【転スラ】ユウキ・カグラザカの強さを考察！正体は黒幕？スキルや目的は？

本記事では「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したユウキ・カグラザカの正体・黒幕説・死亡に関する情報をネタバレしながら紹介していきます。その他には、ユウキ・カグラザカの強さや、アニメで声を演じている声優のプロフィールなどもまとめていきます。

ユウキ・カグラザカの正体・黒幕説・死亡について知る前に、まずは「転生したらスライムだった件/転スラ」の基本情報を紹介していきます。転スラは2013年から2015年まで「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、2015年から漫画の連載がスタートしています。漫画の作画を担当しているのは「川上泰樹」で、川上泰樹は「天鏡のアルデラミン」の漫画の作画も行っているようです。

転スラの主人公は「三上悟」です。三上悟は普通のサラリーマンでしたが、好きだった女性が会社の後輩と付き合っている事を知ってショックを受け、通り魔から後輩を庇った時に命を落としています。目を覚ました三上悟はスライムの体で異世界に転生していたため、仲間とジュラ・テンペスト連邦国という国を作っています。また人間世界で女性経験がなかったため、三上悟は「大賢者」というスキルを獲得しています。

ユウキ・カグラザカは主人公・リムルと同様に「人間世界の日本」から異世界に転生したキャラクターです。詳しい年齢は不明ですが、「加齢しない肉体」を持っているため、常に高校生のような見た目を保っているようです。登場当初は「恩師の仇」と思い込んでいたリムルに襲い掛かっていますが、誤解が解けた後に人間世界の漫画を渡されて夢中になっています。

ユウキ・カグラザカの師匠は「シズ」です。シズはリムルと同じ人間世界から転生した異世界人で、「爆炎の支配者」という異名を持つキャラクターです。物語途中に体内のイフリートが暴走しており、暴走を止めるためにリムルがイフリートを捕食しましたが、肉体を保つ術を失った事でシズは死亡しています。シズの望みでリムルは「シズの姿」になっていますが、それが弟子たちに仇と勘違いされる原因になっています。

シズはレオンの召喚で異世界に呼び出されており、その時にイフリートを憑依させられています。またイフリートの制御に苦しんでいましたが、レオンの城で勇者と出会っており、その時から勇者と行動を共にしています。冒険者を引退した後には教師になっており、イングラシア王国で「ユウキ・カグラザカ」「ヒナタ・サカグチ」と出会っています。

ここからは「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したユウキ・カグラザカの強さ・スキルを一覧で紹介していきます。普通の人間の姿をしているユウキ・カグラザカですが、作中ではリムルを苦戦させるほどの強さを見せているようです。ユウキ・カグラザカが使用しているスキルや、他者から奪ったスキルの情報をまとめていきます。

転スラのユウキ・カグラザカは「創造者」というユニークスキルを持っています。創造者は「別のスキルを生み出すスキル」で、創造者を使って「封殺能力」というスキルを生み出しています。ユウキ・カグラザカは召喚された時点で「創造者」を持っており、すぐに魔王・カザリームを倒すという凄まじい強さを見せています。

転スラのユウキ・カグラザカは「封殺能力」というユニークスキルを持っています。封殺能力は「スキル・魔法攻撃を全て無効化するスキル」で、「回復魔法だけは受ける」という調整も可能です。召喚された時に「封殺能力」を作ってカザリームを倒しているため、ユウキ・カグラザカは戦闘の天才である事が分かります。

転スラの作中でユウキ・カグラザカはマリアベル・ロッゾから「強欲者」というスキルを奪っています。強欲者は「人間の欲望を操作するスキル」で、欲望を刺激して人間を操る事ができます。スキルを奪われたマリアベルは「シルトロッゾ王国」の異世界人で、「欧州の支配者」として知られているキャラクターです。リムルの支配を目論んでいましたが、ユウキ・カグラザカに裏切られた事で死亡しています。

転スラのユウキ・カグラザカは「強欲之王」という究極能力を持っています。強欲之王は強欲者が進化したスキルで、「相手の心・命・スキルを奪う」という権能を持っています。また対象者の記憶・情報を書き換える事ができるため、対象者を自身の支配下に置く事も可能です。魔王が所持している「七大罪系の究極能力」のため、ユウキ・カグラザカは魔王並みの強さを持っている事になります。

転スラのユウキ・カグラザカは「情報之王」という源流能力を持っています。情報之王は「創造主・ヴェルダナーヴァのほぼ全ての能力を再現する」というスキルです。そのため完璧に扱えれば「神に等しい力」を持つ事になりますが、人間が扱う事は不可能のため、ユウキ・カグラザカもスキルを使いこなせていませんでした。また能力を獲得した事でチート性能を持つ「原初の魔法」を使用できるようになっています。

強さ・スキルを知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」で描かれたユウキ・カグラザカの正体・黒幕説をネタバレしながら紹介していきます。リムルに対して友好的な態度を見せているユウキ・カグラザカですが、物語途中に意外な正体が明らかになっています。

ユウキ・カグラザカはリムルと同じ異世界人で、物語途中に魔王・カザリームがユウキ・カグラザカを召喚した事が分かっています。カザリームは「呪術王」と呼ばれている魔王で、魔王になる前には「長耳族」の大国の姫だった事が分かっています。国王の父親が狂った事で死亡しており、妖死族として復活して魔王になっていますが、レオンの襲撃を受けた事で再び死亡しています。

リムルに対して友好的な態度を見せているユウキ・カグラザカですが、実は物語の黒幕である事が分かっています。普段は「自由組合」の総帥を務めていますが、「中庸道化連」のボスという裏の顔を持っています。カザリームは「中庸道化連」の会長を務めていますが、カザリームはユウキ・カグラザカをボスと呼んでおり、フットマン・ラプラス・ティアが戦場をかき乱しています。

クレイマンは魔王の1人で、育ての親であるカザリームに心酔しているキャラクターです。また中庸道化連のボスであるユウキ・カグラザカの事も慕っており、ユウキ・カグラザカの命令で暗躍していました。作中でクレイマンはリムルの配下を殺して覚醒魔王に進化しようとしていましたが、計画は失敗に終わっており、最終的にはリムルに捕食されて死亡しています。

ユウキ・カグラザカは「自由組合の総帥」「中庸道化連のボス」だけでなく、「三巨頭」という組織のトップも兼任しています。三巨頭は東の帝国の犯罪組織で、「ダムラダ」「ミーシャ」「ヴェガ」の3人が実働部隊のトップを務めています。ユウキ・カグラザカは「三巨頭」を使ってヒナタ・サカグチに嘘の情報を流しており、ユウキ・カグラザカがリムルを殺すように仕組んでいます。

人間から妖死族になったカザリームは魔王として君臨していましたが、新参者の魔王であるレオンとの戦いに敗れて死亡しています。その時に「星幽体」になって生き延びていたため、召喚で呼び出したユウキ・カグラザカの肉体を乗っ取ろうとしましたが、返り討ちに遭った事でユウキ・カグラザカの肉体に憑依しています。その後、ホムンクルスの肉体を得て復活しており、「自由組合」の副総帥を務めています。

カザリームは「レオンへの復讐」を目的にしていましたが、物語途中に配下であるクレイマンが死亡したため、力が完全に戻るまで「カガリ」と名乗る事を決めています。物語途中には東の帝国に拠点を移していますが、聖人である近藤達也に精神を支配され、妖死族を生み出すために利用されています。その後、ミカエルの指示でレオンと再会しており、レオンの人柄を理解した事で和解を決めています。

強さ・スキル・黒幕説を知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したユウキ・カグラザカの目的を紹介していきます。またユウキ・カグラザカが「世界に対して怒りを抱いた理由」などもネタバレしながらまとめていきます。

転スラのユウキ・カグラザカは「世界は理不尽」という考えを抱いており、「世界を征服して理不尽を正す」という目的を持っています。リムルと初対面した時にはまったく本気を出しておらず、目的を遂行するために実力を隠していた事が分かっています。またシズを殺されたと勘違いして怒っていますが、これもリムルに良い印象を抱かせるための策略だったようです。

前述したように、ユウキ・カグラザカはリムルと同様に人間世界から転生した異世界人です。ユウキ・カグラザカは幼い頃に両親を交通事故で失っており、それから「世界は理不尽」と考えるようになりました。また転生前には「超能力」が使えたようで、超能力で世の中を混乱させようとしていたようです。そのため異世界に転生した時にもスキルでカザリームを倒す事ができたようです。

理不尽な世界を憎んでいるユウキ・カグラザカですが、同時に「異世界は自分の遊び場」という危険な思想も持っています。そのため「理不尽な世界を正す」という目的は建前で、本当は世界を混乱させる事を楽しんでいる可能性があります。また両親が死んでいなくても道を間違えていたかもしれません。

悲しい過去や強さ・黒幕説を知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」で描かれたユウキ・カグラザカの活躍を紹介していきます。またユウキ・カグラザカの死亡に関する情報などもまとめていきます。

ユウキ・カグラザカはオークを使って新しい魔王を誕生させようとしていましたが、オークはリムルと配下に倒されています。その報告を聞いたユウキ・カグラザカは驚いており、リムルと配下を調べるためにジュラの大森林に向かっています。また自由組合の本部でユウキ・カグラザカはリムルと初対面しています。

ユウキ・カグラザカはホムンクルスを用意してカザリームを復活させています。またクレイマンを覚醒魔王に進化させようとしていましたが、リムルが魔王に進化した事で魂の入手に失敗しており、クレイマンはリムルに倒されています。西方聖教会にはラプラスを侵入させており、クレイマンの死亡を知ったラプラスは怒りで魔王・バレンタインの従者を殺害しています。

クレイマンの死亡を知ったユウキ・カグラザカは計画を中断しており、自分の情報収集の甘さを後悔しています。またリムルに対する警戒度を上げ、力を蓄えて出直す事を決めています。

ユウキ・カグラザカはダムラダから「ファルムス王国の内乱」に関する情報を聞いています。また部下であるラプラスたちは魔王・レオンの領土に向かっており、そこで勇者・クロノアに関する情報を入手しています。

ユウキ・カグラザカは異世界人のマサユキを自由組合で保護しており、マサユキに冒険者になる事を勧めています。またリムルが自由組合を訪れており、ユウキ・カグラザカをジュラ・テンペスト連邦国の祭りに招待しています。世界征服を目論んでいるユウキ・カグラザカですが、祭りでは同じ弟子であるヒナタ・サカグチと楽しい時間を過ごしています。

ユウキ・カグラザカはシルトロッゾという国を訪れており、そこでヨハン・マリアベルと密談しています。また地下遺跡でリムルと配下に遭遇しており、マリアベルのスキルで強化されたユウキ・カグラザカはシオンを倒しています。その後、マリアベルを裏切ったユウキ・カグラザカは「強欲者」というスキルを奪っています。

ユウキ・カグラザカは部下たちとリムル・レオンを倒す計画を立てています。レオンはクロエに強い執着を抱いているため、クロエを利用してリムルと敵対させる事を考えています。また勇者・クロノアの肉体が封印されている聖棺を盗み出しています。

転スラの「戦争前夜編」でユウキ・カグラザカはギィ・クリムゾンと戦っていますが、手も足も出ずに敗北しています。この戦いでユウキ・カグラザカは聖人の力を開放していますが、ギィ・クリムゾンに格の違いを見せられています。

転スラの「帝国侵攻編」で、ユウキ・カグラザカは部下から「動きを監視されている」「ガドラを襲った犯人はダムラダ」という報告を受けています。そのためダムラダが東の帝国のスパイと疑うようになりました。

ダムラダを疑っていたユウキ・カグラザカですが、最終的には信じると決めて東の帝国との戦いに望んでいます。ですがダムラダは精神支配を受けていたため、他の仲間がダムラダに殺されてしまいます。更に皇帝・ルドラと戦いましたが、ルドラのスキルを受けて精神を支配されています。

ルドラに操られたユウキ・カグラザカはドワルゴンの東部防衛線に向かっており、そこで元部下であるラプラスを押し返す活躍を見せています。またラプラスはギリギリの所でディアブロに助けられています。

ユウキ・カグラザカは魔王・レオンの領地である黄金郷に侵攻しており、そこで精神支配を解除しています。また仲間も精神支配から解放されましたが、ジャヒルに肉体を乗っ取られたフットマンの攻撃を受けてしまいます。

ユウキ・カグラザカはリムルとの最後の戦いに望んでいます。ユウキ・カグラザカは「時間停止」でリムルを時空の果てに飛ばしましたが、リムルは「旅行者」のスキルで元の場所に戻り、動揺したユウキ・カグラザカを「虚数空間」に閉じ込めています。そして脱出不可能な虚数空間でユウキ・カグラザカは恩師であるシズの魂と再会しています。

スキル・黒幕説・死亡に関する情報を知った後は、アニメ「転生したらスライムだった件/転スラ」でユウキ・カグラザカの声を演じている声優を紹介していきます。ユウキ・カグラザカの声はとあるアニメで大ブレイクした声優が担当しているようです。

アニメ「転生したらスライムだった件/転スラ」でユウキ・カグラザカの声を演じたのは声優の花江夏樹です。花江夏樹は神奈川県出身で、2011年から声優活動を行っている人物です。学生時代に見ていたアニメが声優になったきっかけで、事務所にボイスサンプルを送った事で預かり所属になっています。2018年にはYouTubeにチャンネルを開設しており、2022年時点でチャンネル登録者が200万人を突破しています。

花江夏樹はアニメ「鬼滅の刃」で「竈門炭治郎」というキャラクターを演じています。竈門炭治郎は本作の主人公で、人喰い鬼と戦う鬼殺隊の隊員です。物語序盤に妹が鬼になったため、妹を人間に戻す方法を探しています。花江夏樹はその他にも、「四月は君の嘘」「東京喰種トーキョーグール」「食戟のソーマ」「ブラッククローバー」などのアニメでキャラクターの声を演じています。

声優・黒幕説・死亡に関する情報を知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したユウキ・カグラザカに関する感想を紹介していきます。ユウキ・カグラザカとリムルの戦いは人気エピソードのため、転スラファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した黒幕説・死亡に関する感想などもまとめていきます。

転スラに登場したユウキ・カグラザカは細身のイケメンキャラクターのため、読者・視聴者からかっこいいという感想が挙がっているようです。また笑顔の裏には野望を秘めているため、行動と思考のギャップが怖いという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、転スラのユウキ・カグラザカは「世界征服」という野望を持っています。そんなユウキ・カグラザカの中二病全開の野望が面白いという感想が挙がっているようです。また恩師であるシズの魂と再会したシーンが泣けるという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように、アニメ「転スラ」では花江夏樹がユウキ・カグラザカの声を演じています。そんな花江夏樹の演技が上手いという感想や、ユウキ・カグラザカのイメージに合っているという感想が挙がっているようです。またユウキ・カグラザカは物語終盤に活躍するキャラクターのため、早くアニメの続編を見たいという感想も挙がっているようです。

本記事では「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したユウキ・カグラザカの強さ・黒幕説・死亡に関する情報を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ユウキ・カグラザカは黒幕として暗躍していますが、作中では悲しい過去や死亡シーンも描かれているようです。そんなユウキ・カグラザカが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。