てられたムーンマッドネスは2歳の時、デビュー戦でグッドウッド競馬場の地に立ちました。

グッドウッド競馬場でデビュー戦を行うことになったムーンマッドネスはあまり目立てず、4位という成績で終わりました。しかしデビュー戦で敗北したムーンマッドネスは3歳となった1986年、均等に競走馬を勝たせるハンディキャップレースで5連勝します。さらにムーンマッドネスはセントレジャーステークス（菊花賞のモデルのG1レース）でも優勝しました。これによりムーンマッドネスはイギリスの競馬界で注目を集めます。

しかしムーンマッドネスは1986年の秋にドイツのレースであるプレス・フォン・エウロパ（エウロパ賞）に出場し、3位で負けてしまいました。その後1987年となり、ムーンマッドネスは負け続けます。しかしムーンマッドネスはG1のサンクルー大賞に出場し、トニビアンカの元ネタ及びモデルの競走馬・トニービンに勝利を飾ります。その後はトニービンのライバル的立ち位置となり、数々のヨーロッパの試合で好成績を残しました。

1987年に好成績を残したムーンマッドネスは1988年を迎え、ドイツやアイルランドのレースで負けが続きます。その中でムーンマッドネスは日本のジャパンカップに出場することになりました。ジャパンカップに出場したムーンマッドネスは日本の競走馬・レジェンドテイオーと争うものの、第3コーナーで馬群に飲まれて5着に終わってしまいます。その後ムーンマッドネスはヨーロッパに帰るものの、あまり白星をあげれませんでした。

そしてムーンマッドネスは再びジャパンカップに出場し、ライバルのトニービンやオグリキャップ、タマモクロスといった名馬と戦うことになりました。1度目のジャパンカップの敗北からムーンマッドネスは後方で待機し、後半に一気に追い上げようとします。しかしムーンマッドネスは前方のタマモクロスに追いつけず、6着という結果で敗北してしまいました。この結果により、ムーンマッドネスは競馬界を引退することになります。

2度目のジャパンカップで引退したムーンマッドネスは種牡馬となり、日本に残りました。しかしムーンマッドネスは優秀な産駒を残せず、1994年の12月にフランスへ輸出されました。その後ムーンマッドネスは2004年に種牡馬から引退し、競馬の世界から姿を消すことになりました。そんなムーンマッドネスは貴族育ちであることやトニービンのライバル、ジャパンカップの経歴からムーンライトルナシーの元ネタと考えられています。

ではここからは漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーのトニビアンカとの関係についてご紹介していきます。漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するトニビアンカとはイタリアのウマ娘であり、縦ロールのロングヘアーと貴族のようなかっこいい服装が特徴となっています。イタリアのウマ娘・トニビアンカは｢領域（ゾーン）｣を思い通りに使うことが出来、その実力から｢欧州王者｣という異名が与えられています。

その強さと｢欧州王者｣の名前からトニビアンカは非常にプライドが高い性格をしており、オグリキャップやタマモクロスといった日本のウマ娘を見下しています。しかし本当は強い者が好きなだけであり、強者にはしっかり敬意を払うことが出来ます。そんなトニビアンカは漫画ウマ娘シンデレラグレイの作中でイタリア代表のウマ娘としてジャパンカップに出場し、主人公のオグリキャップやタマモクロスと激突することになりました。

ジャパンカップでトニビアンカはタマモクロスとアメリカのウマ娘・オベイユアマスターの強さに驚愕し、｢領域｣を発動して自らの本気を出します。しかしトニビアンカは｢領域｣の際に左足が骨折し、5着入賞という結果に終わりました。この時トニビアンカは気負いすぎで極度の緊張状態にあり、敗北後に日本の病院に入院することになりました。ちなみにレース後トニビアンカはタマモクロスの実力を認め、彼女に敬意を表しています。

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場する｢欧州王者｣のトニビアンカはイタリアの競走馬・トニービンを元ネタにしたウマ娘です。トニビアンカの元ネタになったトニービンとはG1に6回勝利した欧州最優秀古馬であり、ウイニングチケットやエアグルーヴなどの名馬を輩出したことで知られています。そんなトニービーンは競走馬として活躍していた時、ムーンライトルナシーの元ネタと考えられているムーンマッドネスのライバルでした。

そのため漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーとトニビアンカはお互いライバル同士の関係にあります。欧州では何度もぶつかり、しのぎを削っていました。しかしムーンライトルナシーとトニビアンカは友人同士の関係でもあり、ジャパンカップの後に日本で買い食いする姿を見せています。またジャパンカップの前、ムーンライトルナシーは気負いすぎるライバル兼友人のトニビアンカを心から心配していました。

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーに関する感想ではムーンライトルナシーのデザインが好きといった感想が多く寄せられていました。ムーンライトルナシーは元ネタとなったムーンマッドネスが貴族に育てられたため、｢貴婦人｣の名に相応しいドレスを身に纏っています。ムーンライトルナシーのドレス姿は非常に美しく、多数の漫画ウマ娘シンデレラグレイファンに高い人気を博しています。

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーに関する感想では元ネタの競走馬の名前がかっこいいといった感想も多く寄せられていました。ムーンライトルナシーの元ネタは｢ムーンマッドネス｣という非常にかっこいい名前が付けられています。またムーンマッドネスは競走馬としての実力も高く、ムーンライトルナシーに良く反映されているといえるでしょう。

漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーに関する感想ではゲームに実装して欲しいといった感想も多く寄せられていました。漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーは2022年2月現在までにゲーム｢ウマ娘プリティーダービー｣に実装されていません。しかしイギリスで使用許可が下りれば、ムーンライトルナシーは｢ウマ娘プリティーダービー｣に実装される可能性があります。

本記事では漫画ウマ娘シンデレラグレイに登場するムーンライトルナシーについてプロフィールや元ネタなどをご紹介しました。トニビアンカのライバル・ムーンライトルナシーはジャパンカップで敗退し、活躍することが出来ませんでした。しかしムーンライトルナシーの元ネタはイギリスの名馬であり、欧州で非常に有名となっています。そんなムーンライトルナシーが気になる方は是非本記事の内容をご参考にしてみて下さい。