【鬼滅の刃】アカザ(猗窩座)の死亡シーンを考察!最後は過去を思い出し消滅?

鬼と人間との戦いを描いた『鬼滅の刃』には、アカザ(猗窩座)という鬼が登場します。アカザ(猗窩座)は十二鬼月の中でも3番目に強い上弦の参で、炎柱の煉獄杏寿郎をも殺してしまうほどの強さを持つキャラクターです。しかし無限城でついに炭治郎と冨岡によって倒され、死亡してしまいます。この記事では、『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)の最後や死亡シーンなどを紹介します。また鬼になった理由や恋人の恋雪など過去に関する情報もまとめています。

【鬼滅の刃】アカザ(猗窩座)の死亡シーンを考察!最後は過去を思い出し消滅?のイメージ

目次

  1. 鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)とは?
  2. 鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の死亡シーン・最後
  3. 鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の漢字の意味
  4. 鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の技や強さ
  5. 鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)に関する感想や評価
  6. 鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の死亡シーンまとめ

鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)とは?

鬼滅の刃の作品情報

アカザ(猗窩座)は『鬼滅の刃』のキャラクターです。『鬼滅の刃』では主人公の敵として登場します。ここでは、アカザ(猗窩座)が鬼になった理由や最後について紹介する前に、まずは『鬼滅の刃』がどういった作品なのかを紹介します。

鬼滅の刃の概要

『鬼滅の刃』は、人間を食べて力をつける鬼が登場する伝奇ロマンです。バトルアクション要素もある人気漫画です。残酷なシーンなどがあるものの、グロテスクな描写は抑えられているので比較的小学生でも読みやすいように描かれています。作者は吾峠呼世晴で、『鬼滅の刃』が初めての連載作品となります。

鬼滅の刃のあらすじ

『鬼滅の刃』の主人公の竈門炭治郎は、炭焼小屋の息子として生まれました。ある冬、炭治郎はたった1日で妹の禰豆子以外の家族を失ってしまいます。瀕死の禰豆子を抱えて医師の元へ向かおうとしましたが、禰豆子の様子がおかしくなり炭治郎を襲います。そこに現れた鬼殺隊の冨岡義勇は家族を殺した鬼によって、禰豆子が鬼にされたのだ炭治郎に告げました。

アカザ(猗窩座)のプロフィール

アカザ(猗窩座)は鬼舞辻無惨が率いる鬼の中でも精鋭の十二鬼月の上弦の参です。鬼舞辻無惨に対してはとても従順です。鬼舞辻無惨も忠実で真面目なアカザ(猗窩座)を気に入っているようです。人を食うことよりも鍛錬をする時間を優先するほど強さを求めている鬼です。

外見はピンクの短髪で、血色のない肌に何本も青い線が体中に入っています。まつ毛が長いのが特徴的です。他の鬼とは違って武器を使わず拳で戦います。強さにこだわっており、逆に弱い者に対しては存在価値のない邪魔者扱いをすることがあるほど嫌っています。

アカザ(猗窩座)の人間の時の名前

アカザ(猗窩座)が人間だった頃の名前は、狛治といいます。狛犬の「狛」が入っていることから、かつての師である慶蔵からは「何か守るものが無いと駄目なんだよ」と言われていました。

アカザ(猗窩座)の過去や鬼になった理由

アカザ(猗窩座)が鬼になったのには理由がありました。鬼の中には、大したの理由もなく自ら望んで鬼になる者もいます。しかし、アカザ(猗窩座)が鬼になった理由ははっきりとしており、そのエピソードは『鬼滅の刃』の154話から155話にかけて描かれました。

過去①病気の父の死

アカザ(猗窩座)もとい狛治は、病気の父がいました。まだ子供だった狛治は献身的に父の世話をしていましたが、働く術を知らず人から金を盗んで薬を買おうとしていました。これにより狛治は何度も奉行所に捕まり、罰と罪人の印の入れ墨を入れられました。ようやく解放されて家に帰ると、父が首を吊って死んでいました。父は自分のせいで息子が罪人となることに耐えきれなかったのです。

過去②慶蔵との出会い

父が亡くなり、江戸を追い出された狛治はやけくそになって道端で暴れていました。そこに現れたのが慶蔵です。慶蔵は子供が殺されそうだと聞いて助けに来たのですが、実際に現場に行ってみると逆に子供の狛治が大人たちを伸しているのを見て驚きました。

やけくそになっていた狛治は慶蔵にも襲いかかりましたが、武道を極めていた慶蔵には全く敵いませんでした。慶蔵にボコボコにされた狛治は素流道場の門下生として誘われ、そのまま引き取られることになりました。

過去③恋雪との恋

素流道場で門下生となった狛治は、稽古をしながら慶蔵の娘である恋雪の看病をしていました。恋雪は昔から体が弱く、以前は母親が看病をしていましたが、看病疲れで入水自殺してしまいました。慶蔵は仕事に行かなければならないので、恋雪の看病ができなかったのです。狛治は小さい頃から父の看病をしていたので、こういうことには慣れていました。

ただ恋雪につきっきりで看病していたので、狛治の遊ぶ時間や稽古する時間はほとんどありませんでした。しかし狛治は特にそのことを気にしていませんでした。なぜなら、もっとも辛いのは体の弱い恋雪だと思っていたからです。

過去④慶蔵と恋雪の死

狛治が献身的に恋雪を支えて3年が経ち、恋雪は16歳、狛治は18歳になりました。ある時慶蔵に呼ばれ、道場を継いでほしいという話をされました。その時に恋雪が狛治のことを好いているということも伝えられます。恋雪はずっと自分を支えてくれる狛治に惚れていました。恋雪は病弱だったために、これまで誰にも恋雪の未来は見えていませんでした。

母も恋雪がもうまもなく死んでしまうと思い、娘の死ぬ姿を見たくなくて自殺していました。慶蔵もまた恋雪は長く生きることができないだろうと思っていました。しかし狛治だけが恋雪の未来の話をしてくれたのです。それは花火大会の話をしている時のことです。狛治はもし今日花火を見られなくても、来年・再来年見に行けばいいと言いました。そんな何気ない会話で勇気づけられ、恋雪は狛治に惚れました。

狛治と恋雪は婚約することになり、狛治は絶対に恋雪と慶蔵を守っていこうと思いました。しかしこの後、恋雪と慶蔵が死亡してしまいます。死亡した理由は、毒の入った水を飲んでしまったからでした。因縁があった剣術道場の跡取り息子が素流道場の井戸に毒を入れたのです。これに激怒した狛治は剣術道場にいる67人を素手で殺害しました。

人間技では到底できない殺人に、巷では鬼が出たという噂が流れるようになりました。無惨はこの噂を聞きつけ、狛治と出会います。無惨は狛治に血を分け与え、鬼にしました。このような理由があり、狛治は鬼となったのです。鬼になってからは記憶を無くしてしまい、本能的に強さを求めるようになりました。

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鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の死亡シーン・最後

死亡シーン①炭治郎が頸を斬る

アカザ(猗窩座)の死亡のシーンが描かれたのは152話からです。152話の最後では炭治郎が透き通る世界を見る事ができるようになり、「ヒノカミ神楽 斜陽転身」でアカザ(猗窩座)の頸を斬ることができました。しかし153話ではすぐに死亡せず、離れそうになった頸を自力で繋ごうとします。それを見た冨岡が刀を投げると、それがアカザ(猗窩座)の額に刺さり、頭は飛んでいきました。

死亡シーン②思い出した過去

頸を斬られたアカザ(猗窩座)でしたが、離れた頭はすぐに塵になりました。しかしそれでも死亡せず体の方はまだ動いていました。頸の断面は修復しかけており、アカザ(猗窩座)は無惨と同様に頸の弱点を克服しようとしていたのです。その時、頸が無い状態で戦うアカザ(猗窩座)を精神世界の中で止める人物がいました。それが恋雪です。恋雪の言葉を聞いたアカザ(猗窩座)は自分が鬼になった理由や過去を思い出します。

死亡シーン③恋雪たちとの再会

アカザ(猗窩座)は鬼になった理由や過去を思い出しても戦うのをやめませんでした。しかし炭治郎の拳を受けて、自分自身が殺したいほど嫌う弱い者であることに気づきます。こうしてアカザ(猗窩座)は最後、自分の負けを潔く認め、再生し続ける自分の体を自分で攻撃しました。

精神世界の中ではそんなアカザ(猗窩座)を再び無惨は支配しようとしますが、それを恋雪達が止めて最後には地獄へと行きました。アカザ(猗窩座)は炭治郎や冨岡に倒されたのではなく、最後はほぼ自殺のような形で死亡しました。

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鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の漢字の意味

漢字の意味①猗

アカザ(猗窩座)の漢字には意味があるといわれています。「猗」という漢字には、人間の時の名前から「去勢された犬」という意味を持つのではないかといわれています。本来は鬼のような邪悪なものを払う役割を持つ狛犬が、鬼と化してしまったことを意味していると考察されています。

漢字の意味②窩

アカザ(猗窩座)の「窩」には「すみか」という意味があるといわれています。これを踏まえてアカザ(猗窩座)の漢字の意味をつなげると、かつて狛犬だったものが邪悪に染まり、すみかで本来の働きをしなくなったものという意味合いを持つようになります。つまり鬼になってから使っている「猗窩座」という名前は、アカザ(猗窩座)の人生そのものを表している名前なのです。

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鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の技や強さ

技や強さ①羅針

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)の使う技には「羅針」という技があります。これは自分の足元を軸に雪の結晶の形をした陣が出現し、相手の動きを読む術です。アカザ(猗窩座)は相手の闘気を感じ取って、攻撃をしたり避けたりしています。『鬼滅の刃』で初めて出した技で、主に戦いの始めに展開します。

技や強さ②空式

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「空式」という技があります。これは空気に拳を当てることで、間合いに入っていない中距離から相手に攻撃を与える事ができる技です。『鬼滅の刃』では煉獄との戦いでこの技を使いました。

技や強さ③乱式

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「乱式」という技があります。これは拳を連打する技で、間合いに入らず中距離でも攻撃を与えることができます。『鬼滅の刃』では煉獄や冨岡との戦いで使われた技ですが、どちらも剣技で防がれました。

技や強さ④脚式・冠先割

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「脚式・冠先割」という技があります。これは足を振り上げて相手を蹴り上げる技です。『鬼滅の刃』では炭治郎がこの技を受けましたが、わずかにかすっただけで鼻血が出るほどの威力がありました。

技や強さ⑤脚式・流閃群光

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「脚式・流閃群光」という技があります。これは連続して相手を蹴る技で、相手は遠くまで吹き飛ぶほどの強さを持っています。『鬼滅の刃』では、咄嗟に受け身を取っていた冨岡でも吹き飛ばされてしまいました。

技や強さ⑥脚式・飛遊星千輪

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「脚式・飛遊星千輪」という技があります。この技は下から一気に間合いを詰めて蹴り上げる技です。『鬼滅の刃』で炭治郎は下から攻撃が来ると察知していたものの避けきれませんでした。

技や強さ⑦砕式・万葉閃柳

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「砕式・万葉閃柳」という技があります。この技は大きく拳を振り下ろす技で、『鬼滅の刃』では地面を叩き割るほどの強さをもっていました。

技や強さ⑧砕式・鬼芯八重芯

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「鬼芯八重芯」という技があります。これは相手の間合いに入り、両手で計8発の拳を打つ技です。『鬼滅の刃』では炭治郎がこの技を受け、ヒノカミ神楽でなんとか防ぎましたがビリビリと痺れを感じるほどの威力がありました。

技や強さ⑨滅式

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「滅式」という技があります。拳をまっすぐ打ち、相手を貫くほどの威力がある技です。『鬼滅の刃』では煉獄がこの技を受けて致命傷を負い、死亡してしまいました。

技や強さ⑩終式・青銀乱残光

『鬼滅の刃』のアカザ(猗窩座)が使う技には「終式・青銀乱残光」という技があります。これは一度に百発もの乱れ打ちをする技です。『鬼滅の刃』では冨岡がこの技を受けましたが、凪でもすべての攻撃を回避することはできませんでした。

アカザ(猗窩座)の強さはどれくらい?

アカザ(猗窩座)の強さは相当なもので、相当な強さをもつ煉獄でもアカザ'(猗窩座)との戦いで死亡してしまいました。柱である冨岡と炭治郎の2人が相手をしても追い詰めることすら難しく、炭治郎が透き通る世界を見ることができなかったら2人は死亡していた可能性もあります。

また、アカザ(猗窩座)は鬼達が最も好む女を食らっていませんでした。さらには人間を食うよりも鍛錬を優先する人物です。単純に女をたくさん食えば強くなれるのですが、そうはせずにほぼ実力で上弦の参という地位を守り続けていた実力があります。

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鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)に関する感想や評価

『鬼滅の刃』の読者によるアカザ(猗窩座)の評価は賛否両論です。『鬼滅の刃』で炭治郎達と戦っている時に鬼になった理由を思い出し、最後には潔く負けを認めて自ら死亡するシーンを見てアカザ(猗窩座)を好きになったという方もいました。

決戦の最後、自分で自分を攻撃する前にアカザ(猗窩座)が炭治郎に微笑むシーンがありました。このシーンを読むと涙が出てくるという方もいました。アカザ(猗窩座)のやりきれない気持ちが表情に表れているようでした。

『鬼滅の刃』の無限列車編までしか読んでいないという方の中には、アカザ(猗窩座)は許せないという声もありました。ただ、過去回想まで読んだ方の中にはアカザ(猗窩座)は鬼になった理由が悲しすぎるため、思わず同情してしまったという方もいました。その他にも、煉獄のことは好きだけどアカザ(猗窩座)を責めることはできないと複雑な想いを抱いている方が多いようです。

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鬼滅の刃のアカザ(猗窩座)の死亡シーンまとめ

アカザ(猗窩座)の死亡シーンでは悲惨な過去が判明し、多くの読者が涙していました。過去では恋雪と慶蔵が死亡してしまったことで、強さを求めるだけの鬼となってしまいました。そんなアカザ(猗窩座)は最後、自分で自分を攻撃して肉体を破壊しました。自害にも近いような最後でした。アカザ(猗窩座)の死亡シーンは『鬼滅の刃』の152話から157話で描かれているので、ぜひ読んでみてください。

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