【ワンピース】小紫（日和）は死亡していない？生きてた理由や狂死郎との関係を考察

作者・尾田栄一郎によるワンピースは週刊少年ジャンプで連載している海洋・バトル・ファンタジーを描いた漫画です。2021年12月にはコミック第101巻が発売しました。ワンピースは1997年の連載開始から現在まで日本のみならず海外でも人気を集める大ヒット作品で、全世界で4億9000万部を超える発行部数となっています。また、1999年にアニメ化されたワンピースは、「ワノ国編」がフジテレビ系で放送中です。

ワンピースは海洋・バトル・ファンタジー作品ということで、主人公の少年が仲間と共に海賊王を目指して冒険する物語です。また、迫力あるバトルシーンから仲間との感動的なシーン、深みのあるストーリー、さらにはギャグシーンまで描かれており、まさに王道の少年漫画ということです。

伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが世界のどこかに隠したという「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を狙って海賊たちがバトルを繰り広げる大海賊時代。主人公の少年、モンキー・D・ルフィは子どもの頃に海賊・赤髪のシャンクスと出会い、海賊王を夢見るようになります。シャンクスに麦わら帽子をもらったルフィは訓練に励み、17際で旅立ちます。ロロノア・ゾロという仲間を得たルフィは海賊王への第一歩を踏み出します。

ワンピースの小紫のプロフィールを紹介します。小紫は、年齢・26際、居眠り狂死郎が営む遊郭の花魁です。緑色がかった青い髪に、青い瞳、ワノ国一と言われる美貌の持ち主です。美貌だけでなく、三味線が得意で高い教養と気高さのある女性です。一目見ただけで誰もが虜になると言われています。小紫にはワノ国の将軍・黒炭オロチが夢中になっています。花魁の世話をする禿はおトコです。

ワンピースの小紫の性格についてみていくと、正義感が強く、誰になんと言われようと正しいと思ったことは絶対に曲げないという性格です。花魁として数々の男たちに媚びを売っても心の中では誰にも服従しない誇り高い女性です。多くの男から金品を騙し取る悪女と呼ばれる一面もあります。

ワンピースの小紫は死亡したと思われましたが、実は生きてたことが判明しており、ここでは小紫が死亡したと思われたシーンを紹介します。そして、小紫が生きてた理由についても見ていきます。

小紫が狂死郎に斬られるシーンは、ワノ国の花の都、オロチ城で開かれた宴の場でした。将軍・黒炭オロチは宴に集まった者たちの前で赤鞘九人男や光月家に対する恐れを隠そうともせず語ります。それを聴いている者たちはオロチの臆病さに笑いがこみ上げるのを我慢していました。しかし、ただ一人、大きな声で笑っている者がいます。それは、おトコでした。

小紫の禿を務めているおトコは、かつて「笑い」以外の感情が失われるというSMILE（人造悪魔の実）を食べてしまっており、笑いを止めることができません。自分をバカにしているのかとオロチ将軍が激怒し、おトコを殺そうとして刀を抜いたとき、止めに入ったのが小紫でした。幼いおトコを守るたに立ち上がった小紫にオロチは刀を向けます。

小紫は、「わちきは武士の娘」と言い、正しくない行いを見過ごすことはできないと、毅然とした態度でオロチに立ち向かいます。反抗的な小紫にますます怒りを募らせたオロチは大蛇に姿を変えます。自分に歯向かう小紫に怒り心頭のオロチですが、謝って命乞いをすれば軽い罪で済ませてやると言います。しかし、小紫は「命乞いなどしない」ときっぱりと宣言します。

小紫の態度に怒りを抑えられないオロチですが、彼女に惚れているため殺すことだけは避けたい様子です。命乞いをすれば助けてやろうと思いますが、小紫に断固拒否され、本気で殺そうとします。そんな両者の間に入ってきたのが狂死郎でした。「覚悟はできてるか？」と尋ねる狂死郎に、小紫は「ありんす」と気丈に答えます。すると狂死郎はオロチの意向などお構いなしに小紫を斬り殺してしまいました。

狂死郎に斬られた小紫は血を流し、その場に倒れ込みました。動かない小紫が死亡したと思った人々は騒然となります。オロチは勝手なことをした狂死郎を責めますが、狂死郎はワノ国で将軍に逆らえば命はないと答えました。

狂死郎に斬られて死亡したと思われた小紫ですが、実は狂死郎と小紫はあらかじめ協力関係にありました。二人はある方法を使って小紫が死亡したと見せかけたのでした。オロチに仕えているはずの狂死郎が何故、そのような方法を使ってまで小紫を死亡したことにしたのでしょうか？その理由や方法を見ていくと、狂死郎の正体は、光月家の家臣である傳ジローです。傳ジローは主君・光月おでんを殺したオロチに深い恨みを抱いています。

狂死郎の怒りがあまりにも深かったので顔付きがすっかり変わってしまい、そのおかげでオロチに近づくことができたのです。こうしてオロチ城に出入りできるようになった狂死郎は、憎い仇であるオロチに見初められた小紫を助ける方法を思いつきます。小紫が死亡したことにしてオロチのもとから引き離す計画を立てた狂死郎は、その機会をうかがいます。

小紫はその機会がいつ訪れるか分からないので、常に「血のり」を体に忍ばせていました。そして、ついにその機会が訪れたというわけです。オロチの怒りを買い、殺されそうになった小紫の前に立ち、狂死郎は「覚悟はいいか？」と問いかけましたが、これは、血のりが仕込んであるか？という問いかけでした。こうして、小紫を死亡したことに見せかけることができたのです。

ここまで、小紫が生きてた理由について見てきました。小紫は狂死郎と組んで死亡したように見せかけたのですが、何故、そのようなことを行ったのでしょうか？その理由は、小紫の正体にあります。ここからは、生きてた小紫の正体について紹介し花魁になった理由と、小紫が三味線を弾くときにつける狐の仮面について、その理由を考察していきます。

死亡したと見せかけて実は生きてた小紫の正体について見ていきます。小紫の正体は光月モモの助の妹だということです。名前は光月日和（こうづきひより）です。日和は26年前、白ひげ海賊団と行動を共にしていた父・光月おでんと母・トキの間に生まれました。その後、ロジャー海賊団を経てワノ国に戻り、両親と兄のモモの助と一緒に暮らすことになりました。

家族と平和に暮らしていた光月日和ですが、父のおでんがカイドウとオロチによって処刑されてしまいます。母のトキは「トキトキの実」でモモの助を錦えもんやカン十郎らと一緒に20年後の未来に飛ばしました。その場に残された光月日和は家臣の河松の手引きで無事に城から逃れることができました。城を抜け出した光月日和と河松は正体を隠して生きなければならず、暮らし向きは苦しいものでした。

献身的に自分に尽くしてくれる河松を見ているのが辛くなった光月日和は姿を消しました。その後光月日和は父の家臣・傳ジロー（狂死郎）が営む遊郭で働くことになったということです。モモの助は妹の光月日和について、生きていれば26歳くらいだと言い、「必ず生きている」と信じています。しかし、妹に会うことをモモの助は避けています。何故なら妹の正体がオロチに知られれば、オロチは必ず妹を殺すと考えているからです。

小紫の正体は光月日和だということが分かりましたが、光月日和は20年前、兄モモの助と生き別れ、自分に尽くしてくれた河松とも別れて一人花の都に辿り着きました。そこで出会ったのが、父・光月おでんの家臣だった傳ジローでした。傳ジローは狂死郎と名前を変え、遊郭を営んでいます。光月日和は名前を小紫に変えて、花魁として生きることになりました。

小紫と名前を変えて花魁となった光月日和が、父の仇であるオロチのもとに潜り込んだ理由について見ていくと、花魁となった小紫はワノ国一と言われる美貌でたちまち大人気となります。小紫の周りには多くの男が集まってくるようになり、オロチも彼女に夢中になりました。男たちは自分が小紫を買い取りたいと願い、大金を持って小紫に群がります。

そんな彼らを騙して大金を貢がせていた小紫は、その金を狂死郎（傳ジロー）に渡していました。狂死郎は「丑三つ小僧」と称し、秘かに小紫から受け取った金を貧しい人々に分け与える「義賊」のようなことをしています。このように、小紫は兄・モモの助と再会できる日を待ちながら、貧しい民の暮らしを助けようとオロチや他の男たちから金品を巻き上げていたのでした。

しかし、光月日和が花魁・小紫となってオロチの側にいる本当の目的は、光月家の再興だということです。光月日和は兄モモの助とともに父の仇を討ち、光月家を再興するためにオロチの側でじっとその機会を待っていたのでした。ところが、オロチが小紫に夢中になってしまい、オロチから小紫を引き離すために死亡したと思わせたのでした。実際は生きてた小紫（光月日和）が今後どのような活躍をするのか期待されています。

小紫の正体は光月日和ということが判明していますが、小紫の正体が海軍大将のイッショウ（藤虎）の娘？という説があります。この説が出た理由は、イッショウの通称が「藤虎」だからです。海軍大将はサカズキが赤犬、ボルサリーノが黄猿、クザンが青雉というように、色と動物を組み合わせた通称を使っています。藤色とは薄い紫色ということで、イッショウが小紫の父親という暗示ではないかと考えたそうです。

花魁の小紫は三味線を弾く際、ある曲のときだけ狐の仮面を被ります。ある曲とは、「つきひめ」という曲のことで、小紫はこの曲を弾くときだけ狐の仮面を被ります。その理由についてはワンピースの973話で、幼い光月日和と父のおでんとの会話から伺い知ることができます。そのシーンとは、三味線を弾いている日和に父のおでんが上手くなったと褒め、その曲も好きだと声を掛けます。

喜んだ日和は父に、「つきひめ」という曲だと答えています。その後、日和は両親を亡くし、兄とも生き別れになるという悲劇に見舞われました。日和にとって「つきひめ」は父おでんとの思い出の曲で、この曲を弾くときは涙が出てしまうため、仮面で顔を隠していると考えられています。

小紫が悪魔の実の能力者で、「記憶操作」の能力者ではないか？という説があります。その説とは、小紫は「つきひめ」を三味線で弾くときに狐の仮面をつけますが、この時、悪魔の実の能力が発動しているのでは？というものです。オロチの宴での小紫の行動を見ていくと、狐の仮面を被った小紫が三味線で「つきひめ」を弾いた直後に、オロチが怒り出し、結果、狂志郎に小紫は斬殺されたことになりました。

この時、「つきひめ」を聴いた者たちの記憶が操作され、実際に狂死郎が小紫を斬ったのではなく、このような事件があったと思い込まされたのでは？という説です。

ここまで、ワンピースの小紫が実は生きてたこと、小紫の正体が光月日和で、花魁となって光月家の再興のために父の仇であるオロチに近づいたということが分かりました。狂死郎と仕組んで死亡したと思わせた小紫は、おトコを抱えて逃走中に人斬り鎌ぞうに襲われます。その時助けてくれたのがゾロでした。ここからは、小紫とゾロの関係について考察していきます。

ゾロが生まれたのは「東の海（イーストブルー）」にあるシモツキ村です。シモツキ村の風情がワノ国と同じ様に和風ということで、シモツキ村がワノ国と深く関わっているのでは？と言われています。この他にもシモツキ村とワノ国の関連を示す事柄として、ゾロがモモの助に教えた「スナーッチ」というおまじないの言葉です。この言葉はワノ国の鬼ヶ島北西の久里という土地の方言です。

この事から、シモツキ村はワノ国の鬼ヶ島から移住した人々によって作られた村だと考えられます。小紫の正体である光月日和はワノ国出身ということで、ゾロとは同郷であることが考えられます。

小紫とゾロが今後、恋愛関係になる可能性について見ていくと、危ないところをゾロに助けてもらった小紫は頬を赤く染めており、ゾロに一目惚れをした様な表情を見せました。また、その夜は負傷したゾロを温めるために添い寝をするシーンなどもありました。ゾロにその気がなくても小紫はワノ国一と言われる美貌の持ち主です。今後、二人が恋愛関係に発展していく可能性もあると考えられています。

ここまで、ワンピースの小紫とゾロの関係について考察しました。死亡したと思われた小紫ですが、実は生きてたことが判明し、その正体が光月モモの助の妹・日和であることが分かりました。花魁に姿を変えて父の仇を討つために20年という年月を耐えてきた光月日和でした。ここからは、光月日和が花魁・小紫として語った名言をいくつか紹介していきます。

花魁・小紫を身請けするために家も家族もすべて売り払った男がいました。ある男が家族を犠牲にしてまで貢いでも小紫を身請けできませんでした。その男に同情した人々が、花魁道中の際、小紫を責めます。その時に小紫が言い放ったのがこちらの名言です。

こちらの名言は、オロチの怒りを買ってしまったおトコを守るために小紫が放った名言です。小紫は、八岐大蛇という恐ろしい姿に変身したオロチに命乞いをすれば助けると言われますが、毅然とした態度で拒絶します。この名言の中の「武士の娘」というのは、やはり光月おでんの娘であるという伏線だったということです。

危ないところをゾロに助けてもらった小紫ですが、そのことが原因で負傷したゾロを介抱します。その際、ソロに添い寝をした小紫が、目覚めたゾロに「嬉しいですか？」と言い、さらに続けて言ったのがこちらの名言です。

ここまで死亡したと思われた小紫が実は生きてたということ、小紫の正体が光月日和だったこと、そして、花魁になった理由などを見てきました。さらに、ゾロとの関係や小紫の名言をいくつか紹介しました。ここからは、ワンピースのアニメで小紫（光月日和）の声を担当している声優・水樹奈々について紹介します。

ワンピースの小紫（光月日和）の声優・水樹奈々は1980年1月21日生まれ、血液型・O型、愛媛県出身、「StarCrew」に所属する声優、歌手、女優です。「代々木アニメーション学院」で学んだあと、1998年に声優としての活動を開始しました。歌手活動は2000年から開始し、ライブ活動などを行っています。アニメ主演作は2002年の「七人のナナ」の鈴木ナナ役でした。

ワンピースの小紫（光月日和）の声優・水樹奈々の主な出演作品・キャラは、「しゅごキャラ！」ほしな歌唄、「NARUTO -ナルト- / 疾風伝」日向ヒナタ、「魔法少女リリカルなのは」フェイト・テスタロッサ 、「戦姫絶唱シンフォギア」風鳴翼、「ブラッククローバー」バネッサ・エノテーカ、「地獄少女」柴田つぐみ、「伯爵と妖精」リディア・カールトン、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」ランファン。

「ハートキャッチプリキュア!」花咲つぼみ、「黒執事II」アロイス・トランシー、「DOG DAYS」リコッタ・エルマール、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」アンジュ、「絶園のテンペスト」エヴァンジェリン山本、「七つの大罪」マーガレット・リオネス、「PERSONA5」高巻杏、「若おかみは小学生!」秋野真月、「この美術部には問題がある!」立花夢子、「SHAMAN KING」玉村たまお、「うらみちお兄さん」多田野詩乃。

ワンピースの小紫の感想です。ワンピースの中で強い女性といえば小紫で、悪女になっても信念を曲げないところに惹かれたという感想です。また、小紫として登場した数話で多くの人が小紫の虜になったのでは？という感想です。

ワンピースの小紫についての感想です。小紫がとても美しく描かれているという感想です。また、小紫の美しさだけでなく、彼女が抱える様々な事情も含めて好きだということです。また、小紫の瞳に強さを感じ、素敵だという感想です。

ワンピースの小紫についての感想です。小紫がかっこいいということで、とても好きだという感想です。このように、小紫がかっこいい、素敵だという感想が寄せられています。

いかがでしたか？ワンピースの小紫が生きてた理由や正体について紹介してきました。狂死郎に斬られたふりをして実は生きてた小紫の正体は光月モモの助の妹で光月日和でした。父の仇であるオロチに近づくために花魁になった光月日和は、狂死郎（傳ジロー）と協力してオロチ打倒、光月家再興のために行動していました。また、小紫の名言やゾロとの関係についても紹介しました。

ゾロとの関係については、今後恋愛に発展するかもしれないと言われていました。小紫に関する感想・評価では、小紫の強いところ、かっこいいところが好きだという感想が寄せられていました。実は生きてた光月日和の今後の活躍に注目して、ワンピースをお楽しみください。