【鬼滅の刃】猗窩座（あかざ）の技の名前は花火が由来？術式展開・破壊殺を一覧で紹介

猗窩座はメガヒット漫画『鬼滅の刃』に登場する鬼の中ではトップクラスの人気を獲得していて、劇場版『無限列車編』のラスボスとして知られる強敵となっています。猗窩座はその強さや過去、生き方などもファンに注目されていて、鬼の中でもかなり高い人気を誇っています。ここでは花火が由来となっている猗窩座の技一覧や過去などを見ていく前に、『鬼滅の刃』や猗窩座の基本的な情報をまとめていきましょう。

『鬼滅の刃』は近年最もブレイクした作品であり、劇場版作品が空前の大ヒットを記録した作品となっています。数多くの個性的なキャラクターたちが絶賛されていて、世界中にファンを生み出しました。『鬼滅の刃』はアニメや劇場版はもちろん、ゲームやグッズなども大好評を博していて、メディアミックスが成功していることでも知られています。

『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴によって描かれる歴史ファンタジーであり、『週刊少年ジャンプ』で2016年から四年間連載されたメガヒット漫画です。特に有名なのは劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』で、日本国内での興行収入は403.2億円と歴代興行収入を更新するほどのメガヒットを記録したことです。このことで知名度を大きく伸ばし、コミックスの累計発行部数も1億5000万部を突破しています。

物語の序章を描く第一期アニメ『竈門炭治郎 立志編』が大ヒットしたことが本作がブレイクしたきっかけになっていて、その劇場版作品もメガヒットを記録しました。さらに2021年には劇場版の続編となる『鬼滅の刃 遊郭編』の放送も始まり、ますます注目度が高まっています。すでに原作コミックスも完結しているので、完結までのアニメ化もファンに注目されています。

竈門炭治郎は父親の跡を継いで、炭焼きを生業としていました。母親とともに多くの兄弟を育てていて、炭治郎は忙しくも幸せな日々を過ごしていました。しかし、炭治郎が家を空けたある日、家族が鬼に惨殺されてしまい、唯一生き残った妹・禰󠄀豆子も鬼になってしまいました。鬼になった禰󠄀豆子に炭治郎が襲われ、そこに居合わせた鬼殺隊の冨岡義勇に助けられました。

義勇は禰󠄀豆子を鬼として退治しようとしますが、炭治郎は殺さないように懇願しました。そして義勇は鬼になっても兄妹の絆が残っていることを確かめて、彼女が鬼を全滅させるきっかけになるかもしれないと感じます。義勇は禰󠄀豆子を見逃し、炭治郎に『殺鬼隊』に入ることを勧めてその場を去りました。炭治郎は禰󠄀豆子を人間に戻すために、鬼を倒すことを誓うのでした。

猗窩座（あかざ）のプロフィールを見ていきましょう。猗窩座（あかざ）は上弦の参であり、鬼になる前の名前は『狛治（はくじ）』であったことも明かされています。身長は173センチ、体重は74キロ、趣味は鍛錬と公表されています。作中最初に登場した上弦であり、青年の姿をした鬼となっています。鬼でありながらも肉弾戦を得意とし、鍛錬を欠かさずに強さを追及しています。

ここでは『鬼滅の刃』の猗窩座(あかざ)が使う技名の由来が花火ということや雪の結晶の理由なども見ていきましょう。動きやエフェクトなどすべての技が人間だったころの花火に関する思い出が由来になっていると言われてて、技名なども花火が由来となっていることでも知られています。なぜ花火が由来になっているかは花火に関するある思い出が関係していて、花火の名前を由来にするほどに花火は重要な要素となっています。

猗窩座(あかざ)が使う技の考察①は『技名の由来が花火になっている理由』です。花火は猗窩座が人間だったころの記憶が由来となっていて、彼の恋人である恋雪との花火に関する思い出が関係しています。病弱だった恋人・恋雪と花火を見る約束をしていながら、最後まで花火を見るという願いが叶わなかったことが彼の心に深い傷を残していると考えられています。

彼にとっては『花火』は恋人との日々を象徴するものであったと見られています。花火は未来の象徴であり猗窩座の大切な思い出そのものでした。猗窩座は花火の名前を技名につけるほどに彼女のことを大切に思っていて、鬼になってもなお花火の約束を果たせなかったことを無意識に後悔しています。

花火は自分が誰よりも強くなると決めることになった決意の象徴になっていて、鬼になっても鍛錬を続ける強固な精神力を持った鬼になりました。技名に花火をつけるほどなので猗窩座の気持ちは本物だったということであり、この花火への思いが最後の戦いにも影響していきます。

猗窩座(あかざ)が使う技の考察②は『術式展開が雪の結晶の理由』です。猗窩座の技名に花火が関わっていましたが、術式展開は雪の結晶の形をしていました。術式展開の模様にも意味があり、これも恋人であった恋雪が愛用していた『髪飾りの模様』であることが判明しています。術式展開は戦う上でも重要な技で自分を強くしてくれる技でもあります。

そうした技に恋人の物を象徴する雪の結晶が関わってくることは鬼になっても彼女への想いを忘れていないことを表しています。強い想いが猗窩座が使う技には隠されていて、本人も無意識のうちに人間だったころの記憶が影響してしまっています。花火や雪の結晶など記憶がなくなっているのも関わらず、技の由来になっていることで彼にとっては花火や雪の結晶が重要な要素であることがわかります。

ここでは『鬼滅の刃』の猗窩座の術式展開・破壊殺の技一覧などを見ていきましょう。花火は由来になっている猗窩座の術式展開や破壊殺の技は多くのファンに人気が高く、かなり強力な技も数多く見せていました。煉獄や富岡義勇、炭次郎などとの戦いではその強さを見せつけて、上弦の鬼としての存在感をファンに刻み込みました。そのため花火が由来になっている猗窩座の術式展開・破壊殺の技一覧なども注目されています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧①は『破壊殺・羅針』です。この技は猗窩座が戦闘を開始するときに使用する技であり、相手の『闘気』を感知することによって相手の動きを読み取ることが可能になります。生きている者であればどんなものでも纏っていると猗窩座は語っていて、鬼殺隊の隊士や柱達のような強い闘気であれば手に取るように察知することができます。

この術式展開をすると猗窩座の攻撃が当たりやすくなって、さらに相手の動きを察知し防御もしやすくなるという攻防一体の技となっています。足元には雪の結晶が出現するなど視覚的に美しい技と評されています。この技は花火に関係なく、雪の結晶がかつての恋人に関係していました。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧②は『破壊殺・空式』です。破壊殺・空式は宙に浮いた状態で放つ衝撃波となっています。拳から衝撃波を出すことで距離のある相手にも攻撃することが可能で、中距離用と長距離用の二種類の技を分けて使用することもできます。

拳から衝撃波を出せるほどの拳圧は猗窩座の鍛錬の成果であり、かなり強いパワーを見せていました。この技に関しては技名などは花火とは関係ないと考えられています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧③は『破壊殺・乱式』です。破壊殺・乱式は至近距離で拳を乱打する技であり、その手数と威力は並みの人間であれば瞬殺されてしまうほどです。スピードと強力な威力を誇る『炎の呼吸』を使用する煉獄の技と互角に戦うほどの技です。ただの突きを血気術で極限にまで強化した技としてかなりの強さを誇る技となっています。この技の名前は花火とは関係ない名前です。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧④は『破壊殺・滅式』です。破壊殺・滅式は超高速のスピードで一直線に相手に一突きに向かっていく単純な突き技となっています。煉獄の最強の技『炎の呼吸 玖ノ型 煉獄』に対抗して使用した技であり、結果的に『炎の呼吸 玖ノ型 煉獄』を破るほどの威力を見せています。

術式展開・破壊殺『羅針』とのコンボで使用する技で、感知した相手の急所へと突進する必殺技です。この技も花火とは特に関係のない技名となっています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧⑤は『破壊殺・脚式 冠先割』です。破壊殺・脚式冠先割は後ろにいる相手を蹴り上げる後ろ蹴りであり、かすっただけでも大ダメージを与えることができるほどの技です。掠っただけでも炭治郎はかなりのダメージを食らってしまい、単純な蹴り技とは言えないほどの強さを見せています。ただの蹴りを血鬼術によって強化していると考えられています。

冠先割は花火をモチーフにした技です。「冠」（かむろ）とは光を放っている時間が長く、尾を引いて落ちていく花火の名称を指していて花火の種類の一つです。「先割」も花火の業界でも知られている用語で、花火の消え際の変化を指す言葉です。この二つの花火用語を合わせた技となっています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧⑥は『破壊殺・脚式 流閃群光』です。破壊殺・脚式流閃群光は連続の乱れ蹴りの攻撃であり、食らった相手ははるか遠くまで吹き飛ばされてしまうほどの威力を見せています。これを受けた義勇は戻って来るまでに相当な時間がかかっていたために、その威力のすさまじさが分かります。

流閃群光も花火をモチーフにしています。花火の中で複数が一斉に鳴るものは「万雷」と呼ばれています。さらに「閃光万雷」は短い時間で何度も光を放つ花火を指しています。「群光」は小さい落下傘のような花火がたくさん開く花火のことで一般的に想像する打ち上げ花火がこれに相当します。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧⑦は『破壊殺・脚式 飛遊星千輪』です。破壊殺・脚式飛遊星千輪は近距離からの連続の蹴り上げの技であり、流れるように繰り出す蹴り技となっています。蹴りだした攻撃の威力は一発一発が必殺技クラスの威力を誇ります。この技を普通の人が食らってしまえば一撃で上半身が吹っ飛ぶほどの威力だとも言われています。

飛遊星千輪も花火をモチーフにしています。「飛遊星」はパッと開いた後に虫のように不規則に閃光が伸びていく独特な火花で、あまり見ることがない火花です。「千輪菊」は大きな花火が散った後に小さな火花が複数閃光するのが特徴的な花火です。この二つの火花を合わせた技名になっています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧⑧は『破壊殺・砕式 万葉閃柳』です。破壊殺・砕式万葉閃柳は上から下にかけての殴り込む単純な技ですが、上下左右がめちゃくちゃになった空間でもその威力は恐ろしいほどの威力を誇ります。土壁の広範囲に亀裂が入るほどの威力を見せていて、どんな体勢でも最高の威力を発揮するほどの鍛錬の成果が遺憾なく発揮されている技となっています。

万葉閃柳も花火をモチーフにしています。この技名についている「柳」は花火の中でも重要な要素であり、花火の散り際を指しています。花火の散り際は重要な要素となっていて、花火はこの柳の美しさが見どころの一つと言われるほどです。「万葉」というのは数の多さを表していると見られていて、複数の柳に放射状の攻撃ということを表現していると考えられています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧⑨は『破壊殺・鬼芯八重芯』です。破壊殺・鬼芯八重芯は左右4発ずつ、合計8発のパンチを放つ技です。パンチはそのスピードのために斬撃に変わり、その攻撃範囲は広範囲のため近づくことすら不可能となっています。猗窩座の多くの技の中でも鍛錬を積んで血鬼術を融合させた技としては最高峰の技の一つとして使用されています。

鬼芯八重芯も花火をモチーフにしています。「菊花火」という複数の火花が重なり合う花火があり、これをさらに複数重ね合わせたものを「八重芯」と言います。こうした花火用語から取られた技名であり、「鬼芯」というのは鬼が放つ技であるからと考えられています。この技も花火用語から名づけられて、技自体も花火と同じように二つの炎が花火のように円を描いている技となっています。

猗窩座(あかざ)の術式展開・破壊殺の技名一覧⑩は『終式・青銀乱残光』です。終式・青銀乱残光は全方位からの同時の乱れうち100発を繰り出す技という猗窩座の最終奥義となっています。義勇の奥義『凪』を持ってしても防御しきることが不可能なほどの手数を見せました。『終式』というだけあって最終奥義として最強の威力を誇っていて、破壊力、範囲ともに異次元とも言える必殺技となっています。

青銀乱残光も花火をモチーフにしています。「青銀乱」はいちばん外側の部分から閃光の色が変化していく花火で、青色から銀色に色を変えながら消えていく花火となっています。さらに残光は花火の要素の一つであり、花火の光の余韻が残る現象をさしています。この二つの花火用語を合わせた技名で、花火が散るような技でもありました。

劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』ではどの技を使っていたのかもまとめていきましょう。炎柱として圧倒的な実力を持っていた煉獄杏寿郎を瀕死にまで追い込んだ猗窩座は術式展開『破壊殺・羅針』を始め、圧倒的な体術で煉獄を追い詰めていきました。そして『破壊殺・空式』と『破壊殺・滅式』を使い、煉獄に勝利を収めると闇に消えてしまいました。この時使用した技は柱でも殺せるほどの威力を誇っています。

ここでは『鬼滅の刃』の猗窩座の過去をネタバレ紹介していきましょう。猗窩座の過去はこれまでの鬼の中でも壮絶な過去があり、上限の鬼にまでなるまでには多くの悲しみを乗り越えたことが明かされています。『鬼滅の刃』の中では鬼たちはそれぞれが複雑な過去を抱えていますが、猗窩座の過去は彼らの中でもダントツに悲しいとファンに言われていて注目されています。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ①は『人間だった頃の名前は狛治』です。猗窩座が人間だったのは江戸時代でした。その頃は狛治(はくじ)と名乗っていて、病を抱えた父と暮らしながら貧乏暮らしをしている青年でした。しかし、父親は一向によくならず薬代もなくなっていき、何とか薬代を稼ごうとして狛治は盗みを働くようになっていきました。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ②は『父親の死』です。盗みを働き捕まると当時の風習で罪人の腕には刺青が入れられていきます。そして、狛治が六本目の入れ墨をいれたときに、父親は自分のために罪を重ねることに耐えられなくなり「迷惑をかけた」という遺言をして自死してしまいます。このことがきっかけとなって狛治はすさんだ人生を歩むようになります。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ③は『慶蔵との出会い』です。父親を失った狛治は自暴自棄になり、暴れまわっていました。そんなとき道場を営んでいる慶蔵(けいぞう)に出会い、人生が一変します。狛治は大人7人がかりでも抑えきれないほどの戦闘力を持っていましたが、慶蔵と手合わせするとあっさりと倒されてしまいます。その場で意識を失い、その後、慶蔵の道場で目を覚ますことになるのでした。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ④は『恋雪との出会い』です。慶蔵は狛治の強さを見込んで道場で暮らすことになり、自分の娘である恋雪を紹介することになりました。慶蔵は恋雪は病弱であり、面倒をみてほしいと懇願しました。こうして狛治は慶蔵の門下生となって稽古をしながら、恋雪の看病をするようになります。すると自分の荒んだ心が救われていくような感覚を感じ始めていきました。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ⑤は『道場の後継ぎになってくれと言われる』です。狛治が恋雪の看病しながら道場にお世話になってから3年の月日が流れていました。狛治は慶蔵から自分の道場を継いでほしいとまで頼まれるようになり、狛治と恋雪の関係性にも変化が訪れていました。そして、このことが狛治にとっては大きな転機になります。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ⑥は『結婚の約束』です。そのころになると恋雪が自分のことを好いていたこと分かり始めて二人は恋仲になります。狛治は恋雪からのプロポーズを受けて、彼女と結婚することを決めました。恋雪と慶蔵を一生をかけて守ると誓っていて、狛治にとっては人生最高の時期でした。二人は恋雪が元気になったら花火を見に行くと約束しました。

この花火の約束は狛治にとっても大きな約束であり、花火に行く時を楽しみにしていました。しかし、花火の約束が実現することはありませんでした。狛治をある悲劇が襲います。そしてそのことが鬼になるきっかけとなってしまいました。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ⑦は『慶蔵と恋雪は毒殺される』です。悲劇は恋雪のプロポーズから数日後のある日におきました。狛治は墓参りのため出かけて道場を開けた隙を狙われて、恋雪と慶蔵が殺されてしまいます。犯人は道場の隣にある剣術道場の人間であり、慶蔵が立派に出世したことへの嫉妬のために毒を盛ったということが明らかになり、狛治は怒り狂います。

猗窩座(あかざ)の過去をネタバレ⑧は『狛治の復讐』です。自分がいない間に殺されてしまい、守ると誓ったことを破ったと自分を責めました。2人の遺体を見るや否や、すぐに隣の剣術道場へ向かいその場にいたすべての人間を殺しました。素手でひたすら殺していく姿は噂となり、たちまち町中にうわさが広がりました。そんなうわさを聞きつけて彼の前に現れたのが鬼舞辻無惨でした。

当時無惨は自分の血を与えて鬼にすることを繰り返していました。優秀な鬼の部隊を作ろうとしていたので、これほどの戦闘力を持っている狛治に目を付けた無惨は彼に自らの血を与えました。そして、狛治は新たな鬼である『猗窩座』として上弦の鬼になるほどの強さを手に入れていくのでした。

ここからは『鬼滅の刃』の猗窩座の死亡シーンや最後をネタバレ紹介してきましょう。猗窩座の死亡シーンや最後は多くのファンが涙したことでも知られていて、最終盤の名シーンとして注目されています。煉獄を殺した猗窩座は炭次郎にとっては最も戦いたい相手でもあり、その戦いは作中でも最高峰のものになりました。そして意外な決着のつき方に多くのファンが悲しみの声を上げています。

猗窩座(あかざ)の死亡シーンや最後をネタバレ①は『義勇と炭治郎との戦い』です。柱やかまぼこ隊、他の鬼殺隊隊士達は鳴女（なきめ）の血鬼術によって無限城へ転送されて上弦の鬼との戦いを余儀なくされていました。それぞれが散り散りに転送されてしまったために、炭治郎は義勇と二人で上弦の鬼との戦いをしなければならなくなってしまいました。そこに現れた上弦の鬼こそが猗窩座だったのです。

猗窩座は強者が好きであるため水柱の義勇の強さを喜びます。また無限列車のころにはまだ実力が足りなかった炭治郎が格段に強くなったことにも喜びを感じますが、それと同時に2人の言動に不快感も感じていることを示唆します。弱者を蔑む態度を取る猗窩座に炭治郎が『強いものは弱いものを助けるもの』という考えをぶつけたからです。

猗窩座(あかざ)の死亡シーンや最後をネタバレ②は『炭治郎に頸を斬られる』です。炭治郎と義勇の2人で相手をしても猗窩座はかなりの強敵でした。上弦にもなると体の再生速度が速いために攻撃しても、回復されてしまいます。徐々に体力なくなっていき、体も傷だらけになってしまう人間の義勇と炭治郎ではかなり不利な相手でした。そんな中で炭治郎の脳裏には煉獄と猗窩座の闘いが浮かんでいました。

その時、猗窩座が『闘気』を感知して闘っていると感じていた炭治郎はその闘気を利用して『透き通る世界』に入ります。その極致では猗窩座の動きを読み取ることとができ、これまで攻撃を避けられ続けた猗窩座の頸を斬ることに成功しました。この一撃は猗窩座に大きなダメージを与え、ついに猗窩座の全力を引き出すことになります。

猗窩座(あかざ)の死亡シーンや最後をネタバレ③は『頸の弱点を克服する』です。炭治郎にダメージを与えられたために、猗窩座は大技を連発して炭治郎を追い詰めます。しかし、『透き通る世界』に入った炭治郎は猗窩座の頸を斬り落とし、猗窩座は『至高の領域、無我の境地』という自らが求めた境地に炭治郎が到達したことを直感します。そして自分も負けていられないと最後のあがきを見せます。

落ちていく頸を繋げようとするほどの執念が弱点である頸の切断を克服させてしまいます。この執念は猗窩座を別の何かに変化させていき、戦いだけを求める鬼となり暴走を始めました。

猗窩座(あかざ)の死亡シーンや最後をネタバレ④は『過去を思い出す猗窩座』です。暴走した猗窩座を止めたのは精神世界に現れたある女性でした。その女性は『もうやめて狛治（はくじ）さん』と腕をつかんで静止しました。その女性こそ猗窩座が生前に愛した女性・恋雪だったのです。炭治郎の言動で猗窩座の脳裏には生前の自分が浮かんでいて、この女性のために猗窩座は鬼になってしまったという経緯がありました。

猗窩座(あかざ)の死亡シーンや最後をネタバレ⑤は『最後は自害した？』です。恋雪と会ったことで猗窩座は鬼になってから忘れてしまっていたすべてを思い出して、鬼になり弱い自分になってしまった自分を殺すため自爆を試みました。猗窩座が殺したかったのは『弱い自分』であり、鬼になることで悲しみから逃げようとした自分だったのです。

自爆する前の最後の表情は炭治郎に感謝の気持ちを表し、薄く微笑んだ表情でした。猗窩座の気持ちをにおいとして炭治郎は感じとり、これまでの猗窩座に対する恨みを浄化させていきました。父親や師範にうまく生きていくことができなかったことを謝りながら自爆していく猗窩座に対して、父親も師範も許しの表情を浮かべるのでした。

ここでは『鬼滅の刃』のアニメ声優を見ていきましょう。アニメ『鬼滅の刃』はアニメ声優なども絶賛されている作品であり、主人公などの声優はアニメ界で大ブレイクを果たしています。猗窩座のアニメ声優も絶賛されていて、その配役が多くのアニメファンを喜ばせたことでも知られています。『鬼滅の刃』のアニメ声優に起用されたのは石田彰であり、声優界でもトップクラスの人気声優が起用されています。

石田彰は1967年11月2日生まれの声優であり、俳優としても活躍しています。愛知県日進市出身でピアレスガーベラに所属しています。トップクラスの人気を獲得している男性声優であり、数多くの人気キャラクターの声優を務めていることでも知られています。日本大学藝術学部演劇学科在学中に声優を志すようになり、マウスプロモーション付属俳優養成所で声優としての基礎を確立します。

2007年には『第1回声優アワード』では『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のアスラン・ザラ役でサブキャラクター賞男優部門を受賞していて、名実ともにトップ声優となりました。爽やかなイケメンを演じることに定評があり、彼をきっかけに声優のファンになったという女性も少なくないほどの絶大な人気を獲得しています。

石田彰の主な出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。石田彰は1990年の『機動警察パトレイバー』でデビューすると『スレイヤーズ シリーズ』のゼロスや『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル、『テニスの王子様』の観月はじめなどで人気を獲得します。その後『FF：U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜』の雲や『最遊記シリーズ』の猪八戒、『機動戦士ガンダムSEED』のアスランでカリスマ的な声優になります。

人気声優になった後も『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』のアポロンや『SAMURAI DEEPER KYO』の猿飛サスケ、『七人のナナ』の神近優一、『スパイラル －推理の絆－』のアイズ・ラザフォードなどの人気キャラを担当。近年でも『Dr.STONE』の氷月や『キミとフィットボクシング』のヒロ、『デジモンゴーストゲーム』の東御手洗清司郎などを演じています。

ここでは『鬼滅の刃』の猗窩座に関するネット上の感想や評価などを紹介してきました。『鬼滅の刃』の猗窩座は圧倒的な人気を獲得していて、ネット上でも高い人気を獲得しています。猗窩座はその強さや花火のエピソードが多くのファンを魅了していて、劇場版『無限列車編』で強い印象を残したのでファンにも人気を誇る敵キャラクターです。そのため『鬼滅の刃』の猗窩座に関する感想や評価はネット上でも数多くの感想が集まっています。

『猗窩座』は人気が高いキャラであることでも知られていて、その強さや生き様などもファンに絶賛されています。メガヒットを記録した劇場版でも重要なキャラクターなので、多くのファンを生み出しました。ネット上には『鬼の中では猗窩座が一番好きよ』という声や『上弦参・猗窩座は、まじで好き』という声、『鬼滅の刃のキャラだと猗窩座が一番好きです！』という声が挙がっています。

劇場版『鬼滅の刃』で『猗窩座』の声優もファンには好評を博しています。劇場版作品は圧倒的な人気を獲得していて、その中でも声優陣には絶賛の声が集まっています。ネット上には『上弦の参猗窩座登場。声優は石田さんということで、最高ですね』という声や『作画も良きだ猗窩座の声優は最高の方でした。 全部が良き』という声、『猗窩座の声僕の好きな声優で最高だった』という声が挙がっています。

悲しき過去にも多くのファンの同情の声が集まっています。ネット上には『鬼だけど人間くささがいいし過去の悲しい出来事とか含めて魅力的なキャラだと思うよ』という声や『猗窩座が 人間だった頃、大切な人を守れず 死なせてしまったという悲しい過去が描かれているのつらいな』という声、『猗窩座もね悲しい過去があるわけで。彼の過去を知ったら100%は憎めないのですよ』という声が挙がっています。

猗窩座の花火に関するエピソードも好評を博しています。花火を技名に多用するほど花火に思い入れがあった猗窩座の想いにファンも涙しています。ネット上には『例え、鬼になって記憶を失っても毎年何となく花火を眺める猗窩座がいたらいいな』という声や『技名に花火の名前つけたりするって花火は彼にとってかなり大事なんだね』という声、『猗窩座の技は花火の名前が使われてる所がきゅんとするんです』という声が挙がっています。

今回はメガヒット漫画『鬼滅の刃』の猗窩座の基本情報や技の由来は花火、必殺技一覧、猗窩座の過去、猗窩座の最後、アニメ版の声優、ネット上の感想などを紹介してきました。猗窩座は鬼の中でもトップクラスの人気を獲得していて、アニメ版の声優などもファンに絶賛されたことでも知られています。猗窩座の技の由来などにも過去が関係しているなど、そのエピソードなどにも注目が集まっています。

メガヒット漫画『鬼滅の刃』の猗窩座は圧倒的な人気を獲得していて、その悲しき過去も絶賛されています。技名はこうした過去が由来となっていて、こうした由来にも注目が集まっています。今回紹介した猗窩座のアニメ声優や過去、技名一覧などにも注目して、メガヒット『鬼滅の刃』をお楽しみください。